写真館 九州その1 45枚




大分県豊後大野市清川町臼尾(国道502号) この日は天気悪かったんです。豊後大野市朝地にある「道の駅あさじ」で車中泊、国道沿いでトラックなどが通る音も聞こえますが、これはこれで落ち着きます。シーンとしてると耳が困ってるもんね。夜が明ける前から行動開始、楽しみにしてた原尻の滝も真っ暗&大雨で撤退、この日は雨の中、ダムの日になります。明るくなってきたところで国道502号を走ってたら目に飛び込んで来たのがこの写真の景色。ここ百枝鉄橋というトンネルから出てすぐ奥岳川を渡るところで鉄道の撮影ポイントでもあるところ。川が三叉路になってるし、この写真ではシャドウ部分になって見難いけど沈下橋もあり何気にいいところですよ。原尻の滝と一緒に天気や時間帯を選んで来てみたいと思うところでした、もちろん今度は沈下橋も走らねば。この日は5連休ここまでの天気が思ったより良くて結構満足したこともあって雨でも、曇でもテンション下がりません。地図を見てもこの日はあまり今までに走ったことない道ばかり走りそうなんでそういう意味でもテンション下がりません。

熊本県阿蘇市山田(ミルクロード付近) 日差しが来たのでちょっといい場所に戻ります。さて県道45号はミルクロードと呼ばれてるけど、もうこのあたりの道路名と愛称はよくわかんなくなっております。実に爽快で秋はススキが気持ちいいくらい見渡す限り広がってたりね、この地方に来たら“やまなみハイウェイ”と共に走らないともったいないような道です。写真はこの県道45号から何の看板もないところに入ったところ、大観峰への分岐から800mくらい東かな?この写真の狭い道は写真でもわかるけど、この先で崩れておりまして怖すぎます。道幅は普通車分残ってますが怖すぎます(歩いて先まで行きました)。もう少し先まで以前は行けたのに残念ですね、そこで写真撮りたかった。ただし、この先が崩れているからなのか、ここを知ってる人がたまたま来てなかったのか、近くに大観峰が激混みに対してこちらはこんな写真も撮れるくらいだし、景色や雰囲気もなかなかのもんです。人がいっぱいなのはちょっと...という人はこっちオススメ。県道から少し入ったところで数台クルマ並べるくらいのスペースはありますからね、休憩ポイントですよ(砂利道です)。阿蘇にはすっかり有名になった「ラピュタの道」なんてのもありましたが、ここも地震の被害が甚大でもう復活はないんじゃないかと言われてる。景色も抜け道としても有用なんだけどね。


熊本県八代市泉町下岳(矢山岳展望所) こんな雲があると空を大きく撮っちゃいます。いやー、それにしてもこんだけ遠くまで見える日に来られて良かったな。宇土半島越しに雲仙まで(ここからだと距離は50キロ弱かな?)しっかり見えましたから大満足です。早朝は阿蘇にいたんですけど国道265号線、218号線、443号と繋ぎ県道53号、247号と進みます。するとちゃんと案内標識に「矢山岳展望台」と出てきます。そしてそちらに進むとあと何分とかなかなか親切..なんですが、道路が全然親切じゃありません。少し脅しておくと舗装はしてあるけど激坂、鬼ヘアピン、落石ガラガラの道ですね、まあ1車線でも特別狭い怖さはないです。アウトバックならホイホイ行けますけど、普通乗用車でクルマに一切の傷を付けたくない人は難しいかも?な道。大型バイクはテクニック要るだろうな。推奨はジムニーです。あ、でもアウトバックで楽しい道です。山頂付近はテレビ局の送信施設もありますが、展望台やら公園やら、山頂付近の道路そのものがいい感じです。この日の九州は海に近い方は晴れ、山間に入ると曇りというわかりやすさ。朝の時点でこの日はどう走るか決めてなんかないけどこの景色見た時点でもう選んだルート、正解でしょう。あ、八代の平野を行く九州新幹線も見えます。この写真よく見ると、この八代の平野部には雲の影になるところに何か降り注いでるように見えるね。平野部の7割が曇りで残りが晴れ。


長崎県平戸市主師町(県道19号) 平戸島の県道19号は生月島へのルートでもあるし、島の西を行くのでお世話になります。その県道からの眺め、生月島を眺めます。県道のこの写真のあたりはツーリングマップルではお勧めルートの縁取りがしてあるんですね、でもここまで来たらここからの眺めを楽しむなんてことせずに先に進んでもいいような気もする。と、言うわけで今までこの県道でも島の北側でわざわざ写真を撮りにクルマから下りたこともなかったんですが、何度も来てるわけで変化を付けるべくこんな写真を撮ってみたりしたわけですね。もうすでに生月島上空には「やばい雲」が出てるのですぐクルマに戻り進みます。この「やばい雲」ですが、この手の雲は消えません、どんどん空を白くする雲ですから、これは「お天気下り坂の最前線」だったりします。そうして焦り生月島に渡ったらサンセットウェイを走り回ると思いますよね?もちろん走りましたけど、このドライブでのサンセットウェイはスルーです、ブログになりませんでした。ここがボクの違うところ?変なところ?ここを気持よく走り抜けてる人のブログや写真を見てるともうボクの出番がない感じ...なんならテレビCM見てって思うくらい。


佐賀県白石町福富(六角川河口堰) 夕方、今回で佐賀県のハイドラダムCPを全部集めるのは無理と判断したところで気持ちは翌日の朝へ。佐賀市の「道の駅大和」で寝て、三瀬トンネルから福岡市入りして...と計画、それまでにどこか行くところは?とハイドラの画面を見ると、「ん?これは...」CPの取りこぼし発見、それがここ六角川の河口堰のダムCP。どこまで近寄れる道があるのか、河口堰って道路になってるのか?夜になってよくわからんまま近づいてみたんですけど、堰の上も走れました。大きな鉄の壁を見上げたと思えば、田園地帯の向こうに市街地の灯り、ちゃんと街灯が設置してありこれに照らされるこの道、交通量もないしちょっと撮ってみよう。RX100ならこの明るさがあれば大丈夫でしょう。ズームするとすぐに暗くなってしまうけど28mmにしておけば今もボクの夜間用カメラ。車中泊に向いてる静かで暗い道の駅大和を出発、三瀬トンネルという前日の作戦はいきなり変更して吉野ケ里の方から国道385号線から福岡市へ。途中の道の駅「吉野ケ里」というところはボクがハイドラを教えてもらったハイドラの原点、故郷でございます。近くにある背振山は冬休みに来て積雪で断念した山、狙っていたんですけどまた延期です。前日に訪れた八幡岳とともに絶対に景色のよく見える日にリベンジしますから。最後に...香椎まで都市高速を利用したんだけど、やはりいわゆる(路線バス)市バスが高速道路を走ってるに違和感あり過ぎ。あれ立って乗車とかええんか?


長崎県大村市草場町(県道6号付近) ここ、場所はこれと言って目印はないな、長崎道と県道6号が交差するところから少し南西としか説明出来ないんだけど大村湾サーキット、重井田ダムあたりでお昼前、何か食べに行くかと国道34号の方に下ってゆくところで道草、それがここで霞んでるとはいえ田んぼや住宅の向こうに海を見る眺めが良かった。本当に海沿いを行く、ドライブの海景色もいいけど、少し離れたところから海を見るのもいいでしょ、こことかそういう点で素晴らしい。長崎県って海岸線で言えば日本で一番長いし(北海道より長い、離島も含んでるけどね)、海の向こうにほとんど場合で他の半島だったり、島だったりが見えてるわけでこれが長崎らしい、瀬戸内海とは違うんだなこれが。平戸島とか好きで長崎県でも好きでパッと思い出せないくらい出向いたけど海岸線の長い長崎県海沿いドライブは...これ書いていて興味がどんどん湧いてくる。少し山に上ると想像を超えていろんな形の海岸線、地形の起伏、町並みが見えて面白そう。と、この晴れてるけど霞んだ空の下で思ってみる。ここクルマを置いてる場所に行けば大村の町から、長崎空港とか見えますけど構図としてこいういうのを選びました。小さくしか写ってないけどカーブミラーとクルマとの距離感がこの景色にボクは大事だと思ったもんで...(その割には小さくしか写ってませんが)


