中国その2 (岡山、広島、鳥取、島根、山口)




国道373号線 この国道は兵庫県の赤穂から鳥取県の湯梨浜までの道で他のコーナーでも扱ってるお気に入りの道。鳥取に行く場合は結構な頻度で行きか帰りのどちらかで走りますね。特に並走してる鳥取道が無料なんで国道がガラガラ、以来特に好きで走ってるのでありました(鳥取からだと佐用まで行く、中国道に乗るからと大原からも乗らない)。写真の場所は鳥取道、智頭急行線と絡んでる場面、クルマ入りで撮れちゃうのでここいいですね、まあちょっと電線がうるさい感じだけど。この日は天気予報のチェックが甘くて何日も前の予報が頭にあって晴れると思ってたけど実は雨に降られてもおかしくない空模様。諦めて帰る途中、ここらでやっと青空が出てきた所です。
 この国道でも智頭から佐用までなら「のんびりクルマ少なくていいよな」と流すところですが、この国道も寄り道、はい旧道チェックですね。志戸坂峠道路でサッと抜けちゃったところで旧志戸坂隧道までは道路が生きてるので寄り道します。写真はシャドー部分をかなり起こしてコントラスト落としてます。不自然になってますがこれそのまんまではコントラスト強すぎるんですね、旧道トンネルのあるこういう場面で日差しがあるともうどう撮ればいいかわかんない。こちらは昭和56年に閉鎖となってます。もう40年くらい前なのかと思うもありですが、この隧道が開通したのは昭和10年です。テレビどころかラジオも普通の人持ってない頃っすよ。500m以上のトンネル掘っちゃうのもすごいわ。旧道でいろいろ思っちゃうこと考えちゃうことあって楽しい。



林道能登呂山線 広島県江田島市西能美島の宇根山への一本道。林道○○線も○○林道、これどちらでもいいです、ツーリングマップル等地図では後者ですね、この林道の場合現地では前者の大きな看板があったのでこちらで。この林道は宇根山(能登呂山)の山頂付近までに舗装路、林道になってますが、そんなイメージより走りやすいでしょう。展望ポイントも用意されてますが中途半端に伐採せずに残してある気が景色の邪魔してますね、山頂まで行く気なら途中は無視してもいい現状です(伐採してくれたらいいな)。写真は帰り道、もうこのポイントは林道の終点近くなんですが、ちょっとクルマ止めたくなる景色が前方に展開、止めたくなったら止めましょう、はい撮影。
 この林道は入口付近までしかナビに出なくて近い所を目的地にしたんですよ。すると住宅合間の道に誘導されてしまう。あまりに狭くこりゃダメだと戻ると狭い道にマイクロバスが来て道を塞いでる。これ葬式の参列者を送迎してるところで「どいてクラクション」を鳴らせる雰囲気でもなく、バスも動く気無さそう...ここでロスタイム。もし同じパターンでこの住宅の合間に道に誘われそうならこれ違います。ま、まさかまたそこで葬式やってることはないと思いますが。この道もツーリングマップルには記載されてません、山の東からのアプローチになります。



砲台山スカイロード 広島県江田島市は能美島にある砲台山、この道路名は愛称で林道砲台山線が正式名称かな。正式名称ってのは実際には使われてないことも多いし(名神高速だって法的な正式名称は中央自動車道西宮線)、愛称がある時点でそっちで呼んでねってことですからね、愛称優先。砲台山にドライブで行ったなら走ることになる道なんで地図でどの道だろう?ってこともなくこれしかありません。この写真は砲台山パノラマ展望台から北西方面を見ている場面、少し霞んじゃってますが向こうの大きな島は厳島(宮島)です。砲台山スカイロード?舗装道路は左下に見えてますね、あれです。基本的に山道ですがこの道路からも展望はありまして短いながらも思わず広いコーナーでクルマを止めてしまう。あの道幅は「ここで止めたいでしょ?」だと思って3回目だけどやはり止めてしまう。それが下の写真。
 やはり砲台山はいいところで時間を掛けすぎてしましい、この後間に合えばと思ってたポイントはいくつかパスすることになってしまいました。クルマから出ても気持ちのいいGWですからそりゃそうなるでしょ。この日も朝、天気回復を期待して走り出した時点ではここを最後に近くに三高港からフェリーで広島に戻る案も過ぎったんですけど、そうしようとしてたら逆に別の場所で時間食ってここをパスしたかも。はじめに砲台山の道はこれしかないと書いてますが、最新号のツーリングマップルは記載されたかな?この道はツーリングマップルでは完全に無視されてまして記載なし。ここにたどり着いた人は県道沿いにある森林公園への案内看板だろう。道路自体は手元にある中では古い1999年のゼンリン地図帳にちゃんと載ってます。昭文社なんでや。 



山口県道23号光上関線 室津半島の西側を行く半島のメインルート、こちらに行くとなればあえて避けるならともかくお世話になりますね。この時のドライブは途中までは東側の県道を走ってからこちらへ。上の写真のところはクルマをこの上から撮れちゃうスポットなんで今回もまた撮っております。ここは「なにこれ?」って思うかも、ちょっとした展望台になってます。ここまで来たら上関の集落、今は道の駅まで出来ております。この県道、集落の中を除けば海沿いの快走路で気持ちよく半島の先まで行けちゃいます。橋を渡り長島に入り終点まで今はかなり改良されたんじゃないかな?上盛山の展望台に行ってしまい、その後はある程度この県道で先っぽの方に走ったが思ったより走りやすくて盛り上がらずきっちり県道の終点まで行かなかったもん。

 この県道の面白い?ところは室津半島から長島への橋の袂にある灯台。少々場違いな感じがよろしい。それどころか知らなきゃ気付かないかも?の室津灯台。下の写真は長島側の住吉神社付近から安かった割によく写るパナソニックの望遠レンズ(2万!)で撮ったもの。この橋の周辺は結構休憩所みたいなところもあるし、灯台と橋や道路をもっと面白い撮り方が出来るかもしれないね。昼から周防大島に行き、その後こちらの半島の先まで来たりで今回は室津半島スカイラインはパス、皇座山もパス。ずっと前に走り皇座山の方まで行ったけどイマイチ盛り上がらなかった記憶があるんだよね、10年くらい前になるか?もっと前か?当時、もっと上手に作ればいいのに...って思ったのが室津半島スカイライン。上関原発が出来ればリッチになってこのスカイラインは生まれ変わると思っとりますが。



大島オレンジロード 大島東和広域農道って名前は今も生きてるんやろか?この島の広域農道全般のことを大島オレンジロードと言うのかそのへんは不明だけど、名前とかどうでもよろしい(?)、島内の移動では便利だし快走ルート、これは使うべき道。大島大橋から国道437号線で東へ、「広域農道→」の案内があります。周防大島の道路なら東部の交通量の少ない所が一番面白いんだけど、そこに行くにしてもいくつかある山に上るにもこれ、国道はコンビニと道の駅に行く時に使うくらいですね。逆にこの大島オレンジロードはなーんにもないので覚悟のほど。そうそう、島の西部の県道103号線もすっかり快走路になってるのね、笛吹峠から東は知らんかった。(帰宅後に地図見て知る...)
 Google Mapを見てしまうとこの地図の弱点だが狭い県道も太く描かれ、こちらの大島オレンジロードのような道は広域農道などは細く描かれてしまう。でもよく見ると線がほぼ緩やかな軌跡なんで「快走路やろな」とわかるという。上の写真は左の陰になって見難いのがこの道、インターチェンジみたいにこうやって下ってゆく狭路があり、こういうところから瀬戸内海の景色が見えるのがいい(実に説明用の写真だ)。ただね、この道は単調なんです。それはほぼアップダウンがない。実は道路の変化においてこれ大事で楽しい道はアップダウンがあるものなんですよ、海沿いであってもそう。西伊豆や丹後半島、男鹿半島もアップダウンが楽しいでしょう。下の写真は西向きに走り、文珠山が正面に来る場面。



山口県道139号三瀬川下松線 周南市にある「市の谷ダム」、ここは険道と言われる杉林の区間からさらに大丈夫か?ってな道を進みたどり着くダム。作戦を練るまでのことはなく、ただ道がよろしくないだけ。このダムに行く際に走るのがこの県道139号線、この道は県道好き、特に景色的には穏やかで田園風景があったりでボクは反応してしまいましたね。ハイドラのCP集めもかなり落ち着いてるのでこういう県道ではクルマを止めてこんな写真を撮る場面が増えてきました。ここは中須北というところで菅野湖(菅野ダム)や県道8号線の赤い橋も見えてます、ここは思わずクルマ止めちゃう。ちなみにこの写真は市の谷ダムの帰り、この撮影ポイントからダムへは杉林の暗い道になります。
中須北というところは「峯市台地」なんて碑もあって南を向いてこの地区を見渡せるところ。道路から見渡せます。この時期は田んぼに水を張ろうかというタイミング、時期によってここからいい景色が展開するよね。今回はダムCPを取りに行く場面で特にこの中須北あたりに反応したけど、県道139号線はまだ走ってない部分が北の方にあるんですよ。多分...道筋から思うにずっと杉林のような気もするけどね。ハイドラのネタですが山口県のダムCPと言えば悪名高き?いやお楽しみ?の緑山ダムが周南市にあります。もしここのCP判定が広くなって取りやすくなったら...教えてね、行くから。 



物見岩スカイライン 呉市のとびしま海道は上蒲刈島にある山道。この道路名は県道287号線の県民の海への分岐のところに登場するくらいで地図にもこの名前は出てこない。Googleの地図では物見橋公園展望台というのが登場するのでこの道だろうなというのがわかる。他に迷い込むような道はないので探せばするわかるが、ここを走ってみようと強い意志が無ければ入って行くこともない道であります。県道をスッと走ってしまうと気が付かないが、ここの山はなかなかゴツい岩の景色があって物見岩ってのはどこかにあるんでしょう。道路にはこの物見橋展望公園くらいしか立ち寄るところもありませんがしっかりこれが朽ち果てて?立入禁止でございます。ただ道路自体がなかなかの迫力を持ってるのでこの展望公園、というかちょっとした東屋にこだわることなし。
 県道から「これか?」ってところを入って行くとすぐに「こりゃほとんど走るクルマないわ」とわかる荒れっぷり。落石、雑草が車体を襲い、ガードレールもない狭路となってます。県道から入ってすぐにこりゃダメだと撤収...することなく、面白そうと思った人は走って正解のスカイラインなんですよ。山にへばり付き、海を見下ろす結構インパクトのある道ですから。物見橋展望公園から先も引き返さず進んで下さい、また海が広がる場面がありますから。ただ島の南北を結ぶトンネルのところに出る前はさらに道が狭くなってるので覚悟のほど。(ま、アウトバックがホイホイっと走ってますので大丈夫です)



国道434号線 山口県の周南市から広島県三次市への国道...だ、そうです、いやあボクもよくわからんかった。この国道は重複区間が多い上(全長の3分の2以上)に番号でひとつ違いの国道433号線もあって正直よくわかってないのでした。そんな国道434号線でも松の木峠(広島県と山口県の境)はハイライトでしょう、曲がりくねった区間はそれほど長いわけではありません。それよりも山口県側のところ、中国道の高架下を行く部分ともう少し西に進んで長閑な集落を抜けてゆく場面はこの国道をドライブする上で美味しい部分なのは間違いありません。ボクはなんとか明るいうちに走破、吉和のヤマザキでたっぷり休憩したからこんな時間になったんだけど。そうそう、松の木峠は東からだと「え?ここなの?」って思いっきり肩透かしです。
 この日のボクはこのまま国道434号線を西へ、国道187号線にスイッチして南下、国道2号線へ。国道2号線でも多分このあたり、全区間でも一番交通量が少ないんじゃないか?って感じがします(実際は知らんけど)。これね、岩国市街の国道2号線を西に進むと玖珂方面の直進で県道15号線に進んだほうがショートカットになってるんだろうね(この県道、旧欽明路道路は元有料路)。国道2号線。このあたりの岩徳線の駅のハイドラCPを集めて中国地方の駅CPは全部集め終わり。この日は車中泊場所の確保と翌朝の移動を考えて山陽道の玖珂PAでおしまい。8月末だったけどもう夜は涼しかったな。


