写真館 関東+新潟 山梨その2 37枚




新潟県魚沼市湯之谷芋川(奥只見ダム付近) シルバーラインの長いトンネルを抜けたところでクルマ数台だけのスペースがあるのでここから見下ろすとこんな感じ、緑の屋根のレイハウスや赤い屋根の旅の駅(ターミナル)など今も昭和40年代の雰囲気のままやってるのがすごい。売店、トイレ、食堂などボクの世代では懐かしいと言葉で収まるけど、平成以降の生まれの人なんかはこういう雰囲気をどう感じるだろうね。映画のセットみたいに思えるのかも。今もこのスタイルでやっていけてるのだから繁盛してるんでしょう。50年くらい前、自家用車の時代が始まりそれに合わせた観光地のカタチが出来上がっていったがやはり廃れてゆくもの。それでもここはなお続いてるんだからたいしたもの。もちろんボクなりに考えて「店の努力が一番だけど、そういうことだからだろうな」ってのはありますね、いい加減なこと書いちゃいけないのでここまで...でも、見た感じクルマまばらじゃん?お客さんが少なく思えるのは当然で16時30分ですからね。この日はこの後20時を目処に北に向かいます。翌朝は鳥海ブルーラインを久しぶりに走りたいと思うのでそこそこ頑張って走りたい。で、関越道、北陸道から日本海東北道と走り国道7号へ。体力的には山形県に入ってすぐの「道の駅あつみ」まで行けると思ったけど高速降りてすぐの「道の駅朝日」でおしまい。


山梨県山中湖村平野(長池親水公園) 10月中旬、みんカラのオープンミーティングに参加するので4年続けて山中湖に出向いてる。会場はこの年から山中湖ではなくなったんですが、このあたりで車中泊、目覚めるとバッチリと富士山。前日は雨でしたがこれが富士山では雪になりこの時期にしてはしっかり冠雪、新しい雪とこの快晴とくればオープンミーティングの前に富士山でしょう。パノラマ台の方にも行き(ここ混んでて駐車場にまず入れん)、その後は長池親水公園の駐車場へ、ここから撮ったもの。カメラはコンデジですけどね、普段は食べ物専用機になってるソニーのRX100、たまには景色でも撮ってやろうとね。そういえばこれズーム機だったな、と思い出して少しズームで寄ってみる。これだけ単純にデカく富士山を撮るのもこの雪がドーンと積もったこの時期のこの時間、この場所だからこそです。元々ボクは富士山カメラマンと違い一眼レフ機持ってる時でも凝った撮り方はしないんですけどね。ダイヤモンド富士とか全然興味無いし。オープンミーティングの方は会場でのイベントに参加することもなく、買い物もせず、隣の富士急ハイラインドとかも含めてウロウロしただけですが、毎回こんな感じなんで。来年もまたバッチリと富士山見えたらいいよね、って思うところですがこのオープンミーティングの日は晴れと雨が毎年交互ですからね、次は雨ですわ。そんなの決まってるわけないじゃん?って思うでしょ。これが決まってるんですわ(?)


東京都千代田区丸の内(東京都道407号) ハイドラCPを自分のルールで集めるとなれば自分のクルマで東京都内のCPも集めます。しかし、交通量と慣れない都内の時間帯による道交法、やはり深夜から早朝に走り回るしかありません。何度も都内のCP集めに出向いてますが、基本的に3時から8時までですね。この5時間が勝負です。その中でこの日のハイライト?東京駅ですね。大きな駅のCPはクルマでは反応するポイントまで近付けないこともありまして、池袋駅もそうだったかな?東京駅も丸の内南口あたりのロータリーやホテルの車寄せまで行っても反応しない。ならば、歩きましょう。業者の納品車両などもあるのでこちらの都道には4時の時点で結構路上駐車がありまして、この場所に止めて軽く走って来ました。丸の内中央口からもう少し北に歩いたらCPも獲得出来たのですぐクルマに戻ります。で、撮影したのがこれ。夜間に強いカメラも持ってないので(RX100は高感度に強いけど手ブレ防止弱い、広角側28mmだし)、コンデジから撤退のカシオ機のHDRアートで勝負、これ1枚だけブレずに撮れました。この日は3連休の真ん中の日で土曜日、朝の交通量はどうかな?と思ったら6時くらいで「こんなに?」って交通量、さすが東京。大阪にいると「地方都市」なんて言葉を聞いたところで先日行ってた鳥取くらいを思い出すけど、東京に来たら大阪だって思いっきり地方都市です。(実際には地方都市って言葉は東京、大阪、名古屋以外の意味、他にも定義あり)


新潟県妙高市杉野原(県道39号) 北陸道の黒埼PAでお目覚め、この日は帰るだけですがこのまま北陸道はないですね、寄り道して行きます。上信越道の新井スマートから一般道へ、妙高市の下平丸の言うところ寸分道という案内の方に進み裏山池というところのハイドラダムCPを獲りに行く。そしてすぐ近くに浦山池ってのもあるけど、なんでこんなややこしい名前にしてるんだろ?朝から大雪でみんな埋まっちゃうんじゃない?ってなところまで行き、久しぶりに妙高高原の方に行くことに。半分は笹ヶ峰ダムがお目当てであり、ここなら景色も楽しめるということ。と、なると県道39号ですね。そして県民の森への分岐あたりだったかな。ボクの好きな配色の景色、同じような写真はいっぱい撮ってるけど、こういう景色を見られたらもう満足なんです。ボクの口にする紅葉とはこのこと、赤い紅葉がいっぱいのお寺というタイプの紅葉ではありません。少し説明するとこの写真を撮ってる場所は日陰なんですよね、そこから少し上向きにレンズを向けるとスクリーンに映し出されてるみたいで感動。一本道の県道39号はそこそこ交通量があるんだけどみんな通り過ぎちゃう。これくらいの景色なんか見飽きてるんかな?使用したカメラは7年前のオリンパスの一眼レフに広角レンズ。最近は紅葉も望遠レンズで撮ることはほとんどありません。