長崎県長崎市東山手町(オランダ坂通り) 観光スポットになってるオランダ坂というところはこの写真で言うと右半分大きく写した壁の上になるかな。クルマでは走れないのでオランダ坂への入口を越えてすぐのところでサッと撮って次に行っちゃおうという場面です。この道は「オランダ坂通り」と言いましてここも石畳風になってますね。周りの建物もなんとなく異国情緒を感じさせるような感じ。長崎の市街地にはそういうところがあっていいですよね。ボクとしては「そんな感じがする」ってだけで十分です。ハイドラCP集め的には駅CP集めで一度訪れてる長崎、今回はダムCPメインでして長崎市街地から南へ長崎なのに「宮崎ダム」まで前日残ってた体力を使って行きましてその後得意のコインパーキング(夜間300円)で寝る。夜の女神大橋を見上げるところで写真撮ってないんだから結構バテてたのね。使ったコインパーキングは大きな道路沿い。目の前をまだ路面電車も走ってる。昼間はほとんど聞こえない路面電車の細かい音など聴きながら眠りにつき。翌朝4時にはこの写真を撮ってたという。5台カメラは持っていったけど、夜間を得意とするのはソニーのRX100くらい(でも手ブレしやすい)、これで10数枚手持ち撮影、これだけブレてなかったんです。この後は西海市方面へ。海沿いを探索したい地域ですがまだ暗いし今回はダムCP集め(取りこぼしCP集めと言ってたんですが、実際はダムCPばかり集めることになったんです)メインですから山間に入ったり出たりの繰り返し。


鹿児島県南九州市川辺町野崎(錦江台展望公園スカイぱれっと) 宮崎市内の「道の駅高岡」で年を越したんですが午前4時に起きたところでどうも風邪っぽい。動き出したほうが楽になるかな?どっちにしろコンビニ行こうと行動開始。箱入りの栄養ドリンクで気合を入れてそのまま宮崎神宮方面へ、初詣も何もボクはありません、正月だけ都合よくお願いするなんてダメです。神様も初詣の処理を終えた春に「そろそろよろしいか?」とお願いしようかと。寝ててもダルい、でも運転出来るレベルだし、仕事なら普通に出勤する体調、まあボチボチ移動してハイドラCPでも集めましょうとこの日は...どう走ったっけ?都城に出て日豊本線の駅を順に訪れ..えーっと、南九州道の美山PAで明るいうちにからもう休息モードの入ったんだ。そして次のも変わらぬ体調、この日は薩摩半島の取りこぼしCPを拾いながら体調の回復を願います。もうこの体調だと写真とかほとんど撮らないですね。運転はいいけど、クルマから降りてカメラ持って歩き回る元気なし。それでも撮ったこれは指宿スカイラインにある展望所から望遠ズームのコンデジであるスタイラス1sで撮った鹿児島市の港湾地区、埋立地。この展望台からは桜島ももちろん見えるけどちょっとここだと遠くて霞んでる。さらに眼下の埋立地は見た目の悪いソーラーパネルがいっぱい。こうなりゃあえてこんな写真ですよ。さすがに補正段階で普段やらないレベルでコントラスト強調させまくったけど、なかなかこれはこれで気に入った写真だったりして。


大分県大分市大平(道の駅佐賀関) 見事にドラマチック・トーン日和でした。大分市街から佐賀関に向かうところで「道の駅佐賀関」にお立ち寄り。そこで大分市街方面をにレンズを向けてみる。波が風の強さを教えてくれますね。国道の青い標識や遠くに煙突やクレーンがいっぱい見えるのがいいな。小さすぎて見えないって言われそうだけど、これ煙突とかいっぱいはっきり見えちゃうとこのドラマチック・トーンは大公害の絵になってしまう恐れがありますからね。この道の駅は規模が丁度よろしくて好きなんですが、テンポよく乗り込んで来た九州初日、のんびりする余裕はあっても先に行たくてたまんないので佐賀関の灯台の方に向かいます。国道が197号から217号にスイッチする九四フェリー乗り場の前を行き、パン・パシフィックカッパーの前を通って灯台の方への県道を行きます(見ごたえあるでかい工場は好き)。この大分市街(佐賀関とかみんな大分市です)から灯台への流れと言いますか、ここらから九州東岸ドライブはずっと盛り上がりっぱなしですからね。佐賀関半島の県道で関崎海星館に行こうとしたらロープが張ってある、あれ?休み?それでも歩いて行けるけど..通り過ぎて灯台の駐車場まで行きます。で、前回に来た時と同じ曇り空なんで結局は灯台には行かず。でもボクにはここから狭くなる県道の方こそがお楽しみなんで。


長崎県松浦市鷹島町神崎免(鷹島大橋) この橋を渡って唐津に戻る...前に橋の手前にある道の駅に寄ってゆきましょう。休憩はちょい前にダムで取ったのでここでは少し歩きます。どこを?この橋ですね、この写真は今から橋を歩いてみますよというところ。この橋には歩道がありますよね、クルマじゃ橋の上に停車する度胸はないけど、ちょいとだけ道の駅に駐車して青い海に架かる橋からの景色を楽しみましょう。青い海に架かる橋と言えば角島大橋などがすぐに頭に思い浮かぶんじゃないですか?あの橋って歩道がないんですよ、橋の中央付近にクルマ数台分広くなった場所があるんですけど、あれって景色見るためじゃないですよね?停車したことないです。つまり角島大橋からの景色は走行中のみになります。でも、この橋は歩けます。長い橋なんで渡るとかそんなんじゃなくて、歩きだからこそ見えるものがあるんじゃないの?ということ。この後ものんびりダムに寄りながらのドライブ、赤坂ダムではハイドラ猛者のかっつさんと合流、監視されてました、ボクはハイドラー同士の監視は大歓迎でございます。さらに一週間後の山中湖でもお会いしました。九州の特に福岡、佐賀あたりのダムCP巡りドライブをやってると思うのは関西のダムと違って獲得しやすいですね。関係者以外立ち入り禁止とかに阻まれることもほぼ無し。


佐賀県唐津市肥前町星賀甲(鷹島肥前大橋展望広場) 日差しが弱いタイミングでの写真になってしまいました。そんなに長居するつもりもなくサッとこの写真を撮って次に行こうとしてましたね。ここ道の駅になりたそうな休憩ポイントで、展望広場とあるけど駐車場って感じ(広場ってどこ?)。この写真はね、その駐車場でも橋から離れたと言うか東の端っこになるのかな?橋を撮ろうと思う人がわざわざカメラを構えないところから。もっと橋が見える展望ポイントがあるのにちょっと捻くれて撮ってみました。ここからでもボクはいい景色だと思うが、タイミングね...もうセイタカアワダチソウのピークになってしまいましてこの写真に限らず、黄色い雑草ばかり見てきたドライブでもあったんです。雑草でもコイツは絵にならんよね。ボクが子供の頃はセイタカアワダチソウをキリンソウと言って嫌ってまして、空き地はもうこればかり、日本中がこれに覆われるんじゃ?って勢いだったんですよ。そしてこれの花粉を吸ったら死ぬとまで子供の間では言われていて学校の行き帰りはこれのない道を選んだり、生えてる空き地の前は息を止めてダッシュしたりとそんな思い出のある雑草なんですね。ここからの写真ならもっと上手に望遠で切り取ればいいんですが、コンデジの望遠で風景を撮る気にはならんので(コンデジの望遠ズームは標識用ですわ)こんな感じ。


福岡県直方市頓野(福智山ダム) この日は11時には高速道路に乗って一気に帰りましょうという日。この写真の福智山ダムのある直方からだと八幡インターからになるけど宝塚インターまで550キロ、10時間くらいですわボクのペースだと。写真は最後に寄ったダムから見下ろすところなんだけど、曲がりくねった道を手前にこの日は結構遠くまで見えたのでいい気分で九州を後に出来るかな?というご機嫌になったところ。ダム専用の道はいい線形をしてますが、コーナーに凸凹があるのがわかるでしょ?ここの凸凹は結構きつめでそこまでしなくてもいいかも?って感じ。最初だけビックリしました。「この道には駐車できません」とかの案内がいくつも登場しますが駐車場は何ヶ所もあるし、登山口もあるようで実際には駐車場があってもそれほど人が来ることもないダムがほとんどですけど、ここはクルマも多かったですね。雰囲気のいいダムです。この日の帰り道、自分のペースでのんびり中国道を行き、宝塚の渋滞も少し落ち着いた頃になるかな?と思ってたけど佐用の先で車線規制の渋滞、これが距離のわりに所要時間がすごくかかる渋滞。高速に閉じ込められるのが嫌で思わず佐用から一般道に出てしまう(やはり国道179号まで渋滞でしたが)。ハイドラのアイコンがいくつか渋滞に捕まってたが全然動いてないのでもしかして山崎インターまで県道53号で行った方が早いか?と思ったらこっちの方がかなり早かった。(これもハイドラの使い方か?)


