2025年 11月23日 紀伊半島海沿いドライブ後編
前日はもっともっと走って先に進むだろうな...という当初の気持ちはどこへやら、やはり?寄り道だらけで
太地町でおしまいとなり今回はその2日目です。

この2枚は熊野市の海沿い国道比べ。国道42号と国道311号。

おはようございます。「道の駅たいじ」から近くの夏山園地に来ております。日の出の位置を確認したらここからバッチリだったのでなんとなく東の空が明るい?って時間から
来ております。クルマの中でこの空を確認出来るいい場所なんですよ。この写真は6時5分の撮影、この時期の日の出見物は楽でいいですよね、4時台から活動するのは
しんどいので日の出秋から冬に限る、寒いけどね。防寒対策の甘い阪神地域の人なんですわ。写真のことになるとこのタイミングが一番好き、日の出の30分前ですね。
このタイミングの次にカメラの出番は?と言えばもう太陽が見えた瞬間、その後はみるみる太陽が昇り一気に明るくなるのでここはもう撤収ということになります。
夕日と朝日、どっちが好きかと言うのは聞かないで欲しいなあ。いい夕日はいい一日の終わりになるしいい朝日はワクワクする日の始まりだし。

6時36分この日の太地町の日の出、カメラの日時設定が14分も遅れてた。もう一つのカメラ(メインの方)が5年で7分遅れていたが、サブのこれは4年で14分ですか、
そう言えば子供の頃とか頻繁に時計の「時間合わせ」してたよな。すっかりやらなくなってたがカメラの日時設定はちゃんとやるべきだわ。このWEBでも記事に
撮影時刻を書いてたりすることあるけどあれ数分違ってたりしてたわけよね。もう訂正のしようもないけど。日時設定に狂いが出たことに気付きやすいのは
日の出の撮影ですかね。今回そうだったけどもう1台のカメラの日時設定に狂いが出て来てたらサブのカメラもチェックすればいいのにボクも気付かん人だな...
はい、この写真日の出のタイミング、実際の日の出時刻はここまで太陽が見えてくる前ね、チラッと見えたタイミング。これを見届けて移動しましょう。

夏川園地を出てコンビニに寄って朝ごはんタイム。日の出鑑賞はいいけどこの後、ある程度日が昇らないとまだ影ばかりだしカメラの出番もないのよね。
だいたい移動モードに入ることが多い時間帯ですがこの日は近くに小ネタがあります。近くまで行けば行ってみたいと思ってたのがここ「ぶつぶつ川」。
ここは日陰での撮影でいいでしょう。この川はまさに足元から湧き出ていて13.5m先の粉白川(このしろがわ)に合流する日本一短い川。
この長いとか短いは基準次第だったりするのですが何年か前に見直しがあって「ここが一番短い川」になったとのこと。
小ネタとして優秀なところです。ここ国道42号からすぐなんですよ。ここすぐ前に海水浴場もあるところ、海の近くで湧いてるんです。

新宮までは朝の国道42号ドライブ、太地町から新宮なら紀勢道(那智勝浦新宮道路)がありますが今回のドライブは利用しません、国道42号で行きます。
ここ熊野大橋、左のオレンジの橋が新熊野大橋。南に新宮紀宝道路が出来てまた新しく橋が架かってますが、ボクの観光地はこの熊野大橋ね。
普通の人は熊野速玉大社が近いんでそちらが観光地。この熊野大橋は1935年...昭和10年に出来たものか。補修の繰り返しで目に見える部分なら
どこが一番古い部分かわかんないけど好きな人にはオーラを感じることが出来るもんよ。現在小型車の西向き一方通行と自転車、歩行者が
渡れる橋になってます。この「三重県紀宝町」の看板はクルマに乗ってると普通は見えないことになります。

