2020年 11月24日 奈良県〜三重県へ冬になる前に駆け込みドライブ(後編)
前日は道の駅伊勢志摩でおしまい。予報以上に晴れてくれてラッキーでした。
目覚ましのセットせずに7時位まで寝てた。実は昨晩はちょっとフラッと来て心配だったが7時間寝たら回復。
この日は志摩半島ドライブになりますが、ここらは好きなポイント多すぎ。まず今回は第一弾として
あちこち行きますが、続編があるとしてるのでペースを落としてお気に入りポイントを順にまわります。
朝はリベンジでなか卯へ、昨晩は素直に親子丼にすればいいのに新作に手を出してしまった。そこで朝ごはん目当てに行くと早朝の営業は24時間営業の
看板そのままで止めてた。リベンジどころか返り討ちである。すき家に寝返った後は横山展望台です。英虞湾を眺めるここは駐車場からテラスの道で
行ってもこの時期から椿も咲いてる階段でもいい。横山展望台、木漏れ日のテラス(写真はここ)、パノラマ展望台...まだ続くんですよ。
特に大きく景色が変わることもないし、秋から冬などずっと逆光にもなるし、もう少し高ければなあと展開する英虞湾の見え方についそう思うことも
あるけどここの作り、雰囲気、まだ新しいこともあって「いいところだな」と思えるように作られてます。
戻ってきたところで誰も居ないタイミングだってので撮影。ここが横山展望台でカフェが併設されてるところ。鰹のハンバーガーがご当地メニューとして
あるので気にはなりますがおっさんは営業してても入りにくいし、雰囲気に負けるのでなかなか遠いメニューだと思います。それにしてもきれいなところでしょう。
ここね、駐車場まで来たらここまで直ぐなんだけど。行楽シーズンで昼は大混雑するんだと思う。ボクは朝早くて結構クルマがありました。
そんなわけでこの時期は2輪車は展望台近くの駐車場まで来ないように通行禁止になってました。途中の道が少し狭いこともあるけど
ツーリング集団がドドドドッと入ってくると身動きできない状況もあり得るのかな。下の駐車場からだとちょいと歩かされることになります。
こんな朝早くにここに来たのは初めてかな?ここは桐垣展望台というところ。国道260号を走っていると「ともやま公園」の案内標識があります。
そのまま県道602号を走ればここに来れます。地図を見るとこのあたりは展望台がいくつもあるんです。それでもこの場所は駐車場と展望台が
ひとつになってる状態。他もわざわざ歩いていっても実は大差ないのでここだけで十分です。あれ?と、ここでわざとらしいですが、左の方に
展望台が出来てますね。これで桐垣展望台と言えますね、小声で言うけど以前は展望台じゃなく桐垣駐車場ですね、って言ってた尼崎の人がいましたから。
ここ夕方はカメラマン集結するし、クルマもどんどん押し寄せて被せてくるので奥にいると(このレヴォーグの場所とか)しばらく脱出出来なかったりします。
志摩市の志摩町和具というところに来ました。この橋は国道260号線の志摩パールブリッジ。この橋を渡った後でクルマ入りのこの橋を撮りに来たんですけど
どうもいい感じにならないのでクルマなし。この漁港から橋を見るパターンは和歌山県由良町の戸津井漁港にいいポイントがあるんだけど
ここもいい感じ。国道260号がこのあたりバビューンと御座まで続いてこれが開通する前の旧国道ルート(夕やけパール街道)を知ってる
人にとっては完全にワープ気分。その分一気に走っちゃうので英虞湾あたりの探索とかやってないけどあまり広くなくてどこも落ち着かない
ところばかりじゃないかな?この志摩パールブリッジからの眺めもいいんだけど橋まで歩いて行ける距離で駐車場作ってあったら良かったなあ。(空き地?はある)
ここからも志摩パールブリッジが見えます。ここが和具港の志摩マリンレジャー船乗り場。英虞湾にはフェリー航路はないのでここと賢島、
御座と浜島、賢島などは80人乗りの船が出てます。観光船ではないにしてももし乗ったとすれば地元の人以外は立派な観光船になると思う。
えっとこの写真は9時15分撮影、誰もいないから当分船は来ない?あ、1時間後ですね。こういうところで待つ人って絵になるんで撮影する時に
勝手にエキストラになってもらうんですけど、誰も居ないならそれはそれで気楽に撮らせて頂きますね。本当のところはどんな船が来るか
見てみたかったんですよ。船はいろんな乗り物でも撮るの楽なんでいいですよね。鉄道とか飛行機とか動いてるのは技が必要ですけど船はいい。
ちょっと歩きましょう、歩くには一番いい時期だもんね。で、金比羅山です。志摩市は御座の方、先っぽに近いところにある山でここは山頂まで車道は
ないけど(バリケードで塞がれてて途中までしか行けない)旧国道ルートからのアプローチと整備された緩やかな歩道(10分ほど)でたどり着けます。