大分県日田市天瀬町桜竹(天ケ瀬温泉鶴舞の湯) 久大本線の駅を順に訪れてたわけですが天ヶ瀬駅はハイドラのCPが反応しない...よく見ると結構離れたところに設定されてる。よくあることだし、全部の駅CPをせっせとクルマで集めるボクはどうせなら電車では獲得出来ないように全部駅からちょっとずらしてくれてもいいと思ってるくらい。鹿児島本線の筑後船小屋駅なんかも駅からずれていたけど、ここは都合がよくあぜ道を走ると無事ゲット。ここはソフトバンクホークスのベースボールパークがオープンしたので人の多い駅に行かなくていいのは助かる。ちなみにこのあぜ道には「迷惑駐車やめて」みたいな看板があった。なんとなくわかる、でもハイドラCP目当てのボクも駐車する場所探してるように見えたろうな。しかし天ヶ瀬駅のCP、ここは面倒な場所、別荘地かな?そんなところまで登ってなんとか獲得、そこらでちょっと見通せる場所があったので少しズームで撮ったもの。これネタ切れした時の「ここはどこでしょう?」向けと思ったけど、これとか難易度的にどうだろ?一応タイトルの天ケ瀬町桜竹ってのはこれを撮影したところになり、カッコの天ケ瀬温泉鶴舞の湯ってのは小さいけど分かるかな?玖珠川に架かる橋の袂に青いシートみたいのが見えます?あれが人気の鶴舞の湯、ボクはこういうの無理なんで入れません、ボクにはワイルド過ぎ。そもそも露店風呂興味ないし。この日のボクは光岡駅まで駅を訪れ、日田インターから大分道で西へ。山田SAで19時半くらいだったと思うけどもうこの日は終了です。


大分県玖珠町大隈(粟野橋) 小国のエブリワンで爆弾おにぎりを食べながら(当時ダイエット中で500キロカロリーくらいあるからこれ1つだけ)作戦を練りこの日は鳥栖の方に向かってどこぞのパーキングで寝ちゃえと決める。そこで小国からは国道382号を気持ちよく走って九重へ、阿蘇など混むところは渋滞しちゃうけど大観光地から外れたらスイスイ走れるもの、この区間のこの国道はクルマも少なくていいですね。国道210号線に合流して久大本線の恵良駅に寄って行きましょう。ここで玖珠川を粟野橋で渡るのですが、この橋の上からの眺めがこれ。ボコっとしたのが宝山、その向こうにも歪な形の山が並びこの地方らしさを感じます。この日はこの後もぼちぼち久大本線の駅に寄るので国道をずっと走ることになりますがここから見えるボコボコした山の中、山の向こうを行く県道とか興味あったよなあ...いや多分午前だったらその県道409号とか走ってたような気もします。この写真は16時26分、九州まで来ると30分ほど日が暮れるのが遅いのですがさすがに影が長くなってきてます。ハイドラの駅CPは実に順調で国道を走りながらホイホイ拾ってゆきます。冒頭の話に戻るが、この時のドライブっていつもみたいにセブンイレブン寄っては唐揚げ棒とセブンカフェとかの休憩もなく、何せ日に1700キロカロリーと決めてたからなかなかストイックなドライブなってしまいました。各社コンビニのレジ横のスナックも楽しみなんだけどな。普段のドライブではいったい何キロカロリー摂取してたんだろ...(目標体重になったら気にせず食います)


佐賀県鹿島市音成(長崎本線肥後七浦駅) 九州の年末年始ドライブ、最後の写真は最近の自分の趣味丸出しのやはりこういう写真。国道207号からは短い県道230号の肥後七浦停車場線で一直線。こういう表記出来るギリギリの細かさでもマップルは黄色に表記してくれてるのが当たり前だけど嬉しい。駅舎は木造、待合室?改札?建物に入るとテーブル代わりに電線ドラムが横倒しになっとる..あくまでもこの駅は木にこだわってるのか?こんな感じで小さな駅を訪れるのは楽しい。それにしても、ここ長崎本線なんですよね。時刻表ばかり見てた頃は長崎へはもちろんこの路線の方に目が行ってたけど、道路地図ばかり見るようになると長崎へは東彼杵町から大村というルートにまず目が向いてました(このパターン全国にあちこちあります)。この日はひたすら一般道で太宰府まで行き、クセになってるコインパーキング泊をして大宰府インターから一気に高速道路で帰ります、ハイドラCP集めの観点では九州北部は魅力的なんですがもうここでは無理しません。前日九州道の渋滞が短ければ行けるところまで行こうと思いましたが、甘かったんですよね、わかってはいたけど鳥栖からの県道17号もガチガチでございました。この県道にはパーキングとかないんですね(未走行部分にあるかも知れないけど)、コンビニに行きたくてインター名は覚えてないけどテキトーに筑紫野あたりの市街に出たんだっけ?この日の夜はグダグダでした。


長崎県島原市有明町大三東丙(島原鉄道大三東駅) で、電車じゃないですね、ディーゼル車ですね。前日の夜に高速道路で大分道の甘木から長崎道の諫早まで来ました。長崎道の今村PAはコンビニもあるし便利な場所なんでここで車中泊、3時半頃から活動開始で島原半島を時計回りに移動、海に面しているこの駅で明るくなってゆく時間帯を過ごします。海に面してるのはこの駅だけじゃなく、雲仙市の古部駅もそうなんだけど、まだ暗かったんでわからずでした。穏やかな内海の向こうから昇って来る太陽、新年3日目でじっくり日の出を堪能したのであります。で、電車、じゃないですね、これしっかり分けないと確実に「違うぞ」って言われるので、ディーゼルの気動車。ブルルルルという音がいいです。動き出す時にエンジンを吹かす音、遠ざかる音、電車とは違う。なんて言うんだろ?地元でディーゼルの音聞くこともないのでボクにはこの音が“旅の音”になってます。この後は普賢岳も近くなって来たのでクルマにから出て眺めていると地元のおばちゃんに声をかけられて、やれ「独りで来てんのか?」「さみしいの〜」とかいつものパターンで攻められる。逆襲せねばと思うも、「火砕流で建てて半年の家が焼かれた」とか強烈なネタを持ってる方で完敗です。島原いいところですとも言い難いじゃないですか。聞き役に徹してから次に移動ですハイ。


福岡県大木町三八松(大莞保育園付近) 大木町は三潴郡(みずまぐん)の属してます。で、三潴郡って大木町だけ。そういう郡は他にもいくつもあるけど郡はそのまま存在しますね。ここは県道716号三八松交差点から北に進んだ町道になるんかな?雪雲が迫り遠くの山などが見えなくなり妙に不気味になった木にとまるカラスたち。あれ?白いカラスがいません?そんなカラスいるの?この白い鳥はカラスではなく「カササギ」という鳥。カラスの仲間ではあるけどこれはカラスと一緒にしちゃいけない。このカササギと言う鳥、佐賀県、福岡県の平野部に分布してる鳥でどこにでもいるカラスとは違う。どうりで全国走り回っていても見たことない鳥だ。この写真では2羽しか写ってないけど、実際には10羽ほど確認。この木は住宅と田園が混在する中で居心地がいいんだろうね。この写真以外にも、せっかくの20倍ズーム機とか持ち出してるんだからカササギにグッと寄った写真も撮ってるんだけど、ボクってやはりこういう景色になってる写真が好きなんでね。本来ならもっといろんなものも写ったのに雲とか霧って味方になってくれるといいよね。よく見ると電線?ワイヤーが一本だけ写ってるけど細い枝に紛れ込んでます。絶妙やね。こんな雲が出てるし山間部は雪なんでこのまま久留米の市街方面に進みます。九州で一番おいしいちゃんぽん求めて「リンガーハット」探します。


