四国その1




徳島香川県道1号徳島引田線 初めて四国の道路地図を見渡してワクワクしたのはここだったな、なんだこの道路の線形はと(全国版は略してる)。近くに海があるし、方向感覚はまあまあある方と思ってるけどこの曲がりくねった区間走ってると自信無くなりますね。何年ぶりかはわからないけど久しぶりに国道11号線から大坂峠の展望台までの往復で県道を楽しんできました。こんな道筋なんで古い道路なんだろうけどもそこそこ交通量あるし、整備されてます。当然ながら走りやすい道路ばかり作られる世の中、トンネルではなくこの道筋、ボクはいつかこの峠道にブームが訪れると思ってますからね。峠はちょっとした切通し、展望はここからすぐの展望台へ(大坂峠園地)。駐車場から階段を上って初めて景色が広がるここ、素晴らしいです。
 この県道のなかなかやるなと思ったところにやたら立派な側壁と言うのがあります。下の写真がそうですね。峠には役目を終えた?標識が行き倒れになった状態で転がってますが(結構切ない光景です)、この壁は立派。この壁の向こうはよくある斜面の表面だけ薄っぺらくコンクリと吹き付けただけのモコモコのあれです。この県道はその前にこうしてるわけです。上はフェンスになってるし、ここまで立派だと「何かあんのか?」と例のごとくいらんこと勘ぐってしまう。県道はこんな道でも高徳線、高松道はやはりこの大坂峠あたりを通って徳島に向かうところを見ると要所なんだよなここ。まあおすすめはそのまんま国道11号線なんですけどね。



林道一の谷脇ノ山線その2 この時の四国ドライブは時期的に紅葉です。どこかで紅葉を嗜みながら走れる道は...さらに残してるハイドラのチェックポイントを取りに行くついでに...ここですわ、この林道。前回は積雪で峠にたどり着けずに撤収。西条市から国道194号線で南へ長い寒風山トンネルを抜けて道の駅「木の香」で潜伏、朝から向かいます、大橋ダム湖の橋を渡れば迷うこともないでしょう。峠(トンネル)を抜けて稲村ダムにナビをセットしてもこの林道が途切れてしまいとんでもない遠回りで案内されるので消去、この林道経由でダムまでは道幅、路面とストレスになるほどではないですね、初めて走破した10数年前には落石と荒れた舗装路面で苦労しました。クルマも2ドアクーペで落ちてる枝とか引きずりまくって走ってました。
 紅葉の方はなかなかいい感じ。上の写真は南側にトンネルから出たところ、ここで晴れてたら良かったな。下のいろいろ凝ってみたけど側壁を大きくしてしまった写真は再び大橋ダムの方に下って行く峠より北側のところ、こちらは晴れててもまだ日が当たらない。道路と景色はソロでのんびり行くならいいし、東の県道6号線に通じるルートなんで頭に入れておいてもらっていい道。晴れてたらね、ここまで来たんだから瓶ヶ森林道行たかったです。でもいい天気の日に何度か行ってますからここは撤収。この林道ドライブで訪れた稲村ダム、ここが四国に残してたらイドラCPでも3度目の正直で、ちょい苦労したところ。ここを獲得したら四国制覇もほぼ完了。



井内峠林道 梅ケ谷永子林道との看板もありましたが場所もわかりやすくツーリングマップルにもある「井内峠林道」として紹介。ここはレヴォーグでもなんとか越せる舗装林道での峠道、時期的に枯れ葉や落枝が多く、この中に大きめの石が見えにくくなってたら...と慎重に進んだのでした。愛媛県東温市から久万高原町への道で国道11号線からは林道まで県道210号線です。この県道が「これから峠を越すぞ」というところで実に素晴らしい...と思う、晴れてたら。棚田と民家の風景の中をのんびり標高を上げてゆくところがたまらないです。これは晴れてる日に出直したいですし、この県道部分もこのコーナーで取り上げたいくらいです。この県道は民家が無くなり、いよいよ峠道というところで「梅ケ谷永子林道」の看板が登場します。
 上と下の写真が同じようなのは当初別々で使おうかな?と思ってたけど、いつかここは出直すので気持ちの上で「仮」です。下の写真がまだ県道210号線、もうすぐ林道です。この林道はなんと言っても道路沿いなかなかの滝が2つ登場します。写真は琴の滝(水が少ないな..)、こっちはクルマとも簡単に一緒に撮れちゃう。これらの滝も真冬は凍ってそれは見事だけどそこまで行くのも普通のタイヤだと...この峠越え、1台も他のクルマに遭遇はしなかったけどガードレールもないし道も1車線。慣れてないと怖い部類かも知れないけど、まあいつもこと、この記事にたどり着ける人は大丈夫。峠はトンネルだけどキツイのは明らかに峠の北側です。晴れてる日に県道とセットでリベンジして来ます。



梶ヶ森スカイライン 「ふるさと林道」の類で「ゆとりすと」という施設への短い道。短い上にピストンルートになりますがコンパクトゆえに気楽に往復、ヒルクライム、ダウンヒルなんて言葉はほとんど使いませんが路面もいいし2車線あるのですいすい走れます。写真撮れそうなところはここくらいですかね。場所は大豊町の国道32号線からで地図にも一応「梶ヶ森スカイライン」と出てきます(検索よろしく)。この道も自称スカイラインとあるから走ったわけでやはり道路名は大事ですよ。四国カルストへのあの快走林道も○○スカイラインと名乗ればいいのにわかってないよなあ。ボクに言わせれば片っ端からスカイラインと名乗ればいいんですよ。名乗ったもん勝ちですから。
 グイグイっと上って「ゆとりすと」まで行ってもね...ボクのゴールは第2駐車場。こちらは施設からすれば遠いところの駐車場でこっちまでクルマが来ることもあんまりないと思う。この日はボクだけ。プロペラも迫力あるけど、この駐車場自体が展望所みたいなもので空が広く景色もいい。方角的には西の方を見てるので山の向こうに沈む案外いい夕日ポイントかも知れない。自分で要チェック入れました。ここは国道32号線からの立ち寄りだけどこのボクは国道32号線が好きで雨でも走って楽しい独特でいい雰囲気に国道なんですよ。で、ここ大豊ですからね、大盛りで有名な「ひばり食堂」っての行ってみようかとお腹空かせてたら昼の休憩タイムでした..



高知県道385号線香北野市線 龍河洞(りゅうがどう)スカイラインの名前が残っているからやはりこの有料道路時代の名前で呼びたいルート。やっと天気のいい遠くまで見渡せる日に行けることが出来た。10年位近くに来た時にチャンスをうかがってたんよ。国道55号線からこの道に向かおうとしたところで日帰り温泉を見つけて先にさっぱりしてから行こうかな?いや、雲が出てきちゃったら...と先に走りに行ったがこれが正解、後で温泉に寄ってさっぱりした頃はこの青空が無くなってたんだから。この道路、短いけど有料道路時代は900円となかなかの料金でした。写真は南から走り出せばすぐやってくるハイライト。あの洋館?に行けたらいい景色、いい道路の写真撮れるんだろな。
 この道は並行する県道があるのでありがたいことに龍河洞に行く人もスカイラインを走らないこともあるし交通量も少なめ。現地の案内は龍河洞へこの県道385号線ではなく県道22号線になってますもんね。長くはないけど走っても楽しいここらじゃ貴重な道路。南に展望があるところは海がキラキラしてました。この道路の怪しげな洋館の廃墟、ここへは道路も封鎖されてて近づくことは出来ない。この道路を走るとやはり気になるね、存在感がすごい。このままずっと残しておいてもらいたい。写真のつづら折りから龍河洞まではしばらく穏やかな道筋。え?龍河洞?あ、ボク洞窟だめなの...



高知県道203号室戸公園線 室戸スカイラインの名前は残ってますね、1981年に無料開放された元有料道路だけど開業から11年という短さでで無料開放されてる。この道路は実に惜しい道で、写真のつづら折れが素晴らしく、この道路から西の景色は素晴らしいけど、この一発芸だけなんですよね。標高を上げた後で今度は東にも海が見えるなら最高なんだが木々に埋もれる感じでほとんど景色とかないです。展望台も階段でホイホイっと上れば景色があるんですが、これが下の写真、電柱でなんとなくわかる道路、海岸線も見えますが残念な感じはありますよね。開業当時はどうだったんだろ?50年近く前から残念だったかな?と言うことでだいたい西側から上ってまた下るのがお決まりになってます。

 この室戸岬、実は結構残念な部分があって覚えてないくらい行ってるけど「岩ゴロゴロ」しか印象がない。せっかくの灯台も「そこにあんの?」ってことだし..これやはりここに来るまでの国道55号線のダイナミックな海と道路の景色に東から来ると勝ててないんだよね、惜しい。そう思うからこそ「この県道と展望台をなんとかしよーぜ」って思っちゃうよね。この県道で反応したいのは一般人は入れないけど存在を知っておいてもいいのが室戸岬特別地域気象観測所ってのがある。台風銀座というよりも、気象全般でここ重要なポイントだもん。もうひとつ真冬に行って思いついたアイデア、ここは潮岬同様に大阪で猛暑日が続くようでもここは涼しい(最高気温30℃あるかどうか)。よし避暑を口実に夏出かけよう。



香川県道31号嶮岨山線 小豆島をゆっくり時計回りに海沿いを走りつつ、ボチボチとハイドラCP集めて...と思ってたら晴れ予報はどこに行った?空は白くなってきました。10年前に訪れた際の記憶であそことあそこで写真撮りたいなって思ってたんですが、10年前と同じ白い空ではカメラの出番も無し、晴れてる日にまた来ないとなと走り出して3時間ほどでリベンジを誓ったのでした。この道は島の北側、日生行のフェリーが出てる大部と寒霞渓を結ぶ県道、道路名になってる嶮岨山とは寒霞渓から東に1.5キロ位のところにある山。この道からはボクの好きな曲がりくねった道と町並み、そしてその向こうに海という景色がある。なのに残念、これなんとか青空が残るものの、もう消える寸前ですね。
 小豆島は観光地の寒霞渓に各フェリーが出てる港からアクセスしやすいように道路がある感じ。この道なら大部港、この道は元々交通量もないし、何より西日本でも最高ランクにダウンヒル、ヒルクライム県道。走り屋の漫画書くならここを舞台にしちゃうぞって道です。ボクとすれ違った唯一のクルマはホンダのS660ってクルマ、この道を走って一番楽しいのはこれかな?ってクルマです。ほぼ2車線で路面も悪くない。寒霞渓道路(県道29号線)、小豆島スカイライン(県道27号線)も記事にしたかったけどまた今度、どちらもハイライト区間らしいところで写真撮れたら書こうっと。そうそう、島の北側では採石場の景色がすごいからここも小豆島に来たらぜひ。



