2021年8月12日 北海道ドライブその3
前日の午後はまあまあ晴れてくれていい北海道ドライブになりました。
この日は稚内からスタート。道北は晴れ予報なんで道北ドライブとしましょう。
稚内って知ってるから普通に読んでるけどこれも普通には読めないなあ。
稚内の無料駐車場から6時に出発。涼しいですねー、13℃くらいかな?もちろん上着は持ってきてる。
稚内市内はセイコーマート天国、何せセブンイレブンやら他社がまだ到達してません。16軒ヒットしました、頼もしいわ。早朝なんで店内調理ではなく
菓子パンですけどセイコーマートのやつ選ぶのが楽しい。順光で光が当たる標識を探して撮影、ロシア語の需要がどこまであるのか知らないが
稚内の気分を盛り上げます。ところで...この日、稚内に沼川という15キロほど内陸に入ったところがあるんですが、ここで最低気温2.6℃を記録、
なんと126年ぶりの冷え込みで記録だったらしい。ここ市街地は12℃はあったはず、そこまで冷えたら冬の車中泊もどれだけやったか、
すぐわかるもん。恐るべし沼川、アメダスランキングが好きなんで北海道の最低気温ランクの常連はだいたい覚えた。
夕日ケ丘駐車場からの眺め、道道106号沿いにあってトイレ付き、ここは便利でいいところですよ。前回ここを訪れた時はGWでしたので寒そうな景色。
草も枯れた色でしたからこの緑のフカフカ感がいい。でも利尻富士の雪はさすがに溶けちゃってます。(白っぽいのも見えるけど)
うわー、どっちがいいかな。GWに来た時はどこ走っても寒そうな草の色ではあったけど、高い山には雪が残りこれが語彙力無くて悪いけど
カッコいいんですわ。あの利尻島、ボクやったらクルマ連れてゆきますけど、稚内から往復で4万円以上、天気いいなら全然平気、ここまで来たら
金銭感覚とかないもん。でもまあ普通に道北走り回る方をまだまだ優先だね。走りたいところ多すぎる。(でも礼文島のスコトン岬は生きてるうちに..)
これから道道106号でサロベツ原野を南下しますが、利尻富士がずっと追いかけてきます。レンズの都合で小さく見えますがもう少し
ドーンと来ます。(だから語彙力が...ごめんなさい)ここは抜海港、時間余ってるのでお邪魔中、あ、ここ道道106号線は
左折なんだけどボケーっとしてて直進して道道254号に進み、Uターンするの面倒だからどうせ距離も短いし行けるところまで
行ってしまって撮った写真、ではございません(信じて)。それにしても雲ひとつない青空、なんか青すぎて見えるものみんな
青っぽく見えてきそうです。では道道106号、「宗谷サンセットロード」との言い方もありますが石狩まで日本海側はオロロンラインって呼んでるかな。
抜海の漁港出てすぐこんな感じ、この道路に憧れてる人多いでしょう、ボクもそうだった。ここ数年夏は北海道に来れるようになったけど、
前のアウトバック乗ってた頃、ほんの5年前だと連休が足りないからと北海道は仕事辞めた後、体力があるうちに来てドライブ好きの人生で
後悔無い様にいつか走りまくろうって思ってた。ところが働き方改革でボクの働いてる業界も所得休日、総労働時間などが
他の業種に比べて少ないだの多いだのと問題になり改善されてきた。業界の努力なんて無理、そこは国がはっきり仕向けてくれたら
変わるもので休日の増加と有給休暇の義務化で北海道が一気に近付いてきたのだ。この4年で5回来た、逆に東北行かなくなった...