大分県大分市大字生石(日豊本線西大分駅) 2日半遅れで出発した年末年始ドライブ。14時30分出発で一気に高速道路で向かう...しかし地元から宝塚インターまでが混んでて40分かかっちゃう。この日は雪も無さそうなんで中国道でひた走る(山陽道は渋滞だらけ)。そして出発から7時間で壇ノ浦PAに到着、九州目前で無理せずに寝ました。PAでも駐車したのは宿泊施設(旅籠屋)の下、あんな高いところに泊まれるのが信じられんと荷台で寝ます(0円)。3時半にシャキッと目覚めて大分を目指します、椎田道路は東九州自動車道になり全部のインターに料金所が出来て、以前の料金所飛ばし技はもう使えません。ハイドラCP集めもあり、駅めぐりですが、このドライブで最初にイイね!を付けたい駅がここ。フェリー乗り場ならこっちが最寄り駅。貨物の取り扱いもあり(以前は企業への引き込み線とかもあった)、旅客駅としては小さいが写真でもコンテナやトラックが見えてますが、貨物駅っぽい雰囲気、これが嫌いじゃないのよね。「フォークリフトに注意」なんて看板もあるし、駅前で荷役作業とかするのかな?5トンコンテナがいっぱい積んであったけど、あれを扱うフォークリフトはデカイぞ、一般乗降客の近くで作業していいのか?ってくらい。ここ、駅舎が瓦屋根というだけで嬉しいのに、すぐ近くに国道10号、そして近くに海がある。そんな雰囲気まるごと気に入った。企業撤退、区画整理等もあったけど駅だけはずっとそのまま、頑張れ。


長崎県平戸市生月町山田免(金毘羅神社付近) 予報通り曇ってしまいました。昼になりお腹空いてきたけど大好きな生月大橋をちょっと違った角度で眺めたいと住宅の密集する方に移動です。そうして通行の邪魔にならないだけのスペースがあった道路から望遠レンズで生月大橋を撮影、やはりこの橋はいい。この橋の色はなんとかブルーって言うんだろうけど、ボクなんか「生月大橋色」と呼んでますもんね。この撮影後は山田幼稚園の南側道に入り込んでしまう。やってもうた感に包まれながらなんとか極狭路を脱出。その後は生月島唯一(?)のコンビニであるファミマに行こうとする。ところがボクが思ってたよりファミマは北にあり、ボクは思ってたより南側に出てしまう。そしてこの日はなにかイベントをやっていて道路も混雑、人いっぱい。さらにボクはコンビニって流行っていても結構潰れちゃうもんな、と勝手に脳内でファミマを閉店にしてしまい生月島を離れてしまう。その後、気になって検索したら生月島にファミマがあるとの検索結果。この時点でもまだボクは自分が勘違いしたままなのにファミマの方が移転したと思ってたくらいです。自分ってあてにならんね。その後は温泉に立ち寄り、後は夜まで地道に唐津の方までの駅巡りをしておりました。この日は午前中にいい景色をしっかり堪能したので気分的に満足、失敗は国道382号(対馬がメインの国道)で呼子港に行き、国道の標識を探すのを忘れたこと。(九州に行く前に考えてた)


長崎県平戸市獅子町(鯛ノ鼻) このGWのドライブを長崎県にしたのはこの鯛ノ鼻自然公園の展望所に行きたかったから。天気のいい日、いい時間に合わせたんだから最高の景色を堪能させてもらいました。平戸島の最高峰である鯛ノ鼻のここへは県道19号の案内を見つけてこれを見ていれば...着きました、鯛ノ鼻の東からのアプローチが正解。何年前になるかな?ボクは同じ県道でも島の西を行くあたりからの道がわかりやすいと思い、進んでいった道は石や葉や枝がこれでもかとばら撒いてあり、普通の人はここまで突っ込まないぞというところまで進んで断念した。120%この道は違う、スポーツモデルのクルマでも行けるはずの山だもの...と、ここまで突っ込んでおいて...タイヤから聞こえるいろんなものを踏みつける嫌なバキバキボゴボゴという音を聞きながらバック、窓は閉めてましたね、開けたら雑草が顔をくすぐるから。そんなこともあって以来ずっとリベンジを誓ってた場所なんです。そしてやって来たわけで最近ではあまりないくらいの達成感に浸らせてもらいました。この写真では生月島方面(西向きの展望所で北の方向いてます)を見てますが西の方角も素晴らしい、海に突き出たところだと当然海の景色なんだけど、手前に陸を配する海の景色いいっすね。この展望所のすぐ手前が駐車場ってのもいいです。ここまでの道は路面もいいし、夕陽も最高のはず。


長崎県佐世保市下船越町(展海峰) ここは外しません、この日の天気予報は昼までは晴れ、その後は曇りとのこと、晴れ予報はよく外れるけど、下り坂予報はよく当たるもの、展望のいいところを全部行こうと欲張る時間もない中でまず展海峰の展望台へ。5月の爽やかな朝にこの景色ですからね、素晴らしいとしか言いようがない。手前がまだ日陰になってるんですがこれはボクの写真に多いパターンだし、ボクとしてマイナス理由になりません。かなり久しぶりに晴れの日のここに来れて満足、天気がイマイチだった展開峰の写真はこの写真と差し替えです(ボクのサイトに晴れの日の写真が多いのはこれが理由です)。この場所、佐世保の市街地からちょっと離れていてアクセスはいいとは言えないのだけど、前回ボクが訪れた時は高速道路も「佐世保みなと」までしか出来てなく、混雑する駅前を通過しないといけなかったが「佐世保中央」からだと便利ですね。と言いながらもまだ早朝なんでボクはやはり「佐世保みなと」で一般道に出てこちらに来たんですけどね。この西九州道って平戸の方まで作ってくれるんだろうか?だとすればありがたいよね。この展海峰、雰囲気抜群の展望台の他にはコスモス畑もあるんですがこちらは時期はずれ。ところでいつからなのかヤギが数匹いたのでこいつにしばらく絡んだところ(好きな道とか聞いてみた)で次に向います。


福岡県京都郡みやこ町犀川(東犀川三四郎駅付近) この年のGWは後半4連休に混雑は集中、どっぷりその中にいたボクは九州に行こうとしてるのに中国道の小月で下りて下関をウロウロ、関門トンネル?いえいえ関門橋が渋滞してるのにトンネルなんてもっと大変、最後尾はどこ?ってくらいトンネル渋滞も発生です。結局関門橋だけ高速使って門司港からまた下道へ、例えば交通情報では渋滞となってるけど下関から門司港だけなら左車線(門司港出口流出車線)を走るだけで実は本線が渋滞しててもスイスイです。なんであの渋滞に参加してトンネル使うんだろ?とか大きなお世話かな。そんなこんなで北九州市内ウロウロ。4連休しかないのにこんなところにいてもなぁ、と西に向かいたいが福岡の混雑にも正面から挑みたくない、と言うわけで南下します。南下して大分道までのんびりドライブ出来たらまぁいいかな、と決めてやっぱりローカル線を見つけてこれにお付き合いします。この線路は平成筑豊鉄道田川線、東犀川三四郎駅のすぐ北です。このあたりはドライブ、ツーリングの人が選ばないであろう地域だけどいい、この青空ならどこでもいいかな?しばらくはこのローカル線に沿ってドライブを楽しんでいたんだけど、この鉄道はボクが思ってたより西に行っちゃいますね、田川線ですからそうなんですけどね。田川に来たらもう国道322号でいいかな?と思うもまだ時間はある、ここからは県道で日田彦山線沿いに南下します。


