写真館 関東+新潟 山梨その1 38枚






新潟県魚沼市(国道252号六十里越) ネットの地図でも魚沼市までしか住所が出て来ないのねここ。クルマがレヴォーグに変わり最初の遠出、行く先はGWに行くだけ行ってクルマ壊して戻って来てしまった福島県の続き。エンジンルームからカンカンえお異音を鳴らしながら走ってきた国道252号を再び走りリベンジ?という意気込みです。いろいろ今回のドライブでレヴォーグの走りのこともわかるだろうという「お試し」でもあるわけで、このルートは楽しいはずです。ただ、午後の東向きで晴れてるというのは初めてのパターン、これは違った景色も楽しめそうです。この写真は六十里越という新潟県と福島県に境で峠でもあるんだけど実際の「六十里越」は県境のトンネルの上みたいですね。ドライバーからすればここが「六十里越」、交差点名のような看板もあります。この場所は特に景色がいいわけでもなく、ただ広くなってるだけって感じ。トンネルから東の田子倉湖の方から新潟側に抜けてきた場合はここいつもスルーですけど、なぜか東に向かう時は寄ってる気がする。今回のドライブはクルマも変わったし、まあいつもの場所で同じように撮っても違うからいいよね。で、早速ですが、サイドスカート部(レヴォーグはこれがデカイ)をガリガリ、バキッとやらかしてまして蹴って浮いたパネル押し込んでます。この写真じゃわからんでしょ?よっしゃそれならいい。修理するかどうかは写真でわかるかどうかだからね。(結局アロンアルフアでくっつけるだけ)


新潟県村上市川端(県道208号) この日は北陸道の杉津PAでお目覚め、さて青森目指してどこまで今日のうちに行けるかな?というドライブでした。尼崎から青森の場合、全線高速だと遠回りになるので基本的に日本海側秋田まわりですね、100キロくらい近いはず。北陸道から日本海東北道へ、中条も過ぎて無料区間で行けるところまで行くんですが、今回はひとつ手前の「朝日三面」という新聞みたいなインターから下りる。ちなみに三面は「みおもて」と読みます。このインターから国道7号に出たつもりになってたらひとつ信号を間違えて右折、県道を走ることになってしまった。ナビは戻れと言うけど別に道は繋がってるし、道も交通量ないし、景色いいし、知らん道楽しいしとそのまま走る。そんな県道からの眺めがこの写真。フサフサの稲と夏の雲、猛暑だった連休前に比べれば気持ちいいくらいの陽気。道間違えて正解ですわ。ここからはすぐ国道7号に合流するんですけど、この国道7号線が混んでた。ここ数年は笹川流れもちょい飽きてるので国道7号から県道52号(雷峠)から国道345号の内陸爆走ルートを行くのだがこっちが災害通行止め。素直に鼠ヶ関の方から...渋滞ですやん。交通量が多いとしても今まで渋滞はなかったのに...鼠ヶ関からは流れたけどここまでで時間ロスでした。その後は使える高速は使い酒田を抜けてあとはひたすら国道7号にこだわって行きます。

神奈川県横浜市神奈川区子安通(第一京浜入江橋交差点) ここらは国道15号なんだけど地元では第一京浜って言うのかな?。道路名はそれぞれの地方で幹線道路にはそれぞれの名前がいつの間にか付けられちゃってるみたいでそれを聞くの好きなんですよ。名神の吹田インターから大阪府道2号線、国道423号で梅田に行く時など関西人は「チュウカンからシンミですぐやで」ですからね。こういう言い方東京にもあるんだろな。この写真は試行錯誤中、最も広角レンズが付いてるコンデジで運転席から信号待ちで。でも窓が汚い...じゃあ、手を伸ばしてこうやれば窓の汚れは写らんよね?とやってみたけどこんなレンズなんで実際より道路が広く写ってしまうから「うーむ..」という写真でした。この日は4時起きで羽田空港あたりの走る、整備関係のところとか怪しまれるんじゃ?と思いますよね?実際は空港の近くはパトカー走ってたし。丁度アメリカから大統領が来る日、まさか羽田?それなら警備すごくないか?と思ったけど横田でしたね、良かった。ずっと前、関空が出来る前の大阪空港にブッシュ大統領が来た時とか空港近辺大変だったもんな。この写真を撮ってそのまま直進、どこかから高速に乗ってナビを頼って東名に向かいました。


新潟県妙高市杉野原(笹ヶ峰放牧場) 県道39号から笹ヶ峰ダムまで行き、サッと引き返すところで南側の景色。ほぼ県道からの景色で言わなくてもいいけど言っちゃうとフェンスがギリギリ写り込まないようにしての撮影。ボクは雲の影の下にいるんだけど色付き始めた木々やまだ長い木の影がいい。正面の山はなんて山だろ?Google Mapで見て天狗岳?距離感は空気の澄み具合や周りに影響されるんで自信ないけど、背後にひと回り大きい山があるからあれが乙妻山、高妻山やろか?それよりやはりこの雲がいいよね。この日はもう道路のお目当てはここくらいだったので帰る時間を気にしながら須坂あたりウロウロしてあとは高速道路の人になります。3連休の午後となれば渋滞は避けられないと覚悟は決めてるんですが中央道は土岐ジャンクションまでスムーズ、さらに東海環状から伊勢湾岸に進み東名阪の鈴鹿、ここは混む...と思いきやここも流れてくれました。ラジオで名神の渋滞情報を聴きながら名阪国道に進み、西名阪は香芝で渋滞の情報があった...けども解消してまして渋滞レスで帰宅。以前に比べてホントに東から帰るのはストレス無くなってきました。北陸道から帰るとなると滋賀県内の名神の渋滞はある程度仕方ないけどね。あと事故渋滞にも巻き込まれなかったのもラッキー。自然渋滞はしゃあないと思っても事故渋滞は...ね。


東京都世田谷区砧公園(東京インター) 埼玉県から東京都内を4時頃からクルマが増えるまでに走りまくってハイドラCPを集めて早めに高速道路で帰ります。東名高速で帰りますが今回は環八通り(都道331号)から東京インターへ。この写真のところで写真撮ってやろうとちょい前に思い付いてカメラをセット。撮り方は一発勝負ですからね失敗でもいいし..いやこれも失敗気味。だいたいシャッタースピード6分の1秒ってのが長すぎ。「東京インター」の文字が読み取れるくらいにしたかったけど(ちなみにこれはトリミングしてます)。それほどスピードは出てないけどシャッタースピード次第でスピード感を出せるので地道のこの手の写真の練習と言うか、ボチボチやってみるかな。走行中は基本撮らないし、狙ったところで撮るのは難しいけど撮影後になんとかするとしてあてずっぽう的に撮ることも当時あった。この東京インターからは新東名、新名神から真っ直ぐ帰りましたけど、もうワープしてるみたいですね、早い早い。頭にしっかり焼き付いている東名から名神のあのライン。「何でクネクネして真っ直ぐ走らせないの?」ってあれを笑うかのように新東名から伊勢湾岸、新名神でのライン。そりゃ早いですよ。でも正直面白くないですね。新東名にはハイライトと言われる部分がない。新名神は共用してる区間は短いからいいけど、新東名は楽しみな部分がない、まあ楽しみを見出そうとする方がおかしいのか。