自分の持病のことなんでサラッと書きますがボクは息が切れるとパニック障害持ちなんでそのまま発作的にパニックに陥る可能性があるので
今は相当ゆっくり歩きます。それでも10数分で着いちゃう金比羅山の山頂。標高は99mです。この写真はその山頂に着く直前の場面。
ここでボクはワンテンポ置きます。自分で焦らすという技ですな。展望台があるところ、特にこんん感じのところは直前でペース落とすべし。
うわー、海が見えるけどそれよりも緑が濃いね。99mの標高に2mくらい?もうちょい高くてもいいのにっていう展望台、そこにボクが上ってカメラ構えて
103mくらい?からの眺めかな。ちょっと雲が増えてきたな、海の方は雲もないのに陸の方はどんどん湧いてる感じ。ここは360°展望があるので
どの時間に来てもいいのでそういう意味でいいところ。そういえばバリケードで途中までしか車道がないとしか書いてないけど、「奥志摩マリンヴィラ」の
看板がある三叉路の手前に歩道入り口があります。左側気にしてたら通り過ぎることはないでしょう。奥志摩マリンヴィラってなんじゃラホイ?と
思ったら検索してもヒットしない?廃れた別荘地かな?そのへんの探索はその道の人におまかせ。クルマはこの三叉路付近に駐車しました。(駐車場なし)
御座の海水浴場に来ました。トイレが写ってたり、ステップワゴンが移動してくれなかったりとありますが、思い通りの写真なんかそうそう撮れません。
ここはボクにとっての「季節外れの海水浴」というテーマで好きなところです。海水浴場って思えば夏のシーズンとか行くことないので基本的に
季節外れ専門なんですけどね。ここの海水浴場のいいところ、これは100%ボクの目線ですけどね、この写真がまさにそれなんだけど
駐車場が閉鎖されないところ。多くのところは駐車場も入れなくなるものだけど開放してると大雑把な表現ですけど雰囲気いいんですよ。
夏のスキー場もそうだね、駐車場を開放したままのところは気持ちいいわ。管理する立場だともちろん閉鎖したいことよくわかってますけどね。
こういう雲が出てると撮影しようとしたら日陰になって...油断すると日差しが来て..と、なるパターンね。なかなかジッと待たないもん。
この写真撮る時はそんなこともあるけど日差しを待ってタイミング良く撮影。こういう雲は好きだけど他の人の写真を見ても同じようなこと
やってるんだろうなというのはわかる。ここは御座港、写真の左端あたりが志摩マリンレジャーの定期船乗り場であり、もっと大事なことは
国道260号がここで切れてること、あるいはここから再びスタートすること。国道260号は西は紀伊長島の方から来て伊勢の方に
行かずに浜島からは海を行くルート。ボクは以前からこの海上国道ルートの陸の終点、出発点が大好きのだ。御座のここは特にいい感じです。
いかん、雲が増えてる。ここは麦埼灯台。大王崎灯台に比べるとマイナーで静かなところ、故にこっちの方は何度か来てるが大王崎灯台は一度しか行ってない。
この写真は行ってみればどこにもたれて撮ったかすぐわかりそう、もたれた柵が外れたら死ねます。ここはクルマで来る際、なかなかに道が狭いです。
軽自動車なら、鬼の運転だけど5ナンバーならこの灯台のすぐ下まで来れると思いますがそれ以上は言いません。特に麦埼灯台駐車場ってのはないですが
クルマで普通に突っ込める終点にスペースはありますね。あのどこでも走ってそうなストリートビューのクルマもこのあたり撮影してないのです。
せっかくこのあたりまで来てるので大王崎灯台、安乗埼灯台と順に行きそうですが、ここはスルーして前日に続き狭い道...行きますか?
この地方の県道にある峠は狭いんですよ。と言うわけで、どこの峠かと言うと今回は剣峠にしましょう。以前ここらの狭い峠を「はしご」するドライブを
やったんですが今回はここのみ、この後の展開を考えてのことです。で、先に言ってしまうとその展開は天気の都合でボツになりますけどね。
お約束とばかりにこの「大型車通行不能」の看板で撮影...しようと思ったら軽トラが止まった。何だろ?と思ったらゴミを捨てに来たのね。
すぐに移動するかと思ったら車内の掃除とか始めました。別に数分のことと思うけど、こうなったらボクの写真なら芸術でも作品でもない
おっさんも撮ってやる。ボクのWEBで永遠に生きて下さい。この剣峠越え、4度目ですがこっちからは初めてです。
南から峠に向けてい感じで標高を上げてます。これ何の写真かわかります?クルマじゃないんですね、道路?ちょっと近づきましたね。でもボクの答えは
「ガードレール」ですね、クルマの写真ならもう少しクルマを手前に置きます。もうね、この右上にこれから走るところのガードレール見えますでしょ?
