2020年 6月20日 琵琶湖 湖北ドライブ(奥琵琶湖パークウェイ、余呉湖など)

梅雨入りするとドライブに行きたくとも「まあ天気がなあ...」となるのですが、週間予報では絶望的だった土日が
予報も上方修正され「これはチャンス」とやる気も出てきた土日の連休。日帰りでいつも走ってる地域もまあいろいろ
ありまして...と言うか「特別定額給付金」がまだ振り込まれないので少し弱気になり近場になったわけです。




琵琶湖の方となると道路好きのボクですからまあ「奥琵琶湖パークウェイ」がハイライトになります。それ以外にもこのあたり、
いろいろ好きなポイントがあったりしてテンポよく楽しめるんですよ。
琵琶湖というと「ビワイチ」などと言って琵琶湖を一周する
ツーリングなどがありますが、これクルマでは全然オススメしません。
湖西から湖南がイマイチ。やはり湖東から湖北です。





ドライブとなれば夜明け前に出発するのがパターンですが、それほど遠くもないし、この時期は4時半過ぎると明るくなってくる。
5時出発だとのんびり出発の様相です。この週末からETC休日割引が復活しましたが
名神の尼崎から大津までは適用外。かなり割高に
思うけどこの区間を一般道はないね。
写真は大津SAからの大津市街、琵琶湖、比叡山方面。上り線からだと少し低い位置から。
この時期は葉っぱが元気すぎていつもと違う感じ。オリンパスのドラマチックトーンで、さらにコントラスト落とす補正で。




大津SAで休憩、と言っても家から1時間もかかってないけどね。それでも大津SAはよく寄る。天気予報では晴れるとなってますが、
まだ曇ってるし回復する前にズンズン先に行ってもねえ..と言うことで20分寝たりして。彦根インターまで来てそこからは琵琶湖沿いに出ます。
この写真は「彦根港」、オーミマリン運行の竹生(ちくぶ)島や多景島へ遊覧船が出てますが休日で5便、朝一番の竹生島行きで9時半発。
この写真は7時55分でまだ静かですね。右に分厚い雲が見えますね、あれがどうやら晴れと曇りの境になるのかな?
これは先に急いでもダメだな。でもじりじりと進んじゃうものですよ。





彦根港から琵琶湖沿いに進むのですが県道に出ずに松林沿いの道で。夏休みはわからないけどこの時期、この道路沿いにクルマも
止められる松原の湖岸緑地、ここはすぐに砂浜があるので寄ってみましょう。空を見ると回復傾向にはあるけど雲が多すぎ。(この日ずっと気にしてた)
あ、そうそう鳥人間コンテストってやってるでしょ、あれこのあたりなんですよ。Google Mapにもそのことは出てきます。
この日、風はそんなに強くないけどここらは結構波があるんですよね。海とは違う波の寄せ方ですね。





滋賀県と言えば「とびたくん」ですな、出身地ですから。こいつはまだきれいな新しいもの。いろんなグッズまで売られてます。
この「飛び出し坊や」の類はクルマに潰されてたり(!)、いろんなアイデアで作られてたり、そのキャラは無断であかんやろ?
という○ラえもんだったり(許可取ってるとは思えん)、いろいろあってそれはそれで注意喚起とともに楽しませてもらってる。
でも「とびたくん」は多すぎ。とびたくんは○ホなのか、いやその前に親はまじめに教育した方がいい。夜中に見たら「何時まで出歩いとる!」だぞ。





長浜市の県道44号、野田沼あたりのここは広い琵琶湖でもかなり奥まったところなんだけど晴れてるといい感じで好きなポイントですが、
すっかり曇り空に追いついてします。この写真では黒く乗り潰れてるけど、あれが葛籠尾崎(つづらおざき)への半島、これから行こうと
してる奥琵琶湖パークウェイもあそこを走ってるわけです。
琵琶湖は日本一に広さのある湖なんですけど雰囲気的には広さよりも
この湖北の少し奥まったところ、平地ではなくそのまま山に面した部分(琵琶湖はこれがわずかしかない)が好きなのだ。





