2022年2月11日 徳島県ドライブ前編
正月以来一ヶ月ちょいのブランクを経てのドライブ、去年は正月の次は4月だったのでブランクは短め。出かけたくて
ウズウズしてたけど元々この時期はドライブも回数は減る時期。で、去年末から考えにあった徳島県です。
徳島県となると日帰りの距離でもありますがそこは2日間使ってじっくり楽しみます。
先に大雑把に言うと鳴門周辺はパスです、そして真冬なんで山間部もパス、基本的に海沿いのドライブになりました。
一週間前、肩の痛みに耐えかねて病院で注射を打ってもらい、ロキソニンで痛みを緩和させている状態、さらに体のあちこちで痛みを感じてるのですが、
これくらいでドライブ行けないとするともう今後行けなくなるかも知れないではないか。さて5時半に起きて5時45分出発、最寄りのセブンで朝ごはん。
伊豆のセブンで買ったチーズバーガーで失敗(チーズ溶け過ぎて別の食べ物..)してるけどこれはデミなんとかってやつ400円くらいするやつ。
ドライブの朝ごはんだけセブンでハンバーガーをよく買ってる、普段からセブンに食生活支配されてるけど普段は買わないのだ。(一個で十分お腹落ち着く)
尼崎西ランプから阪神高速→第二神明→神戸淡路鳴門自動車道へ。阪神高速は爆値上げしてるけど明石海峡大橋が安くなってるから怒らずに済んでる。
やはり寄ってしまう阪神高速神戸線京橋PA、すでにコーヒーはセブンで買ってるのでこの写真を撮るために立ち寄りました。走ってる時にサイドミラーに
明るくなってる東の空が見えてカッコいいかも?と思ってね。大阪市内なら去年の国道425号ドライブでも朝潮橋PAで明け方に撮ってる、
この時間帯はどこで撮ってもカッコいいもんな。まだ出発して間もないと言えるところだけど、この時点で眠くなることもあるのです。
元気なうちに先に進みましょう。時間的に余裕はあるので眠くなったら15分くらいずつコマ目にタイマーセットして寝たりしますね。
ちゃんと睡眠を取ってもボクは7時台が苦手なようです。これは昔からなんですよ。今回はどうだろう?淡路SAあたりで寝る?
順調に進むも淡路島南PAで時間調整、早過ぎても...ってことがあって冬は8時半くらいにならないと太陽が低くて影ばかりの写真に
なってしまうのです。もちろんそれでオッケーの場合もいくらでもありますけど。左の写真は国道11号で吉野川を南に渡ってまもなくのところ、
最初のお目当ての山が近付いてきたので車内から望遠用に持ってきたコンデジでズーム駆使して撮影。このスタイラス1というコンデジはもっと売れて
後継機で出ていれば必ず買ってたであろう機種、残念だけど7年以上前のもので今も使ってるんだから優秀なコンデジです。
右は徳島市の眉山(びざん)の行く道、眉山パークウェイ。昔(20年以上前)は470円してました。アクセスはややこしい感じ...
眉山パークウェイで山頂を目指す(西の西部公園の方からの道もある)と少し手前に「眉山公園花と鳥の展望広場」というのがあり、そこの駐車場から
撮った県道39号の吉野川に架かる吉野川橋、吉野川まで直線で4キロ、望遠コンデジすごいじゃん。そうは言ってもボクのドライブでは
実際望遠はあまり登場しない。だってその場の雰囲気重視ですから。だから広角でごっそりまわりの雰囲気を撮っちゃうのが好き。
右は駐車枠と花壇、通路?ここがややこしくどう止めていいかわからん眉山の駐車場。ストリートビューを見てもそれぞれの
解釈で駐車してます。デザインからして間違ってる駐車場とは珍しい。ずっと遠くに見える白い山?剣山で見えるの?(45キロ離れてるけど)
駐車場からホイホイっと階段を上がってロープウェイ駅前の展望所。ロープウェイはメンテナンス?コロナ?運休中でした。眉山は標高では290mなんですが
市街地に迫ってるので結構高く感じたりしますよ。このロープウェイ気分の眺めでは吉野川の河口の方角、動いてないので検索してみたけど
なかなか可愛らいいロープウェイでした。索道という言い方にしてしまうと、ロープウェイの他にゴンドラリフト等も入れて総数は膨大に
なるので観光用のロープウェイ、ゴンドラに絞ってみると...「絶景、全国ロープウェイ、ゴンドラコンプリートガイド」によると138を紹介してる。
絶妙な総数でコンプリート目指す気になれば出来ないことはないのでは?ボクはこんな怖いの乗れません。(40歳くらいで乗れなくなりました)
マチ★アソビCAFEって書いてあったけど展望台や売店やら入った施設が見えている建物。入ってみると...若い人が20人、並んでる?何かあるの?
