写真館(紀伊半島その1)




和歌山県日高町阿尾(阿尾湿地) なんか不思議な感じのところ、県道24号線沿いに現れる湿地です。少し高いところがあればもっと全容がわかると思うんですけど登るところがない。湿地、と言うか沼?駐車場から少し歩けますが風の音が聞こえるだけ、そんなところ。大型の白い鳥がこの日は居たね。タイミング次第では結構いろんな鳥や虫も見られるようです。もうこの沼のすぐ向こうは海だし、どういう経緯でこうなったんだろ?ま、ボクにすれば空が大きいだけで「いいところ」ってことなんでね、こんな雲が出てればオッケー、昔はここ汚いイメージだったけどすっきりして立ち寄りポイントになって来た。そう言えばここで写真撮ったのは初めてじゃないかな?まあこれくらいしか撮り方は思いつかない場所だけど。ここはマイナーなところなんで、普通に県道走ってると「へえー池がある」で気にしないレベルです。海沿いのドライブルートとしてここらを走ってるのに沼?でのんびりするのって...ってのがあるんかな。ドライブで立ち寄る人もあまりいない?とりあえずぐるっと湿地帯を周回できるようにして欲しいな。


和歌山県由良町戸津井(戸津井漁港) 県道23号線から24号線にスイッチして割とすぐにやってくるハイライト。いやこの県道24号線はいいところがいっぱいなんで簡単にハイライトなんて言えない。海沿いの県道ルートにバイパスルートを作る場合、狭い道が海沿いベタベタなら内陸にズッドーンと快走路がトンネルで出来ます。ここはベタベタに海沿いじゃない部分と海沿い部分があるんですが、バイパスルートは海側をズッドーンと橋とトンネルで繋げちゃう豪快さ。県道指定にはなってないけど現実使うのはこちら、しっかり狭い県道をトレースするなら予習が必要です。そのバイパスの橋を天気のいい休日に漁港で眺めちゃうここ。唯一あった道の駅(白崎海洋公園)が現在休業中、特にコンビニもないこのルート、別にクルマを止めて休憩するところなんていくらでもあるけどここで。観光案内までここではほとんどしませんが、ここの近くに鍾乳洞があるんすよ...はい、苦手なんで行きません。道路の狭いところは平気どころか好きな方なのに洞窟とか全部パスです。それよりも石切岩群という採石場跡地、ここもったいないわ、ここ行けるようにして欲しい。上記のバイパスはここをぐるっと大回りしているんだけど、Googleマップでは空撮画像も出てきて行きたくなる。狭い県道には私有地でダメなんだろう、採石場へのそれっぽい場所もあるが行けないよなあ。


三重県紀北町三浦(高塚山展望台) このあたりではボクの定番の公園、高塚山とあるので「山」ですよ。駐車場からは思いのほか歩きます、ひたすら上りです(夏ならパスしますもん)。ここは今までにも星の撮影にも来たし、日の出を待ったこともある馴染みのところ、午後のこのくらいの時間帯も穏やかな景色がいいですね。展望台だけじゃなくちょっとした公園です。この写真は東を向いてのもの、遠く海の方に山?みたいな影?が見えてますよね?あの方角だと...メキシコ?ちゃうやろ、あれは雲ですね。午前から山深いところを走り峠を越えて海を見ながら下り海沿いに出てここ、いい展開ですね。世界的に山と海をセットでこんなに気楽にドライブ出来るとはありがたいもんですよ(ドライブしてていつも思ってること)。国道42号線に出てからはあれこれ午後のルートを考えます。紀伊半島って東に方、熊野から東って海沿いギリギリをじっくり走る所って実はほとんどないです、国道42号線とか260号線とか初めて来ると海沿いを行くように思っちゃいそうけどね。この日は前回のドライブで行った広島県とは違い同じ晴れでも遠くまで見える「晴れ」ですからちょっと高いところに行きましょう。南伊勢の方に走らせるけど展望ポイントいっぱいあるしなあ、迷いながら走ります。


和歌山県串本町鬮野川(道の駅橋杭岩) 潮岬から少し移動、周回路を時計回りに走り市街地に戻る手前にあるちょっとした駐車場(休憩所)、ここにフラッと寄ってみたところで夏に来るといつもそうなん?モンキアゲハがいっぱい、花壇の花に集まってるんですけど、ボクしか居ないタイミングも良かったんだろうか?テンション上がりまくってました。このアゲハ自体は珍しくないけど市街地付近でこんなにいるのねと。そしてやって来たのが「道の駅橋杭岩」この地域で車中泊するならここか樫野崎の駐車場です。ここで横浜からニケツ、もといタンデムでtododesuさんとchobidesuさんがこちら方面に来ていたのでここでしばしお喋り。ちなみにボクはバイクに後部席って人生で100mしか経験ないんですね、どこにどう力を入れるのかバランスとるのかわからず落下風(?)に降りて怖くて以来乗ってません。横浜からタンデムって体力的に大変じゃないかな(ブログに食べ物いっぱいな理由がわかった)。その後ボクはここで結局朝まで過ごしました。冬はここ車中泊のクルマや日の出の撮影スポットとして混むんですけど夏は空いてるのね、これは予想外。雨にはならなかったけど、雷が南の方でずっとチカチカ光っていて橋杭岩といいコラボになってました。なるほど夏の白浜は混んでも串本は混雑もなく涼しくていいかも。写真はHDRアート使用で橋杭岩の一部分と串本大橋(小さく見える)のコラボ。


和歌山県串本町潮岬(本州最南端潮風の休憩所) 盆休み前の土日、少し節約気味にドライブをしたい、土日ずっと家に居てもしんどいし、ということで選んだのがここ。実は以前からヤフーの天気予報を見ていて気になってた。週間予報というボクが以前より批判めいたこと言ってるこれ、潮岬の真夏の最高気温は連日34℃になってました。でも串本町の気温を毎日ピンポイントでチェックしてるとほぼ最高気温は30℃行きません。大阪で35℃ある日も同じ晴れで潮岬は29℃くらいです。それなら避暑地として十分じゃん?と思ったんですね、そして同じ場所なのに毎日5℃近く違う予報を出し続けてるヤフーの天気予報に文句(?)言うべく行ってみようかと、本当に涼しいのかと。で、この日はどうだったか、十津川から本宮のあたりでは34℃近くあった気温も海沿いの国道42号線の気温表示は28℃!潮岬も30℃はなかったです。ただ湿度が80%超えてまして暑かった。もしこれが50%以下なら28℃で快適でしょう。海に囲まれるこの地は夏もいいんだね、冬の定番だったけど。そして来てみてびっくり、こんな資料館兼レストハウス出来てました。そう言えばここ数年は芝生焼いてる時期に来て道路周回しただけだったもんね。感じのいい明るい建物で、以前の昭和チックなのも好きだったけどこれはこれでいいですね、「なんということでしょう!」の例の口調が口に出ます。以前は見えてる最南端の碑の向こうにありましたよね。海に向いた展望テラスも新しくてすっきり。新しくなってから行ってない人はニュー潮岬(この言い方ダサい)にどうぞ。


和歌山県かつらぎ町滝(県道61号線付近) 大阪府道和歌山県道61号線でかつらぎ町側から大阪府へ。標高を上げたところで「短野」のという交差点があるので、ここを直進して県道からそれて間もなく遠くに紀の川流域を眺めるポイント。南向きになるので晴れてると逆光なんですがいい感じに曇ってると...こんな感じ。少し霞んでる時はHDRの出番、少し強調してもらおう。この日は「道の駅紀の川万葉の里」を朝5時出発で高野山方面へ、運転してても酔いそうなくらいのカーブ地獄である国道480号線を抜けて高野山へ。この界隈にある薬屋さんはクルマで来た人の乗り物酔いで生計を立ててるとボクは思ってるくらいです(バスで酔う人多いと思うよ)。この後、県道53号線で天狗木峠に行き、ここからは県道から外れて東へちょいと行くと雲海ポイントがあるんですね。これがお目当てで行ってみるもただ曇ってるだけ、景色がいいところなんで雲海が無くともゆっくりしたいところだけどカメラマン仲間が大きな声でおしゃべりしてるのでもうここはあっさり撤収、国道24号線に出てあとはどこぞのルートでボチボチ峠越えして帰りましょう、と言うわけで今回は県道61号線へ。お、通行止めの看板もないぞ、抜けられそうだ。こうやってここらから雲の合間から照らしてくる太陽の光、12月になってもかろうじて残る色づいた木々を見ていると高野山あたりからさっさとこっちに来て正解だったな。


