中国その1 (岡山、広島、鳥取、島根、山口)




国道313号線 この国道は瀬戸内の福山市から岡山県を抜けて鳥取県の北栄町までの道、実際は大部分が岡山県でボクも岡山県の国道としては53号線とか180号線と並んで南北移動でお世話になる国道。走った回数は多いのにそう言えば登場させてなかった国道です。この時のドライブは前日の午後から思い立ったというもの、昼から出発して和気の中山サーキット、児島湖近くのなださきレークサイドパークと立ち寄って鷲羽山に行って...ナビの到着時間と日没時間をチェック、のんびりしすぎて日没鑑賞は諦めました。これは冬でもいいのでまた今度として帰るには早い、それじゃとんぼ返りになってしまう。倉敷や岡山の市街地は面倒なんで高速道路でパスして真庭に国道で向かおうとした...わけですが、寝坊気味に起きたので元気、北房インターまで一気に行き備北ハイランドサーキットまで行っちゃう。
 道の駅醍醐の里は実は車中泊では3度目。では国道313号線ドライブです。この国道は蒜山の方に向かうので前日は大山まで行こうと思ってたんですよ。確か天気予報は晴れるとチェックしたつもりだったので。ところが思いっきり曇りです。そうなれば...旧道チェックとしましょう。上の写真は湯原インターから少し北、米子道と交差するあたり、ここカッコいいです。下の写真は鳥取県関金町内、蒜山の登山口がある犬挟(いぬばさり)峠から少し下ったところ。鳥取県側は少々荒れ気味、峠からしばらく下ったところの展望所も何を展望していいかわからん状態...って昔からそんな感じでしたが。久しぶりの旧道だけど、現役の国道時代は知らない、降格して2年後?くらいに行ったかな?町道が県道になってまた現在は市道町道になったみたい。ギリギリ2車線確保の国道峠だったけど冬はきつい、夏もトラックとか大変やったと思う道。(こういうことを思うことが道路好きの醍醐味)



島根県道226号柿木津和野停車場線 夜明け前に家を出て目指すは津和野、有名な観光地だけどボクのことですからハイドラCPがあるんですね、この日は山口県、島根県の残りCP5つが目的、近くもないので来るだけで半日かかります。中国道で六日市インター、国道187号線、県道3号線と繋いでこちらの県道です。そろそろ狭い道走りたくなってる自分がいましてね...この県道は大規模林道のバイパスがあり、まずそちらを普通は使います。東から津和野へのアクセスで大事なルートなんですねこの道。この写真、普通に右カーブをそのまま走りとここでバイパスの林道にスイッチするところ。元々県道がここからグッと狭くなる所を上手に作り変えてますよね。ここまでしてもらっても狭い県道に行こうとする白いワゴンが見えますね。

 この県道、狭いと言ってもたいしたことないレベルで、それほどしんどくなく、距離もそれほど長くなく、交通量もなく、静かで雰囲気もまずまず...これを一言で表現して「お散歩県道」、このお散歩という言葉で説明、分かってもらえるとすごくありがたいんです。丁度若葉の季節、山の緑も鮮やかでなんでもないところに止めてもクルマから出たくなるいい陽気です。この道で久しぶり、つまおうじ君に追撃されてることに気づき、わざわざこの県道に引っ張り込む(?)ようにして合流。BMWも1シリーズからZ4Mに乗り換えてる...小一時間お喋りして解散、この日はもう記事にするまでもないけど、ハイライトは佐々並川ダム(萩市)への大代林道の落石除去やろか。下関で夕陽を見ようと思うもこの時期は日没が19時くらいなんで待てなかったな。なんやかんや800キロ走り防府で力尽きたのでした。



物見岩スカイライン 呉市のとびしま海道は上蒲刈島にある山道。この道路名は県道287号線の県民の海への分岐のところに登場するくらいで地図にもこの名前は出てこない。Googleの地図では物見橋公園展望台というのが登場するのでこの道だろうなというのがわかる。他に迷い込むような道はないので探せばするわかるが、ここを走ってみようと強い意志が無ければ入って行くこともない道であります。県道をスッと走ってしまうと気が付かないが、ここの山はなかなかゴツい岩の景色があって物見岩ってのはどこかにあるんでしょう。道路にはこの物見橋展望公園くらいしか立ち寄るところもありませんがしっかりこれが朽ち果てて?立入禁止でございます。ただ道路自体がなかなかの迫力を持ってるのでこの展望公園、というかちょっとした東屋にこだわることなし。
 県道から「これか?」ってところを入って行くとすぐに「こりゃほとんど走るクルマないわ」とわかる荒れっぷり。落石、雑草が車体を襲い、ガードレールもない狭路となってます。県道から入ってすぐにこりゃダメだと撤収...することなく、面白そうと思った人は走って正解のスカイラインなんですよ。山にへばり付き、海を見下ろす結構インパクトのある道ですから。物見橋展望公園から先も引き返さず進んで下さい、また海が広がる場面がありますから。ただ島の南北を結ぶトンネルのところに出る前はさらに道が狭くなってるので覚悟のほど。(ま、アウトバックがホイホイっと走ってますので大丈夫です)



広島県道386号田島循環線 時間あるかな?あんまりこの島でゆっくりしてると...と思うも周回に入ります。何年ぶりだろな曇り空の早朝に走ったことあるけどほぼ覚えてないので新鮮な気持ちで行けます。おっとその前、内浦山から下りてきたところは385号線でしたか、もうここらは覚えきれないし正直どうでもいい。3桁県道とか完全に理解する気ありません、これに拘ると多分大事なもの見つけ損ねます。「田島にの県道」でヨシ。と、自分を楽にして走るわけです。あれ?ずっとこんな道幅あるの?そんなことありませんでした。「おっ」ここから狭くなる、こういう場面って広くなる場面よりボクはテンション上がるんですけどどういうことでしょう。
 狭くなったところで海も見えたりしますがこれ冬だから海が見えるだけですね。写真の場所なんかそんな感じ。道幅も5ナンバー時代のままって感じです。何ヶ所かで写真とか撮ってると自分の中で決めてた時間になってしまい、横島ドライブはパス、ここまで来ていてもここは切り替えます。何度も言ってますが空気が澄んでいたら横島には行ってみたい展望台もあったので田島の県道ドライブより優先してましたけど。さて移動モードは山陽道を使い福山西から河内インターへ。国道432号線で南下して竹原港目指します。午前は福山、午後はとびしま海道と強引にセットにしたドライブですから。右の写真は文中にある「狭くなるところ」。ここでスッと道幅半分に。



広島県道43号厳島公園線 起点は山陽本線の宮島口駅のところなんで航路も県道と言えば県道ですかね?で終点は包ヶ浦自然公園のところのロータリーのちょい先。ボクはここでとっととUターンして戻ってしまった。特に探索する気もなく、この県道だけは走っておこうという気持ちだったんですね。この終点から先も道は細々ながらも続いていて静かな砂浜なんかあったんですね。島から戻ったら府中の新しい道の駅に行き、その後は岡山国際サーキットにも行かないと...と焦ってた?いやそんなことはないんですけどね、時間はあるので。この砂浜は気になるのでいつかここで日の出というクルマで2回も厳島行く?なんてネタを提供するかも知れません(これ書いてる今はそんな予定ないです)。
 短い県道ですし、見どころなんてあればするならこの砂浜に沿う部分。見通しがいいのでちょっとクルマを止めて撮影。砂浜にも鹿がいます、山深いところで見るのが鹿という勝手なイメージがあったので鹿と砂浜はなんとも不思議でした。この県道に来て出来たら県道の標識と一緒に撮っておこうと思ったんですけど見つけられなかった。見落としてたら悔しいから、この県道の標識はもうなかったことにします。これと言って他に行くこともなく港に行き、往復切符買ってたからさっと桟橋へ。係員がボクのクルマのナンバーを見て「えらいところから来たんだね」と。ボクは朝一番で来てもう帰るんですよ」とスマホ指差して意味深に笑う。すると「ふーん、遊び方が他と違うんやな」となかなかの返事。その通り。7時20分発で帰りました、島の滞在約40分。



国道184号線 国道54号線と結構仲良く重複している国道184号線。この国道は出雲と尾道を結ぶのだが、陰陽連絡国道でも狭いまま放置されて国道ではないバイパス路(農道+県道)が整備されてしまった部分、この写真では「カーナビは無視しろ」と言われた部分ですね、こちらの部分にスポットを当てます。ここ以外にも山梨県のほったらかし温泉のところでもこんな「ナビが間違いっすわ」の看板を見たことがある。手間かけて看板つくらせるとは罪なナビです。と言うか、道路もどんどん出来るからナビが悪いとも言えないかな。で、国道184号線の方、こんなわざわざ作ってくれた案内標識にもかかわらずそのまま行こうとする白いワゴンが見えますか?
 わざわざこんな標識を作るくらいだから...と言っても1.5車線くらいで道がハードなわけではありませんけどね。道路の興味もあったわけですが、来島ダムに行きたいなと言うわけでこちらの道。初めてこの狭い区間を走るのでこれも楽しみ、前回は土砂崩れで通行止めだったんですよね。ダム湖は広いんですけどダムの管理所への道も狭く、展望台?もほったらかし状態。国道の丸山トンネルの南からダム湖に向かって走るとすぐハイドラCPもゲット、すぐ国道に戻りました。右の写真は丸山トンネル前にある標識。似た数字が同時に目に飛び込んできて「ん?」となってしまった。標識の大きさの違いや、上に高さ制限があるのは納得。ここまで来ての幅制限はちょい疑問だけどね。幅員減少の標識でいいのに。




美郷町道吾郷浜原線 県道40号線のお気に入りポイントである石見簗瀬駅を見下ろす堤防の上。ここから東に進むと県道は橋で対岸に行く。ここは県道ではなく直進、グッと狭くなる町道にスイッチ、橋の袂からいきなり狭くなる瞬間が好きな変態と嫌いで止めておく一般人、いろいろいますが説明不要のボクですからこんな写真撮ってます。ここ狭いんですけど、三江線ドライブと謳うなら行かねばなりません。なにせ明塚駅に行くならこっちの道です。この明塚というところは川沿いの集落だけど、ここには発電所があるんですよね。この発電所は山の向こう、この川の上流の曲がりくねった先にある浜原ダムから送水された水で発電してるのね、何で発電してるんだ?と思いました。
 この県道は全編こんな狭いのか?そんなことはなく、結構走りやすかったりする。狭くても川沿いの道だと見通しがいいのでカーブミラーもない山道でのドキドキはないです。上の写真は県道から町道に入ってすぐですが、この町道の標識は嬉しいです、もっと市道や町道、村道でもこんなの立てて欲しい。もちろんお金がかかることは承知です。いやもっと簡素なものでもいい、道路名があるなら利用する人みんなに知ってもらっていいじゃないですか。すべての道になんらかの道路名はあると思う。書類上でのこと、工事の時以外は使われることのない何号という数字でもいいや。右の写真は上の写真のところから少し進んだ場面。小さく見える青い橋が県道。




