写真館 おまけ程度(?)に北海道(道路編+いろいろ編)


主に2019年GWドライブ 夏休みドライブより

北海道七飯町字軍川(ミルクロード) この広角レンズで山を撮ると山は小さくなってしまいます。これ山の写真じゃなく青空が主役、空の写真。クルマ入りもここで撮ったけどこっち貼ってしまう。城岱牧場から大沼の方に下り道道43号線に出る前に交差するミルクロードを東へ、景色が広がったところがあったのでそこで撮ったもの。駒ヶ岳ってこんな山容だったのね、夜だったり雨だったりでよくわからんまま近くを走り抜けていた。こうなると鹿部の方に出て海沿いで恵山の方へ、今日は景色は諦めてたけど天気いいやん...と、期待しましたが鹿部からぐるっと函館までずっと雨、波を高いし霧もかかってるし北海道のこのあたりだけでもこんなに天気変わるものかと...ぐるっと周回して函館市街に入ったのは11時くらい。イエローハットに寄ったりあちこちちょっとずつ移動して時間調整、台風で欠航とかシャレにならんと佐渡ヶ島行きのフェリーをチェック、カーフェリーはなんとか運行中。それなら倍近い大きさの津軽海峡フェリーなら大丈夫だろうと。ちなみに函館から大間への航路は欠航になったんですよ。昼過ぎて函館あたりも風雨が強まり台風っぽくなってきた。この時、強風域だけがやたら広い台風になり心配は大きくともやはり揺れるフェリーの中だよな、アネロン(酔止め)にお願いしましょう。20時に七飯の道の駅で仮眠、0時半に起きます。


北海道七飯町字上藤代(城岱牧場) 前日は森町の道の駅で潜伏してました。最終日は早起き(3時)して函館方面に移動する日だったんです。台風が日本海に出てこっちに向ってるこの日、天気も期待出来ないので時間持て余すの必至なんですが、国道5号線で七飯まで来てみたら城岱牧場の方は晴れてる、ならばと行ってみたんです。牛さんもいいけど北海道新幹線が終点に向ってカーブしてるのがカッコいいやないですか。この牧場は観光施設でもあるようだけどさすがに早朝で展望台にも行けなくて道路を走るだけでしたがなかなかいいところでした。函館にフェリーでやって来たところで夜だったり、夕方だったりで気になりつつもタイミングが難しいと思ってたところだったんです。この日は大事なことがありまして3時に起きたのは時間調整。青森行きフェリーは約24時間後の3時10分発。これに乗るには1時半くらいに港に着かないと行けない。ここでうっかり寝込んで間に合わないとか笑えない。ボクはドライブしてる時、だいたい4時起きで23時に寝るパターン。このパターンを前倒しにしてフェリーに合わせようというわけ。フェリーの中で寝られたらいいけどそう思うと航行時間3時間40分って中途半端だな。時間は持て余すこの日、どこまで晴れてるんだろ?東に見える山に向こうはしっかり雲がかかっとる。


北海道倶知安町字八幡(国道276号線付近) 羊蹄山の東側から北側へ国道276号線を行く、京極町の「ふきだし公園」にある道の駅は大繁盛で立ち寄れず。まあボクはどうしてもってわけじゃないのでいいけど、並んでまで道の駅に入ろうとしたことないのです。道の駅は好きでも「そこまでして...」とは思っちゃう。ボクが好きなのは空いてる道の駅なんで、お買い物も混んでる道の駅でしたことがあまりない。すぐ「まあいいや、次!」ってことに。さて羊蹄山も南側ではどっぷりと雲が垂れ込めてましたが北側に回ってきてこんな感じ、国道からひとつ北側の道に入って行き北海道らしさを満喫する。これ以上カメラ持って下がると畑の中に入ってしまうのでクルマは半分だけ入れるパターンね。倶知安に抜けてニセコパノラマラインに行けたら良かったけど(今回のドライブで実は道路的に一番狙ってた)完全に雲の中に見えたので楽しみは残して国道5号線ドライブにします。ボクは函館を北海道の玄関にしてるので帰りは国道5号線になるんですよ。初めての5号線ドライブはずっと雨、今回は曇りでした。函館に向かう途中はピリカ湖にダムCP取りに国縫から寄り道、あとは再びひたすら国道5号線。単調な道がさらに単調になる長万部以南も飽きずに走れるのは国道というマジックですな。で、八雲というところで「山岡家」へ。誰かここのオススメ教えて、この店はわからんのよ。


北海道真狩村字真狩(道道66号線) この日は滝川の少し北にある雨竜町の道の駅からスタート、3時起きです。国道12号沿いから札幌市の南区にかけて残してるハイドラCPを交通量がないうちに集めて国道230号線で定山渓温泉なら中山峠へ、交通情報でもおなじみの定山渓温泉、うーむ混みそうなところでした(空いてる時間に抜けました)。中山峠の道の駅は駐車場が無秩序?になってましてごちゃごちゃ、誘導する人がここまで混むところはいるもんなんですけどね。天気は曇ってしまいましたが洞爺湖から羊蹄山あたりの道の駅を片っ端から訪れるドライブ、晴れてたらなあとやはり残念でしたね。HDRアートで撮った真狩村の道道から見る羊蹄山...あれ?こんな平たかったっけ?って言いたくなるよね。ドライブしてる時って天気がよろしくないこと分かっていても「もしかして?」って思ったり、青空がチラッとでも見えてくるとすごく前向きに「ここから晴れてるんとちゃうのん!」ってなりますよね。この日もどれだけこのチラ見せの青空に気持ちが翻弄されたか...この日のハイドラCP集めではネタ2つ。道の駅神様がもらえたこと、各都道府県のコンプリート必須と思いきや道の駅1055箇所でゲット。もうひとつ。北海道の観光地CP、3つのうち時計台以外の2つは何だろ?洞爺湖はなんとなく分かったけど、あと1つは考えても分からんかったです。(直線道路日本一中間点って...)


