写真館 九州その3



大分県豊後高田市小田原(西叡山高山寺) 真冬なんで彩度がどうしても弱いんですが国東半島の大パノラマ、標高は600mくらいかな?県道34号線にある「西叡山高山寺」の案内を見逃さないように、あとは一本道。Googleの地図ではクルマが走れないような道幅で描かれてる?いや車道です。この道で上って行くと西叡山高山寺の広い駐車場に着きます、想定外の広さですよ。この写真は駐車場からで、完全に展望台になってます。国東半島の両子山から海まで半島全部を見渡せる場所なんてあったんですね。ここはハイドラのダムCPがあって(国東半島ではわりと難所)知ることが出来た場所、2365個目のダムCPをこの後取ったんですけどダムCPにいい景色教えてもらったことってここの他ごくわずか、後は過酷な道路、先人の苦労、国内に転がる厳しい現実を知るばかりだったもん。ここの駐車場、ひとつ「なんでやねん」的なことだったが、ここ西叡山の登山客の駐車場にもなってるのね。この登山客のクルマ2台が一番いい場所に駐車してあり、クルマと景色の写真を出来たら撮りたかったボクは悔しい思いをする。登山客ならこんないいポイント(この写真を撮った場所のすぐ後ろ)よりも登山口に近いところに駐車出来たと思う。ボクがダムから戻ってこの駐車場をチラッとみたら登山帰りでクルマにいろいろ積み込んでたところ見ちゃったんですよね。もうこの道路もみんな影になっちゃう時間だったし。この日はこの後で結構頑張って山陽道の八幡PAまで行き、翌日さっと帰ったのでありました。今度の年末年始の九州は写真いっぱい撮ってくるぞ、と。


大分県国東市国見町岐部(ペドロ・カスイ岐部記念聖堂付近) 元日の夜は宮崎県の「道の駅酒谷」で心地よい車中泊を楽しみました。もし車中泊慣れしてないならあの静けさは逆になんか怖いかも?ってくらいです。で、この写真は新年も3日の昼、あれ?前日って写真撮ってないの?はい1枚も撮ってません。ドライブ自体は面白くて一番九州に入って距離を走ったと思いますけどね。再び鹿児島県に戻ったりしたんだっけ?夕方には高速を使って延岡まで来てここから夜の国道10号線ドライブでした。北川から佐伯までは無料の東九州道よりこっちでしょう。今...一生懸命思い出しております、えっと...佐伯まで来てその後どう走ったっけ?写真は国東市ですね、佐伯から...思い出しました、また高速道路でワープして別府湾SAで寝たんでした。ここで休養たっぷり取ります。今回の九州ドライブで一番のお楽しみは国東半島のハイドラCP(ダムばっかり)をダダダダダっと集めること。ボクがハイドラのCP集めにハマったのは「もう1つにの日本地図、道路地図が目の前に展開してること」これがハイドラのチェックポイント。死ぬほど見てきた道路地図に餌撒かれたもんです。国東半島も以前に走ったことはあったんですけど走りやすい道のイメ−ジばかりで印象が薄かったのが本当のところ。また行くことあるかな?と思ってたボクだけどハイドラCP集めでダムに釣られる人はこの半島たまらんです。そこで「お楽しみは残しておく」ということでここまで放置してたんですね。いやあこの日は楽しかった。この写真はアウトバックが次のダムに行きたがるところを待たせて撮っておいた別に景色的に国東半島とか関係ない普通ののどかなところで。


宮崎県串間市大納(恋ヶ浦) 都井岬でしっかり日が沈むのを見てから日南市に向かいます。初めてではないですが多くはこの海岸線も南向きが多いので雰囲気も気分も変わります。そんな中でこの日はとにかく月が大きく明るかった。こんな写真が伝わりませんが、暗い海沿いの道でこれだけ月が明るいとそこに見たこともない世界が広がります、これはちょっと感動した。夜の写真も昼と同じようにしか撮らないので技術的にこれが限界ですけど(もっと明るく撮れたけど実際の明るさはこんなもんだと思う)、この月明かりの世界はすごい、よくこの時期を鹿児島に向かって走ったけど、案外夕陽が沈む方角とは違うので海沿いは走ってないのかな、いつもこんな月明かりの世界が展開してたのかな?この先に幸島(猿の生息地で有名)を目前に見る石波海岸の駐車場があって、この月明かりの世界をここで見たらどうだろ?って思ったらまだ少し月が低くて島に遮られてしまった。ちょっと時間ずらして月が高い時に行ってみたいところになりました(よく晴れた満月の日でね)。この後、日南のすき家で「一度宣伝してたさんま丼食ってみようか」と席に着いた瞬間に「さんまを切らしてますので」先に言われてしまう...今回日南の記憶はこれだけ。国道222号線にある「道の駅酒谷」に行きます。予想はしていたけど真っ暗です、人の気配ありません。寝るにはもってこいです。朝起きてもクルマは自分以外に1台だけ。こういう道の駅好きです。


宮崎県串間市大納(都井岬小松ヶ丘) 午前中に佐多岬まで行き、この日は大隅半島走りまくりでハイドラCP集めてました。鹿児島県曽於市の中岳ダムに行き、あらら電波無いんだ...と思ったらCPゲット。これで大隅半島は一段落して「さてどうする?」となりました。どのタイミングで行こうかと朝から考えてた都井岬。この日の日没は17時21分、中岳ダムからナビをセットすると17時40分着。ここまで遅くはならんと思い、走り出す。都井岬のこの時期の日没は大隅半島に落ちるのでわずかにこの日没時間より早いはず。順調に走りナビの到着時刻はどんどん前倒しになりこの写真の小松ヶ丘(まず普通はここに寄ります)への到着は16時45分。思ったより早いし、ナビの時刻より1時間近く早い。いったい何キロで走る計算をしていたんだろ?ボクってそんなに飛ばさないぞ?長い影がいい感じになった都井岬での野生馬の写真、この後は丘にも上ったり、灯台の方まで行ったりしたけどここでは大きな月と馬の長い影が印象的だった。この写真、人が写ってますがトリミングも修正もしません。実際は人いっぱいでしたもん。このタイミングで撮っただけですね。手前の馬はボクが「そこでストップ」って言ってるのにクンクンしながらどっか行っちゃうし..まあここで馬入りの写真撮れただけでヨシとしましょう。そうそう、都井岬は県道にゲートがあるんですけど、この中は道路に馬出てきますから注意、今回ぶつかりそうになりました。馬はウインカーないし、後方確認しないんだもん。


鹿児島県鹿児島市桜島横山町(桜島フェリー) この写真の場所を厳密にGoogleの地図で調べると...東シナ海って出ます。いやそれはちょっと、という事で港の場所で。この写真は桜島フェリーで桜島港に着くところです。このフェリーは到着のちょい前に前方の閉まってた部分が開いて港に着く瞬間がわかります。これ、元旦、元日の朝ですね、大晦日は九州道の桜島SAで終了、ここで年を越します。ちなみに大晦日の晩飯は九州でもあるし高確率でジョイフルです(年越しそばの風習無し)。あ、結構車中泊のクルマいました。ボクは九州で年を越すのはもう覚えてられないくらいですね、ドライブ中ですから年越しの瞬間とかどうでもよく22時前には寝てました。そして元日は大隅半島を走りまくるぞということでフェリーを選択、「道の駅桜島」が無ければ別ルートだったかも知れません。今回はハイドラCPの回収が一番なんで桜島も観光無しです。このフェリーは実に便利で便数があるので時刻表見るまでもありません。そして料金もドライブスルーですからクルマから出ることもないです。料金所ゲートは桜島側にあるので鹿児島から乗ると後払いになります。で、目指すは佐多岬なんですが、今回はハイドラCPだけが目的で観光っ気無しの大隅半島、佐多岬遠いです。大隅半島の観光ドライブは今度の鹿児島ドライブですね。それでもパノラマパーク西原台は立ち寄り...パス、もっと晴れてていい時を知ってるから。