広島県道456号下門田泉吉田線 高暮(こうぼ)ダムへの県道、で覚えてます。県道にはだいたい2つの地名が入ってるもんですが、この2つ両方わかんない地名。多分この県道名は覚えません。金曜日の仕事がしんどかったのか、なかなかペースが上がらないまま「道の駅ふぉレスト君田」へ。尾道道のインターチェンジCPを拾う目的で山陽道から北へ松江道の口和インターからこの道の駅に来て、いきなり30分昼寝。この県道に進めば少々眠くても目が覚めてくるんだけどね、油断すると川に落ちますから。大型車困難の狭路で和歌山や岡山の「険道」に慣れてるボクにはちょい狭いくらいの道だけど、一般的にはひたすら狭く曲がりくねった道、高暮ダムまでこんな感じの道を走りますね、特別景色も印象的なところもないかな。ハイドラCP的には案の定ですが、高暮ダムは電波無し、残念。
 高暮ダムはなかなか大きくてダム湖も大きい。戦前から作られて1949年竣工となってる。湖も険しい道を走ってやっと辿り着くパターンで大きな湖は見応えある...ものだけど、今回水量が少なくてね、なんかダム湖の縁の部分の土が剥き出しになってるところが多いと痛々しいんだよね。写真撮る気になれなかった。左の写真は同じ県道でもまだ南から行く場合、明るいところにある沓ヶ原ダム。こちらも古くて竣工1941年だって。この規模のダムだとスルーして写真とか撮らないこと多いけど、ちょっと古さがカッコ良くないですか?ダムって新しくても古くてもいいよね。ではこの県道を走り抜けて再び松江道のお世話になります。高野インターから北へ「道の駅掛合(かけや)の里」に向かいます。(ちなみに右端のガードレールがこの県道)




国道488号線 ボクが今まで走った道路として最高難度の酷道がここ(道幅×距離)。場所は匹見〜吉和の区間だ。ゼンリン社のロードウェイのコメントは「大きな高低差を山肌に沿い小刻みに稼ぐ。肩が凝り、神経はすり減るが、達成感のある狭路」とある。ちょうど裏匹見峡の紅葉と重なった上に広島側に向かったボクは対向車とすれ違えずに数え切れないほど断崖の一車線をバックした。スカイラインで8年かけて経験したガードレールのない断崖狭路のバック走行の距離をわずか1時間半の間に経験してしまった。この国道の島根側(匹見)には相当遠回りでも広島方面へは他の国道を勧める看板があった。これを無視して冒険したら大変だよ、Uターンなどする場所すら本当に見つからん(島根側)。災害にでも出くわしたらどうしよう... ってな道。ちなみに峠にあまり感動はなく、展望もあまりなかったような..この道路はネタになると思って修行する道路だね。


山口県道37号宇部美祢線 金曜日の仕事も20時に片付き、21時出発で山陽道を西に走りまして吉備SAまで来て車中泊、外気温計は24度を表示、この温度までは快適に寝られます。そして翌朝は5時過ぎに出発、途中何度か軽い15分睡眠をしつつ埴生インターまで、ここから本番っすね。で、宇部市吉見の上笹原ダムにハイドラCPを拾いに行き、県道に戻る場面ですね。この手前からのダートはなんらかの施設(牧場かな?)への道です。帰宅後にこの施設の航空画像を見ると何かが落ちて屋根がぶっ壊れてるように見えるんですけど何だろ?これ書いてる今もこれが気になって仕方ない。隕石でも落ちたか?落雷?なんてね。この道からダムCP獲りに行き、凸凹道ではあるけど簡単にCPは獲得、ただこの道はダムへの道ではなかったです(ダムは南から別ルートで)。この写真では県道37号線の特にクルマの少ない部分に出たところで、夏になり濃くなった緑と田んぼの景色が広がってる場面、ここまで下がって撮るまでもなかった気もするけどちょっと撮ろうかな?と思った場面。思いっきり県道を塞いでるように見えるけど、通行の邪魔はしてないですよ、この撮り方だとそう見えますけど。県道のことに触れておくと、この県道37号線の大部分は宇部興産の専用道路と平行しトラックと勝負する(?)快走路なんですね。ところがボクの好きなところ、南の数キロだけはちょっとはぐれた県道37号線になってます。お昼前に山口県入りしてしばらくは田んぼを見ながら快走ルートを繋いでダム巡り、...なんだけど実際にダムに着く前に簡単にCP獲得出来ちゃうところが多くてダムに行くまでもないまま走りっぱなし...


岡山鳥取県道112号大佐日野線その2 大佐ダムのところにある公園で軽く昼寝して...どこに向かおうかと言うと新庄村の道の駅、国道181号線にある「メルヘンの里新庄」。通常ボクはこのメルヘンという言葉を発するのは恥ずかしくて「新庄村の道の駅」としか言わなかったりして。大佐ダムからなら県道58号線で杉林の峠越えが普通だと思うもここは県道112号線をそのまま進む。この県道はボク好みなんですよ。ほとんど交通量もないこの県道、長閑な風景やガードレールもない渓流に沿う場面、峠は特に語るべきこともないかな?鳥取側はヘアピンが連続していたりと飽きない展開、道路に狭さ、険しさはあまりなく走りやすいです。写真は国道180号線の四十曲トンネル鳥取側から県道に入ってすぐのところ、レトロ、ノスタルジックな処理で雰囲気作りしてます。ボクはこのトンネルから県道に出る交差点と言うか、こういう場所が好きでしばらくここで過ごす、そもそも最初のお目当ての晴れ間も桜もほぼどうでもよくなってますから。ここでGoogleのストリートビューの「!」ってやつを紹介。この県道の鳥取と岡山の県境付近、鳥取側を下ると最初のヘアピンコーナーがあるんですが、このヘアピンコーナーの手前から徐々に県境に向けて進んでゆくとなかなかビックリと言うか、ボクは笑いました。もちろん反対から見ていってもいいけど、お勧めは鳥取側ね。向かおうとしている新庄村の道の駅、ここに何があるかというと、道の駅コンプリートバッジ。ここで岡山県コンプリートです。多分近所の桜の名所「がいせん桜」もあって満車必至。いいですよ、走りながらCPとバッジだけちょうだい。


岡山県道302号宇治鉄砲町線 曇りの日のドライブになりメインを桜から県道に切り替えたボク、写真もこの日はエフェクト使いまくりでございます、それもコッテリとした仕上げで(今回のドライブの写真は以後みんなエフェクト使い倒し)。国道180号線で高梁に来たところで目指すはこの県道、気になってたのは「真似男ヶ峠」という名前、峠には名前の由来があることが多いが、これはなんでしょう?この名前が気になってやって来た峠は普通のカーブでした。ま、「ボクがその真似男なのねん」と変なのに絡まれるくらいなら普通のカーブでいいや。この県道302号線を完走したわけでもないので残り部分はまたのお楽しみ、途中で301号線にスイッチしちゃいました。この場所は備北バスの藤の木峠というバス停のところ。ここ晴れてたらいいところだよね、曇っててもそう思ったくらい。峠ということで標高は低くともこの桜はまだ満開と言える状態でした。桜って微妙ですよね、種類が違うこともボクは詳しくないのであるんだろうけど、もう半分以上散ってるのもあれば満開の桜もある。おかしな名前の峠やら、この写真の場所のいい雰囲気、短い区間で楽しい道じゃん、いやその前に国道180号線からこの県道にスイッチするとすぐ標高を上げだすんだけど、実はここでボク的には「おぉ!」ってのがあって、それは振り返ると国道484号線の豪快な部分が高梁市街の向こうに見えるんですよ。この場所は道路の写真を撮って喜んでる派(何それ)のボクや同種の人は絶対反応すると思う。空気の澄んだ午後のタイミングで行きたい。


山口県道196号宮野上佐々並線 山口市街から北への曲がりくねった県道、国道262号線の変態ショートカットであります、と言うかこれ国道262号線の旧道です。西からダムをまわりながらボチボチ山口市街に向いて走ってまして、この県道で市街地に入ります、そこでこの日最後のダムにチェックインです。写真はカシオの小さなセンサーのコンデジなんでこんなもの。この道を抜け道に使う人はほとんどいないと思うけど、なかなかの迫力がある採石場の前を通るので採石場好きのボクはこっち走りたいですね。ただし日曜日以外はダンプカーが走りまくってると思われます。そしてダンプカーが来ないであろう山間部は市街地が近いとは思えない本気の山道になってます。国道262号線で市街地に出るところは混むけど、さすがにこっちで街に出るクルマは他に見かけず。で、ボクはわざわざ混んでる時間帯に市街地の駅をまわりハイドラCPを集めボチボチと今夜の車中泊ポイントを探します。道の駅は近辺にいくつかありますが、ここは道の駅長門峡(ちょうもんきょう)にお世話になりましょう。車中泊に向いてる?ボクは他にクルマも来なくて心地良かったです。ただし、山口市街で買い出しは必要ですね。翌朝は5時過ぎとゆっくり目に出発して、夜明け前の濃霧の中を走りこみます。萩市の山口県道13号線昔のむつみ村あたりかな、ここの佐波木ダムは雑草小枝ブラシ喰らいまくりでしたわ(ストリートビューはダムまで行かずに終わってる)。


国道191号線その1 広島市から下関市までの300キロ近くあるこの地方の幹線ルート。ボクは益田以東の山ルート、益田以西の海ルートとドライブ的にしっかり頭の中で分けちゃってるので同じ国道なんだけどどうも益田で気持ちが切り替わってしまう。この日は浜田の方から来たので海ルートとしての国道191号線を西へ。この写真は山口県阿武町木与にあるパーキング(木与駅より200mくらい西)、道路沿いには駐車スペースなどはボチボチあるんだけど、ここは海にもすぐ下りて行けるポイント。写真ではわかり難いけどもうヘッドライト点けて走らせる暗さになってます。この日は長門まで行き、駅の外れにある駐車スペースで寝てしまいました。もう少し大きな街なら得意技のコインパーキング車中泊になるかと思ったんですが静かな街でした(コインパーキングなどない)。この夜の駅で列車を見てたりしてたんですけど、不気味なほど暖かい、11月下旬とは思えないよ。この国道は翌日には下関までお世話になりました。こうして益田から海沿いルートで下関に行くのは多分3回目、最初は角島大橋が開通して間がない頃で今ほど有名でも無かったのでスルーしてた苦い思い出がある。今回も益田で国道9号線から国道191号線にスイッチするんだけど、やはりね、ここは3桁国道なんすよ。これって道路好きの感覚と言うか、気のせいかもしれないけど、いくら走りやすくても1桁国道の威厳(?)はないんですよ。違いはなんだろ?道路にある「国道おにぎり」に刻んである1桁の数字は特別なんだろな。