朝早いのでちょっと影も長めですが、道路沿いにある土手に上って撮影。この道を行くと利尻富士が目に飛び込んでくるのでこの写真ではあえてカット、
その方が伸びて行く道路に目が行く。この道路、走って「こんな道があるんだな」と感動はあるんだけど、案外写真でその感動を伝えるのが
難しい道路だったりする。アップダウンも少なく直線道路は難しいのね。移動しても同じような写真しか撮れないという北海道あるあるになってしまう。
ずっと続くのは北海道ならではの良さでその意味では最高ランクですここ。この同じような写真...と言うのはボクのこの後のドライブでも
ずっと楽しく悩ましい?ところでありまして、結果的に撮る枚数が減っていくというせっかく北海道来てるのに!という事態になるという。
もうこの距離の案内標識最高やね。ひたすら続く道路は最高でも写真撮りたい時に困っちゃうとは上のくだりでも書いたこと、
でもここでこの標識、嬉しいですね。なぜかクルマを降りて助手席側に移動して撮るのは自分なりにいろいろやってみてるだけ。
反対の稚内向きにも距離の標識はあるんですが、この時間だと逆光で標識が黒くなっちゃうから南向きの標識。
ボクはこの道を朝6時〜8時くらいしっかり堪能させてもらったんです。ただ、この日は平日でもありまして8時くらいになると
ダンプカーとか結構走ってます。仕事でこの道走る人ももちろんいます。ちょっと羨ま...冬とか大変ですね、お疲れさまです。
ここもどうやって撮るのがいいんやろ?オトンルイ風力発電所は道道106号(オロロンラインとも言う)走るとセットですからね。
このプロペラ群、迫力を求めて近づくか、少し距離を置いて眺めるか、今回は前者、次回?は後者で行きたいと思います。このオトンルイ風力発電所周辺、
もう天塩川河口付近、このプロペラ群が見えるであろうこのあたり、魅力ありすぎ。浜里パーキングシェルターやら幌延ビジターセンター、
前日の宗谷岬周辺と同じくらい時間を掛けたいところだったけど...ちょっとこの日はオホーツク海側に前日のリベンジに行きたい気持ちが
ありまして逆にこのあたりが心残り残すことに...(遠別の道の駅までハイドラCP取りに南下してすぐまたこの辺りに戻ったりしてた)
新しい天塩大橋が出来てました、国道232号線は国道40号に合流してから天塩川を渡ります...と唐突に書いてみたり、この記事を
書いてる時点ではGoogle Mapでは更新はされてるけど、航空画像が追いついて無くて、でもこのタイムラグが大好きで歴史がわかるようでしょ?
ストリートビューや航空画像も過去のものを見て楽しませてもらってるけど、一番面白いのは新しい道路が出来るところだし。
ここまで画像もなく書いてたけど、この写真は国道237号からの眺め、小さいけどここでオトンルイ風力発電所と利尻富士が重なって見える。
ここでいい望遠レンズ持ってたらウケそうな写真が撮れたんだろうな、ここも超広角レンズで撮ってやったわ。
北緯45度を何度もまたいだドライブしてました、あちこちに北緯45度を示すモニュメントがありましたが、左の写真のこれは一番簡単(?)な看板。
Nの文字を象ったカッコいいタイプもあるけどなぜこの写真?というは北緯45度だけなんでこんなにあちこちに...?と思ったところで気づく、地球を思い起こして
から45度を考えればそうか、北極点やら赤道やらいろいろ思い浮かべると北緯45度ってこれより北は赤道より北極点の方が近い、そりゃまあ
そうなんだが、そのことに気付いたのが(ここまでそこまで考えず)この写真の場所。この看板のキャラは北海道のゆるキャラなのかな?と
画像検索してみたら可愛いとかそんなレベルではない(?)画像が並んだ。右の写真は幌延市街にて、さあ浜頓別行くぞ。
道道121号、84号と繋いで前日に続き再び浜頓別に戻ってきました。道の駅が出来て目の前の交差点も新しくラウンドアバウト。
ラウンドアバウトの走行方法も知ってるつもりです。周回するクルマ優先でラウンドアバウト進入時は一時停止ですから。また進入時はウインカー不要。
ところでこの写真にある黄色い警告標識はこれ「ロータリーあり」です。ロータリーにもいろいろあるのでこの標識の時点ではラウンドアバウトかどうか
わからない、この写真では小さすぎるが交差点直前に「ラウンドアバウト」の青い標識もあります。ところで新しいのにこの写真、交差点の手前の路面、
何か消された跡になってる。これ調べると赤い路面で「ゆずれ」とあったのを消してる。何か不都合に思えたので消したのかな。
国道238号を北に向かうと「エサヌカ線入口」の案内がある。浜頓別まで戻ってきたのはここがお目当てだったんですよね。エサヌカ線は村道で
厳密にどこからなのかはわからないのです、一部は浜頓別町になってると思うけど猿払村の村道です。このダートでの写真はメインになる
直線区間のスタート地点のすぐ先にて撮ったもの、ちょっと分かりにくいけどエサヌカ線は左から右に道路は伸びてるんです。やはり人気でこれはもしかして
自分のクルマだけじゃだけ、あるいは道だけの写真は難しい?それは別に仕方ない、バイクやクルマが写ってもボクは構わない
スタンスでやってるから。でも大きいキャンピングカーの路上駐車はどうも...と思って時間調整してる途中なのねこれ。(ま、追い越せばいいんだけどね)
エサヌカ線はこの道はこんな写真にしかならない?ここで久しぶりにこれでもかと「逃げ水」とか見たな。絵的には邪魔になるけど自分のクルマを
入れてやった。もしこの道路でこだわり抜いて直線道路の写真を撮るなら、こういう交差点部分は避けるべきだし、もうちょっといい雲の日に
撮って下さい。ボクはこれで満足です。この道ね、北海道に来る度に狙ってたんです。「行ったことない楽しみな道路」って残しておくのも
後の楽しみだからと思ってたけど「もう今回で4年連続北海道に来てる、そろそろ行くぞ」モードになってましたから。この日は朝から
直線基調の快走路(道道106号とエサヌカ線)をしっかり堪能したし今度はワインディングロード走りたくなってきましたけど、このへんある?
