2021年10月2日 十津川方面ドライブ前編

十津川方面ドライブなんて銘打ってみたけど、元は国道168号ドライブのつもりだった...
あんまり決めずに出かけたもんだから途中で逸れてしまった...




10月、11月は陽も短くなってきますが涼しくなってくるし真冬は年末年始を除きおとなしくなるので
駆け込み?でドライブの熱が上がるんですよ。今年はその年末年始も訳あっておとなしいことになりそうだし。




知らんかった...中島ランプから阪神高速、大阪港線に入ってすぐの朝潮橋PAですが、いきなり休憩するわけじゃなく、ちょっと窓拭きしたくて
寄ったんですよ。知らんかったのは店舗営業終了してたこと。コロナ禍になりその間はここに来ることもなかったけど、厳しかったかいいタイミングで
止めたかったのか。PAですから遅くまでやってることもなく、場所が場所だけに酒の提供もないけど残念なことになってました。
ここの洋食類はボクも評価は高かった。ブラックラーメンは忘れたい過去のワンシーンですけど...取り壊すこともないので
ぜひとも復活を期待したいです。出発していきなりショックな出来事でした。





朝潮橋PAの朝、通路からの眺め。ここはカシオのデジカメ落として一発でぶっ壊した思い出の場所でもあります。ソニーのRX100などは
多分10回以上落として結構耐えてくれた。今年引退までよく頑張った。でもカシオは打ちどころが悪かったのか、一撃でレンズエラーで使用不可、
打ちどころも何も落とすのが悪いけどね。コンデジはストラップを付けて落下防止になるはずだけど、このストラップをどこかに引っ掛けて
何かやらかしてしまうこともあるんですよ。もちろん自分の不注意。先の北海道行きの記事にヘッドフォンを壊した件があるんですが
長い間ドライブしてればいろいろあります。
この大阪の景色の写真だけどカメラ壊した話でおしまい。





阪神高速の使い方は人によって違いますがボクの普段の使い方で一番緊張?するのは東船場JCTで環状線に合流するところやろか?
都市高速は合流する場面での車線に余裕がないからね。それでも首都高とかに比べれば楽勝なのが阪神高速。首都高って渋谷線高樹町から
一ノ橋JCTの方に行こうと環状線に合流するところ、一度しかこんな走り方してないけど、雨の夜で初めてやったから余裕のない合流でびっくりした。
この写真は大阪港線から環状線に合流して松原線に行くために左に車線を変えて行くところ。
いろいろ言ったところで乗用車なら楽勝なんです。
でもね、しっかり積んでる貨物車は都市高速において余裕ない場面ありますよ。都市高速でゆっくり走ってる貨物車にやさしくしてやって下さい。





三宅ランプから一般道へ、国道309号で富田林へ。この国道309号というのは山間部では紅葉ドライブでもお世話になった道なんですけど
この市街地においては苦労するんですよ。朝の早いうちに富田林に向けて走る分はいいんです。でも夕方になって三宅ランプに向かおうものなら
ずっと渋滞してると思ってヨシ、
十津川方面に向かう時はいつもこの道でも帰りはこの道にはなりません。混むのは並行するルートで高速道路も
ないので当然といえばそうなんですよね。クルマで買い物、食事、何にしてもここらはここと隣の国道310号になるのでね。
この写真は朝7時1分、この時間なら大丈夫だ一気に行こう。高速代1000円ほど使ったけど、やはり早いなあ。



   

国道309号で富田林へ、この後は府道201,209号と繋いで国道310号へスイッチ、国道170号や旧国道170号など試行錯誤したけどナビが指示する
のは府道ルートなんでそちらで。この2枚の写真は府道211号(南河内グリーンロード)との分岐にて。この国道310号というのも
説明しておきたい国道、
この山脈を越えるルートとしては国道309号、国道371号の間にあって普通車では困らない道幅は確保してるけど
峠道になってまして真冬だとこの道だけはチェーン規制、通行止めになったりもします。
特に拡幅を進める気も無さそうです。
景色は奈良県側でわずかに広がるだけでこの道は駐車ポイントもありません。つまり写真も撮れないのであります。20年以上前(もっと?)から変わらん道。