旧国道56号線(法華津峠) 現国道56号線はトンネルで抜けちゃいますが、このトンネルも結構年季が入ってきてます。それでもドライブなら一度はオススメしたいのが旧道の方、法華津(ほけつ)峠への道です。宇和島と西予の間は県道も高速道路(無料)も他の国道もありますがメインは国道56号線だとボクは思ってます。2桁国道の安心感(?)に包まれたい人も多いでしょ。だけど、安心感から一歩踏み出して旧道などどうでしょう。このドライブでは実は夕陽を目当てに行ったんです。アプリでどこに太陽が沈むかは調べることは出来ます。でもこれで調べてしまうと...面白くない。出発前にチェックはすることはあっても、ドライブ中に思い立ったら「よし行こう!」と行っちゃう方が面白い。もしチェックしてたらこの写真はありません。ボクはここらで海に沈む場面がこの時期見られると思ったけど、思ったより北寄りに沈みました。でも山に沈む直前に間に合って良かった。
 この旧道部分をザックリ説明すると峠から北側は1.5車線で走りやすいです。峠は三叉路になっていて西へ県道へつながるふるさと林道がある。この三叉路から南側は1車線です。でもこちらがいいんです。国道や予讃線、みかん畑から法華津湾、宇和海を眺めるパノラマ。ボクは西向きの景色だから夕陽向けかな?と思って今回はこの時間に来たんですけど、ここは夕陽よりも起伏のあるこの地方のみかん畑の景色を太陽が高い時間帯に見るのがいいかなと。道は狭いですけど、景色を見ようと思えば道路脇になんとかクルマも置けると思います。また標識マニア?は反応しちゃうであろう「法華津峠」、「吉田町」の50年くらい前の看板が残ってます。この日はこの後も結構走り、愛媛県道55号を夜間走行(多少凍結も心配しての笹峠はしんどかった)で道の駅「小田の郷せせらぎ」でおやすみなさいませ。



国道493号線 この国道の起点は高知市の県庁前交差点だから多くの部分が国道55号線と重複してますね、普通に奈半利町から東洋町への室戸岬をショートカットする感じ(あくまで感じ)のルートという認識。ちなみに高知市の県庁前交差点って8つの国道の起点、終点です。国道493号線は数字がその中でも一番大きいので末っ子ですな。魚梁瀬の方まで行ってたので県道12号線を南下して合流、その後東に四郎ヶ野峠経由で国道55線に向かう。おっと、この四郎ヶ野という峠の読み方がそのまま「しろうがの」なのかネットではぼちぼち出てくる「しろがね」なのかわかんない。ボクとしては峠に関して普通に読めない方がなんか嬉しいもの。県道12号線との合流から西が記憶にないので走ったことないかな?四国内にまだ走ってない国道があったんだ、帰宅後PCの前で気付いてどうするの?って感じ。県道12号線合流以東は広くはないが特に狭くはない。
 四郎ヶ野峠は休憩ポイントになるはずなのに整備後は放置。この時は工事の重機も置きっぱなしにされてて居心地が以前より悪化してたな、残念。東にあとは峠道を下って行くんだけど、この1.5車線幅の曲がりくねった道、最近は減ってる標識がいっぱい立ってる。それこそボクが子供の頃は見通しの悪いカーブにはよく立ってた「警笛鳴らせ」ですね。民家があっても以前はありましたね、ホントに鳴らされたらたまらんですし、今この標識があっても鳴らしてる人見たことない。これは日本が世界に誇る(?)カーブミラーがしっかり普及してこの標識も減ってきたんだと思う。それに「鳴らしてもそれ聞こえてるか?」という現実もある。それでも国道493号線にはいっぱい残ってます。カーブミラーを付けても引っこ抜いたりまではしないみたい。上の写真は東洋町側の峠道区間に入る直前の場所。強烈な逆光なんでHDR発動。この先で一気に峠道モードに。



徳島県道265号腕山花ノ内線 ここは前回走破を試みるも腕山(かいなやま)スキー場から先が通行止めで以前断念したこともあってリベンジってことですね、時期的に紅葉シーズンでもあるし、今回の四国ドライブでは一番楽しみにしていた県道です。三好市内で完結する県道で、国道192号線から県道140号線にスイッチ、その後南に進みながらどんどん標高を上げて行きます、四国の大きな山並みに入って行くのはワクワクしますね、見上げると山頂付近は紅葉のピークですね、まだまだ標高を上げてスキー場を横切りますけど道路のある標高だと紅葉は微妙な感じ。県道140号線からお目当ての県道265号線に入るとこの時点でかなりの高所感があります。部分的に道路からの展望があって何度もクルマを止めちゃう。おっと、いつの間にか気温も国道192号線では19度あったのに12度です。
 県道からちょっと寄ってみた腕山スキー場、営業してなくても広い駐車場には入って行けました。駐車場は広々とした展望台になりますね。空気が澄んでたら瀬戸内海から福山の方まで見えるのかな?上の写真は水ノ口峠から下りながらなんとか紅葉ドライブになってる一場面。木の上の方だけ色づいた葉が残ってます。右の写真は水ノ口峠での記念撮影。展望はないけど小さな祠がいい雰囲気ですね。他にクルマも1台しか見かけなかったこの県道は山道をゆっくり走って楽しめるならお気に入りの道になるでしょ。難は、途中でエスケープも出来ないし、松尾川ダムから東に抜けても県道44号線もハードなところ?(ボクが知ってるのはダート時代、今は全舗装されたんかな?)。ボクは松尾川ダムから東ではなく、県道149号線に進みます。



徳島県道32号山城東祖谷山線 一言で言うと「祖谷渓の道」なんですけど、この渓谷がスケールがデカすぎて普通に曲がりくねった県道でしかないと思っちゃう人が多いんじゃなかろうか?もう少し時間に余裕があればこの日ボクはかずら橋付近の道、県道じゃなく山の斜面をグイグイ登ってゆく曲がりくねった集落の道とか走ってみたかったけど、この写真でもすでに陽が西に傾いてますよね、もう先を急いで県道45号線から大歩危に抜けてしまう。県道32号線に話は戻るけど、秋の午後3時半にもなると山も多くは影になるので景色もさらによくわかんない、こうなると県道32号線はますますただの県道、この県道を走るコツはとにかくスケールの大きな渓谷にへばりついてる道なんだということを頭に叩き込んで走らんとつまんないし、もったいない道なんですよ。ここまで来たら「小便小僧のある道」とか「かずら橋への道」じゃもったいないんですね。この写真、なんかスゴイところに建物が小さく写ってる。これが祖谷温泉、ここから西側が影になっちゃってますけど、ここから眺めたあとだとなんか怖い。道路からはイマイチスケールが分かり難いなかでこのポイントは分かりやすいポイント、紅葉は11月中旬と遅めの場所なんで(山頂付近はいい感じだった)西陽に照らされて鈍い緑色の木々ばかりですが、紅葉最盛期も道路からなら多分こことかがハイライトになるんじゃないかな?この道は雨とか、夕方とかばかり走ってるボクなんですけど。この日の夜は高知市街から北にある鏡ダムとか行って翌朝は芸西村に残した丸塚ダムに行くために道の駅夜須(やす)に潜伏。


国道194号線  この国道は愛媛県西条市から高知市まで四国の真ん中を縦断する快走ルート。この日は高知県いの町、国道全区間の真ん中区間とでも言いましょうか、ここを雨の夜明けというシチュエーションで走って来ました。狙ったわでもないですがこんな感じの「桜咲く青い景色の四国の山中」を快走です。国道33号線の「道の駅みかわ」でお目覚めは...2時?早いですよ、さすがに目覚ましは4時過ぎにしてますからまた寝ます、で2時25分にまた起きます。もうこれは「出発じゃ」のお告げでは?と思い結局雨が降る中3時前に出発して面河ダムへ、その後は来た道を戻り国道494号線をひたすら雨の降る中真っ暗なうちから走ります。仁淀川町で国道439号線に合流するまでは修行ドライブですね、明るければ「こんな狭路もいい雰囲気じゃん」といい気分なんですが。国道439号線にスイッチして、さらに国道194号線(国道439号線重複区間)へ。そこで写真を撮っておこうかという明るさになって来たのでこの写真。路面が濡れてると山にまとわり付く雲とセットになって何やら良さ気雰囲気になりました。写ってる川は仁淀川の支流になる川で「上八川川」と言う。なんで川の名前に川の地名が?って感じですね。読み方は「かみやかわがわ」だそうです、帰宅後調べましたよ。そして長沢ダムまでは運転が楽しい区間、さらに景色もいいところ。ここで大型トラックにすれ違いざまに軽くクラクション鳴らされてボクは「?」だったが、直後にハイドラでハイタッチ!気づかなかった自分が悔しいです。雨降ってるので道が険しそうな稲村ダム(昔行ったけど落石凄かった)と大森川ダム(アクセスはダートだったように覚えてるが)は今回パス。


平野林道 ハイドラCP、バッジ集めにおいてこの林道は1850円という料金が立ちはだかります。愛媛県西条市のこの林道の終点から歩くと60番札所の横峰寺があるのです。ボクはこの1850円が悔しいから夜間に行こうかとも思ったんですが時間が合わないので素直に料金を払います、もちろんその分じっくり味わってやろうじゃないかと。富山に有峰林道という1900円する林道があります。ここはその気になれば1900円分ダムの水飲んでやればいいんですが(?)、この林道は?アスファルト持って帰る?いやいやそれだけの素晴らしい景色があればいいんですけどね、ハハハ曇り時々雨ですわ(ちくしょー)。終点の駐車場の1キロ手前でハイドラCPバッジは獲得出来ます。しかし、こんな道...夜中は嫌だな、ボクには狭路かかって来いのイメージがある?みたいだけど夜間は林道とか走りません。ここバスも運行されてるので極端に狭くはないんですが、全編急坂続きですね。途中に景色らしいものはないと言うか余裕なし、終点の駐車場からは石鎚山とか見えそうだけどな、霧の中でした。ここまで来たら横峰寺まで歩いてもいいんですがそれは晴れてる場合でのこと、ここは駐車場から写真の場所にクルマを移動させて写真を撮ってすぐに下ります。それにしてもこの日何度も四国に足を運んだこともあってお遍路さん八十八箇所のお寺全部行きましたが、名前覚えてるお寺はここ横峰寺と雲辺寺だけ、いかにドライブで走るのは好きでもお遍路さんそのものに興味がないかよーく分かります。ちなみに料金所では「往復の道路代と駐車場台で1850円」と言われます。ボクの場合は駐車時間5分だったから高かったね。