新潟県佐渡市両津湊(佐渡汽船) 新潟港には18時前に到着してしまいました。初めての港だしクルマを置いてちょっとばかしウロウロしたいので早いのは結構。どうせなら一番乗りで「待ってるのボクだけ」の写真を記念に撮るのだが2番目でした。ところで...新潟港から両津港の往復を予約したんだけど、ボクは往復で3万円だなと思ってたら「週末割引が適用されるんで19800円..だったかな?2万円でお釣りきました。土曜日に島に渡り、翌日曜日に戻ると適用なんかな?この時点で1万円浮いた気分です。だからと言って1等席にすることもなく2等の絨毯で足伸ばして寝ます。クルマでも早い順番で乗れば寝る場所は確保出来ます(最終便は空いてます)。クルマは2番目なんでほぼポールポジション、この写真は両津港に着岸。係員がロープを持ってる時に先頭部分が開きます、この時すでにスロープも設置済み。何が面白いって作業員がいっぱいスロープに立ちはだかってるところ、ほとんどバイオハザードのゾンビみたい、ズダダダダって撃ちたくなりますよ(あ、手榴弾か)。この日は佐渡島にある唯一の道の駅まで行って寝るだけ。もう1つ早い便で佐渡島に着いても暗くなってるし、どこに行くこともないからね、それならと喜んで最終便にしたわけだし。あ、この夜のフェリーで初めて知ったことひとつ、フェリーと一緒にカモメは飛びますよね。夜もやはり一緒に並んで飛ぶんですね、鳥は夜とか飛ばないと思ってた。明るいからチャンスと思って一緒に飛ぶのか、やはりエサ欲しいのか。この日は明日の作戦も全くないまま寝ました。


新潟県佐渡市沢崎(沢崎鼻灯台) 島の西南端の方に来ました。ここでちょっと雲が増えてしまいまして青空があるものの雲に遮られた弱い日差しになってしまいました。シンプルな灯台の景色は強い日差しが欲しかったかな。新潟県道45号佐渡一周線でこちらに来ましたが、道路名とは違いこのあたりで途切れます。県道の終点の手前で狭いダートに入ったところでこの草地、ここも駐車場になるんやろか?さらに下にクルマは行けますが、そこまで行くと自分のクルマとのツーショット写真撮れません(他の車数台あり)、この草地から撮影。ここでもう少し強い日差しが来るのを待ってクルマの位置を変えたり、カメラを持ってウロウロして待ってみるもこれが精一杯だったのでした。今回の佐渡島の滞在時間は20時間ほど、ドライブの時間は12時間くらい。行ってみたい所と道路を欲張るのは結構キツいというのはなんとなくわかっている。地図を見て計画を練ったとかじゃなくもう経験だけで。そして走りながら「それでもここは行っておこう」とか「今回はパスしておくか」と仕分けしながら走ることになります。今回はハイドラCPを優先しました(でもここはCPありません)。この写真の撮影時間を見ると10時14分、こりゃちょっと遅いんじゃない?ここからちょっとペースを上げます。あ、ボクのいうペースを上げるとはスピードではなく、ちょっとしたところでクルマ止めてはカメラ持ってウロウロする回数を減らすという意味ですね。


新潟県佐渡市山田(大佐渡スカイライン) 朝、なんとか晴れてくれそうな感じ。一晩お世話になった道の駅から出発するところから常に気にしていたのが大佐渡スカイラインのある山の上に被さってる雲。あそこ昼くらいに行くんだけど消えてくれないかなと。夏に出てくる気温上昇と共にモクモク湧いてくるタイプとは違うので天気回復とともに消えてくれそうな感じではあったが...佐渡島の大雑把に言うと真ん中にある平野部から北の山は午後からのドライブ。佐渡金山とかほぼ興味ないのでスルーして県道463号、西から大佐渡スカイラインを行きます。ぐんぐん豪快に標高を上げるのは気持ちいいけどあんまり上まで行くと雲に突入するコンデション。で、こんな感じですね、空気自体はすごく澄んでいて真野湾の海岸線もくっきり見えてます。この後でもう少し標高を上げたところで案の定雲に突入してしまう。こんな景色を見ていた時のもうひとつの風景(?)はですね。軽自動車でカップルが来ていて男の方が外に出て景色見たりして盛り上がってるんだけど、助手席の女性がクルマからも出てこないんですよね。で、男の方が「もう少し興味示そうよ〜」とか言ってるの。まあボクに言えることはそんな女性ほっといて自分が思うドライブを一方的に続けて下さいよ。ボクみたいになれるから。


神奈川県秦野市羽根(県道70号) 鎌倉から江ノ島、藤沢あたりのハイドラCPは早朝にダダダッと集めます。江ノ島は5時にならないと渡れません。観光客のいない時間帯に行きたいので5時半に江ノ島入り、2つあるCPのうちひとつはクルマで取れません。たまたま目に付いた駐車場...料金案内の下に「高額なんで注意してください」って書いてあるの初めて見た。最大料金の設定がないので半日もしないうちに5000円超えます。でもボクはCP1つ欲しいだけ、そこで早朝ですから江ノ島に入ってすぐ右、温泉施設の前に駐めて、鳥居からダッシュ(昼はクルマ無理です)。多分防犯カメラに写ってるだろうけど気にしません(と言うか、スマホ持ってダッシュするおっさんを見るがよい)。すぐCPは獲れたので華麗にターンしてすぐ戻ります。その後は少しエリアを移動、宮ヶ瀬ダムの方まで行き、一度伊勢原市街に戻りその後県道70号でヤビツ峠を目指します。この写真は唯一の展望休憩ポイントである菜の花台展望台から少し歩いて県道から撮影したもの。桜がまだまだ満開だったのにここからの景色ではどこにも写ってない...?狙っても難しいくらいあちこちで満開だったのに。晴れてはいるけどどうしてもこの時期はこんな感じ、富士山見えてるし関西からやって来てこの景色ならまあ良い方でしょう。富士山がくっきり見えたら富士山の下に見える菜の花台展望台のところをズームしますけどね、あそこだけ桜が満開です。


新潟県五泉市高山(五泉PA) 自分しかいないPAって好きで他のクルマが来る前に写真撮っちゃうよね。この日はここで車中泊です。この日の午後、ボクは会津地方を走りまくってた。道の駅番屋で250mlの缶コーラを見つけてこのサイズなら飲みきれるとカップホルダーに入れてチビチビ飲んでました。国道401号線をのんびり走らせて会津若松に向かってる時、「あと一口くらいコーラ残ってったっけ?」と運転中にコーラを飲むと「辛い!」そして何か口元に感じる...「ん?」思って缶コーラを見るとアリがいっぱい...あの辛さはアリの味(ギ酸)?そう言えば数日前にダッシュボードにアリがいて潰したけど、すでに忍び込んでた?クルマを止めてカップホルダーあたりを見るとアリが群れてます。指で100匹は潰したところで殺虫剤買いに行かねばと市街地へ。この途中でもダムで写真撮ったりしてましたが、このクルマで今晩も寝るつもりなのにこりゃたまらんです。なんか体中チクチクする気すらして来る。すでに車体のどこかで群れてたがコーラの臭いでついに車内に進出した思ったけどやれることやらねばと走ってるところでツルハドラッグ発見!アリキンチョールを購入、細いノズルを使って怪しいところにスプレーしまくり、もう車内はキンチョールの臭いでエライことになりました。この写真のアウトバック、当時完全にアリキンチョール仕様でした。以降、アリは車内には一匹も現れていません。でも、キャップのない甘い飲料は怖くて飲めなくなりました。