和歌山県有田市宮崎町(有田みかん海道展望台) とりあえずの目的地はここだったんです。実はこの「有田みかん海道」は存在こそ知ってたはいたけど、よくあるパターンで「いつでも行けるもん」の法則でいつしか何年も過ぎてた道なんですね。だから展望台があることは知っていたけど、歩かないとダメとか、どの方向を眺める展望台なのかは知らないわけで、行ってみてのお楽しみ。それでも西に海があるこのポイントで東しか見えないってのはあり得ないと決め込んでの訪問、12月の南寄りに沈む夕陽でこんな感じ、夕陽ポイントじゃなくて南の湾とそこにある小さな島、半島の地形を眺めるものですね。道路の方は短くて「走り」とか言うもんでもなく、全体が南向きの展望台代わりになる道と思うのが正解。この写真は夕陽の写真としては何度も出向いてるところだったら多分ブログとかにもなってないかな。この手前に流れてきた雲が立体的だし、低い位置の雲が無ければまた別に流れて来る雲もあって、それが赤い夕陽に照らされて..と、この写真を撮ってる時は期待してましたけどね。この後は西の空が劇的に変わることもなかろうと今度は夕暮れから夜に行ってみたいところがある...行ってみよう、このこの日は1人ジョイフルで時間つぶしてもいいや、今回は「家出ドライブ」と銘打ってるくらいだし、それらしいじゃん、と思いましたが有田市街に出て国道480号線を東に走ります。


三重県鳥羽市石鏡町(御宿The Earthへの道) 前日からこちらにやって来て日の出鑑賞を試みるも失敗。パールロードをウロウロしながら東の海を見るポイントでもある道へ。パールロードから県道750号線に入り、すぐ「御宿The Earth」の案内があるのでこちらに進むと海に向かっての急坂があるんです。この写真だとこのすぐ先がこの急坂。この道ってこのセレブ向けのホテルのために作ったであろう道かな?この全室禁煙スイートのホテルが出来る前は無かったと思う道。このホテルからすればボクなどシッシッと追い返させられるだろうが、ここからこのホテル越しに海や日の出を見るのは良かろう。この道路はホテルの一部ではないと思う。例えばこの写真の場所、この日はこんな雲があるけど、タイミングが時期的に良ければ海が金に輝くような日の出が見られるでしょ。クリアな晴れの日なら南アルプスやら富士山だって見える。そういう景色もそのホテルの売りですもん、そこを走るスイートルームであるアウトバックから眺めてもいいじゃん。ここに限らずとも、日の出ポイントはいっぱいあるのがこの志摩地方。小さな灯台だけど石鏡灯台(ホテルの駐車場にある)やアクセスがややこしい鎧崎の灯台や付近の岸壁などボクが日の出ポイントとしてる場所がいっぱい。日の出などどこでも一緒やないか、などとつまんないこと言う人の声は無視してあちこち狙っているボクなのでした(どこで見たのかが大事なのに)。と言ってもここらまで230キロくらいあるし通えるほど近いわけでもありませんけど。でも元気ならほいッと行けちゃう距離でもあります。


和歌山県海南市下津町方(県道167号線) 湯浅の県道20号線でじっくり腰を据えて夕陽を拝むか、ボチボチ走りながら考えるか?というドライブは結局県道167号線まで来てしまいました(久しぶりですこの道)。で、こんな夕陽、海に沈むところを想定してましたが惜しい、でもいいでしょう。補正は控えめにしてちょいとあっさり系の夕陽にしてます。船ももうちょい右だったらバッチリ?こっちも惜しいです。でもこの時期らしい雲が西の空にあって午前中はタイヤの件で参ったな..だったけどこの時点ではいい気分でした。県道167号線のどのあたりかと言えばグーグル・マップには「デイケアセンター・こころ」ってのがありますので、ここの少し南のあたり。もう少し進むと例の和歌山の朝日夕陽百選のあれがありますね、そこでも良かったけど。ここに来るか、それとも有田の「みかん海道」にするか迷ってこっちにしたんですけどどうだろ?みかん海道ってボクはまだ行ったことないのでそれなら天気のいい明るい時がいいし、夕陽なら部分的だけど西の海に面するこっちの県道がいいかな?と。使用カメラはオリンパスのスタイラス1s、これで24mmスタートだったら本当にこれ1台ですべてまかなえちゃうけど28mmスタートなんですよね。ファインダー付き、300mm望遠のF2.8通し、チルト液晶で慣れたオリンパス機ですしね。ここまで来たら海南インターから関連道、阪神高速と繋げて帰ります。


和歌山県美浜町和田(煙樹海岸) 田辺の山中でのタイヤバーストより復活、4本全部新しいタイヤで気持ちを入れ替えてドライブ、元々のお目当てはここ御坊からの海沿いでした。そう思うとわざわざバーストさせに田辺まで行ったみたいです。で、御坊から日ノ御崎に向かう時にこの海岸に沿う道を行きます、そこで全景を見る県道から撮影。手前の部分なんてカッとした方が絵的にはいいんだけどお構いなしに撮っちゃう。朝昼晩といろんなタイミングでこの海岸は訪れてるのでサラッと立ち寄っただけ。ここの砂浜は同じ和歌山でも白良浜海水浴場とは違いこの黒っぽいところ。そして関電の御坊火力発電所が見えるところ。この海岸は真冬ですと海に沈む夕陽が見られるので一眼レフ買った直後に練習がてら訪れたところ。駐車場からあまり歩かずに夕陽の写真が撮れるので寒がりなボクは基本的にクルマで過ごして数分おきにカメラを持って出るパターンに向いたところ。また紀伊半島ドライブの帰り道、体力と時間が残り少なくなり、ここの駐車場で車中泊させてもらったこともある。このあたり道の駅がなくて(白崎海洋公園のところもまだ無かったし、あっても行く元気なし)休憩ポイントにしてました。国道からはちょっと距離あるけどね。今回も持ちだしたパナソニックのミラーレスはどうにも青みが強すぎる。もちろんこれはカラーバランス補正済み。


和歌山県和歌山市深山(砲台跡展望所) 大阪府内に残していたハイドラのダムCPを回収後は府道県道65号線で和歌山県入りして加太の休暇村紀州加太への道に進む。休暇村の手前左カーブのところに駐車場があるのでここから徒歩で5分ちょいでこの展望台に到着。地図では「砲台跡」と出てたりするところ、この展望台はそれこそ昔は砲弾の通り道だったわけですね。遺構はしっかり残っていて弾薬庫の部屋とかそのままです。ロケーション抜群のここは目の前に友ヶ島があり、3つの瀬戸があるところ、眼下に加太ノ瀬戸。大阪湾も南から眺めることが出来て淡路島も東から見渡せる、この日は冬としてはまあまあの視界で明石海峡大橋もなんとか見えました。この日はなんとここに2時間近くいるという余裕。最初に来た時間はまだ早すぎて日差しが入って来てなかったので寒そうだと5分で撤収、歩いてクルマに戻り昼寝しちゃう。そして再びここに来るとこんな感じで日が差し込んでいたので撮影。ここね、柵の向こうには水仙が植えられていていい感じだったけど、まだ日陰でした。さらに待つと今度は空の青さが弱くなるんだよね、難しいところ。この水仙はおまけで、やはりそれこそ無数の小さな船と友ヶ島、大阪湾から淡路島の広い眺め、いいところです。今回はほぼ値崩れと言えるパナソニックのミラーレスを買って持ちだして試し撮りドライブ。センサーに対してレンズが負けてるってやつだよね。写真ではもう少し左にレンズを向けるとすぐ間近に友ヶ島。


奈良県五條市大塔町阪本(阪本交差点) ここは国道168号線と天川方面への県道53号線との分岐である「阪本」交差点。交通量があるし、ちょっと狭いのでアウトバック入りでは撮れなかったのが残念。十津川、新宮方面へはこの橋を渡って右折です。ここ好きなポイントで昭和館という旅館と案内標識、猿谷ダムも近くここらは川というか貯水池になってますね、もうここら一体の雰囲気が好きです。国道168号線は改良の嵐でボクが大好きだったほんの10年〜15年前の国道168号線じゃなくなって来ました。もうドッカンドッカン新道を作り、いずれは十津川自動車道になっちゃうんじゃないかと思うくらい。走りにくかったけどデカイ鹿バス(奈良交通です)との離合も苦労したところでボクはこれが国道168号線だとしてどんどんドライブが好きになっていったのだ。もう好きで走る道では無くなったけど、好きなポイントであるここは健在、考えてみれば旧道になってくれたらありがたいかな、今以上にのんびり出来るお気に入りポイントになるけどさ。スカイライン乗ってた頃思い出すと、ここを右折するといよいよ本気になる地点でもありました(ここまでは結構快走ルート)。気持ちの上では「さよなら国道168号線」という気持ちだったこの日、「道の駅十津川郷」まで行き、20分休憩後引き返して一気に吉野川(和歌山県では紀ノ川になります)沿いの県道55号線に進みます。


