2020年 8月12日 夏休み北海道ドライブその3

今回のドライブで初めての「晴れ予報の日」、なんか緊張しておりました。
なんか失敗しちゃいけないと言う誰に何をプレッシャーにしてるやら。多分時間を無駄にしたくない気持ちがそうさせるんだよな。





今回で4回目の北海道でしたが、「ドライブするならここやろ」って地域は今まですっ飛ばしてましたからね。
この日は5時頃から行動開始。交通量のない時間帯に北見周辺のハイドラCPを集めて置戸町の鹿ノ子ダムに向かいます。





朝のCP集めが片付き、鹿ノ子ダムに来ました。ダム付近の道路には異様に枝が落ちてたけどなんやろ?昨晩の強風やろか?
この鹿ノ子ダム、ハイドラCP集め的に重要な携帯電話の電波が来てません。まあさすがにダムによってはこういうこともありますが、
ボクが
初めて北海道に来た時に思ってた以上だったのがこの携帯電話の電波、よく入ります。もっと電波のない地域が多いと勝手に思ってましたが
民家もないようなところでも熊が使うからか?と思うほど整備されてます。
もちろん「さすがにここは入らんか..」ってとこもあることはありますが。
まあでも考えれば「何か」あった場合を考えれば北海道の方が大事な電波だよね。






8時丁度に撮影、ここは「道の駅オーロラタウン93 りくべつ」。ここは来てみたい地でした。日本一寒いと有名なところで、温度計付きのオブジェがあります。
いくら冬は寒くともこの日この時は23℃、丁度いいですね。元々は池北線、古すぎるか..でもその頃まで気持ちは戻したいかな?
元はふるさと銀河線の駅でこの日は朝から廃線跡めぐりの様相もありました(池田の方までしっかり駅跡を訪れてます)。
ここ陸別町の公式サイトには「今季の最低気温、最高気温」がありまして最低がー30.7℃で最高が34.2℃。すごいな。(思えばクルマ入りで撮れば良かった)
余談、というかここはそういう話をするところ。ボクの経験ではー4℃より寒いの知らないです。鈴鹿峠付近から土山あたり。






クルマの汚れっぷりが伝わるかどうか、伝えなくてもいいけど。この頃はすでにバックカメラも砂ホコリで見えない状態になってました。
ここは足寄町の塩幌駅跡のすぐ横、Uターンして国道に戻ろうとしてるところで撮ったもの
。ペースのいい国道から旧塩幌駅の方への道も
駅がないと案内もないですから「このへんかな?」とナビの表示する距離の見ながら減速するんだけど後方からクルマがあるとなんか嫌なんで
廃駅めぐりやってると後続車がいたらすぐ譲るもんね
。となりの愛冠(あいかっぷ)駅は駅舎も残ってたし店?になってた?
帰宅後にチェックしたら「愛の泉」?何?店の名前?おっさんが近づけない名前はやめて下さい。あ、そうか、来て欲しくないからだ。すいません。





足寄町まで来ました。この写真だけ見ると大都会やん。すいません、言い過ぎました。ただ勝手にイメージしちゃいますよね、行ったことない街って。
思ったより街だったのはホント。正直なところ北海道に一度も来てなかった頃のイメージでは札幌は都会だとまあわかってたけど、北見や帯広は
自分が思ってたより都会だったもんね。この写真、車内から信号待ちで撮ったんだけど、実これ戻るところ。阿寒湖の方に向かおうとするもここらで給油と
買い出しをしておこうとしてこの向きになっとります。早めに買い出しと給油はするんだけど、案外これが運転ばかりでお腹は空かない。
クルマの方もお腹空かないようで燃費も異様にいいのが北海道ドライブ。燃費計の自己申告でも13.4kmとか北海道以外ありえない。





足寄を出てから阿寒湖の方に向けて国道241号線を走ります。そんな中で道路脇にスペースを見つけてサッと止めてみる。これ自分なりに実験と
いうか道路に対してクルマを平行にするか少し角度を付けて止めるか、それならどっち向きが?と地味にやってるんですよ。(こんなにドライブしててもね)
この向きにしておくとね、24mmのレンズでもフロント部分が歪まないんんです。そんなの気にしないまま続けてきたけど、どうやろ?という
ことです。不自然かな?逆に思いっきり角に向けてフロントが伸びるような撮り方のほうが「それらしい」ってことも実際あるんですよね。

