関東(新潟)その2




新潟県道50号小出奥只見線 奥只見シルバーラインと言えば道路マニアが反応するほとんどがトンネルの例の道です。写真も撮るとすればトンネル内で減速してこんな写真を撮るしかないような道、ボクは奥只見ダムのハイドラCPのために久しぶりに走ったわけですが、はっきり言って好きな道かと聞かれれば「好きではない」と言う言い回しをさせていただく。そりゃダム工事用の古く長い水浸しになるトンネル区間ばかりですからね、国道352号線の峠をかわすルートとしてはかなり価値のある道ではありますが、多分ハイドラCPがダムに設定されてなかったらここを再び走ることはあったかどうか...こういう思いは今後年齢的にあちこちで出てくるだろうね。
このトンネルはいつまで続くんだろ?という暗く長いトンネルの話にしかならないが、例えばこの日は35度くらいあったんですけどトンネル内は一番低い気温で16度だったかな?20度近い差ですからフロントガラスが曇るのなんの(ワイパー最速にするレベル))。他にも何か見どころは..道路にあるかと言えばトンネルのどこかにある両方から掘り進めてたけど車線一つ分ズレてることがわかり貫通するところでちょっと無理に繋げたところね。これを知って「どこだろ?」と思って走ってたらわかりまず。よほどのトンネル好きじゃない限り飽きると思うので一度はこれを気にして走ってみてもいいでしょ。下の写真(カシオのHDRアート)は料金所跡、無料化は40年以上前だけどね。なかなかの道路遺構じゃないか?これ



箱根ターンパイク 富士山見に行きますか...思い立ったら次の連休で行ってしまったんですね、ちょうど桜も満開だし脳内で富士山と桜という反則の組み合わせを妄想しちゃうのは当然であります。東名高速を走ってるとかなり手前から富士山が見えるかどうかは確認出来ます。ただ富士山は雲の発生状況によっては逆に近づくと見えないとかあるんですよ。で、この日はどうだったかと言うと富士山の陰がわかるというレベル、朝5時に尼崎を出てボクのペースだと時間的に早朝よく見えた富士山もこうなっちゃうよねという展開。伊豆縦貫道から国道1号線で箱根峠。ここで作戦を練ってこの日は走りまくることに決定、まずは桜が5部咲きから満開の箱根ターンパイクで小田原方面に下って行きましょう。この道、ボクくらいだと後方からの速い車にビビりながら走ります。
 箱根ターンパイクの特徴は道よりも「名前がよく変わる」というもの。現在は「アネスト岩田ターンパイク箱根」、前回は「マツダターンパイク箱根」、その前が「トーヨータイヤ ターンパイク」来るたびに変わってます。道路の方はと言うと有料ワープに景色のいいポイントがあるというもの、ある程度のペースで走れるんですがそれだけ、この地方にはドライブ向けの道路がいっぱいあるんで特別でもなんでもありません。ただ空いてるってのはポイントですかね。写真は小田原の料金所の手前、他の駐車スペースはパスしてもここの歩道橋のところは展望台代わりにしちゃう。(普通は駐車する人いない)小田原に下ったら再び箱根峠目指して今度は旧東海道の県道732号線を走る。「確か七曲りのところって駐停車禁止だったよな...」やっぱりそうだった、写真撮りたかったけどスルー。



新潟県道45号佐渡一周線 一周出来ないけど名前は佐渡一周線、今回全線走ったわけではないけど島の西側で大野亀に向かう場面がハイライトじゃないかな?と思ったし県道81号線でドンデン山を越える山ドライブを満喫したあとはこの道で海ドライブ。10月だったんでもう陽がだいぶ傾いてますね。県道81号線で海沿いに出たところで...雰囲気が今まで走ってきた佐渡島と違うんです。とにかく寒そう、寂しい、どこか能登や下北にある半島の先に近づくにつれて感じるあの感覚ですね。それがボクは好きなんですよ。観光っ気もなく、都会で見る看板もなく、せいぜいジョージアの自販機くらい。道路などは整備されてコンクリートであちこち固めてあるけど人がいないっていう。距離的に両津は近いけどかなり離れている印象です。
 明るいうちに大野亀へ。ま、そうでなきゃ最終フェリーに間に合いませんけどね。そこまでの県道は快適、普通に海沿いかと思いきや押出岬にところ「跳坂」は知らなかっただけにワクワクの道筋。コンクリートが目立つトンネルがあったのであれで一気に山の向こうに行くんだろうなと思ったら意外な展開でした。写真はそのあたり、逆光でも海岸線と道路を見下ろすところがいいです。右の写真は大野亀が見えてきたところ。ここらで少し道は狭くなりますね。退避所でやり過ごすタイミングでサッと撮ったもの。今回は大野亀や二つ亀、弾崎の散策も無し、さすがにもったいないと思いましたけど。弾崎あたりからは日陰になってたんたんと走っただけになってしまった。この県道の残りを走るべく、やはり佐渡島アゲインをしないと。



大佐渡スカイライン 県道463号白雲台乙和池相川線が道路名ですが会話でこの県道名を略さず言うとボクもビビりますのでここは「大佐渡スカイライン」です。佐渡島に来るならぜひ走りたい道だったわけですね、何しろ○○スカイラインと名の付く道は名ばかりスカイラインも含めてほぼ走ってきたつもりなんで。標高の高い部分まで行ってしまうとこの日は雲が被さってるので霧に中に突っ込んでしまう。そこでそこまでに写真も撮っておきましょうとこれ、派手目にレタッチしてみました。西から走りましたが曲がりくねり方は本格的(?)だし、海が見えると標高を感じるのがいいですよね。最高所には942mの看板も出てました。展望台もちゃんとありますね、よく晴れた日なら素晴らしい眺めです。
 雲が被さることもあり、北側の景色があるのかもわかりませんでした(ほぼ稜線の南側だと思うが)。惜しいなと思うも初めて来てこれなら文句はありません。この道は東に方に進むと白雲台という観光センターがあります。県道はここが終点でここから下ってゆくのは防衛庁の道?ですかね、コンクリート舗装のゴトゴト路面です。妙見山へは道はあるものの通行止め。この白雲台のところからの眺めは素晴らしかった。すっきり晴れた青空の下、両津港、加茂湖からよく見えた。道幅も路面も十分でしょう、佐渡のドライブでは外せない県道です。ただ、この防衛庁の道(下ると自衛隊の佐渡分屯基地がある)はひたすら急坂。一気に下るのでなんか感覚が麻痺しそうです(鼓膜はおかしくなる)。右の写真は白雲台の前。



神奈川県道70号秦野清川線 名古木って読めねーよ...国道246号線の「名古木」からヤビツ峠、宮ヶ瀬湖への道。えっと、名古木で「ながぬき」ですね。この県道は5年ぶり、関西から全国あちこちに出向いてる割には短いスパンで来れた気がしますね。これはハイドラCP集めのおかげです。これがなければ来ることはあってもまだまだ先だった気もします。ちなみに前回もほぼ同じ場所で撮影、もう少し右に移動すれば富士山が正面に来ますが、ここは左に少し見えてる県道を優先したというボクらしい構図。菜の花台展望台くらいしかヤビツ峠以南に駐車場もないので、ここに駐車して少しだけ歩きます。この道路からは随所でいい展望があるものの、「ボクの峠道の過ごし方」が通用しないのでありました。
 今回はヤビツ峠に行くのが目的、往復してきました。宮ヶ瀬の方に抜けたこともあるんですけど、狭い割に交通量あるんですよね。その走ってきたヤビツ峠から南ですけど、今回はハイドラCP目当てだったから頑張りましたけど、そうでなければもう途中で引き返してました。桜が満開、お昼前でいい天気。とにかく自転車がなんかイベントやってるの?というくらいの数、道幅とカーブでなかなか抜けません。ここにバイクも来るわ来るわ。ここ神奈川県だからいいけど、二輪に厳しい大阪府だったらこの道はまず二輪禁止になりますね。さらにバスも来るし...景色のいい峠道が好きなボクも、ここまで落ち着く間のない道は勘弁です。随所でクルマを止めながら道路で過ごすのが好きだけどそうさせてもらえなかった。