宮崎県えびの市西川北(矢岳高原展望所) 国道221号の旧道で宮崎から一度は熊本県入りをしたのだが、現道で戻りやって来たのが矢岳高原の展望所。県道408号でスイスイ登って行けちゃいます。写真は展望台で景色を眺めていたところで場所が空いたのでよっこらしょと登って記念撮影です(景色は逆光なんでこんな写真)。寒いけど雲海見るならこっちかな?えびのループから見るよりこっちの方が迫力あるだろうな。ここも以前冬の九州ドライブで雪になりボツったところだけど、いいねここ。早朝の小林市街は-1℃くらいだったんでここだともう少し冷えるか?冬が無きゃ大丈夫だろう。まさか夜はゲート閉鎖とかないだろうな..この矢岳高原、ボクはこの展望台だけで移動してしまったけど、キャンプ場とかあって整備されている。そしてこの写真を見て気付いたけど、もう少し高いところにも草地が広がってますね、あそこにも行けるかも知れない。そしてちょっと航空写真を見てみると、あれ?車道があるし、展望台に向かう前に分岐があった(展望台の案内しか見てなかったな)。あそこ行けるの?でも行けそうなら行ってるような気もする。一般車はダメだった?これが宿題になりました。ここからは肥薩線沿いに人吉の方に抜けて行く道があるのでこっちで行ってみましょう。ボクはいいところで列車が来る“列車運”がある方だと勝手に思ってるけど列車来るかな?残念来なかった。(日に上下10本ですから)


鹿児島県南大隅町根占辺田(南大隅ウインドファーム) 急げ急げ日が暮れる、やって来たのは展望台にもなってる風力発電所。夕日とそれを隠す雲、残る青空と札幌と東京と尼崎のドライブ好き。プロペラは撮影者の上でブンブン回ってます。大隅半島ドライブは相当いい点数だったんじゃないですか?この後はさらに林道を走り抜け西原展望台へ、ここでは霞んでもいたし、開聞岳は影だけでも見えているのか、そんな気になってるから見えてるのか?そんな感じ。この日は西原展望台でほぼドライブは終了という感じ、ここでいい感じに力が抜けた。そしてここで赤いロードスターのLove RoadSter氏とボクは再び遭遇、3台4人でジョイフルへ。この日2回目のジョイフル、九州ドライブで迎える大晦日の食事は特にジョイフル率高いな、ジョイフラー、ジョイフリストのボクですからね。ジョイフルでお開きになった後はそれぞれの宿に向かわれたが、ボクはどこで年を越すか決めてない。気持ちとして満タンで年を越したいし垂水に向かえば営業してる給油所もあるだろうと移動、「道の駅たるみず」で年を越す。そうは言っても年末とか正月などの雰囲気はなし。あっさり寝入ってうっすら火山灰が積もったアウトバック。今日からは探検?に多少シフトして九州の道を走ってみましょう。


鹿児島県肝付町岸良(辺塚海岸) シンプルな砂浜、水平線。ここは場所をしっかり説明せねば、それはこのあたりをネットの地図で見ると「岸良」という地名がいっぱいなんですよ。岸良の砂浜と言っただけじゃ国道沿いの方になってしまう。さらに辺塚という地名もいくつか登場するんです。ここは船間というところで国道448号線から南に分岐する県道74号線でしばらく、東向きの美しい砂浜が登場します(Yahoo!あるいはGoogle Map検索なら「鹿児島県 肝付 辺塚」と入力)。太陽は西に傾き、左手には工事中のブルーシートがちょいと目障り、そんな中でも正面にこの水平線を見ればこの景色、たまりませんな。今からこの長く曲がりくねったこの県道74号線を走り抜け、林道を走り抜け、目標は西原展望台。この時点で15時でしたから、内心日没までに間に合わないんじゃない?と思い、気持ちは先に行きたい、でもこの砂浜ではゆっくりしたい、それに砂浜で写真撮りだすと波が打ち寄せる度にシャッター切りだして止まんなくなる。いやいや先に行きましょう。おっと、その前に、この砂浜へはこの時、道路にクルマを止めて歩いて来たんですけど、砂の駐車場へも普通車なら行けそうです。段差一発が怖いだけ。では県道74号を佐多に向かって走ります。


宮崎県串間市大納(都井岬) 都井岬は県道に事実上の料金所(駒止の門)があります、協力金らしいがはっきり言えば入門料でもあり通行料でもあります。夜間早朝は無人なのでフリーパス、ただし自分でゲートを開けて出入り、自分でちゃんと門は閉めましょう。料金所から少し進むと右手にあるのが小松ヶ丘広場というところ、写真はそこ、ライバル車がいないうちに撮影しちゃいましょう。ネタばらしだがもっと海を入れたいなと左に数歩移動すると工事用の黄色い重機が写っちゃうのよね。あれ?都井岬と言えば野生馬、振り返ったところの小松ヶ丘にも一匹もいません。駒止の門から先はどこにいてもおかしくないのにね?ここまで来たら灯台(別途有料)の方まで行きましょう、灯台の駐車場は無料だし、ここからの景色もいいんです。そこら中、もちろん車道(灯台まで県道36号)にも地雷(馬糞です)があるのに、馬がいないのはねえ..と思いきや帰りには馬の団体に行く手を遮られる..やりたい放題の馬ですな、いえいえサービスしてくれる馬じゃないよね、野生ということになってる馬です。この写真を撮ったところに馬が入って来てくれてクルマと一緒に撮れたらいいんだけどね、地雷があるから馬がこっちの広場に来ることもあるんだけどな。


宮崎県日南市南郷町(道の駅なんごう) 撮影用に路肩にクルマを並べました。やっとこさ太陽の光がここまで届きましたというタイミング、「さぁ、この2台で今日は行きますよ」というところ。いざ出発、と言う前に、この日の朝、待ち合わせの「道の駅フェニックス」でなんかやらかしてなかったか?と言われそうなんで言います、アハハ..キー閉じ込んでJAF呼んでました。道の駅の入り口に立って宮崎から駆け付けるジムニーをお迎えしてたんじゃなく、JAFのトラックを待ってたんですね。レガシィには暗証番号でロック解除出来るシステムがあり、寒い朝だからとエンジンをかけてロック、トイレ行ってお茶買って戻るとこの時だけなぜかロック解除出来ない、今まで数えきれないくらいやってきたのに..暖房を効かせて少しでも早く暖まろうとした結果、寒い朝の道の駅に放り出されるカッコに..公衆電話あってよかった、さすが道の駅。ま、あくまでも暗証番号でのロック解除は非常用として封印すべきやね、寒かったし、笑われた。宮崎市の「道の駅フェニックス」を出た2台は国道220号の旧道は瀬平崎付近で日の出鑑賞、そしてこの道の駅に来てこの写真を撮る。あれ?でもフェニックスの木が歯抜けになってない?そうなんです、どうも枯れたか腐ったか..2台のクルマの横にあった木は切られちゃったようです。では最強のナビを助手席に迎えたジムニーを前にいざ出発。


宮崎県延岡市北浦町(横島展望台) ここ、好きなところなんです。まず貸切だし、何もない(以前はちょっとしたベンチとかあった)。この写真のところにクルマを置き、外に出てまず大きく背伸びをする、この瞬間たまらんです。ここはぐるっと見渡しても人の生活を感じるものがない、県道から離れてるのがここでポイントになってる。間違いなく宮崎県なんだけど海を眺めて外国に来てる気分になれるか?と言えばボクはなれると言っておきます。この単純さはすごーく大事です。この日のここは実に穏やか、真冬なのに寒くないんです。前回は日の出狙いで真っ暗な時間帯からここに来て三脚まで立てて日の出を待ち構えたんだけど風がゴーゴー唸るほど強く、体感温度は地元の尼崎では味わえない氷点下のレベル、そこまでしてちゃんとした写真撮ってなかった気がする(ずっと暖房効いた車内にいたもん)。そんな横島展望台もこの日は最高、結構長い時間いました。と、ボクのお気に入りっぷりを書いてるんだけど、マップルには記載なし。Google Mapでも展望台への道は却下されてる。場所は..「右を見ても遠見山、左を見ても遠見山」とかクイズにしてやろうかな?海沿いの県道122号沿いで延岡市、小さな半島の先に横島ってあります、この半島です。なぜ地図は無視するんだよ。(何もないから?)