広島県道400号藤尾井関線 この日はカシオのコンデジ1台だけで雨予報の中でのんびりダム巡りドライブ。土曜日の晩のうちから山陽道の道口PAまで行ってたので日曜日の朝早くから広島県道など走ってたりします。寝てる間に秋雨前線が通り過ぎると思っていたので雨予報でも実際は曇り。それでも路面は濡れてるという状態でこの県道を行きます。藤尾ダムに向かっているところですが、川の水量はちょっと多いんだろうね。この県道は沿線に集落がないので他にクルマと出くわすこともありませんでした。藤尾ダムももしかしてドコモの電波ダメかな?ろ思いながらも微弱な電波を拾い続けてこの県道、なんとか携帯通じます。特に狭いとは思わない普通の山間狭路なんだけど、やはり路面が濡れてるとさらに一段スピード落としますね。対向車が来てちょっと強めにブレーキ踏むことってあるけど、ここで濡れた路面だと制動距離が伸びるのがわかる、下ってるとズルっという感覚がわずかにあったりする。特にこの写真撮ろうと道路を歩いたんだけどヌルヌルよく滑る路面だったけど、なんだろう?普通に濡れた道路より滑りました。この県道から国道182号線に出てローソンのある「道の駅さんわ182ステーション」で早朝の部はおしまい。ぼちぼち岡山県に移動します。関西人として岡山県って遠くないけど広島県となると東の福山市でも遠くまで来てる気になりますね。


広島県道414号高光総領線 庄原に出た後はどうする?もう少し国道432号線で南下することにしたんだが、上下というところから神石高原町に方に向かうか..ん?この県道は記憶がない、よし行ってみようと最初ビックリした道の駅から少し進んだところでこちらの県道へ。ビックリとは「道の駅リストアステーション」で少なからずリストラステーションと読み違えた人もいるはず、いるでしょ?いると言ってくれ。この県道はこうした田園地帯もあれば、快走区間も林の中を行く場面もあります。写真は神石高原町の福永というあたり、ここはショートカットの道があるので(地図でもすぐわかる)特に県道をトレースしたい人以外はこちらは走らなくてもいいところ、やはりちょっと狭い。こんな感じで写真を撮ってたからだろう、アブタンが数匹車内に侵入。やさしく極刑に処した後、カメムシのカメタンが膝にいる、窓からポイしたいけどアブタンがまた入るので生きたままゴミ袋に。さらにケムタンがダッシュボードを這ってます。ケムタンは毒があるのかないのかわかんないので、「野生のキノコはすべて毒キノコ」の法則でやさしく極刑に処してポイしました。だいたい雑草が車体をこする場面でドア開けて外に出るボクが悪いわけで...この日はこの後、帝釈峡を抜けて新見の鯉が窪あたりから県道157号線(これも狭路)経由で結局岡山道の有漢から帰りました。


島根県道53号大東東出雲線 この道、多分走ったことなかったと思う。この地方の県道って時々忘れたりするんだが、そういう場合は初めて走ったことにすることにしてる。島根県安来市の「道の駅広瀬・富田城」で2回目の車中泊、ここは暗いし静かでいいですね。国道沿いではないし、近い国道は432号線ですもん、遠方から来た人がここで寝ることもあまりないかな。で、その道の駅からそのままこの県道を走ったわけでもなく、宍道湖をぐるっと周回しながら走り回ってからこの県道へ(すでに起きてから5時間走ってます)。青空と緑濃い景色の中を快適に走るんだけど、この写真のような場所も残ってる。でも拡幅工事とかやってるんで唯一写真撮ったこのポイントもいずれ県道じゃなくなると思う。この県道は小河内ダムがお目当て、そこで電波に苦労したっけ...(独り言) その後は広域農道から県道45号線に出て山佐ダムへ。やはりスカッとした青空と濃い緑の景色しか記憶にありません。そして再び西へ、県道25号線で南に行くんですが、やはりスカッと青空と濃い緑の景色しか記憶にありません。夏の中国地方の走りやすい県道ドライブってこうなります。決して走っていてつまんないじゃないんですが、もう少しカメラの出番が欲しいかも、と。このままだとこれが最後の写真になっちゃいそうなんで、やはり狭い道も走らねばあかんかな?と言うわけでダム巡りから離れて国道432号線で広島県入りします。


岡山県道48号笠岡美星線 この道路をお目当てで走りに行ったわけでもないのですが、この時期の田んぼの絨毯と青空が気持ちよくって嬉しくなってしまったのだ。土曜日は仕事が早く終わった。こういう時って、早寝して思い切り早く出発しちゃうか、あるいは得意のパターンで、車中泊仕様のワゴンなんだからと前日から出発してどこぞで寝てしまうか?この時は山陽道の瀬戸PAまで来て寝てました。この日は岡山県の西南部(こんな言い方するの?)のダムと県道を楽しむドライブの予定、相当暑くなるからずっと運転席で過ごすいつものドライブです。南から北に走ったこの道路は快走ルート、景色とか目当てで走る道でもないのですが、この場所で思わずクルマを止めちゃう。田んぼの匂いがしますね。夜とかカエルの声凄そう。ここに来る前からブーメランみたいな雲が気になってたが、ちょっと遅くて形崩れちゃった、もっとハッキリクッキリのブーメラン形だったのだ。ここではわざわざあぜ道に入って行って撮影したりもしたが結局この写真。岡山県はボクの中で和歌山県と並び険道の宝庫のようなところだが、和歌山県とは違い2桁県道は結構走りやすい?そんな気がするけど、どうやろ?ちなみにこの場所は岡山県矢掛町小田、井原鉄道より1キロちょい北。ネットの地図ではこの県道には「広域農道」の文字が出るのだが、重複してんの?


鳥取県道33号三朝中線 三朝温泉から東へ、そしてこの先は未通区間なのね、と思いきや大規模林道に繋がり鳥取方面に抜けられるみたい。この大規模林道は走ったことないんです、この時はまだ積雪通行止め。この写真は小鹿渓のところですね、中津ダムまで行ってまた三朝温泉の方に戻りました。県道名の中ってのは南の国道482号線の佐治川ダムのあたり、大規模林道は他の県道と接続してるいわゆる浮気県道っすわ(略奪県道ともいう)。写真では葉っぱひとつない木々の枝がなんかすごいんですけど、マップルにも紅葉マークのあるところ、なかなか良さそうです、いやここは紅葉に拘らなくとも渓谷としていいんじゃないかな?こういう感覚はあまりないので新緑とかいいでしょ、紅葉があるところは新緑がある。それでももし紅葉時期なら雨上がりのしっとりしたタイミングで来たいですね。でも豪雨はダメ、通行止めになります。どれくらいの雨量からが規制かは書いてないけどこんな道で大雨は怖いからここまで来ませんけど。ん?県道の標識が尻に敷かれてます。ここでは規制区間の方が大事なんでしょう。というより、同時に標識を立てようとするからこんな低い位置に取り付けられちゃったのかな?もう少し雪があるともう隠れてしまいます。ちなみに2.4キロ先にも同じ標識が立ってまして、やはり県道33号線の標識もこの位置に取り付けられてます。


国道482号線 この国道もルートがよくわからんですよね。多分京丹後から米子までを国道178号線と国道9号線はどうしても使いたくないけど1つの国道で行きたいというマニアの役人が決めたんだと思うんですけどね?違うやろ?って、それなら理由を説明してくださいよ、と言われればボクの説が正しいかと(?)。そんな国道、今にところ不通区間があってこれだけで京丹後から米子にはまだ行けないんじゃないかな?蘇武トンネルとかホンマに出来るんか?と思ってたトンネルがせっかく開通したのに氷ノ山のところの県境がずっと通行止めですよね。バイクでは行けたらしいけど...ね。この氷ノ山のところだけは未だにボクも通り抜けたことないんです。林道時代もいつも通行止め。この写真は辰己峠からわずかに東へ下ったところ。峠のピークで写真撮りたかったけど、ピークって駐車禁止ですよね。ま、ほとんどクルマの通らないようなところではボクも撮ってますけど、ここはちょっと無理。そこで峠東の駐車場にチョイ駐めして撮影。この国道はボクの大山からの帰還メインルートで国道53号線以西はおなじみ、いいドライブコースですよ。この写真を撮った後は佐治のダムまで行き、戻ります。人形峠(今回はトンネルで)から倉吉方面に進みます。ボクの印象は狭い道ばかり走ってると思われてる?いやいやワインディングの快走路も好きなんですよ。この日はこのあたりで気分よくグイグイのSモード走行。おっとその前に下見しておきます、どこ?


広島県道441号七塚三良坂線 ちょっとだけ、一瞬だけ、いい感じのところがあるんですよこの県道、七塚原高原になるのかな?走っちゃうと一瞬なんだけど、ボクとしては青空に白い雲、この写真の木を上手に入れて写真を撮っておこうと苦心してるところ、納得の写真は撮れてないのだけど、せっかくだからこれ貼っちゃえ、クルマが遠すぎるけどね。この近くにね、国営備北丘陵公園ってのがあるんです。中国道がこの公園の中を突っ切ってるので、この公園の中から見下ろせるかな?なんてこと考えたりして駐車場代がちょいとかかるけどハイドラのダムCPもひとつあるし入ってみるか... え?めっちゃクルマ多いやん、並んでる!実はウインターイルミネーション2014なるイベントをやっていて、明るいうちから混んでる。脱出も難しいし、ボクとしてはイベント会場から離れたらいいだけと入場ゲートまで行ったらどこにも書いてないのに入場料も同時に頂きますと...料金収受のお姉さんに「お一人ですか?」と怪訝な顔までされて...で、公園内に入っても警備員だらけで落ち着かないし、ボクが楽しむような「いい場所見つけて写真撮っちゃえ」的なことは出来そうもないので脱出しちゃう。時期が違えば花畑とかあるんだけど、11月下旬ってそれもなし。ボクってやっぱり有料のところは楽しめないわ。そりゃ、道路標識で盛り上がれる人ってみんなそうじゃない?(全国のごく一部のドライブ好きに共感してもらえると思ってます)


岡山鳥取県道8号新見日南線 この県道は基本的に快走路だが、そうではない部分がある。全線走ったことある県道だけど、今回はこの県道の険道部分を走らないと行けない伯備線の布原駅がお目当てのため再び走行した。この部分は国道182号線があるので、それこそこの布原に行く人以外はまず走る必要もないところ。もちろん交通量はほとんどない。駅へはナビにも地図にも載ってない道でアクセス、駅があってよかったね、と言う山間の小さな集落だった。この県道で西に進むと地図では阿哲峡というところ行くのだが、道路からは何も見えない、伯備線の車窓から一瞬だけ見えるんだろうか?帰宅後地図をあらためて見たが、これと言って施設があるわけでも無さそうです。その後も西に進み東城へ。ローカル線に沿うので芸備線、木次線と伝ってゆきます。このあたりだと内名駅とか好きでやってるんだけど面倒です、行くのタイヘンです。こんな駅まで行ってると国道沿いにある備後落合駅とかが優しく感じますね(バックで戻る羽目になったけど)。そうそう、好きな道後山駅で30分昼寝しました。この県道に話は戻ります。この県道も伯備線としばらくランデブーする道。ただ半年ちょい前にこの県道はドライブしてたからパスした。そのうちボクが各駅停車の「やくも」になってこの県道を再び走ります。