愛媛県道47号新居浜別子山線 険しい部分もある四国のドライブ県道、四国中央市の方から国道319号線、県道6号線と繋いでの快走ドライブルートだが、大永山トンネルの前後か狭路区間、都市間を結ぶ道でもないので交通量は少ないです。この写真は大永山トンネルから新居浜に下ってるところで道幅が広く、つづら折りの道路を見下ろせるところ、ここはいつも休憩ポイントにしてる。東の県道6号線の方からこの日は走って来たんですが、お店もないので国道11号線のコンビニで買っておいたものを食べるポイント。ここまで来たら新居浜までそんなにかからないけどね。この日は雲が湧き上がってくる中でつづら折れの道路を見下ろします。そこで上って来るクルマに向かって「ここまで来れるかな?フハハハ!」と腰に手をやって眺め、そのクルマが来たら(まさかそんなこと言われてるとは思うまい)、「フッ、俺様が相手することもない」とやり過ごすんですね。うん、道路を見下ろせるポイントが好きなのはこれかもね。この後は新居浜に下って行きます。ダムとセットになってる県道のループもいいですよね。ボクって日本中どこのループを走ってる時も、頭の中は某ロボットアニメ(カテゴリーが違うかも?)のキーン!ってやつになりますわ、ハンドル握って普通にコーナーを走っていても、頭の中は両手広げて「キーン!」です。しかし残念、晴れてたら東洋のマチュピチュと言われてる?ここ別子鉱山と桜の組み合わせ、良かったのに。最後に、この県道は標高差を一気に上るのでアッという間に雪になったり、高知県への峠越えは大田尾峠、東に白鬚隧道ルートと共にハード。これがこの県道のキャラクターになって県道ドライブ派の高ポイントになっております。


国道381号線 高知県須崎市と愛媛県宇和島市を結ぶ国道。ボクの場合は予土線や四万十川目当てのドライブでお世話になるという道。この道路からだと四万十川のよく見る沈下橋のある雰囲気とはちょっと違うので遠方から来て四万十川を満喫するならまず高知県道340号線、国道441号線からどうぞ、道は狭いけどね。この時のドライブは予土線の駅がお目当て。西へ宇和島市の務田駅まで順に訪ねてゆきます。この写真は高知県四万十町瀬里あたり、「道の駅四万十大正」までもう少しだなという場所で西陽に照らされて眩しい紅葉が目に飛び込んできた。あのあたりにカエデが集中してるんですね。びっくりしました。と言うわけで道の駅まで行ったあと、引き返してここで撮影しておこうと。これがこの年最後の紅葉の写真になるかな?と。だってもう12月中旬ですもん。
 それでも四国の山間部と言っても標高は低いところ、イチョウとカエデはピークをちょい過ぎたところ、陽の当たり方によっては「おぉ!」って言ってしまう見事な木も見かけます。道路的にはほぼ快走路と言えるもの。ただし、それゆえにサッとクルマを停車させるのも難しいのが悔しいところ。この写真も走行するクルマの邪魔にならないところに駐車したのであそこしか場所は無かった。さらに言えばUターンする場所もなくてこの場所を通り過ぎ、結局は道の駅からここまで700mくらい戻って来たんです。そこまでして撮ろうとしたわけですが、こうしてみると案外地味...右の写真は前方から「しまんトロッコ」号が来るのが見えたので逆駐車してまで一緒に撮りました。どうやって撮るかも考える時間なし。で、こんな写真。


国道438号線その1 徳島と坂出を結ぶ国道だけど、この国道だけで徳島から坂出に行くような人は通常いないです。だからこそ、やらかして欲しいもんですね、新しい世界が広がりますから(運転がもっと好きになるか嫌いになるかどちらかです)。そんな国道438号線で紅葉ドライブは出来るでしょうか?剣山に向かうと標高が1400m超えたりしますからね、どこかで紅葉の見頃があるはずです。この写真は徳島県美馬市木屋平(こやだいら)で剣山近くで曲がりくねりながら西に向かうところ。フェンスとベコベコのガードレールがどんな道路か教えてくれます。落石も多いし、この日も工事している箇所がいくつもありました。東からずっとこの国道を走ってくるとこの剣山の手前付近での険しい部分が印象的で実は他の部分が霞んでしまいます。険しいと同時に景色もいいんですよ。紅葉の方は特別に有名なところでもないし、杉林も割り込んで来ますし、何よりすでに中部、関東、東北などの雄大な西日本にはない紅葉の写真をネットでこれでもかと見せつけられてるのでここは紅葉を見ると言うより、一段気楽に秋を感じるドライブという言い方にしてクルマを走らせます。数年前までは一眼レフに交換レンズを4本くらい持ちだして写真を撮る楽しさを一番感じるのは紅葉だなと思ってましたが、今ちょっとだけこの気持がおとなしくなってますね。コンデジで液晶画面見ながらだと紅葉をじっくり眺めても撮ろうという行動には出ないんです。


愛媛県道237号鳥坂宇和線 この松山道との交差する場面がカッコいい。ズッドーンとトンネルに吸い込まれ行く、角度がいいんだろうね。この県道でボクはこのまま北に向かって峠越え。このルートは国道56号線がある以上、走破する人はまずいない。特別狭いこともないが、古い県道だとわかる曲がりっぷりです。南から峠を越す場合、この写真の場所まではスイスイ、この先で一気に本格的になります。ここはボクと同じ向きで走る方が松山道がカッコよくいいです。そんな峠道の途中に何か施設があるぞ?お、チャーシューがいっぱい動いてる。養豚場でした、すいませんね脳内で先に炙ってしまいました。国道に出た所で作戦を練るのだが、もう佐田岬とか行ってる時間がないと言うかしんどいかな?と弱気になってしまう。多分なんとかなってたけど、時計見ながらこの時間になって家とは反対向きに走るの嫌で大洲に向かう。お、この道、思い出したぞ、以前宇和島でパンクしてオートバックス行ったらレガシィは1本だけの交換は出来ないと拒否されてテンパータイヤで大洲のイエローハットに行って一筆書いて1本だけ交換したんだよね、この部分の国道56号線は少し気分悪く走ったけど、それ以来だな。佐田岬はまた今度、あそこの駐車場のハニートラップに嵌るボクでもないが、生きてるかどうか見に行かないとな。(ボクは買わされたりしないよ)


高知県道329号秋丸佐賀線 退院明け一発目の気合の入ったドライブでした。土曜日は朝から曇り、晴れ予報は見事にハズレて雨に...この写真撮影中もポツポツ降ってました。この県道は狭い峠越えなんだが、この写真のポイント、ここがとにかく見所なんです。土佐くろしお鉄道と予土線の分岐する信号所がこのあたりにあり、まさにポイントがこれ。駅もないのにこういうポイントがいきなり登場します。このあたりだけ山景色の中で明るいところ、他はだいたい木々の合間を行く県道。アウトバックはちょっと遠慮してあんなところに置いたけど、別にそのまま進んでも問題ないと思う。晴れてたらクルマを移動して撮影し直したかもね。この日は高知道で伊野インターまで一気に来て、足摺岬方面に向かうつもり。午後にはなるけど晴れてる日に足摺サニーロード(国道321号線)を走りたいと退院してからワクワクしてたんですが、このあたりでダメだなと開き直りました。今回そう言えばそんなニュースもあったような...だったのは、このあたり多かったコンビニのスリーエフが全部ローソンになってしまったこと。スリーエフが地元ではなかったので高知に行けばスリーエフ、みたいな気持ちにいつもなってたのでガックリでした。この方面に来たらほとんどの買い物はスリーエフだったので。


国道319号線その1  この写真はこの日のドライブを表してます。ずっと雨でしたからね。国道319号線と言うのは坂出市の国道11号線から四国中央市の国道11号線までのルートが不思議?な国道、善通寺あたりで国道319号線と言われて違和感覚えたのもそれだ、ボクは国道319号線と言えば三好市から四国中央市への山道、新宮町への道というイメージです。この時のドライブでは雨降ってる中、国道32号線との交差点から西へ、目が覚めた時から雨降りですから、今さら「天気がなあ..」など言いません。このまま狭い道で金砂湖まで行きましょう。新宮町ではいつもの酒屋(大野店)の自販機で休憩、あれ?雰囲気を作ってた木造の古い建物が撤去されてた。道中「チェーンが、チェーンが、チェーンが...」と何度もチェーンが必要と電光掲示があるものの、もう絶対に必要ないと自信を持ってどんどん進む、この区間狭い道が基本ですけど新宮ダムあたりは快走路になってます。この写真はその新宮ダムを北から眺めている場面。特にこのあたりは山深い感じで(実は海も近いけど)、木々に覆われて走る部分もあまりないので何度もクルマから下りてこんな写真を撮っちゃう道。今回は柳瀬ダムで引き返したんだけど、ここらのダム湖がですね、満水だったんじゃないの?道路に近い木はみんな水没してましたよ。


琴弾公園ドライブウェイ 地図にはこういう道路の名前は出てきません。香川県観音寺市にある琴弾公園内の道、この道の入口に注意書きとしてドライブウェイという言葉が出てきます。狭く曲がりくねり、低いトンネル(ループになってる)もあるのでバスなどは通れませんよ、という注意書きです。以前からボクは「曲がりくねり道はもはやアトラクションですな」と思ってるのでここもそういうことになります。狭く勾配もキツイのだが一方通行という魔法が効いて楽しいのなんの。距離が短いので2周しましたもん。本当は1周でいいんだけど、このポイントで写真撮りたかったんですが、後続車が来てどうしようと思ってるうちに出ちゃったので、もう一周したんですね。ん?この写真でも後続車が迫ってます。この最後の連続ヘアピンですが、いつか行ってみようと思う方はこの写真で我慢して下さい。ちょっと行けないなという人はストリートビューで楽しんで下さいね(これなら逆走も出来るよ)。なかなかハードですから。この道路、せっかくこの琴弾公園に来たのなら「銭形砂絵」を見ておきましょうかとなると思うけど、この道で登って眺めることになるかな?もちろん歩いても山頂に行けます。山頂の駐車場はこの道のピークから少し下ったところ。山頂あたりに駐車するクルマも多いけどね。ちなみにこの駐車場から出るところも油断すると切り返すことになりますよ。