広島県道296号吉和戸河内線 県道名の地名はどちらも中国道のインターにありますね、つまり中国道と並行してるんですけど、やはり普通の人は通りませんね。広島市街を流れる太田川の上流部に沿う県道、この写真がそうなります。クルマは他車をやり過ごせるために端に寄せてるだけで極狭路ではありませんので。ボクは戸河内の方から吉和に向かう、あっさり携帯の電波は途切れてしまいました(立岩ダムはドコモなら取れる、他は?)。上流部にある打梨発電所を対岸から眺め、素掘りのトンネルを進み立岩ダムに着く。この県道はダムより少し高い位置を行くのでちょっといい感じにフェンス越しだけど見下ろせますね。この立岩ダムの貯水池は地図で想像するよりずっと大規模な気がしました。
 道路自体はある程度覚悟が出来ているなら特別走りにくいほどではありません。太田川の上流の忙しく姿を変えるのを見ながらのんびり走ります。特に冬季閉鎖期間があるとのマークも地図にありませんが、吉和の方に抜けたところには「積雪時通行不能」の看板がありまして実際は通行止め、中国道でも戸河内〜吉和って一番雪が多い所だよね。吉和に出たところで...給油はしてもコンビニとかあるかな?ヤマザキがありました、スーパーとコンビニの中間みたいなの。店員のお姉さんは他の客はみーんな知ってる人みたいな雰囲気、ボクだけ一見さん(言い方変えればこれがアットホームな雰囲気ってやつか?知らんけど)。



沖ノ山林道 鳥取県の東の方、智頭町と若桜町を結ぶ走りがいのある全長27キロの林道。芦津渓谷くらいあたりまではボチボチクルマも見かけるが三滝ダムから東に県道72号線に出るまでは自分だけの世界。もっと青空が広がっていたら印象も違ったのだろうけど曇ってたので結果的に走り抜けるだけって感じになってしまった。ただ、大きな落石もあるし、鹿のミイラが転がってるしなかなかワイルドな道、ちゃんと舗装はされてるんだけどね。道路脇には雪も残っていたけど走破出来ました。途中にあった唯一施設っぽかったオートキャンプ場?石を敷き詰めた路面は荒っぽすぎるぞ。それとキャンプは不便を楽しむもんではあるけど、不便過ぎる場所だよね。せめて携帯電話が使えて往復30分で買い出し出来るくらいまででしょ。
 この道路は設置してあった石碑に掘ってあったものによると昭和37年着工で31年の歳月をかけて完成した林道とあって、なんかそれすごいことなのか、なんでそんなにかかったん?の2つが頭をよぎる。本当に必要ならこの歳月はないよなとどうしても思っちゃう。で、そこまで作った林道だけど、走ってみてドキドキする要素もあまりなく、ここは古い部分、ここは最近(と言っても結構前ですが)作られた部分だなと、別に普通は走る人が気にしなくていい部分を気にして走っただけ。それでも後回しにしてたけど、やっと走り抜けた林道、ボクとしてひと仕事終えたような達成感がありました。でもここで言いたいのは、西にある県道6号をさっさと開通させましょう。北からの6号線は2車線をあそこまで作ってるんでしょ。右の写真、若桜町側にはバリケード?こっちから走ろうとしてたら引き返してたね。積雪通行止めだって..(雪無かったよ)



国道54号線 広島と松江を結ぶ幹線国道。三江線沿いに江津から三次まで来て今度は国道54号線で北へ「道の駅頓原」に向かいます。全線一気に走ったことはないですが、部分的に走る「つまみ食い走破」はしてます。この国道54号線、とにかく中国地方でも走りやすさは一番と言ってもいい、最強という言い方は違うが、あえて走りやすさ最強と言いたいくらいの道なんです。陰陽連絡国道は何本もありますが、この国道54号線は他の国道が山間を縫うように走って行くのに対し、もうこの国道54号線は広いので山のほうが道路を避けてる?って思うくらい。国道54号線が「うむ、苦しゅうない」と言いながらズッどーんと伸びてます。幹線国道ならではの「ここ走ってれば間違いない」の安心感がすごいです。
 そんな国道54号線、高速道路がない地域だからこそここまで走りやすくしたんだと思ってたけど、いつの間にか松江道が出来ちゃったりして、しかも無料。交通量はさらに減ったと思う。ボクが国道54号線だったら無料の松江道と仲良くやる自信がないです。こんなに走りやすいのにどこが不満だってスネますね。上の写真は道路情報に関する何かの施設。気象情報を収集してるのやろか?ライブカメラではないみたい?シャッターの中は除雪車?自分が映されてるかも知れないのに怪しげにウロウロ。右の写真はもう少し進んだところ、電線もあるんだから仕方ない、画像処理で消すことはしませんよ、あるんだもん。ボクが消すのはレンズのゴミと虫だけ。(鳥は消さない)



島根県道40号川本波多線 前日のドライブは思ったより進んでしまったのか、作戦ミスか。日本海沿いで車中泊して夜明けを待って三江線の駅を訪れるドライブをしようと漠然と思ってたんですけど、夜になってまだ元気だったので江津から「道の駅インフォメーションセンターかわもと」までもったいないけど進みました。この道の駅、となりのポプラが24時間営業だし、交通量もない国道沿いで寝やすかった。ただ、便利なポプラもまわりに灯りも少ないせいか虫を集めますね、店のドアあたりは足元もサクサクするほど積もった死骸、窓も凄まじい羽虫の類。苦手な人はこの店に入れないです。ここで少しゆっくり目にお目覚め、明るくなってから出発です。
 この県道40号線はこの道の駅から国道261号線で橋を渡ったところからスタート。この県道は結構長いのですが今回は美郷町の国道375号線までです。写真はHDRアートを使用してますが、これはモクモクした雲は良いのですが、霧のような雲は苦手なんですよね。ベタベタになってしまいます。もっと霧が出てると思ったけどこんな感じで朝のドライブです。江の川沿いで三江線にも沿う道のドライブはこんな写真を撮りだすとキリがないですね、好きなんでやはり撮りますが...(そしてそういう時は標識入りを使うのだ)そうそう、この川は恐ろしく穏やかで部分的に川とは思えないほど波がないんですよ。右の写真は県道が堤防上を行くところから見る「石見簗瀬駅」、ここいつも停めてる。朝日が駅を照らしてます。



岡山県道56号湯原奥津線 湯原湖に沿う県道322号線、曲がりくねってるけど道幅もあるしダム湖沿いの道としては好きな方、桜もあるしダムもなかなか迫力あります。晴れていればここで満足してサッと帰ったかも知れないけど、まだスッキリしないボクは以前通行止めで走れなかった県道56号線の峠区間を行きます、そして国道179号線に出て院庄インターから帰ろうと。湯原の国道313号線のローソンで休憩したあと西へ、ナビでは検索してみると迂回する林道を案内、こちらが早いようだけど県道がお目当てですからね。そうして名無しの峠を向かう、狭路に突入するまでの部分はまた来たいと思わせるこの地らしい景色、狭路に入ると曲がりくねりくねりくねくねと。意外とバイクが来るんだ?と驚いたけど確かに東西のルートはこのあたりあまりありませんからね。峠付近は結構高所感があって晴れてると結構のんびり峠派にはいいかも?と思ったが、これ夏になり葉が茂るとほとんど景色らしいものを感じることが出来ないような気もします。鏡野町になってもう10年になるけど以前の富村(とみそん)を東に走り次の峠である箱乢(はこだわ)を越えて国道179号線に出ます。この写真は真庭市から鏡野町側に峠を越えて下ってるところで撮っておいたもの。モノクロ+ジオラマモードで曇り空の県道で変化を付けてます。キャノンのコンデジではエフェクトを使うと設定がどうであれアスペクトが3:2になっちゃうんですね。ボクはずっと4:3にこだわってるのでトリミングしないといけない。やはりキャノンをメインに使うようになることはないかな。


岡山県道301号落合高倉線 県道302号線をひたすら進んでも良かったのになんとなく北に進みたいこの日、松原町で右折、こちらの県道にスイッチします。3桁の岡山県道ってのは和歌山県道と並んでボクの中ではハードな印象(最強は和歌山県だけどね)、ここも住宅の合間を進むとすぐに「幅1.5m」の標識は登場。何それ???1.8m超えのアウトバック、とりあえず進みます、ただ落石ガラガラの道なら素直に撤退するつもりです。そんな中、この写真のあたりから県道85号線にかけて確かに狭いけど路面は安定してたので走り抜けました。あれで1.5mの規制は厳しいと言うか、そうなの?で、この写真を見て普通の人がどう思うかはわからないが(ボクは少々麻痺ってますんで)、狭いとは思えない。だいたいこの写真の道幅にプラス1mの幅があっても離合できないでしょう、それなら同じです。と言うのが普通かどうかはわかりませんけど。この県道はこの先の三叉路を左ですね、黄色い標識がある方が県道です。ここでボクのライバル(?)であるグーグルの撮影車(ここらは近隣でカーブミラーに写ってたインプレッサだと思われる)はこの写真の場面でなぜか直進し、行き止まりではないが(さらに極狭路になるところ)引き返してる。なぜかこの県道301号線はここで断念して、そして一番狭い部分をカットし別ルートから県道301号線に復帰、北の県道85号線に合流してる。わからんな、最近のボクはツーリングマップルにツッコミを入れるのも飽きてるのでグーグルの撮影車に絡む傾向がありますな。この部分こそ1.5m幅の標識が示す部分かも知れないが問題ないって。


国道2号線 この写真は岡山県備前市大内交差点ですね、山陽新幹線と赤穂線に挟まれてテンションが上がるところです。鷲羽山で景色を見て、王子が岳でネコと遊んで、金甲山で運転を楽しんで満足、今回のドライブは軽めです。金甲山からは県道45号線で国道2号線に出てあとはひたすら東に向かいます。ボクは国道2号線沿いの折れそうなマンションに住んでるのでこの道一本で帰れます。でもまだ国道2号線に出たところで10時半にもなってないくらい。東にクルマを走らせて吉井川を渡り新幹線と並ぶところにある道の駅代わりになる「おさふねサービスエリア」にピットインします。ここは一般道なんでドライブインって言いたいところだけど、サービスエリアと名乗ってます。レストランと銭湯があって貴重などこか昭和チックなところ。新幹線がすぐ近くをビュンビュン走ってゆくのでゴーゴーと店内でも音がします。ここにクルマを止めたまますぐの場所、県道79号線の走る堤防からは吉井川の橋梁を行く新幹線が迫力あって見ものです。この日はここに2時間もいました。11時オープンのレストランでバイキング(1550円)、オープン直後は逆にアルコールランプの熱が料理に伝わってないので冷めてること承知です(バイキング一番乗りはこうなります)。そして満腹で動けず、休憩後にここに来て写真を撮ったということ。この後もずっと国道2号線、岡山県〜兵庫県西部の国道2号線はただ直線基調の快走幹線国道で昼も夜も好きで高速使わずにこっちが多いです。道なりに無料化されたバイパス、第二神明、阪神高速神戸線と繋ぎます。このドライブいいな、来年もやるか。


