写真館関西その1(大阪、兵庫、京都、滋賀 三重の北部もね) 53枚




兵庫県新温泉町居組(穴見海岸展望駐車場) いい海の色だな、山陰の方ってボクにはどうしても暗い感じのイメージがあった。これは子供の頃、鉄道が好きで山陰本線を走る列車の写真とかを見て焼きついたイメージ、この地方だとどうしても雪が積もってる場面での写真が多かったんだろう、さらに当時の白黒写真もそういう理由かも知れない。だからこそ山口県の角島大橋の青い海の写真を初めて見た時、インパクトあっただと思う。そして鳥取の浦富海岸あたりをドライブしたこの日、ついに完璧に山陰に青い海というイメージがボクの脳にしっかり焼き付きました(まだだったのか..とか言われそう)。この写真の場所はこの写真で感じるものより、実際は小さく狭い場所でこれも道路からの写真、この砂浜でゆっくりしたいところだが、もう少し潮が引かないと砂浜にも行けません、潮が引けば右に写る岩から下りられる。そんな場所。そう、ここは展望駐車場、ここからこの海の色を楽しむところなんでしょう。ここで今回の浦富海岸は一応終了、まだ楽しみは残してある。その後は東に進み東浜まで来るがもうこの日は朝からいい海を見て来たのでちょっと方向を変えて県道256号で南へ。以前は林道レベルだったが快走路になったこの道で国道9号線に合流、すぐの場所に鳥取だね、ポプラ発見。駐車場にパトカーが..事件だとワクワクしたが、お巡りさん弁当買いに来てただけでした。


滋賀県大津市朝日が丘(名神高速大津SA) 余呉湖に立ち寄った福井の帰り、多賀SAにとっととピットインしたのは「今朝は早かったし早く寝ちゃえ」と思ったからなんだけど、だらだら起きてて寝るのも遅れて結果3時台に起きて湖東三山PAから一般道で帰れば2500円の高速代が浮くぞガハハハと思ってた目論見はどこへやら。普通に名神で帰っちゃう。大津から西は割引のない区間、ここを大津で降りて一般道(国道1号)で大阪を突っ切って帰ろうとすると大津を5時ちょい前に出ないといけないのに5時に起きるとか。この写真、下り大津SAの展望テラスからの眺め。SA越しに大津の街、琵琶湖、比叡山の眺めがいいんですよね。オリンパスのドラマチックトーンを使い、わずかにコントラストを落として現実に近い雰囲気に。もうここまで来たら青空が見えてるけど帰るだけですね、次は盆休みまでドライブもないし、オイル交換をしっかりするだけ。GWの北海道から戻りクルマにご褒美だと高いオイル入れたのにそれからドライブもせずに通勤と時間調整時のアイドリングばかり...それでも盆休み前には2000キロしか走って無くても交換しないとね。出発から帰宅まで27時間の福井日帰りプラスアルファのドライブおしまい。


滋賀県高島市マキノ町海津(海津大崎湖岸園地付近) 家にいるのもなあ...と言うわけでの「家出ドライブ」は福井へソースカツ丼食べに行く。遅めの昼ごはんは14時という約束なので朝5時出発、湖西ルートで奥琵琶湖目指します。雨予報なんで、ならばそういうドライブと決めて海津大崎へ。写真のこの場所は国道から県道に進み琵琶湖沿いになってすぐですね、ボクの好きな眺めです。桜で有名なところですが(ストリートビューはその桜の時期に収録)シーズンを外せばまあまあ快適、と言っても雨上がりの曇り。それでもやはり湖北は雰囲気がいい。海津大崎からはそのまま奥琵琶湖パークウェイに進むドライブ、雨は上がって少し暴れる雲がいい感じなんだけど、ドライブは思い通り行かない。奥琵琶湖パークウェイは尾崎展望台までしか行けないとのこと。「それでもいいか」と走らせるが、片側通行の交互信号がいくつも登場、当然往復だから何度信号待ちしただろ?これでテンション下がりまくり。走ってる時間より待ってる時間の方が長いとか?その後は国道8号線、ボクの好きなポイントでいきなり国道305号になる河野海岸経由して寄り道してから再び国道8号で福井市の繁華街へ。行きも帰りももっと派手に暴れるような雲ならカメラの出番もあったんですけどね(期待してたんだけどな)。


兵庫県香美町秋岡(国道482号) 北海道ドライブから戻り次のドライブはいつだろ?7月3連休...ま、それまでにはちょっと出かけるだろなと思ってたところで国道482号の兵庫〜鳥取の県境区間、と言っても長らく通行止めだったのは兵庫県側。林道で繋がってはいたけどもうここはダメかな?と思ってた区間、桑ヶ仙林道部分がついに開通、兵庫県側で国道は山の中に消えてこの林道がその代わりに..という形になっていたが国道になって開通というところが好きな人には大ニュース。ここ小代渓谷と言って紅葉マークがあるのにずっと走れなくてモヤモヤしてたのだ。という訳で行ってみることに。地元の一般紙でも当然扱われているニュースでこの区間が通れると実際に行き来する人がどこまで増えるのか?それよりもマニアが喜ぶ、ツーリングなどのルートが取りやすくなる。この国道482号の南は国道29号の戸倉峠、北になると国道9号の旧道になる蒲生峠まで県境はなかなか越せない。実はこの日はやはり県境付近にある扇ノ山の北を行く海上林道に行こうとするもダメだった。この林道は現実的ではないけど国道482号で鳥取県からハチ北の方に抜けられると相当な近道になる場合があるから。というわけで開通2日目の朝の写真、以前は「通行止」とあった案内標識も新品になり国道29号の文字が嬉しい。


兵庫県淡路市岩屋(ジェノバライン岩屋港) 4連休になった年末からのお休み、寒波も来てるので伊豆にでも行こうと思ったけど名古屋でも積もるような天気ならボツ、そこで四国の太平洋側なら冬型が強まったところでも室戸の方なら大丈夫、年に1度クラスのものじゃなきゃもっと西に行っても大丈夫ということでそちらに決定。いつもは仕事納めの日はイコールで出発の日、山陽道でどこまで行ける?と一気に移動するのですが、今回はゆっくり連休初日の朝、しかも5時半というのんびりスタート、これ神戸でいきなり混雑は嫌だなというだけでこの時間、なんなら7時スタートでもいいくらい。淡路島に入り、淡路ハイウェイオアシスの駐車場で日の出、暗いうちにどんどん進んでもなあ...と、ここで時間調整。そしてこの写真の場所、岩屋と言えば以前はたこフェリーが明石との間に運行されていたが現在は淡路ジェノバラインという2輪まででクルマは航走していない船のみ、ここがその発着場。明石も岩屋も以前のたこフェリーの港とは少しだけ変わってます。その岩屋港での写真、古い一眼レフ機を今回メインにしたんですけどこの明るさになってやっと使えます。今も使ってる人がどれだけいるかわかんないけどフォーサーズ機は暗いのが苦手で現行の機種ではあり得ないレベルです。ところがこれくらいより明るくなると好きなレンズがあるのでまだまだ現役という。年末年始ドライブとは思えんいきなり淡路島からのんびりモード、なーんとなくもったいない気もしたけどね。


兵庫県洲本市少路谷(洲本城) 「フハハハ..」やはり城に来ると笑い方もかわりますな。ボクはそんなに城に興味があるわけでもないんですけど、この時間だしこの天気、ここ景色がいいんです、まだまだ淡路島で粘りましょう。この城に行く道って三熊山ドライブウェイとか言ってなかったっけ?どこかにそんな看板があったけど、忘れた。今もあるのかわかんない。あっても無くてもいいけどね、ドライブウェイとか言えるほどでもないもん。駐車場(無料)からは5分もかからずにこの展望ポイントへ。こういう眺めのいいところの写真はこうやってベンチや柵を入れて撮るのが好きなんですよね。それにしても空気もクリア、眺め良かったな。城からこうやって海岸線も見られるのって他にもあります?ボクは数行上でも書いてるけどあんまり城には興味ないので他の城からの眺めについて詳しくわかりません。そして冬にこの時期だからかな、ハイもう風が強いのなんの。寒波が来るぞと今回は雪から逃れて太平洋沿いのドライブですが、雪はなくとも寒いっちゃ寒い(スマホじゃ体感温度マイナス2度で出てた)。軽くウロウロした後はクルマに戻り作戦タイム。と言ってもこの流れでここまで来てサッサと国道なり高速で四国に向かうとは誰も思わないよね。もちろん県道でまだ海沿いをキープします。


兵庫県南あわじ市灘黒岩(黒岩水仙郷付近) あらら雲の下に入ってしまいました。ちょっとばかし日差しを待ったけどちょっとかかりそうなんでこれ撮って移動。場所は黒岩水仙郷の北西に位置するところだけどこれは平面の地図でのことで、実際は斜面にへばりつく道を上って来ました。海沿いの県道を走ってるとガードレールが高いところに見えるので気になる人もいるけど、普通はここまでお邪魔しません。ここはわずかだけど県道も見えるし、ボクの趣味、なんと言ってもガードレールと沼島が見えてるのがいい。さて、この写真の付近ですが地図を見てみると結構細い道があります。ところが、普通車がほいほい走れる道と実際は軽トラの作業用だよな、って道があり走ってみないと区別できません。ボクはここから行ってみようと登ってみると荷物積んだ軽トラとかこれ登らんだろ?な道だったり、取り付けというか接続というか強引な道で切り返して曲がったり、坂道の交差点だったり...で、苦労したからもうボクは行かない?と思った?逆、覚えたから今度は晴れてる時にまたここまで行くぞと。ボクはこのサイトの貼った写真で曇ってるところで撮ったものがあると、気に入って貼ったとしてもいつか晴れてる日に行って撮り直してやろうって静かにしぶとくタイミングを伺ってるのです。