新潟県阿賀野市外城町(瓢湖) 菜の花の時期であれば、ここらを彷徨うなら間違いなく福島潟に行くんですが(雪山をバックに広大な菜の花畑)、7月ですからね、それならば羽越本線の水原駅に行く前に瓢湖(ひょうこ)に寄ってみましょう。ここは冬になると白鳥が飛来するポイントで背景になる山も雪景色で画像検索するといっぱいそんな写真が出てきます。でもちょっと真冬にここまで来るのは現状無理なんで(阪神地区の住人なんで冬タイヤにしない)この白鳥と雪山のセットを見たくなったら琵琶湖でございます。で、夏というとここ蓮なんですね。一番の花の時期は逃して来ましたがボチボチ咲いてくれてます。ここ、湖となってますけど元は溜池の人造湖、東側は田園地帯なんですが、西側、北側は民家などもあって西から県道でやって来たボクはいきなり蓮に埋め尽くされた湖が現れてびっくり。湖の北側になるちょい狭い道を進みそのまま休憩時間にしました。こういう写真はやっぱり一眼レフですけどね、画質レベルだと高級コンデジでもボクはいいんだけど、撮る楽しみはこれ液晶画面だと半分以下になります。と言いながらも数カット撮っておきましょう、植物に寄ってぼかす撮り方はいつか好きになるかも?と思ったこともあったけど、多分無さそうですね。24mm相当で全部にピント合わせてこんな絵がいいです。


神奈川県小田原市根府川(県道740号) ヤビツ峠をあきらめて西湘バイパスを西に走り真鶴岬に行くことに。その前に東海道本線の根府川駅に立ち寄り再度真鶴方面に向かう。ここでハイドラの画面に緑のアイコンが近いぞ、tododesuさんにフィールダーで追撃されてました。初対面となった場所がこれまた偶然にもボクの好きなタイプの場所です。広がる海を眺めつつ、県道から国道を見下ろし、さらに架線だけとはいえ東海道本線。ここちょっと窮屈ですけどいい場所ですね。短い時間でしたけどお話して多分同じような写真を撮ってお別れ、ボクは大人数の中に放り込まれると口数少なくなりますが、少人数だとよく喋りますよ。どこかでボクを見かけたら声かけてやって下さい。この後は真鶴岬に行きますが、もうCPだけで観光はなし、正月に日の出を見に行ったことあったな、10年くらい前ですね。おっと、この場所は県道740号で根府川駅から小田原市街に向いてすぐのところですけど、このまま国道135号に出て右折は出来ない。結局蒲鉾屋さんの駐車場に入り缶コーヒー買って向きを変えて真鶴へ。県道740号は走りにくいから好きじゃないんですね。道はいいけど30キロ制限なんですよ。これが結構続いてストレスになるから国道に出るルートにしたんですね。真鶴岬の駐車場で帰るモードに切り替え、自宅をナビにセットすると...やはり湯河原パークウェイから箱根峠、国道1号で三島に向かって新東名にルート。今年に入って湯河原パークウェイはこれで3度目っすわ。椿ラインでも良かったな、今思うとそれほど時間がきつかったわけでもなかったし。


群馬県安中市磯部(磯部駅前) 早朝のうちに軽井沢を抜けて碓氷峠を下ります。この峠道のカーブは182だっけ?ひたすら曲がり続ける道は全国でも屈指でなんせドライバーが運転しながら酔いますからね、これはボクだけかもしれんけどね。朝早かったからなのか、酔ったからなのか途中の駐車場で少し寝てからは横川駅へ、おぎのやの峠の釜めしデビューはまだ朝が早いためかなわずです。それでも元鉄道ファンであるボクは碓氷峠とか横川と言った地名は小学生の頃から知ってる難所の名前、ケイブンシャの大百科とか(似たやつ他にもあり)でひたすら勉強(?)してた頃に戻ります。そして東に進み磯部駅へ。鉄道ではなくクルマでなんですが、この駅前にあるこれ、呼び名はあるんだろうか?この温泉地や観光地の入り口にある歓迎ゲート?これ好きなんですよ、これ一発で昭和の雰囲気の完成。この写真には写ってませんが、この歓迎ゲートと駅前に待機するタクシーはなんともよろしいですな、出来たらプリウスとかのタクシーじゃなく、都会じゃ見かけない色や車種がいい。この絵みたいなこの写真、こういう画像処理にする意味があるか景色に合ってるかも微妙ですがどうかわからんけどオリンパスのリーニュクレールです(このエフェクトは今も修行中の身です)。この日には帰らねばならないのでこの駅が今回のドライブの東の端っこ、そろそろ気持ちを西に向けて移動します。


新潟県柏崎市西山町大津(後谷ダム近く) ここに来て晴れるか...西山インターから高速道路でもう帰ろうと海沿いの国道から県道48号にスイッチ、この県道の写真でも撮っておくかとクルマを停めると道路よりもこの水田、もうあとは軽トラで苗を持ってきて田植えをするだけ状態、田植機も準備万端じゃないですか。そう言えばボクって一眼レフ機を使い出した当時とか田んぼの写真よく撮ってたんだよな。それでも田植え寸前のこんなシーンは初めてかも?水も濁りが無くなるんですね。この県道は走りやすく交通量もなくこんな田んぼを見ながら快走、後谷ダムもこの青空が映り込んでホント青い湖面、多分こっちの写真を普通の人は貼るけどね、ボクはこっちの田んぼの茶色い方ね。西山インターでナビを見ると20時くらいにはなんとか帰れそうな時間が表示される。連休最後できれいに晴れてくれたおかげで立山連峰も白山もよく見えました。太陽が西に移動した午後、北陸道から見る山の景色はスゴイんですよ。西に向いて走るとなかなか立山連峰を見ることも出来ないので展望出来る流杉PAで休憩ね(自販機しかないけど)。連休の最終日とあって渋滞も少ないと予想。ただし、よくあるのが北陸道の山岳地帯、大袈裟な言い方になってますが南条から敦賀の間ですね、ここはアップダウンとカーブが多くて交通量が多い大型連休ではよく事故が起きるんですわ、今回もしっかり起きてましたわ。でも一般道に出るよりかは早いので渋滞に耐えて無事帰宅しました。