広島県道80号線東広島向原線 この地方では多少は知られた険道、12月になって東広島から安芸高田へ走り抜けたボクだが峠っぽいところは天気も良ければそれなりに魅力的な道なのかも...こんな写真の場所もあって、しかも路肩の弱いところにあえて止めてるボクもなんだろね。この写真は安芸高田側で下っているところだけど、この部分地図では点線になってるところ、県道も走り抜けられる前提で行き先とか出てきません、それどころか安芸高田側には「ここから先 車両通行不能」とまで看板が立ててある。すぐこの看板取り外す気もなさそう。面白いのは東広島側には通行困難になってること。ボクは不能とあれば進まないが、困難とあれば行きますからたまたま向きが良かったんだろう。数キロのダート区間も普通車で問題ないレベルだがボクはここで石をクルマのアンダーのどこぞに噛みこんでしまい以後24時間異音を発生させながら走ることになる。勝手に取れると思ったが甘かったのよ。そんな状態でもドライブは続行。で、ボクは東広島から安芸高田にある郡山城にハイドラCPの取り残しを獲りに行った際にここを走ったわけでした。もちろん地図では点線でも未舗装でも走り抜けられだろうと。もしダメでもいいんです、県道が途切れるあたりにダムCPもあります。郡山城は以前夜に訪れたが、真っ暗な階段を上ることになりそうで撤収したんですね。この時同じ場所にクルマを止めて階段を上りはじ...ツッタカツッタカ♪とCP獲得。前に来た時、あと3歩進めば獲れてたじゃん。


国道191号線その2 爆走国道なる言葉があるなら、ここはボクにとって中国地方の代表、ちなみに紀伊半島なら311号線だし、四国なら197号線とか。それらの爆走国道の共通点はペースよく走ってしまうところは止まらないので写真がほとんどない、特に撮りたいところもないということです。複数車線の直線とか絵にならないし、ここまで道路優先の景色はどうもボクに響かないのかな、と言うこと。この191号線も益田から安芸太田まで結構走ってるけど手元に写真が全然ない、というので無理に撮ったのこれくらい。色合いを昭和45年くらいの雰囲気にして変化付けてるけど普通に停車して背伸びする場面ですね。道の駅がこの道にもあるんですけど、こういうスペースがあれば駐車枠もないのでこっちがいいね、大雑把にクルマ止めて身体を動かします。そういうところでついでに写真撮ったりするもんだけど、こういう背伸びすら今までせずに快走してたんだろうね。県境の峠は今回初めてクルマを止めてみた。国道の標識が県境で道路向いて立ってる...どっちか向いてないとクルマから見えにくいんじゃない?とか思ったけど、ここまで来るまでにここが国道191号線だってわかってると標識自身がわかってるみたいだ。この県境って名無しなんですかね?戸河内から益田市街までの間には全国版マップルで他に4つの峠名が入ってるのに。この日は戸河内インターから中国道で帰りました。


山口県道276号角島神田線その2 長門駅の駐車場をまだ朝とも言い難い3時に起きて活動開始、怪しいと思われてもいい、このあたりのダムに行きます。すると路上に鹿がいるんですよ、それはよくある光景です。このあたりの畑はこの鹿を防ぐためにフェンスで覆われてまして鹿は道路をウロウロするだけ、そこに東からやってきた性格の悪い白いワゴン車が「「野菜をもっと食べなさい?んなこと30年言われてるわい!」とやはり鹿に八つ当たりして追い回します。また次のダムでは「セブンのからあげ棒ばかり食って何が悪い!鹿の肉も食べたろか!」とまた鹿を追い回します。何せ道路の左右はずっとフェンスなんで鹿はまっすぐ逃げるしかないから面白いんです、ってボクは何やってるんでしょう。こんなことしてるからか、鹿のワナなのか踏切を渡って右折で国道に出るところで路外逸脱、真っ直ぐ国道に出ようとしてドッキャンズドン!尻もちするカッコでバンパーを強打、リアパネル外れました。なんとかパネルを押し込んで(キック3発)再出発、そんなこんなで夜明け前に角島大橋到着。とりあえず橋を往復し、公園の駐車場から撮影。やっぱりここは青い海があってこそなんですよね。でも4回目の角島大橋ですから、こんな時間帯に来てもいいかなと。県道で言えば276号線だけどここはやっぱり「角島大橋」、この写真を見ると鳩島を通らなかったルート選定がナイスです。


島根県道213号飯浦停車場線 3連休は山口県方面に行こうと決め、浜田道から江津まで行き、順番に駅めぐりをしながらこの日はどこまで西に行けるでしょう。結果島根県で結構時間を使ってしまい山口県入りは暗くなってきた時間帯になってから。この日、印象的だった道路といえばもうここです、200mほどの県道で国道から駅までのいわゆる停車場線、この手の県道は国道から駅までの短い直線だけだったりするけど、ここは思い切りUターンさせられて洗濯物をかすめて、見通しも悪くガードレールもない狭路です、と言っても200mほどです、でも中身が詰まり過ぎです。駅巡りをしていて山陰本線にしろ他にしろ、この地方は駅の正面にコカ・コーラの赤い自販機があんまり置いてないんですよね。こんなの駅めぐりやってなきゃ気が付かないだろうけど、これとてもボクは嬉しかった。駅に行く度に「またお前か..」と自販機に絡んでたくらいですから。あの赤い自販機がないと雰囲気がグッと良くなります。この日は益田のダムCP地帯とかも難所もなくホイホイ拾ってまだまだ西へ。ハイドラのCP集めが一段落したら是非とも行ってみたい萩の田床山(夜景の名所)もスルーして長門市まで行きました。そうそう、萩の須佐にある高山の展望台のリベンジもせずです。ここ前に行った時はおかしな雲と霞でよくわからん景色だったんですよ。とりあえず今はハイドラCP集めによる知らんところ走ってみること優先でやります。そのうちリベンジばかりのドライブやりだすと思う。


国道432号線 広島県の竹原市と島根県松江市を結ぶルート。写真は広いスペース(チェーン装着用?)があったので撮っておいたもの、真上から太陽が照りつけてくる時間帯で写真を撮るには向いてないタイミングですね、青空もどこかくすんでるでしょ。この国道はこの地方の陰陽連絡ルートの中でもちょっと違う雰囲気。この地方は国道では179号、180号、181号、182号、183号、184号、186号、187号線と近い番号のルートが陰陽ルートを作ってるんですが、番号ではこれだけ400番代、でもこの道はほぼ全線快走ルートでこの地方ですからね、交通量も少ない。さらに無料の尾道、松江自動車道の開通もあってさらに静かになったかも知れない。地味ながら400番代の国道で200キロもこんなに走りやすい道が続くなんて他にあったっけ?対抗は国道448号線あたりか?どこか物静かな性格を感じる400番台の快走国道。1ヶ所ややこしい部分、ナビが惑わされるのが松江市と安来市の市境あたり。ここね、ナビは最短距離を選ぼうとするのか新しい区間と旧道を組み合わせて指示してくる。もちろん距離はあっても快走の新ルートでいいんだが、旧道が距離の上でショートカットになっちゃうんだと思う。ボクはわざと夜明け前に旧道走りましたけどね。写真は庄原から南へ、トンネルのちょい手前の駐車スペース。


岡山県道442号豊永赤馬長屋線 新見市内で完結する3桁県道、残念ながらこの小阪部川ダムまでしか行けなかった、工事で通行止めとは悔しい。グーグルのクルマが走ってるのにね。それにしてもこの写真見ただけで暑そうだなとわかる、太陽が高い時間帯で少し逆光気味だと暑さが写真で強調されるのかな?この県道はダム湖に沿ってクネクネ進む修行ルートになってると思うけどわかんない。ストリートビュー見てもつまんないから見ないのだ。ダムまで行けると言うことで行きまして、プチ休憩のあと引き返します。その前にだ、県道78号線からこの442号線でダムの方に行こうとしたら若い兄ちゃんのガードマンが通せんぼして「工事して行けません」と言う。そこでボクは「ダムまでも行けないの?」と行ったら「すいません」と。ハイドラCPも実際はダムの手前で獲得出来ることもあるし、別に時間だってあるわけだし、とボクは少し考えると郵便の軽自動車がさっきの警備員を話したあとで走り出す、迂回路あんの?ボクは追いかけると工事区間避けてダムまで来れたわけ。こら、ダムまで行けると聞いた時にこっちから抜けられますとなぜ言わない。そしてダムから戻ると工事区間は昼休みで規制解除してる。もうすぐ行けますとか言えなかったかな?岡山県道442号線は頼りない警備員とセットで覚えてしまった。いつかダム沿いも走るからね、これ宿題。このダムの下のところにも行けるけど、この県道から見るダムがいい。


岡山県道373号栃原久米南線その2 1年半くらい前にこの県道を走ってるんですね、当時この県道とかまた走りに来ることなんてあるかな?と思ったけど、案外すぐに走ってる。前回は県道375号線に浮気しましたが、今回はもう少し頑張りまして県道70号線まで、ここでまた浮気しましたが。この日は朝から雨予報だったんですけど、日の出の太陽まで見えました。でもこれは広い空を見上げてちょうど晴れと曇りの境が見えるところにありまして、晴れてる部分がいい方向にあっただけ、この写真もなんとなく空は青いんですけど、この後は100%の曇り空になりました。岡山県道と言えば和歌山県道に次いでハードな道が多い印象、地図を見ても岡山市の北に位置する久米南町〜津山市あたりはひと目で険道だとわかりそうな線がウネウネしてます。道幅といえばこんな感じ、この県道で2.0mの幅制限だったかな?2.0mなら楽勝でしょう。夏は雑草がどこまで邪魔してくるかはわかりませんが、全幅1820mmのアウトバックでこんな感じ、「箱乗り」とかやるとなかなかの迫力が味わえるんじゃないでしょうか。あ、雑草とか書きましたけど、この県道、3回目はないように思うけど田んぼも畑も緑いっぱいの季節とかは日本の風景の良さをこれでもかと感じられると思いますよ。スイッチした県道70号線もちょっと走りやすいだけ。南に走り県道30号線に出たらここで快走出来ます。


鳥取県道273号三朝温泉木地山線 なかなか面白く変化のある県道、木地山という道路名になってる地名だが、これは人形峠の西側の広い地名、未通区間も多い県道です。ここでは三朝温泉から県道33号線までの区間を取り上げるけど、これだけの区間でも実に変化に富み、中身が濃い。三朝温泉からは一気に高原に駆け登る快走路、西に展望がありソーラーパネルが並ぶ(マップルの好展望マークはよくわからず)。ハイライトは実はこの後で、この写真のポイントですかね、ゴルフ場の中を通り抜ける。ゴルフ場に沿うとかじゃなく、フェアウェイを完全に横切ります。ボールが当たればネタとして美味しすぎるけど、そういう事例はあったんだろうか?普通に打ってくれれば大丈夫なんですが。そういうことあって?ボクのアウトバック、気を使って止まってます。フェアウェイはまずいし、道路は狭い。この後は林の中の狭路を下るんですが、その後も次々と変化する道路、結構ダイナミックで山深い景色(県境の山々が立ちはだかってる感じ)と何度もクルマを止めることになりました。この県道の未通部分も大規模林道が通っていたりしてますから県道はこのまま放置でしょうね。国道179号線の木地山にはこの県道が、あれ?地図見ると県道205号線ですね。この県道も未通区間ありますね。と言うか、このあたり鳥取県道未通区間多過ぎるぞ。別に山間部で行き止まりでもいいんですよ。そこまでの計画の県道でいいじゃん。どうしてもどこかに繋げるように計画するのはなんでやと。


