兵庫県北部(但馬)ドライブその1

夏休み北海道ドライブから一ヶ月、そろそろドライブしたくなりまして...夏のドライブのカード支払いが
やって来て「うッ」となりまして思わず、近場で...いえ、以前から考えてたものです。




この写真の場所こそ、この日のドライブのお目当てのひとつ、一応テーマがあるんです。
ちなみに距離はともかく、西に向かうのはGWの九州以来ですね。最近は福井県、岐阜県に偏ってた感じ。





信号に捕まっても先頭ならオッケーです、こんな写真撮れるから。これハンドルに一眼レフ乗せてドラレコみたいな超広角で撮ったもの、国道2号で
西に向かうところ、家を出てすぐのところです。わずかに陽の明るさが六甲山の向こうにあります。この明るさの場合、白地に光る看板は
真っ白になっちゃいますね。信号待ちで撮るのは胸ポケットのコンデジでしたが、考えてみれば一眼レフでもいいわけで
、2000万画素の
情報量はもしかして後々「撮っておいてよかった」になるかも?と。
この次の西大島という事故の多い交差点を右折して宝塚インターまで行く。
もっぱら尼宝線と言ってる県道42号尼崎宝塚線。昔は鉄道で計画されボツって道路に。噂のまま阪神高速の計画もボツってる尼宝線ルート。



   

家を出て1時間で舞鶴若狭道の西紀SAに到着。宝塚インターまでがスイスイ行けばもう少し早いけどね。ここで潜伏してETC深夜割引を頂いても
いいけど差額がしれてるので先に進みます。その前に休憩でございます、ミル挽きコーヒー行きましょうか。コーヒーのカップですがこれは
リッチチョコという200円のもの、ココアみたいなもんだろな..と思ったらもっとチョコレートしてました。さらにホイップトッピング、甘かった。
この後は北近畿豊岡道へ。「いい加減遠阪トンネルは無料にしようぜ」と思っちゃうのは(50年くらい前に開通)
今でこそ高速道路に組み込まれてるけど
元々は国道バイパスでいかにも「そのうち無料化される」って感じだったんですよ。
今や「他の区間無料なんだからこれくらいええやん」と開き直ってる感じ(?)





出発から2時間半かけて(休憩してるからこんなもん)国道9号にある「道の駅ようか但馬蔵」に着きましてここで一晩過ごさせてもらいます。
ここは北近畿豊岡道の八鹿氷ノ山インターからすぐ、向かいにファミマもあるし兵庫県北部をドライブするなら前日のうちにここに来ておくと
楽なんですよね。
東の方にドライブする場合、ボクが名神高速にある滋賀県のパーキングに前日のうちに移動しておくのと同じですね。
9月になり夜になると20℃以下になるのでクルマで過ごすには一番いい時期になります。音楽聞いたりゲームしたりで
結局家にいてもクルマで過ごしても、まずないけど宿泊してもやること同じかな。
明日の予定も半分未定、地図も見なくても大丈夫なところ走ります。



   

おはようございます。6時過ぎまでゆっくりしてました。暑くも寒くもないのでよく寝れました。朝6時半くらいに出発なんだけど、この場所にこの時間に
来ようと思うと家を4時に出なくてはならないし、舞鶴若狭道で眠気が襲ってきて西紀SAで再び寝てしまうこともあるので6時過ぎにここには
まず来れません。
とりあえずファミマで朝ごはん調達、レジの人の動きというか、完璧でしたな。動きが素早いのに丁重というのは気持ちがいい。
朝コンビニ行くとだいたいこのジョージアの大きなこの「香る微糖」を買ってる。これをチビチビと飲んでると全然お腹空きません...それ全然いいこと
でもないけどね。普通は食べるのも楽しみですから。思えばドライブ中は常にコーヒーがカップホルダーにあるんだよな。まずは西へ村岡方面へ。