そんなのあれこれ試すなら28mmとかのレンズにすればいいとか言っちゃダメですよ。試すのが面白いんだから。





「道の駅あいおい」は訪れたところすぐ引き返そうと思ってたんです...が、こういうのがあると予定も変わる。鉄道公園になってるじゃん。
国鉄時代の車両があって線路歩けてこの白樺並木、小規模なものなんだけどボクには十分、かつての相生線...なんだけど廃止から35年、
こんなところまで線路があったのかとあらためて思ってしまう。「昔はここにも鉄道が」というだけで全国旅が出来るもんね。
この鉄道の跡を訪れることの面白さはドライブで走り回って「北海道いいよなあ」と憧れてた数年前、全く想定してなかった楽しみ。
いやいやハイドラCP集めだってそう、どんどんドライブが忙しくなってくよね。これからもっと忙しくなるかも...真面目にこれ「残ってる時間」との勝負っすよ。





「道の駅あいおい」でシートを倒して結局は30分くらい過ごしてしまったかな?さて出発と思ったら「お、松岡満のセミトレーラーやんけ」とまたカメラ持って外へ。
関西にもありますけどトレーラーは道内以外でもあるんかな?ちょっと嬉しくなって撮ってました。で、そんなことしてたものだから
快走国道もしばらくはこのトラックの後ろをずっと60キロジャストで走ることになってしまいました。昔はトラックに「全長18m死ぬ気で追い越せ」なんて
ステッカーがありまして(懐かしい)...ま、どこかで追い抜かせてもらいましたけど。路線のトラック便に反応してしまうのは職業柄でもあるけど
ドライブ好きな人も各地で仕事に関わる何かを見て反応することあるんじゃないかな?ちなみに勤め先と同じトラックを旅先では見るのも悪くはない(働け)。





オンネトーってところは国道を走ってると案内標識があったので0.6秒ほど迷ったがここはスルーして阿寒湖温泉...もスルーして西へ、もうこのあたり
運転が楽しくて仕方なかった。
阿寒横断道路とあるけど元有料道路?と思ったけど、国道の観光道路としての呼び名ってことね。この国道241号は
ボクが思ってた「北海道のドライブ」って感じがした。こちらは山バージョンだね、海バージョンはサロベツ原野の道道106号ですから。

それにしても走りながらのテキトーにシャッター切ったこれ。1250分の1秒のシャッターでよく撮れてますやん。1/1.7型センサーのコンデジを結局のところ
最後まで作ってのはカシオになるのかな?(使ってるこれ)良く出来てるやん。このドライブで大事にしようって思ったわ。






ホント気持ちいい道だなー、初心者マーク付きでフル乗車のカローラワゴンに追いついてしまってたのでサッとこんなスペースに入っちゃう。
もうレヴォーグだとこれくらいの段差でもヒヤッとするね、アウトバックでは地上最低高のおかげで普通は躊躇するところだって力技で乗り上げたりも
出来たけどこんなところで何かやらかしたら大変だ。
この道、特にここが景色のいいポイントだよってところは気付かないのかないのかは
知らないけど、もう運転してるだけ、ずっといい感じなんでそんなポイントも要らないのかも知れない。この場所は特に景色があるわけでもない。
でもこの空にこのコーナーだけでオッケー。
しかし先のカローラ、他に運転する人いなかった?初心者に荷が重くないか?





弟子屈町にたどり着いて衝撃が...あれ?弟子屈駅ってないの?と思ったら摩周駅に改名してた。何が驚きってその名称の変更は1990年ですよ、
知らんかったな。難読駅名として長万部、音威子府、倶知安などと一緒に覚えた駅名、あんなに鉄道ファンで駅とか好きだったのにそうか、摩周駅か...
なんてこともあったりですが、本日のメイン美幌峠目指します。
この日はここをハイライトにしようと時間とかいろいろ調整してきたつもり、
朝一番なら6時にでもここに行けたんですよ。でも朝はどんよりと雲が残ってそうだし、午後も遅いと雲が出すぎる、それならと狙ったタイミング。

この写真ではあと2キロとあります。雲の影に入ったり出たりしながら標高を上げて行きます。いい感じちゃうのん?





ぐはっ...確かツイッターでもこんな声をツイートした覚えがある。正午ですね、この時間に景色を見ることもあまりないけど最高ですね、これ。
景色が広がりすぎて全部がレンズに収まらないので一番いいのはどの向きかな?ってことで展望台あたりからいっぱい撮ったけどハイどれも素晴らしいです。
ボクは景色を狙って見に行くと結果残念なパターンがほとんどなんで期待値を下げて自分なりに楽しませてもらってるけど、ここは大満足。
北海道4回目のこの日までこの方面に来なかったけどタイミングを選んでのこと、待った甲斐ありました。