大分県佐伯市上浦大字最勝海浦(蒲戸崎展望台) 四浦半島は南北で津久見市と佐伯市と別れている、この写真を撮った蒲戸先は佐伯市、ここは県道沿いに駐車場が整備されている、行ってみましょう。マップルには徒歩道の点線はないけど、整備された歩道で10分少々歩くとデッカイ展望台があります。この展望台はぐるっと見渡せるし、見渡すだけの景色もあるんですよね、四国だって空気が澄んでたらすぐ近くですよ。保戸島の方を向くとこれだけ近くて橋を架けない理由って何だろ?なんてね。この写真は佐伯湾を眺めてます、鶴御崎はフレームアウトさせちゃいました、青空か雲か迷った挙句に広角レンズで両方撮ってしまうボクのパターンです。この蒲戸崎で佐賀関から一緒だったこおいち氏とお別れ、はじめは鶴見崎の方までご一緒する案もあったのですが、この鶴御崎が思いのほか遠く、次の予定を聞くとしんどいとの判断、いいところなんで是非訪れて下さいね。さてボクは鶴見崎目指しますよ、展望テラスでもいいし、灯台まで行ってもいいし、どちらかで夕陽を堪能しましょうか、日が当たるとあまり寒くないし、いい日没が楽しめるでしょ。次の半島の先端ですけど、鶴御崎まで50キロくらいありますし、どうしても佐伯市街を通って行きますからね近くて遠い、急ぎます。


熊本県宇城市三角町三角浦(三角港) ボクにとって記念すべき港が三角港。初めてフェリーに乗ったのがここから島原まで運行されてた国道フェリー、海の国道57号ってことで国道フェリー。とにかく走るのが楽しい頃でフェリーに高いイメージが刷り込まれていた頃だけど、ここは使ってみようと。便数はあまりなかったが、それ故に以前調べた時のこと、何時頃出るのかなんとなく覚えていたんじゃないかな?電話で確認することもなく港に行き朝7時半くらいだったかな?朝の便で島原に行った。この航路は熊本の新しい港が出来たこともあり廃止になった。ボクが乗ったのは大型連休中だったが、予約もなく乗れたし空いてたことを思うとこうなるのもわかる。ただここからのフェリーは真っ直ぐ島原に向かう熊本新港からと違い、島原半島をじっくり見物することが出来たんだよね。初めてのフェリーでボクは感動しっぱなしだった。そして今の三角港は三角の名前にちなんだ建物(中に売店)があり、広い駐車場と公園(道の駅状態です)。特にこれ以上お金のかかる何かを作ろうとはせずに三角港として存在している。現在はクルーザー船のみが発着、新幹線、在来線と組み合わせて天草(松島、本渡)に行くのみ。写真の赤い乗船ブリッジはもう使われることないんだろうな.. ここで30分休憩、天草からは国道266号しかありません、混んでました。それにしても天草パールラインから見る海はあんなに青いとはね。


熊本県天草市倉岳町棚底(倉岳神社) 天草の最高峰である倉岳の山頂からの景色がこれ。ほぼこの高さまで道路があるところがすごい。展望台からさらに進んでミニ神社の階段から撮ったもの、気分最高です。海を見下ろすのもいいけど、手前に旧倉岳町の集落なり、畑などがあるのがいいですね。本当に山頂近くまで車道があるんだけど、とりあえず山頂かな?と“それらしき駐車場”があったのでここから歩くんだと思った。でももう少し進んでみると赤い路面の道路が山頂までさらに伸びてました。こっちの道に気付かずに歩いて登っちゃう人いないか?そんな人いない?その“赤い道”の終点まで来たらもう山頂です。座り込んで数分、誰かが来たら撤収しようかと思ってたけどその後も誰も来ないので30分ほど居たかな?ここはよく整備されてるし、GWだと帰省して来た人とか来るかな?と思ったんだけどね、孫連れてクルマで登って来るパターン想定して勝手にボクなんか会話になったらこう話そうとかまで考えてたのに..そんなこと考えてると誰も来ません。この山は来た道で下り県道59号を北へ、教良木ダムの手前に滝の案内を見つけ釣られてみる。観音の滝?なんともこれは...不思議な滝でした、って言うか、滝なのか?という滝。気になった?気になるでしょ。


熊本県天草市有明町上津浦(道の駅有明) ここでの車中泊は2日続けてになりました。まだ明るいうちに到着して併設の温泉に入る。道の駅の温泉は混むことが多いような気もするけどGWの真っ最中、意外と空いてました、これは嬉しいね、時間帯が良かったかな?晩御飯の時間帯だった気がする。その後、夕日がいい感じなんで気持ちのいい風に吹かれに出る。ここの道の駅は目の前が海、向こうには雲仙が見えるんですね、その左に残照が出るような位置に陽がこの時期は沈みます。道の駅から海には写真の歩道橋を利用します。国道は横断しても海の方に行けないようにフェンスがあるんです。歩道橋からは海の方に下りて行けるんだけど、ここは砂浜になってるわけでもないので(砂浜はちょいと先)、展望台になるこの歩道橋がいい。これはもちろん手持ちで撮ったもの、いい感じの暗さかな。ちなみにこれの撮影は19時32分、九州までくると陽が落ちるのがちょっと遅いことがわかりますよね。この日は、21時に寝た。8時間睡眠なんて普段しませんからね、なんとも幸せな睡眠時間です。この道の駅は海水浴場が近いこともあって夏休みは混雑します、ガードマンの誘導がありました。海水浴場の客(長時間駐車されるし、道の駅の使い方じゃない)は確か断ってた。夜になってもクルマがいっぱいで変なところに駐車させられてそこで寝た覚えがある。次の天草ドライブでもお世話になります。


熊本県天草市牛深町(茂串海岸) 山の次は海、と言うわけでもないけど、なんだか山ばかりの天草ドライブになりそうだったので目を付けてたのがこの砂浜、牛深に近い茂串海岸。駐車場がいきなり満車状態だったのでびっくりしてしまったが、なんとか駐車して行ってみます。見た目にも美しく、海と山、砂と岩が組み合わされての景色は写真を撮るのが楽しくなりますね。例えばこの場所までちょっとばかし歩かされてやって来る場所なんだけど、景色がどんどん変わりますから面白い。例えば天草下島にはマップルによると「水泳場」が9つある、ここって唯一寄った場所だけど一番いいところじゃない?ボクみたいに景色楽しむ人いとって。うん、多分そうだろう、そうしましょう。駐車場は満車だっただけあって(夏とか大丈夫か)、人も多かったんだけど、団体がいたわけでもなく、絵になる人と言ったらいいんだろうか、背景の一部としてずいぶん人の入った写真撮らせてもらいました。ここはお気に入りの砂浜になりました。結局この時の天草ドライブで立ち寄った砂浜はここだけ、通り過ぎたのはあるけどね。この後は牛深の街を抜けてもっと南に行ってもいいし、遠見山に登ってもいいかな?と思いながらも国道を北に向かう、次の正月休みになんかまた九州ドライブに行くと思うので楽しみにしておきました。そして展望所マークがある六郎次山に向かう、先に行ってみた権現山と比べてどうかな?相当酷い道でも登ってやる気ですよ。


熊本県天草市天草町大江(西平椿公園入口) 天草下島の西側、荒尾岳の少し南にあるのが西平椿公園。海沿いの道を走ってると吸い込まれますね、行ってみましょう。最初に立派な駐車場が見えますが、これは多分臨時駐車場?その先に入り口があります。その入り口の手前が写真の場所、これは海をバックに記念撮影しなければ..このあたりでこんな写真は撮りまくったけど、この公園自体は...駐車場でターンして次に行ってしまった。この場所はアイデア次第でカッコいい写真撮れそうな場所なんでもしここに出向くことが出来るなら、この写真よりセンスよく撮ってやって下さい。こういう海と一緒にクルマの写真を撮ろうとしても、人工物をクルマ以外に写さずに...となると海沿いを走ってもそんな場所ないですよ。あっても私有地で入れなかったりするからね。もう少しここにいてもよかったけど、ライバルが現れたのでぼちぼち撤退。ライバルってのは単純に他のクルマのこと、ここに写ってるアウトバックの手前に駐車しちゃったのでこっちが移動です。この後は2つある天主堂めぐり?(大江天主堂と崎津天主堂)と思われそうだが、ボクを知ってる人はそんなところ行かないだろ?ってわかってますね、その通りでどんどん南に進みます。というわけで、この西平椿公園って実際にはどんなところかわかんないまま。