佐賀県唐津市宇木(東山溜池) ハイドラCP集めしてると大きく分けて2つのドライブになります。1つは作戦を立ててどうやってCP(ちなみにこれチェックポイントのバッジのこと)を集めて行くか。この場合はどうやって走ろうかと何度も地図とにらめっこ。ルートも無数に浮かんできてさらに他にも気になるところがあると「CPはまた今度でいいや、また来るし」とボクの場合多くはこうなります。もう1つは残ってるCPを集める場合。こうなると作戦も何も順に効率よく走るだけ、これは面白くないんじゃないか?と思ったら...いやいやこれでも楽しめちゃうもんですね、塗り潰す達成感と寂しさが何とも言えない。この写真、唐津市の三方山を周回する舗装林道(走りやすい)からダートに入りしばらく行くと溜池2連発、ハイドラCP集めしてなきゃまず来ることもないところです。年末の仕事が片付いた夕方から出発して翌々日の昼前まで写真ないんです。九州入りした日は福岡県内をウロウロしてましたがカメラの出番なし、この写真だってなんか無理やりカメラ使った感じ。この日は佐賀県ウロウロした後で熊本県へ、するとボクが九州ウロウロしてることを知ってくれてる方から合流出来ませんかメールが...と言うわけで熊本市内で09 OUTBACKさんと急遽プチオフって結構お喋りしてました。人と会ってあれこれ話すことは珍しくはないけど、実は同車種での集いに全く興味なかったボク、同じアウトバック乗ってる方と話してなるほど「同車種乗ってる人と話す楽しさ」が少しわかったのでした。


大分県由布市由布院町川西(蛇越展望所) やまなみハイウェイにある展望所なんですよここ。ところが多分マイナーなところかと。と言うのも、国道210号線から分岐する水分峠から4キロ?くらいだったかな?今から阿蘇に向かって行くぜ!とテンション上げてゆくとなるといきなりここの展望ポイントに寄ることもなくまだまだどんどん先に進んじゃうんですよね。逆向きではやまなみハイウェイももうおしまいって感じで(ここらはあまり展望もない)スルーしちゃう。この蛇越展望所は少し高いところにあるくろ由布岳方面にバーンと景色が広がるんですけど、やまなみハイウェイを走っているとそれらの景色はないのでただの駐車場?と思ってしまうんじゃなかろうか?(右下の白いのは道路上ののぼり)そういうボクもここからすっきり晴れた日に景色見たこともなく、今回この写真ですが今までで一番いい。東向きの景色なんで晴れた午後がいいんですけど、あんまりそういうタイミングがないんですよね。この日は夕方までせっせと福岡県まで戻ってダムCPを集めて東九州道の今川PAで車中泊、ここセブンイレブン出来てるんですね。翌朝は北九州市街のCP集めて昼前には高速道路に乗って帰るつもりだったので北九州のどこかで得意技であるコインパーキング泊か?と思ってたからここ今川PAは実に快適でございました。思えば正月も九州に行き、3月の3連休では長崎県方面、そしてGWには熊本県をメインにまたまた九州でした。次回は間隔開きますが、年末年始かな?どこかの3連休でまた行くかも?です。


大分県大分市下判田(長谷川内溜池) わーいフカフカ、って喜んでる場合じゃなく、これ行き止まり。ダムCPを求めてどんどん狭い道に突っ込み、落石踏み越えてたどり着いた行き止まりです。雰囲気的にほとんど人は来ない場所っぽい(来たら怪しまれてること200%)。つまりこれ切り返して脱出する場面ですね。前日に負傷さえ無ければもう少し登ってから撮ったんですけど、さらにコケると...と考えたらこれ以上上れませんでした。それに小雨が降っててズボンの裾も濡れた雑草で濡れちゃってます。思えば、今回の九州ドライブでも片っ端からダムCPも獲りに行きましたが地震で道が通じてない場所を除けば特に苦労した場所もなかったかな?そういう意味じゃダムCPに関しては関西地方の方が難易度高いよね。もし関西以外から関西に遠征してダムCP集めてたらきっと「関西手強い」と思いますよ。とんでもない山奥でもないのに結構苦労する印象。この日は大分県の海沿いを除いたハイドラCP集めですからどうやって集めるか?という作戦も悩むほどでもなくちょっとずつ北上して城島高原から由布院の方に走ります。ここを行く県道11号線にある狭霧台(さぎりだい)がまだ工事中、地震の影響らしいがそのまま復旧というよりリニューアルかな、まだ利用できず。ここは由布院盆地の雲海を是非とも見てみたいところですからね、ここは今回お目当てでもないけどやはり残念だなと下って行きます。そしてそろそろ明日の最終日、九州脱出も考え出します。


熊本県高森町河原(県道41号線付近) 豊肥本線の滝水駅近くから南に県道41号線を行きます。以前このあたりは近くにあるクルマで山頂まで行けちゃう荻岳に行く時に来て以来、阿蘇やその他なかなかインパクトの有る場所の近くであまり遠方より来て走り回るところではないかも知れません。今思えばこの時は以前この荻岳に来た時より天気良かったし行っておけば良かったかと...この写真は県道41号線を走ってるとお休み中?の畑がピークではないものの花畑になってたので記念撮影、もっとクルマを大きく撮ればいいのに...って思いました?今これがボクの撮り方になってます、そのうち飽きるとは思います。この日はもう写真あまり撮ってませんでしたね、せっせとハイドラCP集めに精進してたんでしょう。県道41号線は大谷ダムに行くために走ってました。「神の領域」という大谷ダムCPを獲りに行く、ハイドラーにとってなかなか想い出深いところかも、いやCPはすぐ取れます。この日は久住をグルっと周回しながら竹田市付近をウロウロ、大失敗は久住高原ロードパークをケチって国道を選んで40分渋滞に引っかかったこと。地震の復旧工事で交互通行だったんですね、Google Mapを見たら道路真っ赤だったのに見てなかった...曇ってしまって久住の山々を間近に見るなかなかいい景色の牧場沿いの道(ここも普通の人は行かない道)も残念な景色。この日は竹田の岡城にも行き、夕方なんでクルマでハイドラCPを獲りに行っちゃう。ハイドラ的にはこのすぐ近くに国道で「メロディーを奏でる道路」のCPゲットで神様バッジいただき(全27ヶ所のうち25ヶ所到達)。北海道、沖縄(各1ヶ所)行かなくても神様もらえるのね。


熊本県阿蘇市一の宮町三野(ミルクロード付近) この牧場の合間の道は案内もストリートビューも何もないけど遠くに久住山を眺める大草原の中の道、この写真ではちょっと雲が多すぎて久住山も隠れてるので久住山にこだわらないアングルにしました。この道はどのタイミングで来ても絵になる写真が撮れます。太陽がどこにあろうと、そういう道です。場所ね、交通量が多い県道11号線からじゃなくミルクロードから。Google Mapで「エルパティオ牧場」を検索、ここからミルクロードを東に進むと道路は南に向きを変えて来ます、すると三閑牧場がありますね、このちょい先に三叉路があり、細い道が西に伸びてます。この道は県道11号線まで続きますがこれがいい。基本的にこの道はゲート開いてます。夜は知らないけど星空とかすごいかも知れない。これはヒット数の少ない(あまり増えると好きに書けないから増やす気もない)このサイトだから登場したけど、もし人気サイトだったり、出版物になるようなら登場させないですね、基本的に牧場への道ですから。ソロで旅してる人向けの道です(集団で押しかけたりすると走れなくなっちゃうかも?と恐れてる)。阿蘇周辺ともなれば道は狭くても空の広い“いい道”はいくらでもありそうですけど、それでも一般的なドライブルートで満足出来ない贅沢ドライバー(?)さんはいろいろ目に付いちゃうんですよ。看板とか絵にならない建物とかね。そろそろ観光モードからハイドラモードに切り替えます。