新潟県柏崎市鯨波(国道8号) 佐渡島に行こうと決めたのは実際に出向く一週間前、珍しくフェリーの予約を入れる。佐渡島へは新潟港からと直江津港からのフェリーになります。関西からだと直江津の方が近いんですけど、日に3便で片道で5000円ほど高い。ちなみに直江津港と新潟港は高速道路使って2時間の距離です(航行時間はどうでもいいです)。そこで時刻表と相談、直江津から小木への便だと14時過ぎに最終が出ます。これに間に合わせようとすると余裕がない。1時間くらい前には着きたいのだ。佐渡汽船のサイトではクルマの人は40分前に手続きを終わらせてくれとあります。そうなると結構ボクのペースだとしんどいんですよ(あまり余裕がないのが嫌)。それなら新潟港(両津港行き)まで行っちゃえ、そこで時刻表を見ると16時5分と19時30分が間に合いそう。ここで16時5分に間に合わせようとしたら直江津港としんどさがあまり変わらんか、それならと最終便、これなら18時30分に着けばいい、そうなると少し寄り道も出来る。と言うわけで北陸道は朝日インターから国道8号線へ。柏崎インターまで国道ドライブを楽しみました。一桁国道では最高クラスですからね。写真は横断歩道に上って(わかるよね)撮ったもの、ワンパターンだけど国道8号線ならこんな絵しか思い浮かばない。電車?待ちません、電車入れたらアウトバックが脇役になってしまう。


新潟県佐渡市小倉(小倉千枚田) 佐渡島唯一の「道の駅芸能とトキの里」で明るくなるまで過ごして出発、両津港からここまで見かけたコンビニはセーブオン一軒だけ、これはセーブオンしか佐渡市にはないのかな?と思ったが、実際コンビニはセーブオンだけ。ここで朝ごはんの買い出し、レジで妙な間があったところで...あぁ、セーブオンってレジ袋有料なんですよね、1枚5円。ボクはレジ袋は便利なものと思ってるので弁当の時はレジ袋買います。車内で簡易ゴミ袋となって1日使いますから。そんな佐渡島ドライブのスタート、島は大雑把に上と下に別れます。まず下から攻めます、このあたりでは素晴らしい青空になりました。この千枚田は急な斜面に整然としてるのが特徴、この写真ではスケールが伝わらないが道路に簡易トイレが設置されていてダイナミックな風景として写真を撮りたくても撮れないのでした(ギリギリ写らんように撮った)。年中設置されてることもなさそうなんでタイミング悪かったですね。一度しか行ってない佐渡島でこれだけ晴れてくれたのは普段の行いの良さだと自分で言っておきます。


新潟県佐渡市両津湊(両津港) 滞在21時間ほどで佐渡島より撤収、やはり時間が足らなかった。昼の時間が短い時期だったこともあったかな?19時半出港ですが18時に両津港へ。前日に新潟港でウロウロしまくってたわけですが、この日は両津港をウロウロしまくり。と、ここで18時30分着の便が到着、大きく口を開けるようにしてここから車両が出てきます、最初は自転車でしたね、写真はその場面。この車両が出てくる場面を特等席で見られる港って他にどこがあったろう?そういう部分で両津港気に入りました。撮影したカメラはソニーのRX100、夜出歩く時は今もこれです。4番目だったかな?乗船後はサッと絨毯の部屋に行く、とりあえず場所確保して寝てしまう。が、結構帰りに便は揺れますね。この揺れに慣れるまでとりあえず船内うろつきまくってました。ボクって自分が運転してればいいけど結構クルマでも酔いやすいので。新潟港に着いてからは最寄り?の高速道路のパーキングで寝てしまおうと走ってるとハイドラの画面でみん友の緑のアイコン発見!新潟のばんずさんでした。良かった気づいて。セブンイレブンの駐車場にピットインしてお喋り、ボクは大人数の中だとほぼ無口ですが、少人数だと結構喋る(ここ重要)。翌朝飲むリポビタンスーパーを買ってその後は黒埼PAまで行き寝ました。


東京都新宿区新宿(都道430号新宿三丁目西交差点) 圏央道の菖蒲PAで車中泊、そしてここで3000円分の給油。関東は兵庫よりもガソリンがずっと安いので高速道路でもいいか、と思って給油。3時に起きてやりましょう、当時燃えてたハイドラCP集めをやってる身としてやらねばならぬ?東京のCP密集地攻撃。車が増えてくる7時くらいまでが勝負ですね。さいたま市から東京都は北区、豊島区、新宿区、世田谷区と走りまくりです。CPはそこら中にあるので効率よく順番に...などと言うのはもっと残りCPが減ってからでとても今回全部無理というなら作戦はありません。この写真は新宿のビックカメラの前あたり。あらら、雨が降ってきました。ラジオを聴いていても同じ都内で雷が朝から落ちまくってるとか言ってましたね。大阪に比べて東京は天気の変わりが激しいと思います。前日の夜、圏央道って空が広いでしょう、都心方面に落ちまくってる雷がよく見えてすごかったです。わざわざ関西から出向いて東京の駅CP、しかも大きめのクルマで集めることに意味を見出すか、アホやんと思うかはそれぞれですが意味を見出すとそれがホント面白いからね。世田谷区の狭い住宅密集地の曲がり角にはクルマがこすった後がいっぱい。でもそんな道の奥に「よくこんなところにクルマ入れるな」という駐車場にお高い外車があったり...うむ、負けてられん(なにそれ)。でもキリがないのでタイムリミット9時と早めに切り上げて帰ります。予想以上に東京ドライブが面白い。

神奈川県横須賀市鴨居(観音崎灯台) 10年以上ぶりに三浦半島をクロックワイズ(この単語が好きなんであえてこんな言い回し)します。そこで観音崎灯台、ここまで高速道路のPAでちょい休憩(食事)はあってもほぼ運転しっぱなし、少し歩きたくなったので駐車料金560円!払って歩きます。平日は第一駐車場だったけど無料、土日休日は有料で行楽シーズンはさらに料金は上がります。この日の天気予報はよくある「大気の不安定な状態」というやつ。ここまで晴れてましたがせっかくの灯台を前にこんな空になってしまいました。房総半島とかすぐ近くに見えるはずなんだけど...で、ここまで来たら灯台にも上ります、200円です。頭をどこぞに打ちそうな螺旋階段を上り、風がビュービュー吹く灯台のデッキへ。もちろんデッキからも撮ってますけど、ここは広角レンズで得意の「灯台倒し」でしょう。傾けるのが好きなんでわざわざ補正してまっすぐにすることはありません。日が暮れてから逗子、鎌倉と移動するんですが、この三浦半島。関西人のイメージにはないかもしれませんけど三浦半島ってキャベツなど野菜畑がいっぱいなんですよね。これ初めてこちらへ来た時にも思ったけど今回あらためて思った。三浦の方、半島の先の方ね。今のところ三浦半島って「米軍キャベツ半島」という印象。夜になり鶴岡八幡宮の近くで得意のコインパーキング車中泊。これ都市部じゃ普段から結構見かけるものですよ。