群馬県道33号渋川松井田線 前日は日光宇都宮道路の日光口PAで寝ておりました。結構な雨でなかなか寝付けなかったんですけど、ボクのルールで合計5時間寝ておけばオッケー。国道122号線で桐生の方に抜けて、高崎市内の真ん中を走り安中榛名駅に行ったり、倉渕の「道の駅くらぶち小栗の里」、さらに西に進んで倉渕のダム(大雨だし、どこにダムがあるかも?やった)にも行き、この県道で松井田に出ようというもの。この道路名のままこの道路で渋川から松井田まで行くのも楽しいだろうな。でも一気に走破したことないし、榛名山を通るこのルート、夕方だったり、雨だったり...今回も雨です。結構降ってまして、今回走った国道406号線から南側の地蔵峠越え、2回目ですけど景色ほぼ無しですね、大雨の印象のみです。写真は左も下も同じどちらも地蔵峠、高崎市と安中市の境です(ここでしか撮ってない)。
 傘を指しながらローアングルで撮ったけど、レンズに水滴が付いてしまい、また傘を指して同じ場所でしゃがんだりと防滴でもないコンデジを酷使してます。ローアングルで水平がわからんので斜めになったけど、それもちょっと狙ったんですよね。ズボン濡らしての撮影、坂道ではこんな感じで水が流れてる状態です。さて、群馬県道の駅コンプリート、このドライブでなんとかなると思ったんですが、この地蔵峠まで来てあと道の駅2つ...でも1つしかわからん...ここで調べたら建設中の八ッ場ダムのところに出来た「道の駅あがつま峡」をすっ飛ばしてることに気づくのに、どこやろ?と思いながら藤岡の「道の駅上州おにし」で「どこや?どこや?」になってしまう。地蔵峠からなら八ッ場ダムまで行ったのにね。この後は埼玉入りします。




西湘バイパス 国道1号線のバイパスなんだけど西湘バイパスはあくまでも「西湘バイパス」ってのがボクの感覚。並走する国道1号線はどこにでもある2車線で1号線のオーラがないんよね。西湘バイパスは道路脇にクルマを停めて写真を撮るも無理だし(非常停止帯は違反になっちゃう)、どこか海と道路を見下ろせるいい場所も知らないので走行中に撮るか、パーキングで撮るかになっちゃいます。そこで西湘PAに寄って東の方を見てみるとこんな感じ。換算100mm相当くらいまでズームして撮ってちょいトリミング。どうしても空ばかりの写真になっちゃいます。このPAには注意書きがあって勝手に店員や施設を撮らんとってね、みたいなのがあったので「これなら施設は写っとらんぞ」と言うわけでした。海沿いの好きな道なんで何度も走ってはいるけど、写真撮るのは初めてだったかな?走行中も1枚くらい当たりがあるだろとコンデジを右にこめかみに当てて撮りまくってました。この道はトラックだと目線が高くて最高だと思いますよ。アウトバックくらいじゃまだ低い。この日、ボクは相模原から愛川町辺りを走り回り、圏央道で南下してヤビツ峠に行こうと思ってたんですが、圏央道での覆面パトカーの取り締まりっぷりを走行車線で見てるうちに行き過ぎまして、ヤビツ峠まで行ってるとボクの中で時間切れになると思ってこの道を走ることになったのでありました。東名に行かなきゃダメなのに気づけば寒川北でしたからね、得意の予定変更です(しかもその予定が弱い予定なんだわ)。どうせそのうち走るだろうからと残しておいた西湘バイパスのハイドラのインターチェンジCPもついでに獲得。伊豆半島ドライブで時間切れになった真鶴岬の方に行ってみます。


群馬県道196号上小坂四ツ家妙義線 元有料道路のこの県道、妙義紅葉ラインの名前が残ってますね。また上毛三山パノラマ街道なんて名前もあるようです。でも「妙義の県道」と言えば通じそう。この県道はこの写真では妙義山が今から正面に来るところですけど、何箇所かある東の方の景色を見るポイントはそれでいい眺めなんですよ。でもここ気持よくてスイスイ走りこんでしまう。歩行者禁止の道じゃなかったと思うから道路の写真撮れるポイント探したい道のひとつ(でも今回はパス)。この写真ですけど、ボクは勝手に「はがねいち撮り」と言ってる運転席から出てドアを閉めたところで撮るという超簡単ショット。ところが、クルマを停めて少し歩いて写真を撮るならこの写真も何も手間も時間もかからずサッと捕れるものなんでよく撮るし、これがドライブの雰囲気を簡単に表現しちゃうので気に入ってるんです。もしこの撮り方に名前があるなら教えて下さい、無ければはがねいち撮りということで(?)。この県道を走りきり県道51号線に合流、ここでハイドラのダムCPを獲りに南牧村の方まで一気に行きます。遠征してるとダムCPをどこまで拾っておくかが迷いどころで、おかしなところにポツンと残しちゃうと今度いつになるかわからんし、もう放ったらかしになるかも知れないので拾いに行ってしまいます。これで時間ロスして思ったところ時間切れになって帰っちゃう。これCP集め派にはあり勝ちだと思う。もっとも、ダムCPまで目を光らせてる人は一部だけか。でもダムCPはいろんなこと教えてくれますからね、ダムは面倒だという人にいつかは目覚めてもらいたいなと。では国道254号線に戻って長野県に向かいます。


新潟県道561号弥彦岩室線 さあこの日の昼には北陸道に乗って一気に帰るのですが新潟県で粘ります。そしてやって来たのは以前から相性の悪い弥彦山でございます、今回もすっきり晴れませんね。新潟を通りすぎて東北まで行こうとする時はきれいに晴れてたりするんですけどね、まあ相性悪いとはこんなもんです。弥彦山を行く県道は走って楽しく景色もいいんですよね。クルマを停めて写真を撮るような場所もあんまり無くてグイグイっと走ってこの山頂駐車場に来てまた下っちゃう道。あ、パラグライダー?のテイクオフポイントがあるんであそこも海岸線を見るポイントかな(段差注意)。この写真は多宝山への登山ルートからの写真。もうちょい登ると太平園地という気持ちいい場所があるんですけど、ここにたどり着いたところで何も出来ずにすぐ下って来てるの。なぜってものすごい風で、歩くのもいっぱいいっぱい。常にゴーゴーと吹き付ける風がさらに強くなるとしゃがんで耐えるか、何かに捕まって耐える。この状態でコンデジの画面を見るのも辛い状態で何も撮らずに降りてくる。佐渡がよく見えるくらいなら多宝山まで登ってもいいGWの心地いい朝だがこの風は怖いです、だめ(多宝山が景色いいとかわかんないけど)。この県道、弥彦山スカイラインの名前の元有料路、日本海を見おろすワインディングとして思い浮かべると...西日本から思い出そうとしても、あまりないのね。福井県にはあるけど、能登の県道は海沿いでもワインディングとは言い難い。やっぱり貴重だここ。東北には日本海を見るすっごいワインディングが何本もあるんだけどね。