井田舞子さん、おはようございます。この交差点のすぐ先に「道の駅紀宝町ウミガメ公園」があります。このあたりは海沿いであってもあんまり海が
見えなかったりします。朝ごはんの調達でコンビニ行ってますがジョージアのこのコーヒーはファミマにはないんですよね(特にこのサイズ)。
だいたい160円と高いけど11月下旬でも冷たいのが欲しかったので喜んだが...190円?さらにポイント貯まるアプリも使えず貯まってるチケットも使えない...
さすがに山上価格やんけとパスする。30円普段より高いだけなのに「気分」ってそんなものなのね。この道の駅にはちょっと行ってみたいものが
ありまして...井田舞子さんの交差点の写真にチラッと見えてるものですけどね。2024年3月に出来たものです、行ってみましょう。

津波避難タワーは道の駅の端っこにありまして独り占め、タワーと言っても非常時のためにいろんなものも置いてあるだろうし、200人の最大収容人数となると
こういう形になります。海沿いには避難用の施設があるのですが「非常時はこの壁を壊して...」と階段にあるので普段は展望台代わりに
上ることも出来ないけどここは上れます。と言ってもこれといって景色もない、避難用タワーですから。実際これが役に立つような事態には
なって欲しくないし、このタワーに上って助かるような津波なら相当怖い思いをするはず。さらに言えばそんな津波が来たらその後すぐに帰れるとも
限らんし...まず避難が大事なんでタワーは必要、でもその後考えたら結構重い話になる施設でした。

いい場所ゲットして撮影、向きが戻る方向になってます、つまり「チャーンス!」と言って戻ってきたわけ、競争率高い場所でもあるのでここに来る前に誰かが駐車するかも
しれないわけでね、前を走ってるクルマに「まさか止まるんじゃねーよな?」と睨みを利かせてみたり...と、まあここで写真撮ったこと過去に多分ないわけで
ちょっと嬉しかった場所ですね。ただその割には過去にさかのぼってストリートビュー見てもクルマなんて止まってません...タイミング悪かったのね。
この御浜町あたりは国道42号も直線的だし割と真っ直ぐな海岸線だけど紀伊半島じゃあ珍しい部分です。この写真なら海岸線沿いに見える山々、
熊野の市街地を越えると険しくなります。ええ、そっちが楽しみなんですよね、紀宝町〜熊野市のここらは何かもっと盛り上がるものが欲しいところ。

獅子岩です、国道沿いの喫茶店の前からこの眺めなんですがこれどうなんかな...これが獅子なら見えてる陸地も何かに見えそうですけどね。世界遺産らしいです。
この熊野、いや紀伊半島って世界遺産の大安売り状態になっててもう反応すらしないので何でも権威に乗っかるのもどうかと思ったり...いや、
そう思っちゃってるのは損なんだよね、いちいち全部盛り上がれる方がいいし、ボクは割とそういう風に言ってきたつもりだけど
紀伊半島の世界遺産、ちょい多過ぎね(言葉が重すぎる、世界って...)。さてボクは熊野市街の先は国道311号に進みます、これ分岐まで行って
決めるとちょい後悔します。たいしたことないかも知れないけどコンビニも何もない国道311号になりますからね、どこかに出来てるものかな?

国道42号と311号の分岐直前です。紀伊半島周回ドライブと銘打ったところで国道42号をそのまま進んでもいいと思いますよ。でもボクはここで国道311号を
選ばないといかんような気がしましてね。いえ、出発した時から国道311号のつもり。何度も熊野と尾鷲の間の国道42号もドライブしてるけど、
国道311号のドライブも何度もやってる(こっちの方がやはり多い)、その上でやっぱり国道311号だよなと。この標識に登場する地名、
二木島、新鹿...やはりこっちだな、この地名の文字見てさらにそう思っちゃう。何があるというほどでもなく、海沿いのちょっとしたところでしか
ないのですけど地名が持つ何かがドライブ好きにはあるんですな。しっかし、いい天気だなー、雲がない、もう少しで湧いてくる時間かな。

