九州その2



思えばこのサイトを作るきっかけになったのはスカイラインで勢いのまま出かけた鹿児島ドライブだった。
初めて間近で見た桜島に感動していると、いきなり噴煙が噴出してビビリまくったことを思い出す。

大分県道548号地蔵峠小田原線 国東半島を走り回るのは交通量もないし、広々した雰囲気の下で実に気持ちいい。ハイドラCP集めでたまに狭路に入り込むもメリハリが付いていいくらいですよ。国東半島は国道でグルッと周回しちゃうと印象に残らないし特に海沿いを行くわけでもない。ならばオレンジロードという広域農道でも走りますか?この道も走りやすいだけで施設も景色もなく、ショートカットで使うだけと割り切ったほうがいいですね、と言うか国東半島は「県道が気持ちいいし面白い」ということです。県道653号線とか狭い部分もあるけど県道好きなら楽しいし、この半島は紀伊半島みたいに面白く不思議な岩の山が多いのでこれを見ないと来た意味がないくらい。
 この県道はツーリングマップルでもスルーされてる道。半島の中央付近、両子山の西あたり。ボクもナビが示したから次のダムまでのルートして走っただけ。でも牧草ロールが転がってたり、広い空の下で県道標識まであるじゃないかと記念撮影。これが半島で一番の県道とも思わんし、分からないけど今回は代表でこれ。県道名の地蔵峠ってのは豊後高田市と国見町の境にあった県道31号線のトンネル、これが地蔵トンネルだったからこれのことかな。おまけ的な写真が下。大規模林道、広域農道は現実的にアクセスルートとして作られるんだろうけど、それはあえて大きな声で言わないことが普通なのに(ボクはそう感じてますが)この標識ははっきりアクセスって書いてる。これが本当の林道名なら笑いたいけどな。



大分熊本県道12号天瀬阿蘇線 阿蘇山登山道路はまだ部分復旧。ならば県道12号線は阿蘇ドライブでは現状メインルートになる「阿蘇スカイライン」。ここは爽快なドライブルート。爽快過ぎてペース上がりますが白バイとか走ってますよ、遠征してきて...な、ことにならないようにね。阿蘇ドライブならメインにもなる道だけあって交通量もあるので例えばこの写真みたいに他のクルマが映らないようにするのは結構待たないとタイミングがないし、このポイントに他のクルマが停車しないことを祈りながらこのタイミングを待ちました。ちょっとこの道は道路には停車して写真とか撮れないので貴重な路肩です。場所はGoogle Mapを見てもらうとして新宮牧場と湯浦牧場の境のところにこの細かい砂利の路肩があります。外輪山であることもわかるし、標識、看板も写らないポイント。(基本的にこのあたりは電線とかないです)薄い雲が太陽の光を少し遮ってたからWBは曇りで撮ってます。
 この阿蘇周辺は真っ直ぐ走ってるだけでも県道の番号が変わったりするので阿蘇スカイラインってのはどの部分を指すのかボク自身わかってませんが、東に県道45号線まで行くとミルクロードになるのでこの外輪山に沿うこの県道12号線だけが阿蘇スカイラインなのかな?と帰宅後に勉強?しました。この県道は北へ大分県に向かうところでサーキット場であるオートポリスへの道にもなります。北の県道の終点である「天瀬」はハイドラ駅CPをクルマで集める派ならきっと忘れないところ。ずれてるCPのために別荘地目指して登ったこと覚えてるよね。右の写真は県道からオートポリス(一部だけどね)を「覗き見」出来るポイント。


熊本県道158号中津道八代線 球磨川と肥薩線と共にある県道で国道219号線と雰囲気は似てしまいますが、こちらは県道で道幅も余裕がないので...いいでしょ。ここは葉木駅から人吉に向かって進んでる所、ここは道がきれいになったばかりみたいです。対向車が来たらどうする?の状態で撮ってますけど見通しがいいので何とでもなりますハイ。この後は肥薩線の駅めぐりにもなるんだけど、この道路と線路との間にあるのは雑草だけってのがたまらんですね。とはいいものの、なかなか落ち着いてクルマを停車させる場所もなくあっさり走り抜けちゃった。いや九州新幹線や九州道をくぐるあたりで停車ばっかりしてましたけど。(これは内谷ダムとか攻めてる時間は..?と考えてたんだけど結局は止めたんです)
 球磨川沿いではこの県道と国道219号線を行ったり来たりするような走り方になってしまったんです。坂本駅から葉木駅までずっとこの県道で行くつもりが、部分的に通行止めだったのかこの駅間は国道219号線を走りました。この間にあったのが「荒瀬ダム」の跡。ダムの跡地ってのは珍しいな、あんまり覚えがない。どうやら最近工事が終わった感じ。帰宅後にストリートビューを見るとまだダムがあります。で、航空画像で見ると工事が進んでます。実際はもう撤去完了。ダムが無くなるってどんな影響があるんだろ?もちろん調査はしたんだろうけど、単に元通りというわけでもないしね。写真はダムがあったところ。手前の更地が生々しいね。対岸の取水施設の上を行くのが県道158号線。



国道445号その1 熊本市から人吉市への国道で九州道を使わずにこちらで行く...くらいの余裕があるとドライブは楽しいです。美里町〜八代市の二本杉峠は走りにくくて「いい峠道」なんだけど、今回はそこは走っていないです。ただこの日走ったら峠からの展望で感動したと思う。そのあたりは晴れてた。県道247号線から来て合流後に人吉に行ったけど県道247号線から寄り道して来た矢山岳からの景色が素晴らしかったから。この国道445号線、今回はずっと曇り空の下で走ることになったけど、この国道は見どころが景色ではあるけど、「道路の景色」なのであります。とにかくバイパス工事が進みつつあっても旧道を走らされたり、国道ではない迂回路が充実したりして大きな谷を挟んで道路博覧会状態になってます。すでに廃道になってる道もあちこちで見られるのもポイント(?)
 上の写真だと左の橋が架かってる道が走ってきた迂回路で国道は対岸の道、下の方に古い道が見えてますね。ほぼ同じ場所で撮った右の写真、迂回路はこの橋で国道に合流します。この後は五木村の役場を過ぎてどんどん南に進んだのですが、国道はいきなりトンネルが通行止め、立派な道だと思った区間がどこもダメ、ずっと対岸の迂回路の方を走らされました。まあまあ走りやすい道でした。この迂回路から走れない国道445号線を眺めるのがいい。ただし、ちょいと交通量があり景色見るくらいで停車しにくい。国道が開通してから対岸の迂回路を走り国道を眺めたいと思いました。ここらは大きな谷をステージに本気で地形、災害VS土木、道路建設が展開してます。



熊本県道247号久連子落合線 熊本県の美里町から八代の山間を抜けて五木村に行くつもり、途中に氷川ダムがあるのでここに寄ってからです。そこで県道52号線で五家荘から行くか、いやここは県道247号線の方、矢山岳の展望台に行きたかったから、この日は西の方は遠くまで見れそうだったからね、これは正解。矢山岳展望所への道から県道に戻ってからも山道ドライブを楽しむことは出来ますが、さすがにあの展望所からの景色を見てしまうと道路からの景色はそりゃ見劣ります。それでも子別峠(こべつとうげ)へ北から標高を上げる部分は県道の峠道としてよかったですよ。ボクは峠を目指す時、ここみたいに迷うことない県道ではとりあえず峠にナビを設定して距離を見ながら走ります。
 「子別峠」とは峠というより交差点、ここに来るまでに景色も雰囲気も味わっておかないといけないね。上の写真は景色的にピークかな?というコーナー。右の写真は上の写真の右に小さく写ってるコーナー。この日、子別峠からは曇り空に変わっちゃいました。丁度この県道くらいから西は青空、東は曇りという感じ。九州の山間部は走ったことない道やら興味がある道がいっぱいですが、今回(と言うかここ数年)はハイドラCP集めが絡んでいるのでルート選びはCPにおまかせ。実はこれが予想外に面白いのね、「どこ走らせるんだ?」って振り回される感。もっとも、これはこれまでに相当あちこち走り込んでるから思える贅沢な感覚かも知れない。



大分県道664号円座中津線 この県道を走破するのはマニアだけかと。ボクは国道212号線の耶馬渓あたりから県道44号線にスイッチ、その後この県道を南に進み、国道387号線のこの道路名になってる「円座」交差点まで走り抜けました。うん??帰宅後にこの道路をGoogle Mapを見てるんだけど「耶馬溪」ってあちこちにあるぞ?とりあえずあちこち7ヶ所見つけた。さらに奥耶馬溪、深耶馬溪、裏耶馬溪..そうかここら一帯にある渓谷の景勝地はどこも「耶馬溪」ってことで、さらに細かく名前が付いてるものもあると、ボクが頭にあった耶馬溪は「本耶馬溪」でした。分かり難いのか分かり易いのか、そういうのってここくらいじゃない?確かにここらあちこちにちょっと眺めてしまう岩山が多い。
 上の写真はこの県道で走った区間でボクにとってのハイライト。この近くに宝陀寺というところの方に進み、お目当て?のダムに向かおうとするも本気の悪路の前に撤収、いや目的は達成してるからいいです。その宝陀寺付近にあるヘアピンカーブです。丁度良く花が咲いてたのでボクにしては珍しく花入りの写真ですね。GWは雪の多い地域を除けば若い緑がどこ見てもキレイで雑草だって大袈裟でなくいい緑ですね。右の写真は突然現れる(よくあるパターン)広い道。バックの岩の山も地図では「耶馬溪」となってます。ハイドラ活動をしつつ自分好みの県道に出会えたらいいなと思ってたボク、九州乗り込んでいきなりこの県道、いいですねー。