ここ駐車場も混んでたな、もしコロナのそれが無かったら駐車場渋滞が起きてたんじゃないか?この日一番の「密」はここだったかも。






こういう標高が高いところで見るこういう雲好き。ここは美幌峠なんだけどメインの駐車場ではなく道路を挟んだサブの駐車場になるのかな?屈斜路湖を見下ろす
絶景はもちろんだけど反対側も実に雄大。こっち側で登れそうなところあるけど誰も歩いてないな、ここにクルマを置いて遠くの景色と撮れるかな?なんて
思ったりもしたけどね。国道243号で美幌方面にに進み「道の駅ノンキーランドひがしもこと」を経由して次なる「峠」を目指す。ここに道の駅が無ければ
また別の道(屈斜路湖沿い)を走ったかも知れないけど、
とりあえずどこを走っても間違いじゃないところが北海道のすごいところ。
そんなドライブでも美幌峠近くのダムに立ち寄る。鹿対策のゲートがあって通行時のみ自分で開けるやつ。あれ意味あるんやろか。






どの峠目指してるかわかっちゃうオシンコシンの滝です。水量少なめ?道路からチラッと滝が見えるくらいだったから寄ってみよう。さすがに北海道でも
この日この時間は30℃超えてたので滝の前まで行くと気持ちいいです。これは320分の1秒のシャッタースピード、このカメラなら多分手ブレ補正が
しっかり効くのでシャッタースピード落として撮るのも可能。あまり興味ないから知らないけどよくある滝の写真っぽいことも出来るはず。
NDフィルターとか一眼レフ機に手を出して数年は持ち歩いてたし、あれ使って波とか撮ると面白かったけど、それっきりだなあ...
結局のところボクはスローシャッターやタイムラプスとか時間がかかるのは単純に面倒なんだろな。自分のドライブとの「テンポと合わない」のですよ。






うおっ、自転車だ、頑張るなあ。ここは国道334号(知床横断道路)、道路沿いに止めるところもほとんどない中で羅臼岳を前に場所があったので
駐車したところ、数台のバイクやライダー、地面に置かれたヘルメットをレヴォーグで隠しながらどうやって撮ろうか?ってところで自転車です。
こういう道路での自転車はキツイけど(それが好きだからいいよね)見ることが出来る景色は自転車ならではの目線が可能で魅力ありますよ。
この道路も運転してると見えないけど、どこかで道路と海を一緒に見下ろし眺めるポイントがきっとあるんですよ。でもクルマでそこを探そうとイエローラインの
観光道路で路上駐車は法律とかの前に怖いしこの時間帯はマナー違反。自転車乗ってる人のブログの写真はクルマと違い面白いのはこういうこと。






レヴォーグが白飛び気味ですがここでのボクのイメージに忠実にこのままいきましょう。もうここは定番なんですが、こうやって自分のクルマを手前にして
写真撮れちゃうのがコロナ禍にあった夏休みなんでしょう。普段の夏休みだとここも満車になるんじゃないの?ってところ、この道路ってここくらいしか
寄るところないですね。走るのは最高でしたよこの道、でも...もう一箇所でいいからさ知床横断道路に来たらここだよね?って場所欲しいかな。
以前の北海道ドライブ(GW10連休の時)もこの地方に来たけど斜里岳の東をかすめる国道の根北峠を越えてるんです、それは夏に知床峠に来るからと
決めてたから、ボクって微妙な天気だと1年後くらいの先送りはドライブではよくやるんです、そして約束どおりちゃんと行くんですよ。






「展望台」と案内がありまして寄ってみたのが「羅臼国後展望塔」あと2キロ?だったかな?距離が短いので標高はそんなにないか、と期待はそんなに
高まらなかったのですが、なるほど。北方領土と羅臼の街の眺めで国後島までは25キロしか離れてないことを見せつける展望台。
この撮り方、この日の天気(真冬ならもっとクリアで近くに見えると思う)だとこんな見え方だけどやはり近いな。25キロで距離計測してみると、
尼崎から長田(神戸)、枚方、三田くらいだもんな。さ、とりあえず明日のことも考えて中標津方面へ。
日本中の海沿いの道を制覇したい気持ちとしては
道道87号を行けるところまで行きたいとは思ったけどここは時間気にしながらじゃいけないとまた先送りです。(必ず行くぞ、なんでもない道であっても)





なんて地味な展望台なんだ。緑ダムに日が暮れる前に行ってやれと羅臼からはノンストップで走ってきたけど途中で案内を見つけて行ってみた。
寄ってみた時間帯も遅いが摩周湖の眺めはやはりこっちじゃないような気がして、いや、こっちじゃなく「表」でしょう。緑ダムの方はなんとか明るさがあるうちに
行って無事にハイドラCPも獲得。ここらはキツネが多かったな...弟子屈に戻り道の駅で潜伏を決めるが近くにローソンがなかなかの対応で
なかなか呆れてしまい、なんと言いますか...30秒温めるやつ、5秒でレンジから取り出して客に渡すってどないや?そりゃコンビニでのネタは
いっぱい持ってるボクだけどこれは驚き、どんなパワーのレンジかと思ったやんけ。道の駅摩周温泉でおやすみなさいませ。



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