2022年7月24日 四国南東部ドライブ後編

今回も範囲的にはかなり狭いところしか走っておりません。初日が晴れたのでこの日室戸岬はショートカットして
ゆっくり戻っていくようなルートになりました。


   

そう言えば帰宅後は筋肉痛になったな、このドライブ。この展望台は歩いたけどそんなに距離ないし...弱っただけ???





3時40分に起きてしまう、はいトイレタイムですね。これが車中泊では面倒くさいんですよね。でも最近なんかは面倒だなと思うよりも
漏らさなくて良かったわというレベルにまで考えのレベルを落とすことにしてます。
トイレまで人前を歩ける格好になり、靴はいてウロウロすると
軽く目覚めてしまいますからついでにここで星眺めていたり海からの夜風に吹かれてみたりと旅先ならではことをして過ごしましょう。

この日の朝の出発も完全に明るくなってからでもいいくらいの旅程です。好き嫌い分かれるポイントですが
夏の道の駅で寝るとトイレ行く時など
灯りに集まる虫にカブトムシとか混ざってることがあるので楽しみだったります。
道の駅大山、その周辺に7時までいることに...



   

道の駅大山から見下ろすところに伊尾木漁港、山があるのでまだ日差しは入ってきません。狭いところ寝てたし軽く動き回って体操して体をほぐします。
ドライブの朝でも例えばこの日、最初のお目当てのポイントが近いので楽なんですよね。起きてから数時間はまず移動というのと違います。
右の写真は道の駅の向かいにあった店の廃墟。特に廃墟に興味はないものの、何か出来上がってる感じがして思わず撮影。
廃墟や今は使われなくなったところに突入して写真、動画撮ってる人もいるようだけど、先日は廃坑道の中で窒息死してましたし、
ウケると思うと行動は大胆になって行くんでしょう。楽しく長く続けてる人はどんな趣味でも慎重、いや弱気(ボクね)、廃墟は外から撮るまでだよ。






朝の買い出し、はいローソンです。高知県のこのあたりはコンビニと言えばローソンの支配下地域になっております。ボクとかはコンビニも使い分け
して買い物してるけどローソンしかないとすぐ飽きてしまう。とりあえず栄養ドリンクと...覚えてないや
、とりあえずコンビニでも店の直ぐ前、
この駐車した時はすぐに移動するパターンです。
軽く一言、ローソンに「パリチキ」という揚げ物がありまして、名前の通り、チキンをパリッとした衣で
揚げたものがあるんですげ、多くの店が先にビニールに入れて保温するんですね、注文受けてからだと面倒だから。でもこうすると
パリっとした衣がしなしなになります。「パリチキ」欲しくても「しなチキ」だと当然買いません。しかたないのか...(コンビニちょい愚痴コーナー)



   

安田町の国道55号にある唐浜(とのはま)休憩所というところ、新しく整備されたトイレ付きのところで目の前にシンプルな海の景色。ここは駐車場と
しては小さいところで本当にトイレ休憩用のところでした。さてこの後、最初の目的地である神峯寺(こうのみねじ)に向かいます。
お遍路さんではないのですが、以前四国八十八箇所めぐり(ハイドラCP集め)で訪れております。その時は時間もちょっと遅かったのかな?
展望台がこの先にあるけど...行ってません。というわけでこの朝は「ここに行ってみたいぞ」というわけです。この展望台、後で調べてみると
なかなか険しくて夕方になってから冒険しなくて良かったというところ、神峯寺まででも結構すごい道だった記憶...



   

「空と海の展望公園」ここがお目当てのところ。国道から案内も出ているし迷うことはないのですが...道の方はなかなかでございます。
ヘアピンと急勾配の組み合わせが強烈でアウト・イン・アウトではなく、
意識するはアウトベタがいいと思います。
レヴォーグで普通に上ってたらアンダー擦りましたからね
(アウトバックなら擦ってない)。どうだろ?普通のドライバーなら神峯寺へのこの道、「過去に経験したことのない...」
と最近の天気のニュースでよく聞くものかも知れません。慣れた人だと「単なる楽しい道」なんだけど、雑な運転は一発でなんぞ
やらかす激しさなんで油断しないでねと。道幅で言うと神社との分岐が狭いくらい。この先に進むクルマは少ないと思う。
(激しい部分はとても撮影無理)



   