営業は10時からなんですけど。室内で見晴らしのいい展望所なんだけど奇声上げてる誰も近づかない兄ちゃんがいたので落ち着けずに撤収。
あの声聞いて並ぶの不安やろな。まあ「何やあいつ?」って人の遭遇することは人が多いところにいれば当然確率も上がります。ボクみたいなソロで人もクルマも
少ないところを走り回っていればそれで満足なドライブしてればそういう人には滅多に遭遇しませんが(もちろん他の危険はある)、
運悪く遭遇してしまったら撤収、事故以外で旅を台無しにするのは天気じゃなくだいたい失敗した食事とおかしな人ですからね。
次にやって来たのは小松島市の日峯山、こちらは標高192mなんで先の眉山より低かったり。特に遠征してきてここに来る人も少ないと思うし
ボクも勧めるまではないのだけど、今のボクのドライブはこのあたりが微妙で面白くて、下調べして絶景地を巡るのではないし、期待値も低め、さらに
思い出しながら余裕のある時間で走り回るその地域を楽しもうとするからここ日峯山も訪れる。地図では展望台とあるんですが、そこより標高は上のここ、
日峰神社の駐車場ですここ。この日峯山は展望台らしきところが他にもあるようだけど、クルマから歩くまでもなくこの眺めなんで
ここしか知りません。そういえばいつ出来るの?の徳島南部道路、この日峯山はトンネルで潜るわけ?小松島市内の国道55号に繋げるんでしょ?
ここの眺めはほぼ真南になる。展望所も南向きとなると基本逆光というのは仕方ないのです。特に昼の長い、太陽が高くなる時期であれば
見え方もいいのですけど。そういうこともあるのでここは日の出ポイントになるかも。神社の駐車場なんだけど入れないこともあり得るか?これは
わかんないけど、特に時間などの案内は無かったと思う。この後ボクは次の目的地のために国道55号に戻り南に走って行くのだけどひとつ
この方面に行ったら..と思ってた小松島駅後に行くの忘れてた。ちゃんと計画立ててそれを見ての行程なら忘れないけどボクはその時の気分で
走ってるからなあ。室戸の方に行くドライブでこの忘れ物は拾って行こうかな。ドライブごとにこういうのひとつはやらかしとる...