新潟県道362号後谷黒田上越妙高停車場線 名阪国道から、伊勢湾岸、東海環状と繋いで中央道へ。そして上信越道の上越高田へ、ここから本番です。ここ道路名でいくつ地名並べるの?と言いたくなる道だが、停車場線の部分とダムへの山間の道とは別のものと言った感じ。この写真はもちろんダムに向かうところ、電波が届かずハイドラ的には残念だったかな。この日、台風が低気圧になってもしっかり雨をもたらしてくれたこういう天気だとこのテイストの写真になります、これ不気味さとリアルさを併せ持つオリンパスのドラマチック・トーンだけど、これの使い手(?)として言うと、オリンパス機でも機種によって違うんですね、この処理を以前使ってた一眼のE‐5でやるととディテールが潰れてましたし、小さなセンサーのコンデジでは風景では使えないレベル。と言うわけでこの時のドライブの写真はこのテイストが多いです(XZ‐2で撮影)。この道ですけど、いきなり霧に包まれたりしてこの日、東の方など見通せる気がするんだけどただ白いだけ、残念。この写真のところだけちょっと開けた感じだったので撮影。この場所も晴れていたら緑いっぱいで全く違った印象だろうな。この県道は途中で林道に変わりダム(そのちょい先)でおしまい。でも分岐するルートはキャンプ場からそのまま上越の名立の方にも抜けて行けそう。ハイドラCP集めが落ち着いたらこのあたり探検します。


茨城県道208号長沖藤城線 この写真では青い案内標識の矢印部分がよく見えないが県道208号のマークは明らかに上から貼り付けた跡がある、ここは旧国道6号線ですね。歩道橋や歩道、道路の作りや市街地でのこの直線は元国道の風格がある。それでもまだこれ書いてる現在、まだGoogleの地図では国道6号線になってます、これはいずれ修正されるでしょう。国道6号線は藤代バイパスが完成してこちらが旧道になったわけですが、興味深いところにすぐにこの旧道が県道にならないんですね、しばらくはバイパスと旧道とどちらも「国道」なんです。でもそのうち旧道が格下げされちゃうわけです。詳しくないんですけど、手続きとかあるんですかね?バイパスが共用されるようになってから「旧道はどうします?」なんて話になり県道の番号とか決める。そしてどこか年度の変わり目とかキリがいいところで県道に移行すると(あらかじめ出来そうなもんだが)。道路が増えると管理する側には当然仕事も増えるわけで使う人は気にしなくてもいいけど「いろいろあるんだな」と思います。この県道208号線はそういう経緯もあって帰宅後にGoogleの地図を見てたわけですが、もう一本?並行する部分にも県道208号線が存在してる。こういうのって単純に地図を制作する側のミスなのかわかりません。そこまで調べる人はほとんどいないだろうけども、地方の3桁県道って国道よりも番号が変わることも多いし、なぜかややこしいルートだったりするから。旧国道が県道になる、すると県道のルートが変わり、県道に旧道が出来てしまい、また別の県道が...とかね。


戸沢林道 前日に参加したオープンミーティング、翌朝からはこんな道でハイドラのダムCPを獲りに行きます、朝から結構ハード。前日の夜は甲府近辺のハイドラCPを拾いつつ、「道の駅にらさき」で車中泊したボク、さて今日のモーダムは?あ、モーダムですか?朝のダムですね、モーニングダム。ここは韮崎市の国道20号線からの戸沢林道、すぐにダートになってしまいます。それはいいけど雑草が...それもいいけど落石が...2WDだったらちょっと心配な箇所もある林道ですね、スタックしてるFF車を押したことがあるんですが、こんなのでもダメなのか?ってくらい動けなくなるんです(リアが落ち込むようなところで停車しちゃうとか)。ハイドラのダムCPはと言うと、「うわ、ここから先は無理かも?」と思ったところでちゃんと入りました(しかもUターン出来る場所)。たいした距離ではないけど落石を除去するために何度も停車したし、こんな写真撮ったりで時間かけて朝から遊んでおりました。あ、でもね、前日泥だらけになった靴も朝露に濡れてる雑草の中を歩きまわってだいぶ泥も落ちました。正直この道を走りながらボクは「ジオランダー耐えてくれ」と祈る気持ち、雑草かき分けるのはいいけど、ここにゲンコツ大の尖った石は怖いです。こんな写真のイメージがあるんでしょう、前日のオープンミーティングではボクの予想以上に「雑草のはがねいち」になってまして...ま、否定しませんけどね。この日のダムはこれくらい、今日は晴れそうだ、いい景色見てきますよ。


新潟県道475号水尻家ノ前線 小千谷市を徘徊中です、夜になってハイドラのダムCPを獲りに行くとこうなることもあるという...しかし、絶望的ですな。自転車でも雑草に触れずに走るのも難しくなってきた感じ。少し手前に確か「幅制限2.1m」の標識があったが、雑草を気にするなら幅制限は0.7mくらい?さらに何がスゴイかってこの道幅に突っ込み、もはやバックも不可能となったところで一気に激しい雨になりましたわ。どうする?もう写真撮るしかない?いや、マジでターンする場所まで進むしか無い。この県道はお目当てのダムの横を抜けて県道56号線に抜けて行けるが、昼でもハードでしょう。なんとかダムまで行き、強引に切り返しまくってやはり雑草かき分けて戻ります。新潟県道って雑草に埋もれるイメージが強い。県道に限らず林道もそう。除雪で金かかってるのに雑草なんか刈ってられるか!と言うことかな?とボクなんか納得してます。この道ね、雨になったからだろうけど、小さなカエルがピョンピョン飛びまくり、そりゃ数えられないくらい。打ち明ければ多分ボクは今までに避けたつもりでもカニとか過去には踏んでると思う、多分あれだけの数だからカエルも...やっちまったと思う。とにかく真っ暗、面白がってエンジン切ったら怖かったぞ。いつか痛い目遭いそうな夜のダム巡りでした。と言うか、普通の人はここに突っ込まん。


新潟県道500号黒又山大栃山線 ダムへの一本道であるこの県道、写真は黒又第一ダムの堰の上、ここも県道。国道252号線で田子倉ダムに行き、只見線に沿う快走ドライブは何度かやってるが、この県道に入って行くことはなかったもんね、ここはハイドラのダムCP集める面白さに連れて行ってもらった感じ。ちなみにこのダムあたりで電波ギリギリですね。この県道でもうひとつ奥地にある黒又第二ダムまで行く気はあったんですが、通行止め。冬季閉鎖解除しようとしたけど、落石があり、まだ上部から岩が落ちてきそうだから、と現在も通行止めみたいです。このダムは釣り客?かな、思いの外クルマが来ていました、人は見かけませんでしたけど。このダムもなかなかのものですが、秋は紅葉が見事だと思う。山肌を眺めながら走れる県道だったのも嬉しいんですよ。と、すっかり紅葉の下見妄想ドライブになってしまいました。通行止めでこの第一ダムまでしか行けなかったのは残念だけど、さらに奥地まで往復する時間、30分以上は浮いたと思い素直に国道252号線の方に戻ります。紅葉目当てでここまではなかなか来れないと思うけど、いつか来れる時があるとすれば、その時は何が何でも第二ダムまで行けることを願いたいです。ちなみに、第二ダムまでは通行止めだけど、チェーンをくぐって多分何人も遊びに行ってると思う。ボート出して釣りとかしてるんじゃないかな...