栃木県那須塩原市百村(栃木県道369号) 東北道の矢板北PAで寝るかと思うももうちょい走る元気があったので「道の駅明治の森・黒磯」まで進みここで寝る。思ってたより暑くて外気温24度、これギリギリの温度でこの温度までなら快適な部類。3時に目覚めると霧が立ち込めていい感じに涼しい。では那須あたりを皆さん寝てるうちに走り回りましょう。家族連れが遊ぶところも多く以前は混んでて諦めた地なんで夜中から早朝に走るというドライブ、関東に行くと決めた時、このあたりを今回なんとしてもやっつけておこうと思ったところです。写真は真っ直ぐで板室温泉まで1キロ、左折すれば深山ダム方面というところ。真っ暗な上に霧が立ち込めます。ここでライトを一瞬消して「うおー、真っ暗やん!」と当たり前のことやります。那須と言えばボクにはボルケーノハイウェイだったりして那須岳の迫力や、東から太陽に照らされる雲海を眺めたりと景色のいい場面が頭にあったんですが、このドライブで夜明け前、霧、林の中の道...などなど、こんなイメージを上書きしてしまう、那須と言ってまずこんな写真のような道を思い出すようになってなってしまいました。そして不謹慎とまでは言わないと思うけど、クマ出てこい、出てこいと願いながら膝にカメラを用意して運転してたんですけど、そこまですると見かけないもんです(ウサギは見たけど)。もうひとつ、那須の御用邸の入り口(看板はないのでここまで知らずに行くことも普通有り得ない)まで行って写真撮ろうとも思ったけど忘れちゃった。ま、要らん事しなくて良かったのかもしれん。“基本怪しい動きしてるクルマ”なんで。


神奈川県横浜市南区六ツ川(弘明寺駅付近) 京急本線の町中にある駅がネタになる。これがハイドラCP集めドライブ。確か金曜日の時点では曇りマークだけで雨にはならないのか、よっしゃ!と思って神奈川県まで来たけど、来たら警報が出まして大雨...そう言えば先日は山口でも警報が出る雨だった...開き直って市街地を走りまくるのだけど、この日唯一手こずった駅がここ。横浜地下鉄のブルーラインにも「弘明寺」駅があるので、こちらからCPを拾い、次に京急の方に向かったのが失敗。大岡川があり、商店街アーケードがあり、狭い住宅街、行き止まり、一方通行...次々と立ちはだかる迷路並の街。結局この駅は東からクルマじゃ無理だと思い大回りして一度西に出てやっと駅の前まで来た?と言うのがこの写真(一時はコインパーキングに駐めて歩くか?とも考えた)。踏切を渡ったところで無事CPは獲得するが脱出するのも一苦労です。まっすぐ進むと買い物客で混雑するアーケードに突入?「やばい!」いや、左に狭いけど抜けて行ける?一瞬ヒヤッとしました。大雨が上がったところで土曜日の夕方ですからね、人がどんどん出てきたんだろう。兵庫県から500キロ走ってきてここ走ってる自分が面白すぎますな。


群馬県富岡市妙義町中里(県道47号付近) この日も朝から曇り空、予報通り。それでも碓氷峠から横川へ、さらに東に進むと結構青空が頑張ってくれましてこんな感じに。多分あと30分くらい粘ればここも日差しが入ってくれたかな?というところですけど、ちょっと待てないかな、どんどん進みます。高速道路の橋脚って自分でも好きとか興味があるとか意識してないけど、あちこちドライブに出かけては結構景色と合わせて撮ってますね(工事中とかも撮ってる)。大きな建造物がズドーンと伸びてゆく部分は撮っていて楽しい。そういう点では新しい高速道路のほうが豪快に地形お構いなしにズドーンですからね、撮ってて面白いのは新しい部分。ちなみにこの部分は1993年開通です。ボクの感覚だともう免許取ってるので十分「新しい部分」になりますね。ここは妙義山に向かう県道47号から南に田んぼの中の道に入ってすぐのところ。「上信越道すげー、妙義山より高いところ行くんかい!」という場面。きれいに晴れてたらもっと面白くなったのにという写真。田植え直後の水田は鏡になるからね、この時期のドライブならではお楽しみ。妙義の山は独特で見えてくると気になるし絵にはなるけどちょっと低くて惜しい感じ。と言うわけで?妙義の山にズンズン近づいて行きます。実はこの時のボクは碓氷バイパスを走ったことがないので気持ちではこっちを走ってみたいのですが(単なるバイパスで面白く無いかもしれんが)。


山梨県上野原市棡原(県道33号甲武トンネル付近展望所) 去年GWに関東入りしてツツジやその他新緑などがいいなと思ってこの年も関東へ。同じルートでも面白く無いので今回は新しい山梨県の「道の駅こすげ」に訪れてから東京都に向かうルート。中央道の大月ンターから国道139号を行くんですが緑が眩しくていいですね。以前ここを走った時にはまだ出来ていなかった松姫トンネルであっさり峠もクリア、旧道は走れなくなってました、旧道はこのままかな?道の駅に行った後は県道18号、33号と繋いで東京都入り、県道33号は走ったことあるけど都県境のトンネルから初めて。この甲武トンネル近くの上野原側には駐車場もなく、看板もないのだけど寂れた展望所がある。そこからどんな景色が見えるんだろう?と直線の場所まで進み、目一杯壁に寄せてちょいと駐車させてもらって来てみるとこんな景色。ちょうどここから南西の方向に富士山があるのね。雲をまとい手前に緑の山々を配して見る富士山の存在感がすごい。雪の残り方もこちらから眺めると静岡側よりも美しいです。すでに昼で逆光気味になってるんだけど、富士山の別格ぶりがわかってそのまま通りすぎなくて良かったなというところ。この日は秩父周辺の山道まで走り回る。覚えてるのはとにかく風が強かったことかな。あと覚えてること...そうだ、多摩湖を行く道からの眺めが気持ちよくて写真撮りたかったけど停められる場所もなく、歩道もなかったのが惜しかった。車中泊は関越道の高坂SA。他にクルマがない場所を選んで端っこ行って寝てると...寝てる間にじゃかましい連中に囲まれてエンジン音がうるさい。でも負けずに寝る。