鹿児島県南さつま市大浦町(亀ヶ丘東シナ海展望台) クルマで登れちゃう山は全部登ってやる。と思ってたりします。だって「どうぞクルマで来てください」って作ってくれたんでしょ?というわけで(?)やって来たのが亀ヶ丘という山。標高387mだけど海の近くだとこれくらいが丁度いい高さかな?って思える(ここも都合よく思うのが大事)。ボクは国道226号から林道橋掛線で亀ヶ丘に向かう。全線舗装、道幅も広くはないがあまりストレスもない道、野間岬と亀ヶ丘を行き来するならこれが最短ルートだと思う。この山には2つ展望台があるのだが、最初に向かった「東シナ海展望台」、に向かう途中の芝生が実は最高にいい気分だった。その芝生はこの写真で言うと右の方、2人立ってるの見えます?(ほとんど点ですが)ここがその芝生、さらに先端にある岩の上はいつでも死ねる分だけ(?)素晴らしい絶景が広がる。そしてこの写真が名前の通り海を見る「東シナ海展望台」からのもの。ここは来なきゃいけないところだね。もうひとつの展望台が「星ふる丘展望台」、先にこっちに来る方がよかったかな?やはり海の面した山ですからね、海に向かって突き出るような感覚が味わえる展望台の後に来るとちょっと残念な感じ。いい雰囲気なんだけどな、こっちは展望台直下まで車道がありました。


鹿児島県南九州市頴娃町別府(番所鼻自然公園) 前日のリベンジで訪れた長崎鼻はまた近くまで行ったところで曇ってしまい、どうも嫌われてる気がした。嫌われると晴れマークの天気予報など関係なく曇りますな..その後ボクは国道226号を西に向かって走る、すると「番所鼻公園」の文字。交差点名になってる。では行ってみましょう、青信号だったら100%通り過ぎてたこの公園って?どうだろ。奥の駐車場まで行くともう海が目の前、この時は工事して箇所があって下りて行けないところもあったけど、この写真の“道”を歩いてみる。この写真で説明すると道の右は海の池と言われるところで自然に出来たものらしい(ホンマかいな?と思ってますけど)。公園らしくいいベンチもあったし、タツノオトシゴハウスという店もある。正月休みだったかな?帰宅後に調べてみると養殖してるようで、入場無料か、惜しかったな。“赤信号の縁”で立ち寄った公園だけど、朝は開聞岳が赤く焼けた空にシルエットが映ったりするんじゃない?ここいいところじゃん。ここは次回の薩摩半島ドライブでも行かないといかんね。工事中だった部分もきれいになってるかもしれない。この後は野間岬方面に向かう予定。このドライブでずっと眺めてきた開聞岳もこれからは離れて小さくなります。近づくと曇る不思議な山“開聞岳”、小さくなっても美しいね。


鹿児島県指宿市山川大山(西大山駅) 車中泊を考えて「道の駅いぶすき」の方に向かう前にちょいと寄り道(まだ明るいじゃないか)。「観光駅」って言葉があったらここはそうですね。ここはJRの最南端駅である「西大山駅」。わざわざここを訪れようとしなくとも、国道226号から近く案内もあり、ちょっと行ってみるかという気になる..こともある?駅は無人駅なんだが、駐車場も立派で観光バスと団体さんも来ていた。クルマの中で少し待ち、静かになったところでホームに出てみる。この写真の構図はよく見かけるやつだね。昔は鉄道好きだったボクなんでこの駅名は最南端の駅として覚えている。でも月日の流れでいろいろな事情をこの駅で知ることになる。ショックだったのが駅内の掲示板か何かで見た最西端の駅、今は佐世保なんだね。鉄道ファンなら当然知ってることなんだろうけども、ボクは確か「平戸口」じゃなかったっけ?と昔(30年前だな)の鉄道ファンに少しだけ戻った。今は松浦鉄道の駅になったのでJRとしては佐世保駅が最西端だと。この後、駅から離れて近くのフラワーロードと小さな看板のあった道を走ったりしてるうちに日が暮れて行く、空が夕日で赤くなればいなと思ったが、雲が厚かった。この後は朝ごはん食べてたジョイフルにまた吸い込まれた。いくつも注文するんだから別に安くないけどね。九州行くとこことエブリワン(コンビニ)のパンや弁当ばかりだよな。九州でちょっとコンビニ寄ろうか、と思ったらエブリワン優先。


鹿児島県指宿市山川岡児ヶ水(長崎鼻) 寒そうな写真になってしまった。魚見岳で天気の回復を確信してやはり晴れ男だったなといい気分で移動する。やって来た長崎鼻は駐車場も無料でさらに気分もよくなる、単純です。ここも(ご)氏と行動、演歌が流れ、アロハを売る店が並び、店頭には焼き芋。携帯電話を除けば昭和が残ってる、こういう観光地のやり方って古くて消えて行くんじゃないかって思ったことあったけど今も残ってるならもうずっと残るんだろうね(そりゃ普通は買い物こそ観光の楽しみだもんね)。ボクはこういうところでお金使わないのだけど、そう決めてるわけじゃないんですよ。面白いものがあれば買います。駐車場から灯台へはこっち?と進むと..えっ、入場料1200円?「灯台行くだけだよ」と言うと車道から行って下さいと“長崎鼻パーキングガーデン”の入り口のおばちゃんに言われる。そして歩いた車道が先述の昭和の観光地、平成もその次も多分続きます。手元の画像フォルダをチェックするとこの時点、灯台の近くまで歩いたところじゃまだ青空があったんですけど、岩場を歩いているとこんな空になりました。青空と冬でも緑濃い開聞岳を海越しに見ようと相当期待した長崎鼻は天気に「また来い!」と言われてしまった。そして翌日の朝「来てやったぞ!」と言いに来たんだが、また曇り..さらに波もあって岩場に出る気なし。また長崎鼻に「また来い!」って言われてしまった。はいはい、行きますよ。ボクは執念深いですから。ドライブに関してはね。あとはあっさりしてますが。


鹿児島県鹿児島湾(鴨池垂水フェリー) この垂水〜鴨池のフェリーは初めて。ここまで来ると桜島に行き、そのまま桜島フェリーになるパターンだったが今回はこちらで。実は火山灰を警戒してのことでもあったし、今回のドライブでは桜島はパスするのも大いに想定してたもんですから。ドライブスルーで料金2000円を払って乗船待ち、時刻表なんか見ないでいい本数がありますからね。でもちょっとタイミングは悪く25分くらい待ったかな?(30分に1便くらいあるけどね)15時20分発の便で鴨池港(鹿児島市街)へ。35分の乗船時間は客室に入ることなくデッキにいた。寒くなったら客室に入ろうと思ったけど寒くなかった。桜島見物にもってこいのこのフェリー、垂水港を出てしばらくすると桜島はなんとも頼りない印象に山容になってくる。ここにボクはずいぶんウケました。山は眺める場所によって全く印象も変わりますからね、桜島にすればこの角度から見て欲しくない角度だったんだろうね。写真は鴨池港に向けて向きを少し変えたあたり、西日に照らされてる桜島、ここからは桜島もカッコよく(?)見えます。フェリーを下りてからはとりあえず指宿方面へ。この時点でまだ晴れていたがこの日の予報がバッチリ当たっていたら曇ってたはず。晴れ予報だったらこの年最後の日没もどこかで眺めていただろうけどね。桜島や垂水にある温泉はスルーしちゃったので「道の駅喜入」の温泉に寄りましょう、大晦日は空いてると希望的観測。ここはいい場所に駐車出来たらクルマから湯船が近い(どうでもいいが)、安い(お風呂セットは持参だけどね)、そのままクルマで寝られる道の駅(ワンセグ映るし)と、1人ここで年越し決定。


鹿児島県南大隅町根占横別府(辻岳山頂) お決まりの展望&ベンチ写真ですね。パノラマパーク西原台を離れて林道を南に進む。この林道は「林道根占中央線」、ちょっとだけ期待して走ってみたが、普通過ぎたかな。何か仕掛けて欲しいもんです。この林道で風力発電所にも行けるし...と言うか国道や県道に出たくてもどうすることもなく基本は南北に走るだけだったりする。そんな林道には登山口があり、ボクは辻岳というところにチャレンジ。なぜか北の登山口はスルーして、南から登ってみる。見上げると頂上らしき部分に気になる岩が見える。あれくらいなら30分くらいか?と計算、ズンズンと歩き出す。この登山道は距離を使ってゆっくり標高を上げるのではなく、正面からそのまま登るタイプ。木々の合間を行くところはいいが、開けたところからは急になる。でも景色がいいね、しかし冬なのに暑い...原因は足や腰に貼ったカイロ、これで自爆気味。一度はがすともうくっつかないが外しておく、暑くてたまらん。そして30分もかからず山頂。写真の山頂もいいけど、気になってた岩に登るとこれまた素晴らしい景色、征服してやった感にひたる。実を言えば景色はパノラマパークとたいして変わらんのでは?と思っていたが、もう別のもの。南向きの佐多岬方面の山の斜面も見もの、とにかく360度の大展望。ここは団体さんウエルカムの山頂ですね結構広いですよ。このベンチから開聞岳に向けての下りは..国道から上ってくる道?