徳島県道167号北島池谷停車場線 四国入りして間もなく見つけたネタ。前回の四国ドライブでは徳島県道の速度制限がなんか違うよなと思ってたので今回もこれを期待したのだがやはり、でありました。鳴門市内の県道12号線からこの県道で駅めぐりをしてるところだが、50キロ制限ですよ。この橋なんか50キロですれ違いとかしたくないです。しっかり寄せて停車してこの道幅ですもん。道路名の通りで駅までの県道でその他には特に印象深いこともない道なんですけどね。やっぱり徳島の速度制限はおかしいのかな?ちょっとググるとこんなのが出てきた。以前徳島県警が速度超過で違反切符を切ったが、60キロ制限のところを50キロ制限と間違えていたとのこと、そんな記事だけどこの60キロ制限の道は「市道」、そりゃ市道にだって広い道はあるけど、どうです?近所に60キロ制限の市道ってあります?やはり徳島は特別なところじゃないか?この県道167号線のこの50キロ制限のあとでもっと立派な道路が40キロ制限になってたりした。ボクってそんなところを確認に来たわけじゃないのにねえ。この日は吉野川沿いに寄り道しまくり(ハイドラCP集め)でドライブ、ここまであちこちに立ち寄ると何時間でどこらあたりまで行けるか、こういうのが全くわからない。一応日が暮れたら終了と言うことで進みます。


横浪黒潮ラインその2 道路名は高知県道47号横浪公園線。この道路は海を見下ろすワインディング・ロードとしてはとびきりのルートでこの日も足回りがヘタって来てギコギコ鳴るアウトバックだけどそれなりに楽しく走っていたのであった。しかし写真を何枚か撮ってみて、せめて1枚でもいいから絵になるワンシーンを抑えたいと思う人も結構困っちゃう?何度となくここへは来てるけど、ここだというポイントがない、走れば最高なんです。でも海とクルマとワインディングのセットで写真撮りたいなと思うとこの道が強敵(“とも”と読む?)になる。ほらこの写真、いいポイントないかな?ってガードロープに沿って歩いてるボクが想像できるでしょ。ついでに桜も8分散りってところ、満開ならそれで絵になってたのにね。この道路の帷子崎(かたびらさき)の駐車場が景色を眺めるには無難というか、ここしかないと言えるポイント。屋根とかないんですよね、ここ。だけどそれが開放的でとてもいい場所になってる気がする。そのうち東屋が建てられてしまいそうで怖いんだけど、今のままがいいと思う。この後は南国インターから高速でサクッと帰る。サクッと、とか言ってるけど地図を見ても名前もわかんないダムに吸い寄せられて極狭路にも突っ込んでます。50センチ進んではクルマから降りて確認して進むとかやってましたからね、クルマから出ようとして家の屋根に頭ぶつけそうになったり(どんなとこや)。帰りは4回くらい切り返して来た道戻ったり..写真がないのが余裕のなかった証。


津峯スカイライン 徳島県阿南市にある有料路で普通車は600円。国道から「え?ここ?」ってところを入って行く。案内があるけど一瞬心配になるかもね。料金は無人の収受機、すぐにワインディングで山を登ります。田園風景から海まで見えたりするんですけど、すぐに終点なんですよね、道はいい感じでね、こんな道がしばらく続くなら人気のルートになるんですが、いくらなんでも短い、惜しいです。高い料金は津峯神社の入場料みたいなもんですね。終点の売店等の施設も閉鎖、ここ結婚式場?すごいところにあったもんです。終点まで行ったら神社まで行きましょう(ボクは除く)。有料リフトがあるってことは、かなり階段を歩かされる?みたいです、行きましょう。ズンズン階段を登っていると、小さい子供を連れた親子を追い抜きます。すると「あのお兄ちゃんがイチバーン!」大きな声で言ってくれます、あの子供からして親より10歳は年上なのにお兄ちゃんとは感動です。調子に乗ってペースが上がります、でも足はパンパンでございます。そんな時に神社のCP獲得音がスマホからツッタタカタカタン♪と鳴る、もうこれでボクが帰りたいんだけど引き返すと神社にも行かずにあの人なんだろ?って思われそうなんで足パンパンでももう少し歩く...ここで安倍総理から電話が入ったフリをして休憩、家族が追い越したのを確認してクルマに戻る。すいません、イチバーンのお兄ちゃんは室戸岬に行きます。


愛媛県道300号高茂岬船越線 高茂岬に行った後はこちらの県道で周回です。この写真は高茂岬を出てすぐのところ、案外この道は雄大な海を見下ろす道ではないんです。実はツーリングマップルで海の色がきれいだとコメントがあるが、この海の色って集落、漁港近くで海面に近いところを行くところ、ボクはお昼前にこの県道から見て確かに海の色がきれいだと思った。漁港があるとどこか深く色が濃い海の色をまず思い浮かべるけど、部分的に浅い部分がとてもきれいだったんですね。高茂岬への行き帰りならこちらの県道ルートは時間もかかるし、お勧めはしにくいけど、県道34号の方で往復しちゃうと後で地図を見て絶対に走っておくべきだったかな?になるんで一度こちらもどうぞ。午前なら日差しが山に遮られないんで海がきれいです、午前が明るくていいかな。そろそろ大好きなこの地方から撤収する時間、翌日の朝8時に出社すればいいだけなんで、この日のうちに渋滞に勝負を挑み無理に帰らなくてもいい、でもここから真っ直ぐ宇和島から松山道目指す前にこの日もちょっと山道探索したくなって来ました。四万十市(四万十町と四万十市の2つがありますので注意、前者は窪川、後者は中村)の県道、林道を頭に思い浮かべつつ国道56号線へ。やはり4連休欲しかったかな、これだけ天気のいいGWは何年に一回だろうな。


大規模林道広見篠山線(笹郷 小岩道区間) 愛媛県道332号線からこの大規模林道にスイッチ、最初にこの道を走った時は大いにウケましたね。ボクは大規模林道ってのはあまり好きじゃないって言ってるんだけど、これは好きな道です。実に中途半端な道幅でもう少し狭いか、もう少し広げて2車線にすればいいのに..と思うんだけどね。南側に景色が広がります、もちろん海も見えます。ボクとしてはもっと海の方まで見える写真が撮れたらと思ったけど、まぁこんな写真しか撮れなかったな、もっと右にレンズを向けたら海まで見えるけど、このガードレールもなんか美味しそうでしょ(?)クルマも道路脇に寄せずに少しでも走ってるような感じにしたくてね。そういう場合はカーブの一番グッと曲がってるところの車道の真ん中にクルマを置いて撮るだけなんですけどね。道路の真ん中にクルマを置いても直線だとやはり止まってるように見えちゃうから不思議。この道は今回2回目なんですけど、前回はどこまで走ったかと言うと宇和島市と愛南町の境。ここが峠になっていてどこか荒涼とした雰囲気でここまでと違い、北にも景色が広がっている。以前ここで写真を撮ってまたこの道を戻り、篠山から県道4号線まで狭い区間をなぜか選んで走ったんです。今思ってもよくわからんね。この道のダイナミックさにまた走りたくなったのかな。今回は宇和島市内に進み県道46号線小岩道という峠に出ます。初めて走る区間にはすっかり廃れた展望台もあったね。あーあ、ドリフトの跡がいっぱい...


愛媛県道297号久良城辺線 「道の駅すくも」でゆっくり目の起床、ぼちぼち行動開始です。県道7号線で朝の海を眺めながら高茂岬方面に移動します。ここで「そう言えば以前パスした県道でも」と言うことで天嶬鼻に行ってみます。あくまでも高茂岬に行く前のちょいとした余興のつもり。道路は結構狭いのね、しばらく進み「ここが終点かな?」と思ったら「ここからさらに道が狭くなるぜ、覚悟はいいかい?」とかなんとか書いてあったと思う(少々文はアレンジしてます)、ボクに言わせれば離合出来なきゃ1.4車線以下はもう同じなんで気にせず行きます。あのスペースはそこにクルマを置いて歩いて下さいの意味もあったのかもしれないなと今さら思ったりしたんですけどね。道幅はこの写真でわかってもらえるかな?あと30センチ狭いと嫌かな?それでも人との離合も神経使います。終点に着くと海の景色が...と言いたいところですが、ぬかるんだ地面に使われていない建物、何やら着替えてる男2人。男の着替えを見に来たんだっけ?いいえ、県道の終点に誘われただけです。灯台もこれ目当てで来てたらガックリかな?なんてもの。もっとも、灯台マニアならどんなものかは知って来るからそんなことないか。特に歩き回ることもなく、撤収です。この後はさらに西に行き中浦のテレビ塔展望公園に行く。どうも空がね..白い。せっかくならもっと青い空の下で行きたいということで翌日に賭けます。この日はまた探索ドライブかな?