国道496号線 福岡県行橋市と大分県日田市を結ぶ国道でボクは何度か峠越えで走ってる。九州入りすると小倉から南に向かうのが多いですね、最初から長崎方面に行くと決めてる時以外は小倉から南下です。その際にこの国道を使うことがあるんです。県境の野峠、曲がりくねった峠道としては道幅はまあまあある方、大分側でも狭路はあるんですけど、こっちはもう以前より快走路のイメージが強い。野峠の福岡側、今回走ってみるとダム工事が進んでます。伊良原ダムですね、新しくなった国道496号線から工事現場を見下ろすポイントが用意されていてここからの撮影です。以前の国道がこの写真に見えるんです。中央付近の橋の手前側、同じような建物が並んでるところの道、ドーンと出来てる堰の真ん中あたりに以前の国道があります。なんかザックリ切られた感じ。
 ダム工事ですっかりここらは快走区間になってますが、峠区間はこのままのようです。ダム作った勢いで(?)野峠トンネルみたいなものを作る計画はヒットしないからないんでしょう。この野峠、ここは山の中の交差点で大きい番号の国道同士、496号線と500号線です(ここには反応しますね)。県境はこの交差点から少し進んだところ。勝手な想像だけど、あとから国道500号線(以前は林道だったんじゃないかな?この大きな番号の国道は)が接続して整備してるうちに妙に広い交差点になってしまった?とかね。個人的にもっと狭くて小じんまりした国道の交差点であり、峠であって欲しかったと思える場所なんです。展望とかありません。右の写真はその交差点、国道496号線は左奥から右へ(大分県方面)。



長崎県道33号長崎多良見線 長崎と諫早の移動はとっとと長崎バイパスでいいんですけど一般道ならこの県道。海沿いの国道207号線は遠回りだし、少々走りにくい道。じゃあこの県道は?と言えばこれが長崎の段々畑を左右に時に長崎本線(旧線)と並走する。国道207号線もこの県道との交差点から東は走りやすいです。ハイライトは松ノ頭(まつのと)峠、ここはトンネルであっさり抜けるにはもったいなくて、景色の広がる旧道、さらにこの道から少し他の道に入り込んだりしてボクはいい景色を探したりした。この峠また来たらもう少し時間をかけて琴ノ尾岳という山もクルマでほぼ最後まで行けましたね。こういうのは帰宅後に知って「しまった...」にはならずに、「やったまた行く気になれる」と喜ぶのがボク。
 上の写真は南から松ノ頭トンネルに進まず旧道に進み標高を上げてるコーナーで。センターラインは直線部分にはないけど広い道です。この旧道ルートですけど、走りにくいことないですし、すぐに現道に通じる部類なんでドライブなら迷わずこちらを選んで欲しい。南から峠を越そうとするなら高いところにガードレールが見えますからね、この時点で気になるってもんです。この旧道はマップルではすでに県道では無くなってますし、現地でも県道では無くなってたような気がしてました。トンネルから諫早、多良見方面に出るとさらなる快走ルートとして一気に下って行きます。多くは少し遠回りしても海沿いを行くパターンがありそうだけど、この県道は長崎〜諫早間のルートとして使えると同時にドライブ、さらに脇道探索もあるという、そういう意味でも使える県道ですね。



多良岳オレンジ海道 3月の3連休は正月以来の遠出、いつも遠出は気合いが入りますが今回はさらにワンランク上の気合いで九州入りしました。何が違うってたいした差はないんですけどね、苦手な高速道路でも睡魔に襲われずに一気に長崎道の武雄北方インターへ。ここから南へハイドラCPの残ってるのを集めるドライブですが、そうなると結果ダム巡りになりますね。とりあえず佐賀県にある多良岳の東側を走り込んでみることになりました。このあたり、あまり探索したことないんですけど、ロケーション的に畑の向こうに有明海が広がるいい景色がありそうで期待出来ると以前から気にはかけてたんですけど、つい島原だったり平戸だったりと多良岳周辺は後回しになって10数年?そういう意味でもハイドラCP集めはボクの趣味にこの時点で合致しますね。
 ところが景色の前にこの天気、曇ってる上に霞んでるというお手上げ状態です。それでもわかります、ここらは海と畑の風景が素晴らしい。(自分を納得させたらプロだな)そんなこの地方、標高を山に向けて上げてゆくルートはどこも狭いです。地図にない道まで含めていっぱいありますけど。そして周回する国道の内側にある快走ルートがこれ、広域農道なんだけど地形お構いなしに作った道で「そこのけそこのけ農道が通る」をやってしまった感じ。左右に海と山を配してドライブウェイになってます。この写真はドローン、じゃなく撮影向きと思って脇道に入り江岡峠橋というところから撮ったもの。ちなみにこの道、長崎県に入ると多良岳レインボーロードと名前が変わります。変わっても同じくドライブウェイしてます。この日はもう晴れること無く、それどころか島原では雨になってしまいました。



熊本県道254号二見田浦線 九州の海沿いルートもだいたい走ってるけど、ここはまだだったんで楽しみではありました。国道3号線から海沿いに出て再び国道3号線に合流するので単に走破してみたいって言うならとっくに走っていても良かったけど、楽しみを後に置いておくタイプなんで(?)今回やっとこさ、ついでにハイドラCP集めやってるから駅もあるし、と都合がいい。その割にはここまで後回しにしておいて天気がよろしくなかったこと。南から北に走り抜けようとしたので目指すは上田浦駅。ただ駅まで行ってしまうと県道から逸れますから、駅まで行ったあとで素直に戻ります。この先は普通車じゃ行けませんよと看板も出てます、下井牟田の集落が鬼狭いようです。ま、そう書かれていても実際にはボクのアウトバックでどうだろ?ってところ。ただ、これが県道なら突っ込むかも知れないけど、県道じゃないので無理しない。
 くねくねと進む県道を行くと踏切を渡りここで海沿いに出る。するとここはもう整備された道。線路と海に挟まれたところで体調も天気も良ければ..また来ないと行けないところですね。整備されたこの道が現在の県道だけど、以前はこの線路の山側にあるあの狭い道...チラチラと旧道を見たけどあれがずっと続くのはしんどいかも。落石があったってハンドルで避ける余地はほぼない狭路です。海沿いに整備された県道だけど、最後までこの整備された道が続くかと言えばそうではなく、やはり狭路になります。狭路慣れしてないと結構「え〜っ」って幅ですけど、アウトバックで調子悪いと言いながらホイホイ走ってた人もいるので大丈夫。斜めに渡る踏切が狭く思うならここが初級から中級への試験だと思って下さい。翌日は天草方面にも行ってるんですが写真もなく、体調も回復せぬまま翌々日には帰りました。過去最悪な正月ドライブだったんです...

 

指宿スカイライン 鹿児島県道17号指宿鹿児島インター線でもあるけど、ここは“イブスカ”でいきましょう。無料化の話もあったのに、あっさり25年ほど料金収受を続けることになったようで..まあボクはここまで来たら料金とかどーでもいい話で走れたら嬉しいというレベル、ここまで遠方まで来てさすがに数百円のこと言うこともありません。結構久しぶりに走ったこの道、鹿児島には正月ドライブで何度も来てるんですが寒波襲来、ここも雪で走れなかったりだったんですよ。でもこの年はもう窓開けて走ってるくらいの陽気。この道ね、走れば気持ちいいし、景色のいいところも用意はされてる。でもクルマ止めて撮影したりするのが難しい道でほとんど手元に写真がない道でもあるんです。で、この写真は何?説明が要るよねこれ。ここは「須々原展望台」、ここで桜島とクルマのツーショットを撮ろうとしてたんです。
 ここの駐車枠から外れるんですが、このポイントに駐車して車道から撮るとなんとか指宿スカイラインで桜島入りの写真が..と思ったんですよ。ところが車道まで歩いて(風邪気味でダッシュ不可能)撮ろうとしたらミニバン2台の大家族御一行様の到着で思ったような写真は撮れなかった。下の写真は駐車場から見た桜島とアウトバック、ほら車道から見下ろせばいい感じに写せたのに、と思ったけど残念。もっとも、クルマの向きや位置はイマイチやね。他にも駐車場は用意されてるんだけど、もっと休憩ポイント、景色のいいポイントを用意してくれても良さそうなんだけど...と走ってると終わってしまうのがこの道。走りやすいし、指宿へのバイパスでもあるだよねこの道。夜間は谷山と頴娃(えい)の間は無料。夏なら明るい時間(7時まで)に無料で走れる。