広島県道204号安登停車場線 呉線の駅巡りドライブしておりました、そこでこの県道、日本一短い県道だそうで、この写真じゃ字は小さくて読めませんが、その看板が立ててあります。距離にして10.5mだそうで、この写真の電柱から電柱の間が県道。現在は道も拡幅されて国道と駅前ロータリーがくっついてしまった感じで県道だなんて地元の人も意識してないでしょうね。そんな県道だけどボクみたいに面白く思える人には行ってみたいポイント、10回以上この県道のこと知らずにこの国道は走り抜けてた。この県道、見方を変えれば県道の半分は横断歩道とも言えるわけだし、幅員は18.7mとある。歩道部分ももちろん県道ですからね、全長よりも幅員の方が長いってのも珍しい道でしょ。この県道もそうだけど、日本一短いとか、小さいとか低いとかは言ったもの勝ちみたいなところがあるんですけど、ボクはそういうのもアリだと思ってます、そもそも日本一という言葉がすでに曖昧だし...(富士山と琵琶湖くらい?文句ないのは)日本中にネタをばら撒いてくれたらオッケー。そういえば日本の中心とか謳ったものもあちこちにあった。この日はこの後、山陽道の本郷インターから山陽姫路西へ、国道2号バイパスから第二神明に進み伊川谷から阪神高速北神戸線で中国道に出て帰りました。北神戸線が中国道の名塩SAより東で接続してたら良かったんだけどなあ(そう思いません?)。ここらの渋滞は新名神開通で消えるはず、あと4年?待ちましょう。


山口県道351号油田港線 ここが終点、向こうに見えるクルマのところでUターンです。最近は県道の終点ドライブ?って感じになってるな。ここは山口県でも周防大島(屋代島)の東端、島の北側の国道は快走路なんでこの県道にスイッチする伊保田まではスイスイです、でも結構島に渡ってから距離がある感じ。道の駅サザンセトとうわ以西は交通量も減り、海沿いの良さがあります。わざわざこの終点まで来たのは、「行ってみようかと思っただけ」ですね、特別何かがあるわけでもない。でもそう思う人が結構いるんだなと思ったのはボクの前を走ってたクルマ、ボクの後からここに来たクルマ、どちらもここに用事があるわけでもなく、すぐにUターンして戻って行ったんだよね。今はナビが普及してるから間違えてここまで来るとも思えない、やっぱり興味があって来たんだと思う。ただ、ここまで来るならもう少し運転慣れしてからが良かったと思うよ。実はこの県道、それほど距離はないけど結構狭いのだ。この写真には電柱があるけど、これなんかどうやってここに運んできたの?って思う。毎日こんな狭い道でも走っていれば慣れてくるし、結構トラックでも走れるもんだけど、仕事柄だろうな、どうやってここに運んできたんだろう?あちこちで思うことがあるよ。4回目の周防大島でここまで来てしまったわけで、この島も行き納め近い?


グリーンラインへの道 広島県福山市の鞆の浦というところへは市街からだと県道22号線を南に行く。その鞆の浦の近く手前にある分岐(中川美術館、グリーンライン方面の案内有り)を右に進み、その次の分岐(案内有り)からグリーンラインまでがヘアピンカーブでぐんぐん標高を上げて行く道、展望もよろしい。はっきり言ってグリーンラインよりこっちの方がボクは好きです。この写真はグリーンラインに合流するちょい手前のところ。広島県道251号後山公園赤谷線はグリーンラインという快走ルートなんだけど2輪が通行禁止だし、夜間も通行禁止。夜は忘れたけど朝は5時まで通行禁止ね。実はずっと前にその夜間通行止めなど知らずに沼隈の方から夜明け前に来て日の出ポイントあるかな?って左折してグリーンラインに入ろうとしたら警官がいて「標識あるだろ!」と言われてしまった。曲がる手前に書いておくか、何か道路に置いてくれたらわかるけど、いきなり怒られてしまう。5時ちょっと前の話、クルマはアウトバックにしてすぐだった。もしスカイラインだったら走り屋認定でもう少しややこしいことになったかも知れない。そんなこともあってグリーンラインはボクのサイトではスルーしております。走れば気持ちいい道なんですけどね。ただひたすら海が見えることもないかな?マップルの好景観マークは大袈裟。と言うわけで距離はともかくこの鞆の浦の方からの「山本食品店ルート」をよろしく。(このルート名が気になるならストリートビューで?)


岡山県道399号金甲山線 観光ルートが廃れるも完全に朽ちることなく生きてるという表現でいい?いいロケーションにあるのでボチボチ景色もあるけど、走りながら標高を感じるくらいで展望は終点の展望所からね。走ってつまんない道ではない。最後に狭い道を登って本当の終点までクルマでも行ける。いろいろ反応すべきところがある道だけど、センターラインに反応しようか、だからこんな写真です。多分暴走族対策だと思うが、これを生かした走りとか考えたりしないか?以前漫画で側溝にタイヤを引っかけてコーナリングするやつとかあったよね、あんな感じでね。そんな暴走族対策も全線に施してある訳でもないところがよくわかんないのよね、この場所で普通のイエローラインになっちゃう。道路側の本気が感じられないからやはり暴走族とか来てるんじゃないかな?この県道なんですけど、今回は地図を見て県道405号線から繋がってる?道に興味を持ってたんだけど車止めで入って行けず、今までも何回もここへは来てるので分岐は覚えていたけど車止めまでは見えてなかったな、いつからダメなんだろう。全国版のマップルでも記載されてると“使える道”かと都合よく思ったわけだが。特にこの県道で何かあると孤立するんでエスケープ路になるのに。


岡山県道109号高瀬油野線 新見市街を抜けてこの日最後に岡山と広島の県境を跨ぐ最北の道?県道12号線で東城の方に行こうと思ったんです。県道12号線もこの県道109号線との分岐までは快走路、怖いくらいクルマも走ってない。さて気合はここからだなと県道12号線、109号線の分岐交差点から進むと道路におかれたあの案内..嫌な予感がする。「全面通行止め」の文字がボクを突き抜け、かき回し、持ち上げて突き落とし踏みつける..ショック。よく見るとどうも冬季通行止め?どうやら前日の14時から冬季通行止め、調べると11月29日の金曜日の午後に通行止めに入る道が結構あるということ。そこで戻るのを嫌ってこちらの県道で北へ、この県道も峠の前後には積雪があり、県道12号線の通行止めにも納得、しないとね。ちなみにこの道は冬季閉鎖はなし、道路沿いにはスキー場もあるのね。写真は峠から北に下り景色が広がったところ、向こうに見える西日に照らされてる山は花見山だろうか?この場所がもう日陰なんでこの写真以上に山が光って見えたな。ここでふと思う、来た道を戻るのを嫌ってこちらに来たけど、県道12号が通行止めなら今から向かう県道11号線での広島県入りなんかもっと北に位置してるし、こっちも冬季通行止め入りしたかな?チェックするの怖いな..とりあえず行ってみるか。


岡山県道456号下籾三明寺線 県道373号線からこちらに流れて来て南へ、この写真は旭川ダムに向けてグイグイ坂を下っているところ、棚田地帯をのんびり走ってたけどここに来て一気に下る場面ですね。この写真って撮った時はボツと思ってたけど、PCで触ってると面白くなってしまう。日なたと日陰、木々の枝がごちゃごちゃしてるのも好き、基本的にはシンプルな景色が好きなのにね。のどかな田んぼ県道の後なんでこういう木漏れ日ルートでちょっと気分転換。すっかり葉の落ちたところからは青空も見えるし落葉にも意味はある、良さもある。道路に散らばって落ち葉を見ながら..何枚あるんだろう?これはバカですね、もっと上手に感傷に浸りたいところだがそこらはとにかくあちこち走りたい気持ちの前に出てきません。あ、ここって岡山市内なんだ。北区ってここまで北に来るのね、大合併も結構前になるんだけど今もってこの「え、ここもそうなの?」で楽しませてもらってます。北区って神戸も京都も「ここもそうなんだ」って思わせてくれるんだけど(中国道赤松は神戸市)、岡山市でもこのパターン。岡山市内で遭難してクマに襲われるって言うのもあり得る話ですからね。いわゆる北区マジックというやつですね(土地勘弱いだけ)。ここ昔の建部町ね。


岡山県道265号線周匝(すさい)久米南線 赤磐市の最北部を東西に行く道、この道で西に向かうと丸紅産業の採石場の前を行く。土曜日なんで稼働中、ボクって採石場がなぜか好きなんで結構こういう場所で記念写真撮ってる。だけど繰り返しますが稼働中、門ではパトランプが回り、構内にマイクの声が響き、ダンプカーがやって来る土曜日、さっさと写真撮って退散です。そんな道も山中に入るとこんな落石注意の標識。実際は路面状態も悪くなかったけどね。青空と黄色い標識ってなんか色の組み合わせもいいんじゃないか?と思ってみてこんな写真撮ってみたり。標識に影も入って見難いだけなんだけど、十分この写真はボクがドライブを楽しんでることを表してますね、本人が言ってるんだから間違いない。この道沿いには小さなダムがあったくらいで景色とかは見どころとかないよね、このあたりは地図を見て道路の線形でなんとなく展開が読めます。吉井高原への林道とかの分岐もあったけど、ちょっとこの日は県道にこだわって最後まで走ってみる。結局、何かあるかな?と思ってるうちに走破?何の高架だろう?と思ったのは「美作やまなみ街道」か、ただのバイパス路だった気もするな、もう忘れた。広域農道なのに○○街道なんて名乗ってます。街道という言葉は古い道を思わせるのに山間ぶち抜き快走路にそんな名前付けちゃイカンですと言うのがボクの気持ち。国道53号線の予備でしょう。


岡山県道404号都留岐吉永停車場線 国道2号線で岡山県入りした後は三石から県道96号線で西へ行く。そしてこちらの県道404号線へ。ちなみにこの日のルートははがねいちになった気分で地図を眺めていると案外同じになるかも知れません。そうでなければありえないルート選択に笑っていただけるかも。いわゆる観光ルートではない道を観光にするボクはこんな写真のような道にも興奮する。多少..変ではあるが悪くない趣味だと思ってる。この場所はガードレールがあるんだが、ない場所もあってそこで写真を撮っておこうとクルマから出ると狭い道、おっと危ない川に落ちたらどうする、と思ったら「路肩注意」の看板がある。この看板は撮影しようとクルマから出る時に川に落ちないようにと言う意味だろうか?そんなアホなこと言ってると「ここでクルマ撮るな」なんて看板が立てられてしまうかも(ないない)。この県道は陶芸の里やら元岡山藩主の墓地があるとかでクルマもほとんど見かけないようなルートではなく、ボチボチ他のクルマも見かける。その後県道46号線で再び進路を西に取る。この日は赤穂で一般道に下りたけど、最初は山陽道で笠岡まで行こうかな?なんてツイートしてたように思う。ところがこんな道を走っている。こういう「なんでこんなところ走ってるんだろ感」を楽しく伝えたいんですけど、難しいです。