もうムラムラ、というのはおかしいな、ワクワク...あ、こっちだ。なんか嬉しくなるんですよ。見下ろすなら道路、見上げるならガードレールでしょう。
そりゃ見上げたら道路自体は普通見えないか。道路でいうとこの場面、木の根っこが丸見えでしょう。これは古い道路、それでいて今まで崩れなかった
丈夫な道路だということ。木は地面の中でその地面を支えてるのがわかる。でもここまで根っこが見えてくるとそろそろ怖い気もする。
昨日の珍布峠と同じような撮り方です、いやもうこれはお決まりですから、こういうの撮らずにおられないわけです。飽きたら止めるんでそれまで
やらせて下さい、きっと飽きませんから。剣峠は標高もそれほどなく、南から目指せばそれほど厳しくもないんです。峠の石碑はカッコいいし
見渡せる角度は狭くとも展望もあるしね。この県道、この峠より北は伊勢市になりまして伊勢神宮の前に抜けるまで伊勢神宮の中を走り抜けてゆく
そういう気分?でのドライブです。いや伊勢神宮(正式名称は神宮)の所有してる森林は伊勢市の森林の半分でこの県道はそこを抜けてゆくわけですから
気分でなくその通りなんですね。この全神社の上に立つ伊勢神宮を意識して走らないともったいないのです。(神社仏閣に普段特に反応しないけどね)
ここの連続ヘアピンがボクのこの県道におけるハイライト。薄暗いこんな感じの道で見渡す景色とかはありません。そういえば伊勢神宮の中を
走ることになってるがこの道路ってどんな歴史があるんだ?とここはウィキ様で調べてみると明治時代に整備された道で当時はメインルート、馬車も走り
後にバスも走ってたとか。もちろん小さなものだがこの連続ヘアピンがとか峠の切り通しとか大変だっただろな、そういうことも頭に浮かべて
走ってみるとレヴォーグ快適過ぎる。戦前の車両とかでここを越えるとかスゴイよな。後に伊勢道路、サニーロードが出来てわざわざここを走るクルマも
無くなったようだけど。伊勢道路もサニーロードもボクは一回ずつくらいしか走ってません。多くはこの県道をわざわざ走ってます。
賑やかなところに出てしまいました。あ、あの「大型車の通行は不可能です」の美味しい看板の前に軽自動車が止まっとる。残念だな、撃ったろかと思いました。
この道が広くなったところで県道12号線が終わるわけじゃなく、もう少し先の内宮前交差点まで、ここから国道23号になります。この写真の場所は
警備員もそこらにいるしバスの駐車場だったりしてこうやって写真撮るだけでそれなりに視線を感じるのですぐ移動です。
本当は「大型車の通行は不可能です」と看板のところにクルマ止めて撮ろうとこの県道を走ろうと決めた時から考えてたのに残念、やっぱり撃ったろかと思いました。
剣峠の前後が楽しい県道ですが、実は五十鈴川沿いに出てからが結構長いんですよね。峠道のイメージが濃い県道ですけど。
伊勢道走ってます。このまま帰っちゃうには早いですね。志摩地方で県道12号線を選んで伊勢神宮の方に出たのは「伊勢志摩スカイライン」を走ろうかな?
と思ったからなんですよ。伊勢志摩スカイラインはいつも朝早い目に走るのがパターンだったんで、よく晴れた午後のこの道に行こうとしてたんですが曇ってて
ボツになり、「伊勢道で一気に移動しちゃえ」というところ、この時点でここは晴れてますけどね。ズラッと標識が並んでますが(上手く撮れた!)