滋賀県高島市今津町浜分(浜分漁港付近) 影が伸びてきました、この時期は(12月初旬)時間が進み方が早い感じがしちゃうよね(朝ものんびり気味だし)。ここは浜分漁港への短い海沿いダート路、またわざわざ書かなくていいこと書くと、これハイアングルで撮ってますので自分がバンザイしてるような影が写ってしまうんですが、木と建物の影に入って少々間抜けな影を隠しております。自分の影って思いっきり邪魔になることがあって特にボクはミラーレスのカメラを目一杯高く構えて撮るので手が写り込む場合があって影の長い時間帯いつも自分と戦う羽目になってますから。この場所ですけど、観光っ気なし、民家と狭い道、そして穏やかな琵琶湖、湖北の景色と地味ながらいい雰囲気があります。まだ14時頃なんだけどこの先は琵琶湖沿いに進んでもボクみたいなドライブする人がクルマと琵琶湖を一緒に撮れるようなところ...ま、あるんだろうけど思い出せないので少しだけ琵琶湖から離れましょう。湖西は有名な白鬚神社(琵琶湖内に鳥居がある)のところ、国道も一本道で車線もひとつになるので渋滞必至、「帰ろうか」となればここに突っ込む気持ちに切り替えないといかんのです。その後は以前よりマシになり京都東インターまで行けますけどね。


滋賀県長浜市木之本町飯浦(滋賀県道514号) 逆光気味だけど道路沿いの木がそれはそれでいい感じになった。県道514号ってのは旧国道8号なんだけど、ここから現道と琵琶湖を見下ろすのが好きでわざわざこっちを走ることがあります。この県道514号は12月から冬季閉鎖なんですが、この日は20℃近くあったという12月1日、冬季閉鎖初日...一応バリケードはあったけど普通に皆さん走ってます。またトンネルの東側だとバリケードを過ぎたところにお墓があるのでここらは数台にクルマ止まってた。この日は久しぶりの琵琶湖周回ドライブなんですが、先に言ってしまうとベタベタにひたすら湖岸道路にこだわると琵琶湖ドライブつまんないです。だからボクは琵琶湖周辺ドライブとします。何よりも琵琶湖を周回するルートをクルマで走ると自転車が多いんです、これがジワジワとストレスになり...そうなんですよ、琵琶湖周回はドライブじゃなく自転車で頑張るものみたいです。ここからは国道8号に合流してすぐにもちろん県道336号へ、この湖岸沿いの県道も旧国道8号。ここまで来たら奥琵琶湖パークウェイですが、こちらも冬季閉鎖に入ってしまいました。まだ雪はないのでもしかしたらバリケードは通り抜けられたかも知れないけどね。冬季閉鎖って日付でしっかり決まってるところもあるけど、少し緩くて「積雪した日から...」ってなってるところもありますよね。後者が一般的になって欲しい。


京都府京都市右京区京北細野町(国道162号) この日は日帰りドライブなんだけどまた欲張って先週同様にお目当ての国道、紅葉そして海を見て戻るというもの。お目当てでも道路と海は問題ないでしょう、ただ紅葉はどんな感じなのかは行ってみなければわかんない。国道162号というのはずっと前、紅葉の時期に走ったことあるのでのんびり走っていればそれなりに楽しめるもの。特に高雄のあたりとかモミジいっぱいありますからね。あんまり朝早いと日も当たらないしとゆっくり目で国道162号、これ小浜から海沿いに三方まで行く国道ですが、適当にのんびり道草して行きます。で、陽の当たり出したこのあたり、いい感じで少しばかり逆光気味で光るモミジ、この日はちょいと腰が痛かったけどここはカメラを持って道路をウロウロします。しかしアウトバックと違い少し低いだけでレヴォーグは腰痛いと乗り降りがキツイです。この写真も望遠でうまいこと切り取ったほうがいいかも知れないけど、ここは35mmで撮ったまま(得意の24mmはさすがにここでは使えませんでした)。紅葉の写真の出来不出来はともかく、毎年数枚はなんとか撮っておきたい気持ちがあるのでここでちょっとホッとした感じ。でも平地のモミジがこれなら峠とかもう紅葉終わってるよね...使用カメラはプロのレビューでは風景には描写が甘い的な記事も見た気がするけど気にしないボクはオリンパスのPEN E‐PL7です。


滋賀県長浜市湖北町今西(県道331号) 3連休も初日は台風の影響もあり天気が良くない、そこで朝一番で用事を済ませ(この言い回しはほぼ病院です)10時前に出発。福井県に向かいますが、まっすぐ高速道路で向かってもねえ..ということで彦根インターから一般道へ、彦根城に迷い込んだあと?琵琶湖沿いに出て湖北に向かいます。琵琶湖沿いの道を選んだのは理由があって、台風の影響があるならもしかして面白い雲、空模様があるんじゃないの?と期待して、空を大きく望めるであろう琵琶湖沿いという狙いです。ビュンビュン飛んでゆく低い雲、大げさなくらいの光芒、湖上の虹など期待するもさすがに思ったような景色はないですね。でもせっかく琵琶湖沿いを行くのですからどこかで写真撮っておきましょう、今回は8年前のデジイチ(オリンパスE-5+ズイコー11-22mm)を持ち出してますから。未だに持ってる10数台のカメラで画質はこれ一番ですもん、と言うかこれ以上求めてなくて高いもの買ってない。で、どんな琵琶湖を写真かと言えばドラマチック・トーンが映えるワイルドな琵琶湖。琵琶湖沿いの県道を走っていてもサッとクルマを駐車出来る道でもないのでここも県道から外れたところに駐車して歩いてここへ。その後は国道8号に合流、走りながらあれこれルート考えながら福井に向かいます。


兵庫県豊岡市竹野町宇日(県道11号) 県道11号はボクは知らないけど以前は有料道路だったのでその名残なのか路肩とか駐車するスペースがほとんどない区間もあったり...それが海を見下ろすいいところだったり。そんな区間で交通量の少ない朝、何度も往復して後続車が来ないことを確認して道路から急いで撮ったのがこれ。以前は宇日の集落からひたすら歩いてここまで来たことあるんだけどね。と言うわけでこの道路で撮った写真でもこれは特別、「普通に海の写真じゃん」はい、そうですがこれ自分なりに左に県道のガードレール、真ん中に竹野の海岸、右に猫崎(全部は入らんかったけど)と欲張った写真、これは35mm換算で22mmの広角レンズ使用です。古いオリンパスの一眼レフ機(E‐5)だけど今もボクの所有機材では画質一番ですから。この後は懐かしい竹野の海水浴場の前を行き猫崎の方にも行きます。この海水浴場は小学生時代の臨海学習で来たんですわ。集合場所で待ってると「まさかあんな古いバスはないよね?」...ってのでやって来ました(当時ですでに古いなあと感じたバスだったがいい思い出)。授業はいいんだけど男子は民宿、女子はホテル。男子なんか大広間に敷いた布団に横向きで雑魚寝、頭と足は布団からはみ出とる!女子はエアコン付きの部屋、男子は暑くて寝苦しい、よく覚えております。当時と竹野のこの雰囲気は変わっとらんのよね。


兵庫県神戸市中央区神戸港(ジャンボフェリー) コンデジの手持ち、しかも船上からなんで画像のノイズも目立ちますがこのサイズなら気になりません...よね?Googleの地図でこの写真の場所、フェリー乗り場から少し出たところの場所、ここって何て表示されるだろ?と。「神戸港」とか「大阪湾」かな?と思ったら「本州」だって。ボクが先生ならペケだな。ジャンボフェリーは埠頭から離れてここで向きを変える。メリケンパーク、ポートタワーなどがある方角がやはりいいなと思うけどこの写真は向きを変えている時、神戸大橋(ポートアイランドへの橋)の方に船尾を向けたところ、空に向かってライトの光が4本伸びてます。フェリーというのは席の確保が大事なんですが、明らかにガラガラなんでこうやって写真撮ってます。小豆島行きのスペースとして絨毯のスペースが確保されてますがフェリーが出航してからも空いていてカメラバッグを枕に寝転がっていました。最初は深夜1時発で高松に行ってから小豆島に戻るルートで航行時間6時間の深夜便も考えました。これで寝ながら行くのもいいかと。でも深夜1時までが長いので小豆島に着いてから普段通り(?)クルマで寝る方が自分に合ってるよなと。ジャンボフェリーは4時間近く乗船してても5000円くらいと他のフェリーよりも安く船旅気分味わえるのがいい。ほとんど揺れないし。伊勢湾フェリーで以前味わった揺れは正直勘弁して欲しいのです。坂手港まで3時間20分、音楽聴いてスマホ触ってりゃすぐです。