熊本県阿蘇市山田(国道212号線付近) 思い出しても痛い写真になってしまった。ここは県道12号線と国道212号線の立体交差、インターチェンジになっていてセンターラインのない道も県道12号線になってます。ここの写真なんかわざわざ普通は観光に来ても絶対に撮らない写真です、クルマも広いところに止めてわざわざ歩いてここからこのアングルで撮るんですもん。ここで日差しが欲しいな、なんて少し粘ったあと諦めてクルマに戻ろうとした時に...転倒したんですよ。道路の端の部分が少し下がってたことを忘れて(低いところで撮ってた)振り返りながら踏み出したところでズルっといきまして左手首、左肘、左太ももの左、左足首を打ち付けてしまう。走行してるクルマの人に見られてた..素早くサッと起き上がってカメラをチェック、傷だけでセーフでした。で、「痛ててて...」とクルマにぎこちない動きで戻って落ち込みます。上手にコケた方でしょう、肘の部分は血が出てシャツとくっついてしまった。太ももは握りこぶしの大きさで擦りむいた上に紫に腫れてた。でも一点に集中して着地しなかったから折れなかったと。それならドライブ続行です。実際この日は以降、ちょっとぎこちない動きでしたけどオートマ車だからと左足負傷してまともに歩けないまま群馬県までドライブ行ってたことあるし、退院した足で血尿が止まらないまま四国ドライブとかしてたもん、大丈夫です。皆さんも道路での撮影...に限らず足元には気をつけましょうね。怪我しなきゃこの写真なんてボツですわ。


大分県日田市上津江町上野田(オートポリス) 菊池から阿蘇方面に進みます。おっとその前にサーキット場であるオートポリスの方に行ってみましょう。この写真は県道12号線で県境を超えてすぐのところ、ここまで来たらサーキットを走るクルマのエンジン音がガンガン聞こえて来ます。木々の合間から覗き見るようにズームして撮影。丁度サーキットのところが雲の下に入ってしまってます。待ってもこのまま、ここはハイドラCP(サーキットは結構判定が大きい)もすでに獲得してるのでここで引き返します。ところで、Googleのストリートビューは船で海も行けば、登山もします。もちろん、サーキットだって走ってます。サーキットのコースで一時停止しまくって遊べるのがこのストリートビューですよ。あの撮影車で走らせてもらったのかな?それにしてもここ、大分県がぐぐっと熊本県にめり込んでるようになってて、ここにオートポリスがあったんですね。サーキット走行とかほぼ興味ないのでハイドラでCP集めするまでサーキットに関しては鈴鹿と富士、つくばしか知らんかったですもん。トライアルマウンテンって本当にどこかにあると思ってたくらいです(ゲームの世界だけとは..)。すごい音もするし、サーキットを作る場所なんて限られてますからね、あえて不便なところにあるものなのね。なるほど普通にドライブしてるだけじゃ全国走り回っていても案外知らないもんです。では本当に阿蘇ドライブに行かねば。もう大観峰とか大混雑やろな...


熊本県菊池市竜門(竜門ダム) 阿蘇方面へは“阿蘇菊池スカイライン”というなんちゃってスカイラインの県道から行くのでこのダムもさほど遠回りにはなりません。地図を見てもなかなか大きなダムだなとわかるし、向かっている時すでに立ちはだかるダムの存在感がビシビシ伝わってきます。ダムに向かう県道133号線はずっと続いていて面白そうだけど今回はダムまで、その先の方とか面白そうな道だらけです。この写真はクルマで走れる堰の上(道も広い)からのもの。GWだけどもうこの濃い緑が立ちはだかるような景色、実はダムですから高いところから見下ろしてるんだけど、それよりもこれだけ遠くまで見えると高さよりも見えてくるものに意識が行くのね。遠くにシルエットが見えてる山は形からして雲仙と多良岳に思えたけど違うかな?方角は正しいけど..ここで今さらかい!ってことですけど、特に九州ではこの濃い山の緑に黄色いのが目立ちますよね。この写真では少なめ、あの黄色い葉は細い葉だったと思うけど、これなんと言う木なのかわかりません。ネットでは植物や鳥などの名前を教えてくれる親切なところもあるけど、それでも知らないと特定やはり難しいんです。この黄色い葉の木はなんですかね?九州でも大分県あたりですごく多かった印象です。この竜門ダムに来たのは8時30分くらい。いい天気だし早く阿蘇に行きたいなー。もうツーリングのバイクとか大集合してるんだろうな..


熊本県球磨村渡(球磨川) 難所と言うほどのものでもないけど、ハイドラCPのために山に入り、再び球磨川沿いに出てきたところ。松谷から三ケ浦と言ったところから下ってくる時に見えた虹がここでもなんとなく見えてます。ちょうどこのあたりだけ青空が見えてたんですね。この日はもう体力の限り?ハイドラCP集め、次回は冬休みに来るのノーマルタイヤで走れそうなところは残すとして、標高のあるところや初詣で混みそうなところを走っちゃおうと頑張りました。写真もこの日はもうあまりないのです。この写真では堤防沿いの道の先に国道219号線がわずかに見えてます。この後、国道を左折して渡のという駅に行く場面ですね。夕方になり露出やカラーバランスが難しい撮影です。そんな写真にこだわってる風に書きながらコンデジでとりあえずサクッと撮ってるだけです(帰宅後にちょい補正)。この日の駅めぐりなら大畑(おこば)駅から矢岳駅、真幸(まさき)駅でしょう。駅とかクルマで行くなんて面倒くさいって人もいるけど、この3つの駅はハイドラ駅CP集めとか抜きで訪れてもいい趣のある木造駅舎やスイッチバックに風景、県道沿いの梅林、峠越えからの矢岳高原など素晴らしいドライブルートです、地図によっては矢岳駅から南に道が通じてないようになってますが、県道408号線に繋がってます。矢岳駅から南へは「谷畜産」の方に進んで下さい。日が暮れてからは霧島神宮まで行く。ここのハイドラCPは駐車場の奥まで行けば獲れます(夜は楽勝)。この日は九州道の宮原SAまで戻って車中泊。よく頑張った。


熊本県球磨村三ケ浦(松谷棚田展望所) 球磨川沿いに国道219号線や対岸の県道などを走りハイドラCP拾っていると一つだけ離れた場所にCPがあるぞ?ハイドラでは道路の表示もない山の中にCPがある。ダムというか溜池だな..では行ってみましょう。川沿いもいいけどドライブに変化を付けるにゃ丁度よろしい。Google Mapの航空画像でだいたいに位置を確認、なんとか車道が近くまであるので向かいます。県道325号線で那良川沿いに南下すると見逃してはいけない県道から分岐する道の手前にあるのが「松谷棚田展望所」、道路が広くなってるだけですけどね。もしこの展望所という名前が無くともここは「お、いいじゃんここ」ってボクは反応する場所。この写真の上の方にガードレールがありますよね、あの道をこの後で走ることになります。ボクは特に棚田マニアでもないけど、通りすがりにいい棚田があると反応する程度ですね。最近は棚田があってももう耕作放棄されてるところが多く、こうなると一気に荒れてしまうんですよね。ただ通りすがりに景色見てるだけのボクなんで言えることもほぼないし、そもそも見世物じゃないんだけど。この写真もプロ(?)なら絵にならん状態だと判断する状態。さて溜池のダムCPですが最後は民家に入っちゃうんじゃない?って道をグイグイ上り、ここまで来たらもう行けるところまで行くしかないと開き直ったところでCP獲得。極狭路で犬の散歩してたおばちゃんに道を譲ってもらいました。おばちゃんは気にしてなかった思うけど、犬が吠えまくり。怪しいオーラが出てたかな...