国道299号線(十石峠越え) ぶどう峠ルートか、こちらの国道で峠を越すか、前回がぶどう峠だったのでこちらへ。峠の景色で言うとぶどう峠の方がいいのだが、こちらで行きます。ただ、埼玉側は林道矢弓沢線でショートカット、国道よりも走りやすい。道路からの景色は特に言うこともない?この写真はもうすぐ峠に着くところ、国道の標識が見えます?林道から国道にスイッチしてからは国道もそんなに走りにくいことはないですね。逆光気味なんですが、今までにない仕上げで明るくしてみました。これはキャノンのこのカメラならではのもの。長年使ってたオリンパスではこの感じは出せない?難しい。峠は結構人もクルマもいますね、展望台と一緒に峠でも写真を撮ったんですけどね、展望台にも登らずにすぐ下ってしまいました。
 その後は佐久穂から南に小海線(八ヶ岳公園線)沿いにドライブをして小淵沢インターから帰ってしまおうという案、時間的に微妙なんでつい久しぶりに来た十石峠もあっさり越えてしまったんですね。小海線沿いなら国道141号線を走りながらスイスイ行くと思ったら案外国道も走らないし、駅までクルマが入って行けない馬流(まながし)駅ではハイドラCPのために...走る走る、狭い道の真ん中にクルマ放置して(こら!)。もちろんゲットしたらすぐ戻ります、実際は15秒ほどだけど、スリリングです。同じことやった人がボク以外にも1名くらいはいると思う。


小出郷広域農道 夕暮れが近づき、影も伸びてきたこの時間帯にあえて行ってみようと思ってました。関東のドライブ好きがここを訪れるならきっと朝だろう、それなら逆に午後遅めに行って西からの太陽に照らされた景色は新鮮かも?なんて思ったけど、これはどうだったかな。霞みがちだとは思うが、春なら越後駒ヶ岳や八海山もまだ雪がいっぱいでいい景色だと思う。この日のボクは関越道の堀之内の方から広域農道ドライブスタート、はっきり言って走りやすいだけでボクがこの手の農道がイマイチ好きになれない理由なんだが、写真はハイライトの直線区間。いくつかの区間があるようだが、やはりこのストレートでしょう。雲がいい感じだったのでローアングルにしたが、これじゃ直線の気持ちよさがわかり難くなっちゃいましたね。見晴らしのいい道で、交通量もないのでクルマも止めやすいので、のどかな風景が好きならこの道はうれしくなります。この日はじっくり探索することなく、あっさり走り抜けちゃいました。この写真で納得してもう夜の移動モードになってたようです。明日は会津に乗り込むので小出で買い出し、と言うか何か食べておこう、小出以東(国道252号線)はコンビニも多分ない(Yショップはコンビニと思ってない)。10年ぶり?のこのルート、去年は災害で走れなかったもんな..なんて思いながら快走するんだけど、ダイナミックなルートだけに夜はもったいないよね。柳津の道の駅は暗く広く寝やすい、気に入った。少し会津坂下に向かうとコンビニあるしね。


新潟県道563号南平小平尾線 ボクはこういう狭い道とか専門じゃないんだけど、最近は広くて走りやすい道よりこんな道の方が面白いと感じてるのは確かだったりする。こういう道の先にあるのは、絶景ではなく、かなりの確率での行き止まりや通行止めですが.. 長岡市から魚沼市への市境を行く“険道”なんだが、この場所は雑草が元気すぎるだけ、路面もいいし、実は雑草がないところからは長閑な風景が見られるのだ。この県道や、接続してるいくつもの3桁県道も全国版マップルでは県道の表記もなく、無視されてるが賢明だと思う。愛用の他の地図では表記してあるものの、道路沿いに地名もないのでまるっきり山中の使えない道かな?少し古い地図では道も途切れてる。もう探検である。場所は今までこういうズボラなことはしなかったが、ツーリングマップル関東の94頁6−KからLを見てもらいたい。説明が大変なんだ、地図のリンクを貼らないことで説明を楽しんで来たボクなんですけどね。ちなみにGoogleの地図では県道の番号間違えてるから注意ね。結構いい加減なんですよ。この道は県道23号線から進むとすぐ「こいつは手強いかも」と思わせるヘアピンやコンクリート舗装が出てくる。そしてこの雑草攻撃、ボクはこの程度じゃ怯まない。運転席から出られる時点でたいしたことはない。その後、ちょっと景色のいい場所に出るのだが、この峠っぽいところから間もなくダート。いくつもの分岐があったがこの563号線はただの草地になり終了する。多分、県道の番号は変わるが魚沼の集落に抜けられると思うが、この日は引き返したのであった。(当然この雑草地帯も再び通ったわけね)


東山林道 場所から、長岡市街地から栃尾方面への県道9号線森立峠から南へ。地図では八方台というのが載ってると思うけど、そのあたりからさらに南へ、県道24号線へのルート。林道の名前と手元の古いゼンリンの地図とが合わないけど現地では林道東山線とあったのは未舗装の短い区間。この区間、ツーリングマップルでは“南山林道”とあるけど、これは間違いだと思う。この森立峠から南下するルートは西方向の展望がチラチラとあり、ちょっといい感じ。未舗装になってもこの写真でもわかる通り、もう半分舗装してる感じ。ここまできれいにするなら舗装でいいじゃんと思うくらいです。内心もう少し荒れてた方が面白いのだが..と思ったりもしました。ある程度は凸凹もあること覚悟で未舗装路に突っ込むわけですから。ハイライトはこの超走りやすいダートでのストレート区間かな。オフロードバイクとか乗ってたら我慢できずにスロットル開けちゃうの必至ですね。ちょっと期待したのが地図の好展望マーク、だけどこれがよくわかんないままだった。八方台ってのはなんだろう?展望台かな?と思ったけど、きれいに整備された箱庭みたいな公園?少し入ってみたけど、これはボクの追いかけてるものとは違うと思いすぐに引き返してしまった。このあたりを地図で見ると国道352号線が気になる。昔から未通区間があり、放置のまま。牧場で国道が切れちゃうんだけど、この牧場に理由があるのか?この国道を繋げない理由ってなんでしょうね。そんなことより、こういう未通区間があるなら他のルートを国道にすればいいだけなんだが、それは困るという業界があるんでしょ?


新潟県道207号大栗田村上線 尼崎から東北へ盆休みドライブ、初日からずっと天気も曇りらしい。とりあえず出発した日は行けるだけ行こう、岩手県目指すけど福島あたりは東北道混みまくりだからいつもの村上から国道113号線にしよう。今や日本海東北道が伸びて国道113号線と直結してます、便利ですね、だから通り過ぎちゃう。そして村上山辺野インターから降りて山間部に吸い込まれる。あれ?行けるところまで行くってのは寄り道込みの話なの?そうです。やはりずっと高速道路走って来たので狭い道が恋しいのです。ちなみに、もし晴れていたら...いつかは行かねばならない県道349号鶴岡村上線(朝日スーパーライン)があるんですが、通行止めも多いし今回は考えになかったです。この県道207号は「大型車通れません」のあいさつ、じゃなくて警告があります。ボクは仕事で中型車に乗ってるので大型車がダメなら中型車は行けるんだよね?と思いながら走りますが、なんとかなりそう。それなら普通車は楽勝。この写真は大型車..の警告のすぐ後、しばらくは杉林ですが、これすぐ飽きるでしょう、よかった、いい感じの峠道になります。ただ展望とかはないですね、ここまで来ると古い大栗田という集落への道というだけ。この道は冬季通行止めなんで大栗田へは関川村の方から別の県道が通じてます。この県道は走りやすいだけの印象、この県道をネタにブログを書く才能はない。ただ便利なんでこの道で国道113号線へ。なんか県道273号線を冷たくあしらったようだけど、この県道が無ければ207号線にも行くこともなかったんだよね。


林道野々海天水越線 林道“ののみあまみずこし”線。このドライブのとりあえずの目標を野々海峠として走るも行き止まりだらけ。菖蒲高原ルートがダメで、大回りして大厳寺牧場から山を登り新潟側の県境に沿う林道を走ることになった。この林道が思わず「ワオーッ!」と声が出ちゃうものすごい展望ルート。深坂峠に向かうところで写真を撮ったものの一枚がこれだけど、まさにこんな感じで道が続く。林道としては道もそれほど狭くないし、見通しがいいから対向車も確認出来る。それよりもやはり特筆は北側の大展望でしょう。ずっと展望台状態です。これだけ緑の草木が眩しい中でまだ雪の塊が残ってたりするルート、距離は短めだけどすごいなここ。雪の塊を蹴りながら思ったけど、この道は開通して4ヶ月もすればまた雪が降るんじゃないか?と。11月になって積雪したらもう通行止めでしょう。この走れる期間の少なさにボクはそう言えば反応したんだ。そのことを思い出して今自分がいる場所がすごいところだとあらためて思う。紅葉も早いはず、10月後半が見頃だろうか?あと3ヶ月半でどんな景色になるんだろうね。いくつもの通行止めに阻まれて目標にした野々海峠へは結局はこのルートしかなかったんじゃないかな?迷路みたいだ。そうして苦労しているうちに、勝手に野々海峠というところは素晴らしいところだと勝手に思い込むようになって期待がどんどん膨らんで行く。ちなみに持ち歩いてるスマートフォンでも、自宅のPCでもこの野々海峠については一切検索してない、まったく知らない状態。こうしてドライブは盛り上げるもの?