兵庫県播磨灘(ジャンボフェリー) 小豆島から乗ったジャンボフェリーは高松からのフェリーなんですでに乗客がいますし、1時間前に乗り場に来たんだけどもう結構待ってる人がいて船内に入ったらもう絨毯で寝転ぶ場所がない。この時点で椅子も埋まってる状態、こうなると船内に用意されてる「ゴザ」の出番なんですよ、こいつを借りて邪魔にならない床に敷いてそこで座ってしまう。でも、ボクはさっさと屋上の展望デッキへ。ここは人工芝が敷いてあって固くない。もうここで神戸まで過ごすと決めてしまう。3時間以上ですけど、そこは瀬戸内海です、行き交う船を見たり、陸地を眺めたり、クラゲ数えたり?まあ時間はスマホとカメラがあれば過ごせるもんです。そして何よりもこの季節、暑くも寒くもない。西陽が照りつけて来ますが、薄い雲で日差しも柔らかくなってるし、とてもいい時間が過ごせました。ちなみに本当に満員になるとジャンボフェリー船内の階段にも人が座りだし、法律上航行中は車両甲板に入ってはダメだったと思うけど、クルマに戻って車内で寝てる人いっぱいいます。以前高松から満員のこれに乗り、しかも寒い時期だったんで過ごす場所に苦労したことがあります。それと各フェリーによって違いや貸出しサービスもあると思うけど、ジャンボフェリーは絨毯の部屋はなーんにもなかったと思います。ボクはカメラバッグ、これはミラーレス機にレンズ2つ入る大きくないもの。これに着替えを丸めて入れて枕にしてます。これ後日出かけた佐渡島への佐渡汽船でも使った技です。


京都府京丹後市丹後町間人(間人展望台) 遠方から来た人もわざわざ国道から間人の集落へは入らないと思う。でも今回は行きます。展望台とは小さく写ってる東屋のことですね。海に突き出たいい場所なんですが、目の前にテトラポッドの山があるというのはどうなんでしょうね。この間人(たいざ)というところも海水浴ではお世話になってたところで後ヶ浜海水浴場というのがこの近くにあります。この展望台への道からそのまま海水浴場に今は整備された道で抜けられますが、昔の記憶しかないボクはわざわざ見通しの利かない狭い道で下って海水浴場に下りていったりしてました(目印のガソリンスタンド潰れてた)。昔はこの海水浴場ももっと広かったように思ったけど記憶違いかな...この間人あたりでは立岩や丹後温泉(はしうど荘)、「道の駅てんきてんき丹後」など経ヶ岬や伊根の舟屋群などよりもボクにすれば「丹後半島ってのはこのあたりだよな」ってな場所です。ところが、残念なことにこの道の駅は休憩場所であって車中泊する場所ではないとHPでも言ってます。実際ここ広くないです。とは言え、まああちこち車中泊しまくってる身としてはそうハッキリ言われちゃうと...ね。おそらくゴミの問題とか騒音とかなんかあったんでしょうね。今回はこの道の駅はスルーしましたけど、やはり休憩所して利用した回数は最多かも知れない。1996年開設でまだ道の駅が今より少なかった(4分の1くらい)頃からありましたからね。ボクが道の駅としてイメージするのは「道の駅てんきてんき丹後」で、今思うとちょい狭いこの広さがいい。ではこの青い海を見ながらゆっくり東へ。


京都府舞鶴市白杉(槇山公園) 槇山公園となってますが...府道601号から槇山の道へ、ひどい道の先にあったのは戦争遺構と通信設備、そしてフライトポイント。南北に景色が広がるのですが、北向きの景色は以前よりなんか窮屈になった気がする、樹木が育ってしまったんじゃないかな。以前に来た時はそれでも北向きの景色の方がオススメに思えたけど今はこちらの方が気に入ってる。この写真は行き止まりのごく手前で南側に広がる景色、道路からすぐです。舞鶴港とその向こうには雲海も残ってますね、標高はそれほどでもないですけど全体的に高い山もないので(この方角に見える範囲に1000mの山はないんじゃないかな?)高いところに来た気分、なかなかいい気分になれます。今回のドライブではボクに風景を撮ることの面白さを教えてくれた広角ズームレンズを持ち出してみました。これは22mm相当、もっと広角になるとかなり歪んで来るのでとても重宝したレンズです。この広角レンズが無ければこの景色の場合、上部の青空部分が入らなくなって曇り空の写真みたいになってしまうところでした。この後は丹後半島のリベンジのリベンジです。ここからナビをとりあえず琴引浜にセットして一気に向かいます。やはり時計回りに走りたい半島ですから。でも、またあの道を走らんとイカンのか...はい、その一本道で来た槇山公園ですから。


京都府宮津市畑(丹後縦貫林道成相線鼓ヶ岳付近) この日は丹後縦貫林道を北にどこまで繋がってるんだろう?という探索が実はメインだったが、角突山線の家族村のところで通行止め。この林道全線開通して走れる日は来るのか?過去のそんな日があったのか...長い林道と言うのは予算が年単位で出た分だけ毎年作って、また崩れて...と、これでいい仕事だからなー(そう思ってます、でなきゃ説明つかない)。この林道走破はダメでしたが、もうひとつ気になってたところ、ここに行ってみたのがこの写真の場所。ここは丹後縦貫林道から成相寺、成相山パノラマ公園の方にこちらから抜けて行けるの?と行ってみたところ。丹後縦貫林道からはダートでした。そして眼下に栗田半島、そして東に海景色が広がったところでおしまい。通信設備の上り坂はチェーンゲート、パノラマ公園の方へは雑草に覆われてもはや道ではなかった。一度はダートを通したけどそれっきりで自然に還った感じですね。この時点で天気は悪くなり、雨になってしまった。成相山パノラマ公園からの景色は素晴らしいようだけど、さらに標高のあるここからも素晴らしく、短いダートなんで丹後縦貫林道からここまで来てみる価値はあると思う。地図には道路が記載されてるけど実際はダメだということ。それと傘松公園への府道616号は一般車ダメだけどストリートビューはあるのね。徒歩撮りした?この日はここで諦めて後日また丹後半島を目指すのだった。


京都府宮津市田井(田井海水浴場) 栗田半島を周回して後半、田井の海水浴場の前を行きます。海水浴場と言っても9月ですし水上バイクが2台走ってるだけ(この写真では見えてません)、砂浜も幅があまりないですね。このあたりだと対岸も宮津市、伊根も遠くに見えてくるといったところ。栗田半島の東では雲が多すぎると心配気味でしたがこの辺りでは少し雲もバラけてきてこんなに青い海が見えました。丹後半島の前菜で走ったこの半島だけど結局今まで一番気分良く走ったような気がする。わざとゆっくり走ろうという理由が良かったんだろうね。今回この府道を走ってひとう思いだした。そう言えば若い頃一緒に走ってた連れのクルマが狭路部分でドン!と出会い頭にぶつかって、宮津の警察署について行ったな。別で一緒に丹後半島行った帰りに連れのクルマが田んぼにジャンプして落ちたこととかいろいろあったね。え?ボクですか、実は当時は自分で運転せずに乗せてもらってばかりだったんですよ、イメージ違うよね。携帯電話の無かった時代に仲間とクルマとはぐれてしまって結果、帰ってしまう事態になったり、いろいろ経験したのが丹後半島やら、栗田半島のドライブだったりするんです。この後は宮津の市街地を抜けて国道312号の方へ向かいます。宮津市街も高速道路が伸びて国道も混んでないですね。以前は常時渋滞してたイメージがあります。


京都府京丹後市久美浜町湊宮(葛野浜海水浴場) こういうタイミングでクルマを入れて撮るのは露出が大変なんで割り切ります。日没まで2時間近くある余裕で到着したのでこの砂浜でウロウロ、クルマでもウロウロします。そしてこの位置に駐車して日没を待ちます。ただまだ陽が高い時間帯だと西陽が暑いだけになるのでサンシェードを立てて待ちます。日没時間はこの時期だと19時15分くらい、これ一年で一番遅い時間。こうなると日没後の残照とか見てると20時になります。この時間帯は日帰りにしろ、泊まりにしろ海岸でじっくり過ごせる人はあんまりいません。だからこそ今回は過ごしたやったのですよ。この時期でこの位置に太陽が沈むとなるとこの浜で海に沈む夕陽ってのは短期間だけだね(もう少し右と思ってた)。20時くらいまでこの浜に居たんですが、どこで車中泊しようかと思ったら宮津の道の駅まで戻ることにして東に走ります。ナビ任せにしてたら大内峠とか走らされたりして21時半すぎに道の駅到着。この「道の駅海の京都宮津」がどうもただの立体駐車場と1階平面駐車場...道の駅という感じがしなくて「いいのかな?」って雰囲気、と言うのも街は静かで賑やかさはないのに駐車場はクルマがびっしり。みんなどこ行ってるんよ?って思う。明日は晴れれば丹後半島、曇ってるなら狭い府道の峠ドライブ。どっちにしても早起きの必要なし。しっかり寝させてもらいます。