但馬トンネルの前で記念撮影?トンネルは入ってしまうと走り抜けるだけ、それほど各トンネルに違いは無くとも入り口はトンネルの顔だしね
トンネル名から標識とかいろんなものみんながトンネルの顔になります。
この写真は意図的にモノクロにしてますけど入り口の壁は
緑色です。高さ制限のバーはスキーのストックの形状。トンネルの出入り口付近ってのは工事中だとここにいろいろ置いてたりしたんだろな
とも思うし開通後も何かあった時のことのため..というわけでもないけどクルマを止めるスペースがあること多いですよね、
そのまんま登山口になってることもあるし。
50年以上前からずっと現役の幹線国道のトンネルは独特の迫力があります。(これ以外に言いようがない)





いきなりどーんと山景色。国道9号の「道の駅村岡ファームガーデン」の2キロほど手前の「高井」交差点から県道259号へ右折。ここから8キロの
山道(狭いけど過酷ではない)を走り蘇武岳登山口駅へ。
このあたりは山道に「駅」という名前をよく使う。ここから蘇武岳(そぶがだけ)の山頂まではすぐだけど、
ここからの眺めがすでに素晴らしいのでここでボクは十分。前回は養父市八鹿町から名草神社の方、林道経由で来たけど今回はこの景色だけを
目当てにしたのです。西側の山景色のパノラマがすごいけどこれは氷ノ山(ひょうのせん)からハチ北高原の方を切り取った景色。左の方のピークが
氷ノ山で右端のピークが扇ノ山(おうぎのせん)。さあ次はここから白い点にしか見えないあそこに行ってみる。(写真中央から左上の白い点)



   

蘇武岳登山口駅から見た「白い点」に向かう前に...
左の写真、ここは兎和野(うわの)高原のアメダス(ストリートビューではここまで入れなくなってる)。
ボクはアメダスランキング大好き人間だしね。
この兎和野高原のアメダスは関西の天気予報でも寒さや積雪ではおなじみのところ。
京阪神地区だと兎和野高原と言われてもこの方面に遊びに来たりしてない人にはわからないかも知れない。アメダスも各所もっと違いがあれば
アメダス巡りしちゃおうか?くらいのものなんだけどね。右は但馬アルペンロードの看板。
いろんな道路繋げてのルートなんでよく
わかんないのですよ。県道も林道もそう、Google Mapでチェックしてみるとそこら中が「但馬アルペンロード」って感じだぞ???





ここは「木の殿堂」というところ、県道89号からハチ北スキー場に向かう道路沿いの駐車場から歩いてちょいの場所です。この施設、10時からなんで
中には入れませんでした。(入館無料)お目当てはこの施設から通路で繋がる展望台。もしかして10時にならないと行けないのかな?
と思ったけど展望台へはこの写真の通路で行けます。不思議な形をしてる建物なんで朝8時半だと多くの部分が影になって
面白い写真になりますね。結局は中には入れてないのですけど、多分ボクとしては展望台に行けたらいいだけ...のような感じ?
この施設については検索してもらって...ボクは展望台に向かいます。結構歩くので真夏の昼ならパスでしたな。



   

展望台からの眺め。大したことないか?逆光の時間帯だし、眺める方角にある先に訪れてる蘇武岳登山口駅からが良かった分どうしてもね。これは先に
こっちに来てから蘇武岳登山口駅に行くのが正解。
右の写真は展望台にある「展望の説明図」、これは展望台には必須のものだと思ってる。何々?金山峠って
「きんざんとうげ」って読むのか、耀山は「かかやま」だけどこれも普通に読める人少ないだろうし、蘇武岳もそのまま「そぶだけ」って読みそう。
固有名詞の読み方は「読めなくても当然」的なものだけど、そんな言語は日本語だけでしょ。ふりがなって世界的にあるものなんですかね?
ちなみにボクが
文章の中で金山峠(きんざんとうげ)としてるのは「よみがな」、漢字の上に小さくひらがなを書いてるのは「ふりがな」





次なる展望台へ、瀞川氷ノ山林道で「はちまき展望台」にはこんな道で向かいます。この林道はダートですが普通車でもハチ北スキー場の方まではオッケー、
と言っておきながら路面状況は変わるので...この林道、国道29号まで繋がる景色のいい、名物ストレートもある人気ルート。舗装化が
ジワジワ進んでるようです。乗ってるクルマがレヴォーグなんで全線舗装化してくれたらいい日帰りドライブコースが作れるので期待してたり...
よし、正直に言おう、黙っててツッコまれることはない場面の写真だけど、この写真ははちまき展望台から戻ってる場面で撮影。
「向かってます」とは書かずに言い回しを工夫してますけど。運転席から一眼レフで撮ると画質が違うな、カシオ機の出番ちょっと減るね。