熊本県球磨村一勝地丁(県道304号線) 熊本県道27号線にある「道の駅大野温泉センター」、安くて道の駅でも県道沿いなんで空いてたのかな?球磨川に沿いドライブで道の駅目当てで行っただけで人吉あたりで温泉を探そうと思ってたけどここで正解。そして川沿いに戻って走った県道304号線です。この写真はちょっとした晴れ間の下に入った?ところでちょっと何か撮りたくなったタイミング。そこでいいタイミングで肥薩線に赤い列車が丁度ここで来たんです。道路は広くはないけど交通量もそれほどないし、普通車なら問題ないスペースがあるのでちょっと駐車して列車だけ撮ってすぐ移動しようとしたんですね。ただ、列車がもう見えてる。急なことで当然列車の写真はシャッター切って本人ちょっと喜ぶだけのもの。見せられるもんでもない。で、すぐクルマに戻ろうとしたらマイクロバスが来た。そういえば高校生くらいの集団がラフティング?カヌー?の練習かな?バスに乗り込んでる所を見た、そのバスだ。ボクがクルマを移動させようとしたらバスは「大丈夫じゃ」と走り抜けたのはいいけど、乗車してた高校生が窓を開けてボクに「うえーい、うえーい」とか「うえあー、うえあー」とかなんか言ってる。何だろあれ?集団の異様なテンションに支配されてたな、あのバス。ま、そんなうるさい砂利共はどうでもよくて、この写真がなんか気に入ってます。列車が写ってたら列車の写真だけど、列車がないなら何の写真でもなく、ボクのドライブ写真。こうしてみると県道の標識って最高だな、いいところに立ててある。


大分県九重町野上(大分道水分PA付近) 大分道って日本の高速道路の中でも特に日本離れした景色があってね、由布岳と鶴見岳の北側を行くあたりとかです、今回のドライブでも走りましたが思いっきり濃霧でした...この写真はその大分道、場所は水分(みずわけ)PAのすぐ東にある狭い橋の上から。ここを通るクルマはこのPAに一般道から仕事で行く人くらい?このPAは売店とかもないから、ゴミの収集くらい?そんな道を走ることになったのはPAのハイドラCPを一般道から獲りに行ったから。PAのCPなんて別に放置しててもいいんだけど、なにせ大分道です、もしかしたら普通のドライブじゃ走ることのない道を行くんだしね、いい景色があるかも?というわけです。とは言うもの...この天気は惜しかった。写真ではコンクリートの法面(動物注意の標識のところ)の上にフェンスがありますね、あそこの道からこっちへ来ました。帰りもこの道です。わざわざまた来ることもないと思うけど、晴れてたらやはりまた来てもいいかな?青空だったら広角でもっと広々としたここからの景色撮りたいもんね。誰も来ないでしょここ。ちなみにですが、水分PAに一般道で行こうとして最初にナビが示した西から高速の北側に沿う道は通行止めで開通する見込みも無さそうです。この日は飯田(はんだ)高原やら経由して部分的にやまなみハイウェイを走り阿蘇市波野、国道57号線にある道の駅「波野」で車中泊。朝はほぼ霧ですねここ。この道の駅は阿蘇ドライブではよく寝場所にしてます。


大分県宇佐市麻生(宝陀寺付近) ハイドラのダムCP集めではよくあることだが、「この道走ってたらなんとか判定エリアに入ってCP獲れるだろ」と言って狭い道を走ること。大分県道664号線を走ってたらなんとかなるか...と思いながらも、よりCPエリアに近づけるダムへの狭い道があるなら突っ込む、そしてここまで来てさらに路面悪化です。こういった山中に道は「生きてる道」と「死んでる道」ってのがあって、この道はほぼ死んでる道です。ここまで来てげんこつより大きい石だらけになり、「もうちょい進めばCP獲れるな」と、ここにクルマを置いて50mほど歩いてみます。ここでもし他にクルマが来るとはまず考えられないし、もし来たら話の合うCP集め派のハイドラーでしょ(普通のハイドラーは来ません)。で、スマホを見ると「圏外」になっとります。苦笑いでクルマに戻りバックして戻るところでCP獲得音がツッタカツッタカと鳴りました。家から650キロ走ってやってきた山道。ボゴボゴ、カラカラ、カーン!キィーキキキキ、ドゴッ、とクルマのアンダーから聞こえる音は心臓によろしくありません。先日初車検(12万キロ超えてますが)の見積もりもらったけど(20万っす)、こんな道走ってると整備費用、法定費用の他に予定外の修理代が掛かるような事態になるかも知れない。でも..地上最低高とAWDは悪路のためと突っ込むのでした。実はマフラーがすでにガッツリ凹んでいて交換で7万って言われてます。


大分県佐伯市 ここは空の展望所というところ、ちょっと不思議な展望所で作り手の意図がわかるような、わからないような、そんな展望所。いかにも未完成な感じのところでこの広さを無駄と思う人もいそうだけどね。でもここはそういう場所を演出してると思ってます。さて1年ぶりに訪れたのはこの新たに設置された屋根がどんなものなのかを見にね。嬉しいのは無料の双眼鏡も設置されていたこと。屋根は、普通ですね、ここまで歩いても座り込むほどのものでもないし、風は防いでいないしやはり不思議だ。屋根のないここを知っていたらどうだろ?あってもなくてもいいけど、ない頃に来たことがあってよかったな、という感じ。それにしてもまだまだ未完成の匂いがするところ。このあたりの海岸線には素晴らしい展望所がいくつもあるのでここを作った人はそれらの場所をライバルとして負けないようにと凝りに凝ったものを作ろうとしたと思う。見やすいようにと(?)かなりの木を伐採しているし心意気は感じる。駐車場から歩かせるのだから(展望台の下まで道路でもいいと思うけど)この部分での演出が欲しい。それともボクの知らない季節には何かやっているんだろうか。場所は佐伯市街からだと国道388号線で南下、県道501号線で海岸線に出て県道が終わる。ここらに「空の地蔵尊」が表記されてるのでこのあたり。あ、もちろん景色も素晴らしいですよ。


福岡県久留米市 耳納山(みのうやま)スカイラインという尾根沿いの道がある。九州道の久留米インターから南東方面に目をやるとすぐに見つかる。この道路自体は1.5車線ほどで走って楽しい道ではないが、展望スポットがいくつも登場する。景色はどこも似てくるが、写真は久留米市街からだとこの道の終点とも言える久留米市と星野村の境にある標高802mの鷹取山(屏風山)の山頂にて。筑後川流域で西に平野が広がるところがよくわかる。山頂方面への道の案内はあっても山頂へは案内もなかったかな、道が広くなり展望のいいところがあるのでここに駐車する、これでわかってもらえると思う。行き過ぎても下り道になるので行き過ぎたことにすぐ気付くと思う。ここから駆け足ですぐ山頂だ。ボクは時々口にするんだけど、こういうところは狭すぎても広すぎてもだめ、ここは良かったな。ふもとでは30度あったが、ここは24度で景色だけじゃなく気持ちよかった。この日は前日から中国道で西に向かい、勝央SAで力尽き寝た。翌朝から頑張って関門トンネルから渋滞になるものの小倉南まで来てここから国道で南下、最初は久住を目指そうかと思うもなぜか香春(かわら)、添田、杷木(はき)と下ってこんな方に来てしまった。九州道は小倉あたりから断続的にでも広川あたりまで合計40キロ以上渋滞だったから国道でショートカットした格好だったね(鳥栖ジャンクションあたり、高速大渋滞ならだいたいそうします)。


熊本県一の宮町 やまなみハイウェイの城山展望所から。“道の駅波野”を4時半に出発、夜明け前に国道57号線沿いのコンビニを目指す。ローソンを通り過ぎてセブンイレブンへ(近くに両方あってコンビニが選べるならこっちだ)、ここで朝ごはんを買いここにやってきました。写真はちょっと色気づいて手前に花なんか入れたりして..写真は結構白んで来てからのものだけど、ここに着いた時の景色はほとんど夜景だった。あれれ雲が厚いね、この手の雲は陽が登ると消えると思うのだが、ちょっとだけ弱気になる。この日も快晴の予報だったので、前日は林道巡りにしてこの日を阿蘇の日にしたんだから晴れてくれないと..しかし寒い?この秋、ここで始めてホットのコーヒーが欲しくなった。ボクは車に年中ジャンパーを一枚積みっぱなしにしていて、この時はこれを着て景色を楽しむ。ここも連休中の昼間となれば競争率高いのかな?ここは何度か来ているが早朝専門。この後は明るくなれば大混雑確実の大観峰に向かう。そしてここに着くとみんな東を見てる?お、日の出じゃん。この厚い雲が途切れる地平線付近で赤い太陽が見えた。朝6時5分の大観峰、人でいっぱい。迫力の景色は案外手前の駐車場(未舗装)のところからでもいいけどね。道路地図じゃここと大観峰とどちらが規模の大きい観光施設かと言えば比べるまでもなく大観峰だが地図見ただけじゃわかんない。こっちは道路から脇から見下ろすレベル。