神峯寺をすり抜けるように進むとある地点で道路が走りやすくなる。このまま展望台まで行けるなら楽勝と思いきや、茶畑のところで舗装おしまい。
と言うより狭いしどうだろ?ボクはある程度進んだところで引き返し茶畑の手前から歩くことにする。こういう場合足元を見ながら「クルマでも行けた?」と
思うものだがフォレスターくらいなら展望台の下まで行けると。普通乗用車はやめときますか...
確かにほとんどの人が突っ込まないところに
普通のクルマで行くのは面白いですがリスクがあるのでこのWEB的にはもうやらないです。ただそれでも普通の人より攻めてる気もする。

というわけで、茶畑からいい散歩です、歩いてやって来ました。立派な展望台じゃないですか。この高さがないとダメなんでしょうね。






他の方角にもレンズは向けましたがこちらがメインかと。ここは「空と海の展望公園」、空と海を見るところならいいところだ。無料の双遠鏡とか設置してある
ところは昭和っぽいな、
昭和時代は有料で1分くらい?見られる双眼鏡とかよくあった。ボクは双眼鏡とかクルマに常備してた事もあったけど
実は使わなかった。ドライブというフットワークのいいことやってるとわざわざ遠くのもの見るなら出来るだけ近くに行っちゃえばいいので
例えばここから双眼鏡で国道やら市街地が見えても面白くない。大事なのはここから自分の目で見える範囲のもの。

さて次の人が来られたので撤収します。狭いところで徒歩の女性を追い越したけどその人やね、歩いてきたんだー。すごいな。




   

気になってた展望台を無事クリア、国道493号線を東に向かうドライブになります。左の写真は国道55号を左折して進んだ直後のもの。
標識があったけど何か小さい?とわざわざクルマ停めて見に行ったもの。この手の幹線国道への合流は通常より大きいサイズでもいいのに
カッチリとコンパクトになってる。右は前日にも撮った写真、字が錆びて潰れてた橋ですね。この国道493号、県道12号との分岐までは
特に「これは!」というところもなく進んじゃったかな。
手元に写真がないというのは、走りやすすぎて走ってしまい撮らない、すごい道で撮る余裕がない
撮影は危険だと自主規制、単純に撮るほどでもないの4つ。
ここは多分最後の理由ですな。テンポよく東に進みました。



   

一区切りするところ、県道12号との分岐まで来ました。恒例の?というわけでもないですが、案内標識によくある「訂正」が入ってますね。
奈半利への国道マーク、魚梁瀬への県道マーク。どちらもずっと昔からこの番号のはず。こういう訂正は距離だったり、ローマ字読みの
部分だったりいろいろですがこれなんやろ?ボクは勝手に国道、県道のマークが入ってなかったからこうしたのでは?と推測。
解答とかないので本人が「そうやろ」と思ったらオッケー。しかし今日このタイミングなら魚梁瀬も晴れてるね、3連休だったらまた行ってたかも
知れないし3連休なら別の方に行ってたか?こういうのはホント分かんない。
別にここでまた魚梁瀬行っても誰にも何か言われることないし。



   

国道55号から四郎ヶ野峠まで1時間30分、トロトロ楽しんでるとそんなもんですかね。この峠にはいろいろ思い出があって初めて来た時は
カッコいい女性がイエローのフェアレディZのオープンでここに来て、またすぐ走り去っていったの覚えてる。また別の機会は雨だったが
ここは雨でも雰囲気の良さがある峠、少し霧も出ていい感じだと思ってたどり着いたら重機が道路脇にあり、ブルーシートに覆われた
資材が置いてあったりでクルマとの写真も撮らなかったり...
峠ってのは特に素晴らしい景色が広がらなくてもその場の雰囲気ってのが
あって逆に景色が広がるとその景色にみんな持っていかれますからね。ボクとしては雨でもいい峠ランキングでトップ狙えるところ。





国道493号からステージはこちら国道193号です。国道493号も四郎ヶ野峠など実際走ってみれば地図見て険しそうに思うけど案外これが
道幅もキープしててホイホイっと走れちゃいます。でもこの国道193号は違う。この写真は挨拶用?なんですが、霧越峠に向けて
しばらくは快走区間なんですが峠区間は険しい
。四国の酷道と言えば439号が代表格ですがこちらこちら193号も副将として
十分な実力を持っております。
この日はこの道がメインです。スカイライン時代に北から南に抜けて以来、どんだけぶりだろう?
おっとその前に買い出し。徳島県入りしたところでセブンイレブンがあったローソン王国から逃げ出してセブンイレブンは嬉しいぜ。






ここまでホイホイっと来ますよ。この国道は轟の滝公園への道とも言えますからねここまではちなみに前日ボクが行ってた魚梁瀬というところは
轟の滝方面から抜けていけます。県道ダートですが、
ここが走りやすいルートで確立されればこの地方のドライブルートに幅が出来ますが
そんな気配はまだまだ無さそうです。県を跨ぐとなると何テンポか遅れがちになります。(やる気ない気もする)
とりあえずこのポイントが酷道部分に進む前に一呼吸
置くところですからそうしましょう。今回のドライブは瞬間的アクロバティックな道はこの日の朝、神峯寺への道を走ってますが
酷道をジワジワ進むのはこのドライブでは最初になります。体力はあるしどこまで行ける?「脇町」までこれ一本で行きたいけどスタートが遅すぎ感..