奈良県十津川村七色(十二滝) 国道168号線沿いにあるこの滝、駐車スペースも限られてるのでいつもスルーなんですが今回は立寄り、いい場所ゲット。景勝地ってほどでもなく、左右には落石防護ネット。国道ですからクルマも結構通りますが、水量も多くないので水がかかることもない。落ちてくる水も本流より、岩を伝ってくるものが涼しげで、この時期の元気な緑と相まってよかったです。紀伊半島には国道沿いの滝がいくつかありますが、だいたいは一旦停車してマイナスイオンゲット♪がお約束。写真は滝だって横構図のボク、24mmスタートのレンズがいいなと思うのはこういう写真の時ですね。ここより少し北にある二津野ダムまで行ったあとは国道168号線を南に行き、国道169号線で「道の駅おくとろ」に向かいます。5年前に開通した「瀞峡トンネル」以外はあまり変わってないかな?このトンネルだけでもかなり楽にはなった。この熊野から新宮への国道169号線の狭い部分は紀伊半島を走りまくるクルマやバイクにとっては狭いとか言ってられなくて、ここくらいしか道がないんですね。国道425号線はアレですし、もっと南に行けば海まで行っちゃうことになる。そういうこともあってか結構辺鄙なところにある「道の駅おくとろ」は道路の交通量に対して利用者が多い感じ。となりが温泉だしね、こっちも人気。ここの国道169号線が全線快走路になったら紀伊半島ドライブの様相が変わりますよ。


和歌山県田辺市本宮町大居(熊野川) これこれ、国道168号線も本宮より南まで来ると川がこんなになる。高野龍神スカイラインから国道311号線を走り本宮へ。熊野本宮大社を左手に北に走りこの川を渡る橋を越えたあたりでこんな感じで広い川の景色があります。ボクがドライブにこちらへ来る時はだいたいこんな感じなんですけど、この川が以前大きな被害を出した時は溢れだしたんだからものすごい水の量というか、恐ろしいよね。そら山も崩れ地形も変わります。多少は怖いものみたさで水量が特に多い時にここから眺めてみたいのですけどね。ここを流れる川の水、よくわかんないけどすごーく青い時と白く濁ってる時があります。この水は白く濁ってる部類ですね、青い時は空の色くらいに本当に青いんですよ。この日は高野龍神スカイラインを走ることとハイドラの和歌山県の道の駅をコンプリート(あと4つだった)するのがゆるい目的、いい天気なんでね、よく走ってる紀伊半島の道路がどんどん改良されて走りやすくなるのを喜び半分、寂しさ半分でドライブ出来たらいいんです。この場所から少し北のニ津野ダムまで国道168号線ドライブです。このまま北に五条まで国道168号線ドライブもいいんですけど。和歌山県の道の駅が飛び地の村である北山村にあるんで宮井大橋で国道169号線(311号線)で東へ行かないと。


和歌山県田辺市合川(合川ダム展望台) 県道37号線沿いにある合川ダム展望台(ダム名称は殿山ダムとも言う)、地図にもないし、目立つ案内もなかったように思うけど道路になんとか数台分のスペースがありちゃんとした展望台になってます。この眺めからして地図をみれば場所はだいたいわかると思います。曇ってしまい、空も白いのでこういう構図、木々も日陰だし葉の色もなんか疲れてるみたいな時期だけど、この展望台の場所はいい場所にあるんだろう、不思議とこの眺め、とても魅力があるんです(少しズームして撮影)。このダムは1957年に出来たもの、その古いダムそのものの迫力、見応えに渓谷と相まって同じような写真をいっぱい撮ってしまう。ちなみにこれはソニーのRX100を使用。1周間前の四国ドライブで持ちだして良さを再確認して暗い時間帯、場面ではこれが活躍しました。ボクは自分のドライブの趣味の中にもいろんな趣味、ブームがあり、今ならハイドラCP集めと相まってダムとか行きまくってます。そうやって自分でブームを作るといろいろ見えてきますね。ボクはダムってのは以前からドライブでも山の方に行った時のいい目的地(休憩ポイント)になるのであちこち行ってますが、ダム湖というか水を貯めてる方に自然と行ってた。でもバス釣りするわけでもないわけで、湖よりもダムそのものに、建造物としてデザインとか機能面とかを見るようになってきた。あ、でもここまででしょう、これ以上専門家になることはないですハイ。見るだけの人です。


奈良県御所市古瀬(近鉄吉野線吉野口駅) 雨降りになりました。この駅に来た頃(14時くらい)から雨も本気モードに入り、結局はこの日はずっと降り続きました。そうなるとそれなりのドライブになるだけで、ボクは上手に気持ちを切り替えちゃうのだが(昔はこれは出来なかった)、カメラの出番がなくなります。それは雨降りの日に撮ることをあまりして来なかっただけなんで、最近はボチボチ撮ってみる。そこで吉野口駅、クルマ入りの写真も、駅の入口もいろんな角度で撮ってみたが、これが目に留まる。雨の日って“空を写さずにボクとしては濡れた路面が大事”ですからね。この日は奈良県の近鉄の駅めぐりになりましてこの後は終点の吉野まで行きました。桜の時期はとてもクルマで近寄れるところじゃないですが、まだ春とも冬とも微妙な雨の日(ボクは暦の上では..と言う言い回しが好きじゃない、旧暦など使えない)、県道15号線でロープウェイの吉野山駅の方まで登ったりね。それにしてもこのナビはロープウェイのところの関係者以外走れないつづら折れの道を案内します。そりゃボクもせっかく案内してくれた道を行き過ぎたりしたことも何度もあります。それにしてもこのナビは酷いです。これからはナビが案内したクルマが走れない道は反省させるためにもその道を撮影してやろうと思います。そんな雨の日、やはりカメラの出番は少なめです。


三重県多気町野中(栃ヶ池) 昼前から出発して西名阪から名阪国道へ、伊賀上野から国道422号線、165号線と進みます。大阪は天気回復してたけど、東に進んで雨雲に追いついてしまった感じ。伊賀あたりの県道で雨の紅葉ドライブ、そして志摩半島を目指します。写真はちょっと、いやかなり派手にしてみました。曇りの時の写真だと実際よりつまらなくしか写らないので今も試行錯誤してます。ボクが曇ってる時にオリンパスのドラマチックトーンをよく使うのは、この方が実は見た目に近いんじゃないか?って思ってるから(もちろん使い方にコツはあります)。あ、これはフジのダイナミックトーンです。こういう池の写真って三脚が並ぶでしょ、乗鞍高原や志賀高原とかね。ここですか?誰もいませんよ、しかもこれ県道150号線の歩道からの眺めですもん。伊勢道の勢和多気インターから東に五桂池ってのがあって、こっちは遊ぶ人も結構います。ここを県道150号線でスルーして東にある栃ヶ池へ。ここは植物群落としてもクチナシがいっぱい自生してたりと(看板があった)、見どころはありますね。ここに来た時には近くにカモがいっぱい居たんですよ。そこで渾身のオヤジギャグになるけど「カモカモーン」、「カモ、カモ、カモーン」とか言ってやると見事にカモは遠ざかる。あいつらは飛んで逃げたらいいのに、回れ右して泳いで離れてゆくもんな。人が泳いでこないと知ってるからね、今度泳いだろか。


和歌山県和歌山市雑賀崎 この灯台は展望台と同化していて機能的ですな、この写真を見て思ったが、展望台部分だけ後付けだったらお見事?いや、灯台マニアは許せんとか思ってる?そんなこと思ったりしてた。青く広がる海も写ってないので単なる灯台とのツーショット写真になってしまった。左に屋根が少し写りこんでるが、こっちのお店は廃業していてスプレーによる落書きまである廃れよう、現地には有料駐車場なんて朽ちた看板も残ってますが、気にすることないです。まず混むこともないところなんで、この展望台と青い海を独り占めです。特別お薦めでもないけどね。ここは雑賀崎(さいかざき)というちょっと和歌山市内でも市街地中心部からはちょっとした山林を隔てたところにあり、漁港や旅館がひしめき、住宅も窮屈に立ち並ぶ独特なところ、県道15号線でこちらの灯台まではナビが案内してくれますが、帰り(あるいは行き)に県道151号線を走れば独特の街並みがよくわかります。思えばこんなに秋晴れの青い空が広がる日に、ボクは和歌山の超狭い住宅街に入り込んだりして(ミラー削ったわ)南海電車の駅めぐりやってました。それと和歌山電鉄貴志川線の終点は猫が駅長(たま駅長)をやってるということで有名なんだが、おかげで観光客も多く電車に乗ってもらいたいゆえの話題作りですからクルマでは反則というか、クルマで来てもらったら困るわけです(観光用の駐車場なんかないよ)。ボクは通り過ぎてハイドラCPもらったんで用はおしまい。


