2022GWの九州ドライブその1(出発〜熊本県天草地方その1)
去年もGWは九州でした。この年は週間天気予報で全国どこも絶望的な雨予報でしたが、週間天気予報ってのは
どんどん変わります。結果、多くの日に晴れそうな九州、以前より行きたかった熊本は天草メインになります。
九州以外にも東北の太平洋側とか考えてましたが東北ではGWなのに平地でも雪が降ったらしい。
そう言えば5月2日は仕事か休みかはっきりしなかったが直前まで言ってこないなら休みと決めつけてしまいました。
28日の出発直前に「2日ですが..」と何を言われても出る気なし、気持ちはすでに中国道で西に向かってましたから。
28日は夕方に仕事も終わりさっさと出発です。でもそんなに急ぐことはなくて連休も29日は雨予報、しかも本降り予報だったのです。つまりは
連休初日の29日は移動日と割り切る。夜のうちに出発するのは休日なのに休日割引しないというネクスコのご都合っぷりで深夜割引をならば使いましょう
ということで28日の夜出発。だいたいこの割引で4000円くらい助かります。本当はこの記事、この一番最初に出発前に食べてみた
ラーメンを載せて「これで元気出た、体力の限り行くぜ」とする予定?でしたが、あれで1300円?となってしまったので
結局この日のゴールである勝央SAで撮ったもの。東に行くときは高速道路では紙コップのミル挽きコーヒーだけど、西はないからこのジョージアだね。
翌朝、雨予報ですが出発時はまだ降ってない。今は雨雲レーダーをチェックできるから対応もバッチリ。この水滴にして飛ばしてしまうのは数少ない
「使えるカー用品」ですよね。このガラコってやつ、数年前に買ったやつだけどまだまだ残ってる。しっかり塗ったところで最初のうちは70キロでも
バンバン水滴飛んでいくから楽しくなっちゃう。この写真はいかにも「さっき塗ったから水弾いてるでしょ」に見えますが、実際にガラコ塗るのは
長距離ドライブ出かける直前の仕事の日にどこか合間を見つけて塗る。もうでかけたくてウズウズしてる時に塗っちゃうのね。
この手の商品がなかった頃の雨対策はクリンビュー油膜取りでしたね。そう言えば油膜取りなんて言葉聞かなくなった感じ。
このドライブからデビューさせたカメラがオリンパスのOM-DのE-M5 MarkVでした。購入後一ヶ月経ってやっと。上の勝央SAの自販機の写真もこのカメラ。
これどうも外れ個体で、電子ファインダーが明るいところでやたら暗い。普通より暗いところはちゃんと表示されます。露出調整が出来ないね。
でも露出はほぼ間違いはないし、これはこれで慣れちゃいそうだ。メインのOM-D E-M1はレンズ交換しないけど、E-M5の方はお手軽中望遠レンズに
交換することもある使い方をするつもり。このカメラ2台にカシオのコンデジとスマホだから4台使うことに...やってみます。案外複数台
持ち出しても使うのは決まってくるが、どうなるやら。基本が広角ズームでそれが使いにくいと思った時に登場させます。この日は熊本入りするだけ。
翌日になりました、移動日の写真は3枚。28日の夜に出発、29日のもう夜、なんと22時間かけて松橋(まつばせ)インターまでトロトロやってきて
「道の駅うき」で少々長居させてもらう。この道の駅で...トイレをお借りして水を流そうと、あれボタン違うか?と、隣の手をかざして反応するやつ。まあ用を足して
クルマに戻ろうとすると何だがピーポーピーポーとうるさいな「何だろ?」 ...クルマに戻っておやすみモードに布団敷いたり、ゲームしたり..あのサイレンなんだろ?
と思ったけど「!?」気付いた、あれボクが水を流そうとして最初に押したのは緊急時の呼び出しボタンでは?急いでトイレに戻るとそうですやん。
解除ボタンどこかにあるはず...で、消えた。すんません10分以上鳴らしてました。さあこの案内の方角、天草、三角方面へGO!