岡山県道395号和気熊山線 曇ってるのでドラマチックトーンを使うところだけど、ここでは使ってない。アートフィルターの類にも画像によって得手不得手はあるようで、ここで使ってみると画質の劣化が激しくて使わなかった。似たような場面で使ってきたけどここはセンサーサイズの違いなんですかね。これはオリンパスXZ‐2での撮影。この県道はツーリングマップルでは山陽本線にピタッとくっついて表記されてる5キロほどの県道。この写真は雰囲気こそ暗くなってるが、空は広くて吉井川と山陽本線に挟まれる爽快道路の様相もあります、実際に天気が良ければいいでしょうね。こんな道路が5キロ続くのか?いや、この先、この写真では和気(わけ)に向かってますが、この後で「心に残る幅員減少」、「誰かに教えたくなる幅員減少」、「22世紀に残したい幅員減少」...言い方はいろいろですが、なかなかインパクトのある幅員減少があります。2.2mの幅規制標識があるんですが、実際それくらいで余裕のある数字になってない感じ。それくらいの道幅は住宅地なんかにはいくらでもあるんだけど、この爽快ルートがいきなり線路と川に挟まれてここまで窮屈になるのは笑っちゃうくらいです。グーグルのストリートビューでも確認出来ますが、実際に見るよりも広く思えてダメですね、ぜひとも西から東に走って下さい、道は直線的で退避所もあるので狭いだけです。


島根県道156号木次横田線 重複区間もあり、いくつかの部分に分けられてしまう県道で、この県道に拘って走る理由もないんですね、実際にはどの部分も平行する快走ルートがありますから。そんな県道ですが、木次線の亀嵩と出雲横田の間にあるこの写真の場所がちょいとお気に入りなんで撮っておきましょう。もうちょっと雑草に頑張ってもらって、ボクがガードレールに乗って撮ってることがわかんないなら良かったかな?列車がもし来てくれたらラッキーだったけど、もし列車入の写真を撮ったとしても多分、こっちの写真をHPに使ったと思う、だってこれがこのBPアウトバック最後の写真だもん、列車入りじゃアウトバックに怒られるよ。この後、ボクは安来の「道の駅広瀬・富田城」で車中泊して島根半島へ、縁結びなど全く信じてないので出雲大社も単なるハイドラCPのためだけの存在、クルマから降りることもなくそのまま日御碕まで行きました。その後は蒜山高原経由で余力残して帰ります。やはりタイヤのサイドとかスリップサイン削って走ってる状態(先日こっちをリアにしました)なんでガンガン走りたい気もあったけど、この日は目標にしてきた走行距離20万キロも超えたし、気分よく達成感に浸り、ボクの身体の一部になって雑草小枝をかき分けで走ってくれた愛車に感謝しながら帰りました。最後のウイニングランは名古屋スバルまでの180キロです。京都東から下道で行こうっと。


広島県道465号線川尻安浦線 途中に未通区間があるんですね、繋げる気がないのならはっきりそう言ってくれてもいいし、その後で繋げる気になればまた道路名とかは変えてくれていいんですけどね。今回ボクが走ったのは川尻から東に進んで終点まで。何度も「行き止まりじゃけぇ」と案内はありますが、進みます。もし、間違えて走ってもどうだろう?この写真の場所(これは終点まで行った帰りに撮影)までに引き返すかな?急に道は狭くなり、ちょっと普通じゃないくらいの上り坂になってます。この坂を登るとこの写真のポイントね。ここに写ってる道路脇の草地は心地いいポイントで気に入った。こっちからの終点は廃業?廃れた海水浴場まで。道は県道じゃなくなってもう少し続いてる。このあたりに県道が繋がらない「何か」があるのかな?と思うとなんか怖いな。この未通部分にある家が実は...なんと...そういうことがあって...それが理由で...それなら...というのが県道が未通になってる理由なのかもしれません。このあたりをウロウロしてると陸に近いところで漁(?)をしてる数名乗った船が停泊してこっちを見てるような気がして気になる。多分向こうも気になってる?県道なんだから堂々とドライブさせてよね。部外者などほとんど走らない道でも県道になってるとボクも堂々と走る。市道とかになると住民への遠慮が県道より多くなって来ますね。これは事実です。


国道189号線 この国道、道路地図を見ていても知らなきゃなかなか見つけられません。元々短い上にほとんどが重複区間で単独区間は数百メートル、地図を見てみると岩国市内の国道188号線から岩国の米軍基地に短く赤いトゲが刺さってますよね、これが国道189号線。全国版マップルなんか本当にチクっとだけ赤く印刷されてます、無視せずにちゃんと赤く国道として印刷してくれてるのは当然といえばそうなんだけど、嬉しくなるよね。国道の数字まで地図に書き込む場所もないほどです。写真は新しく持ちだしたカメラのアートフィルターを使ってみたもの。こういう景色でしか使うことないけど、なかなか面白いね。普通に撮っただけじゃなんともつまんないのに市街地の撮影ではクセになるかも。この場所は米軍基地の前、見難いがボクのクルマの先の信号のある交差点までが国道。ここらは基地の外でも兵士であろう人を見かけるし、お店もアメリカ人向け?道路としてはこれと言って語るほどもない、いやここで写真撮っただけで十分の国道189号線なのでした。国道2号線、188号線と走らせてると交通量ももちろんあるし、賑やかではあるけど、この米軍基地から岩国錦帯橋空港の向けての直線道路などはなんとも道が広く空も大きく見える分だけどこか寂しい感じになってました。基地の近くってまあそんな感じだな。


岡山県道463号線長谷小串線 貝殻山の県道と言い方がよろしいかと。以前は通行止めで走れずだったので、先に走った金甲山よりも実はこっちがこの日のお目当てでした。この県道は以前「貝殻山スカイライン」と言われていたそうだけど(1980年無料化)、国民宿舎の建物があるあたりになんとなく料金所があった?って感じるくらいで実に静かな道でした。立派な駐車場があり、少し歩けば開放的な広場へ、木が育って思ったより見晴しが良くなかったのがこの静かな原因かも知れないな(惜しい)。この駐車場から東に下ろうとするところがこの写真の場所で、ここからセンターラインのある2車線、西側から県道399号線の金甲山方面への交差点までは1.5車線で舗装も新しくなってた。ボチボチ景色も良かった。有料道路時代はどうなってたんだろう?この駐車場が案外終点だったのかも知れない。2つも料金所を構えて営業してたとも思えないけど当時は今と違い全国に観光有料路がどんどん作られてた頃だしそれでやっていけたんかな?ボクは以前有料路だった道に関してはウィキペディアで軽くチェックしてるんだけど、この貝殻山スカイラインの管理人欄は不明だって。あれだけちゃんと調べてる表なのに..ずっと昔、この貝殻山から眺めた景色は特に岡山市街の方など今みたいに埋め立てまくりじゃなかったんでしょ?穏やかないい景色だったんだろな。


鷲羽山スカイラインその2 県道393号線は元有料路、地図を見ても目立ちにくい市街地のスカイラインだけど、走ってみるとこれが結構気持ちいいですね。市街地、工業地帯を間近に見てのこういうワインディングってあまりないでしょ。夜景もいいんです。道路沿いには特に何があるわけでもなく、水島の工業地帯を眺める展望所(クルマ10台くらい駐車出来る)があるくらい。ここはとりあえず寄りましょう、ほとんど駐車場から歩かず工業地帯を見下ろす、なかなかの景観です。ここは夜景も夕日も見に来ているところなんです、ちょっと狭苦しいポイントではありますけどね。のんびりしてられる雰囲気でもない。道路好きとしてはこの見下ろした先にある2つのコーナーと赤い橋のどれかがハイライト、それを全部見下ろしてるのもなんとも豪華ですが、標高が低いとか関係なくここはテンションが上がるところ。この写真を撮ったところでだいたいは行くところも決まって来てしまうこの地域。やはり王子ヶ岳にも行ってしまう。ここも駐車場からすぐに気持ちのいい草地の山頂がある。散策ルートは他にも整備されてるしマップル中国四国版ではページの折り目にいじめられて分かり難いけどいいところ。でもこの日は瀬戸大橋すらかなり霞んでいて残念、もしこれがくっきり見えるなら感動ポイントはかなりあると思う。また来るわとトイレ前に陣取ってる猫たちにちょっかいを出しておもちゃ王国の方から帰ります。


東城広域農道 この道路は粟倉木屋原大規模林道というとんでもない道路の一部になるんだろうか?この粟倉..なんとかの林道は途切れ途切れであちこちで現れるもの、ここはわかりやすい東城の名前が登場する(シャレのつもりないです)道路名で。県道12号線で岡山県から広島県へ進もうとしたが、前日から冬季通行止め。迂回したのはいいけど、北に迂回するとこうなる。鳥取県内にある県道11号線の峠越え、これは正直キツイかな?と思った。自分の経験からして、“越えようとする山が白くなってたらもうトンネルでないと普通タイヤじゃ越せない”です。この日立ちはだかった山はもう白かった。断念かな?と思ったら東城方面の案内があるぞ。それがこの道、道後山の南側を通り県道11号線まで繋がってたのね、手元の地図は新しい方だけど最新じゃないからまだ未通、これは嬉しいな、これなら東城まで行けちゃうか?と走り出したが写真の積雪、これは橋梁上なんで特に雪が多い。ただ他の区間もずっと積雪と凍結が続く。実はこの道、翌日から冬季通行止めなのでした。最後とは言わないけど、もしかしたら本当にこの年最後のクルマかも?なんて言いながら悪戦苦闘、峠(トンネルです)越えたらなんとかなるだろうとABSをドドドドッっと鳴らせながらゆっくり進む。写真もとりあえず撮ったこれだけ、景色とかは夏にまた行って確認じゃ。もう夕方なんでちょっと焦りながらの運転だったな。雪が無くなればスイスイ、東城まで一気です。


岡山県道30号落合建部線 そろそろ快走路を走りたかったんすよ、メリハリを効かせたドライブになりました。進んだ紅葉と青空、ダムと快走路、ここで写真撮っておこう。木漏れ日の中で駐車して陽の当たり方をチェックしてみる。クルマにだけうまいこと日が当たってくれると良かったけど、そういう場所はなかった。微調整して細かくクルマを動かしたんだけどね。それならクルマの右側だけに日が当たった方がいいかな?と多分普通の人は気にもしないことに神経を使ってみる。実はこういう木漏れ日の下にクルマを置く場合、この日の当たり方には神経を使う。多分もっと神経使わないといけないものが他にいっぱいあるだろ!のボクだということは認識しておりますが..地図を見ると出雲街道ってあるね、これをアピールしたらいいのね、この道気持ちよく走っていても、自分に対して「おい、ずっとこんな道でいいのか?」ってボクの中の誰かがささやき、どの狭路に進むかと作戦を練ることになる。国道429号線との分岐(西川大橋)を越えたところで県道341号線、374号線、370号線のどれかに進むことにする。ところが決め手がない、全部走る時間も体力もあるけどそれは面白くない。どれも同じような方向に抜けて行くし..結局370号線経由で落合へ行ったんだっけ。