東京都中央区日本橋(日本橋交差点) この日は夜明け前から都内走りくってたんですが8時過ぎてそろそろ走りにくくなって来ました。写真は国道1号その他の起点である日本橋からすぐの日本橋交差点。標識が出てますがここを国道1号はいきなりここで曲がるんですね。まだ冬ですし日陰が多いのでHDRアートを使いズームでタクシーのナンバーが見えないところまで寄ったんだけど帰宅してチェックするとこれがなかなか面白い写真、タクシーが赤色してたので写真の見栄えがよくなったかも。すでにこの時点で4時間ほど都内をグルグル走ってたんですけど面白いですね。知ってる名前の地名や建物がどんどん登場する、だけど位置関係とかわかってないから「おぉ、ここか!」の連発です。なかなかクルマを止めてクルマ入りの写真までは撮れてないんですけど、他方から来たボクみたいな運転手は東京を走って同じように「へえ、ここなんだ」ってことをきっと連発してるんじゃないかな。それと東京は右折しようにも信号が青にならずに矢印信号で交差点に進入させないようにしてる場所が多いんですね、これ東京以外でもありますけど、ここまで多くはないです。道路趣味としても魅力満載なのが東京、日本橋という国道の起点がありながらさっさと走り抜けちゃったのは不覚(と言うより日本橋という交差点が起点だと思ってた)、いやいや道路趣味のドライブとして再訪が決定してます。(いつかは未定だけど)


茨城県鉾田市徳宿(徳宿郵便局前) 今回のドライブでの撮影じゃ2度目のマジックアワー。電柱や電線を脇役に出来るか?ってなところで撮ってみた。今回はサブのキヤノン機で。サブだけどこっちの方が画質は間違いなく上なんで。県道114号から鹿島臨海鉄道の徳宿駅に向かう場面、郵便局の前あたりで西の空がこんな感じだったんで思わずカメラを持ち出す。このあたりだと陽の沈む西の方は自衛隊の百里基地や霞ヶ浦とかになるし、高い山もないので地平線ってのは大袈裟でも多くは山の向こうに沈む夕陽を見てるのでこれはこれで見入ってしまうもの。茨城県はこのあたりでいいポイントがきっとあるよね。霞ヶ浦周辺をじっくり走ってみたくなったのも当然です。この後は鹿島方面に向かいますが「おぉ、セイコーマートだ!」北海道で最強、本州だと茨城と埼玉(少ない)にしかないセイコーマート。いやあ初めて見たと言うか、気付いたかも。いっぱいありますね、それだけで寄らなかったな。後年初めて北海道行った時にセイコーマートに行き大感動したのでこの時、茨城でセイコーマートデビューしなくて良かったのかも。


茨城県牛久市久野町(牛久大仏) 夜になっても元気があるのでまだ走ってますが、19時くらいから寝る場所と明日のことをボチボチ考えます。そこで常磐道の守谷SAでこの日はおしまいにしようと決定、その前に牛久大仏に行ってみます。すでに真っ暗ですが近寄れるところまで行ってみようというわけで近寄ると...ぬおぉ、シルエットが怖い、これ道路から見えたけどすごい迫力です。これここに大仏があるとわかって来てるからいいけど知らんかったら事故りますわ。この写真はキヤノンG1XMarkUの手持ち夜景、ISO5000で撮ったものをさらにトリミング、こんな感度で撮ったものブログでアップするもんじゃないような気もするが、ボクは“画質が好きな”カメラマンじゃなく、自分がドライブを楽しんでるのが少しでも伝わればイイと思ってるだけのカメラ好きなんでこれも有りでしょう。こんな感度でもボクのレベルでは使える写真になるのがすごいと思ってる。実際は感度よりもピントが問題だな。うーむ、正直ボクには不気味っすわ。結局のところこの頃からずっとだけど夜ってこんなにカメラが進化してきてもあんまり撮らないのよね。


茨城県神栖市太田(利根川河口堰) 成田線沿いの国道356号から県道260号の橋で茨城県入りします。この橋と言うか堰になってるんですね。この写真ですと右(手前)が茨城県になります。いい時間帯だしちょっとだけ..と堤防の道に入ってみたらいきなり車止め、ちょっと歩いてみる。見えてるのは常陸利根川、霞ヶ浦に一部って感じの川ですぐ利根川に合流します。川なんですけど堰き止められちゃって湖みたいに波もなくちょっと不思議。陽が沈む時間帯でこういうタイミングは写真撮るのが楽しみですがカメラのスペックが微妙、どこまでグラデーションがきれいに出てくれるやろ?でこんな感じ、許せる限界かな?このカメラの夕日モードは紫が強すぎるので使いません。以前ならこのままここに居て空の色が変わって行くのを見てますが今回はすぐ移動、すぐにまたこの橋で千葉県に戻ります。この日は元日なんで香取神宮方面に行くんですが、大混雑と交通規制ですんなり行くとは思えない。とりあえず神宮の外周で出来るだけ近づけるルートを走ってみるもダメ、無料駐車場も入り損ねたので一度は諦めて離れます。これで20分のロスでした。正月のドライブではあちこちの神社の混雑で引っ掛かることあります。それにしても空いてから行けばいいと思うし、神様も「正月だけ人がわんさか来やがる」って機嫌悪いですよきっと。ボクやったら落ち着いてから「お疲れ様でした」と神様の機嫌のいい時に初詣に行きます。


千葉県旭市上永井(刑部岬) 刑部(ぎょうぶ)岬には立派な展望台があり誰もが同じ景色を見ることが出来るので、少しレンズの向きを変えてみます、少し足元に向けて歩道と畑を入れてみましょう。そう言えば今度ここに来るなら日の出を狙ってみるとか言ってた気もするけど14時前です、逆光です。九十九里浜はクルマでいくつもの浜を訪れようとしても海沿いを走りながらにならなくて、いちいち県道まで戻ることになり、以前いくつか砂浜を訪れてたことがあったんだけど面倒になってしまった。今回はそんな九十九里浜はパスして海沿いはここだけ。この日は異様に暖かい、クルマから出ても桜咲そうな感じですよ。で、ここが景色的にはこの日のハイライトになりました。ここからは水平線も見えるし地平線も見えちゃう感じ。漁港に畑に道路までミニチュアの景色がなんとも簡単に見えちゃうのね。この後は銚子方面に進みます。県道286号線は銚子ドーバーラインの愛称、短いけどいい道です。そして看板を見つけ反応したのが「地球の丸く見える丘」ってところ、ここを目指すも見事にしくじって近くまで行きながら下って来てしまいました。ここ戻っても行くべきところだったかな?どうだったろ?当分こっち方面に行くことないと思ってるけど...え?有料なのここ(行っててもパスやな)。犬吠埼は今回もパスね混んでるし駐車場高いんじゃなかたっけ。いいんです今回はハイドラCPメインですから。