東京都世田谷区太子堂(西太子堂駅付近) 朝早いうちに23区内を走り回ってます。今回は世田谷区などですが、ここ世田谷区はカーナビの故郷、と言うか確か30年くらい前、パイオニアの人が海水浴に行こうとしてこの世田谷区の狭いところに迷い込んでしまったことから「カーナビを作ろう」と言うことになったんじゃなかったっけ?超初期のカーナビを使ってる人がいて何枚もCDをインストールしたりしてたり結構面倒だったし当時のボクが見てもまだまだこれからのものだなと思った。当時でも20万くらいしたんだっけ?今にして思うとこれで商品になったんかと思うレベルだけど、最初に世に出すのは偉大なこと。ボクが「3万円でしっかり居場所が分かるようになったら買うわ」と当時口にしてたが、実際にカーナビを初めて買ったのはそれから17年後、サンヨーのポータブルでした。(オートバックスのワゴンセールでサンキュッパでした)ナビが生まれるきっかけを作った世田谷、関西人のボクでも世田谷迷路という言葉は聞いたことあるくらいで実際狭くてナビが指示しても「そんなとこ曲がれるかよ」なんて場面がこの朝だけでも何度かありました。それでも地元の人は小さいクルマではなく、よくこんなところに入れるよなと感心しちゃう車庫に外車やレクサスあたりが収まってるのがさすがという感じ。この写真は西太子堂駅に行こうとして入って行ったら狭い道、さらに踏切、さらに左に行きたいけど左折は...無理、狭すぎ。そこで右折したらもう終点でお寺に入るしか無い...という場所でした。うーむ、この世田谷で超初期のナビは活躍したのでしょうか...


東京都千代田区丸の内(東京銀行協会ビル前) そう言えばクルマ入りの写真を都内で撮ってないな、と言うわけでどこかいい場所は?と言っても知りませんもん。でも日比谷通りを走っていてもなあ..と思ってとっさに右折レーンに入りクルマを左に寄せると右側のビルが朝日に照らされてるようで金色に光ってるし、左のビルには国旗が掲揚してあるし、道の先にはレンガ造りのあれは東京駅も見えてる、「いいカンしてるやん」と記念撮影、おまけにこの写真だけでなんかビルの合間での撮影って面白いんじゃない?と知ってしまった気すらある。都内のあちこちでクルマと撮影する方々の写真を見ることがあるが「なるほどなるほど」と思った次第。そしたらこの後、その都内でクルマの撮影もすればお出かけも釣りも?ボクとは違いさすがに器用なJEFさんとハイタッチ!ドライブを駆使して合流、せっかく関東に殴り込み、じゃなく“お上りさん”してるんですもん誰かと遭遇したかった、わざわざありがとうございます。そんな東京でしみじみ思ったのが大阪なんて本当に田舎と言うか小さいわ。地方選で大阪に副首都としての機能がどうたらこうたら言ってたようだけど、首都の迫力と言うかレベル、世界の都市としてのクラスタが違う。


栃木県日光市足尾町(半月山展望台) 紅葉が遅れているなと思ったのは一瞬、単純にいい眺めじゃないですか。駐車場から600mと案内があり、15分〜20分くらい歩いたかな?山頂まではこの展望台から200mとあったが、この展望台からの眺めに満足して山頂には行かず、山頂がいい眺めとは限りませんから(実際は?)。展望台へは遊歩道ではないので朝露とかあるとズボンの裾は濡れちゃいますよ。駐車場に戻ってからは日光からの脱出を考える、考えると言っても地図をゆっくり見てる場合じゃありません、ボクは8時くらいには脱出しないと渋滞が..と思ってました。日光って関東からの距離もそうだし、日本人の好きな観光地として全部揃ってる感じ、そりゃ混みます。クルマ走らせてりゃそれでいい人の時間は早朝のみ、とりあえず国道122号に戻り金精峠方面へ、スムーズに行くかと思ったら竜頭の滝の駐車場のところから渋滞。でも怖いのはこの後、駐車場が満車になった時点から、観光地の身動出来ない渋滞はこの満車から始まる。ここを突破して次は湯滝の渋滞、これもなんとか突破、金精トンネルの手前の駐車場に...おぉ、満車?なんとか駐車してここで作戦を練ります。とは言っても、ここまで来ていろは坂を下るのはない、金精トンネルで沼田の方に行くか?いいえ林道に進みます。


群馬県草津町大字草津(展望スペース) 7月の3連休に“道の駅北信州やまのうち”で車中泊し、夜明け前に渋峠を目指して走り出す。もうこれを何度やったかな?飽きないんですよね、今年もやって来ましたと嬉しくなっちゃう。だいたい夏の暑さが本番になり、涼しいところを求めるという理由で信州に乗り込むんだけど、実際は標高2000mクラスのここまで来ないと涼しさってのはなかなか体感出来ませんね、でも早朝は寒いです。防寒着はちゃんとクルマに常備してあります。この日の朝、3時過ぎに行動開始、実は天気予報は雨なんです。でもGWや10月以降と違い、さすがに雪になったりすることはないので気も楽、鹿に気を付けながらボチボチのペースで渋峠を目指します。が..横手山のドライブインあたりで濃霧。渋峠では日の出の時間まで待つも濃霧..それなら草津側に下りましょう、と言うわけで予想通りいい感じに雲海が出てるのでクルマから出て景色を堪能、草津側でこういう雲海は結構見ることが出来る。このドライブでは望遠レンズを使ってないので、意識して使ってみましょう。ボクのドライブだと広角ズームだけで済んじゃうので意識的に使います、だいたいカメラバッグで一番のこの大物の出番が少なすぎるんだよね。そこで草津の街並みと陽が当たりだして暴れ出した雲海。こういうの好きだな。この日はその後、信州中野インターから一気に帰った。


群馬県嬬恋村大字大笹(キャベツ畑) ボクの上空に晴れと曇りの境がある。この日この時、空を見て軽井沢あたりは晴れてるけど高崎の方はまた曇ってたんじゃないかな?この写真ではこの場所、日差しがもう弱くなってる。二度上峠から嬬恋にやって来て、パノラマラインの南ルートを行く。東日本はちょっと久しぶりで、やはりこういう大きな景色は東日本だなと思い、この日のお目当てにしていたポイントに向かう。そこは広大なキャベツ畑の向こうに四阿山(あずまやさん)と草津白根山を眺めるポイント、ここは雲がないとただ青空だけが広く写る場所なんで、この雲に期待してたのね。そこは観光ルートになってるパノラマライン南ルートからさらに南に行った道路。ちなみにこの写真はそことは違います。お目当てのポイントじゃしばらくクルマにもたれて待ってみたけど諦めてこちらに移動しての写真なんですこれ。嬬恋のパノラマラインってやはり北ルートが本命だと思います。浅間山に存在感がありますもんね。景色としてこの山を背中にしちゃもったいないくらい。だけど、ボクはそうしてみたんですよ、この時この写真の右半分の空が広がってたら..順光気味だしキャベツも大きくなってたし..