宮崎県道234号中渡川下三ケ線 この道は120%今回のドライブじゃ考えてなかったな。前日の夕方は思いっきり凍結路で怖い思いをしておきながらも「あれは標高あり過ぎ」と例外として夜明け前からガンガン山間部に入って行きます。高鍋から県道19号、22号と進み目指すは渡川ダム。放射冷却で冷え込む朝、県道234号線にスイッチ、ここまで1時間以上走ってクルマも人影も無し。まあこの日は大晦日だしね。写真は渡川ダムの近くまで行き、ちょっと広くなったところで撮ったもの。この写真に騙されないように、特別狭いことはないけど、曲がりくねった走りにくい道です。それでもダム近くには集落があって霜が下りてそこら中が白くなった風景には和んだり..そしてこの集落のおかげでドコモの電波キャッチ、ハイドラCPも獲りました。「携帯電話使えますドコモ」みたいな看板があったからここらはドコモだけかな。
 さて、明るくなって来たし基本は来た道戻りますが高鍋ではなく西都の方へ。この日はもう朝から走りまくってまして、長谷ダムやら寒川ダム..と、ここまではいいんですが立花ダムはハイドラCPダメでしたね、電波ありません。結構落石ガラガラな道を走ってたどり着いたんですけど...と、張りきり過ぎまして昼には綾町のセブンでバテて長めの休憩。ここで大晦日だしと大人しくしてれば今後の展開も変わったかも知れませんがまだまだ行くぞと県道26号線で綾南ダム、さらに小林の方まで行きます。そして出の山公園では再び伯來さんと合流して作戦タイム、この時点では元日は大隅半島走り倒す予定でしたが...と言うわけで張り切っちゃうロングドライブも3日目はぺース落とすべき?と勉強になったドライブ。宮崎市の「道の駅高岡」で年越しです(元気なのはここまで)。



宮崎県道214号上祝子綱の瀬線 この県道名を見てこれまた未通区間のある県道だと知る。ただ地図を見ても祝子の方には道はないですね。この県道もまたハイドラのダムCPが西畑ダムにあるので今回走ることになった。九州の山間の行き止まり県道って詳しくないです、九州と言えば冬に海に沿って走るものでしたから。この県道、延岡から高千穂に向かう国道218号線からスイッチしてみるといきなり険しい道、しかも結構交通量あります。この県道のインパクトは高所感のある道路を進むところであり、比叡山ですね。写真は比叡山の登山者用駐車場があったので、そこから見たもの。インパクトある山容の比叡山の下をフラットに進む県道が見えます。九州のこの地方だと県道6号、7号で祖母山から東にある県境越えドライブしたいなと思ったことはあっても3桁県道の面白さまでは考えてなかったのでこの山と県道は想定外で面白かった。
 この県道、終点は鹿川渓谷というところ、ここはちょっと気になるところで紅葉時とかいいかな?混雑するんかな?関西にいて紅葉を見に九州って考えることもほぼないので(このサイトでも九州の写真は多いけど紅葉はないと思う)九州の山間部って未知の世界の面白さがゴロゴロ転がってるんだなと思う。今回は鹿川渓谷まで行かずに西畑ダムまで行ったらすぐに引き返します。先に走った宮崎県道207号線には県道の標識がいくつもあったので逆光になってない標識を求めて奥地まで行きましたが、この県道は国道からダムまで走ったけどただの一本も県道を示す標識は無し。何本もある道とここまで一本もない「隠し県道」の違いはなんだろう?下の写真は帰りにもう一度比叡山と記念撮影。県道は手前から右奥への道で、クルマは撮影用に県道から外れました。 


宮崎県道207号岩戸延岡線 九州には興味のある県道がゴロゴロしてますが、ここを優先的に走ろうとは思ってませんでした。でもここにハイドラCP集めの趣味が加わると、走ることになるんですね、優先的に。この日は朝から日豊本線の駅めぐり、そして鶴御崎へ。須美江から蒲江まで高速使ったりするとあまりの早さに違和感アリアリですよね。延岡市街で少々の買い出しの後で祝子ダム目指そうと言うことでこちらの県道。ところで祝子って読めました?ローマ字の読み方を見て「ほうり」って読むと知りました。ここまで脳内で「いわいこダム」って読んでましたから走りながら修正です。道路は祝子川沿いに進むどこにでもある川沿いルート、落石防止の金網が効いていて狭いながらも走りやすかったですよ。ちなみにこの県道は延岡からずっと西、高千穂町でひょいっと再登場、未通区間長いですね、絶対に通す気無さそうです。(これ挑発してるんです、悔しかったら通せと)
 祝子ダムに着くとみん友さんの伯來さん(ボクが九州のこと尋ねまくってる方)がすでに到着。ボクは趣味もあって県道に拘る部分があるのですが国道326号線からのルートで来てたようです。ここでいろいろ情報交換した後、(実際は情報もらうだけ..)ボクは日が当たってる標識の写真も欲しいとさらに奥地に進みます。県道はダム沿いを進みとある三叉路付近で指定が消えてます。ここまで来ると九州最後の秘境?なんて言われる大崩山(おおくえやま)が迫ってきます。まだまだ道はあるんですが、結局は引き返すことになるので限られた時間内での九州ドライブ、引き返します。下の写真は延岡市街から祝子ダムに向かう道中での写真、この写真でほぼ伝わります。ただ標識が一部日陰なんでちょい悔しい、と言うわけで日当たりのいい写真を撮りに上の写真を撮りにさらに奥地まで行ったのでした。



福岡大分熊本県道115号八女小国線 帰宅後に調べたたら福岡県道じゃなく、なんと福岡大分熊本県道でした。多くは国道と重複していて実際は日向神(ひゅうがみ)ダム湖に沿う部分だけみたい(少しキャンプ場の方に支線が出てる)。その貴重?なこの県道の独立部分をのんびりドライブ、写真は県道115号線だけの三叉路でまっすぐ進むと奥日向神キャンプ場、カットアウトしてるがすぐ右に赤い橋があってこっちが県道の本線。ここからのこの岩山も迫力ありますね、特にこの岩?に名前はないようだけどとりあえずデカイものは好きです。そうそう、ここまでのダムを過ぎてすぐのトンネルなんか短いとはいえ1車線でカーブになってました、クラクションくらい軽く鳴らしたほうがいいかも知れない。この後、国道に復帰してからは鯛生金山に向かいます、道の駅があるから(しっかり休憩した)。しかし快走路になってる国道のトンネルは使わずに竹原峠越えの旧道を行きます、ここ走ったことなかったので。トンネルでない峠には期待はしたけど、いいところだったらそれとなくボクの耳にそういう情報も入ってると思うし、ツーリングマップルもコメント無し。道幅はちゃんとあるけど結構な峠越えルート、イマイチ盛り上がらず終了。峠の盛り上がり方にはランクがありましてクルマを停車させることもなくそのまま走って通りすぎてしまうのは残念賞ですね。でも走る機会があれば...と思ってた旧道なんで納得です。この日は阿蘇の方に行くか、どんどん西へ大分にでも行っちゃうか、福岡方面に戻るか小国のエブリワン(ここの爆弾おにぎり1つで夕御飯おしまい)でひとり作戦会議に入ります。


福岡県道595号山家西小田線 九州方面のドライブはハイドラのダムCPめぐりがしたいなと思ったのが一番の理由でした。そのついでに「この県道は走っておきたいな」と以前から気になって目を付けていた道を走るチャンスがやって来た。それがこの県道、飯塚から筑紫野へのルート、冷水峠越えですね、この冷水峠から分岐、峠からさらに標高を上げて行き、その後はゴルフ場の中を突っ切って行くルート。ゴルフ場の中を行くんですがさすがにプレーしてる人の前を「どうも〜」と走ってゆくわけもなく柵はあるんです、無くてもいいのに。そしてゴルフ場を抜けて短いのですがウロコ状のコンクリート舗装の急勾配となります。写真はそのあたりで、急勾配を表現するとなるとこのアングルしか思いつかなかった。特別に狭いとかはないけど、やはり抜け道にはならんですね。ちなみにこの道近くの九州電力に設定されてるハイドラのダムCPはこの道走ってるだけで獲れます。関西(尼崎)からでも九州は近くなくて出発してから九州入りするだけで8時間はボクのペースだとかかります。そうなるとこの日の活動時間は残り8時間くらい?この日は九州道の小倉東から一般道に出て、日豊本線の安部山公園駅からCP集めドライブです。天気もイマイチだし、逆に開き直れるってやつです。すごく空気が澄んでいてクリアな景色が見られるとさすがにハイドラCP集めに集中出来ません、こうなると景色優先になるんだけど、そんな日はめったに無いよね。この日は800キロ走って九州道基山PAで車中泊でした。(この日のネタこれだけ?)