岡山県道373号栃原久米南線 岡山県道でも手強い部類の道で1.8mの幅制限も登場したと思うが、ボクは途中で375号線に浮気しちゃいました。ここは浮気しない方が良かったかもしれないが、棚田地帯をウネウネと走り回るドライブ、記憶が曖昧になって来たぞ、373号線は通行止めで仕方なく375号線に行ったんだっけ?曖昧でもこの写真は県道373号線ですね、いい感じの赤いモミジを見つけて、小さいけど今年一番の色付きかな?と思いクルマと写真を撮っておこうと思ったが、見事に電柱が「オイラも入れて〜」と来たもんだ、結局後ろに下がってこんな写真になってしまった。ボクみたいに田舎の景色の中でクルマの写真を撮るのが好きだと、なかなか進まないのどかな道はいいんだけど、時々出会う地元の軽トラの動きがもう..この日に見かけたのは県道375号線の少し広いところで遭遇した軽トラなんだけど、Uターンして家に戻るところだったようです。Uターンですけど、普通に目一杯ハンドル切ったら楽勝なんですけど、異常に動作が遅くて2回くらい切り返ししてました。あのハンドルさばきだと普通の交差点での右左折も切り返ししてるんじゃないの?ってくらい。見た感じ150歳くらいのお爺さんだけど大丈夫かな?150歳は言い過ぎか、130歳くらいです。都会じゃ絶対運転無理です。


岡山県道414号福本和気線 和気(わけ)から北へ、福本という地名じゃ分かり難い、美作(みまさか)の方への県道。何か面白いものないかな?と走らせる。すると、この雑然とした草木の一場面に遭遇、だからってクルマと一緒に撮りますか?撮るんです。モーターショーのコンパニオンの写真は撮りませんが、枯れ木や雑草の写真は撮るんです。どっちが正常でしょうか?多分、コンパニオンのお姉さんの写真を撮る方だと思います。それにしてもずっと前に雷に打たれたような枯れ木、こういうのって放置しておくものなんでしょうかね?とりたてて危険じゃなければ放置するものなんだろうな。それにしても、以前は観光快走ルートを制覇していた。その頃はこんな道ばかり走っていたら走るところなくなってドライブ飽きるかもね、なんて思ってたんですよ。それが大間違いだったことは言うまでもない、それどころかどんどん普通の道で遊べるようになって来た。高い山をどんどん登ってきた人が近所の低い山でも楽しめるだろうか?山はわからないが多分ありなんだと思う。こういうのが奥の深い世界なんでしょう。ドライブの奥の深さをこの普通の県道で語るのは大袈裟だけどさ。さらに西に行きたいボクは県道90号線で西へ。県道417号線で川沿いを行こうとしたけど通行出来ない区間あるのね(雑草だらけだった、無理せず)。マップルにはそんな記述なし。


岡山県道409号大野部哲多線 地図を見ていると国道314号線には「東城街道」とある。この東城街道とはつまりは東城への道というわけでこの地方の国道に表記してあり、以前から東城って街は影響力のあったんだななんて思ったりしたところで、この県道にもしっかり「東城街道」と書かれている。古い道なんだろう、そそられる..と言うわけで帰宅時間から逆に考えてもう少し山道を走ってみようとなり、西の県道108号線でつまづきながらも走ったのがこの道。こちらも車両を規制する案内が登場、まぁこんな道ですからね、カーブミラーもないっす。特に狭いのは峠のある県道でも西に部分だけど、林道ではないので落石もばら撒かれたままでもないし、不安なし。まだ時間もあるからと東城からサクッと帰らずにこんな山間狭路を楽しんだが、案の定と言うかやはり思ったより時間食ったわけでちょっと遅れだす。新見インター目指すもこちらからだと市街部を通り抜けるカッコになるんでインターも遠く思えたり..北房インターとか遠いし..それでも引っ掛かった渋滞は5キロほどで16時半には帰宅。そうそう、今神戸ジャンクションあたり工事が続いてるのね、あれって新名神の起点となるジャンクションの工事。中国道で宝塚向いて走ってもいつもと違うルート?これ工事用のルートなの?って道を走らされる。新名神ってもし全通しても今工事の区間ってほとんど使わないけど、そりゃ完成は楽しみですよ。


国道314号線その2 ボクが中国地方で一番好きな国道は?と聞かれたらだいたいここと答えるつもり、まぁそんな質問されることはないけど、それを答えたら許してやるなんて状況を想定(?)して決めてます。木次線と絡みながらのんびり走りたいが、のんびりと道路がさせてくれないのね、その最たるものが「おろちループ」でボクの最も嫌いな日本人のひとりである○舘がキャスターやってる番組じゃ道路の無駄遣いとして紹介していたところ。そりゃボクとしても頼りない峠道のままならそれはそれで嬉しかったけど、この地方の南北移動の主要ルートと決まれば走りやすい道をドーンと作ってしまう。ここをトンネルにせずになぜこんなループにしたかはわからんけどね。1978年に事業着手とあるから、微妙かな?高速道路、新幹線の長大トンネルはあっても一般国道となると話は違ってきたのだろうか?ちなみに工期は10年でした。ま、そんな話はこのへんにして完成してしまった以上、出来ることは利用しまくることだけ、走りまくりましょう。ループと言っても各地にあるペースを上げると首が曲がっちゃう(?)ようなカーブではなく、スケールがデカいのがおろちループ。スピードが出せるようにとこんな道にしたんでしょ?と言いたくなります。道の駅もあるこのおろちループ。この写真はループ内の駐車場からで、この歩道が嬉しいでしょう。この歩道が展望台。


広島県道444号油木小奴可線 “あぶらぎこやつか線”ではなく、“ゆきおぬか線”と読みます。国道314号線〜183号線〜再び314号線を繋ぐルートを形成しますが、そういう意味はあまりない道、わざわざ遠方からドライブで来る人が走るような道でもないが、そういう道にこそ、その地域に来た意味があるんじゃないか?と地球5周分くらいの距離を走ってから強く思うようになったわけね。この写真は芸備線の高架を潜るところ。高さ制限4.2mの標識に多少の違和感と言うか、ニヤっとする。見た感じそんな4.2mの規制?って思ったけど、そもそもこんな道そんな高さのクルマは普通走るもんでもないです。高架以前に木々をバリバリやりそうな気もする。普通車しか乗ってないとわからないかも知れないけど、普通に走ってるデカイ大型トラックも3.8mです。これ以上になると重機を積んだトラックなど積載物次第の車両ですね。この道をここをギリギリに通り抜けられる車両が走るのなら、そのシーンを見てみたい気もする。結構迫力あると思う。ところで高さ制限の数字はいい加減?って思うこともあるけど、その数字以内の車両しかダメですよが正解で余裕があるはず。標識の数字は桁下を測った数字そのままじゃない。ボクは2.8mのガードを3.1mのトラックで抜けたことがあるけど怒られるから言わない。


広島県道446号植木三坂線 短い県道でショートカットにもならんのだが、夕方になって来てもう一本走りたいと国道183号線から入ってみるとボクの趣味にドンピシャの県道。国道との分岐に民家(?)があるのだが、そこの人がこの県道の入り口で写真撮ってるボクを変な目で見てた。いいですよ、変な人ですから、結構ケッコウ。秋も深まり、と言うか冬になろうかというこのあたり、落葉の道路がここは実にいい感じ。写真もちょっと色をキツくして違う雰囲気にしてみました。ボチボチの展望もあったけど、何よりも落ち葉が素敵な県道でした。交通量がないこともないけど、やはり少ないと落ち葉の散らばり具合がいいみたいです。これは天気とかもあるんでラッキーと言うことでしょう。この道、国道183号線から分岐して、ちょっと不気味?な直線区間の後はただこの写真のような道が続くだけで民家とかも何もなかったような気がする。この道って芸備線と絡むところもあるし、国道183号線が整備される前からの古いルートなんだろうか?そう思うと勝手に盛り上がるのがはがねいち流なんだが、わかりません。シカとかに聞いてもいいけど、こういう時は遭遇しないもの。ちなみにこの道、この年は11月29日の14時から冬季閉鎖、そして解除は3月14日の17時だって。夕方に解除するんだね。広島県道の冬季閉鎖解除は多くの道で17時予定なんです。


国道180号線 岡山と松江を結ぶ幹線国道、幹線国道の割には鳥取県内では回り込むようなルートになってる。これも好きな国道で新見から日野町の根雨までは快走国道ドライブが堪能出来ますね。この日は絶対に大山がはっきり見えるであろう天気、こういう日にここは走らないとね。おっとその前に根雨で買い出し。ここのポプラはこの地方のドライブではよくお世話になってる。他のコンビニでは絶滅してる「ガーリックフランス」が好きなんでしっかり買っておく。さてこの国道には鳥取と岡山の県境の北側では明地展望公園など大山を遠望するポイント、駐車場がいくつもある。そんなポイントのひとつ、明地3号公園(この公園は雑草で埋まりつつあります)からクルマとアウトバックのツーショット写真。新雪をトッピングした大山がはっきり見えました。他には雪の積もった山もまだ見当たらないので特別な山という存在感が際立ってます。大山と言えば鍵掛峠からの絶壁を見上げる写真が有名で、ボクもあそこからの大山が一番それらしいと思うのだが、普段あまり見ないこちらからの大山はこれはこれで眺めてしまいます。明地トンネルを抜けて南へ、気持ちいのでこのまま新見の方まで走ってもいいかな?と思う。あぁでも県道111号線って走ったことないんだよね..と桑平峠をあっさり越えて西へ。また鳥取県入りです。 


岡山県道58号北房川上線その2 南北のルートでボクは58号線と言うと大山を望む超快走路区間をまず思い出すのだが、この日は国道181号線から南へ坂路峠区間を走ってみる(ちなみにこの県道もこの区間は冬期通行止)。いきなりいい農村の雰囲気がある中を走る、狭い割に交通量がある?3台ほど遭遇して4台目の軽は飛ばし過ぎ(推定60代オス)、こっちはすでにストップしてるのに4輪から白い煙出してキキーッと停止、普段からこんなスピード出すのか?こんな道で。峠道に入ってからは結構なことに遭遇するクルマもなく、ズンズン進む。そして坂路峠?最高所とちょっと違う気もしたが、市村境がこの場所。その境があるからなのか、県道の標識が境を挟んで2つ立て続きに登場、普通に考えればもう少し離して設置した方が意味があるような気もするんだが、そういうことはどうでもいい人たちのお仕事ですからね、ボクはそれを楽しませてもらいます。え?反対向きの看板?あれね、県道の標識もの向こうはここから新見市ですよというマーク付きの看板、もう1本は県道の標識でこれに立てかけてあるのがよくわかんない。実は落石注意の書いてあったのだが、消されている。もう落石はないと100%の自信があるのだろうか?でも、落石注意の標識のマークだけは消されずに残ってる。これって何かのミステリー?なんかゲームになってるのか?