高知愛媛県道6号高知伊予三島線 曇って来たのでドラマチック・トーンのお世話になってしまいました、あれ、ちょっと前までいい青空が広がってたのに。国道439号線からこの県道にスイッチしてまた南下です。この県道は未通区間もあるし、一気に走破したことなし。この日は走ってない高知県の国道439号線より北の区間は前のクルマで走ったことあるけど、しんどかった印象がある、まだ若かったな。まあこの道は基本的に狭いっす。ちょっとお腹も空いて来たし、そろそろ街に出ようと言うことです。この県道は高知市側が明るくて山間の農家を縫って行くような道がよかったかな、写真はそのあたり。近くの県道270号線の旧道、仏瀬越ってのが気にはなるものの、どうもこの頭上の雲、山間部だけで海の方に行けば青空が広がってるというラジオからの情報、素直にこの県道で南下を続け、国道33号線のスリーエフで昼ごはん。西日本だと四国に多いスリーエフだけど、ボクの中で2つのスリーエフがある。それは“ばくだんおにぎり”があるスリーエフか、そうでないスリーエフかということ。ここ枝川駅の前にあるスリーエフにはありました。ここで玉子焼きのばくだんおにぎりの昼飯、これひとつで500キロカロリー超えです。海沿いに出ようかな?ということですがここから海まで10キロほど、GWだし桂浜に近付くと大混雑かも知れない..ま、ボクはそっちには行きませんから。あそこって有料駐車場なんでしょ?それでもボクが桂浜に行くなら月の明るい夜かな。


高知県道267号上穴内本山線 うおぉ空が青い。GW2発目の四国も天気の心配は無さそう、ボクは雨男とか晴れ男とかよくわかんない話はしませんけど、この写真はよく見るとてるてる坊主が5つ、これが効いてるんでしょう。高知道に入り大豊インターから国道439号線を西へ、いつまでも国道走っていてもね..県道267号線に飛び込んでみよう。この県道、すごーい田んぼルートでした。有名なところを訪れて各地の棚田にはいちいち反応しなくなってるんですが、棚田があるようなところはその時点で好きな雰囲気、この道路からも棚田の風景が楽しめますし、展望台とかも用意されてます。交通量はほとんどなく、すれ違った記憶もないこの県道、地図には土佐北街道ってあるから古いルートなんでしょうね、この○○街道ってのなんか好きだな。この街道を示す標識の一本でも立てて下さいよ。赤荒峠は特に展望もなかったけど、峠の風情はどこかありますね。クルマから下りてみたけど時期的にもちょっと涼しい風が気持ちよかった。景色的には圧倒的に峠の北側、なんか雨降りでもそれはそれで情緒がある田んぼの景色が展開してると思う。その後、県道268号線から県道33号線に出て西に向かう。このまま南下して高知の市街地に出ちゃってもねえ..グルメ派ならお店探しだけど、そうでもないので西に行くしかない感じ。ちょっと何かつまみたくなって来たけど、コンビニ求めて街に出るにはまだ早い、再び山に向かいます。


愛媛県道221号広田双海線 この日は帰らないといけない。朝から前日に続き下灘駅に行ってたボクはいくつかあったアイデアの中からこの県道で東に進む。帰りの渋滞を嫌うと松山道のインターに11時、そう決めての最終日のドライブなんであんまり夢中になってどんどん山奥に入ってもいけないなと思ってるけど、どうなるやら。いくつか県道の分岐があるがあくまでも221号線にこだわる。前日、前々日となかなかハードな道を走ったばかりなんで感覚的にマヒしてるところがあるかな?普通にいい県道だとわけのわからない表現にしかならなかったりする、それにしても空が青い。この写真については場所よりも...ダンプカー。GWくらい休んでたらいいのによく働きよる。この写真を撮ろうとしたところでゴゴゴゴ...とエンジン音が山間に響いてきた。乗用車が来ちゃうことはあるので「すんませーん」とクルマに戻って移動させることはあるけど、ダンプカーはエアーのクラクション鳴らされて何か撃ってくるかも知れない、ダッシュでクルマに戻る。この場所でちょっとずつアングル変えて撮影するのは許されなかった。ちなみにもう少しクルマを手前におけばガードレールに邪魔されず離れたところから撮れる?いや、まだ陽が当たってない..と迫るダンプ(複数台です)から逃げる中で考えてたりする。その後は渋い名前の鍛冶屋峠に向かうが通行止め。「通行止め ご協力ください」ってあるけど、協力したくない。でもするしかない。ここは県道42号線まで南下して迂回、久万高原町に向かいます。


愛媛県道330号藤縄長浜線その1 「面白そうだな」と思い目を付けてた県道、しっかり最初から走っておこうと思い、国道378号線から県道に進む、案内もなし、ナビに教えてもらって進むがいきなり狭く、まず地元の人以外は走らない、迷い込むこともない道、なかなかの険道エンターテインメントがすでにここにある。この写真はまだ海が見えるところ、道路の幅や曲がり具合はすでに「ええ感じ」になってますね。この県道ですが、最後まで走りきったわけですが、ボクの記憶、見た感じでは「ただのひとつも道路に県道を示す標識も案内もなかった」気がする。もしナビが無ければ「この道でいいのか?」と常に気にしながらのドライブになったと思う。とにかくここは“闇の県道”なのだ。畑の合間を行く、民家の合間を行く、杉林を行く、景色は変化に富むけども、道幅や落石、落ち葉の仕打ちはひたすら続きます、時々実に長閑ないい雰囲気の景色で癒してくれるが、繰り返しますね、「道幅、落石、落ち葉の仕打ちはひたすら続きます」。こりゃ思ったより時間かかるね、先走って妄想していたこの午後のドライブはこの県道とあと一本くらいで終わりそうだな。この写真の時点で14時くらいだったが、この県道を走破した時点で16時過ぎ、2時間以上かかりました。それでも嫌になることなんかないんですね、確かに似たような感じの道が続くが、その先が気になって楽しい県道。狭路ウエルカムの人は積極的に迷い込むべし。(国道378号線からキッチリね、これ大事です)


愛媛県道330号藤縄長浜線その2 こんな写真撮ってるんだから交通量はほとんどない。もちろん、クルマが来ちゃったら大変なわけで、クルマからダッシュでここまで来て数カット撮ってダッシュで戻ります。1車線の道ですからね、道路を塞いでます。何をダッシュまで...と言いたいでしょうね、いやこれ大事なドライブ中の運動ですから、甘いもの飲みながら運転だけしててもお腹空きません、軽い登山も何もない日はこうしたダッシュも楽しいし、大事なこと。一度コケてケガしない限り続けます。この道にあった「壺神山」の案内に吸い込まれたが、これはパスでいいかな?終点で一応証拠写真だけ撮ったが、多分最強難度の「ここはどこでしょう?」クイズになるだけかも。唯一の峠である石神峠は交差点名という程度でクルマから降りることなく通過、そしてここらからが面白くなる?全国版マップルではこの石神峠付近で県道ではなくなってるが、道路名の藤縄というところはもっと南、地方別のマップルではちゃんと藤縄まで県道になってる。しかし全国版が知らんぷりするのもわかる、途中の交差点も「え?こっち?」という方向が県道だったり、「え?まさか、こっち???」という狭いダート(1.5キロくらい)の方が県道だったりとなかなかやってくれますね、この役者県道め。楽しかったこの道のおしまい、県道54号線に出たところで少しホッとしたら..今走って来た道の方向に矢印があって雲海展望台?そんなのあった?わかったわかった、そのうち行くから。はたしてこの展望台はネタになるのでしょうか?


国道378号線(八幡浜〜宇和島)その1 日本一海が好きな国道かも知れないね、このしつこさ..そんな言い方ないか。海沿いをしっかりトレースするこの国道は観光っ気がほとんどないので海沿いの景色と言うか、海沿いの雰囲気が好きな人向け、時間をかけてもいい人向けですね。ボクは何度か来てますが一度も八幡浜から宇和島までの区間は一気に走破したことありません、今回も県道45号線から北に向かい三瓶から県道26号線でショートカットしました。宇和島から時計まわりにドライブするとなるとハイライトはもしかしてここ?青い海とデカイ岩に挟まれるところ、広角レンズなんでこういう強調の仕方になってしまいます。クルマを他のクルマが通行できる道幅のところに置かせてもらい、ムーンウォークしながら撮影して行きます(そのうち大けがするね、そんなことしてたら)。これ以上下がってもクルマが小さくなるだけ?ということでこんな写真にしかならんかった。ここはどうやれば迫力ある写真撮れるんだろうね?まあ写真のことあれこれ言うよりも現地で迫力に圧倒されて下さい。でもこの金網ってやっぱり要るのかな?要るんだろうね。それにしてもこの場所だけ舗装が違うね、何を掘り返した?修理した?結構広い範囲を再舗装してるよね。え?そんなのどうでもいいだろうって?そうなんですよ、どうでもいいんですよ、普通の人には。でもほら道路愛のボクじゃないですか。通行止めにして工事したんでしょう?写真見てると現地で見る以上に気になったのでありました。


国道378号線(八幡浜〜宇和島)その2 この日は宇和島方面から三瓶まで海沿いのこの国道でドライブ、その後は少し移動するつもりだったので、この写真のポイントは海沿いの終点近いですね。ここにあるバス停には海水浴場の名前があったような気がしたけど、地図には印もないし、砂浜もかなり狭い感じだった。宇和島方面から海沿いに進むと大崎鼻というところがある。ロケーションはいいんだけどクルマと海の写真が撮れないのよね、小さい灯台のすぐ横にクルマを持って行けるのになあ、後ろの木をなんとかして欲しいとか思ったりして。この灯台からすぐに展望台はあるんですよ。そして魚霊塔って地図に書いてあるけど、気になります?ボクはあえて詳しく書かないようにしてる部分があるんだけど、ここは妙に立派な碑は立ってるだけ、いい場所なのに海も見えない。訪れた日は大崎鼻もそうだけどクマバチがブンブン飛んでる。大崎鼻なんて文字を入力してるだけであのハチの羽音が聴こえてきそう。ところでボクは道路地図ではピンの距離表示をありがたく使わせてもらってる。例えばこの国道の今回ボクが走ったところ、曲がりくねったルートなんで距離は読みにくいし、ナビで距離を測るも手間がかかる。この区間は32.6キロ。まだまだこの距離の表記、書き込める余地がある。これって実走すればすぐわかること、この距離の表記がないということは実走してないんじゃない?って思っちゃうわけ。


愛媛県道55号小田河辺大洲線 もっと写真撮っておけば良かったな、この道は結構面白かったはずなんだけど。「道の駅小田の郷せせらぎ」の売店でホットドッグ(冷たいままで美味しかった)を食べ、こちらの道へ進みます。ハイライトは笹峠?マップルの道路表記のうねり具合にときめきます。ツーリングマップルにも何のコメントもなければ、面白い道とか酷い道と言った噂や話もまったくない道に突っ込むことをボクは勝手に「探索ドライブ」って言ってますけど、単にこの言葉では伝わらないワクワクがあります(そして..ネタになったことにホッとしたりもします)。この写真ですけど、道はこの時点ですでに狭いんですけど、民家の合間を縫って標高を上げて行くところはいい感じですね。もっと彩度を上げれば手前の疲れた紫の花も多少は生き返りますが、そのままです。特に地方に行くと道路沿いに手入れしてある花があって嬉しいですね。さらに標高を上げると杉林の中の道になり結構な険道になります。ボクは「これくらいじゃないと来た甲斐がない」というやつですが、もし運転に慣れないうちに突っ込むとトラウマになるくらいの道ですね。あまり景色もないので停車することもあまりなく峠に到着、あっさりとした切通しでした、すぐ下ります。峠道から走りやすい道に出たところでいくつか登場する屋根付の橋が面白いのだけど、ボクとしては県道が入り乱れてるこの地域ですから、走ることを欲張りたい、どんどんクルマを走らせます。