国道314号線その3 おろちループの全景は空撮でないと無理なんでしょうが(ぜひ空撮も画像検索してみて下さい)、途中の駐車場から歩道を歩くとこんな感じで見下ろせる。あの赤い橋の袂に道の駅があるんで、あの赤い橋の歩道を歩く人も多いですね。実は車道側からも眺めたいのですけどクルマ速いから止めます。ちなみにこの赤い橋の下をくぐる場所にも駐車出来るスペースがあるのでここにもやはり寄っちゃいます。橋を見上げるだけですけど今回は道の駅もパス、スイッチバック駅の出雲坂根駅もパス、ここは湧水も出ている観光駅、乗車人員は日に10人以下、それでも駅舎が新しくなってるね。快調に南下して東城までやはり気持ちいい、東城市街地に入る寸前まで快走路は続く。ここまで来たらもう中国道で一気に帰っちゃう..と思わない、まだ時間はある。と言うことで福山まで続くこの314号線、重複するのでここは国道182号線と言った方がいいか、さらに南に行き県道108号線に誘われる。ところがいきなり県境まで行けずに通行止め、迂回路がありマップルでは車道が途切れているような南の市道(ほとんど林道)を走らされる、この道で県境を越えて再び県道108号線に復帰出来たけど、これまた道。こういう山の中じゃ迂回路の方が実は走りやすいとかよくある話だったりするけど、これより酷い県道なら有名になるんじゃね?って感じ。


広島県道186号新市三次線 三次で雲海を楽しんだ後は北に移動、「道の駅ふぉレスト君田」でいきなり休憩、雲海見るのに疲れたか?少し寝る。そしてこちらの県道で金尾峠を目指す。写真は峠から少し北に進んだところ。広い空が気持ちいい思ってたよりずっと良かった峠と付近の景色。マップルには八国見山の景色が素晴らしいとありますが、ボクはよくわからない。三角の山が一部道路から見えたけど...この写真にも三角の山がちょっと見えてますよね、あんな感じです、この写真の三角の山を見て素晴しいと思えたら八国見山もいいのかな。素晴しいのはすっきりした峠付近の景色、雰囲気の方ですよ。冬季閉鎖直前で道路脇には雪が残ってます。南から峠越えしたので、もしかすると北側の山の陰とかどうなんだろう?と思いましたが、走行は問題無し、ただ路上にも一部雪が残ってるので注意して進む。冬季閉鎖のタイミングも絶妙やね。夏の緑いっぱいの時にまた来てみたいと思わせるいい峠道です。国道432号線に出てからはスイスイ走り、島根県道38号線、269号線などを走るも、走りやすすぎて困ってしまいクルマから降りることもなく奥出雲へ。ここから県道を繋いで新見まで楽しいだろうなとワクワクしていたが最初の峠(竜駒峠)からもう通行止めということでここは紅葉の国道314号線おろちループにでも行きますかね。


広島県道235号道後山停車場線 200mもない県道、道路地図では県道何号線までは書いてないでしょう。県道444号線から芸備線の道後山駅への道で、マックスマップル中国四国(縮尺10万分の1)ではなんとか県道の黄色が確認出来る、1mmほどだけどちゃんと色分けしてる。この写真が起点の交差点だと思う。ウィキペディアでは駅前の広場が起点だけど、それならアウトバックが右折してちょい行ったところ。ローカル駅探訪ドライブなら外せないいい雰囲気ですね。そんなこと言ってると芸備線とか全駅制覇したくなります。こういう短い県道になんとか停車場線ってのがよくあります。地図では見つけてなかったけど、現地で県道の標識を見つけて初めて知ること多いです。それにしても停車場という単語がなんとも言えん郷愁みたいなものを誘う。この単語には地方とか田舎とかの意味じゃなく「駅」の古い言い方だから都市の大きな駅でも停車場なんだけど、ボクは今となっては県道の名前に残るだけのこの単語にはどこかこの写真のような雰囲気を思い起こさせる。このあたりは個人差がありそうですね。ボクとしては停車場には駅だけ、1階建ての建物ってのを想像する。複合施設、駅ビルとかはなんか違う気がする。このへんは人それぞれでしょう。停車場って言われても、実際使わない言葉だし...が、もう一般的かもね。


島根鳥取県道107号横田伯南線 国道183号線をくぐり、岡山鳥取県道8号線からこの県道に進んでみる。小原川に沿う道は思ったより走りやすい、それどころか快走ルート?スイスイ走っちゃう。福万来とか福寿実と言った縁起モノの地名がいいよね。鳥取県道9号線まで来たところで終わり?この県道はまだ続きます。そして県境のある大菅峠(おおすげだわ)へ。この地方は峠を「だわ」と読んだり、乢(たわ)なんて字を使ったりしますね。この写真がその県境部分、道路もキレイだし感じのいいところ。ただここから西が大型車通行困難の本領発揮です。すぐ近くに県道258号線の市原峠ってのもついでですから行ってみましょう..行ったはずなんだけど、記憶がずいぶん遠いぞ?間違いなく言ってるけど、写真もないし、記憶にあまりない時点であまりボクのドライブ心に響くものがなかったんでしょう。いいなと思ったのは西に進み道が広くなったところ。ここにある柿の木と「大型車通行困難」の看板がセットになりなんともボク好みの場所を演出。この県道で一番長居したのは、この写真の峠じゃなかったりする。この後、南で並行する県道106号線で鳥取に戻り、国道183号線を南下する。(もちろんボクですから県道106号線に吸い込まれたが、通行止め)そして今度は広島県入り、県境またぎまくりです。


岡山鳥取県道112号大佐日野線その1 国道181号線の「道の駅メルヘンの里新庄」で休憩した後、県道58号線で南下、その後はこの県道でまた国道181号線を目指す。普通じゃ有り得ないルートだが、そう言うドライブですからね。正直なところ、地図を見ただけでは案外サクッと走れてしまいつまんないのでは?と思ったりもしたが、結構いい感じ。しんどいわけでもない。工事中で少し迂回させられてけどすぐに県道に戻れたしね。迂回って簡単に言うけどどれだけ迂回やねん...ってありますから。そんな県道、この写真のようななんともクルマを止めずにはいられない場所もあったりする。河原に下りたいところだが、この写真で見るより実際高さがあって、運動ダメなボクは止めておく。あと20歳若ければ..というところ。道路の方は県境を越えるところもそれほど峠っぽさもないまま。だけど鳥取側で一気に下る。県境も国道181号線では長い四十曲トンネルだから、この県道の県境は結構キツイのかと思えば、走りやすく整備されてました。この県道の鳥取側はボクが生まれるちょい前に完成した四十曲トンネルが出来る前の国道181号線の旧道。この県道から廃道化した旧道も残っている。グーグルマップの画像をよく見るとなんとなく廃道の跡がわかるところと、わからないところがある。途中までは使われていたんだろう。


国道181号線 大野呂山ってクルマでどこまで行けるだろ?あら通行止め、別ルートもあると思うけど、今回は縁がなかったとしてこの時期にここらで超有名な醍醐桜へ。この道も咲いてる頃は渋滞で大変なんだろなと思いながら走る。そしてペースアップ、国道181号線を北に走る。この国道は津山と米子を結ぶ約100キロの道、津山の市街地を除けばスイスイ走れる。中国道と米子道と並走する感じになるのでETC割引があるうちはあまり走ることもなくなったルート。でもこの日は快晴、快走してはプチ休憩(それはある意味快走じゃないじゃん?とか言われるかな)で「道の駅メルヘンの里新庄」へ。ボクとしてはメルヘンなんて単語がなんとも照れくさいな。ここで11時になり、珍しく外食してもいいか?というスイッチが入ったが、食堂は野菜バイキングモードになってました。これでもいいけど、ボクはもうややこしいシステムだったら嫌だなとやはりパスしてしまう。本当に最近はドライブ中はコンビニ派だよな、でもこのあたりにそんなのもないんだよな。この写真は道路沿いにある柿の木に気になりつつも快走国道に停車するのは気が引ける、おっとここは停車スぺースがあるじゃんということで柿の木とツーショット。うーん、もっと柿がいい感じに思えたけど、写真だとイマイチね。広角レンズと柿の木は相性悪いと思う。この場所は名前がすごい首切峠のちょい南あたりだったかな?さらに首切峠でもプチ休憩、バス停もあるんですよね、名前は「首切」、もちろん読み方も「くびきり」、どんな過去がここにあったんだろ。


岡山県道332号栗原有漢線その1 高速道路を走っても眠くならない日もあれば、たっぷり寝たところでやはり眠い時もある。金曜日の仕事はやはり遅くなり、土曜日の夜明け前出発はやる気という勢いで元気に起きて出発するが、高速道路に入って30分もすれば眠くなり、休憩ばかりになる。この日の朝もそう、土曜日の朝は地元のABCラジオが入るので「サクサク土曜日中邨雄二です」を聴きながら西へ、新見まで行くとツイートしておきながら、眠気に効くのはドリンク剤よりも狭い道と言うことで落合インターで中国道から離脱、国道313号線を少し西に走りこちらの県道へ。うん、狭いね、目が覚めたわ。南に向かって進むといきなり切り返しを要するコーナーの連続。道幅をいっぱいに使い、目一杯ハンドルを切ってゆっくりゆっくり行けば、最小回転半径5.2mのクルマ(アウトバックもっと大きいです)なら...?うーむ、切り返した方が早いです。この道はよくある山間部の県道でも狭い方ですね、薄暗く展望とかほとんどないです。峠は切通しでボクは素通り。南向きに走ると峠は三叉路を右折してすぐになりますね、ここを初めて来た人はほとんどの人が直進して未舗装になって「ん!」となり、間違いに気づくでしょう。ボクももちろん、「ん!」となりました。案内不備です。写真は三飛峠から下っているワンシーン。紅葉から冬木立の県道に様変わり中ですね。対向車?ないない。貸切っす。


島根広島県道109号邑南高宮線 邑南町と安芸高田市で何度も県境をまたぐ比較的新しい県道。現地には大所林道の看板も立ってた、そこに小さく県道のマークを貼ってたような..この道、狭い道などかかって来いの人なら結構楽しめちゃうような感じ、それこそ時期を見計らってじっくり走れば思わぬ紅葉写真とか撮れちゃうかも?なんて気にもなる。渓流に沿うし、ライバル..と言うか他のクルマにもあまり出合わないでしょう。西から東へ走り抜けようとすると徳前峠方面への分岐がちょっと道路マニアの心くすぐるよね。グーグルマップでも県道の方が広い様に見せておいて、実際は案内がないと絶対に間違えそうな分岐だもん。また小さな橋を渡ったところの県道で見かける電光掲示板。これ夜なんか逆に不気味かも知れないな。これもなんか好きなワンシーン、もちろん記念撮影はしておいた。この道路の北で平行する県道7号線。この2本の道の間に伴蔵山ってのがあって、ここから霧の海(雲海)が見られるとマップルに書いてある。ネットの地図(画像)で見る限り車道から歩いてもそれほどきつくはなさそう。これどうだろう?今の気持ちでは11月は毎年この地方に出かけそうなボクなんだけど..それはそうと、このあたりの「自然回帰高原」って名前はセンスねえぞ。


島根広島県道11号旭戸河内線 ここ好きなんです、以前にもここは来たことがあったのに手元に写真が残ってなかったのが悔しかったので今回はこんな場所で記念撮影。南に向けて走るとこの来尾(きたお)峠、広島側が思いのほかなだらかなんで、やはり島根側がいい。のどかな道が一気に峠に向けて標高を上げて行くところはボクとかは道筋に痺れますね。紅葉とか展望とか楽しむ要素はいくつもあったはずだけど、なんと言っても道路ですここ。険しい部分は短いので軽い気持ちで楽しめます。この県道、この峠以外となると走りやすい道だなという印象が先に立ってしまいます。この県道の東にある天狗石山から越えるルートも興味があるし、西の県道も走ったことがない。この地方は山が東日本より低めなんで道路が多いのよね。何度も何度も走りに行かなきゃ。この日のボクはこの県道で戸河内に向うではなく県道40号線、国道433号線と北広島町を東に走る。このあたりは冷え込むんですね、峠でもないけど北広島では霜が下りていたし、道路の気温表示も5度だった。そういえばスキー場とかもあったし県道40号線は標高もあるんだね。中国道も広島県になると雪による規制が頻発する。岡山県まで結構普通タイヤで行けちゃうこともあるけどね。広島山間部は寒い。(何を今さら..)