三重県志摩市登茂山 さて伊勢志摩スカイラインからパールロード、安乗崎から大王崎と王道っぽいドライブをしたら、夕日ポイントの王道?へ、登茂山の展望所、駐車場がそのまま展望所にもなってるところです。この時は3月中旬、いい場所に日が沈むんですよ。というわけで普段は夕日も広角レンズで空を大きく撮るボクだけど、望遠レンズで夕日に照らされる英虞湾の一部を切り取りました(もちろん手持ち撮影ね)。カメラはE-5で、これはシーンモードもないので、そのままの現像で彩度もそのままね(ピクチャーモードはVIVIDだけど)。この場所は日没のタイミングでごった返すこともあるのに、この日は思ってたよりクルマも少なめ。ボクは脱出しやすいように離れた場所にクルマ置いてたけど、そこまですることもなかった。でもこんな日の夕日、何度もここに来てるけど今まで一番だった。ここでの夕日鑑賞、今回でやっと納得というか、一段落したような気がする。まだ時間も早いので近鉄の志摩線、鳥羽線の駅めぐりでもしましょう。賢島駅ってなーんか好きだな。さらにハイドラのCP目当てとなると鳥羽市にある河内ダムに真っ暗なのに行ってしまう...このアプリは危険な匂いがする...さて伊勢志摩の方で車中泊となれば、「道の駅伊勢志摩」が定番。ここは大きなキャンピングカーなどが結構集まるのでボクは砂利の広い方に行く。伊勢は暖かい印象があるけど海に面してない場所は結構寒い。


奈良県十津川村竹筒 正月以来のドライブは冬の定番の紀伊半島です。ルートは定番の有田からの快走ルート、有田インターを出て県道22号線を東へ。半島の山間部は給油、買い物に苦労するかも知れないので新しく出来たセブンとセルフのスタンド(隣同士)で準備しておく。後は国道424号線、「道の駅水の郷日高川龍游」を過ぎて国道425号線、県道29号線に進み、すぐに198号線、そして国道311号線。これは使えるルートなんでマスターすべし。そうしてやって来たのは写真のお気に入りポイントである国道311号線にある蛇行する北山川、それも180度ターンを見下ろすところ...なんですが、結構ショック。トンネル工事?ついにここも道路拡幅の波、というか快走路を作るようでこのお気に入りポイントのあたりも工事車両だらけです、落ち着きません。大きなクレーン車も動いているし、ここも変わっちゃうのね。道路が完成したらここはどうなっちゃうんだろう?去年はこのあたり、水害の跡がまだ残っていて復旧するの大変だなと思っていたが、今回来てみると大きな災害の跡はかなり無くなっていた。でもその後すぐにトンネル工事とはね。完成ルートを見ると、例えばこの写真の景色は残りそう。でも雰囲気は変るよね。そしてここへの道は旧道になり、村道になるだろう。ここは国道だというところがポイントだったけど。それでも、工事が始まったら仕方ない、こうなったら早く完成することを願いましょう。


奈良県上北山村その3 奈良県道226号線は行き止まり県道なんで特に小処温泉にでも行く気が無ければ走る人も少ないでしょう。この県道自体はツーリングマップルでは溪谷が美しいとあるが、ただの川沿いの道であり途中でちょっとクルマを止めてみるか?という場所もない。ボクとしては川よりも途中の集落の方がいい雰囲気だと感じたくらい。この県道には番号が振ってあるので終点までどれくらいかいい目安になる。小処温泉も過ぎていよいよ番号が1になりどんな終点だろう?と思ったら公衆便所や駐車場もあるいい感じのところ。溪谷の中を行く歩道も整備されているようだ。この日は雨だし、この写真の橋の先は工事中でコーンが設置されていた。東屋にいた人は工事関係者で「この先は行けないんですよ」と言われたがボクは行く気なし。でも入って行く人がいるから声を掛けて来るんだろう。この写真は県道の終点の先の本当の終点、この先は道路など作る気もないでしょ?というところ。ここは滝とツーショット写真撮れちゃう。この「くらがり又谷の滝」はこの写真ではどうしても良さが伝わらない。特になんとか百選に選ばれてるわけでもないが、この日の雨がよけいにそうさせたのか実にいいのだ。まさにくらがり又谷の滝、この奥行きが実に神秘的、雨の日おススメかも。この滝が無ければこの県道もネタにはならなかったかな?


奈良県天川村その2 うーむ、なんともメリハリがないベタベタな写真になってしまった。ま、曇りで紅葉時期のここはこんな感じ。みたらい溪谷を過ぎてからは全体的な紅葉の道になり標高を上げて行く。道幅はみてらい溪谷あたりが交通量もあって(部分的に警備員がトランシーバーで誘導することもある)苦しいが峠道に入ると楽にはなる。この写真はボクの好きな道路から道路を見下ろすもの、もちろん手元には反対に見下ろしてる部分から撮影地点を見上げてる写真も撮ってる。とにかくチラっとでも道路がわかる何かが写ってるのが大事、風景写真を撮る人はこれを嫌うかも知れないがボクは違うのだ。この道は何せ近畿、中国の最高峰である大峰山の険しいところを越えて行く道、集落も自販機もないので天川で、反対から攻めるなら川上村や上北山なら河合でしっかり飲み物くらい用意して行きましょう。もうどちらを見てもこんな色の世界で進みません、やはり眺めてしまいます。この日は曇りで雨もポツポツ来る天気、もし晴れると山は金?に輝いてますよね、この3連休は新潟と福島の県境を行く樹海ラインあたりの紅葉もすごかったが、関西にもこんな紅葉ルートがあります。自家用車ならでは紅葉狩りは大阪からも日帰り楽勝なここもおススメ、温泉もそこら中にありますぜ。


和歌山県有田川町 生石高原は紀美野町との境にあるけど、有田川町には生石という地名があるのでこっち?稜線に境があるなら撮影したところは有田川町かな?この写真には小さく観光客と展望台が見えます。この展望台もいい景色だけど、そこまで行くまでもなく景色はそこら中から見られますね。山頂(標高870m)はこの写真で言えば少し右に見えて来る。気持ちよく歩いて行けますよ。無料駐車場は最初のところは満車で第二の方に誘導されたが、こっちの方が高いところにあって少し楽だった?歩いてすぐに草原と大展望があるのが嬉しい。特にススキの時期がおススメのところ。以前来た時は駐車場のところまで雲がかかっていて、わずかな標高なのにすぐ何も見えなくなるという状態、いつでも来れる距離とか思ってると案外来ないもんであれから10年くらい経ってしまった。そして一番いい時?に来れたかな?と。360度どちらも景色が眺められるし、一番いいと思ってたこのタイミングの休日のお昼前に着いても、それほど混みまくってボクが逃げ出すほどでもなかった生石高原。今度はあえて夕方に来て夕陽に照らされるススキの景色を見たくなるのは当然ですかね?


三重県南伊勢町 もうこのあたりのドライブでは外さない場所になってる南島大橋。この日は国道260号線で尾鷲までノンストップ、一気に行くぞと言いながらもここには寄って行く、まあ近鉄ノンストップ特急の鶴橋みたいなもんだ、とか言ってたりして。(今は全列車津に停車でノンストップは廃止)この南島大橋を渡るとすぐ右には夕景が楽しみな展望台もあるんだけど、今回は橋の上から東の方を見てみます。湾の青色に映る橋の影、小さく写る男前の影、こっちもいい眺めだ。それほど交通量があるわけじゃないけど、東側の眺めは歩道を歩きながらクルマの往来を気にしなくてもいいのがありがたい。気になるのは砂浜、いや砂利浜かな?あそこ行けないかな?行けないことはないだろうけど、難しいか?整備されてるルートは無さそうですね、ここは橋で繋がったとはいえ無人島でしょう。この赤い橋をぜひともあそこから眺めてみたいのだが。よし、ちょっと下りれるところを探して..いえ今日はすぐに西に向かいます。途中にある展望台、峠、旧道、マンボウ串(道の駅紀伊長島マンボウ)と誘惑を断ち切って国道42号線も快調に走ります。紀伊半島をぐるっと周回するドライブとなると案外それは国道42号線ドライブになって志摩半島の方は案外パスしちゃいますよね、限られた時間ですからわかります。なのに朝からボクは志摩半島の狭い道走ってましたからね。