雲仙多良シーライン 雲仙市の小浜で前日に続きまたリンガーハットへ。野菜を食べるチャンスなんですわ。そこからは国道57号線しかない..混むんですよね。国道251号線も混む、一本道ですからね。そして混雑から抜けて雲仙グリーンロードへ、堤防道路の看板が出てくるのでこれに従い進みます。雲仙グリーンロードは印象として走りやすいだけね。諫早湾干拓堤防道路にはタイトルになってるこういう道路名が付いてます、現地で初めて知りました。るるぶ.comではこの道路が観光地として紹介されてたりしますね。この道路は何年も前から行ってみたいと思ってたので「やっと行けた」とホッとしたくらい。道路の方はただの直線、駐車出来るポイントもこの写真のところ(歩道橋があるからすぐわかる)くらいですかね?雲仙を見ると雲が出て青空も無かったので多良岳の方を向いて撮影、さらにHDRアート。ここって季節によっては花とか咲いてもう少し華やかな道になるんだろうか?この時期のこの沿道を見てそう思ったりしました。この日は実際に寒かったけど、景色も少々寒くて彩りが欲しくなったんだよね。ここ、カメラを持ってウロウロ出来る範囲も限られてたので軽く数枚撮っておしまいです。この道で多良岳に向かってこの後走るんですけど、カモの類だろうな、水鳥のそれこそ恐ろしいくらいの数。向かって左だから潮受堤防の中ってことになるのね、すごい数でした、途中でボク笑えて来ましたよ。(反対にももちろんいるんだろうね)。


長崎県道30号小浜北有馬線 島原半島を周回する国道251号線からショートカットして再び国道251号線に合流する道。ボクは国道57号線の俵石展望所から県道132号線で南下、ダム(溜池です)CPをついでに摘みながら適当に国道251号線に出る。この半島はある程度標高を上げると畑の向こうにちょいと海が見えたりする。冬なんで畑も寒そうだがなんと言うんだろう、島の景色ですよねここ。元々は島で噴火があってくっついたような半島、この半島も南半分は半島の先でしか感じられないなんとも(あぁ、なんて言えばいいんだ)言えない果てっぽい感じ。寂しいんじゃないんだよね、修行が足りないな、いい言葉が出てこない。県道を走ると諏訪の池という雲仙を向こうにしたキャンプ場などがあるところを通る。雲で雲仙岳はよく見えなかったが、ここってそういう写真とかで有名なのかな?って検索したら「でっかいの釣ったぜ〜」とバスを見せびらかす写真がいっぱい、バス釣りの池か、そうだな。景色としても波のない水面に空が写ってきれいだったけど、それだけ?惜しいな。この写真は諫早方面、橘湾に滑って行くような場面。記念碑の左は畑の中のストレート、2車線路が県道。ここら一体は開拓が進んで広々として気持ちいい。もう電線も気にならない(?)くらい気持ちいい。ゼブラゾーンにボクはクルマを置いて撮ることはして来なかったつもりだけど、ここはそうさせてもらいました。


国道58号線 国道58号線と言えば沖縄の国道、ってこともないわけで起点は鹿児島市の国道10号線から、西郷さんの像がある交差点からです。この国道の標識の写真のためにここで撮影、元日の夜明け前4時16分です。この国道58号線は鹿児島港から海を渡り、種子島、奄美大島などを通り沖縄本島に通じてるわけで考え方(?)によっては最強の国道なのかも知れません。恐らく国道58号線はこの鹿児島市内の僅かな距離の部分しか走ることはないように思うので記念撮影でございます。これ、元日なのですが、どこで年を越したかと言うと夜間料金400円のコインパーキング。風が強くて看板やのぼりがバタバタ、ギシギシと音を立てて何かが落ちて来るんじゃないか?ってくらいの雰囲気の中、裏通りのビルの合間の一角で独り荷台の布団で寝てました。カウントダウンも何もあるわけなく、良い子のボクは21時に就寝、良い子なんで朝3時半からドライブしてますもん、眠いっちゅーに(睡魔に勝るもの無し)。元旦ですから初日の出、実は今回のドライブでは特に興味無かったんですよね。結果的には指宿に向かう国道226号線で大隅半島の山の向こうから昇る初日の出でございました。ただこの初日の出よりも頭に残るは夜明け前に寄ったファミマの眠そうな店員(多分40くらい)の狙いがわからない超自然的な髪型が強烈でね。ま、正月とかまったく関係なくボクのドライブは続くのです。


福岡県道59号志賀島和白線 地図を見て興味を持った人もいるであろう「海の中道」、ハイライト部分はこんな感じ、あまり期待しちゃいけない、でもこんな道本土にはあまりない?志賀島を周回して戻ってくるドライブはわざわざ遠方から九州にやって来て優先順位があるかどうかは...人それぞれなんですけど、「とりあえず道路好きと言う種類の人として来たことなかったので抑えておきましたドライブ」だったわけです。海浜公園は開園前で入れなかったり、志賀島にある好展望マークの公園など一応行く理由は残してあります。でももし次があるなら夜の方が面白いからも知れない、福岡の夜景とか海の向こうが明るいってのもなんかいいかも。GW4連休の九州ドライブはこの後、古賀インターから高速に乗って九州脱出でした。連休最終日は高速道路の混み方もそれほどじゃないということで長い連休の余裕のある日程とは違って半日九州に粘っての帰り道でした。あとは中国道で帰るだけ?と思いきや、眠くなったので目覚ましに美祢西インターから一般道へ、国道435号線などで山口の市街地を抜けて徳地インターまでハイドラCP拾いながらボチボチ走り、結局中国道の宝塚渋滞の解消を加西SAで仮眠して待ってから帰宅しました。4連休という大型連休と言えるのか?という微妙な連休だと四国あたりがやはりいいかも知れない。ボクは前年四国だったから九州にしたんだけど。4連休の短さと長さをずっと考えてのドライブでしたね。


福岡県道52号八女香春線 八女で「やめ」、香春で「かわら」と読みます。福岡県道では最長でじっくり全線走破すると福岡県のイメージも変わるという県道。今回走った添田町から東峰村への部分でこの県道は一応全線走破、一気に走破しないと納得しない性格じゃないので楽です。今回は斫石(きりいし)峠を越える部分、ここは4ヶ月前にチェーン規制が出ていて越せなかったところ。全国版マップルしか持たずに九州を走ってたわけだが、この峠越えはなかなか本気の屈曲ルート、全国版の縮尺じゃわからなかったです。国道でのルートがあるのでここを走るクルマも当然やはり無い。走りながらここまでの峠道ならトンネルじゃなく風情のある峠だったらいいのになと思いました。そのトンネルは新しくトンネル工事のクルマの往来は大変だったなと思い、いやいや仕事です。仕事となれば行かないとダメ、そうなると狭い道も行けちゃうもんだ。この道、標高があることが実感出来るのだけど、展望はあまりなかったですね、チラッと南の方が見える場面で「おぉ!」と思ったけど、あれれ下ってしまった。この写真は峠から下っているところ。この後は国道211号線にスイッチしてちょっとだけ大分県にもお邪魔してその後は佐賀県まで行っておこうかと考えてた時に撮ったもの。こういう杉林の峠道での写真はボクの定番なんで変化の付けようもないんだけど、やっぱりボクはこういう写真好きなんだよね。


福岡大分県道111号東上戸原線 旅の終わりが近づいてるのが実に寂しい中、もう日が暮れるというのに県境越えの県道を行く。この写真はピントが甘いのか技術的に失敗なんだけど、黙ってたらわからない、それ以上にいい雰囲気だから使っちゃう。国道496号線の峠越えはどうかな?もっと東に移動してこっちは?ダメなら国道212号線でいいんだし、こちらを行く。実際は雪は峠にも無し、写真は峠より大分側です。薄暗いけど時期、時間帯を変えたらここいいんじゃない?峠にはベンチやら用意してあり、冬木立の中を行く車道がちょっといいところ。道路として福岡側をボクは下ったんだけど、景色を見下ろした後で一気に下って行くところが良くて、ここと峠前後を目当てに今後も走りに行くであろうドライブ県道認定です。すっかり暗くなり上毛(こうげ)町の市街地、国道10号線に出てしまうともう帰るモード。京築アグリラインっていう農道があるんでこれが国道の抜け道になるか?と走ってみようか?と思ったが暗くなってるとルート外す可能性が高いと思ってやめました。この日は小倉東から高速に乗り、天気予報と相談して空いてる中国道を選択。広島県内で車中泊、翌日の昼に帰るという準急ペース(パーキングに寄る頻度のこと、のぞみから各駅停車まである)で帰宅。キー閉じ込んだミスを含めても100点のロングドライブ、いや車上生活でした。合言葉は冬休みはクルマで九州に行こう!(クルマで寝ろとは言いません)