北海道道101号下川愛別線 旭川紋別自動車道の愛別インターから愛別ダムに行って岩尾内ダムに行って...はい、この道で決まりです。朝は札幌市内を走り回り旭川に向けてウロウロしてましたが市街地を離れて多分気持ちいい道です、いつの間にか晴れてきたしね。多分走りだしたら特に何もなく一気に進んじゃうと思って案内標識があるところで撮っておこうと。北海道も国道は山間で人家とかなくとも携帯電話の電波はほぼ入ったと思うけど、この写真のあたりまでだったかな、道道になると山間ではあっさり電波も消えました。そして電波が無くなったあたりからこの道はキツネが出てくる出てくる。本州のキツネは警戒心強いけど北海道のキツネは逃げないんだよね。ま、近くで見てみるとあんまり可愛いもんでもないかな?
 道路的には走りやすい、と言うか北海道で狭い山道を忙しいハンドルさばきで...なんて知らないので道路のことは記事にならないよね。そんなに厳しい道なんか冬とか通行止めは当然として、広い北海道だもん走りやすい道作ったほうが楽でしょ(知らんけど)。「北海道でいろんな道を走ったところで記事にするのが難しいだろうな」ということを考えながら走ってましたわ。途中走りながらも大きな景色だなあと思う場面があってもあのペースだとサッと撮影のために停車する気にもならんので、と言うかそんなんキリがないし。このサイト的には北海道はボクの語彙が試されるんだよな。そういう意味で「走りやすい」はダメだな。この日は妹背牛の温泉でゆっくりしてたらそのまま休憩モード、近くに道の駅にピットインしておしまい。


北海道札幌市北区新琴似7条(セイコーマート麻生店) 北海道ドライブの際、お世話になりまくったのがセイコーマート。特に美味しいとかではなく、ボクには北海道に来た時だけの特別なコンビニとしてテンションが上がるのです。基本はホットシェフ付きの店に昼間行くことですね。北海道行ったときは本州にあるコンビニは全部パスしてここでフライドチキンを毎日食っとりました。菓子パンや惣菜パンの類はまあ...なのですが普段見かけないものというのが面白くてね、まあ北海道に行ってもウニとか食べないので安上り、北海道でクルマの燃費が良くなり、ボクは食費が少なく済むのだ。この写真は市街地のハイドラCP集めで2時間走りまくって最初の休憩(5時20分、北海道は夜明けが早い)、まだホットシェフが稼働してないので...何買ったっけ?ボクはトイレだけ借りる度胸がないので何か買ったはずです。交通量が増えてきたのでまだ札幌市街地にもCPを残したまま学園都市線の駅巡りになります。新十津川駅前がなんか観光地化してたけどなんだろう?ボクはギャラリーがいる中でクルマ入りの写真撮ったりしてましたが。この日は基本的に曇ってましてこの写真もカシオのHDRアートでド派手にして白っぽい青空も無理やり絵にしたもの。


北海道積丹町大字神岬町(沼前パーキングエリア) 国道229号線の長い海沿いドライブも飽きないのは岩や山が思ったよりも面白い、トンネルが多くてペースよく走っちゃうのだけどそれでも目に飛び込んでくる険しい地形。この写真は沼前パーキングエリアというまあまあ立派な国道沿いのところ。ここでこんな写真を撮りながら「見えてるあそこが神威岬?」と雑草の向こうを眺めております。これがイカンかった。ここで15分以上ゆっくりしちゃったのね、そして神威岬に向かう。この岬は結構歩かないと先まで行けないのは知ってる。でも駐車場まで行けばハイドラCPくらい取れるでしょう...と、交差点を曲がろうとしたらすでにゲートが閉まってる。17時で閉めるのはともかく、国道からいきなりとは、これではCP取れないじゃん。ボクは青森県でも「また来るからいいや」でサラッと済ませる人ですが、ここはちょいショックでございました。その後のびっくりは積丹町内の国道沿いだけどキャンプ場。テントがそこまでぎゅうぎゅう詰めじゃ窮屈だし、国道に路上駐車ってどんなキャンプやねん。となりのテントの話し声とか聞こえるキャンプは...好きでやってるからいいか。この日のボクは翌朝、交通量がない時間帯に札幌市街に残してるCPを「どりゃあー」と集めるため札樽道の金山PAに潜伏します


北海道寿都町字政泊町弁慶(弁慶岬) 朝から海沿いを基本にずっとドライブして9時間、やっとこさいい雰囲気の灯台と岬の風景、弁慶岬って聞いたことあったけどここでしたか。クルマを置いて少し歩いたところでこの眺め。雲が出てるので灯台は小さく撮るのがパターンですね。もちろん灯台まで近くだし歩いてみます。ちなみにここ、ボクのアタマの中では積丹岬あたりでした。まだまだ実際は手前、何しろこの時のドライブってツーリングマップルとか地図を見てない、ハイドラの画面見ながら走るだけでしたからね。特に北海道初日なんて帰りのこと全く考えなくていいからマイペースで海沿いを行きハイドラCP追いかけてるだけ。さらにこの日の海沿いドライブって木古内、福島、松前、上ノ国、江差、乙部、八雲、せたな、島牧、寿都、蘭越、岩内...聞いたことあるけどはっきり地図で指差して「ここ」と言えない街ばかりで「海沿い走ってりゃ小樽に着くでしょ」レベルでしたからね。地図で弁慶岬をあらためて見て黒松内から海に抜けたこのへんだったのね。夏休みの津軽海峡フェリーはクルマもバイクもいっぱいでした。あれだけたくさんの人が北海道にツーリングにドライブに行く中、ボクが一番北海道のこと不勉強で乗り込んだと思いますよ。もちろんこれは行ったことないところは走るだけでいっぱいいっぱいだと思ってるし、最初はそれで十分楽しいから。


国道229号線 300キロ近くある国道で何度か走ればその中でも景色のいいポイントもわかるだろうけども走り抜けちゃうだけで結構いっぱいだった国道。南の国道228号線からいつの間にか229号線に変わっていて「?」って思ったんだよね。この日は海沿いでとりあえず小樽の方まで行って...と思ってたけどここらが北海道の広さの感覚がつかめてない素人、小樽まで行ったら夕方ですわ。道路からも展望台とかいいところあったみたいだけど、とりあえず走り抜けるだけでしたというこの国道。ただそれだけでも気持ちいいし、思った以上に不思議な岩があったり飽きないものですねこの道、いい間隔で道の駅とかあるし。
 この国道は単に走り抜けちゃっただけなんだけど、ボクは全国の海沿いもだいたいは走り抜けていて現時点である程度の区間と言えるのは宗谷岬から網走までのオホーツク海沿い、ここだけ残してる。と言うわけでこの国道228、229号線の海沿いドライブはボクの中で楽しみと残り少なくなってゆく寂しさ(初めての海沿いルートはワクワクする分そういうもの)を同時に感じるドライブでした。最後に、古平町..ボクの世代だと豊浜トンネルの崩落事故(もし知らないなら検索して)は強烈に記憶に残ってたので「ここか」と、こみ上げるものがあったな。あえて先に下調べとかせずに行くので慰霊碑がある場所はわからんかったけど、次があれば行かせてもらいます。



北海道道740号北檜山大成線 山側に雲がかかっていて日陰になってしまった。函館からぐるっと海沿いドライブをしてるとせたな町で国道から道道にスイッチするところがある、もちろんこっち。この道道では北海道の最西端を行くのだけど岬へは行けないし長いトンネルで付近を走り抜けてしまうだけ(北海道最西端はインパクト弱いか..)。この写真で山肌が大きく削れている方面がそうなんだが、もう少し手前からトンネルです。この写真では海の方まで見えてませんが、これでもわかるかな?明らかにあそこから先は曇ってるとわかる景色。ここまでよく青空が続いてくれたと感謝してますよ。ここまでも海の方は晴れてるけど山の方は雲が出てました。
 この道道740号線、単純に海沿いだから走ったというのが正解なんだけど、割と新しい道で帰宅後にちょい前のマップルを見ると道がない、2013年に開通して道道の未通区間が解消したみたい。いやあこれ完成させちゃうのね。開通前の地図を見ると「わざわざここは通さないよな...」とボクの感覚では思うけど、そこは北海道ですよ?ドーンとトンネルで繋げちゃう。ここもそうなんだけど、本州ではトンネルと言うと山の印象だけど、この日、海沿いを走った印象で北海道だとトンネルと言えば海沿いって感じ。下の写真の青い標識、消したのなんだろう?検索しても画像無し、「この先抜けられません」だったかな?