京都府舞鶴市行永(府道51号菅坂峠) 旧道探索してるとね、バイパスでは見ることの出来ない景色も楽しみ、ただ期待しても木しか見えない...ってのが多いです。でもこの道は舞鶴市街を眺めるポイントがありました。舞鶴は東舞鶴と西舞鶴と大きく2つありまして、これは東舞鶴の方ですね。いい感じで見えてますが、この写真はトリミング前提で撮って切り取ってます。実際にはもう少し遠くに見える感じ。太陽が真上に近い正午過ぎなんで難しく少々露出を控えての写真になりました。こうしてみると平野部は全部市街地になってますね。手前の高架道路は舞鶴若狭道、遠くに見える目立つ橋がクレインブリッジ、前島埠頭にフェリーらしきものが見えてるけど新日本海フェリー...だよな、あそこなら。ボクはこの後、東舞鶴に行きアイスクリームで昼飯を済ませ(!)高浜町方面へ、京都府道・福井県道21号で上瀬の方まで行く(日引の棚田があるところ)。途中の恵良岬展望台も相変わらず、中途半端ですね。あそこまでするならもうちょい目的地なるくらいにして欲しいなー。もうちょい高いところに作るべきでしたと。ダメ出ししながらここで昼寝です。この昼寝で丹後半島をグルっと回って夕陽を見にゆく午後の計画がボツったのでありました。丹後半島はショートカットして西へ、久美浜の方に向かいます。この時期は日没は19時過ぎ、時間は余裕。


兵庫県香美町香住区余部(余部鉄橋 空の駅) 余部埼灯台から国道178号に合流、すると余部鉄橋が目前、余部駅の案内は惑わされずにここは道の駅に行きましょう(いつも混んでますよ、満車覚悟)、ここから歩いて駅に向かいます「空の駅」と言ってるけど、内心大げさと思いつつもここは“乗っかかって”しまいましょう。元々は鉄道ファンのボク、モノクロ写真の余部鉄橋をいっぱい見てきたんですよ。だからドライブに目覚めたら行ってみたいポイント、行って感動したポイントのひとつでした。そんな余部鉄橋はボクにとっては懐かしい気分にさせてくれるポイント、正直今のきれいになってしまった鉄橋は「なんだかなあ」が本音。だから写真を撮るなら残してある古い鉄骨部分ですね、それならここ、「空の駅」への通路の途中からのもの。有名な撮影ポイントへは案内があるので行ってみても、なぜかこの写真の赤い鉄骨を重視したこの景色がいい。もちろん、同じように思ってる人も多いのでここで撮るにも少しでも違いを出すために広角19mmのカメラ使用です。余部鉄橋に関してはこうして観光ポイントになるのは結構なことなんですけど、ここに作るために明治時代に作られたこと。アメリカから鋼材を運び船でここに運んで作ったこと。そもそもここに駅を作ることになったこと、これらみんな現地で説明してます。一通り知ってしまうとボクみたいに現在の橋梁よりも残ってる赤い鉄骨にしか反応しなくなるからね。現在の橋梁もすごいんだろうけど、新しい高速道路の橋を見すぎてそれほどすごいと思わなくなってしまった。


兵庫県香美町香住区訓谷(県道11号) ひたすら海沿いを行くぞというドライブだと道路脇に駐車スペースがあってもそんなに頻繁には寄りませんよね。今回は海沿いも行きますがその区間は短め、それなら頻度を上げて多い目に駐車ポイントにも寄って行きましょう。と言うことで先程休憩ポイントにしてた佐津の海水浴場が見えるところ。ここ眼下の岩場に釣り人がいる、ここから下りて行けるんだ。どこから?なるほどここか..無理です。ロープが垂らしてあるじゃん、釣り人すごいわ。こからの眺めで特徴的なのはやはりあの半島。半島にも山にも何も地図には名前がありません。道路もなければ何らかの設備もなし、八幡神社ってのはあるので神社扱いなのか?法的に何も作れないのか...地元の人はなんらかの名前で呼んでると思うけどね。ボクなんかは道路作りたいとか、展望台作りたいとか、邪心(?)が脳内で渦巻いてるし、ここ小さい半島ではあるけど実は...こ、こ、この半島にはとんでもない秘密があるのでは?などと何にも情報や名前がない以上こっちで好きに考えさせてもらいますよ状態なんですよね。それがボクのドライブだったりするんですけど。実はこの日はまだまだ西に行きたいんだけど、とりあえず猫崎に向かいます。


兵庫県香美町村岡区小城(兵庫県道258号) 南から妙見蘇武林道ドライブ、この林道からの離脱は?そこで県道258号。国道482号は3692mの蘇武トンネルがズッどーんとこの林道の下を貫いてますが、このトンネルが出来る前の旧国道?っぽいルートで東へ神鍋高原に出られるだろうか?いやトンネル開通前は普通車が行き来するような道が無かったんですよ。そこでさらに北に進むとこちらでも県道258号の表記になってます。地図によっては山田渓谷という紅葉マークがありますね。県道の表記は現地にはないものの、Google Mapではこの写真の場所、どこかと言うと八坂神社の北西、小城の集落へ下りてゆくところ。和佐父の方への道は知ってるので山田渓谷の方へ抜けようとしたのだが、極狭路過ぎてこの先で断念。握りこぶしサイズの落石が多く、ハンドル取られるのとパンクが怖いし、ほぼアウトバックの幅しかない道の曲がり角で路肩も崩れかけてる..これを突破してももしこの先でバックを余儀なくされるとしてここをバックか..という訳でした。と言うか、手前の三叉路には「車両通行困難」の看板はありました。どうやら山田渓谷はクルマで行くところではないようですね。県道4号線の方から南向きにこの県道を試そうと思ったことも以前ありましたが、やはり無理だったと思います。普通の人よりは突っ込みますけど、自分なりに基準はあるのでやはり安全優先ドライブしてます。


兵庫県香美町村岡区耀山(妙見蘇武林道) 雲海を期待してたんですけど、これはこれで気持ちいい早朝の景色。まだ日も低く影の部分が多いんですけど早朝の気持ちいい朝の感じ出てます?土曜日は仕事だったんですけど早めに帰ることが出来て夕方から出発です。中国道から舞若道、北近畿豊岡道と繋いでみると「日高神鍋高原」というインターまでほぼ一気に行っちゃう。ほぼ?そうなんすよ遠坂トンネルは昔からケチって下道..ここは普通に有料でもみなさんはトンネル使って下さいね。地元の県なんだけど初めて一気に高速道路利用で北に向けて走ったがここまで来れちゃうのか...スキーだって神鍋高原なら日帰り楽勝じゃん。少し南に移動して国道9号にある道の駅「ようか但馬蔵」で車中泊、居心地いいですね、向かいにファミマもあります。しっかり明るくなってから、というかこの時期なんで5時で十分明るいですね。朝ごはんを調達して養父市街経由で妙見蘇武林道に進みます。県道267号は養父市街の西で切れますが、こちらの林道へ進む道は特に大きな案内は無かった?ように思ったけど妙見山や名草神社の案内はあったかな。古い地図ではこの妙見蘇武林道もダートになってかも知れませんがほぼ舗装済み。この写真は標高を上げてゆくと西の方の展望が広がる場面があるのでそこから、道路からの展望です。どこまでも見えそうな朝、左端に鉢伏山、その左に兵庫県最高峰の氷ノ山もくっきり。(カットアウトしてますが)


京都府伊根町新井(新井崎付近) 国道178号からは丹後縦貫林道で南下、経ヶ岬はパス。碇高原牧場までは2車線快走路。この日も?猿がいっぱいおりまして...ゆっくり走行します。徐行です...が、クルマをまったく恐れず中途半端に道路脇にいた猿に向けてウヒョー!と加速する。その瞬間のびっくりした猿の顔が面白くてクセになりそう(こら)。猿はびっくりしてもちろん逃げますが、猿って安全だと思うところに移動した後こっち見るんですよね。あの白いワゴン何するんよって睨んでんの。さて猿に嫌われた後は新井崎近くに海に向かって広がる田んぼ。新井にはここではなく「新井の棚田」という段々畑がありますが、こっちのなだらかな棚田の方がクルマを止めるスペースもあって落ち着けますね。(ゲートがあって写真の軽トラックのある道とか入って行けません)ここまで来たら新井崎海道も終盤、伊根の府道622号に合流しておしまい。そして「道の駅舟屋の里伊根」があるんですけど、まあ混んでるだろなと思ったところで渋滞が見えます。府道沿いの方にも駐車場があるんですが、休憩だけならこっち。先にある道の駅までここからズラッと並んでます。この状態では立ち寄れませんね。この日はこの後、国道178号の新しいバイパスから伊根の集落をパスして帰りました、だいたいは旧国道をあえて走り昔はこの町並みの中で観光バス同士必死で離合してたよなと懐かしむんだけどね(本当にガイドさんが笛を吹いてのギリギリの誘導は見応えあったのです)。


大阪府岬町深日(みさき公園付近) シンプル過ぎるので説明しないとね(シンプル過ぎるんで勝手に自転車のおっさん入れたけど変わらん)。大阪府でもずっと南の岬町、ここにはみさき公園ってのがあります。この公園と大阪湾の間に一本道がありまして、ここがこの道。南から行くと道路沿いにクルマを止めて穏やかな大阪湾から淡路島、神戸から明石大橋までこの日は見えました。ここは晴れた冬の日しか来たことないのでいつもこんな感じで穏やかな印象。海が逆に荒れても大阪湾なら道路にまで波が来るような感じでもないけど満潮と台風のコンビだと危ないか、まあそんな日にこんなところ来ることもないですよね。この道、南からだとある場所で道が狭くなり、こうなるともうずっと海に沿うところは狭いのでその前に休憩なりしましょう。ここを出ると尼崎までは湾岸線の泉大津PAに寄ることもあるけど、もうサッと帰っちゃうだけですから。国道26号のバイパスが出来てからはここからの帰りも楽になりました。ところで...大阪湾沿いの道、と言うかこの道を最後に大阪湾を見ながら走れるところ、いやクルマから海を眺めてられるところはあるんだろうけど、知りません。工業地帯とか様子見にフラッと走ったことも過去にあったけど、いいなあと思うポイントは見つけられず。