熊野の大泊(おおどまり)町の砂浜が見えるところ、対岸の左端に見えるテル部分が鬼ヶ城、この写真だと白く見えないかもだけど小さく、新宮から太地町の陸地が
見えてます。これからの国道311号ドライブ、いきなりのこの景色が「基本」みたいなものでこの景色が好きだと思えたらずっと楽しいです。
そう思わないなら国道42号で尾鷲目指しましょう。こっちのルート時間かかりますからね。このあたり、熊野から尾鷲は紀勢本線にしろ、
国道42号にしろ、国道311号にしろ地図を見て思うに大変な場所だったんだなと思うよ。鉄道トンネルとかの工法に詳しいことないけどさ。
おぉ、そう言えば鬼ヶ城ってどうなってる?崩落があったのか途中までしか進めなかったんだよな。ここはお勧めのアトラクションです。

ね、同じような景色になるでしょう。もう別の場所ですよ、ここは新鹿の砂浜を見るところ。海岸を回り込んでここまで来る前に砂浜に行ける場所、駐車場は
ありますけどそこは今回スルー。いや景色はいいけど煙よ、煙...あれダメだわ、残念。この海と煙の組み合わせが辛いわ...
紀勢道にはここ新鹿にインターがあって国道42号に出るまでもなく無料高速が来てくれたのでものすごーく恩恵を受けてる地域になってます。
国道まで遠かったけど高速道路が近くに出来て一気に便利になった地域ってのは高速道路が通ればどこにでもある話だけど
これは東九州道の蒲江、北浦あたりと同じくボクがドライブしてて好きなところだったりすると「ここに高速かあ、そうかあ...」と嬉しさに不思議な気持ちが上乗せされるわけ。

国道311号から二木島(にぎしま)の漁港、駅を見ていると...お、特急「南紀」ですやん。ボクは駅が観光地でもあるのでよく行きます。
列車来るかな?と駅の時刻表を見たり、スマホで時刻表をチェック。すぐ来そうなら見届けてやろうかとなるんです。ただ、スマホの時刻表も駅の時刻表なんですね。
例えばここ二木島の駅で時刻表を見ても停車する列車しか記載されてない。紀勢本線の時刻表になるとこの特急「南紀」も熊野市駅を何時に出るから
ここらならいつ頃通過して...と分かるもんですけどね、この南紀は偶然ですね。ついでに特急南紀って20年も前から三瀬谷に停車してたのね。
古い鉄道ファンなんで逆に知らんかった。無人駅なのに特急停車するとか不思議な感じ、今はそんなもんなのか。

国道311号は田辺から快走路なんですが熊野の甫母(ほぼ)あたりのイメージが強くボクの「国道311号」はこの日のドライブで走った部分が本編?ですね。
国道42号のショートカット国道なんだけどドライブ的には紀伊半島でそんなに直線的に走ったらつまんないもん。右の写真は甫母の集落を抜けて
「楯ヶ崎」に向かう場面、ここはいつまでも道が狭いままだろうな(でも雰囲気最高)。この先の景勝地である楯ヶ崎は2023年の秋に訪れてるのでパス。
ここはボクがGoogle Mapにクチコミ投稿してて「片道35分の歩きは階段も多くて大変ですけどそれだけの価値がある」と書いたんだけど、人それぞれで、
「この地域には絶景ポイントがたくさんあるのでわざわざ行く必要もあまりない」...なんてクチコミもね。ボクなんか3回?4回?行ったと思うけど。ま、それぞれです。

甫母の集落を見るところ、ここは国道311号から分岐する道路があるところですがそこそこスペースがあるのでホッと出来てこんな写真まで撮ったりしちゃう。
楯ヶ崎は今回行ってないのですがこの先の駐車場、さらに路上に今まで見てきた中では一番の駐車車両、往復1時間以上歩くところであれだけの
クルマいるのね、10数台止まってた。まさかこんなに歩くことになるとは...と思った人がどれくらいいたのかな?楯ヶ崎は観光遊覧船という方法があって
鬼ヶ城近くから約1時間10分、どんな船かな?と思ったけどこのサイトには登場しなかったな。料金的には高いとも思わないし興味はあるけど
まあ小さい船は苦手なんで...近くの「むつみや南壁」ってのもスゴイ?これは遊覧船乗らないと見えない。