ジリジリと南に移動してまして国道55号にある道の駅に行くの?行かずにこんなところ。ここは那賀川出島野鳥園、コート・ベール徳島ゴルフクラブのさらに海側にある道路。
野鳥園の駐車場を通り抜けてこちらに出られます。ここは堤防沿いと堤防の下と2本の道が平行になり続いてましてところどころで上り下りが出来るようになってる。
ところで、この堤防沿いは一応は管理用道路となっていて関係者以外...と堤防沿いによくある看板はあります。そうは言っても休憩所が用意されてる、
地元の子供が絵を書いて展覧会状態、ストリートビューにも収録されてジョギングの人とか、車両の行き来もあります。
さすがにバリケードがあると躊躇しますがこの「関係者以外...」の看板は広い解釈が必要でここに人によって差があるかも知れない。
もし「関係者以外...」を厳密に適用するなら釣りとか出来る港とか無くなっちゃいます。以前大阪市で釣りをしてたのか海に落ちて亡くなった人がいたが
市に責任取れと訴えようとしたら当時の橋下市長が怒って完全に立入禁止にするぞと。こうなると事実上釣り人締め出しなので別のところから
「悪いのは落ちた方」と声も上がる。もし港湾地区など危険なところと思われるところそうやって立入禁止にするようならそれは各地に波及するだろうし、
やるなら曖昧なことじゃなく全部そうするでしょう。これは「立ち入る人の自己責任の範囲」と管理する側の「現実的なコスト等」でなんとかなってる。
ここにキチッと線を引くのこと、そこは「そうしろ」と言う考えもあろうけども、「事件や額の大きい被害がない限り」現状の運用が妥当。その上で走ってる。(話カタイわ)
おっと、ひとつ上の件で大事なことが。堤防上の道は周回してますが、堤防の下に道はなぜか杭があって通り抜けられないのでどこかで堤防上の道へ。
一度国道55号に戻り那賀川を渡ります、そしてすぐ左折して県道191号、阿南市の辰巳町へ。ここは大きな工場がある地域なんですがこの那賀川の右岸を
行く県道が結構爽快で、河川敷にも下りることが出来てなかなか遊べちゃう。そしてこの県道191号、辰巳町のメイン道路は南側と思うけど
右岸に沿うのが県道。何ならこの辰巳町をグルっと周回すればいいのにと思うけど元はそういう計画やったかも知れない。
右の写真は那賀川右岸の県道部分、ここは大型トラックも走る。この右岸の県道は堤防上から工場側に下りるようだけど地図見てもよくわかんない...
河川敷に下りてみました。ワイド端で撮影してるのでクルマも伸びるし、雲も流れてしまうのだけどここはそうやって撮る場所だと思ったもん。
徳島県のドライブと言ってこの阿南市のここらをウロウロする人、しかも兵庫県からわざわざ来てウロウロする人はほとんどいないと思うけど実は
このあたりは数年前の年末、正月の2日に出勤することになり長期連休取れなくて四国の海沿いをドライブした年があったんですよ。
その時に那賀川や吉野川の河口付近をウロウロ、大きな川の堤防上の道って空が広い、それだけで十分魅力的でしょう。
その時また機会を作って来ようと思ってたんですよ。思ったより短いブランクでしたけど...
県道191号はGoogle Mapによるとこの堤防沿いの部分は短くこの写真の終点は県道ではないみたい。ここが県道であろうがなかろうがボクのお気に入りの
ポイントに違いはないので。ここはUターンの場所であってどこぞで遊んでる人の駐車は少し場所を変えてますね。川の河口付近はクルマで行けるところや
道がないところなどいろいろ。ボクは「那賀川」の河口にこだわったけど、この辰巳町の南側だとさらに海に突き出たところまで歩いて行けるみたい。
そう言えば以前こういう河口部分にこだわると言うか、行けるところ意識して全国で行ってみようとした時期があったけど結構思い通りに行かなかった
覚えがある。ここみたいに堤防上の道で先端部分まで来れるところそんなにないよね。ちなみにうっすら見える対岸は和歌山県の由良町あたりになります。
阿南市の海の方から山の方へ移動します。この日は他にも行きますが阿南市がメインとも言えるので一週間前からチェックするヤフーの週間天気は
ずっと阿南市でチェックしては一喜一憂してました。左の写真は次なる目的地への途中、県道130号線を左折しようとする信号待ち。この県道130号線は
以前の国道55号、Google Mapでは県道130号になっても地図では「国道の色」のままなのでどこが国道の旧道なのか一目瞭然にわかるところがちょっと嬉しかったり。
右の写真で次のお目当てがどこなのかわかりますが、ここスカイラインを名乗る道路だけど国道からの入口も「ここでいいんか?」と思わせておき
その先に進んでも「住宅地じゃね?」と思わせておいてこの看板。スカイラインではあるけど「神社への道」ですからね。
逆行気味だね、こういう場合はHDRで撮影するんだけどこの時のドライブではすっかり忘れてましたわ。左の自動車専用道の標識のクラシカルな
クルマの絵はもっとはっきり写したかったな。では津峯(つのみね)スカイライン行きましょう。いきなり前の車が料金所で手こずってます。
ボクはここで「早くせーよ」とか思いません、「何かネタになることやってくれるの?」とワクワクします。どうも運転席の人が手こずってて助手席の
女性が走って精算機まで行ってお金入れてました。ちゃんとボクの方に挨拶までしてくれましたわ。大丈夫っす、怒りませんって。
料金は600円、神社の入場料、駐車場込みですな。ここ少なくとも23年は値上げしてません(今持ってる一番古い地図が23年前のもの)。エラい!