奈良県大和郡山市櫟枝町(西名阪天理PA) 名阪国道の天理インターは天理市になるんだけど、西名阪の天理料金所とPAは大和郡山市になるんですね、細かいことなんだけどこういう話好きなんです。名阪国道の高峰SAを出て西に向かうと西の空がきれいであまり寄ることのない天理PAに吸い込まれてしまう。こんな空を見ながら走るのもいいけど、ここで「料金所に沈む夕陽」を撮っておく。海に沈んだり、山の向こうに沈む夕陽は何度も見てるけど料金所に沈むってのは面白い。PAからだとこの写真みたいに料金所のブースに沈むようにはならなかったけど、歩いて料金所のこういう写真を撮ることが出来る場所もそんなにないので貴重と言えばそうなのかも。夕暮れの西の空に向かって走るのなら京滋バイパスとかきれいな西の空を見ながら走ってるけどあそこはPAのひとつもない道だもんね。名神だと山が立ちはだかる部分が多いけど京滋バイパスは宇治から西で空が広いんですよ。11月は近県の日帰りドライブが増える時期、だけど11月ってホントに日が暮れるのが早い。ちなみにこの写真、16時55分の撮影なんですよ。日が長いときなんかまだまだ走り回ってるのに、暗くなるのが早いからバタバタした急ぎ足ドライブになってしまう。ホントあっと言う間に一日が終わります。ま、朝なかなか明るくならないのは好きなんですけどね。


兵庫県香美町村岡区大笹(ハチ北展望駅) 瀞川氷ノ山林道でも爽快な部分、ハチ北展望駅というポイント。ここはゲレンデの一部分になってるのでここから見下ろせるというわけ。すっきりし過ぎる景色なんでツーリング中のバイクも入れちゃいます。雲もほとんどないし、どうもこのパナソニックのミラーレスの青みがかった色に苦労してます(これ愚痴です)。この林道はハチ北を見下ろすだけで下って行けないのでさらにすすみ鉢伏高原にそのまま向かいます。この林道ではこのあたりも稜線近くを行く気持ちのいいところ。ん?なんだこの路上駐車は?と思ったらここが鉢伏山の登山口ですね。ここからは下って鉢伏高原へ。ここスキー場でも有名なところですけど、他のシーズンも部活動のグループや研修?などで混み合っていて、季節外れのスキー場というボクは好きなんだけど、あの寂しさはどこにもなく盛況です。何時間か前に未通区間の終点まで行った県道87号、再び未通区間を挟んで反対側のこの県道を行きまして国道9号に向かうけど杉ヶ沢高原方面へ、そして林道を繋いで県道714号へ。この県道は地図では狭路表記だけどセンターラインがないだけで道幅あります。その後は養父インターから高速道路で帰ってしまいま...いや、遠坂トンネル(北近畿豊岡自動車道)が部分的に有料なんでここは国道を使います。が、これまたゆっくり走るクルマに阻まれてしまい、ボクの後ろもバイクの大名行列。我慢、我慢、牛丼一杯分のトンネル区間の料金ケチったのは自分ではないか...


滋賀県東近江市九居瀬町(永源寺ダム湖) この年一番のモミジはこの木でした。毎年紅葉ドライブに出かけては何かひとつ自分なりに答えを拾ってきます。ネットの紅葉情報はアテにならんとか、標高差がある山道ならどこかで見頃があるとか(具体的に言えば白山白川郷ホワイトロードとか)、写真を撮るにも構図に関してあれこれ、各紅葉スポットも単純に有名かつ都会に近いところは混んでて行くこと無いとか、キャンプ場のある紅葉スポットは大したことないとか、雨と霧こそいい紅葉を見るチャンスとか、雨のち晴れの予報が当たれば最高とか、自分の休日と紅葉のピークは滅多に合わないのであまり早い遅いと言うのは止めようとか...そんな中で今年はやはりちょっと出遅れたかな?の方が写真撮ったり、いい紅葉を探すにはいいかな?と言うこと。例えばこの写真のモミジ、手前中央ちょい下なんてもう葉も落ちてたりしますよね。でもおかげで枝や幹も見えるし、まだ青い部分なんてここまで紅葉も進めばないわけだし..とかね。で、この写真は多くのカメラマンが撮りたがる凝った写真じゃなくピントを全体に合わせてあくまでも写真いっぱいに紅葉を撮る。全部にピントを合わせると目が疲れるとか言ったコメントをどこかで見たことあるけどボクにはそれわかりません。ボクのブログとかね、チラッと写真だけ見て文章など読まない人も多いと思いますよ実際、でもいいです..でもその写真はたった1枚から2枚です、“目も疲れない”はずだから一応撮った人がどういう意図を持って撮ったかわかろうとしてくれたら嬉しい。


兵庫県洲本市由良町由良(生石岬展望台) 生石鼻から帰りましょうとしたところで正面からやってきたメルセデス、あのクルマ乗ってる人と言えばKUROYONさんだよね、って本人じゃないですか。ボクがツイッターで淡路島に来てることは知ってたようですが何のやり取りもなく合流出来るとは、と言うわけでしばし談笑タイム、「この上に展望台もあるんですよ」ということで連れて行ってもらいます。この写真は展望台から木々の合間に少し入ったところのポイント、もっと伐採してもらえたらいいけど、これはこれでこんな写真で。生石岬展望台と言うのは新しいところで紀淡海峡を眺めるいい場所に作られた展望台。作りかけの雰囲気もあったけど、花畑でも作るのかベンチでも並べるのか、まだ発展しそうです。ここには先客がいて望遠レンズを海の方に向けていた。鳥でも撮ってるのかな?と気にもしてなかったが、先に来ていたおば様がパイロットボートについて教えてくれてそれを眺めだす。赤い小さな船がよく見ると行ったり来たりしてます。大阪湾に出入りする1万トン以上の船舶はここ友ヶ島あたりでラダーを出してパイロットボートからの乗務員(パイロット)を乗せます、そして港までの案内をするという仕事。なるほど、このパイロットボートの活躍を見て下さいと言わんばかりの場所に展望台があります。そうか船が好きな人にはもしかしてたまらんポイントなのかもね。この日はこの後高速道路でサッと帰っちゃう。周回とは言えないか?淡路島3分の2周ドライブでした。


兵庫県南あわじ市福良丙(県道237号) 海の上を行く道路、これは神戸淡路鳴門自動車道、県道237号で鳴門岬に向けて走ると高速道路を渡ります、このあたり。もう少し詳しく書くと鳴門岬から戻って高速を渡る手前になんとか数台クルマを置くことが出来ます(ここしか停車出来る路肩はないです)、ここにちょっと駐車して高速道路を見下そうと茂みに入って行きます。実はここ雑草に埋もれてますがベンチとか設置してあったりするので以前は展望地だったようです。ここからフェンス越しにこんな景色があるのですね、荒れてるのがもったいないです。真冬の昼前で逆光になるので濃い目にエフェクト効かせてますが、夏の朝とかカッコいい写真が撮れそうなポイントです。この場所まで来たらもちろん県道237号でこの神戸淡路鳴門自動車道を渡るところにも行きましょう。ここは四国向きの真っ直ぐ伸びる高速道路を上から眺めることが出来ます。ありがたいことにここを歩く人なんてほとんどいないと思うけど、歩道が設置されてるのでフェンス越しになるけどいい景色です。ちなみに一眼レフだとレンズが大きいのでフェンスが隙間からの撮影は不向きですが、コンデジはなんとか真っ直ぐ伸びる高速道路の写真撮って喜んでられます、はいこの日のボクですね。この後は福良の市街地へ、道の駅もあるけどボクは国道28号の淡路島側の終点である交差点とローソンがお目当てです。福良の道の駅が昔は鳴門(撫養港)まで定期航路があった港。ここらの雰囲気は好き。


兵庫県神戸市灘区六甲山町(鉢巻展望台) 表六甲ドライブウェイにある展望地であり、20台は駐車出来る貴重な休憩ポイント。夜景スポットでもあるけど夜は来たことないです。ボクは六甲山からの夜景と言えばやはり掬星台ですから。冬ということもあってかこの日もなんとか納得の展望、大阪湾の形が分かればヨシと。六甲山にある展望台は有料でだいたい駐車場代が500円だっけ?走るのが楽しみでちょいと寄るには微妙なんで無料のここ。でもそうなると視界が少々狭いんですね、よく出来てるわ、その分有料駐車場のガーデンテラスとかだともっと景色は広がってますよ。この鉢巻展望台からはちょい窮屈な景色でそのへんを誤魔化すためにも案内板とか入れて撮ってますけど、景色だけじゃなくここは神戸という大都市からすぐの場所にある六甲山ってものを実感するためにちょいと寄るべき場所です。六甲山というのは海、街、山のコンボが魅力ですからね。海に近いところ、街中でのいいポイントは勉強不足だけど(仕事でよく走ってたからもういいんですけど)海が近いから表六甲ドライブウェイは短いけどいい道。1時間前には行こうとしてた道が通行止めでアイタタタとなってとりあえず市街に下って来たけど、すぐまた山上に向かってる、それでも楽しいわ。そうだ、六甲山ドライブは雪が降るちょい前が良いですよ。夏とかはクリアに遠くまでは見えませんし。真冬も走れるけど融雪剤でだらけで道路は白いですから(早朝は凍結も)。