新潟県長岡市山古志南平(県道23号) 中越地震で山古志村という地名を知った人も多いと思う。現在は長岡市になっている。ボクがここをドライブするのは3度目で、5月や6月に行ったことはあったが、今回は稲が実る9月。この写真は山古志南平、県道23号から東の方を眺めているところ。背後に回った午後の太陽がベタッとした景色にしちゃったけど、この雲は午後の雲、この雲は写真を撮るならぜひとも欲しい雲ですね。中越地震の甚大な被害は今、直接的にはドライブしていてもわかりません。ただ日本中の地方を好きで走ってるボクとしてはやはり異様なんです。ちょっとドキッとする言葉をあえて使ったんですけど、それは“新しくてきれい”なところ。もう山の斜面も道路も建物をみんな新しくなってしまったので、不思議な感じです。こんなところ他にはないです。見た目は復興したわけですから、そこは良しとするところなんですけどね。一時期は恐らく災害の爪痕でも見に来た人も結構いたであろうこの山古志も、月日が経ち地元の人だけで一生懸命に前の生活を取り戻そうとして今に至った感じがする。そりゃそうだ、地震で名前が知られただけのところ、観光地ではない。そんな地だけど、ボクはどうだろう?もし地震の被害がなかったとしても、きっと魅力的な地方だと決め込んでドライブに行ってたと思う。ちなみにこの写真を撮った県道23号のこの場所から南に行くと地震で出来た天然ダムで水没した木籠というところがあります。県道23号と国道291号の重複区間あたり。


茨城県桜川市鍬田(桜川筑西インター付近) クルマにもたれて青空と麦畑の景色を見てると軽トラックが走り抜けて行く。ここではもちろんクルマ入りの写真も撮ったけどここはクルマ要らないかな?と思った。普段はHDRアート用にしてるカシオのコンデジで普通に撮ったけどちょっとだけ大きなセンサーのこのZR‐3000は風景もなんとか撮れる。ボディ自体は他のモデルとほとんど同じでカシオの中ではちょい上級機なんだけどカメラにその気がない感じ。これ値落ちしてるからいいですよ。さてボクは国道50号から離れて茨城栃木県道41号で栃木県益子町に入りちょっとしたダムに向かう。大郷戸というあたりになるんだが、長閑なところで田畑の景色に癒やされる。この写真を撮ってる時間帯から1時間くらいが一番この時のドライブで穏やかな時間だった気がする。このままどんどん東に行くか?と考えながら友部インターから北関東道で戻る方向にしてまず笠間PAで作戦を練ることにしたのだが、ここが混雑してる。本線の電光掲示板で待ち時間20分くらいとのことだったが、そこまではないんじゃない?PAに入って行くと行列してました。ただ、15台くらいの待ちで実際には5分くらいでした。せっかく待ってまで駐車したのでここでしっかり休憩します。時間的に明るいうちに筑波山に行けそう?どう攻めるかをここで考えます。筑波山は標高は1000m無くても他に目立つ山もないのでいつも見えるし気になってしまうので、筑波山が「こっち来いよ」と言ってるようで。やはり誘われたようです。


新潟県関川村大字下関(国道113号) 荒川の堤防沿いから国道113号に合流するところ。このあたりはボクの東北への入り口と言うことで好きなんだが、この日は天気やら何やら一番ペケなタイミングだった。空が広いこの場所、桜並木にもなってるし、JR米坂線と並走する場所もあります。荒川と国道が少し離れる場所があるんだけど、スカイラインに乗ってる頃に桜並木を探して走りまくった記憶がある。この道はGWだと残った桜と芽吹いたばかりの新芽、新緑に残雪と溪谷、八ツ口の鉄橋(道路は赤、JRは青)とカラフルなんだ。そんなこと考えて走ってる人はほとんどいないと思うけどボクは大いに盛り上がる国道なのだ。さてと、時間は16時12分。岩手に向かうとか言ってたがこの時点で「今日中になんとか宮城県入りしたいな」と弱気、いや現実的になる。この国道を行けば白石に出るがある程度北にも進んでおきたいと思い、飯豊町から県道、国道を繋ぎ白鷹、寒河江と進み東根から国道13号に出る。この国道13号って赤湯から上山の間がどちら向きも混んでる印象があるんだよね。なんだか山形の地名がいっぱい出て来て東北に詳しくないとなんのこっちゃわからん話になってしまった。結局は宮城県どころか、山形県の村山にある道の駅で時間切れ、と言うより体力切れ(時間はあるだろうが)。新潟県道などで道草食ってたのが原因だけど、そもそも全編道草のドライブと言えばその通りなわけで、反省などあるわけなく幸せな荷台で寝たのでありました。


新潟県十日町市浦田(深坂峠) なんか雲が空いっぱいになって来たね。眺望抜群の林道野々海天水越線で深坂峠に到着、とんぼがいっぱい飛んでる。ここ立派な石碑、適度な広さがいい雰囲気の峠ですね。どうも峠というよりも展望所、林道からもずっと景色は見られますけどね、いやぁ、この場所気に入りました。アウトバックは特等席に駐車です。道路はここで直角に折れて山の中に入って行く。ここで小休止したあと出発、野々海峠まで近いのでちょっと緊張、なんかRPG楽しんでるみたい。ほとんど迷路みたいなこの地域でやっとここまで来た感じ。そして..お、野々海池だ、ここから下りて行けないかな?ダメだゲートで入ったらダメだって?何かアイテムが足りないのか?この池で最後の武器を手に入れないと最後のボスに勝てないぞ..そんな気分になってます。うーむ、池には行けないか。立ち入り禁止のバーをまたげば行けたけどね。そして..念願の野々海峠、ヤッホー!ただの山道に案内が立ててあるだけ(拍子抜け..)。勝手に妄想が膨らみ、草原に池があり、遠く日本海まで見える涼しい絶景の峠だといつしか思い込んでいた。「うぅ、ここか..」と峠を通り過ぎると道はちょっと荒れて来る、この道って登ってこようとして通行止めだった道だよね、そう思ったところで道路の真ん中に「通行止」の立て看板が...ま、この日の午前はしっかり楽しんだし満足でした。この峠から長野側へは下りる道全部通行止め、来た道を引き返し、津南町の山伏山から下り、飯山へ抜けて帰りましたとさ。(自分で読んでてもわからんくらい実際この日は山道迷路で苦労したわ)


神奈川県秦野市羽根(菜の花台展望台) ヤビツ峠の道と言った方がわかりやすい神奈川県道70号沿いにある夜景スポットである菜の花台。展望台が花が散った後の桜の木で邪魔されちゃってる写真です。南向きなんで逆光気味になっちゃうのかな?早朝、やっぱり夜景かな?この日の朝は夜明け前に“道の駅ふじおやま”で起きて足柄峠方面に出向き、前日の夕方に見損ねた富士山を見ようとしたんですね。この足柄峠へは走りやすい県道365号を使いますが、この道は道路を見るとすぐわかる、そう週末とかはドリフト族が現れる道だなと。だから暗いうちには行かない。夜が明けてから足柄峠に向かうとドリフトの連中が撤収前のトーク中、走ってるクルマはなくとも20台くらい見かけた。そこまでして足柄城址のところまで行きましたが、ガスってます。自分の経験上、あまり期待出来る感じでもなかったんですが待ちます、待ちます、まだ待ちます。なんでここまで来てスマホでゲームしてるんだろ?とか思いながらも2時間くらい待ったけど霧は晴れずに諦めたんですね。そこでさらに東に国道246号で移動、ヤビツ峠の方まで来てしまったわけ。もし富士山がしっかり見えたら箱根スカイラインに久しぶりに行こうかと思ったんですけど、まさかの神奈川県ドライブ(?)です。この菜の花台、駐車場からすぐ展望があるし、このあたりじゃ貴重な峠&夜景のセット、夜は結構混みそうだな。東海道沿線で考えると、この県道より東に行くことはドライブとしてまずないだろな。最東端のお気に入りポイント?