楯ヶ崎ってのは熊野市の東の方、もう少し進むと尾鷲市に入る。国道311号ってボクがドライブに目覚めた頃って実はこの熊野と尾鷲の境の部分、この辺りは
未通区間だった。当時の道路地図は点線だった。でも2000年に開通、その未通区間は梶賀トンネル、曽根トンネルのところ(海沿いで梶賀集落まで当時国道だった)。
よくこんなところ通してくれたよなと今でも思ったりするする部分。この写真ははいろいろ「情報」が詰まった?場面、この2つのトンネルの間にある分岐から梶賀の集落に抜けていく。
この日はそっちに抜けて漁港にも少しお邪魔。この写真の中に国道の番号やら、トンネルの名称、道路標識もいくつも登場しますが
よくわからないのは「試験中」でしょう。この看板を設置したまんまで表示されるものにどう反応すればいいやら。設置しっぱなし...見かけるよね。

賀田(かた)駅に寄って行こう、国道311号沿いにあります。国道より高い位置にあってWikipediaで津波対策だったようなことが書いてあるが紀勢本線のルート、
トンネルとトンネルの間に作るとしたらここしかないよという場所に駅があるのでどうなんだろう。鉄道にしても道路にしてもいろいろルートについて
考えてしまうこの地方、そう思うと紀勢道の「今の道路作りはこうなのよ」という豪快と言うか清々しいというか「道路様が通るぜ」的なルート、
昔の人に見せてやりたいもんです。写真はリーニュクレールで絵画風に。無人駅化して塞がれた窓口はさみしいと思いつつ、有人駅であったら
気楽に観光地にして立ち入る趣味にもなってなかったろう。駅前で外観撮る楽しみにはなってたと思うけど。

賀田駅に寄ったので次の三木里駅はスルーしたけど行ってもよかったな...こちらは三木里の集落を抜けて三木浦に向かうところ、釣り人がいっぱいいるここは
何かの跡地だったみたいだな。近くに山を削った後があるけど少し離れてるし、漁港がある集落でもないので何か加工してた工場でもあった?
海水浴場を前にしてここに何があったんだろうな。道路に駐車してるのでクルマは入って行けないのね。「何かの跡地?」ってことで検索すると尾鷲の火力発電所が
廃止された記事が並び「そうだったなあ...」と。Google Mapで発電所跡地を見てみると「デコトラ」大会の写真がいくつもアップされてた。
都会ではもうなかなか見ないからねデコトラ。この跡地のすぐ近くにライフドリンクカンパニーの尾鷲工場。先日の奥大山に続きミネラルウォーター工場に反応してる。

ポコッとした山、尾鷲の便子山(びんしやま」です。この写真は国道311号の八鬼山トンネルから出て尾鷲市街方面に下る場面で見える場所から。
その便子山よりもボクが反応してるのはこの山の向こうに大台ヶ原が見えてるところ。実際のところ大台ケ原って海に近いところと言えるんだけど今でもボクなんか
紀伊半島の奥にあるイメージ先行で海に近いイメージが植わってくれない。もう少しドーンと見えてくれるといいけど国道からだと
こんなものかな。実は八鬼山トンネルを出た直後はもう少し標高あるんだけど停車することもなく少し下り、次に見えたここでサッと撮ったもの。
大台ケ原を南や東から眺めるところって近くとも尾鷲あたりの道路からは見えないよね。登山はしなくともドライブで山を見るのは本当に好きなんですよ。

さてと国道42号は2時間ぶりに復帰です、もっと長いこと離れてたようで結構すぐ復帰してます。コンビニもないからねと書いておきながら走り抜けるだけならすぐ。
いや、でもコンビニがないってだけで依存してるボクには緊張と一緒に走ることになりますから。距離標識は数字に訂正がないきれいなもの。
前日朝の案では志摩半島に進みパールロードあたりまで含めての周回を考えてたがここらでそれは諦めます。ここはもう紀北町に入ってますね。
紀北町って古いボクだと海山(みやま)町と紀伊長島町にいつまでも頭の中で分けてますのでここは海山町。どちらにも道の駅の名前で残ってるのがいいです。
この写真、紀勢道のおかげでやはりクルマは少なく実に快適。特に盛り上がる国道42号のここらも交通量減という展開で魅力が増してるのホント趣味に合致した喜び。