スカイライン自体は短いので気持ちよく走ろうものならすぐ終点です。この場面は他にクルマも見かけないところでクルマを止めて振り返った場面、向きで言えば
帰りの眺めになります。さすがに有料だけあって目立つゴミなど無し、それでいてどこか古い昔の道路っぽさも(実際古いと思う)あって600円しようが全国走り回り
目の付け所があるなら一度くらいはね...という道、ボクは3回目。よく3回も走っとると徳島県の人にも言われそうです。
今回は冬のよく晴れた日だったので和歌山県の方まで見えたりして結構景色もいいのね、と思ったり。それでも景色を目当てに
走るというものでもなくてやはり神社への道。今回は最後だと思うのでしっかり神社で交通安全祈願しておきます。階段上るぞー。
駐車場には5台、初詣の時とかいっぱいになるんやろか?ボクの知ってるここはだいたいこんな感じ。閉まってる店が開いてた記憶なし(廃業はかなり前)。
それでもリフトは運行してますよ。往復500円ですがボクは歩きます、運動不足だし歩かないと消化しなくてお腹の調子が心配になるもんね。
ちなみに前回来たのはハイドラCP集めで神社のCPを取りに来た時。スマホを握りしめこの階段を登り神社に向かって歩く、そしてあるところまで
来たらツッタカタッタ♪とCP獲得音、この瞬間に回れ右して帰りました。ボクのすぐ後ろの家族はボクの行動を見て「ここまで来て戻る?」と
不思議に思ったと思う。と言うか一生懸命CP集めしてた時ってどこでも獲得音と同時に回れ右してクルマに戻ってましたな。
ま、500円浮かせて運動不足解消にでもなれば...で、あれば歩きましょう、ボクでもなんとかなります。と言うかリフト怖いし。以前レインボーラインを
ドライブして梅丈岳山頂公園へ、15分悩んでリフト乗ったけど怖かったもんな。賽銭箱にいくら入れたかわかりません、巫女さんに見られてる
ところでポケットに小銭をジャラリーンと入れちゃう。まあ500円玉がないことは知ってのことでしたが。推定287円くらいですね。
お願いごとは「変なクルマが突っ込んで来ませんように」くらいです、そこで神様が「ほな家におれ」って言ってきたら困りますが...
片っ端からここぞとばかりにお願いすると帰りの階段で躓いてしまうオチが待ってそうなんで。気になるのは右の写真、埋立地にソーラーパネル多すぎ。
帰りのスカイラインからの眺め、よく晴れてます。那賀川に架かる2本の橋、牟岐線と国道55号の方角なんで見えてる山と言うか陸地は淡路島。
ここから直線で40キロあるのですが鳴門大橋もこうなると見えてる気がします。この画像を拡大しても橋らしきものはわからない、角度的には
見えてると思うけど。こういうのもドライブから帰って来てから、特にWEBを作りながら写真をひとつずつじっくりチェックする楽しみ。この帰宅後に
写真をじっくり見てて気づくこともあるんですよ。それはそうと?ライバルのストリートビュー?今回のボクと同じような季節でまたいい天気の日に
ドライブ...と言うか仕事で走ってる。このストリートビューの画像は便利でお世話になるけど風景の写真としてここに負けたくないよなあ。
短いスカイラインの中でここが立ち寄りポイントになるのかな?「展望台」の文字が見えたので寄ってみたけどそんなの見当たらないけど...