千葉県習志野市大久保(県道69号) これ元旦です。ちなみにこの年は初日の出に興味を全く示さずに八千代市の畑の間の道から初日の出を見た、と言うか見えました。大晦日から元日にかけてはロングドライブするようになってからはほぼ熟睡で、いつもクルマの中で年を越してます。このドライブではどこで年を越したかというと、湾岸幕張PAでした。さすがにパーキングも空いてたような気がしますよ。夜明け前から市川、船橋あたりを走りまくって正月とか全く関係なし。何か正月っぽいものはないかと見回してもコンビニはなぜか恵方巻きのことばかり宣伝。寒くもないしラジオも聴かないしいつもどおりの朝でした。この写真は6時半頃、県道69号を東に走り京成大久保駅に向かうところ。この時点ですでにこの日3時間以上走りまくってます。この日はこの後で成田空港に向かいました。これが思っていたけど入口の警戒態勢にすでにビビってしまうほど。入ってからもグルグル走り警察にマークされたらどうしようと大袈裟に思うくらい。実際にパトカーがいっぱい走っていて前後にパトカーを従えて走る場面もあったし厳重ですね。空港も元日は多分空いてると思い狙いました、実際に空いてたとは思います。さて成田と言えば空港のイメージですが、このあたりを走ってみて(印西とか栄とか)思ったのは関西の人の千葉県のイメージになかった田園風景ですね。利根川の近くになると広々してて実に長閑。



千葉県鴨川市仲(県道34号仲上の台バス停近く) 房総半島のイメージはものすごく大雑把に「海」だったわけですが、今回のドライブで「畑」になったんですねこれが。冬なんでこの写真のような寒そうな田んぼもあるんですが、畑の緑の景色も多かった。以前愛知県といえばトヨタだったり工業のイメージも強かったけど、渥美半島ドライブですっかり印象が変わってしまった。千葉県も同じことになりましたね。千葉県ってのは最高峰が408mの愛宕山、沖縄県でも500m以上の山があるのに千葉県って逆に高い山がないのが魅力、とまでは言い難いが特徴。東京スカイツリーの第二展望台よりも最高峰が低いってのはスカイツリーが高いってことで話を終わらせておきますか。どうしても高い山、険しい道に興味が行くのでどうしても印象薄かったもんね、千葉県。それなら海沿いにもっと景色も楽しめる道があればいいけど、伊豆に比べて弱いと言うか...おっと、ここは悪く言うコーナーじゃありません。そうだ思ったよりも...ってのを思い出しました。鹿が多いこと、道の駅「ふれあいパークきみつ」のあたりとかクルマがバンバン走ってる道路の歩道に普通に鹿が居たもんね。奈良公園あたりの鹿ほどやりたい放題ではないけど、日が暮れたりしたら近くに住宅があっても鹿が出てくるんですね。さて日が暮れてからは久留里線の駅を訪れつつ木更津に出て明日の朝に備えるかな。


千葉県木更津市中島地先(海ほたる) 年末年始は千葉県に行こうとは決めていた。ところが、休日がいつからか決まっていない。29日は仕事?休み?決まったのは28日の19時頃、なんとか休みになったのですぐにその日の夜に出発、やる気になってましたな、頑張って浜名湖SAまで来て車中泊。5時間寝て出発し目指すはアクアラインの海ほたる。ここは今回初上陸でした。アクアラインは走ったことありますが満車で走り抜けちゃってたんですね(本線にまで列が出来てたらパス)。今回は臨時駐車場ですが入ることが出来て念願叶ったところ。ちなみにここの駐車場は上り下り合わせても海老名SAの上下線どちらか一方よりも駐車スペースは少ない。いやこんなところにあって結構あると思うが、せっかくアクアラインのに来たら寄りたくなるもの、そりゃクルマが溢れますね。そんな海ほたるPA(SAじゃないのね)はどんなところかなど下調べなどするわけもないボク、とりあえずエスカレータで上ってそのまま歩いてやって来たところで記念撮影、それがこれでボクの影が写ってます。左上の小さな店は飛行機で、ここからは羽田を発着する飛行機がひっきりなしに飛んでるのが見えるのね。「ほぉ、この下をまっすぐトンネルで川崎に行くんだ」とスゴイもんを作ったもんだとあらためて感動。爆買いついでに来たのかここでも中国語が耳によく入ってくる。とりあえずここが今回のドライブのメインである千葉県の入口です。


群馬県吾妻郡中之条町入山(渋峠) 同じ場所からの写真は以前にも使いました、これ雲海付きバージョン。ドが付くほど定番ポイントからの写真ですね、そういう場所では自分好みのタイミングで撮ることに意味があります。これは日の出の直後、低い太陽からの光が照らしだしたタイミング。この時間から雲海は徐々に減ってゆきます。この「太陽の光がみるみる強く照らしだしてゆくのがわかるこの日の出直後のタイミング」がなかなか感動的で、これは標高の高いところならではもの。なのに、この時間帯って日の出を見た人が立ち去ってゆくタイミングでもあります。このタイミング、日の出から間もない時間だけど、太陽が自分を照りつけてくる時、これがはっきり分かる時って太陽の偉大さがわかりますね。いやぁ近所に燃えてる星があってよかったすね、地球。とここまで大きな話に浸ってしまいます。と言っても、数時間で「手加減しろよ、この暑さ」とボヤくのです。思い出した、そう言えばこの場所ではあまり小さな虫がワンワンとまとわりついて来なかったな。もう少し草津側に下ったもうひとつの雲海の定番ポイントではこの小さな虫に結構邪魔されてよく写真に写ってしまうのだが...8月になるとこの虫も少し減るのかな?(8月にここ来たの初めてだと思う)7月の美ヶ原じゃ虫が写り込まない写真撮るのに苦労した。さてと、湯田中に下りて行き、長野電鉄ドライブ開始です。


群馬県吾妻郡中之条町入山(渋峠) 国道で日本一標高があるところ、ということもありますけど、単純に景色スゴイんですね、道も楽しいしここは関西から10回くらいは行ってると思うけど、また行って来ました。猛暑でどこか涼しい場所でも、というとココを思い出してしまうのが普通じゃないんですけど。写真は最高所の石碑があるあたりでウロウロしながら駐車場や道路から何枚も撮ったうちの1枚、雲海は出ると思ってましたが、いい高さです。秋になるとこの方角でも太陽が写ると思うけど8月初旬だとずっと左になります。前日から長野県入りして千曲市や小川村、上田市と観光やドライブではどちらかと言うとメジャーではないかな?という地域をうろうろしてのどかな田畑の中を走りまくってたんですね。そして「道の駅北信州やまのうち」で車中泊、ここはセブンイレブンのとなりの方でいつも寝てます。ここを3時半に出て渋峠を目指します。もちろんセブンイレブンでパンを買ってこれを峠まで持って行き、袋をパンパンにするのがお約束です。そして外気温計を見ながらグングン標高を上げて行き、渋峠では11度ほど、いやあ涼しい、と言うより寒い。これもお約束ですね、尼崎から夏の格好そのまま来てる。この寒さ知ってるけど、数日前からの猛暑で冬物など触る気もなかったので。しっかり日の出まで堪能。まだ草津の方に行きたくても規制で通れないので再び長野側を下ります。