北海道松前町字札前(パークゴルフ場付近) 前日の夕方に函館から北海道入り、3回目の北海道ドライブはまず海沿いに西へ、木古内というところまで行きその日はおしまい、この写真は翌朝です。まず福島、松前の方に向かいますがハイドラCP的にも、まあまあ鉄道好き(乗るのは苦手)としては吉岡海底駅があったところに反応。国道から少し入ったところでCPは取れますね。そして普通は白神岬でしょう、そう思いますよね。国道を快調に走っていて「ここだな」とサッと駐車場に入ろうとしたけど一瞬段差が大きく思えてビビってスルー。ちょい前に鳥海山でこのパターンでアンダー擦って弱気になってました。まあ海はどこで見ても一緒だし...(それ絶対言ったらアカン言葉です)。で、国道228号線ドライブになるんだけどしばらく進み旧道だろうな、という道に吸い込まれてみる。そしてすぐのところ。まともに水平すら維持してないけどこの倉庫か家屋の色に目を奪われちゃう。海とボート、もちろん道路標識もいい。自分のクルマはもっと先に置いて歩いて雰囲気を嗜んでしまう。北海道に滞在する予定の4日間だけどジワジワ迫ってくる台風もあるし晴れマークがほとんどない状況で選んだのがこっちなんですよ。もしずっと晴れそうなら一気に道東に移動して有名所の湖と峠を順に訪れる計画でしたから。その割には晴れとります。これからはこうやって写真撮るたびに「これが最後の青空かも?」と緊張しながら?進みます。


北海道函館市港町(津軽海峡フェリー函館港) 丸6日間滞在した北海道、アッと言うまでしたね。前日は夕張あたりを昼過ぎまでドライブして夕方にかけては函館に向かうドライブ。時間的に余裕を持つべく長万部まで高速で、そこからは国道5号線で。大沼のところで渋滞してるのは知ってるので急いで函館に行くことはないけど、ボチボチ近付いておきたいというペースで。大沼の渋滞に引っかかる前にローソンで1時間ほど休憩、渋滞の解消を待って再び移動。函館には道の駅もなく、国道5号線の「道の駅なないろ・ななえ」は混んでるのでローソンからすぐの国道沿いにあるトイレ付きの大きな駐車場で車中泊。5時起きでボチボチ活動開始。7時40分発なんで6時半に港へ行けばいいや。この写真は乗船するフェリーから下船してくる直前の場面。このフェリーだとお昼前に青森着。青森市内の極楽湯に行き風呂に入り、そこで昼飯も頂きあとは1日半かけて帰るだけ。大館までは東北道で行き、あとは国道と開通してる部分を繋いで高速道路利用、早いですよ村上には明るいうちに着いちゃうので楽勝。北陸道の黒埼PAまで行きここで車中泊、翌朝から一気に帰ってしまえば昼には帰宅。青森から家まで24時間とちょいです。青森から東北道、磐越道経由だと1万円近く高くて時間もかかっちゃう。よし、今度もこのパターンだ。


北海道別夕張市旭町(第一旭ダム付近) この日は事実上の最終日、翌朝函館発のフェリーに乗るのでそれを考えて昼過ぎまで千歳、江別、岩見沢、夕張とハイドラCP集めながら走り回ります。ボクとしてはこの日のハイライトは「夕張」という地名に感じるものがあるので行ってみようというものでした。夕張って昔は炭鉱、メロン作っても町は大赤字で...と具体的に景色が浮かばない。で、いざ行ってみるとローカルな駅舎と炭鉱町の風情?と思いきや巨大なマウントレースイホテルのスキー場リゾートとモダンな駅舎(一ヶ月前に廃線)、「あ、あぁ、そうなの」って感じで夕張という言葉に感じるものは崩れてしまいました。もちろんボクがなんとなしに思い描いてた風景も探せばあるんですよ、「幸せの黄色いハンカチ」の世界もね。でも先にデカすぎるホテルのパンチ喰らっちゃいましたから...この写真は夕張にある第一旭ダムから道道に戻る場面、ポンポロカベツ川に沿う道でのもの。山間の道路沿いにある集合住宅の類は人の気配がまるで無いのでなんか怖い。ダムの方は奥にある第2の方に向かってはいたんですがレヴォーグの地上最低高はきつく2回目のアンダーヒットで撤退を決めました。あと1時間だけウロウロ出来ると東に行きシューパロダムのCPを取ろうにも1つは関係者以外立ち入れず諦める。同じ時間帯にハスラーでCPに挑んでた人いたけど取れたんかな?


北海道えりも町えりも岬(えりも岬観光センター駐車場付近) 広尾町からいいドライブをしながらえりも岬へ。観光センター前の駐車場に入る前に間違えて岬の方へ下って行く道に行ってしまう。ボクもそうだし後続車も付いてきたし、何台も戻ってくるから案内ちゃんとした方がいいんじゃない?間違えるのが悪い?駐車場から多くの人が進む方ではなく西まわりの歩道で灯台に向かって歩く..いや何この風?そして何この寒さ。帯広で24℃くらいあってエアコン入れてたのに12℃?そしてこの風?体感温度何度よ?えりも岬での写真となると南向きでだいたい似てくるのでひねくれてこの写真。駐車場と柵で場所はわかりますよね。で、風です。この写真はかなりの強風で持って行かれる体と腕、それに負けずに力を入れるボクと手ブレ防止機能の本気の戦い、なんとか撮れてますね。あまりの寒さに十分散策出来ずに撤収、とりあえず苫小牧方面へと思うも結構遠い、大阪から名古屋くらいあるのね。こりゃ日高本線のハイドラCP拾いながらじゃたどり着かないのでどこぞの道の駅までとしてボチボチ走り出す。それにしても夕陽って撮ってやろうと思うとイマイチのこと多いのにこの日国道を走りながら見た夕陽のきれなことと言ったら...この日は新冠の道の駅でおしまい。