なんか雑で「はちまき展望台」の良さが伝わらんかも?の写真ですけど、ここはわざわざダートを走ってくるだけのことがある展望台。林道がカーブ
してる外側にあり、特別何か施設があるわけでもないです。写真では方角を示すものを入れて撮りました、ほぼ北向いてるところ。
クルマでここまで来れますよと言いたげな写真です。前回来たときはどこからか歌声がひたすら聞こえて次回は静かなここに来ようと思い
それから何年経ってたかな?今回は歌声は無かったけど
展望台にテントを立ててるグループがいていい気分じゃなかった、キャンプ場に
行って欲しい。
テント置いてクルマが出ていったから買い出しだろうか...いろいろあったけどいい場所には違いない。





香美町村岡区板仕野の棚田。割と最近立てられた案内とベンチ、これスノボですかね?県道89号でここも「但馬アルペンロード」となってます。
と言うか、国道9号だって場所によっては但馬アルペンロード。棚田目当てじゃないけど、このあたりでのんびりドライブしようとするといつの間にやら走ってるドライブ県道。
のんびりはいいけど県道135号との交差点は鋭角なんで「え、こっちなの?」になりますので。この県道、残念というか県道標識ですね、
あの六角形のあれです、あれが見逃した?いや無かったんじゃないかな?
兵庫県は県道の標識をあまり立てない印象だけどこういう
雰囲気の中で県道の標識は絵になったのにな。福井県だったらきっと立ててくれたと思うぞ。
(勝手に県道の標識が充実してるイメージがある)





県道89号の標識がなかったので案内標識撮ってやった。秋岡はこの先県道87号との分岐がある集落、萩山は上の件(くだり)で書いた
「え、こっちなの?」の集落です。この2つの地名はローカルなんでドライブに来ただけだとわからない人がほとんど。でも若桜(わかさ)は
もう通り抜け出来ない?と弱気になってたこともあった兵庫と鳥取の県境部分が整備されて開通、そこで兵庫県内でも「若桜」と出るようになった。
通れるようになり案内標識が新しく立てられる。そこに新しく行けるようになったところの地名が登場するのは開通に当たり携わった人にも
そしてボクみたいな種類の人(この言い回し..)にもまあまあ感動的なんですけど。大げさですかね?感動ですよ。



   

行っておきましょか?「コインスナックふじ」国道9号と国道482号の交差点から西にすぐです。SNSで話題にもなったりしてるうどんの自販機、
雰囲気からして昭和チック、今になってそれなりに注目されちゃうとかボクとしてはびっくり。うどんの自販機は30年くらい前に仕事中神戸で
お世話になってたけど、まだあるとしたら確かに懐かしくもはや貴重。今はうどん300円。コインスナックという名前がすでにいいわ、
オートスナックなんて言葉あったけど...あ、Google Mapではそう表示されてこの言葉生きてる、うれしくなってしまうね。コンビニがこれだけあっても
やっていけてる、応援したくなる気もある。オートスナック、もう少し規模の大きいドライブインとか
正直雰囲気よろしくなかったな。それすら懐かしい。





では今回、このドライブを思いついたのはここです、という場所に向かいます。まずまだこれが残ってるのが嬉しい「春来峠」の看板。
国道9号の旧道になる峠道、この看板は峠のずっとまだ手前で、峠道全部をひっくるめて「春来峠」ということでここに立ててあるもの。
国道9号の旧道は香美町村岡で県道561号として生きてますのでこちらへ、県道に入っていきなりつづら折れっぽくグイグイと登って行く。
さすがに交通量は極小なんだけど元国道のオーラが旧道になってもあるから好きで行ってしまう。春来トンネルは1975年開通だから
その頃旧道になったとして45年以上か。この看板はもちろん旧道になっても峠は変わらない、いつまでも立ってるはず(頼むぞ)。