福岡大分県道107号宝珠山日田線その1 福岡県の朝倉市から東峰村へ、その後は県道52号線でもいいかな?どうしようと思ったところで、この県道52号線は研石(きりいし)峠でチェーン規制、そうなると選択はこちらの県道107号になるわけで迷いもなく進む。この写真は県道107号線から日田彦山線の筑前岩屋駅方面を眺めている。線路と平行するのが県道52号線、手前を左右にあるのがこの県道107号線、ググッと標高を上げてちょっと眺めたくなる線路のある風景。県境を越えて大分県入り、明らかなショートカット路もあるが、ここはしっかり県道をトレースして行く。そして地図を見て「どうしてそうなる?」って思った場所へ。それは県道107号線のバイパスがトンネル化して集落をパスしてる部分。そのバイパスの先に特に道路を作る感じもないし、そもそもおかしな接続の仕方になってる。こういう道路を作ったところで誰かに「どうしてこうなったんですか?」と聞かれることもないでしょ。でも聞きたいものです。と言うか、何かあるんじゃないかと思うのがボクみたいなやつ。新しくなった道路の下に何か埋めたんじゃないの?なんてね。真面目に考えるなら県道107号線のルートを変更して乙舞峠ルートにしちゃうのかも。と、あれこれ勝手に思うのが道路地図の使い方、いや遊び方でもあります。もし10年後もこのまんまなら掘り返しましょう、何か出て来るぞ。


佐賀県道305号脊振山公園線 神埼市内の県道をウロウロしてやって来たのは脊振山を登っちゃうこの県道。脊振山は数時間前に雪が残っているかも?と防衛庁専用道路ルートを諦めたけど、反対側の県道を走ることになって..やはりチャレンジ、もちろんチェーン必要の看板があったのでいつでも引き返す覚悟は出来ている。そしてこの路面、ハイ普通タイヤじゃ限界ですね。こんな路面で軽くブレーキを踏んでみるとすぐにガーガーとABSが作動、これが引き返すサインです。多分標高600m〜700mの地点?これから標高300m上げるのは無理でしょう。こうなったら次にターン出来る場所を見つけて戻ります。あと500mで終点だとしてもこの路面なら諦めます、そういう割り切りは大事。ちなみにこの写真は引き返してすぐに写真です(この状態なら行けそう?その発想がペケ)。路面の見極めも大事ですけど、こういうの無茶してるとも言えるわけで、道幅や交通量を見計らうことも大事ね。狭かったり、交通量がボチボチあるならここまで来ません。思えば、雪があるから九州の海沿いをこの冬休みはドライブすると言ってたのに、やはりフラフラっと山道に吸い込まれて結局こんなことになってる。佐賀県の最高峰はここじゃなく、経ヶ岳で1076m。でもクルマじゃそんな標高まで行けない。だから脊振山は佐賀県では(ここが弱いけどね)クルマで行ける一番高いところかな?


国道385号線 福岡県〜佐賀県〜福岡県というルートの国道。前日から福岡県みやま市の「道の駅みやま」に潜伏、この日の朝は吉野ヶ里に向かうのでお世話になり、興味のあった坂本峠に行きます。この日は前日からツイッターでやりとりして徳島の耐久ドライブの貴公子こと啓すけ氏(耐久ドライブという言葉は彼に教わりました)と合流。「道の駅吉野ヶ里」に7時30分の約束なんですが、2人とも見事に7時30分ジャストに道の駅へ、国道でボクが追いつき、2台連なって駐車場へ。多分話し出すと終わらないと思うので、ドライブの邪魔をしない程度に「行きましょうか」と坂本峠へ。有料トンネルがあるのでほとんどの車両はそちらに行くみたいですね。2トン車以上通行禁止とかチェーン必要とか威嚇してくる看板がデカデカと立ちはだかりますが...行きましょう。この2台が逃げ出すような道なら面白すぎる、と期待したものの、あっさり峠に着く。この写真が峠ね、ボクのクルマのすぐ横に白い塊がありますが、これが雪です、これでもしチェーン巻いてここに来たらやっぱり面白すぎます。この峠道の区間だけで啓すけ氏とはお別れ、ちょっと物足らなったっすね。その後ボクは坂本峠の北、福岡県に入ったところで快走路と化してるこの道にとまどい、県道136号線の七曲峠に行けずじまい..どうやって行くの???この坂本峠、この日この後の展開に役立ったかな?それは坂本峠(540m)なら雪はないという目安になったこと(年末は雪が結構降ったから)。


熊本鹿児島県道15号人吉水俣線 球磨川沿いに未通区間もあるんだが、それを知ったのは水俣に抜けてからでした。ま、そういう部分はおまけ、ボクは球磨村から伊佐市、そして水俣まで山道を越えて行く。写真は伊佐市の県道421号線との交差点。左の電柱に雲が乗ってるみたいだなと勝手にウケてた写真だけど、かなり山深いところを走って来てホッとする場面でもあり、ちょっと気に入った場所。地図によっては球磨から伊佐の間は県道になってなかったり、道路が記載されてなかったりしますがちゃんと舗装路が続いてますよ、特段狭いこともないけど、集落もなく、携帯電話も入らず孤独になれます。この道、もう最初からボクの趣味と合致した県道で、飽きることなく走らせてもらった。変化のある道路が好きなんですよ、雄大な景色の中をズッドーーーンとひたすら走るのに憧れているくせに飽きると思ってますね。この道は球磨村では山間を曲がりくねり集落の中、その民家の前を行く。よく民家のあるところを避けて快走2車線路になってるところあるでしょう。でもボクは時間もあるし、ゆっくり走るから民家の前を走って行きたい。でも快走2車線が出来ちゃったら、いつの間にかそっちを走ることになってしまい、わざわざ民家の前の旧県道は走らないでしょう。逆に水俣市に入ってからは快走区間もだいぶ整備されてます。でも快走区間はその一部のみ、普通の人なら人吉〜水俣でこのルートはありません。


国道221号線(旧道その2) 堀切峠を越えて熊本側に下りだす、そして県境なんですが、まさかこんな案内が残っていたとは..これは嬉しいね。ここまで朽ちると危険というレベルになってると思うが、「宮崎県」の案内なんか立てかけて置いてある状態、ボクのために?多分違うけど、よくぞ残ってたね。現在の青地に白字の案内標識は1971年からなんで、ここに残ってるのは40年以上前のもの。1971年以前は現道で、いいタイミングで旧道になった場合のみ?この旧式の標識が残る、なかなか貴重なのだ。この旧道、堀切峠から北はかなり凸凹が激しい。段差とかは無頓着に越えて行けるSUVでもライン取りが必要で、一番大きなギャップ(大きく雨水が道路を削った跡)はタイヤがすっぽり入りそうです。堀切峠から人吉にある千年の森?だったかな、そんな場所までが路面としてはハードですね。そして人吉のループ内で国道に合流、再びボクは国道で宮崎県側に向かう。国道は快走ルートだが、1時間ダート走行をするとクルマがギコギコ鳴ります。そのうち収まってきますけど、よく走ってる上に足回りに手を入れたこともない。小さな段差でも越えるとギコギコと収まりが悪いのですが、これ走行8万キロ越えあたりから。もう慣れたし、いつの間にか収まるし..と言うよりも、このギコギコになってからの方が長いです。


国道221号線 人吉とえびのを結ぶ国道、道路好きとしてはなんと言っても県境のトンネルを挟んで人吉側にもえびの側にもループ橋がある道としてダイナミックなところにそそられる国道。ボクは夜明け前から行動開始、霧島山の新燃岳の東にある県道104号線で標高を上げて行き、どこかから都城の雲海とか日の出とか見られるのかな?と期待したところでゲート..8時まで通せんぼかいな。県道の終点付近までは行けたけどその先はキャンプ場か、残念。まあいい偵察ってこんなもん、それでは大好きなえびのループに向かう。そしてこの写真のポイント、ここは人吉に向けて雲海トンネルを出てすぐのところ(ここが加久藤展望台?)にクルマを置き、国道の歩道からの景色。眼下に国道、そして九州道のえびのパーキング、その向こうは国道268号線で京町に向かう方には霧が薄く広がってる。前にもここは来たことがあるし、その時にも書いたと思うけど、この歩道をひたすら歩く人がどれくらいいるのやら、幅は狭いし大きなトラック来たら揺れるし柵もそれほど高くないんで怖い。ここね、もうちょっと霧があって雲海になってるようなら夜明け前の偵察ドライブなんかせずにここに来たんですけど、それはあてが外れた。このあたり南九州だけど冬だとチェーン規制が出ることもあるんです、ここのループとかえびの高原の県道とかね。実はそれで以前の鹿児島ドライブではボツになったんです。