国道403号線 県境を越えて新潟県に入ってもこの国道はとてもいい雰囲気。薄雲は日差しを遮り、お昼近くになって日本海もちょっと霞んで来たんだけど、「おぉ、こんなところがまだあったんだ..」と感激。見下ろす景色も緑ばかりで、街並みとかないんですね。そして海まで見える。なぜかここらだけ風がやたら強くてサワサワと草の音がすごかったんだけど、他にクルマも来ないでしょ、ボンネットに座って(もたれるようにね)雰囲気を楽しむ。特にこの写真のポイントはボクの好きな“国道の景色”の相当上位に入ります。この長野と新潟の県境でもこの付近は半年以上が通行出来ないこと、雪深いこともあるのか、電力会社の違いとか関係してるのか、とにかく送電線の鉄塔もなければ、道路に電柱、電線がない。例えば徳島と香川の県境にある山々からの香川県の景色、大阪と和歌山の府県境の山々から見る大阪方面の景色って、そりゃもう電線と鉄塔の景色ですよ。「日本のインフラすげえ〜」って思えたら感動するくらいに。でもこのあたりは実にすっきりしてる。この国道での峠越えは何年も前から「え、まだダメなの?」と新潟県までロクに調べもせず来ては撤退することを繰り返していた。だから走り抜けるだけで満足だった。なのに、まさかこれほどの景色が展開してるとは..半年以上通行止めの道だけに、ここを生活で使う人もほとんどいないはず。その生活感のなさが美しいです。


上牧林道 新潟と長野の県境越え県道95号線(関田峠)の東にある車道の県境越えは牧峠の林道。上牧は“かみまき”と読みます。関西でも阪急沿線に住んでると“かんまき”って読みそう。ここは新潟県側からアタックしました。この林道や牧峠という案内は覚えがない、まず上牧という地名の案内に従い、その後は人面岩とか深山清水とかいった案内がありました。この人面岩についてはノーコメント、もう...いや、ノーコメント。林道といってもきれいな舗装路、快適なレベルですね、もちろんあくまでも道幅とかは林道ですけど。それと新潟側は特にだけど、明るい感じ、鬱蒼とした中を行くのではないからちょっとしたところですぐクルマを止めちゃう。日本海までの大きな風景が随所で見られます。この牧峠は2度目ですが...こんな景色があったんだ。それがこの写真の場所。ここ、峠のちょい手前ですけどね。前に来た時は思い切り濃霧、この写真の場所も真っ白。木の気配が無かったので「ここからいい景色が広がってるんだろな」とかなりいいように想像したけど、それを超えた景色。この場所ね、実は反対側はコンクリートで補強した壁、これが雰囲気を壊すかと言えば...景色の勝ち。この景色vsコンクリートの戦いは景色の圧勝です。そして長野側へ下って行く、道は畑の間を縫うように下って行くんだけど、いくつかのルートに分岐してるのでこの林道はどれなのかわかんない。次は国道403号線でまた県境越えするつもり。


新潟長野県道95号上越飯山線 4時半に“道の駅北信州やまのうち”でお目覚め、もう明るいんだね。中野のすき家でしっかり食べてこのドライブのお目当てであるエリアに向かう。そして前年に続きやって来ました関田峠。前年は新潟側はもう景色も何もない雲の中、すぐ引き返してしまったのだ。今回は峠から少し下りだすと前方に日本海、今までで一番クリアに見えます。関田峠から下って来ると展望所代わりになってる駐車場があった。まだ朝早く、自分の影が写っちゃうことに撮り方を変えないといかんなぁ..とウロウロしてると、関東の方からドライブに来ていた方に「はがねいちさんですか?」声を掛けられる。こういうの嬉しいですね。ボクは嬉しくなると調子に乗って話が止まらなくなるのでトークは自制して光ヶ原牧場へ。
 来るたびにここにクルマ止めてるな...そう思いながら広角レンズ(前日に標準ズーム故障したからこの日はずっとこれ)に付け替えて歩き回る。妙高山と火打山、上越市街から日本海と見渡せるなんて初めてだ。ここまでこんな青空を見ないままの2日間だったので実に気持ちいい。三叉路に駐車してるけど県道は右に下って行く方。まっすぐ進むとまもなく行き止まり。この県道はどっちの県でも峠の前後が狭くともいい感じ。新潟側も光ヶ原牧場から下ると途端に印象が薄れちゃう。この後でボクは広域農道にスイッチして関田峠から3キロほど県境を東に行ったところにある車道の牧峠を目指す。去年は濃霧の中、ただただ白い世界でしたが、この青空なら期待出来るでしょ。雲が湧く前に行きましょう。


黒倉林道 長野新潟県道412号線で長野側から平丸峠へ。県境越えしてしばらくは進めたが通行止めになる。これは朝一番に反対側からアタックして引き返すことを余儀なくされたので百も承知。でも平丸峠から新潟県側に進むと迂回路がありますとのこと、それが黒倉林道。この道で国道292号線の長沢に出られるようだ。ちなみに国道292号線は快走路、気持ちよく走ってたから、この林道に関しての案内があったかもしれないが見なかった。単なる迂回路なんだろうかと思いきや、正面に妙高山を望み県道412号線と繋いでいいのんびりルートの完成じゃないですか。もし県道が通り抜け可能ならここは走らなかったと思う、これはいい拾い物ルート。道路はこの写真の感じね、ダイナミックな道筋も無ければ、施設も何もない。ただこの写真は曇ってる朝だけど、すっきり晴れた日ならすごくいい感じになりません?ボクは“また来る”ことを前提にしてるので、この日はちょっと天気が残念だったけど、もし晴れたらと思ったらワクワクする。そういう点で楽しみを残しておいた林道。この道はやはり妙高山に向かって走るべきでしょうね。このあたりの県境越えドライブをしにやって来たのだが、この天気なんでこの後はとりあえず志賀高原に向かう。このあたりの峠越えは明日の天気回復に賭けてみます。こんな天気でも結構暑い、涼しいところって?渋峠は?うん、単純だね。でもあそこは1年に1回はなんか行っちゃいます。標高2000m越えで涼しんで来よう。


山梨県道31号甲府山梨線 国道139号線で松姫峠から大月に下りてきた。時間的に午後になってるし富士山の西側に回ろうかと思ったりもしたけど富士山は翌日でもいいし...と悩みながら大月インターから高速に乗ってしまった。するといきなりジャンクション、考えもまとまらない中で甲府方面に入ったので、そっちに行こう。とりあえずお腹空いたから初狩PAで豪華版の吉田のうどん?を食べてみる。汁が味噌なのに天ぷらってのも珍しいし、肉が豚肉ってのが関西人には新鮮だし、うどんがなんだこれは...と小麦粉を使った新たな物体のようでボクは戸惑いっぱなし。それでもしっかり完食。もう今日のネタはこのうどんでいいや、と思うもまだ早い。そこでなぜか甲府の北にある太良峠である。奥多摩からまっすぐここに向かうなら松姫峠も中央道も関係ないはずなんだけど(国道411号でいいじゃん)、何せアイデア無さすぎのこの時のドライブ、何やってるんだろ?って。この県道は山梨側しかボクは走ってないので甲府側はわかんない、いつか夜景でも見に行くことがあるならそっちから峠目指そう。この峠は駐車場はないので路上に数台分。でも夜景を見る土手は数十人分?とりあえず山梨側は走りやすいとは言えないが田舎のいい感じの県道でしたよ。時間も中途半端、峠から分岐の林道も天気が..夜景の時間まで3時間もあるのでさすがに待てないので甲州市の“はなかげの湯”へ。湯船に浸かりながら明日の作戦、と言うより本日の反省...明日は富士山に行って新東名で帰っちゃう。