国道336号線 釧路から浦河へえりも経由の国道なんですが、ここでは黄金道路と呼ばれる広尾からえりもあたりの部分がメイン。午後、しかも夕方にかけての時間帯に黄金道路を走ったので日陰が多くて写真撮り難いのなんの、もうモノクロで雰囲気を作っちゃう。襟裳岬はどうしよう?とこの日も朝は考えたりもしたんですけどこの黄金道路に興味があったんだよね。GWの前半だったが北海道の交通情報ではこの道路、落石の危険があるという理由で通行止めだったんですよ、数日で復旧してよかった。まあこの写真だけでもこの道路が険しいことはわかります。このルートはトンネル、ロックシェッドが連続してる上に波も高いと被りますね、そういうハードなところの道ははっきり言って...盛り上がります。
時間が遅くなってきて襟裳岬は日が落ちてしまってからか?という際どい時間になってるけど、トンネルがあると旧道部分は生きてる?と立ち入ってしまう。多くは通行止めですね。「へー」と思ったのは旧道部分から国道に戻ろうとするところでクルマの接近を知らせる装置があったります。なかなか重宝しますねこれ(トンネルで見通し悪い)。下の写真は「黄金道路」の石碑まであるところだったけど、ヘタでクルマと石碑を一緒に撮れなかった。襟裳岬へは道道34号線にスイッチするんだけど、道道から見る百人浜とかすごいですやん。大きな砂浜で気になったけど「百人浜の展望台」ってのは気づかず襟裳岬目指して疾走してた。こういうところで時間に追われるともったいないことやるんだよね。


北海道更別村協和区(十勝サーキット付近) ハイドラCPを集めてるボクにとって十勝サーキットのCPは是非今回拾っておきたかった。これを取っておけば仙台ハイランドのサーキットCPで神様バッジもらえるから。ただ仙台ハイランドは立ち入り禁止(廃業してる)なんで獲得が難しい。今後判定エリアが広がるとか何かあれば...という待ちの状態です。その十勝サーキットなんですけどひとつ道を間違えたか裏の道に進んでしまいました。ところが雰囲気よろしいここらのことですから、北海道っぽいところを撮っておくかとこんな感じで。わざとらしい?普通はもう少し自分のクルマを大きくするけどちょっと小さめで。この日ね、風がとにかく強くて帯広あたりを走っていても土むき出しの畑から土埃が舞ってしまい視界が悪いと言うか、見上げたら青空なんだけど普通に前を見てたら土色の空という状態、ここらまで来てやっと落ち着いて青空の写真が撮れるようになったんですよ。帯広広尾自動車道では一瞬ではあったけどほとんど前見えなくなってグッとブレーキ踏んだもん。霧と違ってあんなのエンジンに吸い込んでいいわけないよね、この時期の北海道ではあれ普通なのかな?


北海道浦幌町昆布刈石(昆布刈石展望台) 北海道に行った人のブログ等でもボクの中ではお馴染み。どこにあるかも知らんかったけど、ここかあ。展望台と言ってもダート路に看板があるだけなんですよね。そういう意味で果たしてここは「展望台なのか?」なんて話しなくていいです、看板があれば展望台です。ここはGoogleマップでもいっぱい写真はアップされてましたが、こっち向きは見かけなかったのでこっち向き。この展望台もそうだけどこのダート路が素晴らしい。ツーリングマップルでは荒れたダートとあるけどスポーツモデルのクルマでもOKだった。あのツーリングマップルのコメントで諦めた人がいたなら罪なコメントだと思う。東の方から海沿いの道道で来たんだけど同じ海沿いでも趣向が全く違うので海沿い続きでもここは感動しますね。この後は帯広の方に進みます、釧路湿原や屈斜路湖などの道東の行ってみたいところはあれこれ考えてパスしたんです。十勝川の河口付近も散策したかったんです。でもハイドラCP集めつつ、前日温泉寄り損ねたので帯広の市街地で温泉見っけ。近くの道の駅で昼飯食ってく?とバイキングの店に入ろうとしたら出てきた客が「ちょっとメニュー少ないな」と呟いたのはボクの耳が逃さなかった。結局またセイコーマートで何かしら買って昼飯にしたんだよね。


北海道根室市落石東(道道1123号線落石橋) 納沙布岬から今度は根室本線沿いに西に向かいますが落石駅まで来たところでそのまま落石岬の方に進む。この岬までクルマで行けるのか?案内があるので行けるところまで行っちゃえと進む。道はダートになりそれでも進むがレヴォーグではきつくなってきた。その先を見てみるとハイエースがボディーを前後左右に揺すりながら走ってるのを見て「こらアカン」となり撤収する。結構歩かないと行けないようだし、時間が時間なんで断念。そんな撤収ガックリモードの中で日が沈む間際、最後の日差しが差し込む落石の港。道道の橋の上から「ここまで来たし...」くらいの気持ちで撮ったもの。夕方とは晴れてくれたと思いきやこの後は姉別から浜中への道は暗闇の大雨だったし、この日はなんと忙しい天気だったんだろ?この日は厚岸にある「道の駅厚岸グルメパーク」でおしまい。この道の駅(ここGoogleの地図では道の駅になってないんですけど..)に行くところでひとつ間違えて住宅街に入ってしまったけど...ん?なんかゾロゾロ動いた?とハイビームしたら鹿がズラッと並んどる!そういえば落石でも道路に鹿がいたんだけど、民家の入り口から出てきたもんな、「持ち家かよ」って言いたくなったくらい自然に出てきたわ。


北海道根室市豊里(道道35号線付近) 場所の説明、道道35号線は納沙布岬に行くときにお世話になる半島を周回する道。この半島の35号線を南北で繋ぐ道道989号線、この989号線の北の端からさらに海に向かって向かうダート路ですね、この写真は道道からしばらく進んだところ。この日、野付半島あたりはきれいに晴れてくれたが国道244号線で風蓮湖に近づくと空模様は一変して強めに雨になり、根室市街では再びなんとか晴れたりと忙しい。天気がどうであれ納沙布岬に行くのだが、その途中での寄り道。ドラマチックトーンで多少強調してますが、広い空になると曇り空、そして雨もまた大迫力の景色になるんですよね。強く雨が降ってたあたりは自分は抜けてきたけどまだ降ってるのがここからよくわかる。納沙布岬から牧の内ダム、その他ちょこちょこと脇道に入ったりして遊ぶ。キツネと目があったりしたのもこのあたり。本州のキツネは警戒心が強いけど北海道のキツネは結構身近なんですよね。根室からは花咲線めぐり、根室本線の釧路からの愛称なんですね。時刻表を見ると日に片道6本?根室駅は有人駅の最東端ですけどこの本数か。記念に入場券払ってもホームに入っておけばよかったかな...とりあえず釧路方面向いて線路沿いに頑張ってみる。