新温泉町に入りますが境が峠ではありません、ただ春来峠自体は走りやすくわざわざクルマから降りるほどでもない。そのまま春来の集落へ進む。
この道も以前は国道9号で山陰道のメインルートだったと思うと...そう思いに来たのだ。1975年以前ともなれば峠道も大変だった。
エンジンやブレーキも今のものとはレベルが違うが何よりハンドルが重かったよね。ボクが免許取った頃でもパワーステアリングのないクルマは
普通に走ってたけどオートマ、パワステ、エアコンが一気に当たり前になった時代、ここの国道現役時代はその10年以上前です。パワステなんて言葉がもう死語?
パワーステアリングがない頃のハンドルの重さは知らない人に知ってもらいたい、戻るハンドルのステアリングスポークで運転中に突き指とかホントの話。



   

新温泉町民バスの「春来」、いい名前だよね、それにしてもどうしてその部分がひん曲がってしまうのか(のりばの下)...ひとつ上の件の写真と右の
写真はバス停から左右を向いて撮ったもの。ここをボクがクルマの名前を覚えだした頃の60年代から70年代前半のクルマを頭の中で走らせちゃう、
ボンネット型のトラックとかも走らせちゃう。60年代ならボンネット型のバスも普通、キャブオーバーももちろんあったけど。
頭の中でこんな古い車を
走らせられるとこういう旧国道の楽しみもちょっとだけアップ、これは年取ってる分だけのお楽しみ(?)。
旧国道めぐりをしていてもここの雰囲気は
特に好き、峠のすぐ近くだというのも理由なんだろうか。当時の標識らしきものは2つ上に貼った写真の「春来峠」だけ、あれは大事に残してもらおう。





春来からそのまま国道9号に抜けてしまわずに少し戻り県道265号に進み、柤(けび)大池の方に向かいます。柤大池に着くとキャンプ場に
なってましてここを右、左に行くと戻っちゃいます。お、この道も但馬アルペンロードか、もうなんだかそこら中が但馬アルペンロード。
この看板はこの県道265号にあるもの。「この先、大雨の時、危険とみなした場合、通行止とすることがある」ここまで曖昧な言い回しも見事、
この先の部分は図があるとしても、例えば「時間雨量30mmを超えると通行止めにします」とか雨量規制とかはあるけどここに関しては
浜坂土木事務所のフィーリング次第ということ。文句じゃないです。
プロのフィーリングは決められた数字以上の場合もある。



   

柤大池と看板、ん?もしかしてボクは道路標識じゃなくともこうやって立ててあるものみんな好きなのか?とりあえず「但馬アルペンロードの
異様に錆びた支柱は気になる。
右の写真は県道での香美町から新温泉町に入るところ、広々としてる感もありそうで実は右側の茂みは
ゴルフ場だったりします。湯村カンツリークラブ、出たカンツリー。昔はカントリーとカタカナ読みせずにカンツリーだった時代の名残り、
ゴルフ場としては歴史あるように思われるのでカンツリーって使うけどゴルフやらない人からすると「何でそうなるの?」なんだよね。
ゴルフ場と県道の話だと鳥取県道273号が残念だよね。フェアウェイを横切るインパクトある道だったのにゴルフ場廃業、ソーラーパネルが並ぶだけ。





ここは新温泉町の鐘尾(かねお)という所、岸田川越しに国道9号を見ている。ところで、最近はツイッターでも国道ステッカー集めてる人、
国道走破目指してる人などフォローしまくってる。やり取りはあまりない、自分が知ってることを種明かしのように言うのは楽しみを奪うし、そもそも
若い人が多いのでオッサンは相手にしてくれないか。そんな中、国道の表記、個人ホームページやSNSに正式も何もないと思うけども
国道○号と言うのが正式でボクなどなぜこういう言い方が広まったかわかんないけど国道○号線と言ってしまいます。
そこでボクも20年近く
気にもしてなかった言い回しだけど(正式は国道○号というのは知ってた)今後は○号に合わせていきます。でも会話じゃ「号線」が出ちゃうでしょうね。

とりあえず総集編ドライブは訂正するけどそれ以前のはそのままです。(膨大だから)


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