天気が曇り、いや雨でもいい雰囲気なのがここ。なんなら雨の方がいいかも。滋賀県道514号の賎ヶ獄隧道。旧国道8号になるの
だけどこの県道がかつては国道だったと思うだけでテンション上がりまくりです。
ここはボクの定番です。このトンネルは自転車の人にも人気でボクがこうして
トンネル撮ってるのに後から来て自転車置いて撮影...ま、別にいいけど。ここで「あ、撮ってますよね?」なんて言えるとカッコいいんですよ。
以前「おにゅう峠」ではライダーがボクがカメラ持ってるの見て「バイク移動させましょうか?」と。これはカッコいいですよ。最初にビワイチは
クルマに向いてないと書きましたが自転車が多くて運転が楽しくないのも理由です。(自転車が悪いわけではない、車道走るものですから)





賎ヶ獄トンネルから西へ琵琶湖の方に下りてきました。県道の標識はともかく、「工事中」の看板は写真撮ってても正直残念だよね。
知らせたいわけなんでどうしても目立つところに目立つ色で設置してあるのでこれは仕方ないか...この工事中の看板もいろいろあるので
これが面白くて撮って楽しいならいいけど...そんな人いないか、やはりドライブにおいて工事中はライバルだよな。
あ、でも
工事はもちろん必要なんで感謝してます。もし工事自体を悪くいうならその人はドライブ好きでもボクの中では「下の方」になります。





なかなか晴れてくれない中、余呉湖にやってきました。微妙に晴れてますけど湖畔で時間調整してここまで晴れるの待ってました。この時期は
紫陽花がいっぱいあるんですけど結構混んでたのでパスしてしまいました。梅雨時のドライブですが紫陽花の写真ありません。
余呉湖だと県道で周回するんですけど湖の西側にこんな場所もあったりしてここ好きなところ。道路の曲がった感じや
クルマの位置などあれこれ考えて撮ってみたけどこれがいいかな?意図してこのタイミングではなかったけど稲の育ち具合が
この写真に丁度あってる感じでいいね。もう少し育つとクルマ隠れてきちゃう。





狭い県道を進むと砂利を敷いたスペースがあるんですけど何だろ?もうここは田んぼ越しに余呉湖を見る展望所って感じだけど
砂利が敷いてあるだけ。ストリートビューを見ても雑草生えまくりのここ?って場所がある。どうやら新しく何か作るのかな?
そうなると「ここいい展望ポイントじゃん」と気分良かったボク、簡単にこうやってクルマが入れなくなっちゃうならこれ貴重な写真。
それよりもっと素敵な場所になるのか...立ち入れない場所になっちゃうのか?気になる余呉湖のポイントです。





ちょっと雑草が元気なんですが...余呉湖に行ったら余呉駅もね。北陸本線のこのあたりって「撮り鉄」ではないボクなんですが
撮影ポイントがいっぱいありそう。この余呉のあたりもまわり田んぼですからね、田んぼの合間を行く道で線路の南北どちら側からも
線路に近づけるし何と言えばいいんだろ?
余呉あたりの雰囲気、西へ西浅井に抜けて行けないことによる独特のものがボクを好きに
させてるよね、このあたり。
この写真、ホームの「余呉」の看板入れたかっただけ。いかにも「換算24mm」のレンズの写真ですね(便利)。





余呉から国道303号に戻り奥琵琶湖パークウェイに向かうことにします。奥琵琶湖パークウェイは全線走破するなら一方通行部分が
あるので月出には進まず大浦→菅浦と進むことになります(国道に案内がある)。そこでちょい寄り道、ここは西浅井町の小山というところ。
国道303号の岩熊第二トンネルを出ると左側に田園地帯があるんです。ここの真ん中で撮影でも...と思ったらトラックが5台?作業中?
断念して帰る間際にこれだけ撮影。それにしてもここらはストリートビューの収録が少ない。何か理由があるのだろうか。(2030年6月)
それと国道303号、161号をGoogle Mapで見ると「琵琶湖西縦貫道路」って出てきますけど関西の人もそんな言葉使いませんので。





奥琵琶湖パークウェイに進む前に寄るところが菅浦というところ。実際にはどこからどこまでが奥琵琶湖パークウェイなのかわかんないので
大浦から菅浦までもそうなのかも知れないが、夜間通行止めの奥琵琶湖パークウェイ、ゲートがあるのが菅浦なんでやはりここが
スタート地点になる。ここに何があるって集落があるだけ、そしてこの神社くらい。いやそれだけでいいんです。今から道路的には
ハイライトになる奥琵琶湖パークウェイ、
ここで一息入れてメリハリを付ける。ボクはこういうのよくやります。
バス停なんだけど、バスとは言わずに「おでかけワゴン」になってる。ハイエースかな?WEBではキャラバンですね。