そうは言っても道路好き、道路マニア的にはこんな感じの写真も撮れる場所です。広い空にこのはぐれ雲はいいプレゼントだったな。
この道、「津峯神社道路」なんて名前ならともかく、一応はスカイラインを名乗って観光道路っぽくやってますから、という意識ですかね。
でもここを名所にしたいならどうろの左右のものみんな取っ払ってみようか(Google
Mapにある建物は撤去済)、右の方も景色見下ろせる。
せっかくスッキリしたんだしもうちょいスッキリさせよう、なかなか爽快な場所として有名になるかも、そんなこと言ってるボクが広めてあげる。
ところで、展望台の文字があったけど...どこにあるんだろ?と見渡してみたんですが...このパレットか?イチイチサイズのプラなら持って帰りたいわ。
冗談かと思ったら道路の反対側の景色を見るところにもこのパレット。やはりこれが展望台らしいっす。それと滑り台ありますよね。あれね、
スロープは塩ビの細いパイプを並べてるんですけど、あんなの割れるし、そんなの滑ったら大怪我します(もちろん使用禁止)。実際ここに立ち寄る人が
いることは想定してないのでは。ここまで煽ったからには立派な展望台立ててくれると思います。(言ってやった)
さてこの後はこの日、ここまでのドライブとは趣向を変えまして修行と言うことで...これまた久しぶり..と言うか前回はいつか思い出せない道へ。
ここまで来たら蒲生田岬に行きましょう。ボクは「かもだみさき」で覚えてるけどあれ変換しない?「がもうだみさき」で変換出来た、読み方はいくつか
あるということでいいのかな?時間もあるのでやはり修行をかねて県道287号で海沿いの狭路をジワジワ行きましょう。これはそんな県道の1シーン、
ボートってあんなところに浮かべて使う時別のボートで行くの?まあいいけどね。それよりこの写真、やはりガードレールの見え方がよろしい、
この県道287号、SNSでは極狭路マニアな人もいてボクも感覚が麻痺しそうですが、狭い道苦手だと自分で思ってる人は素直に
避けるくらいの道です。県道の標識もないままクネクネ進む、それでもこんな場所もあったりで変化はあるのでそこがボク好み。
竹林を行く場面ですが、大丈夫っすか?竹ってこんな状態で放置しておくもの?勝手にこうはならんと思うけど...
そんなに長くは続かないけど竹林に中を進む場面もあったりするし、入り江ごとに田んぼがあったり民家があったり...