エサヌカ線から海の方に進めそうなところがあったので行ってみましょう。何度も言いますがオホーツク海です、勝手にこの青の濃さが違うとか
思ってしまいます。エサヌカ線は直線が魅力ですが、北に進んだら少し海に近いところに寄るんです。そこもまたいい。
この先はどうなってるかと言うと海沿いのダートでしばらく進めるんだけど、この写真からいいように想像すると「あれ?」って感じで
イマイチ盛り上がらない、散らかってると言うか整備されてると言うか...まあこれも北海道が魅力的すぎるのでそう思うだけで
例えば関西にこんな場所があれば海とクルマが撮れるからと人気になるかも知れない場所ではあります。
ひとつ上の写真の先を右折してすぐ、上手いことするとこんな写真が撮れる場所、いい場所ではあります。北海道の道路での写真に
ついては走りやすすぎる快走路で道路にクルマを止める場所が案外なかったり(交通量極少ないなら道路に駐車するけどね)、どこも素晴らしく
景色が広がる故にどこも同じようになったり、起伏があまりない地形で見下ろす景色の写真が案外撮りにくかったり、
3日目くらいから「そう言えば同じような写真にしかならんな」と撮影枚数がなんとなく減ってきます。そこで脇道に入ろうとしても
牧草地だったり、畑で入っていくのはダメっぽい..となり「ま、走って満足してるからいいや」になりがち、いっぱい写真持って帰りたいんだけどな。
国道でも道北だと交通量が少なめ、さらに道道になると少なめ。この道は道道710号、クッチャロ湖の西を行く道で猿払から浜頓別市街を
パスして幌延の方にショートカット...いや、こっちまで来ないわ、別のルートが本命。そういうところ地図で確認するとほとんど交通量がないとわかる。
ただこんな道の良さは雪を想定してることと、実際に北海道に行ってわかったことだけど、本州ではお目にかかれないくらいデカイ作業車が
走ってたりするのね。またそれを追い抜く道幅も要るわけ。そんなこと考えればわかりそうなもんだけど、単純に土地があるから
道幅もあるのだね、と考えてたこともあるんですよ。もちろん土地が広いのもその通りでこんな道でピューッと走らないといつまでも着かない。
道道710号なんぞ走っていたのはここ「クローバーの丘」がお目当て。「観光地化されてないと穴場」とツーリングマップルには書いてあった。
で、実際はどうだったかと言えばその通り。贅沢言えばもう少し標高が欲しいなと思うも、いいところだなと来た人は思うんじゃないかな。
この鐘?鳴らしません、幸福の鐘って書いてあるもん、無理?え、幸福になりたい人が鳴らすの?幸福な人しか鳴らしたらアカンの違うの?
ボク何か間違えてました?ところで、クルマをここに置いてますが、ここまでクルマ入ってもいいよね?道路から段差を緩やかにする
処理がしてあったし、ストリートビューではバイクも入ってるし。撮影後、そのままバックで芝生に入らず道路に戻りました。
これはクローバーの丘を出てすぐのなんでもない道路での写真。それでも北海道だとわかっちゃいそうな景色。なんでもないところでは
あるけどセンターラインのないこれくらいの道って逆に新鮮でいつか北海道であえて少し狭い道を探してそんな道ばかり走るのも
絶対にそれ楽しいよなと思う。5回北海道来てるけど「次は○○に行くぞ」とやってるとほぼ快走路だけになる。もちろん結構なんですよ。
で、マックスマップルの北海道を見てみると楽しそうな狭路探し...でもそれってクマ探しドライブにならんか?
ボクは以前、「北海道は探索じゃなく有名なところ抑えて走りまくるのが正解ですよ」と主に自分に言ってたけど、微妙に修正しつつある?