北海道道950号野付風蓮公園線 野付半島ってのはあの形だけで興味を持ってしまうのだけど、そこに道路があるんだもん、行ってみようと思いますよね。この半島にはトドワラなどの見どころもあるのですが、野付半島ネイチャーセンターからの眺めでまあまあ納得しちゃってボクはやはり道路ですわ。そのまま終点まで進むと駐車場があり、一般車通行禁止、灯台目指す人は歩いてくださいと。ここまでは予想通りかな?予想より嬉しかったのは道道の標識でしょう、起点と書かれたものが立ててあります。少し傾いてるのは?いいですいいです、気にしないどころか味があるってもんです(?)。
終点である起点、っていい方も不思議だがそこにあった標識もグッと来ますが、この道路も空の広さと風景、独特の風情と地形。いいよね、ちょいちょい止めたくなっちゃう(これがボクにとっていい道の証し)。でもGWだし交通量が結構あったりして。この道、国道からの分岐から終点までずっと見どころなんですよ。右を見ても左を見ても。特別にハイライトがあると言うわけでもないのですが。この道、ストリートビュー見てもダメですよ、ボクも走ってから見てみたけどボクのほうがよっぽど遠くまで見えるいい日に走ってますもん。ストリートビューはね、興味のある道をチェックするのは絶対ダメですよ。たまーに羨ましいくらいいい天気の日に走って収録してることもあるけど。


北海道別海町野付(道道950号ナラワラ付近) 国道244号線で南へ、根北峠から南はきれいな青空じゃないですか。天気がどうであれ行ってみたいと思ってた野付半島へ。このなんとも不思議、なんでこうなっちゃうの?という形の半島だけどまず気になったは海の方、あれ北方領土ですね。一番近いところで10キロ?もうちょい?ここからでも近い近い。これだけ晴れていたら本当にすぐそこに見えちゃう。これ広角レンズなんで広がりを表現するにはいいんだけど、逆にこういう写真になると中央付近の距離が遠くに見えてしまう(手前に配した浮き、特に右下の写り方を教えてくれますね)。実際は結構ボクには衝撃的な近さだった。振り返れば知床半島からのたっぷり雪を冠した山並みと海、そして国後島の火山もしっかり見える。この写真は面白いかな?と浮きを干してる場面を撮ってはみたけど、ボクにとってはもう北海道の時点で特別な気持ちが入ってるし、言葉悪いけどそんなにきれいなものでも無さそうな漁業関係者のあれこれ、もう使ってないようなものでもこの道路から見る海の景色、山の景色の前にちゃんと絵になっちゃう。これこそ自分が自分にとって特別なところに来てるんだというのがわかる瞬間。


国道244号線 網走から根室までの国道で知床峠が霧でなーんにも見えないと思い、時間も欲しかったからこちらの根北峠から根室方面に向かう。道路としてはそりゃもう峠の前後なんか走りやすいと言いようがなく白樺林の中を行く高速コーナーの道を1時間は走り込める幸せ。網走の方からだと青空なんて忘れてるくらい本気で曇ってたのでよく言う「走りに徹する」というモードに入ったのですが根北峠でスパッと空が...切り替わります。青空なんて確かに同じかも知れないけどだいたい2日ぶりに見るこの青空、気持ちのギアが嫌でも上がります。山間から平地に下りてきて停車出来そうなポイントを見つけてクルマから降りてみる。振り返ると雲がのしかかってるけど斜里岳から羅臼岳にかけての山並みが見えます。
下の写真は根北峠に着いたところで「おぉ晴れとるやん」の瞬間。この辺りだけ晴れてる?と思ったけど少し下ったところから南側は晴れてること確信したんです。それにしてもこの峠からの下りで一気に青空が広がる展開は忘れられない。それにしても本州などと違うのは平地に下りたら下りたでこの開放感、北海道以外だと平地に下りたらほぼ気持ちは「終わった」になるけどそうならない世界があるんだよな。ドライブだと知床半島か屈斜路湖、摩周湖の方に行きたいのでこの国道での峠越えは少数派と思うけど白樺林の快走ルート、つまらないことはない。もちろん今度はこのルートではなく、知床半島なんですけど。


北海道網走市北浜(釧網本線北浜駅) 釧網本線ですよ、と結局はどこの路線でも大盛り上がりでしたと言う話でした。網走から根室に向かって駅に立ち寄るだけでもこの地方の雄大さは伝わってきますよね。特にオホーツク海沿いに行く斜里までの区間がそうでした。この写真は展望台まである北浜駅、大阪の北浜とはえらい違いですな、駅舎やポストがいい感じになってます。国道沿いなんでまあまあ賑やかなんだけど、逆に国道沿いでいいんですよ。なんか映画のセットみたいです。この天気だとすぐオリンパスのドラマチック・トーンを使ってしまうけどここはカシオ機ならではのHDRアートにしてみる。この駅から根室方面に国道を行くと濤沸湖を右に見ながら走る、もう空が広いのなんの、曇り空でそんなこと思ったことないのでここではそう思ってクルマ止めちゃう。この後で知床斜里駅に行き、近くの道の駅で休憩しつつ作戦タイム、線路沿いに進むか知床半島を横断するか。おそらく知床峠もこんな天気、勝負するか?通行できる時間は限られてるけどタイミング的にはばっちりの時間だし...と、まあこんなに考えながら走るドライブなんて近年無かったよね、ハイドラCPを追いかけるか、行ったことない道の方に進むか、以前のリベンジで再び向かうか、こんなドライブになってるから「どこに行っても初めてでどこに行ってもワクワクする」って大変です(嬉しいことです)。


北海道網走市美岬(能取岬の道路) あれ?海の向こう、陸地なんかあったっけ?と思ったけどあれは雲ですね、最初は知床が見えるんか?と思いました。北海道に行ったらぜひとも訪れたい岬、宗谷岬の次は?ここでした、あれれ?もう少し期待できる天気予報でしたが...能取(のとろ)岬のここ、この写真ではあえてカットしたけど、もう少しレンズを右に移せば灯台まで見えるところ。でもここは青い海と空、緑の草原に伸びる道路だけの世界を..想像しましょう(こんな天気でもここまでシンプルだといい絵になってる)。本当に想像した世界があるともうクルマも要らないかも、そんなところでした。この日は天気が回復していれば行ってみたいところもまだまだありました、サロマ湖とか屈斜路湖とかです。でもどうせ行くなら晴れてる日に、いやこんなところ生きてるうちに何回来れるんよ?と自分の中で意見がぶつかるんですが、ここ能取岬で感じる「晴れてたなあ」が辛いのでここは釧網本線に沿って根室の方に向かいます。先に言ってしまうと根室って勝手なイメージですけど、曇っててもいいか、という不思議な感覚がありました。よくわかんないけど、そうなんですよ。そうだ、この写真、カシオがコンデジ撤退するということで最後に買ったEX-ZR3200という機種。カタログでは進化がないように思えるけどしっかり画質は向上させてるところが立派です。