滋賀県長浜市余呉町川並(余呉湖) 福井県から滋賀県入り、まだ真っ直ぐ帰るには早いしどこか立ち寄るところは?このあたりならいくらでもアイデアはあるんだけど久しぶりに余呉湖に行ってみる。駅巡りで余呉駅には最近も来てたんだが、周回となると久しぶりなんです。この余呉湖への県道は行き止まりになってるので交通量が少ないのがいいんですよね、静かなイメージの余呉湖はこの行き止まりのままの県道がある程度作ってるんです。一周が6キロほどの湖だし、交通量もないのでどこかで絵になる写真が撮れそうなところなんですが、写真あまり撮らず。これなんか湖よりも空を大きく写したこの写真、ここは反時計周りに周回すればすぐわかるポイント。この日ね、関西でも木枯らし1号が吹いた風の強い日、湖ってやはり波が出たら雰囲気ないですね、この日よくわかりました。いや、わかってたけど、本当にそうだなと実感。波がないことで静かな湖畔の雰囲気があるわけでこの日はそれがなかったんですね。ゆっくり周回し、休館中の国民宿舎のところもやはり雰囲気が出ない...と言うわけで周回して米原インターまで国道を繋いで行き、とっとと帰りました。次回の余呉湖は...波のない日はもちろんですが、春に賤ヶ岳に登って新緑と余呉湖を眺めたいと思ったりしちゃったり...なんですが、体力ないボクに果たしてそれは可能なのか。よく見る賤ヶ岳からの余呉湖のおなじみの景色、好きでこの目で見たいと思ってるんです。


三重県いなべ市北勢町東村(三岐鉄道伊勢治田駅) このあたりには三岐鉄道の路線が2本あり、午前中は主に三岐鉄道の沿線ドライブになりました。北勢線は近鉄が諦めたので三岐鉄道が引き受けてる路線。こちらはなんと言っても762mmの狭い軌道が特徴、電車も小さいんです。そしてこの駅のある三岐鉄道三岐線、こちらは旅客もあるけどセメントの貨物輸送が現役なんです。東藤原駅あたりをGoogle Mapの画像を見てもらいたいのだけど太平洋セメントが山を削ってこの路線でセメントを運んでる様子がわかりますよね、工場も結構精密に写ってるので見応えあったりします。この雰囲気はそのまま昭和です。ボクが全国走りまくり、駅にいつの間にか求めていたのは「昭和」ですね。ボクは新しいものにも古いものにも“それなりに興味を示す”けど、駅だけは昭和です。この駅のホームは蒸気機関車がやって来ても何の違和感もない景色。どんどん建て替えられてゆく世の中でローカル駅ほど昭和のままで、気楽に立ち入れるところってないんじゃないかな?終点の西藤原駅もなかなかですね、ボクは何も知らずに行ったんですけど、この駅舎のデザインにやられました(実は子供向けなんだが)。もし知らないなら検索せずに行ってみません?その後はこのあたりのダムめぐり、そして関が原インターから帰りました。いなべ市あたりはボクの帰省ルートでもあるけど、長閑(のどか)でいいポイントもあるんですよね。


兵庫県美方郡香美町香住区訓谷(県道11号) シンプルな写真で帰宅後にPCで見てからいいかな?って思いだした写真。ここは佐津の海水浴場の駐車場。この佐津というところまで国道178号線が以前は来ていたんですけど、バイパス開通で国道が県道11号になったんですね。ちなみにこの県道が素晴らしいドライブ県道なんですよ。もちろんこの後この県道を走ります。この駐車場、8月いっぱいは有料で休日は混んでたと思う。この日は9月最初の日曜日、クラゲに挑む(?)海水浴客もいたけど、遠方からのお客はない、クルマはボクだけ。こうやって写真を撮ってると軽トラが前の道を走ってゆく、ちょいと緊張。昔他に誰も来ない季節外れのキャンプ場でバーベキューとかして遊んでいて夕方帰る間際、軽トラが近寄ってきて「クルマ2台、タープひとつで3000円!」とか言われたことがあったな。シーズン外でもう無料だと思い込んでたから(場内荒れてたし)結構気分悪かったのね、みんな盛り下がったな、そういう過去もあり、まさかあの軽トラが寄ってきて「一回500円」とか言われてたら嫌だもん、9月になったらだいたいこの地域の海水浴場の駐車場はタダなんだけど。(鳴き砂の琴引浜は通年有料だったかな)この後は竹野に行って地元スーパー(ミニフレッシュ竹野)で買い物。新車だけど車内で食べちゃう。


京都府伊根町亀島「道の駅舟屋の里伊根」 土曜日の晩から出発したけど舞鶴若狭道の西紀SAで大雨のためにこの日は終了、21時半に寝て3時半に起きて走りだす。雨も止んでるしこの時期は4時過ぎから明るくなって来る。もう少し寝てもいいけど、しっかり明るくなって起きると勿体無い気がするので出発、まずは天橋立へ。大観光地もさすがに6時はジョギングする人、店の前を掃除する人などを見かけるだけ。ボクって観光地は早朝にサッと寄るだけでいいのでそういうシーンばかり見てる、これ悪くないっすよ。実は天橋立を歩くの初めて、いつも眺めるだけでしたから。松林の道、125っc以下のバイクは走れます。さあクルマに戻って丹後半島へ。もうこの地方にドライブ言ったらかかさず立ち寄るのが「道の駅舟屋の里伊根」、ここはいつ行ってもいいところに道の駅作ったなあと感心する。この写真はその道の駅からの眺めの一部。朝早かったので売店もまだ開いてないし、クルマだってボクだけ。いつも混んでるイメージだけどこれは新鮮。この日は京都府北部のドライブ、覚えてないくらい走った丹後半島の国道178号も曇りということと、いつもと違い時計と反対まわりの周回ということでこれまた新鮮。無理やり?新鮮味を作り出すことはとても大事なこと、クルマが変わればそれだけでどこに行ってもしばらくは新鮮かも知れないな、「ほとんど同じクルマやん」って言われそうですが。


京都府綾部市野田町西谷(綾部大橋) ここは国道173号の綾部大橋の下、クルマを止めてるこの道は橋を潜ってからすぐまたこの橋を潜る。なんでこんなところにいるって?国道27号を走っていたボクは右折して由良川に架かる府道450号の橋を渡りそこねたんですね。そこで綾部大橋を渡ってからスルスルと狭い道を下りて行き、府道450号に進もうとしたわけ。この府道450号、地図を見たところで市街地を離れたら多分快走路、でもさすがに国道27号の方が走りやすいでしょ。確かに府道も快走路だけど、いきなり狭くなるところもあるし。ただ、それでもボクがこっちを走ったのは山家(やまが)駅に行きたかったこと、そして由良川と山陰本線、国道27号のコラボ写真が撮れたらいいかな?というところ。その写真がないということは、そういうことなんです残念、あまり川が見えなかった、畑と線路はいい感じでしたけどね。府道としてはイマイチでしたが十分探索の面白さは味わえました。この綾部と言うところ。ドライブに目覚めた頃、国道173号を朝から北に向い、一気にここまで来て朝マック(国道27号沿いにある)してこの後の作戦を練るということを何度かやってました。その後はだいたい宮津の方に行ったかな。


三重県亀山市安坂山(県道302号) 鈴鹿スカイラインを往復した後、再び滋賀県側へ。鈴鹿スカイラインからひとつ南の県境越えである安楽越林道へ。これ新名神の鈴鹿トンネルの上を行くルート。ところが..昼間通行止だって?夜間通行止ってあるけどね、ここ昼は工事で常時通行止め状態、あきらめてもうひとつ南の県境越えルート、国道1号の鈴鹿峠で三重県へ。そして以前から気になってた場所へ向かう。そのポイントがここ、三重県道302号で新名神の錐ヶ瀧(きりがたき)橋を見上げる場所。新名神を走っていても「とんでもない橋だな..」と思い、そのうちこの橋の下に行ってみるかと思ってたんです。大回りで関に出て、フラワーロードという使える抜け道で県道302号へ、スイスイ行きますね。工業団地を行くこのフラワーロード、亀山と言えばシャープの工場?この道沿いにあります、デカイ〜。写真はとりあえず「おおぉ!」と思いクルマを止めたところ。もちろん真下にも行く、畑の方に入って行く道があるのでちょっとそちらへ、新名神の上り線と下り線の真ん中で見上げてみる。すごい高さで柱も細く見えちゃいます。この後は再びシャープの工場の前を通り(来た道戻ったわけね)、国道1号へ。今となっては貴重と言うか違和感がすごい写真になってる。上下線の間が異様に広いから不思議に当時は思ってたのよ。