いやあキレイな青空だ。南向きに走るので逆光気味、適当なところで振り返ってはスッキリした青空の写真でも。もちろん標識入りで。
これは越えてきた山を見てる向きになります、こっち向きだと河内長野方面に向かう感じ、ここでセンターラインが消えてしまいます。その後
再びセンターラインが現れて峠越え。ドライブ好きとして未熟だった頃、この道では普通タイヤで越えようとしたら積雪始まりかけてたり(外気温計など無し)、
燃料警告灯点けてヒヤヒヤしながら峠を越えたりと思い出すこといろいろありますね。この写真の場所で40キロの速度制限が解かれます。
この先は府県境のトンネルを越えたところから40キロ制限、
走りにくい部分は速度制限がないんだよな。標識見逃してはいないと思う。





案内標識、距離標識が好きなんで気にしすぎなのかも知れないけど訂正が実に多いように思う。もちろん正しく、よりわかりやすくなんで
結構なことなんですけど、
仕事中に大阪市内で見る標識の訂正も「いちいちそれ変えなきゃダメなの?」ってものもある。この写真の「牧野小学校前」、
これはそのまんまのローマ字を英語表記にしたんだろうか。全国的に統一?県内、いや市内だけ?また田園5丁目の方も反応しちゃう。
以前は何だったかわかんない、橋本でもいいけど...このあたり、田園という住宅地も5丁目だけは左になるからそうしたんだと思う。
それでいてローマ字表記は右にあるから左はその部分に「5丁目」、なるほど。と言うか...こんなの気にしてると十津川着くの昼になるぞ。





十津川方面、国道168号で山間部に進む時は国道24号を南に過ぎたところでのコンビニで買い出しに行きます。コンビニが全国に58000店程
あるようですが紀伊半島の山間部など地元ローカルの小さいものはあるかもしれないけど大手チェーンはさすがに進出しておりません。

この日はローソンでカロリーの高そうなパン買っておきました。この写真は「五新線」の未成線構造物をついでに見ておこうと少し戻るところ、
五新線の構造物、上手に撮れなかった。わざわざ狭い新町通りとか入っていったけど駐車することも出来ずスルー。構造物だけなら国道24号線を
走ってるだけで「おぉ、これやん」って感じで残ってるので見てやって下さい。
ボクとしてはこの先の「五新線」のネタが本命です。



   

五新線ネタになりますが、五新線とは五條から新宮までの鉄道構想が古くからあって...と、これは検索してもらって勉強してもらうとして
大いに反応するのは鉄道を作ろうとして作りかけた部分、バス道として先行して開通し、現在は廃止された部分があちこちに残ってるというもの。
これはGoogle Mapを見てもらうとすぐ分かります
、こればかり追いかけてると時間取られすぎるので部分的に見ていくんですけど
ボクが特によく十津川の方にドライブ行ってた頃はバス道として現役で一般車は走ることが出来なかった。ところが今は私有地としてるけども
現状開放してる。進入禁止と看板は出てるけど普通に利用されてます。ただ私有地ですから普通は道路とはいろいろ事情が違いますので。





ひとつ上で2枚写真を並べた場所はこんな感じの場所。住宅の合間にバス専用道があったちょっと特別な風景があります。それにしても
紀伊半島を突っ切って新宮まで鉄道を敷いてしまおうとはなかなか壮大で逆に当時らしいです。木材搬出が目的ではあったろうけども
もし完成していれば国鉄時代の鉄道ファンだったボクは飯田線より憧れた線だったかも知れない。ほとんどトンネルであって、土砂崩れや
鹿との衝突も含めてそりゃ大変だったでしょ。そんなことをこの写真の一コマで想像するのがある種自分流のドライブ。
そういえばここで
写真撮ってたら地元の方に声をかけられた。同じく興味を持って訪れる人もいるんだろう、それと防犯ってこともあり?すんません、悪い人じゃないです。





さらに五新線ネタ入れときます。こちらはバス停のある生子(おぶす)というところ。この先はトンネルになっていてそこは塞がれていた。
ボクはここで写真を撮るために写ってるここまで通じてるかつてのバス道ではなく、ここのすぐにある国道168号で来た。
それはいいけど国道から「ここを下っていくのね...」と入ったらなかなかの下り、勾配そのものもあるけど取り付け具合が荒くて
レヴォーグだと一瞬アンダーこするか?と思ったくらい、セーフでしたけど。ストリートビューで確認したらこれで見た感じ普通だけど、ボクみたいに
対向車来ないからとホイっと右折で下ると「おっ!」となります。是非同じことやって欲しいというのが本音。バス停よりインパクトあった。



   

