鈴鹿スカイライン
国道477号線の一部である鈴鹿スカラインは滋賀県〜三重県の県境をまたぐ元有料道路。
概要はウィキペディアでも参照して下さい。
お気に入りの道路に進む前に一呼吸、と言うかちょい休憩。ここまでは尼崎から一気に来れます、100キロちょいですから。どこの「お気に入りルート」でもそのまま進むよりちょっとメリハリを付ける感じで道の駅とかコンビニに寄るのはボクにとって自然。滋賀県側だと国道1号線にある「道の駅あいの土山」。ここは老舗で道の駅なるものが出来た初期の第一回登録分の道の駅。これだけ道の駅も増えてくると特に前からあるところは特別なものを最近は感じるようになってきた。登録初期のものは特別扱いしたいくらいです。道の駅はこれくらいの規模で、こんな感じのところ。そういうものがボクにはある。最近は「これ道の駅か?」ってところ増えてきてる。大きすぎるところは苦手。 |
「道の駅あいの土山」を出て国道1号線を京都方面へ。案内標識に「鈴鹿スカイライン」と出てくるのは嬉しい。最近の道路地図(全国版マックスマップルなど)ではこの鈴鹿スカイラインの名前が記載されてないこともありますが、こうして案内標識に出てくるくらいですからしっかり記載してもらいたい。この日はなぜか名神の京都東インターから国道1号線をのんびり走ってこちらまで来たけど、名阪国道から鈴鹿峠を越えて来るパターンもあります。そうそう、この「道の駅あいの土山」あたりは真冬だと夜間早朝はマイナス5℃とか普通になります。新名神でもこのあたりが一番冷え込みます。では県道9号線へ。 |
県道9号線で鈴鹿スカイラインに向かうところ、青土(おずち)ダムでいきなり休憩?曇り予想で晴れてきたので。鈴鹿スカイライン自体は距離も短いのでボクはこの県道も前菜と言うか、プロローグとして走っちゃいます。もちろん日野の方から国道477号線の時もあるけど、青土ダムはなんか好きだな。このメインの鈴鹿スカイラインを盛り上げるための道があるからボクは西から東へ走り抜けるのがオススメ。好きな道路はどちら向きで走ってもいいんだけど、やはりこっち向きの方が盛り上がるよね?ってのはありますね。こういうの時間帯で変わったりするし一回走っただけだとわかんないもんです。一番いい時間帯、走る向き、季節は何度も出向いて自分の一番いいタイミングを見つけましょう。 |
国道477号線に進みここ、ここから鈴鹿スカイラインです。センターラインがここからイエローになるんですね。そしてこの「鈴鹿スカイライン」の看板、これはいつまでも残しておいて欲しいよね。有料道路の名前であったけど、無料化され国道になってもやはりここは「鈴鹿スカイライン」なんですよ。そう考えるボクなんで道路名が「○○有料道路」なんてあると「もったいねー」って思っちゃうわけ。こういう素っ気ない名前の道路は単なる近道であることが多い?ので道路名とかどうでもいいって思われちゃうのは仕方ないのかな。ちなみに三重県側もイエローラインの有無で「ここまでが鈴鹿スカイラインだな」ってのがわかります。この道は国道477号線ですが、ここまで来ると「鈴鹿スカイライン」というオーラ(?)の前に国道だと言うことは忘れますね。 |
上の写真の「鈴鹿スカイライン」の看板の裏側、終点の方がデカイですね。この道、道路名には鈴鹿とありますが、鈴鹿市は走らないし、鈴鹿に抜ける道というのもちょっと違う。鈴鹿山脈越えの「鈴鹿」ですね。鈴鹿と来たらサーキットと言いたくなるくらい有名ですが、こちらの道路は観光施設とかは現状駐車場のみ、東日本にある観光道路のようなダイナミックな景色など期待してはダメです。鈴鹿スカイラインを景色も走りもよさそうに紹介してるところは今後信用しなくていいです。大事なのはここが元有料道路で2車線ある鈴鹿山脈越えのルートだということ。ただ、北の国道421号線が長大トンネルで「使える道」になってしまったのでこちらは少々後退気味の存在感。いえいえ貴重な快走ワインディングです。 |
料金所跡は別にどうでもいいやん?いえいえここは撮るでしょ(以前のクルマでももちろん撮ってる)。どうせなら料金所ブースそのまま残しておいてくれたらいいのにって思ってるくらい。普通に考えて危険だという判断やろか?ちなみに無料化前の当時の通行料は普通車で600円くらい(曖昧...)。詳しいこと覚えてません、だって無料になってからしか走ったことないもん。ここでかつての600円という料金が大事、ここを走ると「600円浮いた」とボクなんか思ってしまう。気持ちでお金を作り出しちゃう技ですね、これで食事一回が少々リッチになります。元有料道路はどこに行ってもこれですよ。余談?ではないけど国道477号線になる前、鈴鹿スカイラインの前後区間は県道でした。 |
天気が良かった時にドライブから選んだ写真、確か通行止めが解除になって喜んで出かけた時じゃなかったかな?道路がこの部分とてもキレイ。この道は側壁に大掛かりなコンクリートの場所があちこちにあり、大きく崩れたことが何度もあった。何年か前は3年くらい通行止めだったもんね。コンクリート補修は見てて痛々しくボクとしては少しでもコンクリートが目立たないように出来ないかと思うわけです。と同時に補修してくれた方々に感謝は忘れません。で、この左の側壁とか木が生えてきてるでしょう。頑張れ、コンクリート埋め尽くしちゃえってね。お、これから走る道が前方の高いところに見えますね、これがすごく大事。見えるだけでテンション3割増。 |