別にクルマが小さいシリーズをやろうとしてるわけではありませんけど...北見神威岬にまた来ました。前日は曇ってましたが
今回は晴れてますから灯台まで歩きましょう、ここくらいならヒグマに絡まれることもないでしょう。基本北海道でクルマから離れて歩くことは
ないドライブしてます。この写真は灯台施設にもたれるようにして撮ったもの。最後は雑草かき分けて登ってくることになります。
この灯台に来るところで以前線路が敷いてあったところを歩くんですよ。ちょっと嬉しい場面ですね。もしかしてその線路があった頃は
当たり前に線路を横切ってたわけかな。踏切とかまさかあるとは思えないし。しかしここを列車が行くのは絵になりすぎるな。
北見神威岬の道、トンネル開通で旧道になってた部分、ツーリングマップル(2018年版)を見ると「通行止」と印刷してある。書き方からして
もうこのまんま復旧しないような感じすらあった。それでもちゃんと復旧、新しい標識も立てて部分的に2車線が1車線になってはいるけどここまで
ちゃんと復旧させてくれるとは感動モノであります。この旧道部分、灯台くらいしか施設はないし、例えばこの車線を減らしたところ、ここを通行止めに
してしまってもトンネルで反対側に行けば済むそれくらいの距離ではあります。それでもきっちりしてくれてる。だいたい旧道になったりこういう特にトンネル
開通でほとんどのクルマが走らなくなった道に冷たいもんでしょ。嬉しかったな。
北見神威岬を南から眺めるところ、いいなあここ。道路も距離は短くともスパッと真っ直ぐ伸びていくのが特徴的。ここにクルマを止めての
作戦タイム中なのでした。ここでこの日の朝、頭にあったルートはきっちり消化したので「さてどうしましょう」となりました。明日が事実上の
北海道最終日です。ハイドラCP集め、北海道道の駅コンプリートという目的が有るので作戦タイムと言っても明日の大まかなルートは
決まってますから、この日は明日を見据えつつ、留萌の方に今日のうちに移動しておきたいともの。浜頓別の方に来なければ朝のうちに
遠別まで行ってたからそのまま南下するだけだったけど晴れてるうちは「景色優先」のドライブですからね。では、枝幸、音威子府、美深と進みます。
さて、一気に移動モード。これはこれで気持ちが切り替わるので楽しいのはわかってもらえるかと。あちこちいろんなものを気にしつつパッとクルマを
止めてはカメラを持ち出すのもいいけど「100キロだから2時間弱だな」と運転に集中するモードのことです。左はちょっと音威子府村で寄り道
しちゃった場面で踏切、12月から4月15日が通行止めの踏切ってなんだろ?この先の道路が冬期通行止めだからここで止めちゃうってこと?
右の写真は国道40号、275号の重用区間、ボクはと言えばここ、国道275号線の方を走ってるつもりですね美深から単独区間になるんだけど
そちらに行くつもりですから。しかしここ国道40号か、41号、42号、43号と随分離れてると言うかよくわからん。(ちなみに44号は釧路〜根室)
美深からは国道275号、こっちは交通量激減です。とりあえず右の案内にある碧水(北竜町)が目的地ってところ。この国道沿いのそば畑とか
楽しみなんだけど時間がもう16時半とかなんでちょいと遅かったかな。この国道は美深から碧水まで幌加内くらいしか街がないので
本当にクルマ少なくて快適、北海道はどこもそんな感じなんだけど、国道となるとやはりクルマ増えます。その上でこの国道はクルマ少ない。
美深から札幌までこれ一本で行けるから便利に思うけどそうでもないのね。便利でないのは美深から深川までセイコーマートも
ないんですよ。あれだけ地域密着を謳ってるのに、そんなところをグイグイ走る国道、この国道はまた走るかも知れない。
沼田町の国道275号から沈みそうな夕陽が見えたのでサッと適当に畑の中の直線路に入り撮ったもの。もうすぐ「碧水」というところに着く。
美深から国道275号を南下してるとこの「碧水」という名前が出てくるが道外の人にはあまり馴染みないんじゃないかな?50年前まで
碧水という国鉄の駅があったようだけど。碧水では国道275号線と並行する道があるけどこれが線路の跡地やね。この跡地の道は「道の駅サンフラワー北竜」
でブチ切られるけど、はいここでこの日の晩は過ごそうと思います。2回目かな?以前もここで一晩潜伏したぞ。
そういやセイコーマートで買ったシナモンアップル?ホイップ入ったやつ、あれ気に入ったなー、尼崎でなんとかならんか...
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