細かい部分については全く覚えてませんので(しかも以前とは逆向き走行)初めての気分でワクワクと言いたいところだけどずっとこんな感じ。
好きでこういう道も走りまくってたけどかなりMっ気がないと無理な趣味ですからねこれ。とにかく達成感のために走ってしまう。(あちこち走ってきた)
ただ他の趣味でここまでの達成感が味わえるかというと結構難しい気もするので程よく出来たいい趣味だなと思ったり。ただ自分だけが喜ぶかと
言えばそれだけでもなくて同趣味の人と分かりあえてしまったり。このWEB的に何が楽しいのだろうというのはテーマなんだけど
大事なキーワードの一つが達成感、これは間違いなし。
この写真を見て「狭い」という言葉が出てくるうちはわからない世界。





これはHDRで撮ったもの。少々不自然さはあっても少しでも標識の文字を写したい時に使う。ここはナビや地図などでは「霧越峠」になってることもある。
ボクのナビもそうだったが、ここは違う。案内標識はこの先とあるしまだ標高はこの先も上げて行く。ここは林道との交差点で阿南の方に抜けて帰るなら
この林道に進むのが正解なのかな?ここは走ったことないからわかんない。
こういう標識に登場するってことは安心できる林道っぽいね。
もちろんここも直進。それにしても夏のこういうところにクルマを止めたら待ってましたとアブが数十匹寄ってきたりするけど今年は少ない。
もちろん四国なんで少なくて東北の方とか行けばワンサカやって来るんだけど。
アブ嫌いなら西日本の方がマシですな。





着きました、ここが霧越峠。雰囲気的には先程の林道との交差点の方が好きかなと要らんことを言わんでよろしい。思ったより時間かかりました。
国道193号もいくつかの区間に分けてしまいます。国道425号も4つの区間に分けてA〜D区間と読んでるのですがこの国道も同じく
4つに分けられます。ボクは南から進んでるので国道195号まで、国道438号まで、国道193号までとその先と。うむ、時間的にこれは
国道195号からエスケープするパターンか?もう少し頑張る?という微妙さ。
今のボクは微妙なら弱気に出て別の機会で断念した部分を
じっくり走るスタイル。どうするかの判断は地図を見るというより走りながらでいいか、
峠での滞在はこの写真撮ったりで3分くらい。





下りもこんな道、景色広がるところほとんどないんだよな。どこかにちょっといいところがあればそこがハイライトになってなんでもない道路の一部が
お気に入りポイントになるのに。
それにしても交通量がないな、バイク1台だけですね、すれ違ったのは。油断してたかバイクはちょっとあれ速かったな。
もしぶつかった場合谷に落ちてくのはバイクの方だから気をつけてよ。こういう山道を今まで相当走ってきたけど出会い頭で
事故ったことはない。
ただ事故寸前ギリギリだったことは何度もあります。奥多摩の方では「事故っても救急車で病院に行くのに2時間かかります」
みたいな看板がちょいとばかり有名ですが、普通にそれ以上かかる山道はそこら中にあるんですから。






ま、ここは旧道が行きてるんで行きますよね、十二弟子峠の道。トンネルの写真はもうこの旧道となるとこのパターンだけでオッケー。
変化を付けるならしゃがんで撮るか立つかだけ。日差しの入り方がなんかカッコよくて帰宅後によく見たら「カッコいいじゃん」となった写真。

さてボクはと言えば...この後は国道195号をスイスイ走りたくなりまして国道193号の峠道部分を宿題にしてしまいました。
四国の山道ドライブなんて企画すればいったいパート...いくつまで続くんや?という話になりますが、また今度ということで。
地図を見ると日和佐から上那賀の県道30号は走ったことない。これと残りの国道193号と繋げる?ハード過ぎる気もするねこれは。