山梨県韮崎市旭町上篠北割(甘利山) やって来ました甘利山、県道でいいところまで登れちゃいます。この県道は展望があまりないのが残念で一気に駐車場まで行っちゃっていいでしょう。そこまで行ってしまえば徒歩5分でいい景色が待ってます。山頂に向けて歩き出して間もなく、左に東屋があればそっちに行く。すると県道からではあまり見えなかった景色が広がる。富士山、雲海、6月から7月にかけてはレンゲツツジ、これはカメラマン喜びそうですね。ボクはこのレンゲツツジの時期に訪れたことはないけど初秋の午後なんていいですよここ。その初秋の午後がこんな感じですね。写真は山頂に向けて歩いてるところで振り返って撮影。気持ちいい山頂まで行ってしまうと実は南アルプス市、中央市などの市街地はあまりみえなくなってしまうのでこのあたりが盛り上がるところ。山頂までは駐車場から30分かからないと思う。以前に訪れた時は雲海に富士山という展開だったがやはり午後だったのでボク以外に数名、今回もボク以外に2名だけ見かけたかな?この日はこの後よくわからんまま甲府方面に行ったり..思いほかフルーツ公園が混んでて逃げた。この日はとりあえず温泉で作戦会議、大弛峠はやはり林道が通行止め、グダグダになってこの日は中央道双葉SAで寝て、翌朝高速を走りながら考えようという次第。この日に甘利山から甲府方面に混んでる道を走ったのはなんだったんでしょうね〜。


山梨県富士河口湖町大石(新道峠) はい、逆光を楽しんでもらいましょう。そして富士山見えません...ここに来る前に富士山の五合目まで気持ちよく走れるスバルラインを走って来ました。2000円と大奮発ですね、入口に「濃霧」なんて看板出てたけど「その上に出て雲海見るんだよ」と強気にGO!したわけです。青空の下で快適走行、五合目もよく晴れてましたが、雲の高さが悪くて景色広がらず..駐車場で止まらずに一周して下り始めます。1時間ほど五合目近くでウロウロして結局他の駐車場から見た方角にある有名な“この場所”に行くことにして無事到着。ここは新道峠とすずらん峠の間にある尾根からの展望。この逆光の眩しさを感じてスバルラインじゃなく最初からこっちにすれば..と思ったりして,来るの遅かったね。この場所は新しいトンネルで富士山から近くなったのだ。国道137号経由新御坂トンネルを越えてから南下する林道を走るか、県道36号で芦川から来るしかなかったのだが新しい若彦トンネルでワープ気分。最後はやはり林道なんですけどね。林道の終点からは5分ほど階段を上がれば尾根に出る。ここからしばらくすずらん峠方向に歩き、景色がよく見えるところで一応撮っておく、それがこれ。ボクは何に噛まれるかわからんので山中では出来る限り“座らない”ので立ったままここで休憩。ここか..ここからの夜景写真は見たことあるなあ。ここへのアクセスである林道の終点は5,6台分しかスペースがないので結構競争率高いような気もする。もし空いていても変に駐車されて塞がれたら嫌だから逃げられるように駐車しないとね。


山梨県山中湖村平野(パノラマ台付近) 県道730号にあるパノラマ台は案の定満員でサッサと通り抜ける。実は何度も来ているがここの駐車場に入ったことない。と言うことで少し走って富士山と山中湖を望む直線区間へ。ボクはここで30分様子を見ていたが富士山はよく見えないままだった。富士山など見えなくてもこういった雲は好きだしいい感じではある。でもいい景色であっても富士山って見えるはずの場所で見えないと“そこがいい景色であることすら気付かなくなってしまう”と言うか、なんと言うかやはり存在感デカすぎだよね。結局は富士山のチラリズム(?)に負けて粘るも「こりゃ雲は消えない」と思い移動を始めるのであった。「そうだ、この雲の上に行っちゃえばいいじゃん」と言うわけでこの後はスバルラインなど久しぶりに走ったりする。この写真、これは山中湖に向かう県道の美味しい右コーナーの直後のところ。説明不要かもしれない場所。これ晴れてはいるんですね。でも薄い雲が日差しを遮り日差しがちょっと弱い状態。こういう時ってカメラのホワイトバランスって例えばAUTOだと晴れのままだろうか?ボクはこの日差しが薄い雲に遮られてる状態の時ってホワイトバランスを晴れと曇りの両方を撮ります。RAW撮影なんで後で何とでもなるけど現地では両方撮ります。これはホワイトバランスを曇りにして撮ったもの。これはどっちがいいかはその人の好みなんだろうけどね。


山梨県山中湖村山中(山中湖ヨットハーバー) 道の駅富士吉田は3度目の車中泊。この道の駅は富士山が見えるかどうか確認がなんとか出来るので(目の前に富士山がドーンとあるわけではない)朝クルマから出て確認。え?雪..初冠雪でした。9月に雪を見てしまうとはね。なぜ富士山に来たかと言えば雪のない富士山を見てやろうというのが本当の話。雪のない富士山ってなんだか物足りないというか、損した気にさえなったこともあるんだけど、逆に力強く思えてちょっと見てやろうかと思ったんです。前日の八ヶ岳もそんな理由。特に富士山なんて雪のない時期の方が短いわけだし。そんな朝、道の駅を出てすぐのローソンで栄養ドリンクを買いパノラマ台に向かう。国道を南下してると「お、空が赤い」と、ちょうど日の出タイム、無料駐車場もさすがにこの時間はガラガラ(昼間ってやはり混むんだろな)、適当にクルマを止めていきなりの日の出鑑賞。海の向こうから昇る朝日は時間を見て日の出を待つものだが、ここでは日の出なんて考えてもなかった、結構雲多かったしね。湖面には霧が発生していることと、海と違い波がない湖での夜明けっていいもんですね、予想すらしてなかった。湖の良さがちょっとわかったかも。ホントこの波の無さがいい。と、素晴らしい道草食ってたもんでパノラマ台はすでに満車。いやいやあんな混んでるところ行かないです。最初からもう少し先に行って道路脇に駐車です。