宮崎県道432号畑和佐良線 なぜこの写真を選んだかは後ほどわかるとして、飫肥(おび)城の前を通り過ぎ...この時点で「飫肥城」の検索で迷い込んだ人がもしいたら撤収して下さいね、ボクは“飫肥城の前を通ってこの県道に向かう”人ですから。この県道の東に黒潮ロードという快走農道が整備されてるので交通量はなさそう、だからこそ..であります。飫肥杉というのはこの地方のブランド杉、だいたい景色とかは想像出来ます、後は何か面白いものがあればいいけどね。この道、立派な案内などなく、県道の標識を確認して「あぁこっちで正解だ」という場面が数回あった。ボクは北に向かったけど、板床集落への分岐はどっちだ?と思ったところで少し先に県道の標識を発見、これがなかったら間違えてたかも?と言った具合。もっとも、分岐で迷うところはナビの縮尺を最大にすればわかることが多くなりますけどね。そしてこの交差点もややこしい。道路の荒れ具合や県道の標識の補助標識に矢印があるのでこれに従うといった感じ。そして九州の南部に来て特に思ってたことをここで言わせてもらうが...県道の標識が汚い!特に県道の標識です。最初は鹿児島ですから桜島の降灰かな?宮崎だったら新燃岳?などと思ってたし、そうかもしれないが、ここまで、それも番号が読めないくらいの汚れっぷりの標識が多いとひとこと言いたい。読めなきゃ意味ないぞ。


鹿児島県道521号線宮ヶ原岩川停車場線 出た、ボクのなんか好きな停車場線。と言っても今はもう停車場はありません、以前国鉄の志布志線岩川駅というのがあったのでその名残が県道に残ってるということですね。この県道は地図によっては県道の色に塗られることもない闇の県道でもあったりするんですが、普通に走る分にはそれほどストレスがあるわけでもない。それでもこの県道を走り抜けてそれっきり忘れちゃう道にならなかったのが、この交差点です。この道路の両側にある案内標識はスルーするわけにはいかない。説明すると、左の標識が見るべき標識、右の標識はこの土手の上にある道路の標識、この土手の上にある道もこの県道、つまり県道を行くならこのすぐ先で思い切り鋭角に右折しなくてはならない三叉路があるということでした。こんな強引な曲がり方をしても県道にしたかった宮ヶ原というところ、なんかあったんだろうか?さて、このあたりの地図を見ると少し南に面白いところが..志布志と大崎の飛び地合戦である。特に大隅GCの西、県道72号線の部分は大崎町に志布志市の飛び地があり、この飛び地の中に大崎町の飛び地がある有様。このあたり、GoogleとYahoo!とgooとMapionと4つのネット地図を使い分けるとMapionだけが飛び地の飛び地を認識してる。えらいぞMapion。(2014年1月現在)


豊後くろしおライン 前日は暗くなるまでLove RoadSte氏とおしゃべり、この時点でどうするかも決めてなかった。ま、無難に「道の駅やよい」まで行く。そこで温泉に入り、そのままここで車中泊です。この道の駅は昼間は混んでいて、道の駅と言うより温泉って感じ。でも寝るにはいいんです。翌朝5時半に起きて近くのすき家に行くと土方の集団、この言い方は悪く言ってるみたいですね、えーっと、佐伯ドカタンズに占拠されてます。うーむ、撤退。すき家によくある「前の人の食器がテーブルに残ってるやん状態」ですね。リッチなすき家(?)の朝ごはんは佐伯の寒空に消えてしまいコンビニで買いだして本日も基本的に海沿いを行きます、ドカタンズの方は悪くないですよ、お仕事お疲れさまと言いたい。それにしても佐伯って半島の方と市街地と気温が全然違って面白い。県道501号線の浦代隧道を境に気温が違うのなんの、この外気温計ってドライブを楽しむためのもんなのね(隧道の西は氷点下、東は海沿いで5度くらい)。その後は佐伯の海沿い農道?豊後くろしおラインへ。この道路はボクにとってこの写真の場所のことを指しますね。このあたりは空の公園として整備されていて駐車場もあちこちにあったりするんですけど、日の出ポイントのここがいいです。クルマは写真用に向き替えました、反対向きにして運転席から日の出見てましたもん。白い線?これが路側帯を示す白実線、面白い?と思ったけど目障りのような気もして来た..ではゆっくり南下します。


大分県道707号大泊浜徳浦線 このあたりの海岸線ドライブでこの長目半島は今までパスして来た。今回は2台で探検と言うほどではないけどこの半島の道の北側の終点に行ってみようということで佐賀関から走らせる。ここは坪江の港の少し手前、ここで写真どうです?みたいな場所なんで撮っておきましょう、青空に葉を落とした木が大好きなボク、枝のうねりっぷりに見とれてしまう。昔のデジカメの画像と見比べる時、この小枝の写り具合に性能の進化を感じます。この県道は地図では半島の南北に分断されているので今回は北側だけにしようかと思ってたんですが、「津久見→」という案内を見つける..あれ?半島の南に抜けられるのかな?地図にはないけど実は林道がある?案内は新しい感じだけど。と言うわけで進むとほんの2か月ほど前に林道長目半島線というのが開通、勾配は山越えなんであれど幅員は十分あり、南側の県道の先端部分に繋がっている。長年県道を整備してこなかったのはお金や地形の険しさや仲の悪さ(?)とかあったのか?なんて勝手に想像しちゃうけど、道路に何かあった場合の孤立しちゃうこと考えるとやっと開通ですかという感じ。孤立と言っても船があるけどね。半島の先端には行けないし、いくつも半島があるこの地域、ドライブとして優先すべきとこでもないけど、南側ルートから見る太平洋セメントの工場は圧巻です。工場萌えってほどでもないけど結構工場眺めますね。


熊本県道58号宇土不知火線 天草方面からの帰り道、九州道を目指すのに国道ルートは2つ、57号線か266号線。どっちが早いかあまり気にしないボクは国道266号線を選んだ。しかし、そのまま松橋(まつばせ)インターには行かない、もしこの県道に興味を示さずに九州道に乗ってしまえば福岡や八女あたりでの渋滞もなかったのだが...宇土半島を南北に行くこの県道が気になってGO!です。この時間、太陽が真上にある時間帯ってどうも色合いが青っぽくなるので苦手だし、そもそも霞みまくってますが、ここからの景色(路上です)は澄んだ空気の朝なんか絶対にいいよね。写真の説明をすると向こうに八代の埋め立て田園地帯、眼下に走ってきた県道が見えてるところ。まだまだ南から県道に入ってすぐのところですね。この道の南側は多くの場所で遠くまで見通しが利く道、一部で畑の中の快走路になったりもします。峠は名もないもの、クルマを止めるまでもなく通過し宇土市内へ。実にのどかでいい雰囲気です。どこまでも広がる風景というのではなく、昔のカンバンがそのまま残ってそうな家並みのある景色といいましょうか。ところで、もう一本この半島には横断する県道243号線ってのがある。こちらは国道の交差点に案内はあったが、矢印だけで地名が書いてなかった。狭い道に多い“そっちに行ってほしくない気持ちが出てる”案内ですね。気になる..


国道226号線その2 薩摩半島をぐるっと回る国道、好きなのは一般的にはしんどいところ、いや走りやすくなって来ましたけどね、枕崎から西に行き坊津から野間岬への道までの区間がいいね。この写真の場所はもう野間岬に向けてのラストスパートに入るところなんですけどね、実際にここからは一気に行っちゃいました。一気にと言っても運転しっぱなしという意味でやはりゆっくり走らせてのことです、一気にって言うと飛ばしてるみたいに思われちゃうね。この国道は枕崎を越えて西に進むと見事なまでに徐々にクルマが減って行きます。と、同時にこっちはテンションが徐々に上がって行きます。適当に展望台もあったりするし、海を見下ろしたりちょっと山に入って行くかと思わせたり、と日本の端っこに楽しい道があります。この道は5年半前に前のクルマで走ってるんですけど、この場所で写真撮ってないんですね、どうぞ止めて下さいって場所なのに。このクルマを止めてる場所には以前何かがあったのかな?この道での写真があまりないと言うか、いい天気だったのにほとんど無意味な海の写真とか撮ってないところを見ると前回は何を急いでたんだと思う。だから今回はまた初めて走ったような気になってしっかり楽しめた。野間岬に行った後はこの国道で加世田方面に向かうんだけどすっかり走りやすくなって別の道の印象。坊津から野間岬(風力発電所)に行ったのならスイスイ走りたくなる頃だしこれでいいや。