宮崎県高千穂町 国道218号線“道の駅高千穂”数キロ西にある国見ヶ丘展望台に立ち寄り「やはりここは紅葉と雲海かぁ..」と下見(?)を終えてやって来ました、ここは宮崎と熊本の県境近くも五ヶ所高原にある三秀台というところ。三秀とは祖母山、阿蘇山、久住山のことでこれらの秀峰がこの場所から見られる。見られますが、ここははっきり言って目の前に立ちはだかる祖母山連峰の展望台地でしょう、ボクは登山に詳しくないが名前だけは知ってるウォルター・ウェストンの碑も同じ場所にあった、祖母山にこの地から登ったんだろう。アクセスはすっかり気に入った大分宮崎県道8号線からで案内の看板に従い入ってゆく。ん?ここから歩くのかな?基本は行けるところまで行くということで「トイレ」の看板の方に入って立派なトイレの前が終点、ここから少し登れば写真の場所。県道自体交通量もそれほどあるわけでもないし、遠方から来た人が目指すわけでも無さそうなところでいつも静かなところだと思う。それにしても、ここにあるトイレは立派。しかし多目的トイレという言い方はどうなんだろ?他の目的って?用便以外に使うのか?普通そう考えてしまわないか?とブツブツ言いながら(?)県道8号線ドライブは続く。


佐賀県唐津市 この日の朝は“道の駅伊万里”で始まった。朝5時に寒さで起きる。顔が冷たい..7時間はしっかりと寝てたので元気はあるが寒い、目覚めのいいボクはすぐに起きてコンビニへ、道路にある路面(気温かな)の温度表示はマイナス4度だった。この日は昼前に加部島に行き、あとは帰路に着くだけなので伊万里から福島(長崎県なんだね)〜玄海町へと走らせる。“電線で有名な棚田”よりもこの日の朝の冷え込みで霜がが降りて白くなった田んぼがなによりも印象的でした。写真は唐津市内、国道204号線から県道301号線に入って終点の波戸(はど)岬。あら?有料?300円払うと「今日は向こうまで行っていいですよ」と。この時期は駐車場を通り抜けて写真の気持ちのいいところまで入れた。この岬は国民宿舎や海水浴場、海中展望塔その他施設もあって家族で遊ぶにはいいところなんだろう。写真の場所は行けばわかる説明もいらない芝生。こうやってカメラを構えていたけどこっちの方までは人は結構いた割りに来なかったので岬を独り占め気分でした。冷え込んだ朝だったけど無意味にこの芝生でダッシュとかして暖まったし(何してるん?)、もうこの青空でしょう、最高です。週間天気予報では曇りがちだったが実際には鹿児島で雪が降った日以外は適当に雲が浮かぶいい天気でした。それにしても、ここまで来てこの波戸岬の灯台に気付かなかった。木々に隠れるようにあったみたいです。あまりカッコいい灯台ではないようだけど。(これは各自で判断ですね)


大分県大分市 県道の駐車場から鳥居をくぐり5分ほどで着いた佐賀関灯台。この灯台は100年以上前に作られたもの(と言っても基本的に灯台は古い)、もちろん作り直された部分も多いだろうが、いい意味の古さが残っている。敷地内には水仙が咲き、寒そうな桜の下を進み階段を登る。別に特別なことでもないのだが、この階段を登ったところにある扉が開けっ放しになってるのだが、これが静かで小さな灯台に歓迎されてるようで嬉しかった。この灯台のある佐賀関って四国〜九州のフェリールートとして何度も通っているのにこの時が初めてでした。潮岬や大間崎などに行くと当然人はたくさんいます。ボクもロングドライブに目覚めたときにそういうところをまず目指しました。そして灯台や岬を目的地にどんどん制覇してやろうかとも思った時期もありました。でもドライブそのものが最大の目的で目的地にそれほどこだわることもなく東西南北、山も海も行くようになりました。そんなボクがここで、翌日に都井岬にも行ってみて思ったのは、やはり灯台めぐりって島国である日本を楽しむドライブとして最強なのか?と思いました。


大分県国東市 前日の夕方に豊後高田に着いた。この日は“道の駅くにさき”にさえ着けばもういいや、早く寝よう。さて、夜明け前に海に出てみようと思うも真っ暗、久々にライト登場、これを持って行ってみようと思うも電池切れ、コンビニは向かいにあるけど電池は買いに行かず少し明るくなるまで待ってみて行ってみる。ところが道の駅からすぐの海岸はイマイチいい感じがしない、そこで南に移動を始めて最初の海岸だったと思う。結局ここでも低い雲と防波堤にまたもや気分を削がれたのか日の出を待つこともなくまた車を走らせてしまった。国東半島へは以前スオーナダフェリーで来てみようかと思ったこともあったが、ETC割引が始まってからは割高に思えるフェリー運賃のおかげでこのルートもボツ、九州へは何回来たか忘れたが今回初めてこの半島に来たのです。ところが来る時間帯も悪くあっけなく別府へ、そして佐賀関へと行ってしまいどこか未練の国東半島。もしかすると「これは素晴らしい」と思う場所が見つからないところなのかもしれない。でも昼に海ルートを走らずにそれを言ってはいけないよね。今のボクにとって国東半島と言えばこの写真だけが印象になってる半島なんです。あまり考えずに撮ったものだけどこの色合いは好き。


大分県佐伯市 九州最東端の鶴御崎の展望デッキからの海景色は満点です、結構ボクにしては長い時間ここで過ごした。さて、反対側の振り返ってみると山があるんですが...どうしても気にせずにはいられない展望ブリッジが見えてしまうのです。来る途中に何かあったな...と行ってみる。それほど時間もかからずあそこまで登れるみたいだぞ。何?10代4〜5分、20代5分〜6分...70代で10分〜16分、80代は無理をしないで下さい、か。多分ここで挑発されてしまう人も多いのでは、こう書かれたら四十路が見えてるボクも時計を見て頑張って登っちゃう。で、写真の場所までちょうど5分ゼェゼェ、ちょっと息切れ気味でした。着いたところで動けなきゃダメじゃんと自分に言ってからいざブリッジへ。灯台よりずっと高く、その灯台を見下ろすこれまた眺望絶佳(絶景という言葉にちょっと飽きて他の言葉にしてみました)。山道を5分ちょっと上ればこの景色、パスしちゃダメです。ボクがそうだったように先に灯台に行き、山頂に見えるここが気になってここに来るパターンが多いかな〜。ここら一帯は実は戦時中の遺構が随所に残っている。「戦争中だってこれくらい穏やかで青い海が広がり..」。それらを見て少々思うこともありますが、ここは景色の勝ち。


大分県佐伯市 ここは“空の展望所”というところ。ボクはこの前を以前に走ったことがあるが記憶にない。まだ新しいこの場所は無かったのか?気付かなかった?他の人のブログでの写真で確か2組あったと思ったテーブルは1組になっていた。ここはあえて贅沢さをうち出した展望所というハコモノ。これを贅沢と思うか無駄と思うかは人それぞれだが、贅沢と思えたらいくら遠くても来るだけの価値はある。少なくともNTTのアンテナ基地を作ったついでの展望所とはレベルが違います。展望の邪魔になる木は伐採され、まだ花でもあたりに植えそうな整備状況だった。あの駐車場の広さで実際にあるのは写真のベンチとこの絶景だけ、ここを高台にしたり、あえて屋根を作らなかったりするところを理解したい。でも理解してもらえるかな?そう言えば入り口にあった「空の展望所」の看板も「この先工事中」の看板と同じようなどこにでもある看板だった。こんな凝った作りの展望台を作ってあの入り口に看板はない。あれは仮の看板だ...よね。この後、この展望所はどんな姿になるんだろうね?いつ完成するんだろう?え?これで完成?予算切れ?もちろん今でも素敵な場所ですけどね。追記、ちなみに今は屋根も付いてしまい正直残念。