群馬県中之条町大字入山(野反湖) 以前から行ってみたかった野反湖。普段の休日はここまで混むことはないと思うが、ニッコウキスゲが咲くもしかして一年で一番混む日に行ってしまったかも。11時ちょっと前に到着、この時間で駐車場に入れず待つことになるが、慣れない駐車場、道路の誘導員が頼りなくボクは国道の終点目指して走り出す。ここのメインは湖の南側で、ここの斜面に黄色いニッコウキスゲが見事に咲いてくれるようだ。結局メインであるこっちはパス、先に進むが終点の駐車場もいっぱいで引き返す。この間に国道から見下ろせる場所があったので撮っておいた写真がこれ。想像以上に美しい湖で特にこの方角で見下ろすと人工物が見当たらずちょっと感動。黄色い花は諦めたが、新緑ではない“濃い緑”がこれほど美しいと思ったことも今までなかったね、想像以上の景色だ。そうそう、この国道も湖に沿う部分はとてもいい雰囲気でした。ボクは国道沿いの駐車場をなんとか確保して湖畔に降りてゆける遊歩道を歩いてみる。この歩道はメインの湖の南側まで続いているそうだがボクは30分ほど散策しておしまい。それでも汗だくになりました。正午過ぎ、ボクが次の場所に行こうと国道を南に下りだしたが反対車線の渋滞はすごいことになってた。いつになったら駐車場にたどり着くかわかんないぞ?と思いながら混雑から逃げるボク。今度は朝早く、あまり早いと陽の光も当たらないけどそれくらいの時間から行って見たいと思ってます。


群馬県嬬恋村大字田代(パノラマライン) ここのキャベツは有名ですよね、関西でもCMやってたくらい。以前にこのキャベツ畑を見に来たときはキャベツが採れ過ぎちゃって収穫したものを捨てているような状態だったように覚えている。育ち過ぎて放置したままとかね。今回はこれいい感じじゃないか?関係ないけどセブンイレブンのキャベツのサラダとハムを挟んだサンドイッチは旅の定番です(今回志賀高原でも朝食として頂いた)。このドライブでは夏の山をテーマに、というのは大袈裟だけど前年の秋以来、この地方へは出向いていなかったのでこの地方の山景色が見たくなっていたのでありました。出発後にニッコウキスゲがいい感じだということで野反湖に行ってみようとして上田菅平インターからパノラマライン経由してみる。まっすぐ向かうなら国道144号でいいけどこのパノラマラインをパスすることはないのであります。それでも全線ではなく、北ルートだけ。このキャベツ畑地帯は一度狭い道でもお構い無しに入ってみたがどうもいい感じで見下ろすところが見つからなかったこともあり、以来この写真の場所を含めてパノラマラインから南向きに眺めるだけになってしまった。やっぱり湯の丸山から浅間山への山並みがいいからね。この日は時間的にも良くて南向いてもきつい逆光にはならなかった。それにしても7月でこれだけすっきりしてると嬉しいね。実際は撮影していてもチリチリするほどの日差しなんだけどね。この日、そして次の日の午前はどこに行っても素晴らしい景色だったんじゃないかな。


群馬県中之条町(渋峠) 梅雨の間どこにも出かけず少々ストレスも溜まってました。梅雨明けの快晴と連休が上手く合致したので夏山ドライブと称して群馬〜長野あたりをドライブ。写真は国道の最高所である渋峠からのもの。定番の景色だけど、心地いい涼しさとクリアな視界、濃い緑がこれだけすっきり見える渋峠からの白根山は何度も来てるけど初めてだな。ちなみに朝5時40分、気温は15度くらいでした。ボクは前日の夕方すでに長野県山ノ内町に潜伏して翌朝のこの景色を狙ってました。しかしモクモクと夏の雲が湧き立っていて「この雲消えてくれるかな...」と。翌朝3時、道の駅にて起床、隣接するコンビニで買出しの後、夜明けの渋峠を目指す。このパターンはもう何度もやってるけど毎度ワクワクするね。ある程度標高を上げたところでクルマを止めて消灯、星が見えることを確認、あのモクモク雲は消えてる。4時15分渋峠着、それなりに空も焼けて決してつまらない夜明けじゃないが、ここまで来る人からすれば物足りないんだろうね(ボクも雲海期待してたけど)。ボクはこの日の昼前に信州中野インターから帰ることだけが予定と言えば予定。朝から群馬〜長野をこの国道で行ったりきたりしてました。この日は10年ぶりに白根山に湯釜見物に行ったが火山に関する警報が出ているようで別ルートを登ることに。景色はいいけど、ちょっと湯釜自体から遠いね。そしてここの駐車場で自身のサイトから相互リンクしてるカワラ氏のアウトバックを発見し氏の予定もお構いなく話かける。その後さらに相互リンクの350氏が来るとの話の途中で快走するZを見つけて追いかける。その後、標高2000mでのドライブ、クルマの話はとても楽しくいい時間を過ごさせてもらいました。


新潟県村上市馬下(村上市馬下駐車場) 国道345号の笹川流れと言われるところはもう10回くらい行ったかな?景色がいいからと言うこともあるが、それ以前に東北へのメインルートであります。早朝に出発すると午後2時くらいにここらを通るのでいくらのんびりでも夕陽の時間帯まで待てずに先に進む。そういうこともあってなかなか夕陽を楽しむ時間帯に合わなかった国道345号の笹川流れ、やっと夕陽に合わせて走ることが出来ました。場所は馬下トンネルの北にある駐車場。ここに車を置き、道路を渡って撮ったもの。どうも持ってる機材では夕陽をでっかく撮るのが苦手で(機材のせいじゃないかもね)イメージ通りにならないならと広角で太陽を点にしてやりました。日本海に落ちるのではなく、雲に消えてゆくことは空を見てわかるので夕陽鑑賞の場所探しの余裕はなく、たまたま入りやすかった駐車場からだが悪くなかった。大型連休、特に盆休みなどはこのあたりの海沿いはどこも車を止めたいなと思っても思い通りに駐車すら出来ないこともあるけど案外この場所はいいかも(昼間の道の駅とかいっぱいです)。夕暮れ時ならGWだけどどこも駐車出来そうだった。昼間に下見は出来なくてもなんとかなったね。この日は青森からの帰りのドライブ、明日の最終日は高速道路で帰るだけにしようと北陸道のPAが目的地。秋田県内はずっと曇りで運転するだけだったのでこのあたりからの夕陽は諦めていた分だけ嬉しい夕景でした。