まあ物好きな人向けの道、ボクは2回目ですね(多分)、最初走った時にもう来ることはないと思ったけど、いやいやこうして来るものなんですよ。
最初走った時は多分今のボクよりもレベル低かったんですよ、自分のことだからハッキリ言ってやろう。当時はまだまだ「こんな景色が
あればいいな」と都合よく景色を期待してそうじゃないと面白くないと思ったりしたんだろう。でも今は十分楽しめたのです。
西からじっくり走らせて国際海洋センターを境に県道287号は走りやすくなる。その後は県道200号にスイッチ、ここは県道200号の
ちょっといいところ。このまま蒲生田岬まで県道か思ったら平松というところで県道では無くなる。県道の名前は蒲生田福井線、なのに蒲生田まで
県道になってないのね。こういう県道の「なんでだろ?」は今までにも触れてきたし、時にそれが地図を読む楽しみではあるんですよね。
そこに想像力を働かせたり、過去から現在へのいろいろな移り変わりが事情になってたりすること知って面白いなと思うこともある。
と同時に、もしかして面倒だから単に先送りになって結果放置もあるんだと思ってる。もしかして一般人が思う以上に手続き大変なのかな。
あ、手作りのいい看板が立ってる。左に小さいのがありますが以前からこっちはあったので最近立てたんですね、すぐ横に。これまた単純に
手作りいいじゃんでスルーしちゃっていいけど、どういった経緯でここに、以前からあるものの横にかなりしっかりした土台まで作って立てたのか。
ボクは青い案内標識も好きだけど、こういう手作り感あるのにも大いに反応します。今回この蒲生田岬に来るのは4回目ですが、前回はハイドラCP集めで
来ただけなので灯台まで行ってません。ここまで来て灯台行ってないのか?と思われるでしょうが、この総集編記事にも登場するハイドラCP集めは
走り回ってCP(チェックポイント)バッジを獲得するのが楽しいので過去に来たことがあるところは基本スルーというものです。今回は多分最後なんで灯台へ。
駐車場からは灯台まで少し歩きます。左のオブジェ、それよりも手前の地面にある「かもだ岬」とある岩の方がボクとしては重要、だって
「かもだみさき」では変換してくれないことに納得してなかったし、確かに蒲生田岬と書いて「かもだみさき」と読んできたので今まで間違ってた?
と、ほんのちょっとだけ心配になってたわけでここにしっかり「かもだ岬」とある。安心して灯台に向かうのだけど、この写真では見えないか、
直線的な階段がありましてね、68段目まで踊り場がないというもの。数えたけど全部で151段あります。上りも大変だけどある程度の年齢から
下り階段はどっちの足を出してるかわからなくなる瞬間があってとても怖いのよ、これわからないなら結構なこと、でもそうなるんよ。
左は階段上ってるところ、振り返って撮影。迫力伝わらないなあ。右の写真は上りきって灯台のあるところで撮影、あれ伊島ですね。
阿南市の島で連絡船は阿南市の津乃峰、答島(こたじま)港船が出てます。駅で言えば阿波橋駅です。それにしても、いつものことですが風強い。
この2枚の写真だけでも写ってる波で風が強いのわかりますよね。真冬に灯台見に行ったらだいたいは「風強い」って言ってますわ。
さて灯台の写真は撮らないとのか?と、いえ待ってるんですよ。何十人も来るようなところだとボクは他の人もお構いなく「景色になってね」と
撮りますがここはしばらく待てば自分だけのタイミングがありそうなんで。と言うわけで灯台にいる人に「早く帰ってビーム」を撃ち続けます。
早く帰ってビームをあんなに打ち込まないとダメだったか、弱いビームや...で灯台の写真、そこまでして撮るほどカッコいいかと言えば微妙。
まあ灯台は機能こそ大事でましてや夜に活躍するものですから。でもカッコいい灯台ってやっぱりありますもんね。
さてと..15時15分か、結構影も長くなってきた。冬のドライブは日が短いのでだいたい16時回ったくらいがボクの気持ちの上で
その日のドライブはおしまい、ではないけど気持ちが冬ドライブならではの長い車内生活(?)に入りつつある。ファミレスでもあれば早い夕ご飯と
ツイッターやら何やらで過ごすがこの日この後のルート、ファミレスなんかないよな。そろそろ戻ろう。(あの階段だ...)
