2021年5月1日 GWの九州ドライブその2(松浦市〜平戸市〜佐世保市)

この日も午前中は曇り予報、朝はゆっくり...の、つもりが寒くて目が覚める。5℃でした。
伊万里って寒いイメージ、以前の正月ドライブではここで氷点下4℃いただきました。




九州ドライブ3日目はまず国道204号で松浦方面へ。ファマミでやはりお気に入りのパンを買います。(アップルクリームデニッシュ)
松浦方面なら西九州道(伊万里松浦道路)がありますが、これのおかげで国道の交通量が少ないので国道を行きます。




松浦市の今福を過ぎて走ってると「道路公園」というものが...ロードパークというのは見たことあるけどこれを直訳しちゃった?青空もたまたま見えてるけど
午前は天気回復待ちだし寄ってみる?多分何もない駐車場でしょ。ところで、
天気は基本的にスマホで調べます。でもまあ時間的に天気予報やってそうだと
ラジオでNHK聴いたんですよ。すると丁度天気予報が始まるところ、「タイミングいいな」と聴きだしてびっくり、衝撃的な内容でございました。九州は
普通なのかな?今日の予報をやってくれると思ったら、昨日の天気はどうだったかと前日のおさらいをやるんですわ、日本中あちこちのラジオで天気予報は
聴いてきたけど前日の天気をここまでしっかりやるとは..(最高気温はどうだったか、とか) 
驚いて肝心の予報が頭に入らんかった。





道路公園は松浦水軍の兜が目印の駐車場、ボクは「道路公園」の看板の写真だけ撮ってすぐ出発しょうとしたんだけど、ボクのレヴォーグに反応してくれた方がいて
ここでクルマの話になってしまう。結局は1時間近くここにいたのかな?話しかけて引き止めてしまいました?と遠慮がちに言ってましたが、この日の午前中は
正直どないしよう?のボクですから話かけてもらってありがたかった、楽しかったです。その7代目アコードはいいクルマですよ、4気筒エンジン作らせたら本田は
やはり世界一やろ?って思ったクルマ。そんなクルマの話をしてると松浦市の何かの担当者?こんな冊子をくれていろいろ説明してくれた。
レヴォーグの1.6GT-Sはいいですよ、中古でも気になってたら言って下さい、正直に何でも教えて差し上げますから。





松浦市の星鹿町へ、ここは半島なんだけどそこにポコっと山がありましてそこにあるのが星鹿(ほしか)城山展望台。案内もあるのでナビ無しでも行けるくらい。
ここを楽しみにして晴れて欲しいと願ってたんですが予報でも昼からの回復、まだ10時半くらいだったんですよ。もうここで昼過ぎてお腹すくまで過ごそうと決めて
とりあえず曇ってるならそれっぽい雰囲気の写真でも...と、こんな感じ。展望台の姿も相成ってなかなか不気味かも。クルマはこの展望台の下まで行けますが
広さからして駐車場ではないよう気もする。簡単にUターンも出来ないくらいのスペースなんで。
見渡すといくつもの島に囲まれてるロケーション、
わざわざこんな展望台を作ってくれたわけだし、でもほとんど人も来ないし...好きになる条件揃ってます。
もう少し粘りましょう。





とりあえず正午過ぎまで待つと決めましたが展望台の下は他のクルマが来たらと思い場所を変えます。ここ星鹿城山は城跡でもあるようだし
今はテレビ局のアンテナも並ぶところ、終点まで行くとちょっとしたスペースがあるのでここで時間を潰します。いろいろ動画見て過ごしていたら小パンダ登場。
これは話しかけられるパターンかな?とチラ見してると「すみません、休憩ですか?」みたいな感じでやわらかい物腰で尋ねられる。こんなドライブ
してるので何度かは警官に声かけられますからね、慣れっこ。「展望台目当てで来て晴れるの待ってるんですよ」と答え警官と一緒に空を見上げる。
ボクは今まで愛想の悪い警官に職質されたことないし、ここでも世間話して感じよく接してもらう。警官もプロだからボクを見て怪しいとは思わんかった...よね?






結局、星鹿城山では晴れなくて移動することにしました。かと言って特にアイデアもあるわけでなくどうしようっかな?とジワジワ平戸島に向けて移動。
国道204号の交差点「平戸大橋入口」の手前にある駐車場へ、「日蘭胎動の地」の碑があるところね。先に言いますとここから平戸大橋を見るのは
橋を見るという点でペケなんですよ。
この橋なら近くの田平公園から見るべきなんです。橋というの完成したらもうそのまま、大きな橋は
デザインもいいし、眺めるに値する建造物なんですよ。その橋を見るとして一番ダメなのがこの写真です、わかります?橋は渡る時と同じ目線の高さで
見るとカッコよくありません、少なくとも道路面が見える高さ、あるいは下から見上げる方がいいのです。