三重県鳥羽市 県道750号線をのんびり走った後で県道から離脱、相差の市街地を抜けて菅崎というところを目指します。家でGoogle Map遊びしてる時に見つけたその菅崎園地と春雨展望台がお目当てなんです。ですけど、市街地で迷いまくり、さらになんか神社でイベントをやってたようで混んでる、Uターンもままならないので結構時間ロスしたな。控えめな「菅崎園地」の案内も出て来るんだけど、出来れば県道750号線から案内が欲しかったかな?漁港を過ぎて急坂を登り「星の照遊月」まで来たらあとは一本道、確かに道は狭いけど路面を気にしたり、落ちそうなシチュエーションはないから大丈夫。終点は砂利の部分も含めたら駐車には困らない十分な広さがあり、隠れ家的な公園としていい雰囲気じゃないですか。的矢湾と対岸の安乗崎灯台、展望台はなんとかの鐘とか言ってたな(鐘に興味ないからこの言い方...)早い話がカップル向け?音が出ないようにしてやろうかと..独り言です。それと、こういうところの鐘って子供とかが思い切り鳴らしまくるでしょう、音が出ないようにしてやろうかと...独り言です。この写真を撮ってたのが10時30分、うーむ、こりゃいくつか諦めないといけない場所が出て来たな、欲張ってると連休で紀伊半島をぐるっと回るドライブが志摩半島ドライブになってしまう、別にそれでもいいんだけど。と言うわけで写真が残ってなかったので久々に行こうと思ってた大王崎はボツりました、もう少し先の灯台に行ってみたいと思います。


和歌山県白浜町 御坊から高速道路でやって来ました。ここで日没を見るために。ここは白良浜、日の入り20分前に到着した。ボクって人がいっぱいいるところは基本避けます。だけど、砂浜での日の出、日の入りって案外人がいっぱいでもいいんです。この写真は道路から砂浜に入ったところ、正確に言えば砂浜にも入ってないところで木にもたれて撮ったもの。こういうたくさんの人の向こう、海の向こうに沈む日没の写真はちょっと撮りたいかな?って思ったところでこの雲が展開してます。いやーこの雲いいなあ。ここに来て主役は太陽でも海でもなく雲でした。このまま日が沈み残照がこの雲を照らすと面白いと思うも、その頃にはこの雲は散って行ったので、那智勝浦に向けて移動開始、ここから100キロのドライブです。白浜って大観光地、大阪方面は夕方大渋滞です。“とれとれ市場”の大繁盛からボクが「とれとれ渋滞」と言ってるクルマの列がすごい。これは方向が反対なんで大丈夫、そうそう、白浜には“アドベンチャー渋滞”ってのもあります。もちろん夕方発生するアドベンチャーワールドからのクルマの列のこと。勝浦に行くなら県道34号線で決まりです。夜の国道42号線、ボクが先頭を走ると遅いのですぐに追いつかれる。そこで車間を詰めてきた速いクルマを先に行かせた後でボクが追いかけて走る、これでちょっとペースアップ。走り慣れたクルマの後ろなら多少自分のペースより速くても楽ですね。この日は「道の駅なち」で終了。


三重県大台町 国道42号線から県道31号線にスイッチ。橋を渡り大台町の警察の前を左折します。そして川沿いと言うか、ダム湖に沿う感じで進みます。すると、桜の里公園にまもなく到着。その名前の通りに桜がありますが、決して大規模なものでもなく(地図にも出てこない)、普段はただの駐車場かな?ボートとかも浮いてたけど普段から盛況なところとは思えない。多分この日はこの公園の一番その名前のそれらしい時だったんでしょう。それでも観光のメインルートでもないし、混みあってる感じもなし。それにしても..この写真がこの日最後の桜の写真になるとは思ってなかった。この国道422号線で湯谷峠越え。沿道の桜はまったくと言っていいほど咲いてなく、膨らんだ蕾のまま。峠は標高があるもんね、そう言いながら楽しみにしていた国道166号線まで行ってもやはり沿道の桜はまったく咲いていなくて、桜前線の面白さを知ることになる。いわゆる桜前線ってのは平地での話なんで山間部に行くとなると開花の情報は簡単には拾えない。そこで毎年自分で「そろそろだろ?」と勘で走りに行くがだいたい咲いてませんね。とりあえずこの三重県の国道166号線(特に高見トンネルの東は結構あるように思った)の桜は大阪より2週間近く遅いと思った。だけど来年はまた違う地方に行ってみて、そこでまた「咲いてなかった...」とか言ってるような気もする。それでも前日からしっかり楽しんで来たんだし、気分を変えて久々の高見峠でも..おっと、どちらからも峠まで行けないか、残念。この日は奈良県道28号線、狭い杉林ルートで名阪国道に出て帰りました。


三重県南伊勢町 この日の夕陽ポイントと決めてやって来た中の磯展望台。場所は国道260号線の慥柄浦(たしからうら)から南島大橋を渡ると右手にあります。この日この橋をを渡りながら「間に合った」とホッとしたけど、この時間帯の太陽は落ちるの早いからね。やはり気持ち急いだかな?早歩きで展望台に着いたところで「この時期はやはりあの山の向こうに陽は落ちるんだ」と言うことで、この日最後の太陽を撮っておしまい、ここは真冬だといい場所に太陽が落ちそうだ。この日は寒くもなかったけど雲に負けた感じ、あんまり長居しなかった。ちょっとこの雲は分厚いよね。夕陽というにはまだ早く、空もまだまだ青空ですね。この写真は今までとはちょっと違うところがあって、カメラが変わったことによりこの時間帯の写真については試行錯誤があるんです。カメラもプロ用ということなのか、シーンによるプログラムがない。例えば今までのカメラであったら夕日モードとかにしてみると大袈裟に夕日の色を強調した写真が簡単に撮れた。ただ、オリンパス(ここしか知らんけど)は新しい機種になるたびに色がコッテリしてきたのでちょっと困ってしまい、使い切れないこともあったけど、それがないとなると自分でちょっと強調したい場合、どうすればいいか今まだわかんないんですよね。WBを曇りにして、RGBのバランスを変えてるだけだと思うけどわかんない、しばらく夕陽の時間帯の写真は試行錯誤するでしょう。この写真については普通に撮っただけ、これでいいかも知れない。さて日も暮れたし、道の駅伊勢志摩まで行くか。


三重県熊野市 国道311号線を東に走る。天気もいいし、棚田の風景としてのタイミングとか考えずに丸山千枚田に行ってみましょう。風景の写真家って棚田を撮るならこのタイミングってのがあるんだろうね。田植え直後、棚田に空が映るところとか好きそう。あ、この写真でもちょっと映ってるよね。この写真は県道40号線のビューポイントから、ここからのものがここの定番なんだけど、そのまんま全体を撮ってみました。国道にある案内で丸山千枚田の案内に従うとこのビューポイントではなく、千枚田の中を縫うように行く道路の方に出ちゃうのかな?もちろんこの道もいいけど、ボクとしては県道からのこの景色を見てもらいたいです。もっと高いところから見下ろした写真を見たことがあるんだけど、おそらく山登りしてますね。ボクは特に棚田が好きであちこち訪れてるわけではないけど、ドライブしていて「○○の棚田」なんて案内があるとついついそっちに行ってしまったりします。実はボクが棚田の風景っていいよね、って思うようになったのはこの写真の場所からの影響。なかなかこれを超える景色に出会えません。正直、棚田の案内に釣られて行ってみたけど...というのが結構あった。もしあまり棚田に興味はないなあ、と思ってる人も多分この景色にはそれなりにインパクトがあると思う。そして棚田に興味を持ったとしても、ボクみたいになる可能性大かな。


和歌山県有田川町 土日で紀伊半島に桜を見に行くドライブに行こうと決めたけど、土曜日は冬型の天気でどうも山間部は雨?の予報も。それなら国道42号線で半島周回してやろうか?桜もそのルートなら満開間違い無しと思案..でもこの冬に2度その方面に行ってるからどこか山間部ルートで行きたいという気持ちがあったんだろうね。空を見ながら有田インターから国道424号線で山間部に入って行く。桜目当てですからね、とりあえず桜の写真撮っておこうと思い、国道424号線に入ってまもなく見つけた有田川の桜。朝8時なんで日差しがちょっと弱いようだけど、涼しい朝の感じと枝の張り方がなんだか気に入ってます。この国道424号線で有田インターから山間部に入って行くパターンは前のクルマで何度かやってたパターン、高野龍神スカイラインなどに抜けて行くドライブルートですね。ちょっと懐かしい気持ちで走って行ったんですけど、いきなり修理川(すりがわ)で曇って来た。何キロも進んでないのに..さらに田辺(龍神村)に入って雨。ここで白浜の方に出ちゃうか、雨雲の様子をお天気サイトの情報を確認して国道311号線は大丈夫だと信じて進むか迷い後者を選ぶ。ちょうど国道311号線あたりに雨と晴れの境があるように見えたんですよね。天気が回復してからは立派な桜の木を見つけるたびに反応してたけど、明日も続くんだしこんなことしてたら疲れちゃう、飽きちゃう。今日中にとりあえずの目標にしてた南伊勢に着かないよね。