島根広島県道115号波佐芸北線 恐羅漢山から国道191号線に出た後、この県道で県境越え。木束峠は広島側があまりになだらかで直線的、峠っぽさもないまま通過。それよりも、道路沿いの牛にびっくり。牧場で牛を見かけることは珍しくないが、ここで見かけた3頭の牛は柵も何もないところで草食べてる。逃げたりしないのかな?木束峠から島根県に入ると峠道らしくなる。この写真は県道307号線との交差点、クルマは左折して鍋滝峠に向いてるが、これ写真用で撮影後は115号線で北に向かう。しかし、なんか案内看板がありますよね、どうも風力発電所の建設工事で通行止め。迂回路があるようだが、地元の人以外には距離感もわかりにくく、ナビを見ても載ってない道を走らされる?行き止まりじゃないならいいか?と進むのだが、弥栄に出てしまう。あ、地図には載ってるわ、この道か..この日は千代田の方に向おうと思ってたが、ここまで来たら浜田に出ちゃえと思って県道179号線(この県道も工事で迂回させられまくり)で大長見ダムに寄ってこの日は道の駅「ゆうひパーク浜田」へ。ここでなんと12時間も居座る(17時半から5時半まで)、居心地良かったみたいね。翌朝は雲海狙いで以前も行ったことのあるところへ向かう。えーい、浜田道使っちゃえ、一般道でも大差ないけど、500円で時間を買う。


国道186号線 山陽(岩国)〜山陰(浜田)のルート。スカイラインの頃からこの道は好きで中国地方でもお気に入りの快走国道、紅葉ルートとしても通用するんですよ。この写真は「どこでしょう?」のクイズにしようかとも思った1枚。ここは安芸太田町、中国道と国道186号線が絡んでるところ。気になるのは右上の方にもトンネルがありますよね。これボクが以前から中国道を走ってここを通る度に気になってた。こういうポイントが中国道には他にもあるんです。で、このトンネルの道、地図にないんですよ。県道41号線から探してみたんだけど、ほぼ廃道のこれ?歩くには遠い気が..反対から探そうかということになり、国道にそれらしい橋を見つけて入って行くと、この撮影ポイントに着く。ちょっと遅くて日陰が多くなってしまったが、これいいなあ。トラックはちゃんと来るのを待って入れました。このポイントへの道はやはり廃道、トンネルまで行こうとしたが次のカーブの先に木が転がしてあり、なるほど通行させないってことね。その後は県道303号線から広島市に向かうか...もう少し北に行こうか?この時期の山間部はどんどん影が忍び寄って来るんだよね。とりあえずこの後は戸河内の道の駅でも?と思うも大繁盛っす。以前はセブンイレブンがあるだけで静かな印象だった戸河内インターのあたり。いやあ、びっくりした。


山口県道59号岩国錦線その3 この県道で羅漢山を目指します。もっと楽なルートはこちらですよという案内に背を向けて笹ノ折峠を目指す。この峠は山中の交差点ですね、特筆することもないか。この場所は岩国市本郷町の茅原あたり、この集落以降は笹ノ折峠まで民家もなく、険しい道が続くのみ。この写真の場所は元々畑だったんだろうな、でも今は空き地?クルマから歩いて写真をいろいろ撮ってみたけど、自分のクルマが小さくなるだけ、面白くないなあ、ナンバー消す手間だけなくなったかな。ちなみに、この茅原から峠までは雑草や小枝は避けきれません、こすりまくりです。この後、無事に羅漢山に到着、県道の終点が駐車場で山登りしなくても、瀬戸内海見えそうですよ、ちょっと逆光気味だったけど牧場とかあったし、売店も生きてます。山頂まで30分くらいか、みはらしコースってのがちょっと気になるんだけど、ペースが悪かった山陽道、時間のかかった県道59号線、それで登山か、うーんどうしよう。もう少し探索ドライブしたいなと言うことで山頂までは行かずに国道186号線へ。ズッコケは県道119号線の生山峠ね。山口側からだとひたすら下ってたどり着く峠?そんな峠あり?ってことでスルー。生山峠って峠には違いないけど、この県道の峠ではないということか?納得しろって?うーむ。


山口県道59号岩国錦線その1 確か山陽道を走り、広島県のどこかで下りて山間部に行くつもりだったが、山口県に入って最初の岩国インターを出る。土曜日の早起きは前日の仕事の疲れもあるのか午前中の高速道路がきつい、寝てばかりでペース悪い。ところが、一般道に出ると急に目が冴えて来る。さらに狭い道に突入すると元気が出てくる。さて、県道59号線は走りごたえがありそうだ。国道2号線から西に折れて県道へ、美和方面へは県道111号線がメインというか、こっちがルートで県道59号線で行く人はまずいないでしょう、道なりに走れば自然と県道111号線を行くようになってる。そこでしっかりとしんどい県道59号線をトレースせねばならない。そして、この分岐である。普通に見ると左が県道で右が民家に行ってしまいそうだが、右が県道なんですね。青い案内は右が弥山、左が国道2号線、県道の番号は出てきませんね。この地点から美和まででも、普通の人には「もう十分っすよ」ってくらいの山道、もちろん1車線です。まだまだこの県道は続くと言うのに、いきなり険しい道のり、紅葉はないこともない程度、結構標高があり、すごいところに道を通したなと思うし、こりゃ拡幅なんか無理無理。近くに錦帯橋とかあるけど、県道の方が盛り上がるボク。


岡山県道326号樫西湯原線 欲張ってもう一本県道走ります、ここは興味あったけど今まで走ったことなかったんです。県道65号線の方から進むと何の規制標識もないので意外と広い?とか思ったらガクッと狭くなり大型車無理でっせと..狭くなるまで黙ってるってどうなんだろ?ボクが案内見落とした?この道、大型車が走れないのはもちろんだけど、道幅もいろんな狭い県道走って来たけど狭い部類だと思う。実際はわずかの差だし、離合出来ないのであればもう狭いの範疇の中、どうでもいいんだけどね。大平峠ってのは特に反応せずにそのまま走り抜けちゃいましたね。この県道、米子道の長い摺鉢山トンネルって偉大だなって思いながら走りましたよ。この時のドライブは最初は日帰りのつもりだったけど、接近してる台風の様子を伺ってあまり影響がないならもう少し西に進み、いろいろ山道を走ろうと思ってたんですね。蒜山高原の「道の駅風の家」の売店のない方の広い駐車場は夜になるとほとんどクルマはいない。ここの広大な駐車場の隅っこに陣取り、雨雲レーダーを見ながら「思ったより台風大きいし、雨になるな..」そう思って寝た。そしてやはり夜明け前から雨、素直に帰りました。帰ると割り切れば院庄インターまで1時間半ほど雨の国道ドライブを楽しみましょう。連続ワイパーの遅い方が丁度いいくらいの雨が心地よかった(いい意味で開き直り)。


国道179号旧道(人形峠) 旧道と言っても2車線確保された道路、この国道179号線ってよく通るんです。そして雨ならともか基本的には旧道走ってるかな。この場所は旧道と新道が並走する場面、それも見どころだけど、このガードレールの4段重ねってなんでしょう?使い道に困ったか?ガードレールには決まった強度が設定されているんだけど、衝突の仕方次第では結構簡単に越えちゃいますからね、この4段重ねで対処しようというわけか。この旧道、道路は問題ないんだけど、ボクはひとつ苦手と言うか、なんでしょう。あの..人形という名前、人形と言う日本語がなんか怖いのね。人形って昔あった髪が伸びる人形ってあったじゃないですか。また藁人形だとかいろいろ思いつく考えても、人形って日本語は不気味。それにこの旧道にはアトムサイエンス館ってのがあるんですけど、なんか場所も場所だけ戦隊ヒーローものの悪役の全然秘密じゃない秘密基地みたいで人の少なさも相まって不気味ですよ。施設とか立入禁止になってるのは当然なんだけど、いったいここに何が..って勝手に盛り上がれるのが人形峠。道路沿いにも何かを埋め立ててシートを被せてあるところがあるんだけど、これだけでもしかしてこれは..と勝手に盛り上がれるのが人形峠。この時のドライブでは帰り道でも国道179号線は使ったけど、しっかりした雨だったのでトンネル利用でした。


岡山県道68号津山加茂線 国道429号線を福知山から走り岡山県入りしてしまったところで思いついたのがこの県道。津山のセブンでコーヒーを買っていざ出撃です。この県道で津山から北に向かうと..途切れている。県道476号に進んで林道(かな?)経由でずっと北の県道75号線に繋がっている。行ってみなきゃわからないのだが、実は県道476号線との分岐に「加茂」と県道68号線への案内がある(ここまでは加茂の地名は出て来ない)、つまり道はあるのだ。でも関係者以外通行止みたいな看板もある?この言い回しが微妙でボクは関係者だと思ってるので(!)行ってみる。港でたくさんの人が釣りをしてるが、一応関係者以外立ち入り禁止だったりするあの感覚か?道があるので行ってみます。ゲートとかあるのかな?そんなこんなで“急坂極狭路”をガンガン登ります。弱気になったら負けという道。帰宅後にウィキペディアでチェックしてみると「実は軽自動車なら走行可能ではある」とありますが、アウトバックでもホイホイっと通り抜けてる(推奨しない)。なぜこの区間がこんな道が通じているのに地図に描かれないか?でもなんで案内があるのか?わからない。この地にあった例の件が関係してるのか?ってそりゃ考えてしまうこともありますよ。でもわかりません。この写真は荒坂峠を越えて加茂側を下ってる場面、この写真で「狭そう」とか言ってたら走破出来んぞ〜。