鹿児島県南大隅町 景色は素晴らしくも険しく長い南国の県道74号を進むと何やら施設があった。人がいない、ゲートは開いている。これは入ってもいいと解釈しましょう。ここは自衛隊の対空射撃訓練場で、この広場から海に向かってドーン、ドーン、ズダダダダーンっとやるんでしょう。後になって県道で自衛隊のジープ数台とすれ違った。誰もいないタイミングだったから入ったけど。施設内に自衛隊員がいたら素通りしてたかな。それよりも訓練も見たかったな。でも普段からやってる訓練でもなさそう。基本はここも無人だと思われる。この県道74号はハードなんで、いい休憩、気分転換になりました。この道はひたすら木々の合間のワインディングが続き、時折海を眺める孤独ルート。こういう道は大好きなんだがさすがに新たな展開が欲しかったところ、そこでこの眩しい芝生ですからね。この青空の下、短い時間だったけど特別な時間を過ごしました。


長崎県長崎市 野母崎半島の先は権現山(198m)、古い地図、情報では狭い住宅地を抜けて行くような書き方になっているかもしれないが、現在は港、病院の方から立派な道が通じていてかなり楽に公園まで行くことが出来る。写真は展望台から、この旅では冬だし天気もいいならどんどん歩くつもりだったけど汗かく前に着いてしまう距離、やはりありがたい。ここはとても素敵な場所でね、冬の雲が浮いてとても気分も良かった。んだけど..カーン、カーンと鐘の音がじゃかましい...鐘がここには用意されていて鳴らせるようになっている。大人なら普通はそんなに鳴らすものじゃないのだけど、小学生の男3人くらい連れた家族連れが一緒で鳴らしまくり、注意するとね、雰囲気も悪くなるかな?と黙ってはいたけど写真の風景を見てもまたあの鐘が鳴り響きそうです、まいったな。それとここからは軍艦島と呼ばれる端島(はしま)が思ったより近くはっきり見える。この島についての説明は省くが、望遠レンズで引き寄せたこの島の廃墟は必見。ぜひ双眼鏡など用意してここに来てもらいたいです。


宮崎県延岡市 大分県との境が近い横島展望台からの旧蒲江方面。まだ朝のうっすらとした霧と朝焼けが残っている。この展望台は道路地図だと載っていない。ヤフー地図でも縮尺を8000分の1にしてやっと細い道が表示される。この展望台は東向きなので日の出ポイントなんだが、夕陽ポイントと違い一番の風景が展開する時間帯も(つまり夜明けね)人はまずいないだろうね。とにかく穏やかだった海、どうしても口じゃ説明出来ない色、こういう時間と空間を求めてあちこち走り回ってるんだよな、と心底満足した夜明け直後の展望台からの景色でした。半島のシルエットにレンズを向けたが写真より右手(東)の空は黄金の色に輝いていたように覚えてる。後にも先にもこんな色の朝に出合ったことはないね、またこんな色の朝に出合いたいもんだ。


鹿児島県鹿児島市 道の駅たるみず(の向かい)でゲットした“安納芋”の焼き芋に感動してこれが昼ごはんになってしまった。元日も営業してたのは嬉しかった。さてどこに行く?じっくり眺めたことのない方角からの桜島に期待してみる。桜島フェリーは明石海峡のたこフェリーと同じでドライブスルーでの料金支払いが便利。港に入ってからあっと言う間に車はフェリーへ。安全の観点から航行中は車両甲板への立ち入りは禁止なんだがここなどの航行時間の短い航路は実際は運転席に居る人も多い。ボクも過去の乗船ではそうしたこともあったが今回は桜島フェリーの客室に行ってみた。それでも一眠りする間もなく到着してしまう、それならとデッキに出てみる。この日は忙しい天気で鹿屋の方から錦江湾沿いに北上してきたが晴れたり曇ったりで桜島も見えたり隠れたり、見事な虹を見ることも出来た。写真にもちょっと見えてるがしっかり分度器型の虹でした。国道を走ってるときに見た虹は撮影は出来なかったけど、もし車載カメラ装備してたらそれは奇跡の写真が撮れてたかもしれなかったよ。人生であそこまで見事な虹は見たことがなかったくらい。写真は桜島港を出て行くところ。


長崎県佐世保市 南九十九島の展望台である展海峰にて。メインの展望はこの図ではなく左(西)になるんだけども、こっちもなかなか。この写真はここに着いてすぐに撮ったもの、9月の午後、雲がまだ夏してますね、どんどん湧き上がって来る。夕日を見るために後でまたここに戻るつもりでこの後は他の展望台に移動しました。実はここでボクはあるものが欲しくなってしまいました。それが広角レンズ、写っているのは対岸の船越の景色なんだがなんとも中途半端に左右が切れちゃって見える。この当時重宝していたレンズ(広角側は36mm相当)は便利だが少々広角側が弱かった。この後お薦めされたこともありズイコーの広角を購入して愛用してるけど、この展望台からのこの写真がひとつのきっかけでした。右に写っているポコッとしたのが石岳、数十分後ににはあの山の山頂展望台から佐世保港に停泊してるイージス艦を見ていたのでした。


長崎県佐世保市 ここも九十九島の展望台なんだなと訪れた石岳、展開峰の次に行ってみた。ここにも360度の視界がある展望台がある。案内看板もしっかりしてるので迷わずたどり着いた駐車場から徒歩10分弱くらいかな、木々の中にある遊歩道で展望台へ。夜景もきれいなんだろうが、陽が落ちると遊歩道は真っ暗闇になりそう。夜景を見るときの基本はライト類を持ってゆくことね、暗闇で何か落としたらもうみつからないよ、それよりもつまづいたりしたら危ない。もっともボクは暗闇を歩いてまで夜景を見ることはないなぁ、夜景は車から離れずに眺められるところでいい。さて佐世保の港と言えば自衛艦の停泊、偶然見えたからズームで切り取った構図にしてみました。正直フレーミングは悪いけど(左下の紅白の塔が切れてる)許してもらおう。手前から潜水艦救難艦「ちはや」、真ん中が補給艦「はまな」、向うがイージス艦「ちょうかい」。手振れ補正無しでの手持ち撮影、レンズは360mm相当ですからちょっとぶれてます。大きい写真だときついかなこれ。最近知ったけど、平戸島から30キロ西にある宇久島も佐世保市なんだね。フェリーが佐世保から出ているので繋がりがありそうなったのかな。


宮崎県串間市 日南フェニックスロードと呼ばれる宮崎から日向灘沿いを南下する。海沿いは国道220号線から448号線にスイッチし、少し狭く、そして静かになる。さて、この砂浜は?ここは恋ヶ浦、道路沿いにこの砂浜があるんだからそのまま通過はない、思わず車を止めてしまう。でも駐車場に気付かず路肩から眺めるだけになってしまった。夏とか海水浴客とか来ないのかな?と思って調べるとここは海水浴場じゃないとか。そうだよなぁ、それらしい施設と言うか、民宿や店もあまりなかったように思えた。砂浜も美しいが、このままレンズを右に向けると岩をばらまいたような海岸になってる。ん?数人が海に入り何か訓練かな?サーフボード抱えてるね、これには驚いた。だって真冬だよ。見ていて寒くなりました。ワンボックスカーの駐車が目立ってたが、ここはサーファー用の砂浜みたいですね。この448号線を走っていると石波浜という砂浜が目に入る(恋ヶ浦より北)。とても美しく思わず行ってみたいと思う。が、ボクは行き方がわからずに残念ながら素通り。この砂浜は遊泳禁止(地形の都合で潮の流れが複雑らしい)なんで観光地になってないみたいだ。おかげで南国の樹林と美しい砂浜が残っている。ここは見るだけの砂浜だった。集落のどこかからは行けるはずなんだけどな。また今度だ。