和歌山市雑賀崎(さいかざき) 和歌山市内の景勝地である和歌の浦のさらに先がこの鉄砲傭兵で有名な雑賀崎。県道151号で展望台を目指すとき見下ろした景色がこれ。展望台(灯台)は有料の看板もあったが、誰もいないし見捨てられた雰囲気まであった。絶好のロケーションなんでオススメではあるが市街地の中を通り抜けてのルートしかありません。展望台は写真では左の木々の上にあたりで住宅街を通り抜ける。県道151号沿いは閉鎖した(?)料理旅館などもそのままで寂しげでもあるが、ボクにとってはそれもまた立派な風景。


和歌山県美浜町 出発してからちょうど1時間で阪和道の紀ノ川SA。ここでパン(コンビニのではないのがポイント)を買っておこうと思うもお店は7時にオープン、20分待つの嫌って出発しちゃう。そして御坊インターからこの日は海沿いに行きます、ここは煙樹(えんじゅ)海岸というところ。ここは砂浜ではなく、小石の浜なんでちょっと暗い感じの写真になっちゃいますね。朝7時半に着いたけどまだ日差しがなかったので、新しいカメラの説明書を見ながら待ってみる。この浜はボクが初めてデジタル一眼(オリンパスE‐500)を買い、とりあえずAUTO基本で頑張ってたドライブでも訪れている(絞りってなあに?の頃だったし)。この写真は8時前に晴れて来たので浜に出たところですね。この浜は遊泳禁止なんで釣りをする浜ってとこですね、この朝も結構人がいました。駐車場のクルマはみんなそうなのかな?あれ、キャンプ場があるけど目の前の海で泳げないのか...この新しいカメラ、メーカーは同じなんだけど操作が変わった。それはボチボチ慣れるつもりなんで構わない、今日は実際に使ってみてわかることがあればいいということ、そこでこの写真です、現地でも液晶画面で確認するもメーカーおススメ?の「i‐FINISH」の色はどぎついなあ、これ少し彩度落としたんですよ。などと戸惑ったり、実は面白かったり..こりゃ今日は距離走れないね、最初に立ち寄ったところでこれだもんね。右の方に写ってるのは日ノ御埼、この浜に来たら次はあそこです。


和歌山県白浜町 前日の夕方に潮岬に行くと丁度「火祭り」が始まる前、知らずに行ったボクは駐車も出来ず退散。翌日行ってみると芝生は当然黒焦げ、歩くと灰が舞い上がるし匂いもなかなか..写真もちょっとねぇ〜って感じなんで話題に取り上げることもないかな?と思いまだ11時だけどのんびり帰りますか。潮岬から国道までは以前は有料だった県道。でも普通の道、串本からはこれでもかという青空の下での国道42号線ドライブ、海沿いの美味しいところは串本〜すさみ、日置川ですかね。コンクリートが目につく幹線道路ではあるんだけど、ボクがドライブに目覚め、どんどん夢中になって行く時によく走った道でもあり、そういうこともあってかちょっと他の道とは違う気持ちで盛り上がれる。ちょっと残念は“ドライブインシーサイドサンワ”も潰れちゃってたこと。以前より国道沿いでのお店が減った気がする。写真は旧道の和歌山県道243号線、青い高架橋が国道です。ここは塩野というところ。この場所がなぜか不思議に好きなんですよね、いつもここに来ちゃう。ここから青い海と旧国道の静かさ、新しい国道の高架橋というコラボがボクの心にピッタリはまってしまうのかな?それとこの先の田辺方面はどうしてもクルマも増えて来るし、このあたりでののんびりした時間を最後に市街地、高速道路と一気に帰るモードに入ってしまうからなのかな?この区間は行き帰りの両方通ることもあるけど、どちらかと言うと帰りに来ちゃうね。ここは白浜町の国道沿いにおける東の端っこ。白浜って大観光地のイメージがある名前だけど、このあたりから日置川沿いでの山間部は“静かな白浜”ってのがあります。


和歌山県串本町 橋杭岩の駐車場から再び紀伊大島へ、「橋杭岩を反対側から眺める」展望台に移動。ここは金山展望台というところ、なかなかの展望が楽しめます。この写真は橋杭岩よりもずっと左の方、まだ陽の当たってない大島漁港の方を向いてます。こっちから見る橋杭岩は?やはり橋杭岩は近くの駐車場が一番の展望所です。こっちからは小さく見えるだけなんだよね、ただ一度くらいはこっちから見て欲しい気もする。ま、この展望台からは橋杭岩にこだわることないです。紀伊大島に渡り、Y字交差点で大島漁港方面へ(県道は右)進むとまもなくして右手に金山の登山口がある。舗装はしてないが駐車場があるのでここから歩きましょう。ずっと鬱蒼としたところを行くのではなく、ちょっと明るい感じでボクは気分よく歩けた。何分くらい歩いたかな?左手に展望所があったので行ってみる、「お、いい感じ」。そしてもう少し歩くとまた展望所、行ってみよう「おぉ、こっちもいい感じ」。さらに進んでみるとベンチがあるけどここは展望なし、ここは何?「ん、まだ進めるぞ」と、進むと岩の上からの展望が..でもここは金山展望台ではないね、さっきの2ヶ所がそうだろうね。この辺りは冬のドライブの定番だからまた来年(今年もある)も行くんだろうけど、ここの日没はそのうち登場すると軽く(?)宣言しておきます。夜景はだいたい想像出来ますね。


三重県南伊勢町 以前訪れた時は木々が育ちすぎてしまい、せっかく360度の大展望があるのにもったいないとした南海展望台に行ってきました。ここは海に面した山のてっぺんにあるので、そこまでクルマでは行けません、ちょっとばかし階段で登ります。この階段を登っているとちゃんと伐採されたのが見えたので着く前に嬉しくなってしまった。その展望台はよくわからんオブジェがあったりするんだが、やはり素晴らしい。この写真は相賀浦から止ノ鼻方面を眺めているところ、県道722号線はあの湾と大池の間を行く。ボクの国道260号線ドライブではどうしても外せないところがここなんです。ここは屋根もないし、風がまともに通るので冬の日の出はちょっと辛いんだけど見に行きたいね。真冬なら田曽浦の向こう、御座岬あたりから太陽が昇ると思うんだけどな。これは南東向いてるんでやはり太陽が低い時期を狙えば夕日もいいかな、多分ここでそういうの狙う人いないと思えるので独り落ち着いて景色を独りじめ出来るんじゃないかと思う。雑草も生えっぱなしのところだけど、最高ランクの展望所。国道260号線で東から来れば左折で礫浦(さざらうら)方面への看板があり、ここに南海展望台の文字が登場、快走路で礫浦へ。ここからは狭くなるけどね。Google Earthでこの展望台を見つけると行きたくなりますよ。(Google Map、Earthで南海展望台と検索してもダメ)


三重県志摩市 こちらは横山展望台からさらに登ったところにあるパノラマ展望台。ここまで来たらここまで登りましょうか。冬に行くとなると南向きなんでずっと逆光になってしまいますが、景色の広がり具合がなんともいいんです。標高も低いしどうかな?って思ってます?行きましょうよ。ここへは国道167号線にも案内があったが、こっちから行ったことなし。県道17号線で鵜方方面からだと橋を渡ってすぐに道でアクセス。ここの案内が?で県道から曲がってすぐだけど狭くなるところに横山展望台の案内が出る。県道を走ってるとわかんないんだよね。展望台の駐車場までは最後1車線になるけど、丁寧に待避所が設けられてます。最後は歩きますけど展望台はすぐですよ。この日の横山展望台は海の方を見るとこんな感じ、背後から雲が飛んで行く。背後は?もう完全に曇り空、なんとも面白い空。しばらくここにいたけど本当に5:5で日差しが入ったり曇ったりでした。撮影のタイミングはあえて太陽を写さない、だけど雲に隠れちゃうのも..と、どっちでもないタイミングにしてみたけど、別に面白いことはなかったね。ここからの展望でボクが見てみたいのは太陽が一番高い時に来てみたいということだけですね。今ちらっと観光サイトのフォトギャラリー見ちゃったけど羨ましすぎる緑眩しい景色じゃん。でも言いたいことがある。“展望台からの写真で望遠レンズ使ったものはダメ”、もしそれを使うならそのことを書かないとね。