兵庫県香美町香住区余部(餘部埼灯台) 西からのアプローチは林道が通行止め、そこで余部からのアプローチで灯台へ。その先はすぐ通行止。ここ灯台の横までクルマで行けちゃう。別に書くことないことなんだけど、パジェロで来ていたおっさんが弁当を食べていて、これを灯台にある青い看板で上手いこと隠してるんですねこの写真。ただおっさんがいるだけなら、そろそろ移動してくれるかな?と思ったりするけど、弁当ですからね、移動しないよね。海が見下ろせるところにクルマを置いて記念撮影したかったけど、また今度。この灯台にはちゃんと駐車場あるんですよ、でも道が続いてたらクルマで入っちゃいます。さてと、割とあっさり撤退して新しい余部鉄橋を潜って国道178号のバイパス(余部道路、香住道路)へ向かいます。あれ、新しい余部鉄橋の横に旧橋が残ってる?残してるのかな?あれ残しておいて欲しいな(残ってます、この頃は工事中)。初めて鳥取までドライブした時のこと、特にこの橋を見に来ようとしたわけでもないけど、通りかかって目にした時、元鉄道ファンとしては当然この橋を知ってたわけで大いに感動したもの。今は以前何度か休憩した橋の下の駐車場はなくなってました。どうやら「道の駅あまるべ」ってのを作ってるようです。道の駅のカンバンまで設置済、シートがかけられていたけど、字が読めるようになってるのは意図的だったんだろうか。山陰地方って道の駅がポンポン出てくる気がするけどこの余部鉄橋の下っていい場所じゃない?お世話になるよ。


滋賀県長浜市高月町片山(奥琵琶湖パークウェイ) パークウェイは多くの区間で一方通行路になってしまった。制限速度は30キロから40キロになり対向車もないのだから走りやすい。でも湖の景色は運転席側ばかり、パーキングも限定的だけど、実際には一方通行路になりどこでも停車出来る道にもなってますね。路面も一方通行路仕様のラインが引かれてるしもう以前にような道に戻す気は無さそうです。この写真はそんな道路からのもの、まだギリギリで新緑と言える頃なんだと思う。琵琶湖の最北部はこんな感じ、湖が山に面してるのこのあたりだけであとは平野と言うか、街だったり、多くは畑だったりなんですね。その少ない山の部分を行くのが奥琵琶湖パークウェイ、地味だけどいいドライブウェイです。この写真を撮ったところもそうだけど、最近伐採が進んだのかすっきりした部分が増えたような気がする。元々崩れやすい場所で一方通行になったのも元はそんな理由だと思うので、景色が良いポイントというだけで展望所が出来るものでもなさそう。この日は琵琶湖一周も考えていたが、結局は半分で終了。走るだけで一周なら大津の市街地以外はストレスもないけど、ボクは大津あたりから反時計周りで一周ドライブをやろうとするとこの奥琵琶湖パークウェイで「もうこのへんでいいや」になります。


兵庫県宍粟市波賀町音水(音水林道) この景色を見た時に今日はドライブに出かけて良かったと思えた。紅葉の景色はしっかりと色づき、モミジだと真っ赤なものがいいように思うけど、いろんな色が同時に目に飛び込んで来ることに良さを感じるボクはこの写真の方が趣味に合致する(ボクはこの手の写真はいくら撮っても飽きないと思う)。枯葉を敷き詰めている林に残った葉は少ないのだが、鮮やかな色は残ってるし、おかげで光が差し込んで来てます。ここは音水林道、地図を見て紅葉マークが入ってる道を探しながらちょっと気になってたところ。でも何せ林道です、狭いし運転もさらに慎重になります。枯葉が道路にびっしりなんでどこまでが路肩なのかもわからない状態でしたから。そういう道なんでこういう景色はクルマから下りて歩かないとたとえ道路沿いであっても気付かないんですよね。この日は黄砂で白い空になってしまいました。青空に白い雲が浮かぶ空こそが一番なんだが、この写真に関しては逆にちょっと違うイメージを作ることが出来たみたいです。紅葉のピークが過ぎても美しい景色がもうないなんてことはないね。ところで今回のドライブはレンズ一本だけで通しました。ZD(ズイコーデジタル)の12−60mmだけ、紅葉ドライブでは11−22mmと18−180mmをこまめに交換してたけど今年は楽でした。このレンズが得意とするのは今回のようなドライブなんだね、よくわかりました。


兵庫県宍粟市波賀町引原(音水湖) 国道29号で鳥取から戸倉峠を越えてしばらくするとダム湖沿いを走ることになる。このダムが引原ダムで、このダム湖が音水湖(おんずいこ)。11月中旬の国道29号は峠付近の紅葉は終わってしまってるが少し標高を下げれば、ちょうどこのダム湖あたりはいい感じで駐車場のもみじもこんな感じでした。この手の写真は見上げながら自分でここだと思ったところで撮ってきたつもりだが、PCで見てみると「うーん...」と納得はあまりしないのね。この手のものは少し切り取ってまとまればいいが、これは切り取ることもなくそのままです。赤く色付いた葉だけど、こうして光の当たり方や、影の入り方だけでなかなか面白い絵になるもんだね。同じ日にこれと同じような構図で黄色の葉バージョンも撮ろうとしたけどこっちは適当な木を見つけることが出来なかった。それにしてもこの手の写真は撮ってて楽しい。どの葉にピントを合わせるか、どの葉、枝まで写し込むかとか考えて10枚くらい撮る。え、それだけ?もっと撮ればいいのに。いやキリがないのだ。(後でもっと撮っておけば...になるんですけどね)。


京都府京丹後市丹後町碇(碇高原見晴らし台) この日のお目当てだった碇高原近辺の探索は少々時間も押しての到着だったこともありここで終了、というかここに着いた時点でちょっと疲れちゃってました。ここは国道178号からは丹後半島縦貫林道の太鼓山線(ここまでは多くのところで2車線あったりする)で北からスイスイ来れる。写真では左手奥の茂みの向こうからの道がそう、この場所はステーキハウスの手前でベンチなどがあり、ヒツジに触れたり出来るところ。ここに来るといかにも展望台ですよという建物が2つ見えるので両方行ってやろうと思ったんだけどね、両方断念、実はすぐ後ろに厚い雲が迫っていてこいつに覆い被されてしまった。日帰りで来れるところだし、きっと素晴らしいであろう展望台からの景色は快晴の日にちょっとおあずけ。道路沿いにあった小さな看板には20分くらいで登れそうなことがあったようになんとか記憶してる。実はその後もこのあたり何度も来てるのだけどどこから登っていいのかわからず結局それっきり、展望台でも何でもないのか。


京都府京丹後市丹後町間人(立岩) この立岩(たていわ)は後ヶ浜(のちがはま)海水浴場にある周囲1キロの柱状節理の玄武岩。以前からこの岩は見ているが観光スポットとして登場するものとは思ってなかった。ところが9月になり、静かなここに独り行ってみるとなるほど、である。写真ではわからないが周囲1キロというから相当だ。場所は“道の駅てんきてんき丹後”のすぐ近く。夏休みならここから歩いてもいいが、それ以外なら道の駅から西に進み次の信号を真っ直ぐ(国道は左折)行けばすぐ右側に後ヶ浜の駐車場があり、ここでもう立岩が見えてくる。写真ではいい天気だが、実は30分日差しを待った。ちょうど真上の雲が太陽の邪魔をしてたからね。その間にテトラポットに座りながらなかなかいいものも見せてもらった。向かって左側は海辺だが、右の穏やかなのは竹野川の河口。ここにいる魚を立岩から様子を窺っている鳥が捕りに行くのだ。一気に川に飛び込み、魚をくわえて飛び立って行くシーンはなかなか「ダーウィンが来た!」って感じで(?)ちょっと感動、そういうのを見ていれば30分など早い。日差しを待ってとんびのおまけ付きで立岩を撮って来ました。この岩?登れるのかな、素人にはちょっと無理っぽかったけど。


京都府京丹後市久美浜町神埼(かぶと山展望台) 久美浜湾に突き出すような兜山は標高は192m程、手元のマップルには好展望マークがあるのでちょっと行ってみる。とりあえずキャンプ場の前にある駐車場に着いた。遊歩道を示した案内を見てちょっと歩いてみる、そしてそのまま歩いて20数分、展望台に到着。山の北側にあるここからは素晴らしい眺め、写真は北を見てるが西も東も素晴らしい。この山、当時は車で直接展望台に行けた。結局歩いて登ったが展望台の少し手前で遊歩道も当時の車道と合流する。麓から展望台が見えたときに「あれを作ったなら車道があるだろ」と思ったが、その通り。山の東側を行く道路を気にしていれば兜山登山道の案内がある。この道路は完全1車線で2mの幅制限らしき鉄製のゲート(冬季通行止め用だろう)を超えてからは対向車が来ないことを祈るだけ、ボクは車でもう一度展望台のところまで行きました。さらに、展望台に着いても他に車が来てたらUターンする場所がない。つまりこれはまずUターンしてから展望台に行きましょうってことだね。それにしても、このマップルの好展望マークはおかしい、この展望台にこのマークを付けないと。この後、大雨になりドライブは中断することになる。よかった、雨具がないままあの雨くらったらどうしただろ。“にしがき”で着替えを買ってやはりドライブ続行するだけよ。(困ったらにしがきだよね、ここらは) 


滋賀県米原市清滝(天の川キャンプ場付近) 午前10時になかなか晴れそうもないので長野道の岡谷インターから尼崎の方を向いて走る、まだ帰ってるのではない。この後のドライブを天気の回復まかせにしただけ。あっさりビーナスラインでの晴れ間は諦め、西から天気も回復してるみたいなので西に進みながら晴れたところで高速道から下りようと。飯田、恵那、このへんで晴れて欲しかったが関が原まで来てここで一般道へ、夏の伊吹山を見に行こうかと(小牧あたりで晴れてきた)。この写真は東海道本線を行く特急しらさぎと一緒に撮ったもの、この場所は新幹線も同時に見ることが出来るところ、このあたりは鉄道の写真を撮る人も多いんだよね。この日も習志野ナンバーの車で来ていた人に「こんにちは」されたなー、絶対「撮り鉄」に思われたね。ここは丁度東海道本線が南北に向いてるところで線路の西側に市道が沿うところ、ちなみにこの道は真冬は日陰になるので雪が残りノーマルタイヤで走れなかったりする。冬の伊吹山を見にきてこの道で撤退したことあるんだよな。これ杉の木も邪魔だけどボクのこの日のひとコマとしてなら、これかな。