国道139号線 静岡県富士市から東京の奥多摩町までの国道。今回は奥多摩から松姫峠越えをしようかと思い後方から来るクルマに道を譲りまくってゆっくり峠越え、結構本気の峠道。もう奥多摩とか、この小菅村、大月市あたりだと感覚的にどうしても富士山の西側を走ってる道と同じ国道139号線と言っても不思議な感じ。こういう感覚は全国あちこちで味わってるけどね。写真は少々雑に止めてとりあえず証拠写真。林道の入り口を塞ぐようにしてます(ゲート閉鎖中)。道路を見下ろす好きな景色もあるんだけど、ドライブのひとコマって感じでこれ貼りますね。ここ駐車場もあるし、ここから登山するのかな?自転車も多くて休憩の人もいっぱい。そうだろうね、このGWって自転車の人には時期的にも最高でしょう、クルマなら暑くとも寒くとも車内でなんとかなるけど自転車はね..邪魔しませんから気持ちよく走ってください。上り坂大変そうでしたが。道幅もそこそこあるのでクルマでも楽だし、景色もいいこの峠越えの国道。路面もよかった。今この峠をトンネルで抜けちゃう工事してるのかな?ドライブ中にはそんな工事の場面とりあえず覚えてないんだけど、手元のマップルにはトンネル掘ってるよと点線が入ってる。この点線が入ったらそのうち出来ちゃいますからね。点線がなくてもいつの間にかすごいトンネルが出来ちゃったりするんだもん。この松姫峠、もしトンネルが開通したら自転車天国になるかな?ボクはこの後、背後から迫る雲から逃げるようにちょっとだけペースアップして下る。青空があるうちに大月に出たけどどうしよう...


奥多摩周遊道路 東京都道206号線川野上川乗線が地方道の名前。もうこの道に来ることはないんじゃないかな?と思っていた道に来てしまいました。路面はきれいなんだけどこの日も自転車は多いし、バイクも多いし、駐車場も混んでるし、それはつまり走り難いわけで運転しながらこの道路の魅力を考え込んでしまった次第。写真は唯一立ち寄った駐車場。見晴らしもいいし、ボクにすればここに来なきゃ意味がない駐車場。正面に桜は満開でこのあたりから湖を見下ろすのがここの楽しみ方になるのかな、道路を走ることにおいては特に書くことないような感じ。とにかく整備された道路なんだけど、面白いことにこの場所は舗装してないんだよね。なぜなのかはわかんないけどいい感じ。長居はせずに奥多摩湖に方に下って行くんだけど、桜がいい感じ、標高を下げて行くと見事な桜吹雪になってた。さて、そろそろやってるだろうな..と警戒したところでやはりネズミ取りである。この道路は以前開門直後に並んで入ったがすでにネズミ取りが待ち構えていて「さすが東京」と思ったが(先頭だったら捕まってたと思う)、この時間は反対方向で待ち構えていた。いつも走りに行く人ならみんな知ってることだろうけど、初めて他方から来た人は東京にいい印象を持つことになるだろうね。この道は多分もう走りに行かない、だろうけど..わかんない?いまいちこの道が面白くないのは道路にクルマを止められないところ。いい場所もあるんですよ。「お、この場所いいんじゃない?」ってクルマ止められないってのはつまらんのですよ。それにしてもこの駐車場も満車だったら写真無しになるところだった。いや、料金所跡で一応撮っておいたのがある。


神奈川県道518号藤野津久井線 ヤビツ峠から宮ヶ瀬湖、そこから甲州街道へ抜ける時に普通に選んだつもりの県道だが...おっと2m幅の制限があるんだね。マップルでは大型車通行禁止とあるけど、禁止というより不可と書いてしまうか、2mという数字を入れてもいいと思うけど。この県道に入ると観光バスはここで転回しろとか、この先はUターン出来ないぞとか、そんな案内というか、警告が出てくる。ちょっと楽しくなって来ましたね。ボクはまったく知らない道だったのでこの先は相当狭いのか?と思ったところでこの写真の場所、ここが国道なら有名なポイントになったかもしれないけど、県道なんですね、関東じゃ“そのスジに人には有名なポイント”なのかな?でも、やはり石槫峠のゲートの勝ちですな。あそこは現役退いてますが..この2mのゲートを超えてしばらく行くとまた2mの同じようなゲートが登場、狭い部分は短いですね、以前は2m以上の車両も通していたんでしょう。この写真の場所は無理やり後から通行出来ないようにした感が溢れてます、以前バスが通り抜ける際に大渋滞でも作ってしまった過去があるんでしょう。実際に狭い部分など、直線ならトンネルですぐの距離ですよ。新東名を作っちゃう情熱、お金とかの1万分の1でもこっちに回してくれたらあっと言う間にこの牧馬峠なんてクリアです。その後は県道517号で国道412号線に出るんだけど、ここには相模湖リゾートの入り口があって大渋滞。県道を左折して相模湖インター方面はなんとかなったけど、相模湖インター方面からはなんともならん大渋滞でした。


鋸山登山自動車道 千葉県鋸南町にある浦賀水道、相模灘の展望台として、またいろいろ散策出来る(日本一の大仏とか)鋸山を一気に上る有料路。短くすぐに終点だが、なかなか楽しい道。1000円もするのだが展望台その他の料金込みということです(絶景です)。ボクは有料道路なら地図に料金が記載されているので納得済み。ところが各地の灯台、展望台とかには有料の駐車場、施設がある。これは料金が記載されない。勝手なものでボクなどは現地に行って「有料」とあると気分が↓になる。犬吠崎など駐車場代1回千円とあった、これも例えばこの岬への道が千円なら不思議とそれほど気にならないんだよね。ボクは当サイトで駐車場代がかかるところはそれとなくその旨を書くのはボクと同じ感覚の人がいると思ってるから。写真は展望コーナーとでも言おうか。終点から歩き回る気が無ければここが展望台。


新潟県道358号天水島東川線 わりと新しい県道、ここは流されて流されてある意味仕方なく走った県道。何せ6月にでもならないとなかなか冬季通行止めが解除にならないこの地域の峠越え。なんとか新潟から長野への県境越えを目論み、国道403号、405号と2つ狙いを付ける。国道403号はJARTICの「みちナビ新潟」で調べると7月上旬開通予定とあり、ここらの雪の量はすごいなあと呟きながら今度は国道405号線へ。5月いっぱいで通行止め解除とあるが..あれ?峠付近の地元の人用に道路の半分は開けてあるが、通行止めみたい。ということでトンネルで山を越える国道353号を利用、そこまでのアクセスで2車線確保のルートではなく、こちらで行ってみたわけ。この道路はこの日の午後からウロウロしてきたこの地方の道路とたいして変わらず、印象は薄いが、山道と違い田んぼが風景のメインである“この地方の道路らしく見通しが利くので地図では険しそうでも実際は楽です”(カーブミラーに頼るシーンはほとんどない)。それにしても6月、7月にならないと越せない上越、十日町といったあたりの峠はリベンジせねばならんね。ところで最新号のマップルでは国道403号線が繋がっている。それまでは未通区間(県境の須川峠)を林道で繋げていたようだったが..これを確認に行かねば、というのはどうでもいい口実か。それにしても一年の半分以上通行止めになるこの須川峠、去年10月27日に冬季通行止めになり、解除は7月上旬。通り抜けは4ヶ月間もないんだ。なんだか行ってみたくなってきたよ。