奥琵琶湖パークウェイはスピードを出して走る道ではありません。もったいないでしょ、どこでもそうだけど出かけたんなら自分は今ここを
走ってるんだと実感して噛み締めないと。特にボクは今後どこに走りに行こうと「今回で最後だろな...」とその気になれば行けるのに
そう思って運転してますから。
奥琵琶湖パークウェイは菅浦からつづら尾崎展望台までは特に寄るところなし、この道路は駐停車禁止なんで
なんか見下ろせそうだな...と思っても結局走り抜けちゃう。この道、バイクは速いし譲りまくって進みます。





うーむ、こんなもんか...思えばここで納得のクリアな景色は今までなかったかも。ここはつづら尾崎展望台からの眺め。
実に昭和チックな
雰囲気のあるところ、そりゃ昭和に作られてその雰囲気のまま。今後もドライブで立ち寄るところのこと、昭和の文字が何度も登場すると
思うけどそれ喜んでる思って下さいね。
昭和40年代、自動車で出かける楽しみが誕生したわけでその頃の姿が今もあるなんて
残すべき姿ですよ、若い人には逆に新鮮じゃない?ちなみにこの写真、対岸のポコっとした山の手前あたりはこの記事、6枚目の
写真の場所です。
走ってきた場所が見える、これから行くところが見えるのっていいよね。





この奥琵琶湖パークウェイは昔からよく崩れる、つまりは通行止めの多い道路だった。何年前かは忘れたが「また通行止めになっとるな」
と復活を待ってたが...復活はしたんですけどつづら尾崎展望台から月出方面はなんと一方通行の道路になり開通、
もう以前のようには
なりません。ただ一方通行で実に走りやすく制限速度も少し上げてもらって「まあこれはこれでいいかな?」とも思ってる。
一方通行区間にも
放置気味だけど駐車スペースがあるのでボクは懐かしんでみたりね。この写真は対面通行時代の名残りの標識。もうこの標識は
用もない?いえいえ立て看板の支柱になって頑張ってます。





元々は対面通行で30キロの速度制限だった道も一方通行区間となってこんな感じ、そりゃ飛ばす人もいるでしょ...
でもボクなんかは対面通行時代の完全に消えてないセンターラインとか反対向きの用無しになった標識を見ては反応するドライブなんで
後方を確認しては思いっきり減速してこんな写真撮ったり...
実は走りながらは琵琶湖などの景色なんてほとんど見えない
奥琵琶湖パークウェイだけど道路マニア的にはやはりこの地方じゃハイライトになる道路。あとはもうちょい早起きして欲しい。
朝8時開門って遅いよね。早朝ドライブ派ならお目当ての道路十分楽しんでこれくらいの時間ですよ。





ここが奥琵琶湖パークウェイの「出口専用」になってしまったところ。撮影してるボクが立ってる位置にはトンネルがあるんですが
これも塞がれて多分このまま。ここに一方通行承知で来る人はいないと思うが、ここでUターンしかない。この後はボクは
海津大崎の方への県道を走ったのだが写真も無ければ停車もせず
。海津大崎を行く県道557号は渋滞ヨシの気持ちで桜に合わせて
走る道なんだろな。県道557号からの穏やかな琵琶湖もいいけど、あまり反応しなかった...





ここは滋賀県道533号白谷野口線、と言ってわかる人もそういないし、ここを走る人も少ない。マキノの有名なメタセコイヤ並木道が
あるでしょう、あのあたりからずっと北に行き、在原というところを抜けて国道161号にひょっこり出る道。その道の峠っぽいところだけど
正直特に何があるでもない。え?マキノのメタセコイヤ並木道は?久しぶりに行きましたよ。この並木道が県道になってからは遠のいてたね。
以前は東に並行する道が県道だった。
もちろん早朝に行けば人はいないでしょ。でも今やSNSでこういう並木道は発信したくなるもの、
有名になりすぎてしまったかな、観光客がすごいな。この日は素通りのみ。人には薦めるかも知れないがボクはもう卒業。