北海道遠軽町下白滝(下白滝駅跡) 石北本線ですよ、ボクが鉄道ファンだった頃、D51(デゴイチと言う)が雪の石北本線を走る姿を撮った写真がありまして...とやはり宗谷本線と同じノリでお大盛り上がり、この日は天気がよろしくなくてハイドラCP集めの日、写真はあんまりないですね、この日は特に撮ってない。そんな中でここは下白滝駅跡、ここの写ってるダート路ですが、ちゃんと「下白滝駅前線」って道路名の看板立ってましたよ。ここは下白滝ってところなんですけど、石北本線も旭川紋別道もなんか白滝って名前がいっぱい出てくるんですよ。ハイドラCP集めてても駅が無くなってたり、高速道路もよくわからんところにCPがあったり...ま、CPは取れたらいいんですけどね。それにしても国道333号線は走りやすいのに無料の高速道路が並走してるので心配なくらいクルマが走っていない。なんか不思議な気分になってしまうくらい。この日は結構頑張って一番GWドライブの中では遅くまで運転してた、残業ドライブとか自分で言ってたな、1日15時間の活動時間を超えるとそう言ってる。結局女満別にある道の駅に着いたのは21時半くらいだったかな。CPもそこそこ集めたし、「みん友さん」にも会いましたし(イズアイさん、いーくん(ふたたび)さん、ありがとうございました)天気悪くても120%満足のGW道内3日目でございました。


北海道上富良野町西11線北(ジェットコースターの道) 江幌ダムに向かうところですごい道だなと思ったらここがジェット-コースターの道なのね。この道に限らずこんなストレートはあちこちで見かけたわけだけど、天気もよく花が咲くような季節なら気持ちいい道路でしょう、わかるわかる。北海道のGWって桜は咲いてるけど大阪の真冬くらいです、花畑が見事なここらも土ばかり。それでも見渡せばやはり北海道っすね。ただ広角レンズなんでこの道路の撮影には向いてないレンズだったかも。この日は「道の駅とうま」を早朝出発して静かなうちに旭川市街のハイドラCPを集めて富良野方面に向かう、天気がこの日はもうダメなんで開き直ってCP集め、雲が多いながらも十勝岳とかをバックに季節外れでもなるほどいかにも北海道らしいところと言うのはわかった富良野地方ドライブ。美瑛から富良野と進み今度は根室本線沿いに滝川へ、CP集めなら札幌方面に向かえばいっぱいあるけど北海道では6日過ごすもこの日は3日目、まだまだ帰りなんて(函館に向かう)考えることないので高速道路で旭川紋別道へ進む。もう酷い路面だね、高速道路でこんなガタガタ経験したことないレベルです。これは地震の跡じゃないですね。帰宅しても覚えてるんだから相当です。高速道路であの路面、施工業者に技術力に難ありですよ。


北海道士別市下士別(宗谷本線下士別駅) 感動しながら稚内から道道106号線を南下して天塩川を渡るあたりでは空は「青といえば青っぽいけど冷静に見れば白」と言う空の色。オルントイの風力発電所も天塩川の堤防沿いの道も軽く寄るだけ、青空だったらもう1時間はそこらを散策しようと思いましたがここは気持ちを切り替えてこちらも大事な駅めぐり、なんてたって宗谷本線ですよ。1980年台は大の鉄道ファン、古くは白黒のSL写真とかで宗谷本線とか石北本線とか登場するんですよ、どの本で見たかは覚えてないですよ、でも鉄道好きのそんな子供の頃に見ていたなんとか大百科とか大全科とか(子供に鉄道ファンは高くて写真少なかった)、そういうの見てワクワクしてた頃にクルマで駅めぐりしていても戻れるんですよ「これが宗谷本線か」ってね。この日は上幌延駅から旭川近くの永山駅までせっせと駅めぐりでハイドラCP集め。ずっと宗谷本線沿いに南に向かってちょこちょこ寄り道したりして旭川市街に入ったけどその後の作戦が...決まらんまま結局「道の駅とうま」まで戻ってここで車中泊、ここで平成から令和の元号またぎだったわけです。この写真は何度か駅で遭遇した列車を撮ってますが、ここ下士別駅ではツーショット頂きました。そうだ宗谷本線には天塩川温泉なんて駅があって、温泉?と思ったらあったあった。安くて空いてていいタイミングで温泉も頂きました。


北海道道106号稚内天塩線 サロベツ原野を行く道道、前日は曇っていたので明日に賭けてこの日やって来ました、なんとか晴れてます。宗谷岬あたりではもう少しゆっくりしたかったけどこっちの青空も心配で駆けつけた感じ、この時すでの北海道でも南部から東北も雨になってたというからギリギリ、ここらも少し空が白くなってきた。原野には道路と空、海の向こうに利尻富士、ドライブ趣味で本州、四国、九州と20年走り回って来て道路的には一番憧れていたところ、冗談じゃなく人生最後のドライブで訪れて自身のサイトの最終回にしようかとも思ってたこともあったんだから。曲がりくねった狭い道を苦労するのも好き、そしてこんな道も大好き。いやあこの道は嬉しくてドキドキ、緊張しました。ここでは景色に意識が行ってたんでしょうね、クルマも小さく撮った写真ばかり...
 この道、ある程度距離もあるんだから少しばかり走り続けてもいいけどそうはいかない、少し進んでは止まっちゃう。そんなことを繰り返してたどり着いた案内標識のここ、この「稚内 抜海」の標識のここはよくお世話になったthreetroyさん(最近ご無沙汰ですが)のサイトでも何度も登場していて北海道のことあえて不勉強で知らないことで楽しもうとしてたボクにとってどんな観光地をパスしても北海道の行ってみたいポイントの一つだったんですよね。北海道行きのフェリーの混み方からしてここもクルマ多い?と思ったけどさすがに交通量も少なく雰囲気も憧れてたまま。よしまた行くぞ、絶対にまた行くぞ。


北海道稚内市稚内村ヤムワッカナイ(夕日ケ丘パーキング) お、昨日は見えなかった利尻富士もうっすら見えてます。これ写真ではこんなですけど実際はもっとはっきり近くに見えてます(この差は同じ趣味の人はわかってもらえると思う)。なるほどここはいい場所に駐車場作ってくれたね、という夕日ケ丘パーキング。稚内市に潜伏し翌朝宗谷岬に行ったらそのまんま時計回りに北海道の海沿いを進むか..と思われそうですが、戻ってきたわけです。おっとその前に稚内空港に「再び」向かいます、これ「ハイドラCP集めあるある」の王様なんだけど、地方の空港に行ったら夜間は閉鎖されてるんですよ、空港CPは判定エリア広いからいいけど、空港の駅CPの判定が小さくどこもクルマなら降車スペースあたりに行ってやっとCPが取れるという。そして前日の夜は給油し損ねてしまい(どこも早くに閉まってた)朝の開店を待って給油。サロベツ原野から利尻富士という道北まで来たら絶対に走っておきたい、見ておきたい景色目指してこちらへ。GWは6日間北海道内での時間があるんですが、何度も来ていてそこで好きなところに行くのではありません、だから「ここだけは」というところを絞りに絞るわけで道路で言えばこのパーキングもそうなんだけど、道道106号線でしょう。前日は曇ってたのでパスしたのは翌朝に賭けたわけです。ちょっとこの雲の感じは急がないと曇ってしまうパターンなんでここはこの写真を撮ってすぐ移動です。