群馬県中之条町(山田峠) 地図で確認すると草津町なんだが高山村なんだか微妙なところですね、ここは志賀草津道路(国道292号)の渋峠から草津方面に少し下った山田峠あたり。ここには車20台分くらいだっけ?それくらいの駐車場があり、そこから土手をちょちょいと登ると180度以上の景色が広がるちょっとすごいところに簡単に立つことが出来る。そこから横手山方面を向いたところ、正面には笠ヶ岳があり向こうに北アルプスも見える。そして足元に切れ込む谷を見下ろす豪快な景色。ボクは10月の中旬ですからナナカマドの紅葉を期待したんです。ここあたりだと芳ヶ平のそれが有名ですけど、ボクはハイキングじゃなくテンポよく車を走らせたいのでなかなか湯釜〜芳ヶ平はありませんね。ナナカマド、このあたりの紅葉と言えばこれで、この写真でも赤い点が散らばってるのがなんとか確認出来ますよね。ボクはこれがびっしりへばりついてると期待してたんですが、今年は「あれ?」ってなことでした。もう少し左にレンズを向けるともう少し見えますが、もう終わったみたい。他の人の話し声も聞こえましたが同じようなこと言ってたね。紅葉の色づきが今年は早いのか、それともつい先日このあたりを通過した強力な台風が吹き飛ばしてしまったのか.. ところで、このあたりのこの道はずいぶん補修されてる。必要なことなんで仕方ないが、コンクリートが目立つようになってきたね。


千葉県富津市富津(明治百年記念展望塔) 東京湾に突き出す富津(ふっつ)岬にあるこの展望台はなかなかの力作、時々場違いというか首を傾げるオブジェに遭遇することもある観光スポットだが、これは気に入りました。これは初めて行った時の写真、今もありますがさすがにくたびれて来ましたね。この日は房総半島からも富士山がはっきり見える澄んだ空気が気持ちいい冬晴れの日だった。三浦半島はもう目の前だし、特に下調べもせずにグルッと回った房総半島の中で一番のスポットだった。もちろんこれは後になってただ走っただけで探索っぽいこともしなかったと言ってるわけですね。この後は走ってみたかったアクアラインで横浜方面へ、この湾岸線からも富士山が見えて大都会との組み合わせが新鮮、川崎の扇島の倉庫群も大黒埠頭などの港湾風景もボクには新鮮で楽しめた。しかしそこで大渋滞が.. ノロノロ運転の20分後にクラッシュした赤いフェラーリが運搬されようとしていた。さっすが首都高、事故を起す車が違う?余談だがボクはフェラーリのクラッシュ後のシーンを3度見ている。走ってる台数に対して異常な数だと思う。


山梨県富士川町平林(丸山林道) このどこか暗い何とも言えない色合いが気に入ってる、これももちろん青空ではある。時刻は11月下旬の15時半頃、丸山林道での写真だがこの時すでに陽射しは背景の山に遮られていた。丸山林道奈良田方面通行止めゲートから「18時には富士吉田には行きたいな」と戻ってる時のことだ。数え切れないほど今までに鹿に遭遇したが、角も立派で一番大きな鹿に出合った。これはいい、次に猿の集団に遭遇した。20匹以上だったかな?別に猿の群れだって何度も見てきた。しかしこの猿の集団は道路にげんこつ大の石を思い切り撒き散らしていった。落石の原因はいろいろあるが、雨も降ってないのに落ちてる石なら斜面を移動する動物が最大の原因かな?ちなみに猿の集団を見たらボクは一番小さい猿ばかり見てる。他の猿について行こうとするのだが、動作がどこかぎこちなく見ていて楽しい。たまに木から落ちます。ちなみにこの時のドライブの画像フォルダを紛失してます。何百回と出かけたドライブで画像を失ったのはこの時のドライブだけ。丸山林道から櫛形山の方に走ったんだけどここは失った画像以上の画像を撮りに行かねばならないと思ってる。


山梨県富士吉田市上吉田(北富士演習場) 日本離れした景色、いや富士山をバックにその表現はないか.. 風景写真にするならこの道路は写さないべきなんだろうが、ボクの趣味で撮った方を貼り付けます。ボクは富士吉田の道の駅で車泊していたのだが朝はマイナス2度まで下がり布団にくるまったまま時間が過ぎてしまい失敗。関西、それも阪神地区に住んでると今でこその地方の11月の寒さもわかってきたが当時は「ここまで冷えるのね?」と薄着後悔したもんだ。この場所にもう1時間早く来るつもりだった。朝日が差し込んだ直後ならススキも金色になったと思ったんだけどね。それにしてもこの景色の中では氷点下の寒さも忘れました。この場所は道の駅富士吉田から日祝限定ですが10分かからないくらいで来れるところ。夏は緑の草原と自然の花畑と化すだろう。夏のこの場所にも来たいと思うがなかなかここまでクリアに富士山は見えないだろうな。11月初旬、ボクの一番好きな雪の量ですね。それにしてもこの頃すでに富士山の雪にもあれこれ言ってるのか。贅沢になりよったな。


山梨県鳴沢村(富士スバルライン五合目手前の駐車場) これも古い写真だな、富士山の何合目からの写真かはもう忘れてしまった、樹海台かな。前回スバルラインにアタックしたときは4月だったが、夜に降った雨が凍結して1合目までの営業ということで引きかえした。この写真は夏なんだろうけどいつだったかも忘れたな。手元に自分のドライブの資料なんかない、記憶のみだもんな。南側の富士山スカイラインが無料で五合目まで行けるのに対してこっちは2300円(当時)だからねー、ちょっと高いなぁ。絶景が約束された日ならもちろんGOですけど。


新潟県村上市馬下(馬下港) 東北ドライブの基本は北陸道から新潟、秋田の海沿いを行くパターン、今までの東北ドライブの多くはこのパターンだ。この写真は国道345号の笹川流れと呼ばれるところ付近。馬下トンネルの手前から海側に入ったところ。ここらまで来ると結構な距離になっているのだけど、長かった北陸道から一般道に下りて気持ちがまた切り替わるのか結構疲れも感じず気持ちよく海沿いをドライブしてるのだ。夏休み中はこの道路沿いの小さな砂浜はどこも大盛況でこの時期は道路沿いのわずかなスペースも有料駐車場のなったりして通りすがりのボクみたいなのは結構車を止めることにも苦労する。そこで逃げ込むようにここに立ち寄った。遠くには粟島が見えてますね。ちなみにこのドライブでは家を出てからここで初めてカメラを出して撮影。家を出て半日以上、やっとカメラの出番が来た場所です。最近は笹川流れも飽きて来て国道7号をすいすい走っちゃことが多くなって来た。ボクが笹川流れを行くとなれば連休になるので交通量、観光客が多いのは仕方ないですが水着の子供が国道を横断する場面に出くわすと怖くなってくるのよ。



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