戻る前に風の強さがわかる海面。ちなみにだけどボクがあちこちで喰らった風で「ここはたまらんな」だったのは北海道の襟裳岬ね。伊良湖岬も
あいあい岬もなかなかの強風だったけど襟裳岬のそれは風に向かって本当に歩けない、目が開けられないレベルやったもんな。
それに比べればこんな写真撮ってられるくらいですから。風が作る波の模様は動きもあるし面白くて撮っみたもの。
こうやって見ると風が強いだけで波自体はとても穏やかな感じ。この写真、撮る時は「模様になってるわ」と、それだけだったけど
後になってこの記事を作る段階で一番じっくり見てた写真がこれ。スマホの画面サイズじゃなくPCでの作業だからこそだろうな。
県道26号の伊座利(いざり)峠に向かうところ、案内標識があるので振り返って撮影、そうそうこの標識で「かもだ」と教わったんじゃないか?標識のふりがなは
本当に重要。右の写真、すっかりあたりは日陰になってるので明るく補正。ここ伊座利峠なんですよ、峠と言ってもはっきり言えばただの山中の交差点。
でもまあそこでクルマ入りの写真をどう撮ろう?なんて思いながらやって来たんですけど3台も路上駐車があって結局こんな標識を
撮っただけ。この伊座利峠からは明神山への道があるんですが、以前行ってみていいロケーションなのに景色は物足りないレベルだったと覚えてるのでパス。
もう少し時間早ければ行ってるような気もするけどここは伊座利の方へ進みましょう。
県道26号のクネクネ具合はさすが四国というものですが、単純に先に進みたいならショートカットの道もありますのでそちらで、ボクは県道も
今回は目当てなんでしっかり県道をトレース。この写真の場所は伊座利の漁港への道と県道との分岐するところ。なんでもないところと
言えばそうなんだけどショートカットせずに県道を進んだのはここの場所がなんとなしにですが好きなこと。蒲生田岬のところで手作りの看板もいいような
こと書いたけどこれちょいと見難いな。どうせ色塗ってるなら見やすくして欲しいけどそこは作り手の考えたこととしよう。公的なところが
設置してたら厳しくなりますけど。それでは由岐の方へ進みます。見難い矢印で→ですね。
県道26号は海に近いだけで、海を見ながらドライブする道ではありません、このくねり具合で海を見ながら走れないだろうなとベテランはわかるでしょう。
そんな道に「海を見るならここですよ」という展望台がある。倶楽部イザリーノという施設への分岐がヘアピンコーナーであり、三叉路でもあるんだけど、そこに
ひっそり存在する。しかし海を見る前に何か見てはいけないものを見てしまいそうな感じ。立入禁止?いやまだ展望台として機能してました。
でもこれは相当古いし現状県道には案内もない。さらにあのGoogle Mapにもスポットして登録されていない。このスポットって「そんなものまで?」
というものも登録されてたりする。中には郵便ポスト、自動販売機、それ登録しないといけないの?まで。ここは展望台でもないと言うことかな?
こんな感じ、木々の合間をくねくね走って来たのでこの開放感ちょい久しぶりって感じ。水平線もくっきりしてるしいいところじゃん。
ということに変わりはないのですが...ここ違和感が景色以上にあって気にしちゃうのね。右の写真が一番高いところなんですよ。
なんか取り外されて台座だけ残ってるんです。で、階段になってますが、これ一段が普通の階段の倍あってそもそも階段じゃないのでしょう。
何だったんだろ?そもそも展望台じゃなかったから陸の方向いて終わってますもんね。いやこの形状、たくさんの人が同時に海を見られるようにと
言うのならばそれはあまりないタイプで狭いところなりのいいアイデアではありますが。なんともいろいろ気になるところであります。
さあ日が暮れる前に今日のうち、明るいうちに行っておこうとしてた潮吹休憩所に間に合いました。数年前の年末年始ドライブ(那賀川の河川敷の件で説明)で
四国の太平洋沿いを四万十川の方まで行き、また戻るようなドライブ。4連休の最終日、西から戻ってきて初日に西に向かう時はパスした蒲生田岬や県道26号を
ドライブしようとしたらここ潮吹休憩所で寒気、そしてみるみる体が弱ってく感覚、風邪ひいた?ここで2時間寝てその後は国道55号に戻り素直に
帰ったんですね。そんな過去もあってこの日はここまで来たかった。結局は持ち直して風邪ではなかったけど。この日は徳島県の東の海に近いところでのドライブ。
2ヶ月位前からなんとなく練ってた作戦通りのルートほぼ走り切れました。ここ潮吹岩の方まで行くのはハードみたい、見るだけね。向こうに見えてるのは鹿ノ首岬
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