長崎県平戸市 曇り空が残念な日だったドライブではあるが、本土最西端に立ち寄り、その後はせっかく平戸まで足を延ばしたんだから行ってきました風力発電所。この手のプロペラが回るところの中じゃ小規模で2基しか回ってないけど、この日はグオォォォン、グオォォォンと元気に回ってる、はっきり言って怖いわ、あんなのが頭上で回ってたら。プロペラだけ抜けて飛んで来ないかとヒヤヒヤする?もう、とにかく音が凄かった。この場所は平戸島に入り国道を南下していれば案内も(大きくはない)あり、たどり着けると思う。県道19号線に入っても2車線区間が続くので狭路を走ることなくここに来られる(場所は堤町の端っこにある)。県道からこの場所までの短い道が1.5車線。頭上のグオォォォンを気にしないならここはいい景色だ。結局ここではこの写真をサッサと撮って生月島に向かった。こういう景色のところでは雲をじっくり見てみる。そこで雲の動きが速かったら面白い写真が撮れるかも?と思うのだがこの日は風が吹いてる割にどんよりした雲が厚かった。この後、鯛の鼻?という山に向かっての林道らしきものをナビで見つけたので突っ込んでみると...わずか1キロ過ぎて撤退を余儀なくされる。枝がいっぱい落ちてる道なら踏みつけて行けばいいが、幹が落ちてる..山頂に電波関係の施設がいくつも見えるから行けるはずだけどな。山の北側からの道が正解だったかな?と、今回唯一の平戸島散策は5分で終了したのであった。もう少しで山頂付近ならもうちょっと突っ込んだけどね。


鹿児島県肝付町 ここに車をしばらく止めて青い海に感動でしたね。行くたびにここらへんに車を止めて海を見るだろうね。この道を走ると青森県の国道101号線を走ってるときに感じる何かと同じものを感じることが出来る。何だろ?多分それは南と北との違いがあれどここにいる時点で高速道路利用でもその日のうちにはもう帰れないくらいの距離にいるからだろうね、それだけで気分が違うんだよね。この国道はボクの鹿児島ドライブにハイライト、観光チックなところはゼロ、ただ景色は単調ではなく楽しいとボクは思うんだけどなー。これはスカイラインでの2回目にここに来たときの写真。夏で昼前からモクモクと雲が湧きあがってきます。ここは道路も広いけれどもうちょっと道も狭く海を見下ろす部分が残っていてそこが好きですね。だけど行くたびに走りやすく整備されてる。まぁ、ボクの趣味に国道が付き合ってはくれません。トンネルが出来てだんだん海沿いの国道って海から離れて行くんだよね。


大分県佐伯市 九州最東端になる鶴御崎。ここに到達するまでの道は意外と快適でテンポよく来れる。行き止まりになるで同じ道を戻ることになるのだが、その部類の中では快適な方。県道が終わり急坂狭路の道も道筋がよく、ここまでの海沿いとは趣が変わりそこがいいのだ。途中で車止めたくなりますよ。終点付近はミュージアムパーク鶴御崎として整備されている(今は無料)。とりあえず一気に終点まで行き灯台に向かう。写真はその灯台の奥にある展望デッキ、最東端もここからすぐ。ボクは大分県の海沿いは全部まわろうとよくばると時間的にも限られていてしんどいし、飽きると思い九州東岸に行くたびに訪れる半島を変えようと思ってた。ところが、この鶴御崎はいいね、ここはまた来たいね。こんなこと言って大分県のこのあたりの海岸線に沿って全部をずっと走りたくなる。写真に青空が写ってますが、実はこの日の予報は曇り時々晴れだったんです。予報もずいぶんと弱気だったね。決め付けるわけではないが、冬型気圧配置だと九州の東側って結構晴れる。曇り予報は雲がこっちまで流れてくるとしたけど、こっちの海沿いは晴れ。瀬戸内〜関東もそう。北から天気が崩れそうなら結構粘って晴れる。逆に南、西からだと予想は当たり雨ならちゃんと雨になるんです。(ボクのテキトーな考えですよ)


鹿児島県南大隅町 大隅半島のずっと南の端に近いところ、県道564号線の太平洋側の終点が浜尻という集落で写真はここに砂浜。佐多岬まで急ぐ必要もないのでこっちに来てみた、まだ9時だしね。地図では砂浜に川が横切ってるがこの日は川の水はまったくなかった。水のない川を越えて南に歩く、でも広いので最後までは行かなかった。ボクだけの海岸を堪能、いや寒さにちょっと負けて車に戻ると作業着の爺さんが軽トラで見回りに来たところで声をかけられる。「どこから来はった?」とか「ここはいいところじゃろ」とかね。ボクは人がいないところがいいんだが、これはその地方の人からすればどうなんだろうね?ま、無難に静かでいいところです、来て良かったです。とかなんとか言ったと思う。しかしよく喋る爺さんで上手に聞き流しながら「おっしゃる通りです〜♪」を連発して気分よくしてもらってここの駐車場を後にする。会話では爺さんが言うに鳩山がなんとかするとか、道中で嫁見つけろとか言いたい放題だったなー。この砂浜の素晴らしさよりもこの爺さんの印象が強いのでまた行き直さないと。同じ時間帯だとまた会うので半日ずらしますわ。


鹿児島県南大隅町 10年ぶりに本土最南端の佐多岬に行ってみる。有料道路が無料化されたが道路の終点で引き返すのもさすがにもったいない、300円を駐車場から遊歩道の入るトンネルのところで払う。この日は元日なんでこの先にある神社で初詣だよな、と思うもこの神社は大繁盛?神主さんが大サービスでいろいろしてくれてるのを見てボクは止めておきました(独りでさっさと済ませたかった)。そして展望台に到着。それにしても風が強い、ゴーゴーと風が唸っている。え?200円?ラジオ聴きながらおばちゃんが座ってるよ。工事中なのに登れるということで階段のところでおばちゃんに200円払って展望スペースへ、思わず笑うよ、これでお金取っちゃうかと。まぁここまで来たんだからそれはいいけど風が強くて怖い怖い、ぐるっと一周したけど景色どころじゃないよ。せっかく登ったんだからとここでカメラを持ち出す、車から小さいカメラバッグに入れ替えて持ってきたけど岬では出番があまりなかったから使いたい。と言うことで、階段から出たところで壁にもたれて望遠レンズにして手持ちで種子島に向かって行く船を捕まえた。フェリーと思ったけどこうして見ると思ったより小さな船みたいにも見えます。前回は真夏で暑さと頭上のクマバチで落ち着かなかった。そして風の強い冬の佐多岬、やはり落ち着かなかった。


鹿児島県鹿児島市 初めて鹿児島ドライブに来たときの写真。最初のデジカメ(130画素機)でオートのみで何も考えずに撮ってた頃の写真。この時以来しばらく国道224号とこの県道で桜島一周するパターンが出来てしまった。関西には火山などなく溶岩の迫力に少々ビビッてましたね。間近に見る桜島は迫力があって雲を被った山頂部を眺めていたらモクモクと噴煙が... 噴煙は自分とは反対側に流れていったのだが、正直恐かったな。でも今は桜島を見るたびに「噴火しないかな?」と思ったりする。大噴火したら灰がすごい。地元の人は慣れてるだろうけど、実際大変だろうな。


佐賀県唐津市 この牧場は加部島にあるキャンプ場(2009.1現在休止中)の隣にある。いちいち以前の名前を引っぱってきても仕方ないかも知れないが、以前は東松浦郡呼子町といういい地名だった。呼子大橋を渡り左へ、“風の見える丘公園”への分岐を無視して真っ直ぐ、畑の中のとても雰囲気のいいストレートを走ればすぐに牧草地の前にたどり着ける。ストレートが終了したところで道は狭くなり、3台分くらいの駐車スペースから先は1車線に。なんとか乗用車同士なら離合できる場所が作られている(対向車があれば運が悪いけどね)。終点に車を止めて、今車で来た道を戻るように散策。写真はその車道からのもの、こっちからが一番ここを表現出来たかな?ドッドッドッドッド..あ、今おばちゃんが運転する農耕車が通ってゆきました。お、と思ったのが牧場内の歩道。途中、牛優先の作りでゲートになってると思ったら固定されてる。これメタボった体型だとこの柵の作りのおかげで灯台の方に進めない?この日、ここを離れたら九州ドライブから帰路に入ろうと決めてた、つまり最後の立ち寄り地にしたのでした。この1時間弱このあたりで過ごして名残惜しくも福岡インターを目指した。