似た感じの写真が並んでしまった。ここは県道49号線にスイッチして旧道で行きましょう。
この旧道ルートで西野トンネルを抜けないのはもしかして
初めてかな?はっきりした記憶がない。それなら初めての気持ちで行けますね。今回、国道168号をメインにしてますが、旧道にこだわり過ぎると
メリハリがなくなるかも?という訳で全部は行きません。
そもそも旧道化した部分は土砂崩れで見捨てた場所とかある道ですからね。
左の写真は宗川野という交差点?国道との県道との分岐交差点なのに、交差点名の看板が県道に走って数十メートル、国道に向きにひとつあるだけ。
上に見える橋は五新線予定だった宗川橋梁。右の写真は県道49号、向こうから来たらここを右折して峠道で西野トンネルの南へ。





トップのトンネルの写真は十津川方面と銘打ってるのですぐに天辻隧道だと分ってくれたんじゃないかな?ここの記事にたどり着ける人ならば。
こちらのモノクロとドラマチックトーンの天辻隧道、トンネルまでは舗装されていてトンネルを抜けるとダート。このダートは地図では県道53号の方に抜けていく
道のようだけど通行止めの看板が県道側にあってもう通れるようにすることはないでしょう。
ひとつ注意は国道168号からこの旧道に進むには
クルマの場合、北向きに走らないとトンネル抜けて鋭角に左折は厳しい。
路肩が広くなってるのでクルマが途切れてるタイミングを
待って大きく膨らんで左折..とかオススメしない。この先に道の駅があるからそこで休憩してからどうぞ、と言うか自分はそうした。





だからそうやって消されると何と書いてあったか気になるじゃん。案内標識は昔から好きだったけどこれを撮りまくるようなことはしてないもんな。
この標識、国道168号の先には国道24号のマークになってるけど、これは五條市が合併で広くなってしまい、ここ大塔町までもが五條に
なってしまった。だから「五條」を消したとわかる。左の小さく行って欲しくない気持ちが出てる?方は出屋敷峠の方ですね。富貴とでも書いてあった?
これだけ訂正が多いと市町村合併の話が出たところでこういう標識に携わってる人たちは「仕事だぜ」とテンションが上ったのか
「えー、何枚変えないイカンのや?」とか「ええやん、そのままで、わかるって」などいろいろだったろうね。何もなくても何や言ってくる人もいるだろうし。



   

阪本というところに来ました。左の写真は現在の国道から建設中の橋を見るところ。右の写真は交差点にあり、十津川に向かう時は真正面にこの
昭和館が見えてきまして国道168号でもお気に入りのシーンだったわけですが、こちらの昭和館はもう営業してないようです。ボクはここに来ると
県道53号の方に行きクルマを止めてはちょいと彷徨(うろつ)いてる。新しい橋が出来ればこの橋は国道でも県道でもない市道になるかな。
国道168号もいつかは全線2車線の快走路になって集落に行くときだけ旧道に入っていく、そんな道になっていく。初めてこの国道168号を
走った時は「うわ、デカイ鹿来た!」と奈良交通のバスとのすれ違いに苦労したけど道は良くなって
今狭い部分でバスは来たら逆に貴重な体験で嬉しくなるかも。





少し進んだところから現行の橋と工事中の橋を眺めてみる。この撮影した場所、工事現場のすぐ横なんだけど何のためのスペースなんだろ?入れるので
ありがたく入り撮影出来た。この日は土曜日なんで工事やってるし、そうなるとダンプカーとかにもよく遭遇するんですよね。今回は日帰りなんですけど
そもそもボクのうっかりで切らせてはいけない方の薬が切れてしまうので日曜日に病院行かないといけなくなった。これが無ければ
土日を使って紀伊半島をしっかり山も海沿いも走るドライブになる予定だった。国道168号ドライブを止めて十津川方面ドライブなんて
言い方になったのは新宮まで行くと走ってばかりで忙しくなるから。ただ十津川からどうなるかはこの時点でも決めてない。





天ノ川を挟んで右に辻堂の集落、左の山の斜面には国道168号、向かって左の川沿いの道は県道734号、赤い橋は五條市大塔町の
いくつかの集落をつなぐ唯一のルート。
こういう展望台でもなんでもない道路からの眺めでいろんなことを考えたり思ったりするのが
好きなんでね。こんな山の中に十津川自動車道でも作るんかいな、いつになったら出来るんやろな?と思い出して20年以上経てば
いろいろ形になってきます。
日本一の長さを行く路線バス(高速道路使わない)の大和八木から新宮までの奈良交通のバスはこの高規格化した
国道の恩恵はあるよね。
狭い部分も一般車は減ってるから。6時間半の路線バス旅、全線乗車で記念品もらえるんだよ。





