2020年 9月20日〜21日 国道439号ドライブ プロローグ編
シルバーウィークの4連休をどう過ごそうかと...ま、ドライブなんですけどね。
思いついたのがヨサクの愛称?があるその筋の人には有名な酷道439号ドライブ。
当初は信州で秋の空を見る高原ドライブを考えるもボツ、9月の後半なら紅葉などの時期にもならんので道路をテーマにするのが
いいじゃないかと言うわけで思いついたもの。多くの区間走破済みでも起点〜終点を軸にドライブは初めてです。
この写真に登場する距離案内。国道だけど四国以外の人だとどこもピンと来ない。
おはようございます。ここは神戸淡路鳴門自動車道の室津PA。順調に走って家から1時間の場所です。ここはコンビニもあるし、PAなんで施設の近くに駐車
することが出来る。またこの日はこんな天気だけど家島の方角に海が広がりいいロケーションなんです。え?レヴォーグが白線より出てるのが気に食わない?
後ろのクルマがちょいこっちに出てたのでこれ以上バックせず、こんな感じで言い訳しますね。もうこの後は鳴門インターまで高速で行き、そこからは
徳島市街へ国道11号で。そしてどこかで朝ごはん食べますか、という計画(と、いうほどのもんでもないか)。そうそう、鳴門大橋では異常にゆっくり左車線
走るクルマいたな。うず潮は別のところで眺めましょう。道路に「うず潮は見えません」とはっきり書いて欲しいもんです。
予報通りの曇天。今回は3日間のドライブなんですが、予報が「曇り時々雨」→「晴れ」→「晴れ」でした。これで作戦はお目当ての国道439号も
終点になる四万十市(中村)に天気の良くない日を移動日にして一気に移動。天気が回復する真ん中の日、後半の日にじっくり走ろうとなりました。
もし初日から晴れで3日目に天気崩れるなら2日かけて中村まで行き、天気の悪い日を帰りの移動日にして帰ってただろうね。
この写真は徳島市街だけどまだ空いてる(7時55分)。このまま国道55号に進み、阿南から国道195号に出てそのまま高知を目指す
ことに決定。ハイドラCP集めで国道195号は走ってるけど、今回はハイドラ関係ないので(四国はCP全制覇済み)雰囲気嗜んで走破するのみ。
国道195号に入っては「道の駅鷲敷」で軽く休憩。ここは近所に別で駐車場を確保はしてるけど普通車15台分の小さな道の駅、施設は閉館してましたね。
この写真は西に進み那賀町の小浜というところ、県道36号という修行用の県道がありまして、その道への分岐を過ぎてすぐのあたりですね。
ほぼ快走路のこの国道、高知までは直線的に見えても結構距離ありましてこの写真のあたりでもまだ高知まで120キロくらいあるんじゃなかったかな。
とりあえずこの日は窪川の道の駅にたどり着いてそこで半沢直樹(これだけは普段見ないテレビで見る、クルマにテレビあって良かった)を見ようというもの。
その先の道の駅でもテレビは受信すると思うけどね。北海道ドライブでは函館でこれ見てたよなあ。
これこれ、出合橋。ここで国道193号と合流、重複します。国道195号の方が走りやすく重要なルートに思うのだけどそこは国道のルールってやつ。番号が小さい方が
上に来るんですよね。で、この写真どこから撮ってるの?はい新しい国道の橋がとなりに出来てそこから。現在この黄色い出合橋は車両は渡れません。この写真で言うと
左奥から左折して渡ってました。この出合橋ですが、バリケードがありますが、クルマでなければ橋は渡れます。ただ、その後のトンネルを抜けても
反対側で塞がれてますから通れません。(ボクはトンネルの手前まで歩いた)ボクが国道195号で行こうと決めた瞬間に思い浮かんだのが
この出合橋。思えばこの国道では一番狭い難所(大型同士は無理)だけど、ちょい狭いこの橋、そして続くトンネル。この道のハイライトだった。
カシオのHDRで作った写真、と言うか絵に近くなるね。この橋は海川口(かいかわぐち)橋、県道296号の橋、この県道は国道を繋ぐ便利県道でございます。
ボクは国道195号ドライブになってるのでこの橋は往復して渡っただけ。印象的なのはやはり青い案内標識が左右に分けて2つ設置してるところ。
センターラインのない道幅ならではだろうね。案内標識は道路標識と言っても道交法に関係ないからいろいろ自由な部分があって
そのあたりに面白さというか、アイデアがあるじゃないですか。ナビが無かった頃なんてこの案内標識に頼ってた時代もあった。当時に比べれば
重要度は少し下がったかも知れないけど、安心させてくれるからね。今後も好きなんで案内標識はいっぱい登場しますよ。
国道は那珂川に沿うのですがとにかく蛇行してくれます。ここで気分転換的に国道からちょっと逸れたところ。西宇トンネルの少し東です。
西宇トンネルと言えば旧道のトンネルが残ってて以前面白がって行った覚えもあるけど今回はここで写真撮った後は国道にすぐ復帰。
このあたり、木頭まで来るとまあまあ進んだなという気になります。この国道は那賀町でも鷲敷くらいから西はコンビニもないので次の買い食い(?)は
峠を下った香美だろうなと思ったら「未来コンビニ」なるものがあった。こんな場所に?という驚きと感動(?)もあってもちろん寄り道。
地元密着型だし一応はコンビニ、20時までとのこと。やる気あんのかわからん道の駅よりこれは流行って欲しい。公式ページはフェイスブックですね。
四ツ足峠トンネルを疾走中、トンネルの手前で写真撮る場所とかあったっけ?と峠に差し掛かると工事していてそれどころでもない感じ。トンネルの手前には旧道?