岡山県道332号栗原有漢線その2 道路を塞いでこんな写真撮ってる時点で交通量がよくわかるのだが、いつ地元の軽トラとかが来るかもしれない..だから重たいデジイチ片手に走ってるのでございます。こんな狭路ばかり走ってると狭い道に当然慣れてしまってるわけですが、せっかく慣れたのなら、その心に出来た余裕?の部分で景色まで楽しんでしまおう、出来るか?出来るでしょ。ただこの写真の場所はこの県道にしては明るい部分だったから撮っただけで、景色は特に何かあるわけでもない。うーむ、せっかく狭路慣れしても景色が広がらないのが険道たるもの?いやいや、ボクはこんな「狭い道の景色も好き」なんだよね。一般的に狭い道と言うとそれだけで「狭さ=危険、しんどい」だけが話になりがちだけど、ボクは違う。せっかく狭い道に対して他人より、鈍感になってるならラッキー、いや違うなぁ、チャンス?これもちょっと違うか?..得してる感じ、かな。面白がってるんだからそうだろう。快走路はヘブンかも知れない、さらに狭路は?アドベンチャーであり、ミステリーであり、エンターテイメントかと。などと狭路を称賛?してるわけですが、ボクはその前にしっかり行ける範囲(北海道以外)でドライブ向けの快走路はかなり走ってます、そして快走路も好きです。狭路も快走路もどっちも好きなのがボクなんです(狭路専門とか思わないでよ)。その後は県道312号でまた国道313号線へ。


広島島根県道112号三次江津線 三次市街に向かうところで江の川の左岸で撮ったもの、三江線と沿う部分が好きだし、市街地に出たらもう帰ることになりそうだったから、じっくり味わうようにドライブ。国道433号線から入ろうとしたら通行止めとあったので国道375号線を走るも、やはりこの県道を走りたいと「ところぎ駅」のところに架かる橋で県道112号線に渡る。この橋は2トンの重量規制、乗用車はOK。この橋、グーグルマップには載ってないぞ、頼んますよ(現在は載ってます、ヤフーは載ってない)。ついでにマップルも県道番号間違えてるからね、頼んますよ。さて、先ほど見かけた通行止めの案内、どうやら日祝は走れるらしい。こういう場合はよく「解除中」になってるのだが、ボク見落としたかな?三次まで走れることになった県道、対岸の国道も交通量がある割に狭い部分多いから、趣味じゃなくても走るのは県道でもいいかもね。この県道、実は全長が100キロ近くある。多くの部分が重複してるから隠れてるけど、この名前の通り江津まで繋がってる。三次から追って行くと重複しまくりで地図から番号が消えるのだが邑南町でポン!出現、最後は国道9号線ですよ。地方の3桁県道なのにやたらパワーがあると言うか、何者なんだという感じ。何本もの県道に分けずにこういう長い道にしたのもわかんない。ところで「3桁県道」の最長ってどこなんだろうね?


国道433号線 茶色の世界..広島県内のみの国道、それでいて8本もの国道と交わるという広島の国道におけるボス的存在がこれだ(?)。まとめて一気に走破したことはないが、今回は二重曲峠を越えたのでその区間、重複区間以外は基本的に酷道って感じ。今回は北広島町の県道40号線から東へ走る。浜田道を潜りさらに東へ。しばらくすると「大型車通行困難」の案内、こう書いてあると中型車(4トン車など)は行けるのかな?なんて思えるのだが、しばらく進むと「これより2トン車以上通行不能」という案内が立ちはだかる。どうして先にこう書けないもんかと思うのだが、書けないものなんでしょうねハイハイ。そんな狭路区間は曇り空の朝、枯葉を踏みながら走ることになる。この写真で雰囲気はわかってもらえそう、紅葉というよりも、落葉の道。茶色の世界じゃなく、落ち葉色の景色と言っておきましょうかね。落ち葉も湧水などで濡れた道路に貼りついてしまい、正直あまりこの感触は心地いいもんじゃないんだけど、ずっとこんな感じ、峠は市町境の看板があったからわかったけど、看板がなかったらわかんない?そんなところ。ちなみに以前、加計から東に走った時はまだナビとかなくて、いつの間にか国道からそれて十文字峠というところ、林道を走っていた。ここもリベンジせねばならんのです。


高水市木林道 浜田道の瑞穂インターの北、県道327号線(原山雲海ロードとも言う)の原山トンネルの完成以前はそれなりに使われていたルートなんだろうか、この林道のトンネルは1989年に完成とあった。交通量がないゆえに道が自然に押されて狭くなってるが林道としては十分でしょ。ただ、この写真の路面、側壁が崩れ人の頭並みの岩もゴロゴロ、一瞬ここは躊躇した。ボコボコと嫌な音がタイヤから聞こえて来たけど行ってやりました、まぁこんな音は今までに1万回(?)くらい聞いてる。でも今思うと、この土砂が流出して路面を埋め尽くしてるここがなかったら印象が薄かったかな?展望も全然なかったなあ。もしかしてボクはこういう写真のような場面を期待してるんだろうか..うん、ちょっとね。何もないと困っちゃうわけで、走破出来る上で走り難いのがいいね。記憶の彼方に消えて行った多くの林道は展望もなく難なく走破したからでしょう。それでこの道、舗装道路に未舗装を施したような状態、これって島根県の豪雨があったけど、それっきり放置?確かにこの道は封鎖されても誰も困らないと思ったけどね。通行止めか、通行可か?それは走る人で決めて下さいということみたいです。このポイントね、北から走って来るともう県道に出るちょい前のところなんです。だからもし反対からこの林道に入って行ったなら、恐らくボクは撤収してる。逆から来たからもう県道を走るクルマの音も聞こえてたからね、行っちゃえって。


広島県道252号恐羅漢公園線 県道296号線が通行止めだったんで国道186号線で吉和から戸河内へ。これはこれでしっかり楽しんでたわけで時間がどんどん押してます。いつの間にか曇っちゃいましたが、恐羅漢(おそらかん)山への県道を走ってみましょう。この県道はスキー場へのルートなんで冬季閉鎖もないが、この道は積雪があると結構怖いと思う。面白いのは標高のある部分は広くなって快走路、峠も大快走路にあるんですね。この県道の内黒峠、標高が1000mもあるんです。中国地方って山だらけでも1000m超える峠ってほとんどないですよ。県道で1000m超えってここの他にあったかな?とりあえず今思い出せないし、見つからない。この写真は恐羅漢山の麓の道に合流する直前、ナビではこの写真の標識のところで県道が終了してたけどね。ここまで来たら、ここらのスキー場への道とか走ってみたけど、ドライブ派としては盛り上がれず..帰りは大規模林道が開通してたのでスイスイ走って国道191号線に出る。ここですぐ北にある臥竜山や掛頭山に気が行くのだが、曇ってるので県道探索にする。この2つの山には車道があるみたいなんでどこまで登れるか気になってはいたんですが..また今度。あ、この県道ね、峠から西の狭路部分はボク好みでした。このあたりは気になるところいっぱいですね。走りたい林道もあるしね。


山口県道59号岩国錦線その2 すっかり眠気も飛び険しい道を進む。するとこんな分岐が。美和まで10キロ、この感じで10キロだと時間もかかる。さて、絶妙な場所に立ててある案内標識。まっすぐと言うことだが、右か左かどっちのまっすぐか分かりにくい?実は少し手前に弥山(神社がある)への案内があるから右の方が県道だろうとボクは思ったが、左の方に行ってしまってもおかしくない案内。なんか試される県道だよな。美和では未通区間があるので迂回、県道2号線から再び極狭路を走り、北に軽快に進む。すると羅漢山、現地では平仮名で「らかん山」への案内がいくつも登場する。この県道を走り、県道を繋いで行くのがハードなんで走りやすい道が作られたんだろう。案内がいくつも出てくる、よく地図を見ると結構道があるのね。ボクはもうこの県道を味わい尽くすと決めてじっくり地図を見てない。この県道の存在は愛用のマップルでチェック済みだが、白い表記の道は国道、県道を走ってから目が行くものだもん。そしてボクはと言えば、すでにクルマは泥だらけ、ここまで汚れたら開き直れますね、もちろん車内のマットも泥が..普通はクルマから降りることはない場所で降りますから。よーし、この県道でも一番きつそうな区間を通って羅漢山目指そう。


岡山県道65号久世中和線 国道313号線の東で並行する県道。上杉峠と言うのは唯一の峠なんだけど、実にメリハリがあるんですよ。基本的にはスイスイ走るんだけど、この峠の区間だけはジェーットコースタールートで楽しい。もしトンネルを作るとしたらそれほど長いものになることもないから、国道ならとっくにトンネルになってると思うし、それなら冬季でも走り抜け出来ると思うけどな。そこらへんは主要と言いながらも地方道というところ。ボクはこの倉吉に出ちゃったんだけどまだ日暮れまで時間があるので再び山間部に入り県道を求めたんですね。まず国道313号線から岡山鳥取県道115号線をトロトロ走ろうと思ったが通行止め。この115号線だけど帰宅後よくチェックするウィキペディアでは犬挟峠への道しか扱ってないね。国道313号線の東にある県境越えルートが115号線、道路名になってる常籐という地名はこの道路終点の吉田のあたりだよ。この写真は試行錯誤中、このクルマの向き(4隅に向かう向き)はどうも納得出来ないというか、クルマがカッコよく見えないのね。広角レンズなんでこれ以上クルマを4隅に寄せると伸びちゃうけど、この位置でもレンズの特性で少しクルマ伸びてる?今年になってこういう薄暗いところでの写真をこんな雰囲気にして撮ることに凝ってる。これもドラマチック・トーンの使い方なんですよね。


岡山県道306号賀陽種井線 蛇円山(福山市)、弥高山(高梁市)とのんびりドライブしてからは県道をいくつか繋ぎながら東に移動する。分岐を間違えて県道77号線からそれてしまい、そのまま勢いで磐窟溪ってところに行ってみると見事に廃業観光地。何が見ものだったんだろ?もはや雑草に溪谷も埋もれたか?という感じ、ネタにもならず(ちょっとなったか?)県道に戻り東へ進む。実はこの日、どこかから高速道路に乗って帰るのだが、この“どこか”ってのが大事、出来たら利用したことないインターから乗ろうというだけのこだわり。そこで岡山道の賀陽インター(この県道はこのインターの南西すぐ)、ここは覚えがない、そこでこのインターを目指す。国道313号線に出ちゃったけど、ここを真っ直ぐ東に行かずに県道35号、166号と繋いで306号線。この県道はなかなか面白いじゃないか。国道180号線から進むといきなり幅2mの標識(補助標識は150m先とかじゃなかったっけ?)。それなりに覚悟したけど採石場やら何かあってダンプの道?2mの制限って???首を傾げながら進むがそんなに狭くはない。そのまま進むと魔法神社?名前に釣られそうになるが寄り道せず進む。そして総社市の槁(けやき)というところに出る。吉備中央まで16キロという距離案内が出てその先で撮った写真がここ。見晴らしが良くてクルマ止めたいところだけどこの狭さ、ここが2mの制限か?相当走って幅制限なんか忘れた頃です。補助標識見間違えたか?写真のような感じの道が続けばいいけど、この後東に進むならずっと木々の中をウネウネ進む狭い道。でも狭路かかって来い!の人には物足りなく、狭い道怖い〜の人には十分な道でした。


大槙谷林道 まったく...紅葉がすでにこの林道沿いにある溪谷じゃ終わってるんだろうな、と言うのは平地で見頃だったから。それでも走ってみる。落ち葉で走り難いことは想像出来るのだが、ここは酷い。島根県の川本町〜美郷町を行く県道296号線の南で並行してるこの林道は他の県道から三次に向かうつもりが、紅葉のモミジマークが地図にあるのでつい誘われてしまったのだ。モミジとかは残ってるかも知れないと思いながら。落葉樹の中を行く山道が落ち葉で埋まり「どこが道なんだ?」になることは珍しいことではない、あんまり好きで走りに行くタイミングじゃないけどね。全線がこんな落ち葉に埋もれてるわけではないです。普通は走るクルマもあれば、風で飛んだりしますから。実はこの場所、どうやら水がチョロチョロと流れて来るみたいです。だけど落ち葉を流す力はないと、それでこの状態。落ち葉だって色が鮮やかなら絵になるし、他のものと組み合わせればボクは無理でもセンスのいい写真を見かけることがあります。だけどこの落ち葉はちょっと...しかし色合いも地味な写真だよね。道路について言えば、これまた普通の林道。紅葉のピークなら楽しみだろうが、ドライブを続けてそこそこの経験がある身として言うなら、その紅葉のピークに合わせること自体がほとんど神業的なんでわざわざもう行かないんだろうな。興味のある道が多い地域だし。ここまで書いておきながら翌年には「この林道サイコー!」とか言って写真撮りまくってるかも..なんだけどさ。峠は見事な切通しです。


島根県道30号三瓶山公園線 三瓶(さんべ)山へ大田市街からのアクセスならこの県道一本。大田からじゃなくても三瓶山へドライブに行けばこの県道で行く西ノ原というところが一番ここ三瓶山の三瓶山らしいところかな。この部分だけでこの県道は「素晴らしい県道」の仲間入りです。今回ボクは東の県道40号線から来た。こっちから来ると三瓶山の頂上にある展望台がはっきり見えるので登りたくなりますよね..ボクは無理だけどね。この写真は駐車場から、県道は白いポールがあるのでわかってもらえます?ここは気持ちいいところですよ。秋に来たのは初めて、前に来たときは夏だったかな?霧でほとんど見えない状態だったけど、日差しが入って来て霧がすーっと消えてこの山が現れた時は感動しました。この日、ここに着いたところでちょうど山のところだけ日陰になっちゃったのでちょっと待ったんだけど、この写真のタイミングが一番青空が広がった瞬間。この日は「曇り時々雨」の予報だったわけですから、結構頑張ったんじゃない?1時間前までここに来るなんて思ってもなかったんだけどね。実は出雲市から国道184号線を南下して飯南町に残る酷道区間を行こうとしたのだが通行止め、引き返して県道40号線まで戻ったから「三瓶山久しぶりに行ってみるか」と、こっちに来たというわけ。そしたらここに来て晴れてたということ。結果オーライ(?)ってやつね。国道184号線は拡幅工事で通行止めとか書いてあったな。狭いの楽しみにして行ってみれば拡幅工事で通行止め。せつない..