和歌山県那智勝浦町 那智山の見晴台にやってきました。時間は17時30分、迷ってます。正直なところ、どこに行こうかと迷いながらここに来ちゃったんですよね。この場所は西の方は山の陰になりあまり見えない、夕日も楽しめない。ここは東の方を見るところでしょう、いつか日の出でも見に来たいもんです。この日、明日は天気が悪くなる予報なので帰ってもよかったんだけど、やはりせっかくここまで来たんだし、ってのがやはりあります。食料を一応買い込んでここまで来たけど.. 結局ね、ここで完全に陽が落ちて暗くなるまでねばり、その後は眠くなるまで走ろうということで田辺目指して走ったんです。この那智山の見晴台は現在は県道になっているここまでの道路が有料時代から数えて多分5回くらい来てると思う。来るたびに廃れて来ました。最初に来たときはちょっとした屋根とベンチもあったんですよ。その支柱があったところだけ残ってるのが、写真に写ってます。これがなんか嫌だな。この場所ですけど、結構国道42号線から時間がかかると言うか、もうちょっと気楽に来たいところなんですが、那智の滝、那智大社への観光客で混むところを通り抜けてくる必要がありますし、他の方向から県道でここまで来るのは面倒過ぎる。そもそも有料道路で“スカイライン”を名乗っていたけど、実際はただ山の上にある寺への道ってのが正体。その道にある唯一の展望所だったのがここ。元々やる気がある場所じゃないんだよね。(言ってしまった)


和歌山県串本町 重畳山と書いて“かさねやま”と読む。国道42号線沿いにもこの山への案内看板があります。ならばクルマで上れるということかな?実は登山口までというパターンもあるのだが、地図では車道は続いているので山頂までではないが行けそうだ。案内を頼りに迷うことなく進む。国道からいきなり住宅地へ、そして5キロほどの狭い道を行く。やがて50台分くらい×2の「何これ?」ってくらいの駐車場がある。こんなの満車になるわけない、こんな狭い道でここが満車になるなら道路がカオスでマヒするだろが..とツッコミを入れて先に行く、この駐車場を越えると行き止まり。とりあえずクルマの向きを変えて駐車しておこう。迷惑にはならんだろう。ちなみにこの終点付近に展望とかの文字の案内を見かけるが無視して結構。気になるのはわかるが5分の無駄になるから。さて、あとは山頂の案内に沿って歩く。石像が並ぶ道、神社を横切り10分ほど歩いたかな?写真の展望所に着く、よかった歩いて来るだけのことがあった。それほどの標高はないが、橋杭岩や串本大橋も見えますね。とても解放感があり整備されている。「え?」何とこのすぐ後方には車道が..ここまでクルマで来れるの?帰宅後調べたが別方向から林道があるのか、アクセスはしんどいがここまでクルマで来れるなら次回こっちで行ってみよう。ここまで来たら山頂まで行かねば。イラストマップがあって、これを見ると階段で景色のいい山頂に行けるみたいだったが、木々の中に三角点があるだけ。しかも雑草だらけの上り坂...あの絵はウソ。


和歌山県白浜町 白良浜の次にやって来たのが千畳敷。ここはいろいろ問題があってね、ひとつが写真でも左下に見えるけど落書き。この白い岩はとても柔らかく、何か固いもので簡単に削れてしまう。これともうひとつは危ないということ。それでいつか立ち入り禁止にされちゃうんじゃないかとちょっと心配してた。ただ危険だと言い出したら海で釣りなど出来なくなっちゃうわけで有り得ないと思いたい。朝9時過ぎにボクはここに来たので駐車場はまだまだ空いてる(回転が早いので満車でもなんとかなるけどね)。だからまだ人もほとんどいないのかな?と思ったら大きな話し声が聞こえてくる、中国語ですね。富士山とかは中国の人に人気だと聞いてるが、白浜にも来るんだ。そりゃ飛行機もあるからすぐに来れるけどね、ボクはあまり考えていなかった。白浜にはパンダいるけど中国人はまさか興味ないでしょ。この中国人グループはなぜか黒いスーツの集団、“普通”の人たちだよね?この岩場を黒いスーツですから異様でした。まさか紀伊半島の山林を買いあさりに来たのでは...さて、この日は予告通りに潮岬灯台には行きたい。それだけ、後はどうでもいいんだけどなあ。移動しながら考えよう。白浜から串本までの国道42号線は気持ちよく走れる。白浜以南は一気に静かになる感じ。信号もあるけど串本まで1時間止まることなく走れちゃったりします。キラキラ光る太平洋もいいね。あ、ボクは旧国道(県道243号)に寄り道しますけどね。


奈良県上北山村その2 県境なんで三重県の大台町でもあります。これは大台ケ原の日出ヶ岳山頂の展望台からの眺め。これを撮影した時点でまさか自身のサイトに使うとは思ってなかった写真なんですけどね。10月中旬、さすがに大台ケ原でも紅葉は早いよね?と思うも今回のお目当てはまさにこの山頂展望台、これだけ晴れれば海も見えるだろうと思ったし、海が見えない天気なら駐車場から40分の徒歩はないです。大台ケ原の散策ルートは他にもあるのでそれは次回以降にしてこの日は戻ったが、想像以上の景色だった。実際に海からは近いことは地図でも確認出来るのだが、道路が山側から通じていないし、かなり山中の道を走ってたどり着く場所なんでこの山頂の少し下にある展望テラスから海が見えた時は「やっぱりそうなんだ」とあらためて思い直したくらい。ちなみにこの方角を向いているのは富士山がこの方角に見えるんじゃないか?ということで。年に数回見えるそうだが、厳冬期などはここに来ることも不可だしかなりの運が必要だけど、もし富士山が見えるくらいクリアな視界だったら?そう思うとワクワクするね、もちろんここは360度のパノラマが広がります。ここにクルマでのひとつのラッキーがあった。それは駐車場、満車でドライブウェイにまで路上駐車の列が数百メートル伸びていたが、Uターンするつもりでとりあえず駐車場に突っ込むと登山道入り口の前にポッカリ空きが...いいタイミングだったな。普段の行いの良さか、最後の運を使ったのか、どっちでしょう?


三重県志摩市 ともやま園地にある桐垣展望台、ここは駐車場にある歩道がそのまんま展望所になっている。場所はわかりやすく、国道260号線から県道601号線にさえ行けば一直線です。何度か訪れてるが10月が一番いいところに陽が落ちるということなんで何年も前から気にはしてましたが、信州の紅葉を優先してそっちに出かけてしまい、ここは後回しになってたんですね。この年の3連休は雨のスタートになり信州はボツ、こっちに来ました。10月の夕日鑑賞は心地よく暑くも寒くもない、そういうことと人気スポットということもあってかボクが来たときには駐車場いっぱい。ボクは道路に止めることになった。その後もクルマがどんどん来る。12、3台分の駐車場はいっぱいなのにどんどん突っ込んで来る、こりゃ帰ろうとしても帰れない人もいるね。実際は夕日が沈んだところで一斉にみなさん帰られるのでトラブルにはならないけどね。「もう少し高いところに登れたらなあ」といつも思うが、まあまあ楽しめた。丁度湾の向かいは大台ケ原になり、雲がこの日も低い位置に残ったが今までで一番ではあった。あの雲がなければもっとオレンジに染まる英虞湾を見ることが出来るんだけど、また今度ってことでしょう。写真で撮影ポイントが駐車場の前というのはわかりますよね、楽でいいです。でもここまで暗くなったところで好きな残照の空を撮影してるとクルマのライトが背後から照らしてきます。これが結構クセモノ?


奈良県曽爾村(そにむら) 穏やかな雰囲気があって気に入ってる写真です、実際にこれを撮った道路からだと電線が邪魔なんで確かなんとか電線が入らないようにしたんだっけ?そしてこの年、桜の写真に目覚めてしまったのです。だからと言って有名な場所に行くのではなく、やっぱり走るだけ。ここに写ってるのはソメイヨシノとは時期が違ってたのは覚えてる。この近くの曽爾高原はすすきで有名なところだが、この時はススキを焼き払った殺風景な景色が広がっていただけだった(駐車場有料だし)。それでもちょっとしたハイキングにはいいかも。これ古い写真だから同じ場所でまたこんな写真撮りたいと思うも時期が合わずにいつも桜が咲いてないという...