らしき道も見えるが、このトンネルが開通したのは1965年、このトンネルが開通する以前この峠を越す道は無かったとウィキさんに教えてもらいました。
このトンネルは55年前に作られたのか。特に調べたわけでもなく、自分がそう思ったことを書くと、トンネルって勾配が付けてあります。水が溜まらんように。
例えばわずかでも出口と入口の標高が違えば勾配を感じないくらいの平坦な道でいいんだけど、このトンネルとか古いものになるとはっきりトンネルの中央付近が
ピークになっててこれを越すまで出口は見えない。この写真でもわかる。ま、別にどうでもいいんですけどね。高知県入りしたら一気に進みます。
遠出したらどこかで「高速道路グルメ」用に無理しても(そんなことないです)高速道路で食べるのですが、重たかったわこれ。そのうちこのメニューの
ブログも書きます。どこ?って南国SAですね。インターの名前は南国と書いて「なんこく」と読ませて、SAの名前は「なんごく」と濁るんですよ。意味がわからんけど
つまりこれ、日本語って1文字濁るかどうかたいして気にしない、どうでもいいってことですよ。市のなまえは「なんこく」、濁らないのが正しいけど、
実際にSAは「NANGOKU」と表記してる、許さないっていうならこうなるわけないです。と言うか地元の人も濁って読んでる。
おっと、このラーメン気になる?黒潮ラーメンと言ってカツオのフライを味噌ラーメンにブチ込む「乱暴ぜよラーメン」っすわ。
今日は中村に向けて移動する日。と言っても真っ直ぐひたすら走ってしまうと早く着きすぎる。適当に寄り道しないといけません。そこで横浪黒潮ライン。
天気は曇ってるけど「道路好き」として知り合いに会いにゆく感覚で行ってみましょう。写真のこの宇佐大橋から西へ行くパターンが多いな、今回もこっち向き。
この橋を渡ってすぐに「井ノ尻」のパーキングがあって寄ってみる。あれ?こうなちゃったの?工事中で入れない?え?ここはいい感じの場所だったのに。
と言っても10年ぶりか?ここに来るの。そりゃあ変わりますよね、でも何だろ?最近は災害やらで壊されちゃったパターンもあるし。
そこで10年前の写真を探してみます。みんカラのヘッダー写真では使ったやつがあるはず。
あった、これ。2010年4月24日でした。一応この時点で公園として出来上がってるもんだと思ってたから今回、鉄板敷いてあるわフレコンバッグが
そこらに並んでるわ...あ、フレコンバッグのこと道路好きのSNSなどでは「デカイしゅうまい」と表現されてて笑ったが逆に影響受けて
仕事でボクがしゅうまいと口にしてしまうもんな。この写真にある木陰付きのベンチ、老朽化してるわけでもないから撤去される理由なんだろね?