平戸島に渡り川内峠にとりあえず行ってみる。すると生月島の方は晴れてる?そうなるとそっちに行きますよね。見通しのいいところに行ってみて
雲の様子でも見れたら?というのは正解だったね、
晴れ間を目指して移動します。これは生月島に渡る生月大橋、ここは以前片道600円だったので
無料化になっても渡るたびにこの橋なら一食分キャッシュバックされるような気分になるのでお得なんすよ。この考え方はボクにしっかり根付いてまして
元有料道路を走るたびに得した気分になるんだからいい性格と思うか、単純でチョロい性格なのか。高野龍神スカイラインとか片道2000円くらいしたから
楽しく走った上にお小遣いもらった気分です。90年代くらいまではホント全国有料道路だらけだったんですよ。以上元有料道路マニアのお話でした。





平戸島から生月島へ、ホントこの橋は美しいなと...一部黒いけど。あらら、工事中でした。これは仕方ないけどちょっと残念と言えば残念。わざわざ青森県の尻屋崎灯台まで
行ったら灯台が工事だったり今までにもそういうのはありました。生月島に渡るとすぐに道の駅があるので立ち寄りますが、お目当てはこの眺め。平戸島が曇っていて
こっちに来たら晴れてるというのはバッチリこの写真で分かります。おぉ、そういえばここはクルマ入りで撮れるんだったとクルマをこの場所に持ってきたら
わずかな時間ですっかりこの青空部分は無くなってました。のんびりしてると生月島も曇ってしまうか?それとも晴れ間が盛り返すのか?
そう言えば10年くらい前ここらに来た時も平戸島と生月島の境にはっきり晴れと曇りの境があった。こうなりやすい何かがあるのかと。





生月島と言えば生月農免農道、と言ってた頃もありましたが、サンセットウェイですね。距離は短くともクルマのテレビCMでも何度も登場してる道。
記念撮影やってる人も多いので飛ばせる道じゃございません、ボクはもうそのへん納得してるので路上駐車してても「ここに来たらそうなるよね」と理解してる。
この写真は石原橋展望所、と言うらしい、Google Mapで知った。現地にそんな名前のものあったっけ?サンセットウェイの展望休憩所、本線にも特に
看板とかも無かったと思うけどまあわかります。この写真は駐車場の垣根の外にある岩の上から。道路にクルマを置いてると落ち着かないので
駐車場があるここに寄り、海と道路、見上げれば迫力ある断崖の眺め。
この岩の上に立つと全部同時に楽しめる。





サンセットウェイの本線上の路上駐車、ボクは上のくだりでは理解してると書いた通りなんだけど、自分はやりたくないので畑の方へに道に入ってみる。
ただこういう畑の道は作業の邪魔になったり、そもそも期待するほどの景色とか無かったりでボクは「探索面白いよ」とは言いません。走って楽しい道と
いうのは脇道探索しなくてもいい道です。
と言うボクがサンセットウェイでこの日唯一ちょっとだけお邪魔した畑への道、道路と田んぼを見下ろして
その向こうに東シナ海というところでさらにもし作業用の軽トラとかが来てもここだと多分邪魔にもならないという絶妙なところ。
ただこのポイントから
すぐサンセットウェイに戻るのはUターンがここではしんどいこと、サンセットウェイへは左折で出ないと危険だと言うことと付け加えておきます。






サンセットウェイを南から走ると終点間際で振り返る場面、北からならまずこの景色というところ。なんとか晴れてくれた感じ。来てよかったな。
距離が短め故に何往復もしたこともあるけど今回は南からの片道のみ、それでもしっかり噛み締めて嗜んだので大満足です。
生月島には山頭草原、風の辻ぐるぐる公園、大バエ灯台とあと3つ寄りたいところがあるのですがこの日は大バエ灯台にします。
やはりこの小さな生月島でもなんとなく雲が南から増えてきてるような気がしてそうなると大バエ灯台なのです。
塩俵の断崖や牧場の公園はもうパスですね、
この島も5回?もうちょいか?それくらい来てるとサンセットウェイ〜大バエ灯台だけになります。





大バエ灯台の駐車場、最初に「ここが駐車場?」って場所がありますが、まだ登れます。ここが満車なら下へ、そんなに広くはないです。なんとかボクは駐車出来ました。
駐車場では運が良ければのことだけど、例えばこの写真で言うと一番手前の場所に駐車出来たら自分のクルマも撮れると考えたりするんですよ。
灯台に向けて歩き出し、振り返っての撮影だけどこの時点で景色がいいんだよね。そしてそんなに歩かなくてもいいのが高ポイントなんすよ。やはり近い方がいいよね。
駐車場からは何も景色もなくて最後でドーンと素晴らしい景色が広がるのもヨシ、ここみたいにもう駐車場に着いた時点で「この時点でもうこんな...」と
盛り上がるもヨシ。
それでも中には実は駐車場が一番景色いいじゃん...そんなところもあったりする。