新潟県道13号上越安塚柏崎線 国道353号線を南下、分岐では狭い方へ行こうと決めてたので県道を選ぶ。うーん残念、この桜坂峠あたりは晴れて欲しかったかな?さっきまでは晴れてたんだから。この日はツイッターでも雨でもいいぞ呟いてたのに中途半端な天気。こういった感じの道路なら雨降りで路面も濡れてちょっと霧が出るのもいいでしょう。それか素直に晴れね。この峠の北側は確かに狭いなと思う部分もあった、ここも狭い。この写真は桜坂峠付近。この時期は道路沿いにタニウツギ(だと思ってるけど)の花がいっぱい咲いてる。この花はちょっと寒いところの花だから遠いところに来た気にさせます。新潟県の山間部だとこの花をよく見かけるね。桜坂峠を越えて南へ行くとすぐに分岐がある。案内もあるが、北にある尾神岳方面への道だ。ちょっと行ってみるか?と走ってみるとこれが県道よりも見通しが利くし結構走りやすい。未通部分の県道78号線の迂回路になっていて、路上は最近掃除した跡があった。こういう県道や国道が途中で切れていて、林道などが迂回路として整備、機能してるってのは素直に「どういうこっちゃ?」ではある。地図を見てこっちで行けるね、と言ってるのもいいけど、政治的な思惑、道路を作る側の不手際といいか、テキトーな部分が垣間見えてしまう気がする。途中で切れたまま放置中の道路はすべてその理由を示すこと。とか考えたりしながら走ったりしてるのでした。だって税金使ってるんでしょ。多くは金がないからだろうが、計画したんでしょ?ってこと。


新潟県道25号柿崎小国線その2 一気に高速道路で米山までやって来ました。SAと併設の米山はSA利用の後で下りることが出来る。この日は雨模様だと聞いてたので雨に煙る田園風景でも..と思い来週終了の「千円高速」の名残を惜しみ使ってやろうとこの地方へ、国道353号線で南下を始めるといきなり求めていた景色が広がる。そこでちょっと寄り道、それが県道25号線は小村峠。田園の中を走ったと思うと一気に峠モード、いい道筋です。あっと言う間に峠に着いちゃうコンパクトなお手軽峠道で展望付き。ボク好みだなここ。峠はこじんまりしてるが一休み出来る雰囲気があり、そのまま西に走り抜けてもいい雰囲気は続く。ボクはダムの手前で引き返してまた国道353号線に戻ったわけだが、ここらでの1時間は有意義で楽しかった。この写真は峠まで行かない道路からのもの、広い道ではないのでスピードは出せないけどストレスのない道幅。この後は一度天気は持ち直して晴れ間も出る。そしてまた曇り空...この日はドライブとしては満足だったけど、カメラの出番がなかなか無くてね。どこも好きな日本の田園、田舎の風景なんだが、ここしかないというインパクトと言うか、撮っておこうという場所がなく本当にゆっくり走るだけのドライブになりました。手ぶらで帰るのはもったいないとなんとかシャッター切って来たけどね。さぁこれから地図を見てわざと狭そうな道を行きますよ。雨も止んだしカエルの声(BGMです)を聞くために窓を開けて走ります。


山梨県道215号栖雲(せいうん)寺線 この県道と塩山市街地からの県道201号は峠付近で繋がっている。このあたり、上日川ダムあたりから国道411号線までが思った以上に走りやすく、景色もいい。もう陽が西に傾いてきた中での峠ドライブは少々急ぎ足になってしまった。途中には整備された林道への気になる分岐もあったが先を急いでパス。道路の方は峠から西が豪快です。峠は大菩薩への登山客用に駐車場が整備されている。写真は峠までもう少しのところ、大菩薩峠の少し南あたりかな?ボクはこの葉のない木の向うに見える山の稜線が好きだな。この道は笹子峠の後で時計を見てまだもうひと走り出来るなー、と登り始めたのだが峠付近になり自分の中でどんどん盛り上がっていった、思いのほか走り応えのある道でした。写真はGWのもの、まだまだ芽吹いていなくて寒そうだ。それと思いのほか交通量も多くてびっくり。関西に住んでいておなじみでないだけで結構な観光地なのかな。


国道292号線 志賀草津道路での夜明けボクの恒例になってきました。7月の渋峠は紅葉時期の異様なまでのカメラマン集団もいないし、夏の格好に一枚防寒着を着れば心地いい涼しさの日の出が楽しめる。渋峠での日の出の後は草津方面に下ってみる。この撮影場所は特に名前とかなかったと思うけど好きな場所。駐車台数もそこそこ可能なので問題なく寄れる。国道をまず見下ろし、そして草津の町を雲海と一緒に見下ろす。正面の大きな山並みは何だろう?榛名山かな?最初は広角で撮ってたけど、この山に少し寄っての写真です。低い位置からの太陽の光、この日の朝5時の風景は緑濃く間違いなく夏なんだけど、この涼しさの心地よさがたまらないね。この日は朝3時半からこの駐車場と横手山ドライブインの間をゆっくりだけど朝のうちに3往復はしました。
 まだ真っ暗な時から結局はお昼前までこの道路で過ごしたんだけど雲の発生、増えてゆくクルマの数、どんどん上がる気温など、しっかりこの目で見て、しっかり体に感じてきました。この場所、この道は関西からはやはり遠い。なんとか海の日の3連休を利用して今までも訪れて来たけど土日の連休での強行ドライブでもいいかと思うようになってきた。飽きるどころか益々気に入ってきた道路。こんなところに日帰りで来ることが出来るってのは素晴らしいことですよ関東の皆さん、あぁ羨ましい。いやいや遠くからやってくるから感動も一回り大きくなるのかな?夜明けの景色を見ようと何度も来てるけど、その都度違う素晴らしさに出会える道。下の写真は上の写真を撮った日とは別、何度もここで雲海見てるからね。



山梨県道212号日影笹子線 甲州街道の笹子峠を行く旧国道。旧道が残るところはせっせとそっちを走るようにしてきたがここはもう素晴らしい、トンネルも大月側は洒落たデザインだね。国道20号線も大月から西はどこか懐かしい風情も感じる快走ルート、当然交通量もあり、当たり前にセブンイレブンもあるのだけどどこかに魅力を感じてしまう甲州街道。そして旧道であります。いきなりいい感じだ、道幅も対向車をそれほど恐れなくてもいい幅があるし、時期も良かったかな、新緑が芽吹き若い緑と心地いい風が昼過ぎの眠気も吹き飛ばす(?)。近くにはリニアモーターカーの実験線があるのでそっちも見てやろうかと思ったが、河口湖、富士山に向かう中央道の反対車線の大渋滞を見てるうちに(10キロくらい詰まってた)これを忘れてしまった。峠の東側、旧道分岐の近くから入ってゆける道にリニアの終点があったように思った(正解?)。でも戻ってこれを見に行ってたら次に向った大菩薩の方へは時間的に行かなかったかも。忘れて正解?リニアの実験線って見る価値あったかな。


川上牧丘林道 車で越える最高所の峠がこの林道にある。その大弛(おおだるみ)峠は登山客で溢れることでも有名?そりゃあ盆休みの快晴ですから溢れかえってましたよ。その多くの車のおかげでこの林道もきれいに整備されていて走りやすい。写真は標高1700m付近だったかな、ここから600m以上標高を上げてゆきます。それにしても、高度感がない。2000mを越えるとなると富士山、渋峠、麦草峠、御岳の田の原、山伏峠(通行止で行ってません)など限られてくるがここは一番標高を感じないかな?スイスイ行ってしまいます。結構見通しが利くこともあり本当にスイスイ行っちゃいますね、ほら峠に到着。それにしても車がいっぱいだなー、夢の庭園くらいは行きたかったけど帽子忘れて来てるしなぁ、とか思いながらすでに頭は昼ごはんになってた。ボクの後ろからも前からも車はどんどん来るし、身動きできなくなるピンチか!かなり強引に車をかわしたりして山歩き気分の出ないボクはとっとと下ってしまい写真のポイントあたりで一休み。ここは本当に早朝アタックだね、多分前日から乗り込む車もあるんだろうね。なんだかんだ言ってもスカイライン林道としてドライブだけでもよし。でも夢の庭園にはちょっと未練あり。