新潟県柏崎市高柳町門出(栃ケ原ダム付近) 十日町市の「道の駅クロス10十日町」は街の中にある温泉施設がある道の駅、夜になるとトイレがどこにあるかわかんない道の駅、さらに温泉施設が閉まるとトイレがない?そんなはずはないが、わからんかったです。ここを朝4時に出て、北越急行の駅などに寄りながら上越市街に向かって進みます、このあたりは棚田の宝庫、緑濃い田んぼの景色を見ながら走るのが気持ちいい、窓を全開にして丁度いい涼しさ。この写真はですね、栃ケ原ダムへの道で、実際山奥なんだが、ちょっと秘境気分の道(朝5時半からこんな道走ってます)、道路が荒れてるのも雰囲気になってたかな。実はダムは工事していて通行止めの看板はあったが、ダム近辺までは行けるという。これってまさに当時燃えてたハイドラのダムCP集めのためじゃないの?って思ったり。三条の笠堀ダムも栃ケ原ダムを見習えよな、とまだブツブツ言う?今回もこの雰囲気の写真を撮りまくってるわけですが、この写真の左下の処理が限界に来てますね。これオリンパスのドラマチックトーン、ボクは通常なら“思い切り暗くなる露光不足で撮る”。この場合なら明るい雲で測光する。通常ならド派手な写真になるけど、露光不足で撮ると明暗の反転などがこういう雰囲気を作ってくれます。そして現像時にカラーバランスをちょいいじると。


新潟県三条市金子新田(信越本線) 昼過ぎて晴れてきましたね。この日の午前までは県道でダムなどに行ってたんですが、一日の中で変化を付けないとね。ここは信越本線の三条駅と東光寺駅の間です。クルマは東光寺の駅を向いていて線路の北側を沿う道です。途中で線路を潜ったりして東光寺駅まで狭い未舗装路を繋いで行きます。でも砂利のとても走りやすい道です。田園の風景の中を真っ直ぐに伸びる線路と未舗装路、そして田んぼ。実際はひたすら続くとは言えない距離なんですが、広々として気持ちいい、でもちょっと暑い。この線路は何せ本線ですからね、少し待ては列車が来るだろうと思ったらもう来てしまいました、青いEF510が引っ張る貨物列車、ちょっとタイミングがズレましたね、この写真はどこかで使うとして、このあたりは走って行く列車を見るも撮るもいい場所かも。ここらに広がる田んぼ、関西人は新潟の魚沼地域ってのはどのあたりか詳しくないので、ここらも勝手に魚沼コシヒカリ?と決めつけて...あ、三条市だと魚沼地域ではないのね。このあたりは一応キッチリしておかないとイカンのかな?この日は「晩御飯を食べるために関越道の山谷PAに行き」、日が暮れてもしつこくダムに行ったりします。日が暮れてからのダムは暗闇を走ることが多いので人にはオススメしないが(誰もしないってば)ボクは時々やります。


新潟県糸魚川市市振(親不知) 北陸道の親不知インターから国道8号にスイッチ、この区間は国道8号でも一番盛り上がる場所なんで駐車ポイントもある北陸道から一旦降りて国道でドライブしたこともあるあたり。この写真だと国道8号は小さいけどトラックがトンネルに入ろうとしてる道路。ちょっとここからだと北陸道がスゴイので目立ちませんが国道を走っていてもすごいところだと感じます。この写真は、親不知観光ホテルの前から旧道が遊歩道になってるので、そこを進むとすぐの展望台、ここには四世代道路という言葉も登場します。ここからの眺めの一部を切り取ったものです。四世代というのは最新だと北陸道のことで、初代となると「波打ち際を歩いてました」となってもはや道路かどうか?ってところですが、そうするしかないような場所だったわけで、今の道路事情でもすごいところだと思うところは、それこそずっと昔など「どうすんのここ?」ってくらい厳しい場所だったんでしょう。この親不知、地形や歴史、土木や建築、道路から鉄道、風景から海の幸?いやもういろんなジャンルの趣味、仕事の人みんな好きなんじゃないの?ここ。

群馬県多野郡上野村楢原(上野ダム) この日はGW遠征最終日で帰る日、前日まで平野部のドライブを2日ほどやってたのでやはり山に行き、木々の緑が見たくなったのは本当のこと、そこで大きめのここ上野ダムへ。前日は夜になり秩父の方に向かい、「道の駅果樹公園あしがくぼ」まで来た。ここで寝る?しかし、やはりここはうるさく派手なクルマが集いだして寝てられない感じ、あのあたりに走って楽しい道なんてあったっけ?ってのが正直な気持ち。そこで「道の駅ちちぶ」へ、こっちはマシです。そして翌朝は二本木峠のツツジを堪能して定峰峠など久しぶりに走り、宝登山小動物公園の3キロほどの山道(ダート)を走ったりと兵庫まで帰る体力を考えずに走りまくってました。その後、この上野ダムなんです。このダムへは快走の村道2ー8号で楽に来れます。この村道って日本航空123便の墜落事故現場となった「御巣鷹の尾根」へのルート、詳しくないがこの事故がこの道路を作ったんだろうな。そうそう、快走とは言いましたがやたらと路上に砂があり実際は慎重に走らないといけないです。またトンネルも「え?」ってくらいカーブがトンネルで続きますよ。ここで10時になりました、ボチボチ帰る気持ちにならないと行けないんですけどね。めっちゃ天気いいやないですか...大型連休最終日は高速道路も混まないと思うので慌てずにこのあたりのドライブを楽しみます。


千葉県松戸市常盤平(星形住宅バスストップ前) ここは常盤平の「けやき通り」、同じく常磐平には「さくら通り」と言うのもあってこの2つが交わるところもあってなかなか見事です。時期的に若い葉のけやきの方がいい感じだった。こういう場面での撮影はあまりしたことがないのでコントラストに苦しむ、白い車が真っ白になりすぎちゃうんですよね。だいぶ抑えて見たけど、まだまだ真っ白です。この日の写真ってここしかないです。この日はせっかく遠征した関東の平野ですからハイドラCPあらしの日に決めて栃木、茨城、埼玉、千葉と県境をまたぎまくって目の前にある駅と道の駅CPを拾いまくってたわけです。それとこれはボクの仕事も関係しているのだけど、関東の各市の位置関係ですね、これらが実際に走り回ったおかげでよくわかったのがとても意義のあるドライブだった。結城、古河、加須、幸手、野田、柏、鎌ヶ谷、松戸...などと走ってきたこの日、これらの地名は仕事柄こそは知ってたけど位置関係が分からなかったボク、バラバラだったものが頭のなかできっちり収まったようです。これがあったせいで単にハイドラCP集めるだけなく「あぁそうなんだ」と面白かったわけです。松戸まで来たわけでこの後は?東京都内に入ってしまいました。23区内ドライブは考えてないので脱出したい、道も分かんないボクは分かりやすい東京外環自動車道で逃げます。この写真はボクの撮った中でも異色だよな。