国道161号に出たら敦賀方面へ。国道沿いには新疋田駅があって好きな駅だったがすぐ目の前にソーラーパネルがいっぱい並べられてしまい
雰囲気重視のドライブやってるボクは立ち寄る理由もなくなってしまった。国道8号に合流するところは長浜方面に右折、そして県道140号へ。
この県道は北陸道と並走するのだが、
この県道は旧北陸本線跡でもある。小刀根トンネルなどの建築遺産も道路沿いに残るしこのあたりは
以前から難所だったんだなという気になって走れば気分盛り上がります。
走るだけでもこの北陸道の真ん中を行くこの場面はちょっとカッコいいでしょ。





さて、柳ヶ瀬トンネルです。ここも旧北陸本線を利用した県道のトンネルなんですけど対面信号でまあまあ待つことになるんです。
ネタとしては
ぜひともここで待たされて下さい。ここはタイミングよくスッと抜けたらそれは「タイミング悪い」ってやつですからね。
長い待ち時間ですから
あとどれくらい待つかは表示されます。この写真は対向車が出てきたところなんで反対車線にクルマが来たら「そろそろだな」ということです。
写真は横着して運転席から撮ったものなんで「もうちょっと左向けて撮ったらいいのに...とまあ帰宅後思うわけです。このトンネルですが、
結構狭いですよ。でも圧迫感から逃れるようにみんな速い。正直この狭さは苦手だな。





ボクは晩ごはん食べません、食べるのは夕ごはんってやつね、ドライブ中は16時半〜17時くらいに食べます。寝るのが21時くらいだからこうなります。
もちろん外で食べるなら空いてるから。
混雑を嫌い時間をずらす派なんで14時から17時半まで休憩とるタイプの営業の店はほぼパスです。
今回はみんカラでも「高速道路グルメ」シリーズで遊んでるので一般道から北陸道の賎ヶ岳SAへ。国道365号から「ぷらっとパーク」で
SAへ。ただしここは陸橋で北陸道を渡って上り線へ。
ここのフードコートは絶対に上り線の方、いろいろ充実してますからね。この写真は上り線側に
渡る橋の上から。さてそろそろ今夜から明日のことも考えましょうか。





結局、朝も来ていた松原の湖岸緑地に戻って夕日鑑賞することに。夏至間近で太陽は西北西に沈む。時間もあったしやはりここ好きなのね。
これ贅沢な時間ですよ、もうこの日は夕ごはん食べてますので本当にこの後を考えなくてもいい。明日も晴れそうだし
楽しみだけを考えていればいい時間。ドライブにも種類があってそれこそ本当に走りっぱなしのドライブもあるんですよ。
ハイドラのCP集めたり、距離を走るドライブなら夕日鑑賞ですら時間がもったいないとかね。そんなドライブもいいんです。

でもこの日は走るエリアをだいたいこれくらいと決めてその通りだったのでここで時間に余裕が出来たのだ。(どこかで夕日鑑賞する気だった)





さすが日本一の湖、海じゃん。
こういう波が打ち寄せてくる場面は気になりだすとなかなか納得出来ずに結構な枚数を撮ってしまうもの。
そういう意味でこれはいい感じ。
太陽が沈むまであと1時間だけど、多分雲の中に落ちるね、ここから太陽が沈む方角は琵琶湖だと対岸まで
20キロある。陸だと高島市の箱館山あたりだろうか、ほぼ陸ではなく湖に陽が沈む感じになるね。今はこれいい感じの雲だけど
流れて行っちゃうかな?クルマに戻って少し時間調整。駐車してるところからこの波打ち際まですぐなのがここのいいところ。





夕陽は雲の中に消えてゆきました。日没時間より15分早く太陽は沈みました。日没は地平線を想定しての時間だから山があると太陽が
消えるのは早くなる。これくらいの雲があると15分ですね。こんな写真で伝わるかはわかりませんが。この日は「道の駅近江母の郷」でおしまい。
ここは奥の方に行くと静かで真っ暗、クルマで過ごすには心地いいのです(今回3回目、家から遠くないのに..)。この日暑くもないし扇風機も回さず。
明日はどうするかを考えながら荷台に敷いた布団で過ごす夜。何百回クルマでこういう夜を過ごしたかな?明日も晴れますように...

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