北海道道889号上猿払清浜線 宗谷岬近く、最北の道道。予定では現行より相当長くなる予定だったけど2003年に建設中止に。年の半分は雪に埋まるし(多分冬期通行止め)、交通量やら環境への配慮、つまりはお金でしょう、もし開通してたらこの写真のような道がひたすら続いた?まだ緑が少なく寒そうな牧場、宗谷岬からそんな牧場を抜けてこの道道に合流、走ることが出来たのはほんの一部なんだろうけどもボクも相当ハイになってますしね、風力発電所も正直飽きて入るけどここは見ごたえあった。この写真、もうどうやって撮るもこれくらいしか撮りようがないじゃんって感じ。ボクが出来れば避けたいと言ってる空ばかりの写真になってるけどここはもうこうするしかないね。(意外と交通量があって車線の真ん中にクルマ置けなかった)
このサイト的に北海道でお気に入りルートなんて作ろうものならちょっと考えないといけない、どこも本州で言えばお目当てにして目的地に出来そうなルートだらけになってしまう。逆に酷道、険道の類はあまり無さそう。恐らくボクが生きてる間に何回北海道に上陸することが出来るかわかんないけど関西からだと最後まであちこちどこを走り回っても「いい道だな」と思って走れるでしょ、ここが別世界の北海道たるところ。下の写真は国道に戻る場面、三叉路の先が海、案内標識に登場する地名、いいですね。近辺の気になるところの散策まで時間的に余裕がないのが辛い、いろいろ行きたいところ集めたいもの詰め込んでの北海道なんで。あちこち「生きてるうちにまた来るぜ」と何度思ったかわからんドライブでしたよ。


北海道稚内市宗谷岬(日本最北端の地) 感無量、ここは定年後まで来れないと思ってたから。ここだけはどんな天気だろうが今回行こうと思ってたところ、初上陸の人はやはり目指すでしょう(ボクは2度目ですが)。前日から稚内市に潜伏、さすがに関西より朝が早い、その分早めに行動開始して宗谷岬へ。さすがに早朝から人がいるので最北端の地の碑から少し離れて人の顔がわからない位置から撮影。まあ碑だけを撮っても仕方ないもんね、クルマと撮らないと。この自分のクルマと撮ることが何より大事ですもん。ここではこれ以上凝った撮り方とかないですね、これが精一杯。クルマはボクのだけじゃなくここで道内で2回目の遭遇、この後しばらく付近を散策したこおいち氏のクルマも一緒に。おっと一言、この2台のクルマを並べた場所はバイク置き場だった?地面になんか書いてあったようだが分かりにくかった。この時間じゃなきゃこれは撮れなかったね。バイクもまだ来てなかった早朝ならでは。(5時55分撮影)この最北端の地の碑はやはり人気でボクはようやらんけど自撮り棒っての?あれで一生懸命撮ってる兄ちゃんとかいました。昼とかになると自分の思い通りに撮れないね多分。なんならここで感動にもっと浸ってもいいんだけど展望台の方にクルマを移動、少し散策します。あ、ボクのクルマに上ってる風の人は間宮林蔵です。


北海道稚内市ノシャップ(恵山泊漁港公園) 日本海側の国道232号線を北に向けて走る。苫前町あたりまでは晴れてたんですが曇ってしまう。これでは楽しみだった利尻富士と夕陽のコラボが...サロベツ原野の道もこの日はパス、晴れてる日に走りたいもん。そこで幌延の方に進み宗谷本線の駅めぐりなどして北へ、ノシャップ岬あたりでは雲がなくなり夕陽を拝むことが出来ました。それにしても寒くてこの写真撮ってすぐ撤収です。ちょっとこの写真じゃ伝わらないので書いておきますが、人だらけです。たまたま人が少なめにしか写り込まないタイミングで撮っただけです。そして今度は稚内公園にあるタワー目指してグイグイ坂を登る、この道短いけど楽しい。市街地を見下ろすとなるとこれくらいの標高でも十分ですね。さて日も暮れて今夜は稚内で過ごします、道の駅はやはり満車状態ですが、となりの砂利の駐車場も事実上道の駅の駐車場で、こちらは空きがあるのでこちらで過ごします。晩ごはんは?思い出した、最北のすき家だったのでした(考えてみれば何でも最北の..が使えますね)。この稚内の市街地、奈良みたいに普通に鹿がウロウロしてるのね、朝トイレに行こうと歩きだしていきなりそこらにいたからびっくり。少し街から離れたところではいっぱい見たけどボクが寝てたすぐそばにいたのね。ノシャップ岬付近にも鹿は結構いた、北海道で何気にビビってるのが鹿アタックなんだよね。


北海道留萌市沖見(留萠本線瀬越駅跡) 深川の方から留萌の街に来て驚いたのがその風の強さ、何これ?コンビニもノボリとか撤去してたし、クルマのドアの開け閉めにも力が要る。日本海側からの風がすごいのだ。留萌本線は留萌が終点になってしまったけど数年前まではもう少し先の増毛(ましけ)まで行ってた。北海道のことはあまり知らないとはいえ増毛というビューティフルな駅名は子供の頃から、国鉄時代の鉄道ファンですから知ってます。鬼の赤字区間なんで近年ついに廃止になりましたが、増毛駅跡とかこの日は結構人がいっぱいでしたよ。この写真は海水浴場近くの瀬越駅の跡地、跡地と言ってもホームも線路も残ってます。その分余計に寂しい感じ、強い風、波の音、広い空、北海道に来てる興奮があいまってこの日のハイライトはここでした。ちなみにストリートビューではまだ現役時代の同じ場所が見られます。走った道路においてもこの留萌から増毛に向かっての国道231号線が暑寒別岳からの山並みと海沿いの景色がとても印象に残ってる。増毛まで来たら向きを変えて再び北へ、このまんま稚内までこの日は向かうつもり。時間的にサロベツ原野の道に進み、そこから利尻の山と夕陽のコラボってどうやろ?ちょっと北海道入り初日からいい感じ?(晴れてるし)