十二弟子トンネルを抜けてすぐにこの距離標識があります。「ドスパス」まで30キロ、まあ未練あるも実際この時、ちょっと疲れてたんで阿南方面に
国道195号にスイッチしてしまいました。国道195号にスイッチしたら、その後は県道19号にもスイッチして「那珂川ドライブ」にしましょう。
国道195号と言うのはボクの高知へのメインルート。吉野川沿いで国道32号からが走りやすさでそうなんだろうけど、オススメは前者、真冬は
雪になることありますけど。
四国の罠は足摺岬が異様に遠いとかあるんですけど徳島の山は本州の人のイメージより雪が降るというやつね。
この写真は12時41分の撮影、微妙な時間でしょう。
でも四国の山は欲張ると帰りの体力無くなるのよ。



   

左は出合橋ですね、歩いて渡れるのでつい「社会見学」してしまいます。ストリートビューではまだこちらが現役で現道の新しい橋は
工事が始まった直後。
ストリートビューは更新されても「小さな時計マーク」で以前のものに戻れるのでこれはもし知らなかったら覚えてもらいたいです。
これを知らない頃はストリートビューは歴史の証人なのに(ちょっと大げさな言い方)更新されるの辛いわと言ってたけどこれを知ってGoogle Mapの
信者になりそうでしたもん(十分信者ですが)。
右は一応撮っただけの県道標識。この県道は長閑でいい雰囲気だったり、まだまだ狭い部分が
残ってたりなかなかの抜け道であり楽しいルート。ナビは阿南市街をショートカットするので普通にこの県道を案内しますよね。





県道19号で那珂川沿いを行きます。こんな道がひたすら続くわけでもないんですが交通量が少ない部分ではクルマを止めたくなる場所もあります。
この道で市街地の方に出てしまうと本当に帰るモード一色になっちゃうんだよなと少し寂しくなるけど
だいたいどこにドライブ行っても
この帰り道のこのタイミングで次回のこの地方のドライブはどんな感じになるのさ?と考えるのよね。
今回は霧越峠から北に向かって結局は
国道195号で東にエスケープする感じだった。さらに少し上の件で県道30号は走ったことないとか呟いてる。何となしに今のところは
四国も海沿いが続いた...じゃあ次回は?と匂わすが...ただちょっと間はあけるね四国ならもっと西に行きたい気持ち。





川に下りて行けるので。ここは駐車場になってるので何かやる場所?近くに沈下橋とかあったり探せば遊べるところもまだある那珂川。
河口の方でも結構遊ばせてもらったし那珂川とはまあまあ仲がいいみたいだ。この後で県道28号にスイッチ、もうあとは最寄りのインターから...
って、この最寄りが遠いのがこの方面なのね。徳島南部自動車道が小松島の南の方まで来てもらうとありがたいんだけどね、
徳島インターまで結構遠く感じちゃいます。ただこの日の国道55号は思ってたより流れが良かった。
そう言えばこの日は最寄りの徳島インター
からだったけどいつもは鳴門インターまで国道11号だ。徳島道の線形がなんだか気に食わない?空いてたら鳴門インターまで行っちゃうよね。





さて、林道でカモシカに遭遇するも高倍率のレンズは装着してなかったことがあった今回のドライブ。今のボクのカメラはこの2台体制に
スマホ撮りを加えたもの。こんな似たようなカメラの2台ってどうなん?って自分でも思うけど、でも今までいろいろやってきて結局は
こうなったわけですから。メインはマイクロフォーサーズ8ー25mmの超広角、サブで12−40mmの標準ズーム。超広角が使いづらいと
思った場面で標準ズームが登場し、
標識などの写真は2000万画素あるからなんならトリミングしちゃえばいいという考え。
高倍率ズームのコンデジも邪魔にはならんと思うが3台(サブのサブ)になるとそれはほとんど持ち出さないのね。これ経験済みなので言える。






徳島インターからはノンストップだったっけ?明石海峡大橋から舞子トンネルもスイスイ進んだ。ここに混雑を嫌って早めに四国の山道から
切り上げたこともあるけどいいペースやった。で、地元の「かつや」で期間限定の丼。
以前はどこかのパーキングでの食事が
楽しみだったけどちょっと高くなりすぎて冷めてきた。自分の高速道路グルメコーナーは1000円で線を引いてそこが自分でも面白くしてると
思ってたけどもうこの部分が壊れてしまった感じなんだよね。
それなら...一気に地元に戻ってしまえということ。
で、このカツ丼を食べながら一人反省会ですよ。まあ自分に都合のいいドライブしかしないので
反省会は注文したものが来たら終わり。



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