愛媛県道305号立石内子線 もう一本楽しめる県道はなかろうかと日が暮れる前に県道55、56、245、342、241号と繋いで305号線へ。もうツーリングマップル中国四国の82頁の真ん中らへん見てねと冷たいコメントで。実は適当に繋げて走ってた区間も天気はいいし、クルマ来ないしボクのワールドがずっと展開していたのだが、とりあえずはこれ県道305号線です。雲一つない空が大きく広がり野菜畑がここで広がりました。写真の場所は地図では深谷というあたり、西に向いて走るのだが、この後さらに標高を上げて東側に雄大な、なんというか、ボクは知らないけど北海道チックな(?)景色が広がります。予想を超えた景色だったので大袈裟かもしれないけど、ここで大いにボクは盛り上がったもんです。その後、内子、大洲、八幡浜と走って。八幡浜のフェリー乗り場の前を通り新しい「道の駅八幡浜みなっと」の偵察&潜伏。よく地方都市に活力とか景気を良くしようとか、それらしいこと言ってる人いるけど、18時に店が当たり前に閉まっちゃうようじゃダメでしょう、これは八幡浜のここだけのことを言ってるんじゃないですよ。昔それなりに栄えていたところがそのままでまた栄えるはずないんだよな..大都会や全国展開する店が日々勝負してるんだから..と厳しく思ってしまう。この「道の駅八幡浜みなっと」、夜間は駐車場も大部分が閉鎖されるような案内がHPであったが、そうでもなかった。GWだからかな?結構空いてたよ。


不二峰林道 国道33号線に出てさらに南下しようとした。四国カルストまで行ってもいいけどな..いくつか案が浮かぶ。ボクとしては人に勧めるなら県道328号線(大川嶺〜笠取山のあたりの景色が素晴らしい)なんだが、ここは何度か行ってるので、県道211号、340号線にしようと思い進むと..若いガードマンが立ちはだかる。「すいませーん、通行止めの時間なんです」とのこと、休日は規制無しになってると思いきや、土曜日は工事してます。聞いてみるとあと30分待たないといけない、ちょっと長いな、弁当持ってたらここで待ってもいいけど。そこで迂回路としてこの林道を走ってみる、しっかり10キロほどのダートです。景色は広がらないが、木立の中の涼しげなダートで普通車でも大丈夫でしょう。泥だらけにはなりましたけどね。この日はまさかダートなど走ることになるとは思ってなかったけど、山道を選んで特に決まった道を走らずにドライブするならどうしてもダートからは避けられないこともあります。まだ芽吹いたばかりの木々を間をゆっくりドライブ、ラジオをオフにして、ダート路をタイヤが踏みしめる音を窓を全開にして聞いて走ります。夏のドライブになるとアブとか飛んで来ますけど、この時期はまだ虫も活発じゃないので窓も全開でいいんですよね。クルマから出る時も窓全開のままです。単なる迂回路としては楽しい道、でも景色レスなんでやはりただの迂回路か?次回はなんとしても県道211号線でほうじが峠に抜けてみたい。ほうじが峠は峠らしい場所ではなく、山の上の交差点の名前という感じです。


香川愛媛県道9号大野原川之江線 日がだいぶ西に移動、今日はどのあたりまで行こうかとボチボチ考え出す時間。空の感じからしていい夕陽も期待薄、それでもこの時間ならもしかしていい夕陽ポイントがあるかも?とこの県道を走ってみる。期待できるのは県境のあたり、標高もあるし、西側に景色が見られるんじゃないかと。この予想は的中、この日は霞んでしまってたが、燧灘に沈む夕日はバッチリでしょう、伊予三島から川之江の工業地帯の煙突もバッチリです。この金見山を回り込む部分は川之江の国道11号線を走ってる時にガードレールとかがチラってるところだね、そりゃ景色もいい。この写真は愛媛県に入り標高を下げている場面、畑をぐるっと回り込むところがちょっといい感じなんで少し歩いて撮っておきました。あまり撮影に向かない時間帯というか、中途半端な陽の高さでの写真になりました。この後は国道11号線、377号線、438号線と進みながらジョイフルを探します。ジョイフルは四国、九州ドライブのお楽しみで、ボクはタバコ吸わないけど禁煙コーナーは混んでるので喫煙席へ。子供と煙という難敵を秤にかけてここでは喫煙席でもいいやと。さて近くに道の駅でもないかと四国のマップルを見ると宇多津にあるな、名前が...「恋人の聖地うたづ臨海公園」だとさ、要らん言葉が付いてないか?道の駅に恋人の聖地とはなんじゃそりゃと思って嫌がらせに向かう、ことはせず「瀬戸公園記念公園」、こちらの道の駅に向かう。あれ?ここって夜間閉鎖だったっけ?とりあえず行ってみる。


徳島県道140号大利辻線 国道192号線を西へ行き三好市に入りました。そろそろ山に突入したくなって来て県道140号線に喜んで迷い込みます。この後は腕山(かいなやま)のスキー場方面に進み、県道149号線に進みたかったけど路面崩壊で通行止め、そのまま140号線に進みます。地図で黄色い県道を追うとこの道は269号、268号と番号が変わるね。よく見ると140号線は黒沢湿原に消えて松尾というところで149号線に繋がってる。と、地図見ていてもややこしい話になって来ました。黒沢湿原は時期外れでしたが、様子見で行ってみました。この後、県道に戻るところで地図にない道に進んでしまい中津川という集落の中の狭い道(多分県道よりも狭い)を経由して県道に復帰、国道32号線に出ました。この県道には他ではほとんど見た記憶もないこの写真のカーブミラーと県道の標識がセットになったものがある。これひとつじゃなく、いくつも登場する。考えてみれば合理的なんだけど、同じ徳島にはこのパターンがあるんだろうか?それとも140号線オリジナルなんだろうか?相当年季の入ったこれもあったので昔からこの道にはこれあるんだね。今回は走れなかった県道149号線は走ると決めたらもう走るしかない山奥を行く県道、ボクは竜ヶ峡と松尾川ダム、腕山スキー場とどうしても行ってみたい場所があるので、またこの県道140号線、お世話になります。走った区間はもっと厳しい道を想定してたので頼りなかったけど、枯葉、枯れ枝は散らかってるので足回りは汚れまくり..


徳島県道242号植桜鴨島線 県道43号線を下っているところでちょっといい場所があったので撮影していた。それがこの県道との分岐部分。幅規制1.8mのお誘いもあったので、行ってみましょう。こんな写真を貼ってるからボクは狭い道好きの専門家?と思われそうだけど...間違ってはいないか?でも専門家でもないですよ。この道、伐採した景色そのままで路面も半分ダートになってるけど、吉野川流域の展望台ルート、県道43号線側から景色のいい部分だけ様子を見る感じで入り込んでみるもいいでしょうね、この写真の場所は東に進み鬱蒼とした部分に入り込んでからのもの、ボクはこんなのも好きですけどね。岩肌むき出しで路面も苔むしてます。距離的にも短いのでプチイベント的な県道でしたね。この写真もオリンパスのドラマチックトーン使用。普通に撮っちゃうと暗いだけで鬱蒼としただけの写真になっちゃうけど、これにするとカラッとした感じになるので無理矢理明るく補正するよりもいい感じになりますね。他のメーカーにもこんな感じのモードがあるのでどれもこんな感じになるんだろうか?ここで自分に宿題。こういう狭路での写真がワンパターン気味なんで変化を付けようとどこかに登ってみようとしたが危険だし、以前自分が落ちかけたこともある、クルマはいくら交通量がないとは言え道を塞いでるから気にもなる。今年もまたこんな道をいっぱい走るはず。いろいろなアイデアを試してみようと思う、と言うかもういろいろやってるつもりなんだけどね。


徳島県道31号鴨島神山線 久しぶりの四国と桜の組み合わせに一週間まえから興奮してたのだが、あらら曇ってます。鳴門大橋を走ってる時までは晴れていたんですが、どっしりといた雲が四国に被さってるのが見えてた...この写真もきれいに晴れてたらいい感じなんだろうけど、天気だけでここまで眠く暗くなっちゃうものなのね。ボクの桜ドライブは適当に走って道路から見える桜に反応するだけ、人があまりいない方に行くのでやはり山を行く県道になってしまう、そこで、まず選んだこの道。淡路SAで吉野川市の市役所にナビをセットして一発目はここにするかと到着時間も適当だしあまり迷わず決定。こんな天気でも自分で自分のドライブを盛り上げるのは得意、市役所の前を通り抜けて進むといきなり「え、ここ?」という交差点、県道は直進なんだが疑わずにはいられない道幅とまるで一方通行のような路面の「止まれ」の文字、でも寺の案内もあるし、この道が県道で間違いない、進みます。そんなこんなで標高を上げて行くところで撮ったのがこの写真。吉野川流域の期待通りの景色がこの標高でもボチボチ楽しめます。桜は平地で満開、ちょっと標高を上げると少しだけ遅れている感じ、6〜8分咲きだと花びらが散ってることもないので道路もすっきりしててこれくらいでもボクは好き。道路の方はそれほどハードでもなく(確かに狭いところはあるが)スイスイと国道438号線までやって来る。天気予報だと昼からは晴れマークですね、桜の木はこの県道沿いにもボチボチありました。昼から走る道も知らない道ばかり、これくら桜があるといいんだけどな。


中津明神山の道 明神山という名前の山はいくつもあるのでここでは中津明神山とする。場所は高知と松山を結ぶ国道33号線の県境あたりから少し北をチェックすると見つけることが出来る標高1541mの山で電波塔が設置してあるおかげ(?)で360度の大展望がある山頂直下まで車で行ける。行き方は仁淀川町の中津渓谷への県道からの一本道、国道から県道にスイッチするといきなり狭いね。吾川(あがわ)スカイパークや明神山の案内があるので迷うこともないし、残りの距離も確認出来る。そしてパラグライダーの着地点と分岐があり(山頂まで6.5キロ地点)ここからがこの道の本領発揮である。ここからは「対向車なんか来ないぜ」と暗示を自らにかけ、“ゆっくりとアウトインアウト”で進んでゆく。急な坂とコーナーが続き、景色など見る余裕はないと思う。どうせ離合出来ないのだから左コーナーなら目一杯右に寄ってゆっくり曲がる、これでアウトバックでも切り返しせずなんとかなった。でも油断すると切り返し必要。写真でも急コーナーと急勾配がわかってもらえるかな?こんなところで切り返しなんかしたくないよね。ガードレールなんてありませんから景色はいいですよ。砂利もばらまいてあるし、路肩も崩れてたり..なかなかハードですね、でもおかげで忘れられない道でした。終点の手前50mはダート、終点まで行けば頂上の三角点まで数秒のところ。実に達成感があるので道筋と迫力を味わってもらいたいです、ただ高所恐怖症にはつらいかも(ボクもどちらかと言えば..)。地図で確認出来るこの山から北へ県境沿いの道はダートでパラグライダーのテイクオフポイントへの道かな?