和歌山県野迫川町 天気予報サイトを見てこれは絶対にいい雲海が見られると確信して朝3時に出発した。雲海は地形や天気によって出るかどうかがだいたい決まるが、晩秋に夜まで雨、朝から晴れとなれば大丈夫だ、出発前から「見れたらいいな」じゃなく、見られると自信を持って車を走らせる。県道53号線の天狗木峠あたりがとりあえず目指すところ。家から2時間30分、湾岸線「泉佐野北」から府道62号線犬鳴山(大阪じゃ有名)経由、この間に朝ごはんと軽い昼ごはんまで買っておく。国道480号線で霧の高野山に夜明け前にたどり着く。この時点で気温は4度、思ったより暖かい。ここでもっと低いと路面は濡れているので凍結の心配もあったからね。そして天狗木峠着、気温は3度ほど、思ったより暖かい。いくつかの雲海ポイントがあるが写真はその中のひとつから(県道は広く駐車可、杉の木が途切れるところ数ヶ所から展望)日の出間もない時間帯のもの。正面から日が登ると写真にしにくいことと、朝日を横から浴びて雲が赤くなるかな?と期待してあえてこの場所から。もっと赤っぽくなったかも知れないけどそれこそ一瞬のことなんで、移動やレンズ交換などで見過ごした部分があるかも知れない。


三重県南伊勢町 三重県の海沿いを行く地味な国道260号線は志摩半島から紀伊長島までの静かなドライブルートだ。写真は国道からちょっと寄り道、慥柄浦(たしからうら)付近を東に走らせていると見えてくる立派な南島大橋からの湾風景。橋の上は駐車出来ないが島に渡るとすぐの場所は広いので駐車可能。あとは歩道で橋の真ん中あたりまで進んで見た景色がこれ、こんな夕景もありですね。この日は雲が多かったのだがかえって雰囲気を盛り上げてくれたような気がする。このあたりだと日帰りがほとんどなので夕暮れにここらを走るのはこの時が初めて。この時は伊勢で車泊して伊勢湾フェリーで静岡の御前崎に行った。この時に出会った景色。のしかかる雲と静かな湾が印象的だった。


三重県志摩市 英虞湾に突き出た半島の先にあるのが登茂山(ともやま)、このあたり一帯を登茂山園地と言うのかな。ここまでは国道260号線から県道で一直線、わかりやすい。道路の終点がそのまんま展望台になってる桐垣展望台もいいのだが、今回は「登茂山展望台←」の看板に向かい進み、この展望台へ。いい眺めだな、「でももう少し高ければ..」という贅沢は口にせず、今日のお目当ては次郎六郎海水浴場、この展望台から1000mとある、行ってみよう。下りなんですぐ到着、ここはユニークだ。それは砂浜が2つ背中合わせになってる。どちらかが次郎で一方が六郎ってことね(多分)。写真には右にもちょっと砂浜が見えてるが、そういうこと。2つ目のユニークはきれいな砂浜での海苔の養殖風景、もう一方の砂浜はこれがびっしり並ぶ。ここはきれいに整備されてるね、なるほどあの広い駐車場はこの海水浴場用だとわかる、バス停もこの砂浜の脇にあったから、シャトルバスが出てるんだろう。バスで海パンになっておけば、バス停からダッシュ10秒で海に入れるね(!)。それにしても風が強かった、ここに着いたところで砂が顔に当たり海に顔を向けられなかったくらい。去年もその前もそうだったが冬のこの辺りは風が強い。


三重県熊野市 国道311号沿いの駐車場から楯ヶ崎に向かって歩く。道は平坦ではなくまずは下り、どうもボクの歩幅と階段状の遊歩道と相性が悪くて歩きにくいな、いやここに限らずどこも階段状の遊歩道でボクは歩幅が合わないなぁ。そう言いながらも疲れてくると歩幅が合います。駐車場から20分弱かな?写真の場所に出る。ここは阿古師神社の前、神社よりも海の色に興味が向いてしまった。まだまだここは休憩するほどのところではないのだが、先を急ぐものでもない旅、それにしても青い海がきれいだなー、漁港でこの海の色は予想外でしたね。楯ヶ崎へはここからは登りとなります、ここはまだ半分にも行かないところ、次の見所はもう20分〜30分歩いての終点、千畳敷〜楯ヶ崎です。ここを訪れたのは冬の午後、多分これが一番お薦めの時期だと思う。


奈良県上北山村その1 冬季閉鎖が近い11月半ばの大台ケ原ドライブウェイに早朝行ってみた。正面の方から日が昇ってきて明るすぎる空もこの木のシルエットが和らげてくれた。実はこれ運転席からフロントガラス越しに撮ったもの。いい絵になってるな、と突然車を道の真ん中に停めて撮影出来る贅沢は早朝ならでは。言葉で表現出来ないこの空の色が葉を落とした木以上に寒さを出してる。ボクは木や草花のシルエットというか、形はあまりにもありふれているが芸術的だと思う。この木だって木自身が機能的に育っただけのことなんだけどね。木々が葉を落とす季節であっても絵になるところってあるんだなと知った大台ケ原ドライブウェイでありました。


奈良県明日香村 桜井市の市街地から県道15号で明日香村を南下すると一気に静かな雰囲気になって行く。古墳などが多く残るこの地は平均年齢がちょっと高い観光地かな。ここ稲渕の棚田は関西の有名な棚田で、県道から直接眺めることが出来る(写真の道は県道ではありません)。秋になると定番のヒガンバナが美しく、この地に来ると古墳と稲作の中で否でも歴史についてちょっと考えちゃったりしますね。ただ、ドライバーの身としてはアクセスに難。片側一車線の国道の混雑はどうにもならない。


三重県伊勢市 伊勢志摩スカイラインの展望所はいくつかあるがここ朝熊山(あさまやま)がメイン。足湯やらいろいろあるようですがまだ営業前?この時はゴーゴーと冷たい風が吹く朝8時半、この日は暖かくなるとのことだったのでちょっと薄着でしたのでこの写真撮ってすぐ車内に戻る。ここは毎年冬の定番ドライブの立ち寄りポイントなんですがこの日は晴れるも視界が良くない。富士山まで見えるそうなんだが年に数日とのこと、富士山は見えなくとも南アルプスまではぼんやり見えたことは何度かあります。さて、今までは大阪から名阪国道や、国道166号で伊勢方面に来ていたのだが、今回は新名神の深夜割引利用(4割引)で来てみた。草津SA(ミニストップのカレーパン最高)を7時に出てここに1時間半後にいるのが不思議、名神と伊勢の組み合わせにまだ違和感がありました。


和歌山県有田川町 有名なあらぎ島の田んぼ。こっちの方に行く機会があればぜひと以前から思っていた。今の時期はもしかして空が写りこんできれいかな?と期待したが思ったほどでもなかった。それでもこの田んぼは面白い形をしているな。撮影は展望台からだが、ほとんど国道の旧道の歩道から見下ろしている感じだ。道路には駐車出来ないので数10m先(西に)の無料駐車場(トイレ付き)から徒歩になる。写真の右上に写るのが新しい国道だからこっちをハイペースで走っていると気付かずに走り抜けてしまう。看板はあるけどね。


三重県熊野市 以前から是非訪れたいと思いながら後回しにしていた楯ヶ崎、天気のいい冬の晴天と連休が重なり「今しかない」と訪れました。ここまでのルートは半島の東熊野街道ルート(国道169号線)なら日帰りでも可能な距離だが、真冬は峠でチェーンが必要なこともある。ましてや前日は11年ぶりの大雪(大阪で積雪5センチ)とくればこのルートは断念、海沿いの国道42号で目指す。この楯ヶ崎も午後からの光線の方が絵になるとのことなんで大回りでもこっちのルートにしました。駐車場から距離があるので上着は邪魔かな?とちょっと薄着で歩き出した。これが正解でそれでも汗をかいた。たどり着いた遊歩道から続く展望台はなんとも中途半端なところにある。ここは岩場を歩いてもっと海の方へ行かないとね。写真はそのあたりから、ボクはこれ以上恐くて崖には近寄れません。それにしてもここはすごいところだ。駐車場から片道でも徒歩30分以上(かなりハイペース?)の不便さがさらに感動を呼ぶ?国道沿いにあるこの楯ヶ崎の駐車場(5〜6台かな)には「楯ヶ崎」がどんなものかの説明もなかったと思う。下調べなしのこの景色は堪能出来ないだろね。


奈良県十津川村 ボクはあまり滝には興味を示してないのだがここ笹の滝は何度か訪れている。百名滝の中でも訪れやすい気がする。国道168号線のヘアピンカーブに分岐があり後は集落を抜けガードレールもない狭路を12キロほど行く、決して楽ではないか?「あと何キロ」の数字を見ながら頑張ろう。ここまで来ると秘境と言ってもいいかな?それらしい雰囲気になってゆく。特に駐車場ってほどでもないがトイレの建物あたりに駐車して徒歩5分ほど、最後に岩をくぐり抜けたらたどり着く。写真は午前も早い時間で日は差していないが午後ならどうだろ?ボクくらいだと渓谷は日差しが入ると撮影は難しくなるからこれでいいや、ボクはここいつも午前だからね。手前の岩の上の流れをメインにしたのはどうも水量が多い気がしたからこれ以上進まなかったから。初めてここに来たときしっかり岩から滑り落ちて下半身ずぶ濡れになったことがある。向こうに見える滝はこの写真では写しきれていないだけ、豪快です。


三重県紀宝町 熊野川沿いの県道740号からの景色は見慣れたこの川とはちょっと違う。それはスピードが出せない狭い道だからと言えばそうなんです。雄大な下流ともなるとこんな感じ。これは浅里の集落近くから。対岸の国道には浅里というバス停があるのだが、確かこのバス停からどっちに行っても10キロ近く橋がなく対岸に渡れないのだが..






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