大分熊本県道11号別府一の宮線 この県道は「やまなみハイウェイ」と同じ県道だけど湯布院あたりはどうやら狭く走り難いので(この区間走ったことない)ここで別の県道に分かれてしまう気分。やまなみハイウェイというのは水分峠から城山まで(元有料区間)ですね。その“やまなみ”ではない県道11号も素晴らしい道路で狭霧台(さぎりだい)という景色のいいポイントがあり、東に向かうなら由布岳、鶴見岳の麓を快走。この写真はこの県道から牧場に向かう道から。県道を走っていたら気になるガードレールがあったのでその道路に入ってみるといい展望道路だった。1車線の道だけど待避所があるので乗用車一台なら邪魔にならんよね?と都合よく考えて(ほとんどクルマ通らないです)駐車して景色を眺める。それがこの写真ね。となりの鶴見岳はすっかり雲の中だったが「間に合った〜」って声が出た。走っても気持ちいい道、それをまた眺めてしまう贅沢。自分が走ってきた道やこれから走ろうとする快走路を眺めるのってたまらんですね。もしかすると走ることよりも眺める方がボクって今は好きなのかも?ってくらい。この道から眺める景色なら湯布院の街がある西の方が普通はいい景色なんですけどね。ボク的にこっち。この時のドライブは名付けて“ススキを手前にしてうねる道を眺めるドライブ”でありました。


鹿児島県道68号鹿屋吾平佐多線 佐多岬へ行くならどうしてもお世話になる道路。大隅半島の南端から西部にかけてのわけのわからんルートの辿る県道です。こういう謎のルートは地図を見て楽しんでいるうちはいいけど、実際に混乱を招くこともあるのでつまり道路を管理する側の手落ちというか、なんとかすべきでは?とも思います。南からこの県道を地図で追うと吾平(あいら)で県道73号線にぶつかる。ここで消えると思いきや東の海沿いで国道を繋ぐ県道として復活する。実際はこの部分がボクとしても県道68号線だったので、この写真の場所が同じ68号線だと知り「なんで?」と思ったもんです。さて写真の場所を説明すると半島の南端に近いところ、浜尻から太平洋側を通って佐多岬を目指すところで撮ったもの。もっと狭い道なのかと思うもこの部分などわくわくするくらいのシーサイドラインじゃないですか。こういう部分もあれば、半島の真ん中を突っ走る快走路だったりもします。ただ半島の真ん中をこの県道で南下していてもいつの間にか農道かな?佐多岬目指していると県道以外の道にいつの間にかスイッチしたりしますし、そういう意味で思い入れも何もないですね。ただ写真のこの場所は最南端の県道としていい景色を見せてくれたなと思いました。鹿児島での初日の出ドライブは大崎→肝付と来たので3年目はここで決まりじゃないですか。


内の八重林道 宮崎県椎葉村の役場から北に5キロほどのところにある林道。登山口への道にもなってる支線もあるがもちろん作業用であろう道で15キロの未舗装区間がある。しかしこれが展望に優れていて車を何度も止めて景色を見てしまう。実際は危険な箇所もこんな道なんで多く、この写真の場所だって大きく崩れたところだということはこのガードレールの埋まり具合から想像出来る。これを撮ってるボクの背後は今にも崩れてきそうな側壁がそびえてる。旧い地図には廃道状態とあったが実際はそんなこともない。ただボクみたいに景色や興味で走る人はほとんどいないと思われる。遭遇した車両は皆無。それにしてもこの空気の澄み具合といい、気持ちのいい風といい林道日和(?)だ。遠くに見えるのは韓国岳?高千穂峰?(この写真は見てる方角が違うよ)このあたりは1500m級の山が連なる山岳地帯、コンパスも手元になく山の名前は地図と相談して探すのはもう止めました。この道、まずエアロパーツ付きは論外、雨水が未舗装の道を流れるのを防ぐためだろう、道路には15センチ〜20センチの砂利が頻繁に積み上げられて段差にしてある。アウトバックもギシギシきしむほど揺れること数十回?慣れてくると「グオングオン♪〜ドシンバタ〜ン♪」と擬音を口にして越える余裕。ここはSUVか軽トラの道でした。ちなみにこの林道はナビもちゃんと認識してくれる。


阿蘇パノラマライン 熊本県道111号阿蘇吉田線の愛称がこの道路名で阿蘇登山道路の言う名前がボクの中に残ってる。初めてここを走りに来たときはほんの一ヶ月前に無料化されたところで(2000年4月無料化)1200円ほど得した気分だったね、胸ポケットに料金を用意してたよ。この道からだと草千里ヶ浜のレストハウスがあるところが観光拠点になるがボチボチ道路沿いに駐車するスペースもあるのでそこらあたりから動物と戯れるもよし(?)ボクが先日走った時も牛が道路の方に集まっていてこの「牛馬注意」の看板にもなるほどと思った。まさか牛馬がこの道路に勝手に出てくるようなことはないとは思うけど、案外脱走牛とかいるのだろうか?夜は決まった場所で寝てるはずだけど。“やまなみ”とこの道は阿蘇方面に遠征してきて外すことはないでしょ。ボクがここで「たいして面白くないよ」と言っても地図を眺めてこのあたりに興味があれば走りに行くよね。逆にボクだってこの道はつまんないと聞かされても走らないと納得しないもん。やまなみハイウェイからアクセスしてこの道で阿蘇に登る、そして国道で周回する。最初はこれで間違いないと思う。出来ればそのまま俵山峠ね。連休は草千里ヶ浜のところで相当混み合うと思うので幹事さんは上手に計画しようね。


大仁田山スカイライン 宮崎県諸塚村にある名前は立派(?)ですけど実態は未舗装林道、道筋や景色ではスカイラインを名乗ってもいいかな?のレベルですが、普通車でわざわざ走るまでもないか。写真は北向きに走り阿蘇山が見えてくるところ。この道は小原財木林道と繋げてスカイラインルートを作ります。この手の林道は作業用だと思うのだが、杉の切り出し作業のためなら材木を運ぶ8mはあるトラックが走ります。未舗装路は道路、路肩も弱そうに思えるけど10トン近い重量の車が走りますから乗用車など軽いもんですね。だいたいアスファルト舗装と言ってもあれは表面だけなんで思ってるほど強くないしね。国道503号線の飯干峠で合流するところには「飯干峠展望台」と簡単な地図があったが結局これにたどり着けず。ちょっとかわいいイラスト風になった地図でわかりにくくなったような気がする。もっともボクが思ってたよりもずっとしょぼいものだったのかもしれない。イラストなんでこのへんがわからない、やはり地図は分かりやすさが大事。この後は阿蘇方面に足が向いた。諸塚村、椎葉村の林道群は数回に分けて探索かな、まとめて走ると疲れるばかり、いくら山道が好きでもボクは海沿いの道も大好きな人、変化が欲しくなっちゃいます。別の連休で訪れる機会も一日くらいはこの地方の山道に時間を割こうかな。この日はこの後、諸塚山林道に進んだが、ここまでが走り応えのある林道を走ってきたのでつまらなく思えた。舗装路なんで気楽に走れるし、景色もいいから普通薦めるならこっちなんだろうな。


小原井財木林道 この道と接続する“大仁田スカイライン”とセットで走るスカイライン林道ルート。さらに飯干峠から六峰(ろっぽう)街道も繋げちゃうと大満足?椎葉村の国道265号線国見トンネルの南側から入ってゆく、小さな看板で地名が書いてあるだけなんで勢い余ってトンネルに入りそうになった。この時点で酷道の九州代表である旧国見峠も未練あったが、現行で国道ではないから集落からどうだったろう?雑草で埋まってたかな?なんて思ったけどこっちは景色のいい林道で「こっちで正解」と思った。この日走ったダートじゃ一番走りやすかったね。景色は素晴らしいが朝から山道を走りまくりでちょっと飽きてきたのであまり車から降りなかったかな。写真も似たようになるのを避けようと岩を大きく見せたりして。この道では4台のオフロードバイク集団に追いつかれた。もちろん道を譲るが、スピード出し過ぎてないか?ボクは景色と未舗装の感触を楽しんでるから20キロくらいで走ってたりするけど(追いつかれるとちょっとスピードアップ)、見通しの悪い部分で出くわしたら危ない。万が一の時、ボクは道路から落ちることはないけどライダーはどうなるやら。すっ飛ばすバイク集団に“追いつかれる遭遇”ならいいけど正面から遭遇したら怖いよ。そんなオフロードバイク乗ってる人もソロだとゆっくりの人が多いよね。事故は集団走行時に多いんだ。


国道448号線 宮崎〜指宿の国道で鹿児島交通のフェリー航路が国道の一部になっている。実はこの国道、もしボクが誰かに「一番好きな国道は?」と聞かれることがあれば「448号線です」と言ってました。別に厳密に他の道と比べてみての決定したものでもないのですけどね。もし理由があるなら、ここまでの距離と、ここに来るまでに走ってきた国道220号線に比べて感じる寂しさや果ての雰囲気、交通量が減りゆっくりと海沿いを走ることが出来る醍醐味などだろうか。そのあたりはこの写真で雰囲気が伝わるといいけどね。いかにも観光道路というよりも生活感があるローカル国道にこそ最近のボクは自然を感じたりするのでこの国道は九州ドライブで何度も走っている。ちなみに“いかにも観光道路”とはやっぱりボクの好きな一ッ葉道路のことですけどね。そのローカル国道448号線、今はそこまでやるか、というほどの立派な道路に作り変えられている部分がある。行くたびに立派になってるのが怖いくらいです。肝付〜錦江の低い峠部分などは初めて走った時からとんでもないスピードが出せちゃう道だったけど、全線そんな道にする気か?2009年1月現在一部通行止め箇所があり、幅員3mの迂回路が設置されてます。交互通行なんで信号待ちがありますが、なかなかの荒っぽい道筋で楽しかったヨ。「448号 全面通行止」でググって見てください。(今はトンネルでパスしちゃいます)