愛媛県道328号柳谷美川線 この日の朝は鳥形山の展望台にいた。そこからの景色はどこまでも見えそうな空気の澄み方で感動の景色だったがまだ朝早い、このクリアな視界があるうちにどこか行かねば。もう一ヶ月遅ければ瓶ヶ森林道に決定だったがまだ冬期通行止め、そこで笠取山、大川嶺を目指す。マイナーではあるがここまで晴れたら四国トップクラスの景観がある。なかなか走り応えのある県道だが山道好きなら楽しめるでしょう。峠付近、標高も1500mほどで伊予灘、佐田岬を遠望する。写真は笠取山から県道に戻るところ、県道も標高の高いところはこんな雰囲気。牧場の施設があるのでここへの道路を走るもよし。名も無かったと思うが峠から県道の南側の方が道幅的にはしんどいが、ツツジのピークになる時期以外はほとんど車も通らないと思う。ツツジのピークになると写真のあたりはこの道幅なのに車が結構来るので大変です。昔はツツジとか気にせず標高があるからと走り回っていたらたまたま時期がツツジと合致してしまい苦労した。もちろん景色は満足でしたけど。峠から北側は少し走りやすいかな。写真の笠取山への道も(ちなみに中央で遠くに見えるのは石鎚山)素晴らしい眺めで県道でここまで来たらここも走らないと意味がないとまで言っておこうかな。ただし、笠取山の閉鎖した牧場施設(右に分岐して登る)の先は進むとタイヘンだよ。草とかじゃなく、低い木がしっかり育ち突っ込むとボディ両側を枝がこすりまくり傷だらけ必至。えぇもちろんボクは突っ込んで来たよ、キーキーとボディが鳴いてたし、塗装の弱いスバルのボディはエライことに..この道の終点は徒歩でね。(ボクは知らない)


高知県道357号安満地福良線 高知県の大月町は柏島にて、16時半も過ぎてボチボチ宿毛に向かおうとする。海沿いの県道357号線でのんびり行けばどこかで日が沈むでしょ、いい感じの場所があればそこで日没を見届けよう、この空なら水平線に沈むでしょう。写真は17時ちょうど、まだ一切の集落の近くなんで県道ではなく町道かな。結局は日没は車の中から見届けた。展望所もあったがそれほど居心地もよくなくてゆっくり移動しながら見る夕日だった。この日の午前は黄砂が酷かったが、この時間も影響があったのか?なんとも黄色い夕日だった。この町道〜県道ルートはひとつの海水浴場もない生活道路(高知県って案外海水浴場少ない?)、海沿いマニア(?)以外が走るとも思えない道かな。ボクは充実した夕暮れドライブを楽しみましたが。この県道、一部においてかなり狭いところがある。泊浦から白崎あたりは幅の制限はなかったけど2.0mの制限が出てもおかしくないレベル、長い区間ではないが、ちょっと緊張する道幅でハンドル目一杯きるヘアピンカーブも登場します。この一番狭い部分に突入する前には風力発電のプロペラが見える。このプロペラと夕日はいいコラボだと思ったが、行き方がわからない。とりあえず地図を見ても?案内も見当たらない。海沿いから?それとも反対から?結局ここで海沿いを選択し、極狭路に突入した時点で間違いを悟った。そのまま戻ることなく県道を北上して風力発電のプロペラのところに行けず。どこかから行けたと思う。これが今回のドライブでの未練かな。気になるよなぁ。


国道321号線 足摺サニーロードとも表記がありますね、関西から四国って近いもんだと思っていたがここまで来るとさすがに遠く感じます。中村から足摺半島をかすめて宿毛までの快走路で足摺岬目指すならどうしてもお世話になる道だ。国道321号だからサニーという発想はダジャレ嫌いのボクなんで失笑しますが道路は素晴らしい。海沿いのイメージがあるこの道も内陸に入ればそれはそれでボクの好きな田舎風景が続く。道の駅すくもで車泊し夜明け前に起きて足摺アタックのパターンが定着してきたかな?足摺岬への入り口、土佐清水にはスリーエフというコンビニがあり、ここオリジナルのばくだんおにぎりが最高です(もうこの店ないです)。これ2つでお腹は落ち着くし、高知県に来たなと思わせてくれる。桂浜よりも、坂本竜馬よりも、スリーエフのおにぎりで高知県を感じるには自分でも間違ってると思う...でもこの道とばくだんおにぎり最高と言わせて。(スリーエフって東京、神奈川、埼玉、千葉と香川を除く四国なんだね)


鷲ヶ頭林道 しまなみ海道ドライブでは大三島にも行くでしょう、大きな島だしね。インターからすぐのところの道の駅からは生口島と多々羅大橋がいい景色、ただちょっと繁盛し過ぎかな、この道の駅は休日の昼間大盛況です。この大三島には大山祇神社があり武具などの重要文化財などに興味があればこっちだが、ボクはこの神社のすぐ近くから島の中央の鷲ヶ頭山(437m)への林道ドライブ。この林道は山頂付近まで続いていて距離も5キロないお手軽さ。まもなく視界も広がり想像以上の景色。木がないところは少々痛々しいも(山火事跡)海沿いの山でこの標高があれば十分です、もう鷲ヶ頭スカイラインですよ。終点は思いのほか広い駐車場でそのまんま視界の広い展望台。ツーリングマップルでお薦めのコメントがないのが不思議。それとツーリングマップルの鷲ヶ頭公園ってのは?でした。終点の駐車場からのダートは(普通車行けるよ)200mほどかな、アンテナ設備への道でここが山頂。でもボクはここまでは車で行かなかったし、それで正解。この山は山歩き(大山祇神社から90分)の年配者が結構いて山頂付近で弁当食べてました。ここに車で突っ込んでみなさんにどいてもらってUターンとかはヒンシュクだよね。しまなみ海道の気分転換山岳展望ルート、ぜひこのコメントにたどり着いた人は行ってみてほしいコンパクトながら迫力の展望がある林道。


徳島県道26号由岐大西線 この道を解説すると山の中の曲がりくねった道で海が近いのにあまり海が見えない、ということになるかな。でもボクは気に入ってる道、紅葉ドライブが続いた後でこの日は緑の木々に嬉しくなる。そして海が見えないって?ずっと見てると飽きちゃうでしょ、演出が効いてると思えばよし。この県道には潮吹岩休憩所というところがあり、整備された素晴らしい展望所がある。名前になった岩は見下ろしたところにあるあれ?ってなもんですけど。探したがここから海に下りられるような道はなかったね。(釣り人向けのけもの道っぽいのはありましたが)県道から海は見ずに、海はここから見下ろす。もうひとつ寄ってみる?ってなところが明神山。伊座利峠から山道が続く。明神山はアンテナ設備の山なんでこれらへの道と言えばそうなんだが、展望台としてもいいロケーションだしね。道は1車線だが普通車で何の問題もなし。3キロちょい進み正面にアンテナ設備が見えると分岐がありここは右、まもなく終点。ここから徒歩5分ほどで終点の頂上。南北どちらも展望があるがここは北向きがいいと思う(海の展望は他にもある)。淡路島方面を眺め、ここから西に目をやると剣山となかなか贅沢な展望がある。県道ドライブを楽しむとすればこの道はおすすめ。ドライブを紹介する雑誌類にない楽しみは自分で探すもの、作るもの。この県道にはそれがあったような気がするぞ。道は思ったよりも狭くはない、接続する県道25号線の方が狭い部分が残ってた。


笹谷20林道 この道路名での看板があった。道路地図だけじゃ林道の基点もわからないがどこかの林道の支線かな?20というのがまずわからない。この林道はツーリングマップルには記載があり京柱林道とある。国道439号線の京柱峠と県境の矢筈峠に通ずる祖谷山林道に繋がるダートだ。この道、ボクはいつの間にか走ってた、という話。徳島県側から矢筈峠に到着、やはり林道だねトンネルじゃない峠はいいなと雰囲気を味わい峠からダートになった林道で国道439号線に出るつもりだった。ところが、いつの間にかこっちの林道に入ってしまった。ナビ画面で「あれ?」と思い1キロほど戻ってみると走るつもりの道は通行止め、再び先ほどの入ってしまった林道に戻り行けるところまで行っちゃえ、と。そこで作業してる人に遭遇、「国道439号線にこの道は出ますか?」と聞くと抜けられると言う。この時点でまだツーリングマップルで見る京柱林道とは思ってなかった。実は京柱林道は以前、京柱峠から突っ込んだが、あまりのぬかるみと凸凹で撤退したことがある。ナビの画面では道なき道を進むボクは「これ京柱林道だ」と思うと同時に一度撤退した凸凹のぬかるみを思い出す...ま、そこでバンパーのアンダーを地面に打ちつけ、泥だらけになり突破した。ここまで来て戻る気はない。うーん、ひどいなぁ、街中じゃ目立つわ。この泥だらけアウトバックはすごい、戦いの跡だね。この泥んこ凸凹地帯は京柱峠のすぐ近くだけ、他は普通の作業用林道ですね。