中津川林道 秩父側から長野県に抜けました。中津川林道は有料時代からおなじみの道路名でやはりこっちが好きだな。現在は市道で「県道に昇格してくれよ」という看板が挨拶代わりにお迎えしてくれる。緑がいっぱいの夏に走りながらもここは紅葉がすごいと思った。色づく木ばかりじゃない?いやいや、せっかくの緑のトンネルなんだから今は緑を堪能しなければ、と時々差し込む日差しがさらに緑を輝かせる中を快適走行。人気のダート路でハーレーから軽トラックまで見かける。アテンザワゴンのカップルも見たがこのルートを選ぶとはね... 峠は見事な切り通しでどちらもいい景色だ。長野側に入ると舗装済でスイスイ楽に下ってしまい終了。ボクはダートの場合は登るほうが楽しいと思ってる。ここも機会があれば秩父側からにしようとずっと前から考えていました。走ってみて人気がある理由がわかった林道、たどり着いた峠からは信州なんですねー。


山梨県道720号山中湖小山線 静岡、神奈川の県道を繋いでの三国峠越ルート、抜け道との表記も一部の地図で見たこともあるが、おそらくピーク時はここも混雑するんじゃない?峠の南側の眺めもいいがこの道はなんといっても山中湖と富士山のセットでしょう。パノラマ台は常時混むのでボクはもう少し上ったとこで道路脇に駐車した。ここからも絶景が広がっている、写真はそこからのもの。道路から少し入ったところは草がなく、思うにカメラマンや展望目当ての人が踏み込んでこうなったんだろう。ここまで来たら道路とセットで富士山も撮りたかったが、営業車が駐車してあり、兄ちゃんが寝てた。邪魔だなと思う前にこの天気のいい日に仕事はもったいないなと思った.. いや仕事中にこの景色は贅沢過ぎないか?この定番ポイントは2回目、これは11月下旬快晴の朝9時半でした。これ撮ってるボクの足元には霜柱がいっぱい。まわりに誰もいなかったし、ちょっと感動して踏みまくって来ました。


八ヶ岳高原ライン 旧八ヶ岳公園道路と県道11号高根富士見線のことかな(新しい地図では合わせて県道16号になってますね)。写真は大きな駐車場付き展望台からなので定番であろう東沢大橋と八ヶ岳のセット、八ヶ岳はとても写真には収まらないスケールなんでもう少しこの道路からは離れて眺めてもらいたいです。東に行けばすぐに長野県に入りますから八ヶ岳牧場や平沢峠展望台がおすすめ。この道路は走りメインで景色は長野県に入ってからのお楽しみ、ならば西から東がお薦め?平沢峠展望台は野辺山高原CC(ゴルフ場)の上から八ヶ岳を見下ろす絶景ポイント、地図の表記とは違い狭路ではなく楽にたどり着ける。JR野辺山駅は普通鉄道における最高所にある駅で有名、最高所地点もすぐ近くで立派な碑も立ち観光客の記念撮影が続く。思えばボクもJRが国鉄の頃は鉄道が好きだったのでここは30年も前から行ってみたい場所だったことになります。ここ清里、野辺山は地名で立派なブランドとなっている。ボクは地名というブランドは大事だと思う、行って何するわけでもないボクだけど地名に感激出来る単純な人なんですよ、それだけでも旅の中で訪れる価値がボクにはありますから。(何度も行くかは別問題ですが)


群馬県道63号水上片品線 利根川のダム探訪ルートであり、尾瀬の入口でもある鳩待峠への県道、至仏山への登山口もある道。と言いながら、ボクには坤六峠(こんろくとうげ)をピークに気持ちよく走れる県道ということ。気持ちよくと言ってもスピードは出しません。どういう風に気持ちがいいか、それは朝早くに窓を開けて走ってみればせせらぎと鳥の声が聞こえてくるところ、夏であっても朝は標高もあり涼しい。道路沿いからもライダーがキャンプをしている人が見える。ちょうど朝起きて珈琲用のお湯を沸かそうとしているところかな?峠の前後は電柱も広告もない。採点しながら走ってるわけじゃないが、マイナスがないんだよね。期待ほどの景色は広がらないけど悪くもない。でも峠はたんなるコーナーにひとつにしか思えなかったねー、気付いて止まったけど気付かない人もいると思う。写真は峠から東に下ってしばらくのところ、ガードレールよりもこういったガードロープの方がいいよね。新緑と紅葉がいいというのが山間ルートのありがちなコメントだが、真夏だってもちろん走っていいんですよ。朝の涼しさ気持ちいい。


九十九里有料道路 通称“波乗り道路”、なかなか爽快。全線で400円だったかな?並走する県道は九十九里ビーチラインと名前があるがこれは“九十九里のビーチに国道より近いライン”の略だということです。銚子の方からこの県道で来たのだが砂浜もどこも大差ないような気がしてね..(4箇所くらい訪れたが記憶に残ってない) 写真はパーキングがあったと思ったら、閉鎖?でもゲートは開いてるの?よくわからんまま進むと駐車場の前で封鎖、進入路ごと封鎖すればいいのにこうしてるってことはこの時期は人も少ないからここをパーキングにしろということ、と認識しました(真亀PA)。ここに駐車して散策して戻ると車も増えてます。説明するまでもないがこれは海を背にして撮ったもの、この雲の方がこの時点でちょっと飽きてきた海より絵になるかなと思った。でもまさかこの写真を自分のサイトに貼るとは思わんかった。車の前には作業後に置き去りにされた塗料缶、絵になる場所だと自分が判断したらボクは片付ける、というか写らないところまで移動させますけどね。これはそのまんまだ。


丸山林道 国道52号線で山梨県増穂町の青柳2の交差点を西に行く。ボクはここからは何度も地図をチェックする覚悟があったのだが、この交差点まで来ると主要道に設置してある青い案内標識に「丸山林道 櫛形山」とあるではないか、その後も標識があるので迷うことなし。県道からそれてからは一気に林道モード、しばらくは昼もライト点灯の暗さの中を進む。秋も深まった時期で葉も落ちたところで明るさと視界が戻るがこの時はもう結構な高さ、この時は霞んでいたが富士山の美しさが手前の山並みで引き立っている。林道は櫛形山林道へと分岐しこちらも行って見たがどっちも通行止だった。この林道は富士山撮影の名所、朝焼けと雲海をセットに逆光富士を狙う人が集まる。2007年11月には新しい展望所(林道にしては立派な大きさに思えた)を作っていた。この林道と櫛形山林道はそのまんまいい展望台になる箇所がいくつかあります。


林道軽水線 山梨県鳴沢村にある林道でボクが訪れた時は舗装工事中で終点付近は未舗装になり数キロで通行止めだった。だが終点手前数キロの地点はとっておきの場所になってる。国道139号線からは“ふじてんスキー場”に向かう。そして入り口ゲートの右端から林道に入る、ここまで快走2車線だ。ここから狭い舗装路になる鳴沢線でさらに進み、交差点の看板で軽水線を確認して左折する。あとは迷うことなく行ける、普通車で問題ない道幅の舗装路が続くから楽だ、しかも直線ルートなんで楽だな〜、あとは鹿が飛び込んで来ないことを祈ろう。分岐はいくつもあるがゲートがあって走れるのはこのルートだけだった。そして写真の場所、おぉ、富士山が目の前だ。ちなみに標高も1800m近いんじゃないかな?スバルラインもすぐ近くだ、反対を向けば本栖湖、南アルプスの大パノラマが広がる。この辺り一帯は近年伐採されてこの風景になった。すでに植林済みなんでいずれここも杉林になり道路からの富士山の姿は消えてしまうだろう。




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