鹿児島県鹿児島市 車で桜島まで行ったのならここはまず目的地になるであろう湯之平展望台。ここの2階テラス部分から撮影。言っておきたいのは、この写真はこの展望台からの迫力はまったく伝えていないこと。この展望台はせっかくここまで桜島に近づいた、というか登ったんだからじっくり迫力あるところを見てやるところです。この日も活発な火山活動で南岳からは噴煙も多く、南側の有村の展望台はちょっと降灰で行けないくらいだった。写真では雲のように見えて噴煙も確認出来ますね。ボクはここでまるで桜島から噴出したような雲が面白くてこれを撮ったものだが、火山活動ってやはり雲の動きにも影響与えるもんなんですかね。実はこの景色を見ている時、この時の九州ドライブの大きな判断に迫られていた。この後、天草から長崎方面に行き、大雑把だが九州一周しようと考えていたが、冬型の気圧配置が強く、ここは来た道を戻るようだけど宮崎から大分で少しでも天気のいい方にするかと。前者なら桜島フェリーに乗るからね、ここからすぐだ。結局、再び太平洋側を北上するドライブになりました。そもそもここも来るつもりもなかったが、根占の方でゆっくりし過ぎて去年に続き行きたかった吉野公園に行くには遅すぎるから急きょこっちに来ただけなんだよね。


宮崎県串間市 去年は入り口がわからず行き過ぎちゃったので今回はゆっくり走りました。ここは国道448号線を南に向かって走ると見えてくる美しい石波海岸。この浜を見下ろす展望所から少し下ったところから入ります、写真はそこから砂浜に入るところ。ちなみに以前はこの展望所から下りようとして「どうやって行くの?」になってしまった。普通に考えればこっちに気が付いても良さそうなのにね。この浜へは北側、南側と川沿いからも行けそうですがこれは集落に入ってゆくので一般的にはどちらかの端から。南側が猿で有名な幸島への渡船も出ているところからで国道に看板もあります。こっちは駐車場もちゃんとあって人も結構いました。それでもこの浜は遊泳禁止でサーファーもいないので特にこの写真の方から見ると誰もいないようです。少なくともここからは人影は見えませんね。この時のドライブでは日を変えて2度訪れたが、早朝に訪れた時は砂浜に釣り人が一人いただけ。冬は基本的には砂浜に人があまりいないものだが、ここは他が海水客で賑わっていても遊泳禁止なんだからやはり誰もいない状態。ボクが初めてこの浜を見たのは夏だったので遊泳禁止なのはすぐにわかったが、あまりの広さと静けさがあまりに印象的だったので特に気になる砂浜になったのでした。泳がないから遊泳禁止関係ないもんね。


宮崎県日南市 ボクはそれほど神社仏閣には反応しません、それなのに立ち寄ってる、それだけこの九州ドライブは余裕があってのんびりしてたわけね。運転もいいけど少し歩いてカロリー消費しようと寄ってみる。少しは歩かないとお腹空かないもんね。ここは大晦日に訪れた鵜戸(うど)神宮。初詣で神様にお願いするのではなく、大晦日に訪れて「今年も無事でした、サンキュ」ってやった方が多分神様も喜んでるのでは?ま、適当なこと言ってますが、ここに寄るのは初めて、それでもサンキュと言って感謝を表してきました。ここの神社は安産祈願がメインで、おまけで交通安全(?)。ボクは交通安全はお願いするものではないと思ったりもするけど。やっぱり運の部分もあるかな?とお賽銭入れてお願いしてきました。ここは公式サイトもあるので詳しくはそっちでどうぞ。写真は一番ここを表すのにいいかな?と、この場所。本殿はここの階段を下って洞窟に入ったところにある。この神社、国道→県道と進みさらに狭い道の先にあり、離合で苦労する場合もある。交通整理の人が出るであろうけど正月など大変だと思う。


熊本県阿蘇市 阿蘇パノラマラインを走ってやって来ました阿蘇の定番の草千里ヶ浜。410円だと思ったが早朝でまだ無料、この駐車場に車を置いて歩いて行きます、というか目の前に草原が広がる。この駐車場以外でも少し離れれば無料駐車場があります。ここは朝だと逆光になりますね、こんな時間帯に来たのは初めてだ。ここをボクは向かって左の小高いところを歩きます、これでちょっと“サイド光”になり撮りやすくなった?ここでは多くの人は写真では右手に写ってる山に向かいますが、ボクはあっちに行ったことないな、あれが展望台かな(今度は行ってみよう)?多分麓を見下ろす展望があるんだろう。これは9月下旬、もうちょっと草も緑が残ってるかと思いきや、標高もあるわけで完全に秋の景色(そりゃ秋だしね)。贅沢言えば中途半端な季節って言い方があればそうかも。おまけに池には水がまったくない状態でした、これはちょっとずっこけた。なんだかんだ言ってもこれだけ空気の澄んだここは初めてで40分ほど歩きまくり。こっち向いて写真撮ってると観光客の姿もなく日本とは思えない世界だね、反対向くと渋滞気味の道路だったりするけど、すいませんいらんこと言って。最後に...この草原、油断して座り込むと馬のナニがあったりするので注意。昼寝したら気持ちいいとか、この草原でお弁当食べるのがいいとかいうコメントを見聞きするけどそうかな?ボクがたまたま臭うところばかり歩いちゃった?


宮崎県日向市 国道10号線にある道の駅“日向”で目が覚める。ちなみにこの日は大晦日、なんとなく初日の出はどこで見ようかな?と考え出す。九州の東側にいることが前提なのでゆっくり南下しないと進み過ぎてしまう。そこで少し戻るがいい夜明けポイントがあるかも?と日向岬に行ってみる。夜明け前から近辺の道路を走ってみる。白んできた東の空を見ながら地図では白く細い表記の道を走ってみるも快適だった。そして「クルスの海」を見下ろしたりしながら好きな夜明け前の時間を楽しむ。その後、馬ヶ背を見つつ岬の先っぽまで歩いてみる、確か駐車場から15分弱だったかな?馬ヶ背とは日本最大級の柱状節理らしいが、この角度で眺めても三重県の楯ヶ崎を知ってる人には「そうなの..」と反応するしかないのでした。この日向岬、全国版マックスマップルだと載ってない。この地図が観光向けじゃないことを表している。名水やゴルフ場より地図としては記載すべき日向岬だと思うのだけどね。この写真、何を撮りたいかよくわからんね。まぁいいや、でもこの感じは覚えがあるぞ。ここじゃない、1年前の石廊崎だ。こんな感じの地形の先っぽでこういった雲に邪魔されての待たされた日の出。


宮崎県串間市 カメラを持って動物を撮り出すと面白い。ペットや子供を撮るのが楽しいのがちょっとわかった気がした。ここは都井岬、野生の馬と猿が生息している。ここは保護協力費ということで400円を徴収される。お金を払い進むと断崖から海が広がる、とりあえずここに駐車してみると反対の斜面には馬がいるじゃないか、野生ということで近づき過ぎないようにして、ここ都井岬を満喫してみる。写真は午後3時頃、午前だと“太平洋をバックにした草原の馬”が作画出来ますね。車に戻り先に進む、そして灯台に到着(見学有料)。灯台のすぐ近くに立派な電波塔があり、ちょっと苦笑ですが、断崖の都井岬からの海景色は在り来たりな言葉だが雄大で「明日の日の出はここでもいいかも」と灯台の駐車場(灯台までは徒歩ですぐです)で真面目に自分と相談したほど。この駐車場は、展望台も兼ねるほどの見晴らしです。この日は日向岬で日の出を拝んでスタート。南下する途中では日豊本線沿いの県道に行ってみようと自分で決めておきながらすっかり忘れて国道10号線で宮崎まで出てしまいました。九州の東岸にはのんびりドライブだったつもりだけどまだまだ寄るところありましたね。来年も九州かもね..っと。



TOPに戻る