紀北町となると...高塚山展望台です、山と言いますが海に近い公園ですね。駐車場から結構歩かされます、クルマでも行ける広さの道ですが整備の人の
軽トラとかしか走らせないようです。その分きれいなんだけどまあまあ辛い。展望台も立派なんだけど惜しいのはこの写真のこの向きは海と島の眺め、
360度の展望も...なんよね。ここまで歩かせたなら感動したいのだが叶いません。星の撮影に挑んでみたり、日の出もここで見たりと
なんだかんだで何度か訪れてますがさすがに今回で最後ですね。次があるとすればクルマで展望台直下まで行けるようになれば...です。
も逆に行けなくなるパターンはありますがこのパターンは少ないと思う。とりあえず思い浮かばないもん。

何とも地味で鮮やかさがない海岸の景色です。道路沿いにあるここは高塚山展望台の近く、国道に来た道で戻らず先に進むとあります。遊泳禁止の海岸で時期を
変えればもっと美しく見える海岸だろうな。見えているのは鈴島という無人島。Google
Mapには鈴島暖地性植物群落という行けなくとも景勝地で登録されてて
普段ボクはドローン撮影の写真には反応しないのですがこれは素晴らしかったです。この日はいい天気で今回のドライブに出ようというタイミングでは3連休の3日目は曇って来る
予想だったんすよ。で、土日で走り回って帰るとしたわけ。ところがこの日の朝には3日目もバッチリ晴れる予報に変わった。最初からそうだったら
違ってたと思うけどこのタイミングでは別にやりたいこと決めてしまったので予定通りこの日に帰る。(ちょっと迷ったりしたけど)

左右で明るさが大きく違うのでどうしようと思ったけど自分なりに特に違和感ない程度にシャドゥ部を明るめにして補正。こういうトンネルってなんなら雨の日の方が
雰囲気出るからなあ、日差しが届くと本来嬉しいもんだが。ここは長島隧道という登録有形文化財。国道が通る以前のルートだったもので大正6年に開通とか。
当時6つの隧道が開削され使われてきて今の歩道トンネルとして残ってるところもあるがここは車道として残ってる。この車道ってのがボクとしては重要。
25年以上前にこのトンネルの近くの民宿に来たことがあってこのトンネルのことを聞いたがそんなに反応してなかった。それよりも紀勢本線や料理の方に
興味あったんよね。ちなみにこの民宿は当時スカイラインで来たんですが当サイトが始まる以前、2ドアクーペに4人乗車...ドライブとしてこのサイトではノータッチ。

反対側に来ました、日陰だとトンネル撮影は楽です。トンネルの写真は道路好き、ドライブ好きの古くからのWEBサイトでもおなじみで、当時のファイルサイズの
制約やらなにやらあった頃でも運転席からの道路の写真をどんどん並べるWEBサイトもあったし、峠道にもトンネルは登場、旧トンネルもいいネタになってた。
ただ写真については説明用の写真であり、高画質をトンネルに求めてなかったし、そんなものだったわけですよ。でもボクのレベルでと前置きはするけど
トンネルはこの写真の普通の撮り方だけど画質が上がれば質感と雰囲気が伝わる。実は古いトンネルこそ高画質が必要なんじゃないか?と思えるほど。
歴史や空気を少しでも伝えたいと思えばアイデアとしての撮り方いろいろあるけどある程度の高画質。今行けなくなったトンネル撮り直したいよな...