栃木県鹿沼市板荷(東武日光線板荷駅) 東武鉄道の駅よろしいな。この写真では見えないのですが東武鉄道の駅は跨線橋が多いような気がしますね、これは少しポイントアップです。日光まで行っても混雑してるしそろそろ向きを変えようかと思いながらやって来たこの板荷(いたが)駅、駅前も広々してるし、落ち着ける場所でした。ここでも2人の子供にエキストラになってもらいました。いちいち言わなくてもいいことですけどね、ボクのクルマの後ろに赤いフィットがあります。これを隠そうとあの場所に駐車したけど、隠しきれてない。もう少し前に移動させるとポストが隠れるか?とあれこれ思ってたら子供が走ってたので撮影、このカットいただきです。この日はこの後北関東道の壬生PAの外付けみたいになってる「道の駅みぶ」へ。ここね、国土交通省の関東地方整備局のサイトでこの道の駅をチェックしたけど、駐車場が普通車で1500台?うそだろ?50台くらいだったぞ?と思ったら近所の総合公園も道の駅にしてやんの、そういうのはいかがなものかと。日が暮れて明日の作戦は東北道の大谷PAで。ここで車中泊でした。この時点で天気予報が連休中唯一悪いのが明日だったわけです。この頃のボクはハイタッチ!ドライブのバッジ集めに明け暮れてて関東の駅もほとんどクルマで訪れる、と言うかGPSの判定基準に到達するだけなんだけど、それが楽しかったしそのドライブならではのものいっぱい見させてもらったよ。


栃木県佐野市出流原町(磯山公園) 午前中は沼(多々良沼公園)、昼からは池でございます。川も海もいい、滝もいいわけで水は癒してくれますね。駐車場がそれほどなく競争率が高いけどとりあえず確保、まあなんとかなります。名水が湧くので豆腐工場やらありましたが、この池だけでボクなんか十分。小さな池なんだけど、木陰の中から池を見れば新緑が写る水面、陽が高い時間帯ならでは景色にシャッター切りまくり。滝とかはシャッタースピードが大事になるんだけど、それが逆にそれほどカメラの撮影技術で撮るボクではないので風景と同じ設定で撮れちゃう池はいいね。この時のドライブはG1XMarkUの場合はほとんど絞り優先5.6だけ。さてと、この日はこの後はどう走ったっけ?写真の枚数がないので画像フォルダを見ても思い出せないので走行ログをチェック、こういうことってほとんどないんだけどね。思い出した、鹿沼から塩谷町のダムとか行きまくりでした。塩谷町は放射性指定廃棄物の最終処分の候補になってるようで、反対運動が盛んでした。ここで政治的なことはさておき、ドライブを楽しんでたボクにはそのあまりの「断固反対」などののぼりや立て看板の異常な多さに参りました。ここまでして景観も環境もないんじゃ?と思えるほど、話がどうなるかはわかんないけど、いずれはあの看板全部外してくれるよね...名水のあるいい町なんだから対立を前面にして観光とかないからさ。


新潟県湯沢町三国(苗場スキー場) ここがお目当てじゃなくて国道17号で峠を越えたかったんですね。10年以上前に三国峠を越えて走ったことのある国道17号だけど、大雨だったんで記憶には雨しか残ってなかったのね。と言うわけで関越トンネルで湯沢側に出てきて、すぐ国道で水上側に戻ろうというルート。関越トンネルの正しい使い方ですな(?)。国道17号線の新潟側は走りやすく、これ以上言うことがない。運転が楽しいの群馬側だけど、あくまでも新潟側に対しての話しで特別運転が楽しい道かと言えば微妙、交通量はそれほど多くはないのはいいかもね。国道ならトンネルの狭さが印象的で、ここに歴史を感じる(今は新しく広くなってます))。山中で道路は拡幅出来てもトンネルは出来ないもんね。途中の道の駅はパスしてここで季節外れのスキー場前でちょいと休憩。9月は営業してない苗場プリンスホテル、年に数ヶ月は営業してなくてもやっていけちゃうってすごいよね?とか素人が思ってみたり..従業員とかその間どうしてるんだろ?とか、もうドライブとか関係ないことだなこりゃ。ちなみに紅葉もすごいみたい。ゴンドラから見下ろせるとか。1時間ほどの新潟県入り、このあたりにも未走行の道がゴロゴロ転がってるんだが、今回はパス。新潟県って県道ドライブをやってみようといざ地図を見ると「行き止まり県道」がゴロゴロあってタイヘンっすよ。


山梨県丹波山村(国道411号) 大月から塩山へ、そして大菩薩ラインを選んで進みます。ここは「道の駅たばやま」から東に進み、奥多摩湖の尻尾が見えてきたところ、と言えば伝わるかな?この緑一色(役満)の景色、ちょっと名残惜しそうに眺めると言うか撮ってます。午後になって午前の若い感じの緑とはなんか違う感じですね。こういう山がメインの写真はコンデジと言えど解像度のあるいいカメラで撮るとどこまで写ってるんだろ?という楽しみもありました。緑一色(役満)とか言いながらも国道がチラってるあたりがボクの撮る写真ですよね。このまま奥多摩から青梅に抜けて平野部に入って行くのでこの後でこの日はほとんど写真がないんです(こんな緑ばかりの写真はいっぱい撮ってる)。それにしても、奥多摩湖から東は国道も走りにくいよね。それでいてあんなにバイクとか走ってるのが不思議。制限速度が低い上に白バイとか目を光らせてるでしょ(軍畑の交差点の上からとか)。道は広くないし、歩行者や自転車も多い。そんな走りにくい道で青梅の市街地に突っ込むと、お祭りです。GWの青梅は祭りをやってる、これ三多摩地区の人とかはみんな知ってることかも知れないけど、ボクはそんなこと知らずに突っ込んでしまい時間を取られてしまう。