いやあ生月島に来て正解。ホントに平戸島に渡った直後とか今日はどうしよう?天気予報の晴れマークはサービス(何の?)だったか、とか思ったもん。
これは灯台に登っての撮影で灯台がそのまんま展望台になってるんですよ。これが素晴らしいところ。360°ぐるっと見渡せるけどこっち向きが
この時間帯ってこともあるけど一番良かった。
東日本の海景色と違い(かなり限られる)いくつも島が見えてくる西日本らしい眺め。
左に見える的山大島までは10キロほどの距離、特別見通しのいい日ではこれでもないけど風力発電のプロペラも見えます。
小さくどこぞのアニキが写ってますがこれでも人のいないタイミングで撮ったもの、何十人もいてこのタイミングはすごい。(自画自賛)






思いっきり逆光なんだけど、雲に太陽が隠れたタイミングで撮ってみると、思ったほど面白くないか。まあいいや。この大バエ灯台は登れば景色最高なんだけど
灯台そのものの形は...カッコいいとは言えないかな。
有名どころの灯台はその優雅な姿があるからであって、全国に灯台を相当見てきたけど
そりゃ中にはブ○イクなものもあるわけです。
この大バエ灯台はなんとなくロボット三等兵みたいで(実は全然違うけど)なんともコミカル、
なんか歩き出しそうです。ここは「大バエ園地」となってますので少し歩き回ってみましょう、と言うかちょい遠回りで駐車場に戻ります。





2つの上の写真で見れば道路を歩いて戻らずに左の方に入って行けるところがありますよね?ってところに行ってみましょう。するとこんな感じです。
このまま下って岩場の方までは行けないと思ったけど釣りの人とかすごいところ下りて行ったりするしからな。
この海辺の方へは大バエ園地からではなく
航空画像を見ると棚田があるのでそのあたりから下りていってる車両が確認出来る。そこから歩いて行けるんやろか?行けそうです。
ただもう実際に歩いて岩場まで行ってみようとかないですね。今回は「気になったところ行ってみるドライブ」ではなく、
展望台めぐりと銘打ってますから。これちょったした言い訳だな、15歳若ければ行って調べずにはいられなかったと思う。






大バエ灯台で作戦を練る。大バエ灯台で夕日鑑賞してもいい、サンセットウェイもあるしその名の通りのドライブでもいい。しかし3時間は待つには長いかな。
午前中もお巡りさんに声掛けられるくらい時間潰したじゃないかと。それじゃあどうしよう?
このあたりは夕日鑑賞なら候補地などいくらでもある。
とは言っても...晴れ間を求めて生月島に来たんだし戻ったらまた曇ってるんじゃ?いや天気予報の通りなら午後は回復だし..と、
ボチボチ移動しながら考え自販機でコーヒー買って決めました。よし冷水岳だ(ちょっとまとめて走りたかった)、60キロくらいの距離があったかな?途中で曇ってしまったら
引き返すこともありうると覚悟をしてたけど一気に走って到着(途中の写真ない)。展望台からの写真、鳥の絵は2羽あるけど景色優先、1羽はレンズから外れる...





冷水岳となるともう佐世保市になります。そうか、小佐々町も佐世保市なのね。この写真はひとつ上と同じく展望台に登っての撮ったもの、まだ陽が高くて夕日という
ものでもありません。この冷水岳(ひやみずだけ)の展望台はなかなか立派なものなので、ここからの景色もいいのです。
しかしこの展望台の先にある草地、この写真で写ってる部分です。ここを歩いて行くと海に向いた方向に突き出た展望所があります。
そこに行かずにこの展望台に登るだけではもったいないのです。平戸島方面の眺めは草地を歩いて来る展望所からは冷水岳からの高所感と180°の視界が
広がり素晴らしい。Google Mapを見ても冷水岳案内のサイトを見てもこっちの展望台に触れてないのがあるので言っておかねば。






いい感じになって来ました。この後で平戸島の向こうに沈むところでどこまで焼けてくれるかな?というところ、実はその部分はちょっと期待に添えなくて
この写真がそういう部分では頑張った方なのでした。これは少しだけズームしてますけど一つ上の写真とはまるで違う景色でしょう。
この後、翌日にかけて佐世保の「道の駅させぼっくす99」に潜伏。相浦中里インターチェンジに併設されてるようなところで便利ではあるけど
何やら今どきエンジン空ぶかし大会?まあちょっとじゃかましい連中など、そういうクルマが集まる道の駅でした。それでもそんなのも慣れっこのボク、
そう言えば長崎県は明るいうちから暴走族多い感じ、実感として地元兵庫でも相当減ってるのにね、週末も静かになった。まあまあうるさいけど寝られるもんよ。




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