鳥取県道155号網代港岩美停車場線 県道の名前になってる停車場ってどこのことだろ?とか思ったりしましたが、これも道路の楽しみ方のひとつであまり考えなくていいのかな?停車場って駅のことだと漠然と思ってるんだけどね。浦富海岸ドライブ、と言うか観光でお世話になりました。クルマで移動しての観光だったのでこの県道に感謝ですね。この写真は県道の標識と城原海岸を一緒に写したくてこうなってしまった写真。ボクはここから(道路からの撮影)の景色気に入りました。この県道は地図の表記では狭い部分もあるけど走りやすく整備されてる感じ。この道って以前は夏休みとかの期間で一方通行になったりしてたんだけど、そういう標識も見かけなかった。もしかしたらそういう時期だけは規制とかあるかもしれないけど、そこまですることないように思った。今の地図にはそんなこと書いてないから規制はなくなったと思うけど。この日のドライブはまず鳥取砂丘を目指したが、その後は考えてなかったけど、この天気と空気の澄み方で東に移動した。これだけ青い海と空、水平線。そして緑濃い草木ってあんまりない組み合わせかな?この色合いの景色に見とれてしまいました。城原海岸の展望所ってのはこの写真に小さくクルマが写ってるところ。そこもいいけどね、せっかく作ってくれたんだけど、ボクはこの道路のここからの景色が好きだった。


国道375号線 まだ国道でした。と言うのもこの写真の場所は島根県〜広島県の境で新しいトンネルルートが出来てしまい、いずれ国道じゃなくなると思われる場所だから。美郷町内ではトンネルが出来て旧道はすでに町道になったと思う。だから国道のうちに走れたのが嬉しいという理解されにくい喜び。この国道375号線は広島県の呉から島根県の大田を結ぶ中国地方の陰陽ルート、ドライブ的には走り難いところがあっても三次以北が楽しいかな?三次以南は走ってないところも多いし、呉から東広島のあたりって走ったような気もするけど記憶にない時点で走ったことないってことにする。いちいち自分が走った道なんて記録しないでしょう。撮影した場所は、はっきり言えば何もない道路ってことになるんだけど、時折走る車が枯葉を巻き上げて行くところに季節を感じる。江の川は水量があり、山間部と優雅に流れるんですよ。決してこの日は水が透き通ってたわけでもなく、濁っていた。だけどこの山の中でこの川の流れは何と言えばいいだろ?ただ眺めてしまうね。「何を今さら」って言われそうだけど「どこにこれだけの水があったんだ?」って感じ。実を言うと例えば奈良県の十津川村には笹ノ滝という名瀑がある。初めてここに行った時に轟々と流れ落ちる滝を見て「こんなに水が出てくるはずないじゃん」って本気で思った。それくらい山って水を抱えてる。この江の川を眺めてるとやっぱり笑われそうだけどそんなこと考えちゃう。この国道もいいけど対岸にも道がある。地図を見ると両岸に道があるところも多い。中国地方最大の川はボクを誘いますね。


岡山県道422号蒜山高原線 大山と蒜山はこの地方屈指のドライブルートがいっぱいだ。尼崎から日帰りの範囲なのが嬉しい。正直な気持ちわかりやすい絶景は中部〜関東〜東北に多く(ボクには北海道は無理)、関西在住者は悔しい思いをするのだがここ大山近辺は関東在住者にとってちょいと遠かろう。この道路は蒜山高原の真ん中をのんびり行く道で特に道の駅以東は交通量も激減する。それだからこそいい雰囲気なのだ。またここらへんが霧で見通しがなくても大山はバッチリってなこともあるから面白い。まぁこれは山間部にはよくあること、朝の霧は待てば消える。ところが朝5時くらいから行動してる人にはその霧が晴れるまで長いんだよね、待てずに移動しちゃう。写真はイチョウとコスモスがちょっとわざとらしいところかな?


島根県道185号三刀屋佐田線 曇り時々雨の予報の下、三次から国道54号線を北へ。結局勢いで雲南の立久恵(たちくえ)峡まで行ってしまう。ここがボクの頭にあったスケールよりずっと小さく、すっかり紅葉も終わってたので(帰宅後調べたら見頃になってたのが?)ここで引き返す。雨が降ってきたこともあるが、見えてくる岩が小さくて「こんなもんか?」と..川も濁ってたし.. そんな立久恵峡よりも、この部分の国道が面白かった。多分立久恵峡を忘れてもここの国道は忘れないね。国道184号線を南下してると県道の標識があった。そこで地図をチェックするとつづら折れ...行かねば。そこで突っ込んでみたのがこの県道、「え、ここ?」ってところから山に入り一気に登る。油断すると切り返しが必要なコーナー?まであります。急坂のつづら折れはそれほど続かないが、2車線以上の道をしばらく走ってたので気分転換(?)に丁度良かった。この県道はちょっと古い地図だとこの国道184号線から県道39号線までの区間がまだ県道になってないんですね。結構最近県道になったようだ。走った区間は県道の名前になってる2つの地名とは関係ない新しい区間。国道184号線からは一気に標高を稼いで東側は穏やか、吉野というところからは快走の林道かな?そして県道325号線経由で再び国道184号線へ。この険道区間がハイライトだと勝手に決めてしまったから別の道に進んだんだけど正解だったかな?さらに..近くにこの地方じゃ有名な滝があったんだよね。ここを離れてから気付いたんだけどさ。


岡山県道445号下和奥津川西線 県道名になってる下和って「したお」って読むらしい..読めんです。ちなみに以前真庭市になる前は中和村だったが、これで「ちゅうかむら」だった、やはり読めんです。さて早朝に大山まで行った後は知らない県道を走り、どこか一本でいいから紅葉ドライブ出来る県道があればいいなと思ったところでこの県道、当たりでしたね。国道482号線を東に走りチラチラと左手の蒜山を眺めながら晴れてたら蒜山もいいけどね(この時は曇ってた)、と思いながら県道65号線にスイッチ、まもなくこの445号線へ。いきなり思ったより狭く、険しい。慣れて来たのか実際に道幅に余裕が出てきたのか少しずつ色付いた木々が目立つようになり、立派な紅葉県道になってます。特に名前はなかったと思うが峠の西は溪谷を見下ろすいい雰囲気の道、少し紅葉のピークを過ぎて道路は落ち葉がびっしりだったが、ボクみたいにゆっくりクルマを走らせ、広いところを見つけてはカメラを持ってクルマから出る、これが楽しみな人にはいい道ではなかろうか。峠から東は木々のトンネルだった峠の西とは一変して空が見える明るいルートになる。写真は峠から東に下りだしてしばらくのところ。この県道と北側で並行してる林道は景色がいいので何度か走ってるが、そこから見ていた山の向こうにはこんな自分好みの県道があったとはね。その後、国道179号線ではまともに奥津峡〜奥津温泉の渋滞...道の駅がネックになってましたね。不本意ながら道の駅の裏を行く狭い道を抜けさせてもらいました。


岡山県道58号北房川上線 残念だった、やはり旧道は通行止め。曇って来ただけでも残念だったのにダブルパンチ食らった感じ。大山へのアプローチとして秀逸な峠道だった旧道はもしかするとこれっきり埋められるかもしれないなー、なんとかしてよね。中国道の北房、大佐、新見方面からこの県道で大山に向かうと多分今なら新しい野土路トンネルを抜けたところで「おぉ!」となるんじゃなかろうか。このトンネルからの快走区間は下ってると右から蒜山もドンドンドンと3つ見えてくる、すっきり晴れてたらこの時期だからこれらの山が赤くなっていて見ごたえあったろうな。この写真は通行止めの旧道区間からの景色、この「広くなったところでUターンしなよ」って場所から撮ったもの。この旧道走ったことないからなあ、もっと高いところから見下ろせるポイントがあるはず。今回走れなかった野土路乢(たわ)への道、これより南には坂路峠というこれまた苦しい区間がある。ここからは確か大山は見えなかったと思ったけど、手元にある古いゼンリンの道路地図には大山を遠望って書いてある。そんな余裕なかったかな?ちょっとひねくれた(?)大山へのアプローチルートとして悪くない県道。ボクも北房の役場のところから県道32号との重複区間までのところは知らないから走ってみるかな今度。中国道でも一番曲がりくねってるあのあたりと絡む県道なら面白いかもね。(マニアックやな)


岡山県道225号線虫明長浜線 岡山ブルーラインという快走路の南側を沿うルート。裏ブルーラインやね、なんて気楽になれないね、実際に走るとこれまた狭い。一応2.2mの幅制限の標識はあります。この日は昼前に家を出て予報通りに夕方晴れてくれたらいいなと姫路まで高速、そこから海沿いを走って西に向かいこんなところに来たわけです。ブルーラインの片上大橋近くの大平山に上りなかなかの日の出スポットを見つけ、その次に見下ろした長島に行ってみると..今も療養所の島です、橋を渡ったところの受付みたいなところで「観光地じゃないっす」と言われてしまった。ゲートがあるわけでもなし、普通に手を上げて入って行けると思うけどね。そんなことしながらこの県道に迷い込む?いやいやブルーラインは片上大橋渡る一瞬がいいだけであとは結構走りやすいだけなんでね。ブルーラインは速い車に追いつかれるから最近苦手な道なんだ。岡山へは国道2号のバイパスもそうなんだけどね。この県道は多くの区間でこの道幅、アスファルト部分に普通車がなんとか乗ってる状態だ。景色も語るところなし、もっともこの幅じゃ道路幅意識して走るだけだね。この道は狭いけどもしアスファルトからちょっとくらいタイヤが外れても崖からどこまでも落ちるような恐怖感は少ない(慣れない人にはかなりストレスですけど)。真夏は雑草でもっと狭く見えるかもね。


島根県道307号波佐匹見線 前日の夕方から中国道を西に走らせる。江の川PAで車泊、予報通りの雨のなか戸河内インターで下りる。インターから出ると正面にセブンイレブンがある、ここを素通りしたことはない。「どこにでもあるコンビニにわざわざ遠出した時に行かなくても」と言われることがあるが、コンビニの使い方は自分で決めさせてもらう。朝ごはんゲットして国道186号?191号?後者で宇宙、じゃない、雨中ドライブ。国道191号線の山間部は走りやすいだけなんでこの県道で匹見峡に行ってみる。益田市内、「道の駅匹見峡」から南下。以前は紅葉目当てだったがちょっと早過ぎた。今回は真夏の雨の中。トンネルで渓谷に興味のない人がパスしてくれるので車も少ない。観光地である渓谷は駐車場があり、そこから遊歩道のパターンもあるがここは車道があるだけ。名前の付いた岩などには看板があるがそれだけ。ここは表の匹見峡、10キロほど離れた裏匹見峡こそが匹見峡の本体のいう感じ、こっちは歩く気満々でどうぞ、本気でないと行けません。こういった場所はどうしても日陰の時間帯が長くなるから晴れた日の太陽が高い時間帯に行き、透き通る清流を見下ろしたい。写真は広角レンズならでは(?)の最近多いパターン。北の鍋滝峠は未踏です。(そのうち)


美作北2号林道 この地方の隠れた名道であります。ボクの勝手な推測ですが岡山県立森林公園を作る時に一気に整備しちゃった感のある林道です(実際は知りません)。起点と終点はどちらも国道482号線でいいのかな?西は津黒山のスキー場を通って行きます。このルートはここから大谷峠、そして県道との分岐くらいまでが素晴らしい。以東は人形峠まで展望のない杉林メインの景色ばかり続く。中国地方は高い山もあまりないので大谷峠あたりの900mという標高は数字以上に高度感があり気持ちがいいですよ。ちなみに中国地方では兵庫県との県境に1000m越えの峠はあるけど以西は1000mに達する峠を知らない。中部、関東地方の半分くらいの標高でも高度感があります。逆に中部、関東ならこの地方の倍の標高に行かないと標高を感じないのですね。この林道の素晴らしさは路面と道幅、ボクが万が一将来1850mmくらいある少々車高を落としたスポーツカーに乗ることがあってもこの林道は走りに行く、ここなら走れる。写真は大谷峠の西、車の向うのへしゃげたガードレールを見るために止めてついでに撮ったもの。