京都府京丹後市丹後町袖志(経ヶ岬灯台) いつでも行ける、そう思ってるとなかなか行かないもの。ここがボクにとってのそれだった。今度丹後の方に行くなら..と言ってる間に青森の尻屋崎に2度行った。なのにここは後回し。そんな経ヶ岬に行ってきました。広い駐車場からも場所は選ぶが灯台が見える、あそこかぁ、近い近い行ってみよう。遊歩道は整備はされてるが、倒木が怖いところもあった(放置でいいのかアレ)。そうは言っても到着。歩いてきた山が背後にあり、おかげで雑多な雰囲気もなし、灯台と広がる海だけの世界があるじゃないですか。そこでこの写真、この写真から想像出来ることはなんでしょう?あまり歩き回る場所もなく(室戸岬よりはマシだが)、背景との組み合わせに苦慮して開き直った構図というやつですね。でもここのイメージを悪くする写真じゃないと思いました。他にアイデアもなかったのですが、光の当たり方が良かったんでね。さらに言えばボクは青と白の組み合わせが単純に好きなんです。この経ヶ岬灯台への駐車場、車も多く賑わっていたのに売店も潰れていた(この時期に営業してないからそう思いました)。また、せっかく近年建替えて新しくなってたトイレも放置気味で手入れがイマイチ。ボクはコンパクトで見所も多い素敵な丹後半島を応援しようと思ってるのに少し残念。整備してくれたんやろか?


京都府京丹後市丹後町此代(丹後松島展望所) 国道178号に素晴らしい展望所がある、桜の時期にここをパスする理由はありません。それは犬ヶ崎トンネルの東側にある丹後松島展望所で、海側にテラスのような場所があり、山側には10台分ほどの駐車場がある。松島の展望所になっているのでそっち方面(右の方)の海岸線もいいのだが、写真は展望所の東端から左を見下ろしたところ、「春霞と海と桜を見に行く」というこの日の軽い目標は完璧に達成しました、こんなことは珍しいぞ。この駐車場に車を置いて、海の方に下りて行きたくなるが歩道はなかったように思った。ここは公園じゃないからね。もし入って行けてもそれは私有地に“侵入”になっちゃうか、残念。この日、国道沿いの桜は散り始めのものもあったが、この絵になる桜は満開だった。もし葉と花が半々だったらこの場所で悔しい思いをしただろうね。桜の名所じゃなくても楽しめるくらい日本には桜がそこらにいっぱいある。それらをどんどん移動しながら見て行くのも移動手段を持つ人の贅沢な鑑賞方法だとあらためて思った。決して人が集まり、大渋滞になる名所の桜を悪くいうことはないが、桜を楽しめるのは年にせいぜい2日、ボクはやっぱり適当に移動しながらの桜鑑賞ドライブをしてしまいます。


兵庫県神戸市灘区摩耶山町(掬星台) こうしてみると大阪湾って狭いよね、実際に大阪にいると狭いとは思わないのだけど。六甲山に上ると関西の3つの空港が見える、ローカルなところでは八尾にも空港があるのでもしかすると4つ見えちゃう、これ結構すごいかも。とにかく今度ここに来るなら和歌山の方まで街の灯りが続いてる景色が見たいと思ってた、そしてこれ、街の灯りが低い雲を照らしちゃったけどいい感じ。六甲山にはいくつか展望台があるけど、どこも駐車場代やら、有料道路代がかかる。でも六甲を縦断する県道があるじゃない、ここからはこんな夜景は見えないのか?これが意外と場所がない、クルマから景色を見ることが出来る場所もわずかにあるが競争率高い、やはり500円くらいは覚悟して展望台に行くことがお勧め。この写真はね、超広角レンズを使ったちょっと遊び心のあるもの。もちろんもっと寄った方が美しい夜景の写真が撮れる。このレンズでの見え方は標準レンズとは違うので例えばこの写真であれば街の灯りも少し離れたところから広がってるみたいだが、実際はもっと近いところから街の灯りが広がってる。それでもこのレンズを使ってみたのはポートアイランドからぐるっと大阪湾を写してやろうと思ったからですね、そういうところが見られる日を選んで行ったんですから。この日は東日本大震災から12日後の平日の夜。店舗の大きな看板も節電モードで消灯されてたが、平日この時間のここからの夜景、光の量に大満足。


滋賀県米原市上野(伊吹山山頂付近) 夏の伊吹山は3度目、決してクリアな視界でもないけどこの時期はそれがお目当てじゃありませんから。伊吹山ドライブウェイは夏場は営業時間も長い。かつては24時間営業もしていたが、今は3時〜22時。ただ駐車場でなら車中泊もいいですよとのこと、涼しくて寝やすい。でもこの駐車場じゃ携帯電話も繋がらないし(別にいいけど)、トイレも...紙も自前だしね、設置しても霧が多いので紙がダメになっちゃうそうです。ということでボクは琵琶湖沿いで寝る、そして夜が明けて雲がないのを見てから登ります。写真では雲が東側に発生、道路も濃霧の区間がある。しかし終点は晴れてます。こうしてみるとこの駐車場からだって素晴らしい景色が広がっているんだね。さてお手軽登山、お薦めは中央ルートで登って西ルートで下りる。滑って転びたくないならこれで決まり。頂上は売店もあり賑やか、お花畑はカメラマンでいっぱいです。頂上付近からは各方面の絶景がある。1377mの標高だが思ってる以上に高さを感じます。夏も涼しくて気持ちいい。このダイナミックな雲、また見たいんだけどなあ。


兵庫県淡路市楠本(あわじ花さじき) ここは“花さじき”というところ、駐車も入場も無料なんだが年中何かの花を育ててくれている。ここに来るたびに淡路島は花の島ということで売り出したらいいんじゃないか?と思ってしまう。淡路島に来たなら寄ってみましょう。海をバックに写真を撮るなら午後の方がいいかな?大阪湾に向いて花畑が広がる。ここは斜面に花畑が広がるのだが、入口が一番高いところにあってそんなに歩かなくても立派な展望台に登れるという足に優しい(?)ところ、ボクは3度ここに訪れているのだが中腹にすら下りたことがない。いつも見下ろせるところを軽く歩くだけです。この花さじきもHPでは季節ごとに花を植え替えている。繰り返しますが、ここは無料なんです。ボクは売店でも缶コーヒーをせいぜい買う程度です。お金を落としてゆきません。どこも財政難だと思う。お金がないからとここがなくなるくらいなら200円くらいの入場料ならいいんじゃないか?と思ったりね。ここは無料なんで24時間開いてるのかな?防犯の都合で駐車場は閉鎖されるかもしれないけど人はいつでも入れると思う。(今も入場は無料だけど、駐車料金は普通車で200円かかります)


滋賀県草津市志那町(湖岸緑地) ここはボクの冬の定番ポイント。県道559号(さざなみ街道)には駐車場と公園がたくさんある。中でも「志那1」で駐車場入ると水鳥たちが集まる場所がある。混んでいたらとなりの駐車場でもいい、近くです。目印は南からなら水門越えてすぐ、北からなら「志那2」の次。ここはいつもカメラマンが集まっている。湖の手前数メートルのところにロープがあるので鳥も人が来ないことを知ってるみたいです。古い写真を見るとやはり妙に大きく撮ってる青空が気になるよなあ。これなら手元にあるズームレンズでもっと鳥に寄っていいと思うんだけど当時は撮り方違ってたのかな?足元にラインがあってそれを入れないようにしてたのは覚えてるんだけど。それでもこのWEBで使ってる写真で20年以上前のものはそれなりに自分の思い出になってるもの。結構古いものから削除してるのに。画質の上で消したくなるものも中にはあったけどこのサイズならあまり気にならないのは作戦勝ちの気がする。当時少し小さいかな?と思うもこのサイズに決めたんよね。


滋賀県草津市志那町(湖岸緑地) ベンチも凍りつく氷点下の朝、琵琶湖沿いの公園でカメラを構えていたら水鳥がボクの足元に寄ってきました。人間に対して警戒心もないこの鳥はボクの回りを歩き回ってクエックエッと鳴いてました。今思うとこの鳥たちはボクに餌でもねだってのかもしれないね、そんなこと思いもせず戯れてしまいました。そしてこの後20分くらいボクの周りを歩き回ってから湖に戻って行きました。ボクは結構、動物や虫(?)に好かれるんだよなー。ところでこの鳥たちは家族?この集団はなんだろうね。人がいっぱい居たらこっちに来てくれたかどうかわからないな、やはり朝はいいね。また同じ時間に行ったらこの鳥たちに会えそうな気がする。琵琶湖沿いはこんな公園がいくつもある。スカイラインの頃は冬となれば冬眠と言ってあまり出かけなかったが琵琶湖には何度か行ってました。真冬でもこのあたりはドライブ出来たけどノーマルタイヤのままなんで山間部の日陰とかいきなり雪が残ってたりするので彦根の方まで行ってとっとと戻っちゃうパターンでしたね。



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