西から武平トンネルに入るところ。トンネルの前後には御在所山登山用に駐車場があります。そんなことより?この標識カルテット、いいですね。一本の支柱から4つの標識をくっつけております。でもこの写真は2008年のもの、現在は手前に移動されて4つの標識は串刺し団子の縦に4つに変更されてます。ところで県境の武平峠、これ読めます。これ「ぶへいとうげ」ですね。たけひらとか上品に読んじゃダメです。ボクなんか「ブヘー」ってカタカナで読んでますもん(?)。峠はトンネルの中央付近の上、このトンネルは狙ったのかな?真ん中に県境。そうだ、地図にツッコミ入れなければ。マックスマップルではこの写真の場所付近から御在所岳山頂に向けて道路が記載されてるが、あれはフェイクです、消してくださいね。地図は一般的に信用されてると思うけど、ない道が書いてあることもある。逆にある道が書いてないことは案外気にならんもの。 |
三重県側に出てすぐ右側にある武平峠駐車場にあるのがこの看板。なんでこうなったのかさっぱりわかりません。営業時間とあるから有料だった頃は夜間通行止めだったんですね。その代わり重要だけど除雪とかしてたんかな?冬季閉鎖はなかったですね。この看板、下の方の消してあるのボクがフォトショップで消したんじゃないです、ここだけ消すのも謎です。赤いのはなんだろ?この写真撮った時もしばらくこれ眺めて考えましたわ。いろいろ書いてますがこの看板、絶対に撤去しないで下さい。ここまで廃れると事実上無効の看板だとわかります、誰も困りません。そしてこういうのはボクの言う道路遺産の一部、「ネタを求めるドライブ好き」の餌になりますので |
三重県側を下ります。道路は駐停車禁止ですが、数台分のスペースがあり右側には入って行けるところがありますね。この場所、よくわかんないのです。立入禁止でもないけど結構危ないと言えば危ない。でも道路沿いに展望所があるわけでもないこの道ではここはスルー出来ない場所。ま、こんな天気ならスルーしてもいいけどね。こういう道路沿いのちょっと気になる場所は基本的に寄ってみる。ただしほとんどは「別にチェックするまでもなかったな」ですので。でもそれよりも...この下りコーナーの手前からある道路の細工、注意喚起の音がするやつ。段差舗装ってやつだけど、これ意味あるんかな?ボクは嫌いなんだよね。あぁ嫌われて気持ちよく走ってもらいたくない、これが意味か?...鈴鹿スカイラインのコーナーはほぼこれです。 |
上の写真の先端のところから覗き込む。以前何かがあったかわからんこの場所からは東の方の景色が見えます、実際にはこれよりも広がった感じに見えます。ここは落ち着いて過ごせるポイントにしたいところですが現状立ち入れるから気になる人が入って行く場所という微妙な状態。鈴鹿スカイラインってボクにすれば反応しちゃうものがあるから好きで走ってるけど「ここが鈴鹿スカイラインのハイライトだ」って場所(施設は無いんだよね)はないんだよね。だから滋賀県側から三重県側までひっくるめて道路全部で盛り上がりましょうと。クルマ運転して出かけるだけで楽しいって人、特に道路好きはきっとこれが出来てるんだと思う。 |
この写真、鈴鹿スカイラインと湯の山温泉郷を行く県道577号線の交差点...かと思えばここはゲートで通行出来ないようになってる。どうりで鈴鹿スカイライン走っていても県道の案内がないわけだ。湯の山温泉と鈴鹿スカイラインは近くとも行き来は出来ないようにしてクルマの流れを制限してるんでしょう。ただ2018年現在、湯の山大橋というのを建設していて行き来が便利になります、それでもこのゲートはこのままだろうな。ボクは県道577線でわざわざここまで来たけど、狭いし興味本位でもほぼ来る意味がないと思った。鈴鹿スカイラインで滋賀県側から来ても湯の山温泉の案内、看板がないので「あれ?」って思った人もいるでしょう。現状はずっと東まで行かないと温泉に行けない。道路地図はこのことをコメント記載すべし。 |
鈴鹿スカイラインと言うのは景色が良くて走って楽しいと期待してしまうと「ただの峠越えの国道やん」ってことなんです。 でも見どころ、反応すべきところあるでしょ?この写真はそんな鈴鹿スカイラインで一番気に入ってる写真。工事中の 新名神も見えてますね。写真としてなら少しズームで濃尾平野に寄ったほうがいいんだろうけど、ボクは道路の写真だと いうことでこんな構図。おさらいですが「近畿と中部を分ける鈴鹿山脈を越える元有料道路」だということを自分の中で しっかり盛り上げておけば十分楽しめる道なんです。多くの人が「ただの峠越え国道」としか思ってないのに「この日のハイライトや」 とその日のドライブで盛り上がれたら別に勝ち負けの話にするのはおかしいけど、勝ちですから。 当コーナー第一回はこんな感じ。遊ぶところ、泊まるところ、食べるところの紹介になってる ドライブ雑誌とは全く違う目線で進めて行くつもりです。過去の写真を集めて作るのではなく レヴォーグであらためてじっくり走りに行ったところだけでボチボチ作ってゆきます。 |