広島島根県道110号奥出雲高野線 道幅をわかりやすくするために車を入れてみました。対向車に気をつけないといけないが、この道幅が絵になるんです。道幅がありすぎると絵になりません。ここは俵原越の峠から北に少し行き景色が広がったところ、特別に素敵な道でもないがこういった「いいねー、ここ」という瞬間があればよし、ここは中国地方の普通の県道であり峠道だ。ボクは思えば証拠写真も撮らないままいったいどれだけ峠を越えてきたやら。同じ広島と島根の県境なら県道9号の来尾峠の北側の風景とかも良かったよなぁ。この県道、渓流沿いを進んだり、意外なまでの直線路になったと思ったらビニールハウス群が不気味に広がったり、木々の中の狭いワインディングになったりと忙しい展開。多分近くに行っても今後この道をあえてボクは選ぶことはないと思うが(次は東の林道だろうね)、失敗ではなかった地方県道でした。


広島県道250号道後山公園線 4キロほどの道ではありますが、予想外に楽しめたのでちょっと嬉しかったかな。狭路になり、このままこの道幅かと思いきや快走2車線になったりといい意味で裏切られる展開。道路はスキー場で終点かと思いきや県道ではない部分かもしれないが続いてゆく。そして登山口の月見が丘駐車場(トイレもあった)に到着。おー、何かいい雰囲気だぞ、他の人たちは登山客でもちろん登山道を行くがぼくは反対方向に歩いて行く、なるほどここはスキー場の最上部でありました。ボクはよく口にしてますいが夏のスキー場が緑いっぱいの景色と建物周辺の寂しさが好きなんです。それにしてもこの斜面滑ってゆくのか.. 一生スキーはやらないだろうな、ケガで済まないよ、ボクの運動神経じゃぁ。それにしても見ごたえある景色です。このあたり、中国地方の山々は大山を除いて実に穏やかに思える。2週間前に北アルプスを眺めてきたから特にそう思えたのかも。写真には休憩所の屋根も見えています。ここは早い者勝ち?気に入りました。ここらを散策中はずっと心地いい風が吹いておりました。


国道317号線 広島県尾道市と愛媛県松山市を結ぶ国道だがここではしまなみ海道としての扱い(今治市街地〜松山市街地は走ってない)。地図によっては西瀬戸自動車道にこの国道の印が入っているものもあった。この国道を地図で追うと..海上ルートなのがよくわかる。この国道の切れたところがかつての航路だったんだろう。地図で確認しながら県道に切り替わる地点で海の方を見て、ここから船が出ていたのだろうと。さてボクはわざわざこのルートから外れて島の山間部に入ることはない。みかん畑の道はどこから地元民の土地なのか道なのかわからないしね。それに山ならもっと深いところがある。わざわざここで山の狭路にアタックはないです。しまなみドライブはやはり海沿いが基本。その中でボクの一番お気に入りはこの317号線の多々羅大橋をくぐるところ。因島大橋や他の橋もくぐり抜けたがこの橋が一番美しいと思った。ということで中国編にこれは貼っておこう。この撮影場所はツーリングマップルの表紙にもなってた。


コバルトライン この道の名前で検索すると宮城県の牡鹿半島の道路が先にヒットするがこちらは山口県光市の国道188号に並行して稜線近くを行く林道の名前。途中にコバルト台地なんとかという看板もあったからそこからの名前だろう。展望台などもいくつもあるが地元の人以外は知らない部類の道だろうね。基本的に一車線の道で瀬戸内海を間近に感じながら見下ろす展望路。車と遭遇することもなくのんびり走ってきました。道路は東になるほど舗装こそしてるが荒れてくる。この道のアクセスは西は市街地の中、雰囲気最高なのが東側で、梶取岬の前なんだがもうここは演出が決まってる。ボクは西から走りここに出てきたのだが思わず拍手しちゃったくらい。余談だが、この道に限らず時々見聞きするのが“野鳥の森”なる言葉。人間がそんな名前を決めなくても鳥は自由に飛んでくると思うし、人間の勝手がうかがえてしまうのだけどボクだけかな?国道からは小さいながらも案内の看板があるので当時ナビのなかったボクでもこの道にたどり着けました。特にこれといった施設もなかったように思ったけどこの道は単なる展望道路かな?道の狭さから何かがあったとも思えないなぁ。


広島県道286号中大迫清田線 呉から音戸大橋で倉橋島に渡る。この県道は島の東側を行く狭路、地図では途切れていたがこの部分は新しい2車線路が完成していた。この地方の橋で渡れる能美島も倉橋島、江田島の2車線の国道、県道は交通量が多いので狭い道をゆっくり走るのがいい。のんびり行く県道からは漁船と造船所の景色の中で釣りを楽しむ人が風景を作っていた。ボクも思えば海の近くに住んでいるのだが尼崎の工業地帯は海の風景とはいえないな。この辺りの島々はありそうなのに道の駅がない。車で寝るボクは音戸大橋のループにある駐車場で寝た。地図にはないけど道の駅の代わりになる。写真は袋の内港あたりかな?東向きに海に沿った道はこの時間帯に走らないとね、ということで黄金の朝。


山口県道60号橘東和線 瀬戸内海にある屋代島南側を行く道幅の狭い県道。この島の北側と真ん中には国道と農道がありこれらの道は快走出来る。この島を訪れてももしかしたら“道の駅サザンセトとうわ”まで来て引き返してしまう人もいるだろう、でもこの島はその先にこそ来た甲斐がある雰囲気、景色があるのだ。国道の終点近くある陸奥記念館、ここには自衛隊機が展示(放置?)されている。その後まもなく県道になるのだがいきなり挨拶代わりに複雑なルートになる。こんな道が続くのか?と思ったら豪快な海沿いへ。もうここらはちょっと日本離れしてる。


室津半島スカイライン 周防灘が眩しい国道188号線に信号の無いスカイラインの入口がある。この道で大星山(おおぼしやま)、皇座山(おうざさん)と半島の背骨を走りぬける。半島の先に向かって進むのだが展望がない、まだまだ標高も低いからかな?と思い進むも期待した景色がどこにも展開しない...そう思っている間に大星山の展望台へ、ここは夕陽がきれいだろうな。この後は景色も道も良くなり終点の皇座山に近づくと道幅もどんどん広がり快走路と化す。はっきり言って最後などだらしないほどの道幅です。あまったアスファルト無理に使い切ったみたいです。終点は目印の鳥居があって駐車場もベンチもかなりの人数分がある。ボクはここを後にしてから柳井に向かってしまった。橋で繋がった県道23号の終点まで行っておくべきだったかな?こっちの島にも展望台あるみたいだし。1泊2日ドライブだとつい先を急ぎ勝ちだ。写真は大星山展望台駐車場にて。さすがにこれだけ車に寄ると水垢まで写し込んじゃうね、そんな水垢を見ないで遠くの景色見てね。


市道犬挟峠道路 県道115号の表記にもなってますが、峠付近は現地に標識はないのでこっちの名前にしました。国道313号の旧道部分ですね、国道のバイパスはあまりに快適でこれは面白くないを意味します。この道路の道筋は峠好きをガッカリさせませんね、交通量も極少。鳥取県側が連続コーナー、岡山県側は直線基調の高原道路。峠は下蒜山の登山口になっているので駐車車両が多く、これが峠の目印。南からだと呆気ないから是非北から。


大朝鹿野林道 山県郡北広島町(旧芸北町)を行く2車線の林道。ここは走りやすさ、紅葉、渓流、その他ボク好みの雰囲気が連続するこの地域でも特にお薦め道路。近くの行く国道191号があまりに走りやすく、立派過ぎるので特にこの道が丁度よく思える。交通量は少ないのでのんびり色づくもみじを探して運転出来る。また県道11号から西に入って間もなく急坂の2車線路(道路地図だと記載されてない)がある。これはスキー場へのアクセス路。夏はまず車は来ないだろうなぁ、この道でお昼ご飯食べたのでした。


鳥取岡山県道114号大山上福岡線 大山蒜山道路と呼ばれる快走路で元有料路。ズームを駆使して撮った写真はこの道にある鬼女台展望台からのもので大山が左のなだらかな山、右に大きく見えるのが烏ヶ山。この展望台はこっちの景色もいいけど、反対側はよく雲海が広がってたりしますね。いつも朝行くから特にそうなんだろうけど。ここは大山を眺めるにゃちょいと遠い、このあたりの景色全体を見渡すところ。11月の初めに訪れた時の写真で、紅葉の凄さがこの写真ではスイマセン、全然伝わりませんが、大山周辺は見事なもんですよ。ボクのドライブだと走り回って静かで景色や雰囲気がいいところで少しゆっくり、そしてまた移動。こういうドライブなんで蒜山はちょいと賑やか過ぎるんだよね、ちょっと施設等が多い(こう書いてますがとても結構なことなんですよ)。ドライブに目覚めた頃ってよく旅先でお土産とか買ってたんですよ。自分食べる物、それどころか帰りに、いや買ってクルマですぐ食べる物まで。ここ蒜山でも結構買い物した覚えがあるんだけど、もうそんなことないんだよね(おっさんのソロ活動ですから)。そうなってくるとドライブで重要になってくるのはますます道路であり、景色と雰囲気だったりします。大山ドライブだとこの県道から鍵掛峠への県道がメインの観光ルート。ここを外せば一気にクルマは減ります。朝早くにこの混むルートを走り、その後は少し観光ルートを外し、自分の観光ルートへ。


岡山県道322号湯原中福田線 湯原湖沿いを経て蒜山高原に抜けてゆく地方県道だが、大山へのしぶいアクセス路だ。出かけたこの日はまだ雨が残る朝だったが、西からの天気回復を期待してのドライブだった。京阪神では終わってしまった桜もこの通り満開でした。道の方は農村の雰囲気満喫のボク好みの県道で道幅もストレスはほとんどなし。ちなみに米子道の湯原ICまでは中国道宝塚から早朝割引で山崎まで、山崎からは通勤割引で計2600円くらいで来れちゃいます(当時)。ここまで高速使うとなんと蒜山まで近いこと、往復高速なら大山、蒜山が十分日帰り圏内だということをあらためて思った次第。この日は結局天気は曇りから雨だった。考えようによってはこの地域だけ天気が悪かったということもあるこの地域でもあります。中国地方の県道には晴れた日に走りなおしたいところが他の地域より多い気がするなぁ、ここもそう。晴れていたらここはいいんじゃないか?と思いながらゆっくり走った覚えがあります。そのうち桜の時期じゃないだろうけども晴れた日の写真に変わります。この日に見た霧にかすむ湖も良かったけどね。





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