山梨県山中湖村平野(長池親水公園) パノラマ台の方から須走方面に向かうが、その前に山中湖を周回します。この写真は10時40分の撮影、富士山カメラマンは一旦数も減る時間帯ですが、一般観光客は多いので実は撮影した長池親水公園や、もう1つある県道沿いの駐車場がタイヘンなんです。混むのは仕方ないけど、両方向から入ろうとするクルマの順番待ちやら、出たいクルマ、さらに県道を走り抜けたいだけのクルマがカオスになるんですよ。この駐車場の作りも妙だしね(出入口真ん中だけ?)。ボクは素通りするつもりだったけど、一気に数台分空いたのでホイッと駐車しちゃう。そこでこの写真ね、先ほど邪魔?してくれた雲もこちらから見ると面白いかも。この雲は富士山が作ってるようなものだから、これも富士山じゃんと、雲の写真にするか富士山の写真にするか決めないまま撮ったもの。ボクは“富士山カメラマン”じゃないから、年に数回しか見られないような葉書やポスターに使えそうな写真はすでに考えてない、だって1年に一度も来ないドライブ好きですもん。そういうボクが撮るなら、来たその日のドライブで見られる富士山をどう撮るかですからね(見えなきゃそれで残念なだけ)。この写真はこの時間らしい眩しいくらいの雲がいいね、カメラの小さな液晶画面じゃわからなかったけど、PCで見てお気に入りなりました、写真のプロとかはこういう写真をどう見るんだろうね、ボクはなんと言われてもこれがボクのドライブ写真です。


山梨県山中湖村平野(県道730号線) 関東の人には定番でも関西からだと距離があるので富士山の特別感は多少割増です。パノラマ台はやはり満車、と言うかパスするつもりでしたけどね、そもそもここ駐車場が狭すぎる。写真は県道730号で三国峠に向かうところから。この道路沿いは景色もいいのであちこちに人が立ち入り、いつしか展望しやすくなってるのがすごい。どこか山道を歩いてもっと見晴らしのいいポイントもあるんだろうけど、知らないのよね、道路からでもボチボチ納得出来ちゃう。この県道からは富士山は2年ぶりかな?やはり富士山は雲を引き寄せて雲隠れ、河口湖の方を走ってる時にまだ発生したばかりの南からの雲が見えたので、こうなるんじゃないか?と思ったけど、その通りです。大月から国道でのんびり来た時点で富士山の撮影目当てではなかったんですけど、そりゃ本音はドーンと見えて欲しいよね。この雲はジワジワと富士山が引き込んでくるように増えてくるんです。この写真はサブとして買ったカシオのZR1100の方を貼ってみた。空の青などがなんかオリンパスと違う印象、気のせいだろうか?気のせいだったら嫌だな、どうせなら違ってて欲しい。


山梨県山中湖村山中(山中湖村役場交差点) 山中湖は国道138号、413号、県道729号で周回出来る。ドライブ向けで湖を眺めると言うより、この日のボク、この周回ルートのもうひとつの楽しみである紅葉です。この周回ルートだと駐車が難しい場所もあるけど(昼間は大観光地なんで混む)、駐車場もあります。どこかでお気に入りの紅葉を見つけられると思いますよ。この写真は村役場のある国道138号の歩道から見上げたもの。上を見てグルグル回ってたら(アホに見えたはず)、そういう写真撮ってみるか?とカメラを軽く回しながら(SS50分の1秒)撮ってみた。回転の中心になったあたりはカチッと写ってるのね。いろんな色の配色やら、カメラを回すスピードとかいろいろやってみてこれが写真として一番狙ったものになってたかな?名付けて“めまい紅葉”とか言ってたけど評判悪そうだからこの名前をボツにします。このあたり別荘地とかは関係者以外入っちゃいけないと思うけど、少し大通りを外せばまだまだ紅葉散策が楽しめるかも知れないね。どこまでも広がる紅葉もあれば、それこそ葉っぱ一枚でも紅葉を嗜むことは出来るもんね。11月の初旬、富士山と紅葉のセットは贅沢な気分になれました。今回はとても暖かい日だったんですけど(朝で10度以上あった)、11月初旬でも冷え込むと朝なんか軽く氷点下になります。暖かい方から出向く方はご注意を。(三国峠〜明神峠付近凍結します)


埼玉県秩父市黒谷(和銅黒谷駅) 秩父市街にある「道の駅ちちぶ」で6時間休憩、運転して疲れてるはずだけど、異常なテンションで目が覚めちゃう、出発です、3時45分。夜の駅撮影はマイブームなんでここでも。ここは和銅黒谷(わどうくろや)駅、駅の反対側から攻めて行ったので狭い住宅の合間に突っ込み、真っ暗な畑の狭いところでUターン。これを修行と思える人だけがハイドラ駅CPを集めることが出来ます。そして朝一番電車までまだまだ時間のある駅に到着。防犯上だろうか(ボクも怪しいと思われてるかな?といつも思う)、事務所に明かりは灯ったまま。駅舎の扉もこの状態。なんとも暖かい明かりがいいですね。この日は埼玉県メインのドライブになりました。関東平野を一日走っていたんです。広い空が気持ちよく、渡良瀬遊水地とか(ここで空が白くなってたのが惜しい)すっきり晴れたら平野の気持ちよさがあるんだろうな、と思ったりしてたんですが、ボクはどちらかというと次々と変化してゆくのが日本をドライブする面白さでもあると思ってるわけで、平野ドライブ、正直飽きますね。駅めぐりをしていても秩父鉄道とかはいいんですけど、東武、西武になるとこれまた「お、ここは来て良かった」という撮りたくなる駅も少ない。今思うと気分転換に鉄道博物館に行っておけばよかったかも知れない。子供の頃、憧れてた場所なんだけどね。


埼玉県秩父市荒川白久(三峰口駅) 同じパターンの写真並べてみる。秩父鉄道の終点である三峰口駅にやって来ました。明るいレンズの面白さでカンタンに夜間撮影出来ちゃうのね。夜の駅って撮りだすと面白い。甲府まで来た後で東に向かいたいけど、どうする?そこで雁坂トンネルから秩父に来たんですね、濃霧の国道140号で。秩父湖からニ瀬ダムとかの狭い方を夜の霧の中走るのは結構怖い。ゆっくり走るので危険ではないけど、見ちゃいけないものが見えそうなあの雰囲気は独特。二瀬ダムのところにある隧道内の分岐は今は通行出来ないのね、結構楽しみだったのに。と、言うか、その為にこっちのルート走ったんじゃないのか?残念。この三峰口駅、他の写真も見たんですが、昼間もローカル鉄道の終点としていい感じの駅ですね。でも、夜もいいんですよ。都会と違って夜7時半でもう人影ほとんどなし。残念は「三峰口駅」の看板は夜になると見えません。ところで、ボクって駅をいっぱい訪れて思いました。この写真でわかりますけど、自動改札機じゃない、改札口ってすごくいい。この部分こそ、もしかしてボクが「いい感じの駅だな」と思うところかも知れない。昔住んでた(小学生時代〜)大阪府吹田市の阪急千里線の北千里駅は日本初の自動改札機が置かれたところで、近所ゆえにちょっと嬉しかったけど、あれから40年近く経ち、こういう改札口に反応するとはね。



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