鳥取県道31号鳥取国府岩見線 いわゆる...険道になるんだろうな。4トントラック以上は通行止めってあった。全幅制限はなかったけどガードレールなし。別に道幅とかそういうのはいいけど、やはり雨降りで霧が下りてきそうな時に走るのはなんとなくテンション下がるもんです。東からこの時は走り抜けました。国道9号線の兵庫と鳥取の県境は蒲生トンネルであっさりクリアする。このトンネルが開通する前はトンネルの南にある現在の県道119号線が国道だった。この旧道を走り1979年まではここを煙をマフラーからモクモクだして唸りながらトラックが走ってたのか..と感慨深くなる。これが旧道の楽しみ方(?)、この旧道はこの県道31号線と合流する手前あたり実にいい景色になってますんで天気のいい日にまた写真撮りに行きますね。県道31号線に話を戻すと、十王峠まで来たらもう西へはスイスイ走れる快走県道、峠で道幅がザクッと変わりますね。どうやら新道を建設してるみたいだぞ、工事してた。この十王峠が楽勝になっちゃうか..まぁ歓迎、扇ノ山と氷ノ山は越せないのでこの県道が全線スイスイなら助かる人も多い。ボクは現状で構いませんが。この県道は雨滝街道とも呼ばれてる?地図にそうある。その雨滝に向かいます。ここも駐車場から滝までが近いありがたいところ。この時期だからもしかして紅葉..と思うも雨の中でイマイチ盛り上がらず、少し前に訪れた八反ノ滝がとても良くて気に入り、こっちの雨滝は滝だから当たり前だけど水が落ちるだけ。せめて行く順番が逆なら良かったかもね。


鳥取県道45号倉吉江府溝口線その1 この県道はそのまま全線走りきってしまってもドライブルートとしては秀逸なんです、新緑の時期の朝に東から走り抜けると気持ちいいですよ。この日はごく一部分しかこの県道は走らなかったんですけど、久しぶりにやって来た紅葉の大山ドライブ、この日は大混雑必至の鍵掛峠に朝早く行くことだけが目的で米子道の蒜山インターからまっすぐ向かいます。この写真はその時にとりあえず撮ったもの、この写真の場所は撮りやすいんです。つまり路肩に駐車するスペースがあるからそこに駐車して撮っただけで、ここがいい場所とかではないんです。でも奥大山自然休暇村から鍵掛峠に向かうとこの場所まで路肩に駐車する場所がない(とりあえず記憶にない)のでこの林の中を駆け抜ける快走路、思わずここにボクはいつも駐車してしまう。この時間なら気にせず路上に駐車してもいいけどね。もう少し進むと駐車スペースもあるけど、ここみたいに林の中じゃなくなるんです。ずっと曇り空だったけど日差しが入って来たところ、もう少しここに居たいけど鍵掛峠に急ぎます。紅葉のピークは過ぎてますがこの秋最初の紅葉のトンネルでテンションが上がって来た。この道は走りながらシャッターを切ってスピード感のある写真を撮れればいいんだけどコンデジ持って行かなかったし、ボクは下手なんだよね。運転席で写真撮るのって日々の練習だよね、正直なところ気が散って危ないとも思うんだけど。古くなってきたルミックスだけど特訓しますか?


岡山県道50号北房井倉哲西線 位置は中国道東城インターの東になります。この県道は地図を見ながらなんだかのんびり気持ちよく、そしてゆっくり走れるんじゃないか?とやってきました。このあたりは記憶があいまいなんだけど多分この日初めて走ったと思う、違っても別にどうでもいいこと。もうね、この7月の緑濃い山間部、そこにしっかりと青い空、白い雲、もう立ち寄りスポットも何も道路脇でボクには十分かと思っちゃいました。問題はここを走ってる時に見つけた「荒戸山展望台」の文字だ。これに反応して狭い道に入って行くがわからない。案内も「今も有効なのか?」ってくらいだったから。とりあえず上って行こうと進むもいきなり鋭角の交差点を見落として山を下りだしたり、牧場に入り込んだり、こんな急坂?とコンクリート舗装の道を雑草かき分けて登り切ったら切り返しも出来ない終点...うぅ、バックミラーには雑草しか映らないよぉ..とひたすらバックしたりで結局たどり着けず。登山しろってことか?神社への分岐があったけどあっちか?もういい、ここは縁がない?と、こういうこともいっぱいやってるんですが、そんな失敗も無駄じゃない、ネタになればいい(面倒で写真いちいち撮ってないけど)。それよりもこの県道をのんびり夏ドライブ出来て大満足。多分この日は空が広い道を走ったらどこだろうと「最高だな」と口にしてただろうけどね。この日の朝は瀬戸内で蒸し暑さを感じたけど、ここまで来てすっかり気持ちい暑さになってました。


岡山県道300号宇治下原線 この県道の間違いなくハイライトである羽山渓の一部である岩のトンネルを出たところ。最近ここに来ていた人のブログを拝見して、ボクも機会があれば..と思ってたんですがその機会は思ったより早く来てしまいました(前日の夜、阪神高速ですでにここをロックオンしてた)。いやー、ここ気に入った。見上げて感動、ここに来て見上げないなんてことはないだろうけど、この場所にクルマを止めたらまず上を見なきゃね。そしてポタポタと落ちてくる水滴が水たまりになりこれが涼しげ。ここだけじゃなく、もう少し北に進むと岩のトンネルはもう一つあり、これをくぐると駐車場。なるほどここから散策、短い県道だけど見どころがいくつもあるね。でもこの日のボクはここは羽山渓としてじゃなく、県道300号線として楽しんだ、つまり歩き回ることはしなかったんだよね、晴れてきたからどんどん先に行きたくなったし、暑いし。いやいや、この場所は涼しかったんですけど。それにしても高さ制限の標識もグッドな場所に立ててありますね、ボクもここに立てますよ。絵になってる。それにしても標識のポールが長すぎるというか、もうひとつ標識付ける気か?それとも外した?と、この岩の前で我ながら何に反応してるんだか。それにしてもこんなインパクトあるところが日帰り圏内にあったとはね。ここに来るまでに高梁市街に下ってゆく国道484号線で旧道に突っ込んだり、つまんないことし過ぎました。その後は吹屋に行くつもりがなぜか広域農道走ってしまい県道33号に出ちゃうし..まあいいや、いつもこんな感じだし。


因島水軍スカイライン 広島県道366号西浦三庄田熊線の別名でスカイラインの名前が付いてるが山を行くドライブウェイではなく、因島の海沿いを行く道路(この因島水軍スカイラインの名前は島の東側を部分を言うみたい)。狭くもなければ広くもない道でボクに言わせればしまなみ海道の島々の道路の中で一番好きな道だということ。静かにゆっくり走りながら楽しみたい。しまなみの島々は遠方から初めて来た場合はもしかして、いや多分「思ったより街じゃないか」って思うんじゃないかな。街と言ってもやはり島らしい街なんだけどね。つまり逆に島がこれだけ街になってるというところが「しまなみ海道の島」ということ、ついでに言えば実際瀬戸内の島は観光地の雰囲気がちょっと薄い。そういうしまなみ海道ドライブで立ち寄った島をぐるっと周回したり、たまに山に登るようなドライブならこの道は外せません。丁度この日は桜が満開、この写真の場所はなんでもないところなんだけど好きな場所で、以前ここを訪れた時もここにクルマを停めたような気がする。この後は桜満開で賑やかだった因島公園へ。もし満車ならすぐ逃げようということだったがなんとかなって展望台まで行く。ここからは島の風景というよりも街を見下ろすという感じ。この島はこの県道をゆっくり走ればそれでオッケーかな。市街地を抜けインターに向かう時、青影山(だと思う)を見上げたら展望台らしきものが見えたけど車道ないからパスです。


広島県道248号野呂山公園線 以前はさざなみスカイラインという有料路だった。それを聞いてなくても昔は有料だったんじゃない?って思える快走路、ただ道路からの展望は途中のハチマキ展望台とその少し下ったところの駐車スペースくらいで一気に山上まで行ってしまう。ボクはここへは4回目くらい、だいたい3回くらいはどこも覚えているけど4回くらい訪れているとだいたい怪しくなってくるね。今回は11月最後の土日で訪れたが多くの木が葉をすでに落としていたが、モミジの紅葉は少し遅れるので数は少なくとも目立ってきれいだった。もっとも、紅葉はお目当てではなく、この日は山上のかぶと岩展望台で日の出は見られるものか?と思っての下見がメイン、ついでに“星降る展望台”という看板につられてみたが、寺の駐車場に吸い込まれてしまった、道も未舗装で狭い。ここへはキャンプ場経由か、ビジターセンターから気合で歩いて行くところかな?パス、また今度。そのかぶと岩展望台の下見(数年前と変わってなきゃOK)もこれはすぐに済む用件なんであとは走るだけ。それにしてもわずか9キロほどの道でいったいいくつの工事による対面交通があったろう?工事現場にある信号で何度も捕まる、最近ここらで大雨があったっけ?かなり土砂崩れなどの傷跡があった。一気に走れる距離の楽しい道、だけど工事が終わってからだね。写真は唯一途中にある展望台である“ハチマキ展望台”からのもの。クルマを止めたところからちょっとだけ歩くが、この展望です。標高はそれほど高くないのですけどいい感じでしょう、展望台そのものも広く、趣味の悪い建物でもない明るいテラスの作りがいい。


山口県道276号角島神田線その1 すっかり観光名所、ボクもこの時の山口県ドライブのハイライトにしていたのがこの角島大橋だった。この日の朝は秋吉台の県道で晴れるまで1時間粘り、ここでも橋のたもとの駐車場で1時間粘り晴れを呼び込む。実際にここまで晴れたんだから奇跡かも。この橋は長さや無料だということを持ち出すのはナンセンス、青い海があっての橋でしょう。そんな橋の写真はワンパターンになるからと雑草を恐れないボクらしさが出てる?花でも咲いてたらよかったのにね。撮影した道路は旧道かな?いい展望台になってます。さてと角島大橋を渡ってみよう。おいおい、途中の非常駐車帯がパーキングになって本線の流れが悪くなってるぞ。島に入っても海水浴場も盛況、灯台も有料駐車場だし終点のロータリーまで行って逃げるように戻って来てしまった。この灯台は日没から夜間(車泊に向いてるかどうか)などどうかな?とそれだけでも調べたかったが、そんな気にもならず次に向かっちゃいました。以前ここに来たときは土曜日で広島県まで来たときにボクの仕事のチョンボが発覚。もちろん悪いのはボクですが会社からの電話が何度もあり、最悪10万くらいの弁償かも?と正直テンション最低だったのだ。今回は100%気持ちよかった角島大橋。夏休みを避けてまた来るからね。