鹿児島県南大隅町佐多辺塚(佐多射撃場) 夜明け前に到着し、1時間20分ほどここ佐多の自衛隊射撃場で過ごしました。低い位置からの太陽の光がクルマを照らして写真じゃ実際よりきれいに写っております。このままもっと太陽が昇るまでここにいてもきっと退屈はしないんだろうけど、それなら今度また昼の時間帯に来ればいいじゃん、と言うことでボチボチ移動を考える。あ、そうだこの射撃場、ボクのクルマだと普通に走ってほとんど問題ないどころか、アウトバックの良さがわかるくらいなんだけど、実は結構凸凹になってるので地上最低高が少なかったり、エアロパーツ付は慎重に行かないといけない。またこうやってクルマを入れて写真を撮ろうとしても実はクルマの置き場所が難しいんです。平たんに見えても凸凹があるので慎重に走り、海が見下ろせるところまで行ってクルマが前後左右に傾かないような場所を探す、これが難しかったりする(気にし過ぎないことも大事、と自分に言っておく)。この場所を独り占めしていっぱいボツ写真撮って次はどこに行こう?ここまで来ておきながら結局は本土最南端の佐多岬へは行かなかったんです。あの破壊されたままの展望台はどうなったんだろうな...と思うも、過去2回行ってるから今回はパスでした。多くの人は多分佐多岬に行ってこの半島はだいたい終了だと思う。でも佐多岬、いいところだけどあそこはクルマを入れた写真撮れないよね。


大分県大分市佐賀関(大黒海岸) 佐賀関の灯台まで海星館からこの日は行かずにクルマに戻り、日没直後の県道を走る。写真の場所は2.0m幅の規制標識登場後に黒が浜に向けて下ったところ。道路から10mだけ逸れて残照とこの県道の“美味しいところ?”をバックに記念撮影。結構風があったわりに波は実に穏やか、この日は移動日と割り切ったあとでこの雰囲気、なんか得した気分です。これだけ暗くなってしまうとこの県道でぐるっと周回してもね(それでも周回したんですけどね)..この日は「道の駅佐賀関」で車中泊、明るいうちに佐賀関の灯台まで行けなくてもここに潜伏して翌朝に灯台に行こうと決めてた。あまり広くないので混んでる?と思ったが空いてた、ボクとしてナイスポジションをゲットした道の駅の片隅だったけど、他にスペースはあるのになぜかデリカが横に来てどうみてもここで朝まで過ごすよという動き。混んでたらいいけど空いてるのに隣に来られるとなんか嫌だとボクが移動した。隣に例えばセダンとかコンパクトならともかく、自分のクルマより車高があるのがあると荷台で寝てても落ち着かないのよね、覗いてくることもないだろうけどさ。翌朝は5時起床、日本海側で雪が降るような天気だと、このあたりは豊予海峡を風が通り抜けるのか風があり、雪雲がちぎれて飛んでゆきますね。西の空は雲が覆いかぶさってる。


熊本県阿蘇市波野大字中江(荻岳展望所付近) 熊本と大分の県境付近、国道57号より5キロほど南にある荻岳という山に行ってみます。クルマで山頂まで行けるという情報はそのままクルマで行けと言われてる気がしてならない。ここで正直に言う、実は以前にこの地域に来た時にここに行こうとしてたどり着けなかった。ナビもあるのに...なんと情けない。ナビには山頂までの道は表示しない、近くに目的地を設定して探したがダメだったのだ。そして今回なんとか..です。分岐にある案内を注意して見ながら進みます。写真は間もなく山頂(意外と広かった)の駐車場に着くところ。山頂は確かに見晴はいい。空気が澄んでいたら阿蘇山、久住の山々、そして祖母山と同じような距離で眺めることが出来るなるほどいいロケーション。思ったのと違うのは山頂には小さなピークがいくつかあり、360度の大展望ではなかった。いくつかの展望台を回らねばいけない。やはり360度ぐるっと見渡したかったのが本当のところ、これが贅沢だもん。その展望は実に特徴がある。地図を見ても等高線もおだやか、ここに面白さがある。この写真からもある程度分かってもらえると思うが、“なだらかに遠くまで広がる杉林を見下ろす”展望なのだ。これが絶景とは違うがボクにとっては初めてのちょっと不思議な景色。杉林は山の斜面に広がるもんだと思ってたからね。どうかな?また行くことってあるかな?ストリートビューがいい天気で羨ましい。


大分県豊後大野市緒方町原尻(原尻の滝) この時のドライブで最後の立ち寄りスポットとしたのが原尻の滝。正月の九州ドライブでも行こうとしてたんだが海沿いメインだったドライブになってたのでパスしてたんだよね。午後3時くらいに着いたんだけど曇りがちになった空模様、逆光気味になってしまった時間帯のおかげでこの滝のカッコよさが伝わらないと思ったのでボクのヤケくそ写真、これがシャッタースピード2000分の1秒の滝じゃ。滝と言えばすぐにスローシャッター撮りたがるカメラマンが多いからボクは逆で遊ばせてもらう(楽だしね)。この写真なんか原尻の滝の「東洋のナイアガラ」と言われる良さがどこにもない、でもこうするとすごーく大規模な滝にも見えたりする。と同時に、東洋のナイアガラは言い過ぎだとも言っておかねば...滝と言えば山の中にあって歩いて行くのが大変だったりするのにここは「こんな田園地帯に滝?」と疑いたくなるところにあるのがいいんだよね。この滝はその名前の道の駅もある。そしてここの美点、眺める場所が限定されてないところ。吊り橋からもヨシ、河原から見上げるもヨシ、いろんな角度で楽しめる滝だったりします。それにしてもここまでスピードシャッターを切ると落ちてゆく水に表情というか、地形が関係してるのかな?面白いじゃない。逆光の時間帯に訪れた場所は時間帯を変えて必ず再訪するはがねいちなんでよろしく。


長崎県平戸市生月町南免(山頭草原) 生月島を遠くから眺めると高いところに草原?牧草地?が見えていた。地図を見ると山頭草原とあるね。晴れるようなら明日行ってみよう。そう思ってたが夕方になってたが「風の辻ぐるぐる公園」を後にした後、さらに山に向いて走らせていると手作りの案内を見つける、まだ明るいし行ってみるか、これが下見。そして翌日、青空の広がる日に行くことが出来た。一番のルートは県道42号線の案内に従う(ナビがあるから普通は問題ないね)。1車線の道になった後、3つヘアピンカーブをクリアすれば間もなく到着。終点はゲートになっていてここの脇にちゃんと駐車場が整備されてる。ここから5分も歩けば海が見えてくる。牛のフンがそこら中にあるのだが、ここは牧草地なんで全部避けるのは難しい、帰りにクルマに乗る前に“新しいフン”を踏まないようにだけ気を付けよう。牧草地の中に伸びる赤い遊歩道、ここを歩きながら撮ったのがこの写真。途中には展望所っぽいところや、この写真でも遠くに東屋が見えたりするが、この遊歩道全部が展望に優れているのでこの遊歩道を歩くだけで十分。生月大橋から的山大島、度島、そして平戸島がよく見える。この歩道がどこまで続いているのか終点まで行ってないからわからないが、この日は十分満足だった。この島は海沿いに楽しみがあることは知ってたが、島の中心にもいいところがあるんだね。道は入り組んではいるが、サンセットウェイからもこの草原に道路は続いてますよ。



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