国道202号線 福岡市〜長崎市を結ぶ国道。数字の大きい国道になんで少々複雑な経路になるので、この国道をひたすら走って福岡〜長崎はないでしょう。マニアックなネタですがウィキによると長崎→福岡は途中右折禁止の交差点が佐世保市内にあるので、もし全線制覇をする場合、一度国道から外れれることを余儀なくされるとか..ま、確かに珍しいことかな。手元の地図には“サンセットオーシャン202”なんて書いてある。ボクはまず長崎から西海に向かおうとして“道の駅そとめ”に着く。店は正月休み、それはいいけど海を見下ろすと民家?施設?の大きな屋根があり気になった。この道沿いからならどこでも日没は楽しめるなと思いすぐまた走り出す。結局路肩の広いところで日没を拝んできました。対馬海峡以西は東シナ海なんで、当然ここもそういうこと。そうか東シナ海に沈む夕日か、そう思うだけでワクワクします。この日もそうだったが、このドライブではいい雲がずいぶんと盛り上げてくれた。写真も日没前で雲が無ければまだ眩し過ぎる日没までの”待ち時間”だった。“ドライブ国道”としてなら長崎市街からもちろん海沿いの部分。思ったより栄えてるけどね、ボクは楽しんで走ることが出来ました。場所は離れて唐津湾沿いのところは昼間なら有料路でパス?バイパスがあっても結構混むよ(以前ケチって渋滞へ突入)、海沿いより360円払って今回は海を見下ろして福岡へ。


鹿児島県道26号桜島港黒神線 国道224号とこの県道で桜島一周出来るので、反時計回りで走るのがパターンになっている。初めてこの道を走った時は近くに火山などない関西在住のボクは溶岩の迫力に少々ビビりました。桜島の麓には人もいっぱい住んでいるんだけど、私の感覚からして「よくこんなところに住んでいるなぁ」と思っちゃいます。桜島観光になるとまずは湯の平展望台かな、ここへの道路も気持ちいい。しかしこの県道こそ桜島観光のメインだとボクは思ってる。黒神地区に広がる溶岩地帯がちょっと恐いくらいだ。写真は桜島の東側から時計の反対周りで一周しようとして国道から県道に入り埋没鳥居があるところからちょっと進んだところ(だと思う)。このあたりは観光地の雰囲気もなく朝一人で桜島を眺めていると本当にすごいところに来てしまったと思える。


長崎県道34号野母崎宿線 野母崎半島はみんな長崎市になってしまった。そこを行く海沿いの県道。その半島を以前地図を眺めている時に興味を持つも行けなかった県道をゆっくりドライブしてきました。思ったとおりの景色の展開に感動しました。多くの場合はいいように想像し過ぎるところがあるんですがこの道は本当にいいですよ、橘湾越しに雲仙を眺め、この地方の特産品でもあるビワなどの畑を見下ろしたりしながらゆっくり野母崎(のもさき)を目指す。国道34号線から県道に入って間もなく幅2.0mがありますよの標識を確認したが、以降幅の注意を示す標識はなく、それほどの狭さはなかったように思う。幅の標識が示す数字は本当にそのくらいの道幅の時もあれば、少々脅すかのように大げさな場合もあるから一度行ってみないとわからないことが多い。写真は県道からのもので写ってる道路は県道ではありません。特に国道34号線から茂木というところまでが特にいいと思ったけど、茂木から国道に進んでも長崎の市街地に向かうだけなのでもちろんこの県道で本当の先っぽを目指す。ただ狭いわりに意外と交通量はあったように思う。


開聞岳周回道路 薩摩の名山、開聞岳(かいもんだけ)を周回する道路。大きな案内標識はなかったように思うが、まぁたどり着けるでしょう。ボクは自然公園入り口手前のトンネルから周回した。このトンネル部分をを除けば思ったより道幅があるのでひと安心ってところ。特に立ち寄るところもなければ、開聞岳も近すぎて見えないのだけども、青い海に向かってゆく畑と黒い羽に白がアクセントのモンキアゲハが印象的だった。この道路にたどり着く前に開聞岳をしっかり眺めて、海に突き出してそびえている端正なこの山を感じながらゆっくり走りましょう。


鹿児島県道553号下高隈川東線 鹿屋市の畑をまっすぐ走り抜ける県道。この県道に並行する道のほうが交通量もグッと減るのでそっちの方がお勧め。この県道と交差する東西の道は狭いが、並行する道は2車線幅。この地域はいろんな作物を栽培していてボクはかなりの時間をここらで過ごしてしまった。写真に写ってるよりも実際には山は大きく、堂々としている。今度ここらに行く機会があれば、走らなかった近くの国道504号を制覇したいねー、いい景色に出会えそう。


湯乃平道路 道路の名前はとりあえずボクがそう呼んでいるだけです。数年前の地図では狭路になっているが、今や2車線のわざとらしいほどの観光道路。溶岩と火山灰の影響だろう、どことなく他にはない色がここにはある。ボクは何度か訪れている桜島だが、いつも早朝に走り回ってしまうので、この道の終点にある展望所からだと逆光になってしまうからかな、この道の評価はボクの中ではあまり高くはなかった。そういうわけもあって写真も桜島には背を向けて湾の向こうに見える鹿児島市街のもの。その湾は桜島フェリーで15分で渡れる。ここの道路で桜島を観光するならいつものボクのパターンではなく、昼過ぎにこのフェリーで桜島に渡ってから、この道で展望台を目指すのがいいかな。火山は荒涼としたところ、特に活火山の迫力を感じてナンボだからしっかりと表面を確認出来る逆光ではない時間帯で実感したくてね。


宮崎大分県道122号古江丸市尾(ふるえまるいちび)線 観光地としての色はない海沿いの狭路。東側の海に面しているのでボクの言い方をすればサンライズロードってことですね(狭く景色見る余裕はほとんどないか..)。早朝にボクは延岡から九州では一番大きな市になった佐伯までの海沿いをのんびりと国道、県道と繋いで車を走らせたが、漁港では道を横切るカニに手こずる。ボクの知る限りこれだけ道路をカニが横断する地域は今のところ他に知らない。たまたまそういう季節に来てしまったんだろうか。写真は黄金の日向灘、少し霞んでいるお陰で美しく空が焼けた。大分県の海岸沿いは小さな半島めぐりになる。時間もかかるが夜明けに車を走らせて日の出を楽しむに向いてる。しかし穏やかな海だなぁ。こういう太陽の光の帯が海に出来て線になるのって何か呼び方あるのかな。写真は県道からアクセスする横島の展望台から。この朝、この展望から見た夜明けの海は不思議で説明出来ない色に輝いてました。


国道226号線その1 「川辺郡笠沙町」この地名にどこかそそられるものがあったのだが今は何ともつまらない「南さつま市」になってしまった。道の方は薩摩半島を海沿いに行くもの、ボクの中では最高に美しく深いブルーの海が印象的だったな。いいところは枕崎以西の走りにくいところね、あとは開聞岳あたり、国道くらいからの距離が一番この山を眺めるにあたり丁度いい距離なのだ。写真は野間半島の先端を目指して行く途中ですね。あのシュロ(?)の木だけで南国の雰囲気がちゃんと出るんですよね。この国道はこの半島を周回するが、もちろん、枕崎以西の時間がかかるところ、マックスマップルにもそんなコメントがある。でもそのコメントに良いように反応してしまう人がいるんです。遠くからはるばる薩摩半島まできてせわしなくドライブすることもないでしょ。ちなみに南さつま市って 薩摩半島の加世田市(かせだし)、金峰町(きんぽうちょう)、大浦町、坊津町(ぼうのつちょう)、笠沙町(かささちょう)が合併して出来た市。人口は4万2千人、内訳を見ると女性が4千人も多いんだね、なんで?ドライブから戻ってからこういうの調べるけど時々面白いデータ(現地は深刻でも)に反応する。この写真の場所に5年半経って再び訪れたけど整備されていい道に変わっていた。もう道路の整備は今くらいでいいですよ。


福岡県道28号直方行橋線 この県道は山間部まだ未通部分があるようだ。ここでは距離こそ短いが一気に山を登り、そして下るカルスト台地の草原が眩しい区間だ。写真でも分かるように道路に細工がしてあるので大きく減点なんだが、九州に来てすぐにこの景観に出会えると嬉しくなりますよ、初めて九州に来てここに来たら、期待が爆発しちゃいます。(少し大げさ)それでも九州の“挨拶代わりのワインディング”として貴重かな。



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