山口島根県道12号鹿野吉賀線 こうやって中国道を見下ろす場所があって欲しいと思いながら走ったこの県道、なんとか見下ろせました。ここらあたりだと宝塚と違い渋滞などまずない場所で聞く長い盆休みの渋滞情報も「本当かな?」に思えてくるくらい。ボクは中国道ならトンネルでそれこそ一瞬でクリアしちゃうところをのんびり県道で越えてみる。中国道を見下ろしながら思うのが、このあたりはインターチェンジ間が長いんだよなと。この県道と並行する部分、六日市〜鹿野で27キロもある、通常料金なら次のインターでも850円。これって東名の清水〜富士より長い(26.3)。ちなみに中国道の東城〜庄原など30キロ、中国道はインターチェンジ間が長いのだ。元々人の移動は少ないのだろうが、高速道路も普段から使うものじゃないんだろう、使いにくいと文句もないだろね。そんなことを考えたりしながら雨の中走らせる。景色はこの地方らしく、というのは穏やかな山間の中、人口の密度の少なさを感じてのドライブ。四国や紀伊半島に比べ穏やかなんだ。これだけだったら中国道をゆっくり走れば十分じゃんと言われちゃいそうだが確かにそうかも、これだけ山の中を縫うように走る高速道路は他にない。また朝方は晴れたり霧だったりと変化激しく楽しい。この県道の峠もありがちな切り通し、中国地方の峠に名峠無し?中国道を見下ろすこの場所がハイライト。このコメントも中国道の話ばかりだな。


山口県道26号山口鹿野線 中国道の徳地インターから国道489号線を北に行きすぐのツーリングマップルのコメント通り棚田の美しい風景を行く山口の田舎道。今にも雨粒が落ちてきそうな日に行ってしまったが、虫を捕ってる子供とじいちゃんの姿、石垣の棚田、稲をかすめて飛び回るツバメなどを見ながらゆっくり走り抜ける。この日はここだけじゃなく、晴れた日に来ますと約束した県道が何本かあった。その中でもここは特にいい。地方の県道、農道は「走りやすそう」で選ぶと本当にびっくりするくらい直線的で走りやすい。これは山間の川に沿った部分やら、力ずくのトンネルで2車線のバイパスが作られて集落の中を行く道は地元の人以外はまず入ってゆかないようになるパターン。でもこの県道のあたりはバイパスを作る必要性も、それより場所もないのだろう。いや優先順位の問題かな?開発の雰囲気もなかったからボクは「いいねえ」と思ったんだけどね。いつかやってみたいと思ってる中国地方の高速道も国道2号線も9号線も走らない縦断ドライブ。ここ間違いなく走るね。写真じゃまだまだ良さが出てないので天気だけじゃなく場所も変えて撮り直ししたい気分。いつの間にか田舎道評論家気分。


山口県道32号萩秋芳線 気持ちいい道だなー、写真もこの手は飽きないしこういうのを撮ってる時が一番楽しいかも。秋吉台の展望台や博物館などがあるのはカルスト台地の南の方、こっちから草原地帯の中に入って行くところ(下り勾配8%の標識がある)は景色が一変する瞬間で知っていても感動する。前日はずっと雨で近くの“道の駅みとう”に潜伏していたが明日晴れるかが心配だった。そして1時間半ほどこのあたりをウロウロしてたところで青空が広がってきた。首からオリンパスぶら下げてずっとガードロープの支柱に座ってた怪しいのはボクでした。写真は南から走れば道路に小さく「地獄台」とかかれた看板があるちょっと手前。看板はあったが、道路から登って行くようなところは見当たらず。車は数台駐車出来るから行けそうなんだが...この日はまだぬかるみが多く、散策ルートも足元ばかり気にするような状態だったし無理せず貴重な晴れになりそうだから先を急ぐ。この道のいい部分はスピードを出せばすぐ終わり、信州のビーナスラインのような距離はない。でもこの走り抜ければ一瞬かもしれないこの道の美味しいところは本当に特別、ライダーが何往復するのもよくわかる。秋のススキもすごいのだろうな、夕陽がこの草原を照らす時間帯なんかどうだろ?


鷲羽山スカイラインその1 岡山県道393号線鷲羽山公園線。現地でも“スカイライン”の名前が案内標識に残っている。時期や時間帯を変えて行ってますが、やはり冬の朝だね、遠くまで見える。この道路を説明するなら予想外に気持ちいいと言うこと。全線においてコーナーのきつさが常識的で普通の人が走っていてストレスがないくらいだし、臨海工業地帯を見下ろすワインディングは全国でも珍しいでしょ。昼も夜もこの工業地帯の景色が圧巻です。残念なのは駐車するスペースが閉鎖されて限られていることかな。道路の名前にもなってる鷲羽山はこの道路沿いではなく、少し離れたところ。このあたりはボクの場合はちょっと気合の日帰りだったり、のんびり2日かけてみたりと毎年行ってる。写真はこの道を一枚の写真で表現できるところ、道路からの撮影。時々バイクがかっ飛んで来るので怖く前回はここで撮影できなかった。ちなみにこの日は鷲羽山から海沿いに東に7キロほどにある王子ヶ岳(ここも景色はいいっすよ)の駐車場で日の出鑑賞。ここは車内から見ることが出来る。だいたいここは鷲羽山とセットです。


鳥取県道30号赤碕大山線 大山の北を行く快走路、実に爽快で交通量も少ない。日本海と島根半島、大山の景色もいい。ただ大山の眺めとなれば迫力の点でここ以上のところがあるから、この道は高原の牧草地を駆け抜けるところに良さがある。特に写真の部分は走らずにいられない、止まらずにもいられない。この県道は大山のスキー場を走る抜けるようになってるので真冬は埋まってしまう。道路がゲレンデになってしまうパターンだ。ボクはこの部分を走るのが好きでこの県道の場合は草原と化した斜面の向うに弓ヶ浜が見える。毎年訪れるこのあたり、思えばこの道も初めてじゃないしこの時は知らない道を冒険、散策はしなかったなー。この道にはいくつか展望台も用意されている。でもどの展望台よりも写真のこの場所がいいのだよね。路上駐車しちゃってますが、路肩に駐車スペースがあると道路の風景としてここまで絵にならないしね。ちなみに電線もない爽快な直線区間は短い。本州に何キロもこんな道が続くところはないのかなぁ。


国道314号線その1 山陽と山陰を結ぶ国道の中でボクが一番好きなのがこの国道、これは初めて走った頃から今も順位変わらず。調べてみると起点は福山市になってた、最近まで東城が起点だと思ってました、でもこういうのはどうでもいいや。この道路、ローカル線と並走してひたすらコンビニもない山間部を行く、整備されて実に走りやすい。ハイライトはやはり“おろちループ”になる。写真はその部分だが、ループがでか過ぎて全体がわかりません。この写真はループ内にある駐車場から歩道に出て見下ろしたところ。この駐車場にはへびに注意の看板があった。休憩するところ作ってくれるのはいいけどこの注意書きがあると落ち着かないんだよな。遠くにJR木次線が見えます。あそこにトロッコ列車が走ってくれたら絵になるとは思いましたけど、待てないなー。前回ここに来たのは雨の日、その前も天気は良くなかった。青空の下でのおろちループは数年来願ってました、いやー爽快。次回はまだ残っている(?)旧道にチャレンジしたいな(雑草だらけでもう歩くしかないようですね)。ちなみに、ループだけにこだわるなら大阪市内の通称“眼鏡橋”が一番好きだったりして。これはもうこのおろちループとは違ったループ、階級が違いますね。半径が小さい方が面白いと言えば面白い。


鳥取県道45号倉吉江府溝口線その2 地図には大山環状道路とあります。いくつかの県道を繋ぐのでしょう、これはなかなかのドライブルートになります。この県道45号、実は大山に近づくと多くの区間で写真のような木々の中の快走路になってしまい大山は見えません。だからこそ途中の鍵掛峠の展望駐車場は外せないわけですね、と言うかここに寄らないでどうする?ってなところ。紅葉真っ盛りとなればここの駐車場からあふれた路上駐車もあってここから渋滞が発生します。逆に倉吉側はのどかな風景の中を走ることになります。ボクがこの道を初めて走ったときは薄く霧がかかった小雨の中だった。この時の緑がなんとも幻想的で忘れられない、濡れるのが嫌だったのかな?最初のデジカメで画質もしょぼいのだろうけども、撮っておけばよかったなーと思うことがある。今は天気にこだわり過ぎることもあって雨降りにこの道を走ることはあまりないように思うが、当時は天気すら気にせず走りまくってましたね。倉吉側の高原の直線路と大山の木々の中を行くところ、2つの顔があるこの県道はやはりこのあたりのメインルートになります。


国道250号線 この国道は兵庫から岡山の瀬戸内海沿いを行く。どこか渋い国道で特に景観がいいとも思わないが、国道2号線よりは楽しいわけで思えば結構な回数走ってますね。海沿いのはりまシーサイドロードと呼ばれるところも楽しいがボクが好きなのは岡山県に入ってからの日生(ひなせ)というところだ。写真は小豆島行きのフェリー乗り場とJRの駅に挟まれる国道なんだがここともう少し西にある日生諸島行きの小さな船乗り場がいい雰囲気なのだ。この日生市街地あたりの道路は立派な歩道もなく窮屈なところがいい、山間を抜けてここに来るとボクは嬉しくなってくる。写真は日生の展望台である、楯越山を登る道路から。ここが好きだから中国地方にこの国道を登場させた。もちろんこの後はブルーライン?


鳥取県道314号線赤松大山線 大山の北側を勝手にボクは裏大山と言ってる。スキー場などもあるが少し大山から離れればあまり観光の色がなく静かなイメージ、交通量は特に少ない。特にこの県道は地図では狭そうでも完全に2車線あるので安心、もうプライベートワインディングロードです。写真は県道から名もなき市道に入ったところ、この県道からは快走区間ではあるが大山の展望はほとんどないから適当に地図も見ずに入って行きました。このあたりは結構なペースで(年に一度?)訪れてウロウロと走ったことない道とか散策してるけどカメラの出番もなく気持ちよく走ってしまう。当時の何も考えてない写真だけどスカイラインの写真も減っているからこれはこのままにしておこう。


岡山ブルーライン 岡山県道397号寒河本庄岡山線が現在の正式名称。西の直線田園地帯と東の片上大橋が見所の快走路。ボクの印象としてはせっかくいいロケーションなんだからもっと海の見えるところなどを通って欲しいなと思う走り易過ぎる道路。この道路は観光100%で作られていないのが今になって残念。写真は片上大橋を見下ろす夕立受山の最初の展望所(?)から。夕暮れ時だったので山頂まで行かなかった。この山へはブルーラインから国道250号線で東へ、セブンイレブンを過ぎたらすぐ小さい看板があるからここから住宅の合間の狭路で一気に上る。終点から徒歩で山頂まで行かずとも歩いてすぐにこの写真を撮った展望台がある。夕陽の沈む方角とかを考えれば冬でもいいかな?って感じ。瀬戸内ドライブは冬の楽しみなんで丁度いいね。





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