ひとつ上でも写ってる橋の3段重ねの場所に来ました。こうして見てみると他にはない景色になるか?赤い橋がいくつかの集落の生命線なので
この道が下の県道よりも古いのかな?県道は豪雨の時など川に沈むんじゃないか?災害跡のレポートではないけどこのあたりは大変だった場所。
映像が強烈だった宇井の土砂崩れや平成23年台風12号での紀伊半島豪雨での深層崩壊とかこの地区だったけど土木で克服してるからな。
土砂崩れで国道が不通になった時はここの県道734号が大活躍で...
確か迂回路時代に崩れたところで撮った写真あるな。通る人の多くが
停車して見上げてたもんな。
ちょっと探しみよう、外付けHDDを接続してですね...



   

これだね、2004年に崩れたのでそれから遅くない時期に潮岬までドライブした時のものだ。この場所は今どうなってるかと言うと新しい道路がズドーン。
そこはクルマ止めて撮影できるような場所じゃないのでストリートビューのお世話になりましょう。こんな感じね。 県道734号はストリートビュー収録してないです。
こういう記事を書くのであれば県道734号にも行っておけば良かったね。
この国道168号に関しては総集編ドライブと行っても今後も走ります。
ネタの宝庫と言いますか、とにかくよく走った道ですから。
ちなみにこの写真はボクの3台目のカメラだったと思われるこんなので撮った。320万画素で
確かこれ乾電池式でしたよ。これ以降...20台以上買うことになりました。(オリンパスは15台くらい、もう数はわからん)





五條市の宇井というところ、ここはもう五條の大塔町でも南端で夢乃湯という温泉を過ぎたらやっとここから十津川村。この先の谷瀬という吊り橋で
有名なところまで宇宮原(うぐはら)というところ、ここも大規模な土砂崩れがあり親しんでた(?)以前の国道は走れません。行けるところまで行こうと
一度トンネルを抜けて戻ろうとしたけどすぐ通行止め。このダムの写真は?これは旭ダム、国道168号から「もみじ街道」という道で東へ
釈迦ヶ岳の登山口も先にあるんですがボクは奥吉野発電所までしか行ったことないです。(当時ゲートで閉じられてました)
今回なぜここ旭ダム?というと北海道の道の駅コンプリートの件でも登場したハイタッチ!ドライブというアプリのおかげと言うか、チェックポイント目当て。





大きめのスクリーンショット貼りました。はい旭ダムに行ったのはこの「瀬戸ダム」のバッジがお目当て。
これだけで話を終わらせるわけには
いかないのです、みんカラ(クルマのSNS)でも「フォッフォッフォッ(^^) 旭ダムまで行けばオッケー」と投稿してる。このアプリはGPSでの位置ゲーム
でもあるので設定されたエリア内に行けばバッジがもらえる。しかし、この瀬戸ダムはダム関係者以外近寄ることも出来ないのだ。旭ダムより
奥地にあるのだ。そこでボクは素直に諦めてました。しかしこのアプリでチェックポイントのバッジを集めることに執念を燃やす人たちはどうしたか?
瀬戸ダムの北にある下辻山の方から登山をして近づけばいいじゃんと。このチェックポイント集めは時に「本格的な登山」にもあったのだ。





登山と言っても歩きやすい整備された道などありません、だってダムのチャックポイントなんてそこにダムがあるからと設定されただけ、
それはそれは下辻山を越えてダムの判定エリアまで大変だったはずです。が...それ数年前のことで、現在は判定エリアが拡大され、
この旭ダムまで行き、少し手会前の旭という集落に戻れば電波もキャッチ、以前はあれほど苦労して獲得した方もいる瀬戸ダムのチェックポイントバッジが
取れてしまう。だからここまで最低でも説明させてもらわないといけない旭ダムの写真と今回の訪問なのであります。
クルマのアプリだからクルマで取れて当然、ではあるけど当初のダムの難所チェックポイントは一部の人にはネタ以上に素晴らしいものでもあったのです。

十津川方面ドライブ、前編最後で十津川村に入りました。この後...この時点ではまだ未定でしたね。


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