阿讃西部広域農道 国道32号線を西に走り祖谷渓(いやけい)あたりは紅葉終わってるかな?まだなら大混雑?などと思ってるとあれ?渋滞?詰まってしまった。このあたりで右手に見える山を見ていると気になるのがチラチラと見えるガードレール、景色いいかな?うん決定、あの道に行ってみよう。と言ってもすぐ終点になる集落への道かも?そこで三好市の県道108号線からの広域農道に目をつける、この道ならしばらく続くし、景色もいいんじゃないか?と。どうだったかと言うとバッチリ予想通り、特にこの県道から数キロ(写真のところ、これは北向きで撮影)は新しい区間で吉野川流域と雪を被る剣山、三嶺(みうね)かな?山並みが壮観。東へ向かうと道は1.5車線になるが、これはなかなか楽しめる道だ。ボクは走りやすくとも農道の類は好きになれないことが多いのだけど、ここは素直にいいと思った。この道で国道438号線まで進んだけど、まだ続いている。こっちもいい感じだろう。途中の三頭山(展望良し)はパラグライダーのサイト、この道を走っているときも頭上を30人以上が浮かんでました。


国道30号線 高松と岡山を結ぶ航路がこの国道の多くの区間を占めている。高松市内も国道11号線までのわずかな区間は道路だ。普通車はこの写真を撮った時のドライブ当時は2900円、さらにバスであろうと同乗者は全員無料だ。高速道路の割引により運賃もさらに下がってるが便数も大幅に減ってる。以前は窓口で「スカイラインとドライバー」と言えばすぐ発券してくれた、今は普通車に限りこのコンビニの前に券売機があるし、手続きをすればETCで乗れる。30分に一本あるんだし、ここも明石〜岩屋の航路や桜島のところみたいにドライブスルーで発券してもいいのにね(当時の話)。ただここのコンビニとしては当然現行のほうがいいんでしょう、みんなコンビニに吸い込まれてゆく。最近は高松から神戸までのフェリーが便利なんで利用していたが、久しぶりに夜の国道2号線を走りたくなってこの航路を利用した。宇高国道フェリーはサンポート高松(高松港)を海からじっくり眺められるから好きだ、特に夜がいい(実は昼乗ったことない)。ただ、この30号線も宇野から岡山の国道2号線まで結構長い、フェリーのいい余韻のまま2号線を走りたいのだけどそうはさせてくれない。ちなみにフェリーの客室は狭いように思える。相席が苦手なら冬はダッシュで席を取らないと窓もない寒いところで1時間過ごすことになるよ。写真は高松にて、ボクの車見えます?


愛媛県道34号城辺高茂岬線 愛媛の南西端の高茂岬を目指す県道。国道から岬を目指すなら片道420円の西海道路もあり、直線でワープ気分だ。写真は2車線ある部分ですけど多くは1.5〜1.8車線、乗用車ならそれほどストレスなく対向車をかわせる。岬までは海の近くの断崖上を行くが、海は木々の隙間からだけで、あまり見えない。でもこれがいいんです、岬に着いたときに広がる最果て気分と海の景色を盛り上げます。この道には時期にもよりますがキセキレイが多く生息していて、車の前を道案内するかのように飛び回る。35キロ〜40キロくらい出すと一緒に飛んでくれます。岬からは県道300号になるが、岬から離れると案外展望はない。それでもせっかくなら一周しましょう。室戸岬、足摺岬などを訪れても高茂岬まで来る人はかなり少ない。岬の良さってのは果てにしかない静かさ、旅情ってやつです。自家用で四国に行くならここまで足を伸ばしてみて下さい。


国道439号線 酷道の代表格である439号(ヨサク)です。前後賞もあって438号も440号もなかなかの酷道。この439号線のハイライトはやはり京柱峠、ボクも数々の峠を訪れたがここは最高ランクの雰囲気と景色を持つと言い切れる。なにせ東西の2方面にこれだけの景色が広がる国道の峠はなかろう。峠の茶屋は営業していて軽食も取れる。それはいいがビールも出してるわ、ここまで来ると世間の飲酒に対する目も届かないと思ってるんだな。写真は京柱峠から西に下ってすぐのところ、ここにはトイレの看板もあった。(寄ってないけど)ここからもまだまだ展望もいいし、こちらは人もいない。ここではまだ紫陽花が咲き残っていたので車と一緒に撮りました。この日はとにかく暑くて峠でも涼しさのかけらもない猛暑。この後は国道32号線に出て大豊、本山方面にでも行こうかと思ってたがその本山町では観測史上最高の38.1度を記録したとラジオで言ってる。そしてこの日、日本で一番暑いところをウロウロしていたのかと苦笑い。


香川県道26号土庄内海線 観光ルートから外れた小豆島の北側を行く県道。穏やかな瀬戸内海を望んでの快走ルートなんだが途中で小豆島の正体を知ることになる。答えが写真になってるんですけどね、小豆島は石の産地のようで県道沿いに採石場が続く、続く、続く。県道も東の方、交通量の少ない直線路は海とこの採石場に挟まれている。見ごたえのある風景なんでもし車で小豆島に来たのなら大きくない島です、ここの県道もルートに入れて欲しい。と言ったものの、小豆島ってドライブでどうしても行くべきところかと言えば正直なところ、近隣にあるもっといいところをお勧めしたい気もする。だけどフェリーってのが本当に旅のアクセントというか、風情があっていいんです。小豆島へは橋は架からないと思う。どんどんフェリーが消えてゆく中で小豆島、フェリー目当てってのもありかも。ただ割高感あります。姫路からでも結構する。丸1日走りまくるだけの何かがあればいいけど小さい島なんです。ボクも今度行くことっていつのこと?って思ってます。写真?これナンバー消してないや。面倒だからこのままでいいや、別にそれで困ることもないでしょ。


徳島県道253号山川海南線 四国の酷道の代表が国道439号線だと言われている、そのおかげで影が少々薄いが国道193号線、これもなかなかである。その193号線がなぜか剣山スーパー林道と交差するあたりでなぜか県道になる。それがこの253号。ボクがこの道をここで扱うのはそれは短くても演出が効いてる雲早(くもそう)トンネルがあるからだ。このトンネルを南から抜けるときがいい、もし反対に入ったら短いトンネルだから戻って欲しいくらい。写真はそのトンネルから少しだけ下ったところ。そうです、トンネルを抜けると思いきり標高1000mからの山景色が広がっているのだ。トンネルを抜けたところで左にほぼ直角に曲がるのでどうしても正面に景色が広がる。ちなみにここには駐車スペースがある。多分重機でも置いていた場所なんだろうけども、雰囲気、眺望抜群のここで休むもいい。ここを目的地にしてもいいくらい。剣山スーパー林道はこのトンネルの南側から分岐する。


香川県道180号鴨川停車場五色台線 五色台スカイラインへのアプローチ県道かと思いきやこっちの道の方が楽しくて景色も良かったりする。東西に展望が利くので朝陽、夕陽どっちも拝める贅沢さ。道幅は地図で確認するより広く思えたかな(東側の一部は狭い)。坂出側から登ってゆけば夕陽観賞用の展望台まである。写真はそのあたりから。夏の19時40分頃、西の空は赤く染まらなかったな、やはり夕陽は夏以外だなー。わずかに確認出来る瀬戸大橋も空気の澄んだ冬ならライトアップもされてきれいだろう。真冬でも雪のない瀬戸内だ、いつか美しい夕景の写真に変えたいな。ここからの景色は街の灯りの数ではなくやはり手前の2つの山と西の空の夕焼けだと思う。


国道441号線 四万十川ドライブはこの国道で。旧中村市街地からならまずは県道340号線、これで観光バスもやってくる佐田の沈下橋となるかな。この旧中村市街地はナビがないと結構迷う、ボクは今回も迷った。国道441号線で上流に向かえば「佐田の沈下橋近道」なんて看板があったから、これで四万十川に出る。後はガードレールごしに川を見下ろし、駐車出来るならそこから覗き込むのがこの道のドライブとなる。川の他にも見所はあるのだろうが、晴れていれば青く雄大な川の流れにどうしても目が向く。沈下橋へは看板もあったりするのでたどり着くのは簡単だが、渡るのはかなり怖いし、渡っても引き返すだけなんでお薦めしませんよ。写真は岩間の沈下橋、多分一番絵になる橋であり、誰もがこの角度から見るんじゃないかな?国道からこの景色が見れます。写真は“いかにも午後になってから”のものですね。川が青く光ってた。


愛媛県道255号鳥井喜木津線 緑が眩しかったみかん畑の中の県道、もちろん海の景色も最高です。佐田岬半島はメロディライン(国道197号線)を走るもの、と決まってることもないのだが、それが普通でしょう。でもどうしても気になっていて時間をかけて走ってみようと気になっていたのがこの県道。意外にも改良が進み集落の部分を除けば対向車も気にならない道幅であった、2車線区間もある。細かく幅員が変わるようなら道路地図は狭路のままになるが、走りやすい印象(ボクのセンスですが)。もっとも対向車なんてほとんどないけどね。全線はしんどいけども国道378号線から伊方原発くらいまでは(やはりボクのセンスですが)最高ランクのドライブルート。今度はみかんが生ってる時にも走って見たいな。道には収穫したものを運ぶトロッコみたいなものを何度となく見かける。これが活躍してるところを見てみたいんだよね、仕事の邪魔になるかな?この道って飽きたら適当にメロディラインに戻れるのもいいよね。


香川県道281号五色台公園線 この付近はビワと海が印象的です。旧スカイラインの方は特にどうしても寄っておくべき施設もなかったように思えたし、木々が邪魔するので展望はあまりないですね、ただ短いながらもコーナーがいい感じでかなりのペースで走る車も見受けられた。写真は下ってきたら海沿いの県道に合流する寸前のところ、ここまで来てやっと大きく海が広がった気がする。実はこの先の県道と合流するところがハイライトかもしれない。瀬戸大橋を横から見ることが出来るし、瀬戸内の小島がいい景色になってる。この場所は目の前を貨物船が行き交うのでなかなか飽きません。夕暮れ時なら最高かも。ちょっと広くなっていて、自販機もあるからここがいい。この場所から坂出の方に進めばいい夕日ルートなんだが一部狭いし、海側に車を停める場所がほとんどないのでじっくり夕日を鑑賞できるところがあまり無かったようにも思えた。あまりないだけであることはありますよ。この海沿いと旧五色台スカイライン、県道180号線と繋いで先日はループしてきました。






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