北海道沼田町字真布(留萠本線真布駅) 前日の夜遅くに函館港から北海道入り。フェリーからの下船する時も客室から出るところでこんな混雑見たことない、のレベル。自分のクルマにたどり着くのが大変という。そんな状態ですからね案の定「道の駅なないろ・ななえ」とか大混雑。翌朝は一気に移動です、高速道路だとなんか遠回りっぽいけど一気に道央道から深川留萌自動車道へ、そして留萌方面に向かいながら駅めぐりをしながらハイドラCPを集めてゆきます。このローカル駅を順に訪れながらハイドラCPを集める楽しさはもはや北海道にしかボクには残されていませんから喜びを噛み締めて(?)じっくり進みます。そんな中でこちらは真布駅、まっぷとは地図好きとしては軽く反応したい名前ではあります。1日の平均乗降客数は1人くらいですかね?まわりを見渡しては「ここで降りてどうすんの?」という大きなお世話ランキング上位のセリフを思わず言い出しそうになりながら...撮るのが好き。この駅は道道1007号沿いなんでもちろん?道路と一緒に撮ります。この地方に来るのはもちろん初めて、留萠本線沿いにこれから進もうとしますがたっぷり雪を纏った大きな山塊が気になる、あれ暑寒別岳?この日は存在感あるあの大きな山に魅了されっぱなし。登りたいわけじゃないけど(正確にいうとよう登らん)大きな山はドーンと見えてるとそれだけでテンションアップですよね。



ここから下は2018年夏休みの北海道滞在60時間(雨...)のドライブより

北海道函館市港町(津軽海峡フェリー函館ターミナル) 2018年夏の初上陸、もう北海道からお帰りです。関西から6連休だとこんなもんですね、だからこそ今まで北海道まで行かなかった、予約して出かけて雨だったら悲惨じゃん..と以前から行ってたくらいで、ここらはハイドラのおかげで十分遊ぶことが出来たので悲惨でもなんでもない。今回は実際に行ってみたらどれくらいの時間、体力使うんだろうという実験でしたから。その実験という意味では6連休だった場合、もう1便早く予約しても青森まで走ってこれる、帰りはもう1便遅くしてもまあなんとか帰れるというものだった。写真はこれから乗ろうとするフェリーから乗船してたクルマが降車中、そしてボクは乗車待ちのところ。フェリーターミナルでは後からクルマがどんどん来るのでこういう自分のクルマを撮りたい場合はすぐにカメラを持って出ないと自分のクルマが隠れちゃいますよ。このフェリーは青森に11時着、青森の極楽湯でさっと汗を流したら帰るだけです。帰りもETCの深夜割引がどうしても欲しいので東北道からずっと高速道路の人になります。帰りも日本海側から秋田ルートの国道でいいんだけどこれだともし中条インターまでたどり着けない場合割引を貰い損ねるので東北道から帰ります。それにしてもこの盆休みは休日割引の日付を混雑緩和のためにずらしたけど国土交通省最大のポカでしたね。例年より渋滞してたもん、ずっと休日割引にして都合のいい時に走ってもらうのが一番の混雑緩和ですよ。


北海道長万部町双葉(函館本線二股駅) 北海道滞在時間も短いのでほぼハイドラCP集めだけだったんだけど、それでも羊蹄山とニセコ近辺ではいい景色が見られるはずと思ってはいたんですよ。ところが、ほぼ雨でして景色的には残念でした。だから撮った写真もこんな自分のクルマで行ったんだよという証拠写真ばかり。ここ二股駅は駅舎も貨車の改造?こんな無人駅ですけど、以前は有人駅で貨物も扱っていたという、この駅前の広さはそういうことか。そうだ、思い出した。函館本線では何度か踏切を越えたんだけど、遮断器が降りてきて待たされて...長いな...で、何も来ないで遮断器が開くという場面が2度ありました。2度目に関しては遮断器が開いたからボクが走り抜けるとすぐまた遮断器が降りすぐ列車が走ってゆくという「!」びっくりな展開、これって北海道では普通なんかな?遮断器が下りて何も来ないのは人生初だったもんで...この日は函館まで戻り翌朝のフェリーに備えます。と言っても翌朝6時過ぎに港に行けばよし、得意のコインパーキング泊(なぜか200円で済んだ)、キャンピングカーでのコインパーキング利用してるの見て街で飲み食いする日と決めればいい作戦だなと。で、翌朝4時に起きて函館市内のハイドラCPをかき集めました。函館にも札幌にもハイドラCP集めにおける「ボーナス面」と言われる路面電車があるんだけど、これ慣れないと軌道のある道路は走りにくいどころか怖いんで路面電車の運行時間外にCPは集めます。


北海道森町鷲ノ木(函館本線桂川駅付近) 前日の21時前に函館港着。まずどこを目指すかも決めてないのでハイドラCP集めメインだし函館本線の駅に沿って走り最初の道の駅で寝ちゃえという作戦。その前に...ボクは北海道の地名は仕事柄、元鉄道ファン、同じ趣味の人たちのブログなど知ってますが距離感が..何せ今回初めてなんでわかんないんですね、正直に言うと函館から札幌まで国道5号で200キロくらいと思ってましたが、最初に見た案内標識では270キロ以上あったと思います。まあこんな感じで九州から東北までだいたい走り回って知ってることとのギャップ、知らんところを走る楽しさ、天気は期待出来ないみたいだけど2日間運転するだけでもこれ絶対に楽しいはず。この写真の場所、これはいいどこでしょう?クイズの題材だと思ったけど、何せ写真が北海道に渡っておきながらこれ含めて数枚しかない有様、ボクは写真を見てはいろいろ思い出すのが楽しみなわけで..思い出せるか?ここ駒ヶ岳をバックに静かな海沿い道、普通に観光ドライブで北海道に乗り込んだらここは走らないでしょう。この日は駅めぐりしながら室蘭に向けて走ります。憧れだった?セイコーマートにも行って買い物(普通のコンビニにここまでドキドキしたの初めてや)して最終的に札幌まで行きたいなっと。


北海道津軽海峡(津軽海峡フェリー) まだ函館湾には入ってないですね、夕日が見られたらいいなと思ってたんですが、北海道に沈むいい夕日を見ることが出来ました。フェリーでもスタンダートだと雑魚寝部屋です、ここは場所を確保したのはいいけどソロだと枕や本などで「ここはボクの場所だぞ」とアピールするくらい。でもそんなの気にしない人が場所取っちゃうかも知れない。だから出航時に本当は港の景色もフェリーから見たいけど4時間近い航行時間、場所を確保することが優先なんです。でもまあ出航して30分もすれば乗客それぞれ場所は決まりますから雑魚寝部屋に置いた「伏せた本と枕」の場所キープは有効(この時間で場所探す人はもういないので)、こうなればカメラを持って少々はウロつける。そこで客室から出てみたんですけどもう日が沈む寸前、おぉ!とカメラを取り出し撮ったのがこれ。ボクはフェリーからならこうやって乗客のシルエットを入れるのが好きなんですよ。このフェリー、多分一番混む時期でもあるんだけど、神戸から高松のジャンボフェリーに比べたら車なしの客が少ないのかな?ジャンボフェリーの満員なんか通路や階段、その他そこら中になんぞ敷いて座る人、寝転がってる人がいますもん。でも津軽海峡フェリーはそこまでではなかったです。一応アネロン飲んではいたけどほぼ揺れることなく(海峡を横切るとこだけちょっとね)函館港へ。一番近い道の駅にピットインして5時間寝ます。


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