30分くらい休憩していざ横浪黒潮ラインへ。四国の海沿いはいずれじっくり総集編ドライブとして走る(もちろんいい天気の日)と思うけど
ひとっ走りしてきましょう。この横浪黒潮ライン、撮るポイントも道路沿いにほとんどないので開き直って走れるのも気が楽でいいわー。(ホントだよ)
この日はほとんど青空を見ることもなかった。このポイントから青い海を見たくて天気回復を願いつつゆっくり目に進んできたんですけどね。
横浪黒潮ラインにある駐車場は2ヶ所あってこっちの方が好き。それはこの日は曇ってるけど道路の向こうに海があるのがいい。この直線は横浪黒潮ライン
唯一の直線とも言えるところでワインディングロードにおいて逆に少し新鮮な気持ちになれる場面。ここを走るもヨシ、走るクルマを見るもヨシ。
ここで15時過ぎなんでまだまだ時間余裕。そりゃ神戸で混むの嫌って早く出ただけで別に8時過ぎに出発しても良かったわけですからね。
しかも国道439号の終点(今回はここが出発点)中村まで行かずに手前の道の駅でこの日は終わらせるわけだし。
うわ、これはドラマチックトーンの失敗かも。オリンパスのこのエフェクトはボクが愛用してる曇りの日の決定版なんだけど、人物像でこれを使うと怖い。
この像は...ま、地元のおっさんなんだけどシルエットになって異様に怖い。ドラマチックトーンは人に使うと病人になり、食べ物に使うと確実に不味そうに
なるので被写体を選びますが銅像もダメですね。ボクはオリンパス機を13台?そのうちドラマチックトーン搭載もコンデジからこのOM-DのEM1Uまで
使ってるけど当然ながら基本性能が上がるとこのエフェクト使用時の解像度や表現力も上がってゆきます。正直なところコンデジの小さいセンサーの
ドラマチックトーンは使えなかったです。あ、これもうひとつ上の写真のところと同じ場所です。
須崎の市街地に向かう前に中ノ島の方に行ってみましょう。思い出せないのでこの橋で繋がってるこの島の中ノ島漁港は初めてです。と、説明はしてますが、
この写真は橋で中ノ島に渡る手前のところから。雲が薄くなってますよね、もう少し薄くなればいい夕焼けが見られるかもね。いや実際この日の
夕焼けはなかなか素晴らしかったようでSNSでもいくつも見せてもらいました。この後で国道56号線を走るのですがその時の空の赤さと言えば
それはそれは見事なもんでした。惜しかったなあ、この写真にポイントでその赤い空を見ていればなあ..という後悔は夕焼けに付きものです。
ところで...Google Mapが変わりました?今までに海岸線沿いのこんな岩まで細かく表示されてたっけ?(9月に少し何かあったようですが)
信号待ちのタイミングで撮ったもの、逆光気味ですが。はいこれ、左折しますが四万十市と四万十町と2つ並んでます。国道56号を南に進みますが何度も
この2つの名前が並んで登場します。で、並ばなくなると今度は四万十市(中村)などとカッコが登場します。四万十町となると今度は窪川と説明が入ります。
四万十というブランドになってる名前を使いたいのだろうが、これはなんとも...ですね。市町村合併における地名の変更(この部分だけね)はホント嫌でしたわ。
さてこの後、以前ハイドラCP目当てに寄ってすぐ引き返した「道の駅なかとさ」へ。ここで休憩してたんだけど、いきなり助手席にドアが開いてびっくり。
どこぞのおばちゃんが間違えて開けて「きゃあ」だって。おばちゃんを見てすぐ「間違えたな」と理解したけど人によっては抵抗せなあかんもんね。休憩時はロックしよう。
「道の駅あぐり窪川」にて半沢直樹待ち...これISO6400での撮影だけど十分っすね。こうなると夜間用、と言ってもそんなに撮ってないけど
ソニーのRX100の夜間用としての役目は終わったかな、手ブレ防止の点でもさすがに古くなって来てしまった。
高知道が窪川、えっと四万十町中央インターか。ここまで出来てまして確かに高知道(無料区間だし)を使えば早いです。それでも察しの通りですが、
国道56号の方が楽しいし、みんな高速道路走ってくれますから実に快適な国道ドライブなわけですよ。中村まで行っちゃうと道の駅もないし
今夜はここで過ごさせてもらいます。この連休は人出が凄かったようだけどこの道の駅はこんな感じ、居心地良し。
おはようございます。道の駅あぐり窪川は朝方14℃くらい、霧も出てました。国道の気温表示は12℃まで下がり秋晴れになるこの時期は朝と昼の
寒暖差が大きくなるんですけどほぼ夏の格好ですよ。この写真は中村に向けて走行中、ローソンで朝ごはんと昼の分の買い出し。
別に食べすぎたわけでもないけど胃の不快感やらでパンシロンも購入。成分だから仕方ないんだけど、胃の粉末タイプの薬は苦手だな。
お腹の方は少し心配だけど天気の方は大丈夫ですね、素晴らしく晴れてます。お目当ての国道439号は国道56号で中村市街に入り
右折するところからスタート。当日どこまで行けるかもわかんないです。17時まで頑張りましょう。早明浦ダムくらいまでは行けるかな?プロローグ編おしまい。
総集編 目次に戻る
TOPに戻る
次の記事へ(国道439号ドライブ前編)