名阪国道方面に行きたいのでここで下りたらいいのか。伊勢道ってあまり使わないなあ。でもまあ国道23号での移動は深夜以外はまずないので
そんな時くらいですね。このあたりで交通量が増えてきて少しペースが落ちてきました。
関ドライブインにピットインしてます。「ドライブイン」という名前で最強クラスでしょう。繁盛してました。事実上は名阪国道のパーキングエリアになってる
感じですがドライブインを名乗るだけで嬉しくなる。この名前は消えないようにしたいところ。名阪国道は伊賀ドライブイン、上野ドライブインと昭和の雰囲気
を残して頑張っとります。写真はうどんじゃないという人もいるうどん、伊勢うどんコーナー。ボクも5年に一回くらいなら食べようか?という
メニューです。あ、左の方の亀山みそ焼きうどんの方がソソられるな。ここで食べれたのかな?(帰宅後にチェック、レストランにありましたね)
結局は缶コーヒーだけ買って名阪国道を西へ。南在家で下ります。この時点で勘のいい人はボクの行くところがわかった筈です。
南在家インターから一般道へ。このインターはいわゆる非名阪の国道25号と離れていて、このインターは県道で繋げての国道163号との
接続ルートとしてのインターですね。ええ、お目当ては三重県道677号です。今回蝙蝠(こうもり)峠までは行きません。別に蝙蝠峠はとっとと走る抜ける
だけで過去にも停車したこともないけどね。それでもコーナーと県道標識(ちょいと見難い)がカッコいいここで撮影。えっと、これは撮影用に
向きが南在家に戻る向きです。そんなこと書かなくてもいいんだけど、以前あるバス旅行の旅番組では「帰るところの場面」で流した映像、実は
「行きの時に撮影したもの」を流したんだけどバスの向きでバレて「違うやろ」とクレーム?そんなん知ってる人が「手抜いたな」とツ笑って終わりでいいの
三重県道677号走っとります。この写真、ボクにしては珍しく水平を維持してません。クルマの写真というのは斜めにすることで走り出すような、
あるいは走ってるようになるので意図的に斜めにするものです。ところがボクはそれが下手で(やってみるけどほぼボツ)水平を維持しちゃう。
でもそうなると「クルマを道に置いてる」ようになるんですよね。そんなわけでボチボチ練習がてらに撮る斜めの写真。今後もこういうのが
このコーナーに登場すると思いますが練習してるんだなと下手に思うならサラッと流して、進歩したなと思ったらちょっと褒めて下さいませ。
面白いもんで同じ趣味の人の写真を見てても得意技があるというか、「この人らしい写真だな」ってのがあります。ボクにもあるでしょ。
この三重県道677号は道路にある縁石がある意味特徴で、この写真見るよりも運転してると道幅を狭く見せてきます。また暗くジメジメした道で
苔が縁石や道路で元気です。この写真を撮る時も道路がなんか滑るような感じで怖かった。運転していて痛い目に遭うことは肉体的には
まあありません。クルマをぶつけて出費がかさむ痛い目はあっても...であります。ところがボクはカメラ持って何か撮ろうとして、あるは撮った後で
クルマに戻る時に基本どんくさいことは承知だけど結構滑ったりずっこけたりしてます。ここは面白い写真が撮れそうだと張り切って痛い目に遭う。
他のクルマが来て急いでクルマに戻ろうとして痛い目に遭う。みんなやってます。とにかく足元気をつけて下さいね。
険道を嗜んだ後は素直に?名阪国道で西へ。ボクはドライブ中の食事はだいたい朝5時台、昼11時前、夕飯は16時台という感じで、ドライブ行かない日も
こんな感じです。この写真は名阪国道と言えば?高峰SAですよ、昭和な気分に浸ろうと思い17時前に到着。もうここは永久にこのままでて欲しいところだね。
メニューも味も昭和ですから。値段は平成くらいですけど。いえこの店についてはこの雰囲気だけでよろしい、売店も建物の外観も昭和。ボクはその世代
だから懐かしくていいなあと思えるけど、今の20歳くらいの人がここに来ると、ボクが明治時代(つまり自分が知らない)に来たような感覚やろか?
というわけで?売店の唐揚げと同じ唐揚げの唐揚げ定食いただきました。この唐揚げはどちらかというと、おかずじゃなくて軽食向き。
この日のラストミッション、というのは阪神高速の大和川線、開通してやっと走ることが出来た。ここが開通したことによって阪神高速の環状線を
経由せずに阪神高速の湾岸線〜西名阪のルートが出来た。早朝は一般道で大阪市内を抜けますがドライブの帰りは時間を考えて使うしかない。
実際は休日午後は神戸線以外はそれほど渋滞もしませんが、走りやすさとカッコ良さ(これ大事)でこのルートはたまらない。
大和川線は地下高速道なんだけどカーブやアップダウンがあってワクワクする。そして次は湾岸線の夕陽、日が暮れれば夜景ですわ。
2020年の総集編ドライブ(引退まで続きます、総集編と言ってますが長いですよ)はこれで今年はおしまい?もう一回ある?自分でもわかんない。
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