前日、串本のドライブイン跡地で写真撮った。で、この日は「ドライブインあら竹」の跡地で写真撮ろうと思ったが塞がれてた。普通はそうなるよね、ここも思い出のある
ドライブインでしたね。食事はこのあたりの国道沿いで洋食とか食べてました。そっちの店はまだあります。この「あら竹」も2021年のストリートビューでは
営業してたしその頃寄った覚えあります。この山道の写真は?時間も押し気味、最後に峠道抜けてもし色付いたモミジでもあったら最後の最後に
「紅葉みっけた」と盛り上げて帰ろうと大台町で国道42号、県道429号、県道710号で相津(あいづ)峠に向かう。この道はヤマザクラの景色がある道で
地図では険しそうでもそんなにしんどくないし、峠道としてよく出来てるのよ。もう日が傾き景色も日陰ばかり...さすがに遅いか...

相津峠からちょいと登って「感謝の丘」からの眺め、遅かった?と言うより本当にこの時期にもなると日が短く活動時間が削られてるよね。ここはヤマザクラもそうだけど
雲海やら日の出やら見るものがあるところ。伊勢方面から国道166号で帰る時も国道422号ではなくこちらを選ぶこともある結構おなじみの道。
思いっきり日陰で黒くなってるところは県道も見えてて最近?5年前か...秋にここ訪れてますね。ここからはもう帰ることなんですけど。
今回は国道166号ではなく伊勢道から名阪国道ルート。渋滞してても自動車専用道ならアイサイトXがあるということです。渋滞は時間的に
引っ掛かるだろうけど事故が絡まなければ丁度いいノロノロでしょう。(アイサイトハンズフリーが使える50km/h以下で流れてくれるといいな)

相津峠から最寄りのインターは?大宮大台インターなんだけど来た道戻るのもつまんないので国道368号に出て勢和多気インターへ。
県道710号で下ってる途中でも写真撮ってるのね。左は汚れた標識、いや何この飯南三瀬谷(T)線。反応しちゃうよね「カッコT」ってのはどうなん?
で、何の略かと言えばよく停車場線ですから「停車場」を「T」にしてしまったと。そもそも字がデカいってば。右はちゃんと略さずに...?
飯南三瀬谷停車線?「場」が抜けてます。これも略し方?いやこういうのは役所の仕事としてキッチリするものだと思ってたが、
それはマニア的で「そんなもんでいいんすよ」ってことなのかな?ちなみに飯南三瀬谷(停)バージョンも現地にはあります(これはたまにあるパターン)。

断続渋滞で30km以上って伊勢道の電光掲示板あったな、四日市でも渋滞してたし。それでも伊勢道の渋滞はアイサイトXの恩恵を最大にして受けられる
時速50kmくらいでずーっと流れてくれたので楽だった。楽と言っても前を見ていないとドライバーのモニタリングシステムでハンズフリーはカットされるので
シートを少しだけ倒して前を向いてるのね。名阪国道は渋滞も無さそう。ただ19時40分(ボクの実感、経験則による)までは西名阪で渋滞が
発生するので先に休憩、西名阪の渋滞解消のタイミングに合わせるとする。ここは下り上野PA。針TRS.はインターから離れてるし、ここがいいです。
名物どて焼の看板、大丈夫か?ってくらいの年季がが入ってるここ、この店は並ぶほどの人気、行ったことないです。

自販機でコーヒー買いに行こう...なかなかの雰囲気ですな。ゲームなら間違いなく敵が出てくる感じ。もう絶対このまま、どんなに朽ちようとも
このまま頑張って欲しい上野PAです。高速道路のSAやPAはどこもオープンして何十年経ち多くの場所がリニューアルしてきた。
しかし道路としては大先輩の名阪国道、残念ながらパーキングの施設はリニューアルする力もなく消えるだけなのが現状。五月橋SAは店が閉まるだけでなく
SAそのものが無くなった大内インター前の「名阪上野ドライブイン」も無くなった。こうなるとリニューアルは無理と言う流れはわかる、とにかく
駐車場と自販機だけでも...なんですよ。とりあえず敵にも会わず生きてコーヒーはゲット。目論み通り西名阪は渋滞解消直後に抜けて帰宅しました。
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