住吉自然公園へ向かう道からの眺め。三角線(あまくさみすみ線)の列車が隣を走ってた国道57号線はこんな海岸線を行きます。
この国道57号と三角線は結構長い間ランデブーします。この国道と鉄道が並んでるシーンはどっちも好きな身として盛り上がらないはずがない。
でもこういう踏切は見た目好きなくせに怖いというか、使いにくいと思うな。今回のドライブはここから天草方面へ
どうしても行きたいところをいいタイミングで訪れるぞー、と言うところまで決めてるだけ。先を急ぎすぎず、だからと言って時にはペースアップ
このあたり自分の経験を活かすつもりです。天気予報ではこの日はまあまあ晴れ、次の日はイマイチ予報、その後3日間は晴れです。
次に向かったのは住吉海岸公園、ここで雲仙が見えてくるのを待ちます。天気予報を信じるともうこうなります、そんな朝。長部田海床路ですね、ここは
干潮時には道路が現れるところ、このタイミング、7時48分だと思いきり「海」でございます。夕暮れ時、干潮時に限らずどのタイミングでも
それなりに見どころではあると思います。これはこれでシュールです。この電柱は1キロくらい先まで続きます。海床路というのはここ以外にも
いくつかありますけど(Google Mapの航空画像でいくつも見つかる)天草ドライブならここで決まり。
前日がしっかりした雨だったので海が濁ってるけどこのへんだけかな?まだまだ時間は早いので先を急がず1時間くらいここらで過ごしました。
しっかり晴れてきたところで西へちょっと移動して「干潟景勝の地」の看板が立つ展望台にやってきました。ナビで設定すればルートは問題ないですが
なかなか狭い道、地元の人しか来ない場所を近年整備しての場所なんでしょう、アクセスの道は極狭路、行き帰りは別ルートになるように
案内があちこちにあります。ここは夕方になり干潟が出てる時にはカメラマンがいっぱい来るのでしょう。ボクは干潟にはさほど興味はなく、単純に雲仙と
有明海の眺めが目当て。こうなると他の人はいないので快適です。現地には三脚(一脚も)禁止とある。おそらくはちょっとしたトラブルでも
あったんじゃなかろうか(場所取りだろうな)、普通注意書きなど貼り出されることはない。三脚禁止大歓迎。
同じ場所、どうにも色の感じが?やはりこの違和感は濁った海水だな。ここは干潟になるところだからこんな色になりやすいのか?そのへんはわからない。
だいたい大雨だった後は濁りますけど...これは展望台からの眺め。あ、ここは御輿来海岸所という名前でGoogle Mapに登録されてます。
口コミを見てもここまでの道が狭いってことが多く書かれてます。そういう意味では対向車があれば確かに面倒だとは思う。
正直言って何が何でも夕日と干潟の景色が見たいと思うならどうぞだけど、ボクみたいに様子見で寄ってみるくらいなら微妙な感じ。
干潮と夕日が重なる素晴らしい景色のタイミングはカメラマンだらけでしょう。絶景が台無しになるその場の雰囲気(場所の取り合いとシャッター音)が想像できる。
西に移動中、国道57号から雲仙が見えてます、この時間帯一番くっきり見えてました。特にこんな写真を撮るつもりでもなかったけど、このサイドミラーを
入れてのこの撮り方好きみたいですね、自分でも時々やってます。そりゃ運転席で窓開けるだけ。ミラーに自分の手やカメラが写り込まないように
少し引っ込んで撮るだけだもん。どうもボクは凝った撮り方でいい写真を撮ろうと勉強するんじゃなく、いかにドライブ中に簡単に撮るかを
無意識に考えてるようですね。見たまま以上に撮ることもない。この趣味もずっと続けてきてだいたいは撮り方も固まってきましたけど、さらに楽をして撮るようになるか、
今更?撮影方法に凝りだして...いや、ないない。これ以上カメラのお勉強しない。と言うか、挫折してるからね、撮影のお勉強で。
ん?トップの写真と同じ?違いますね、左下に展望台があります..が、黄色いテープ、木が腐ってきたようで通行止め。こういうの木製は腐食してくること
わかってると思うけどどうして立入禁止になるまでそのままにする?それでも展望台の直前まで歩いていけば自分好みの景色が
展開しておりました。展望台は行けませんとのことだけで手前の分岐にそう書いてあったけど、そこで引き返すとこの景色は見られなかった。
ボクは展望台そのものも入れて撮ることがよくあるのでこれはこれでヨシ。この場所は旧三角裁判所の横の駐車場からちょいと登ってたどり着くところ。
この時期は展望台(ここは5分くらいです)まで歩くのも暑くも寒くもなく気持ちいい、展望台めぐりはGWが一番だね。
三角西港(三角旧港)も国道沿いなんで行きましょう。ここは雰囲気良く残ってるというか整備されてる歴史地区。訪れたのが丁度10時で
お店とかも開き出してすぐのタイミング。人出もこれから増えてくるだろうからそういう意味でギリギリのタイミング、雰囲気重視ならここはアリだね。
先に展望台に向かうところにあった旧裁判所(左下)といい三角西港のシンボルとも言える浦島屋(右下)といい、建物とかあまり撮らないのに
撮っちゃったもんね。この三角西港、これ以上広かったら道の駅とか出来てしまって混雑してしまいそうだけど道の駅が出来ちゃうほどの
広さもない、でも狭いこともない絶妙(?)な広さが功を奏してる気もする。道の駅はボクにとって人が集まりすぎますからね。
三角港、三角駅に行きます。ここは思い入れのある港、ボクが初めて乗ったフェリーがここと島原を結ぶ「三角島原国道フェリー」でその名の通り
海上の国道57号を行くフェリーでした。所要時間1時間当時で3300円くらい?だったかな?全くのノープランだったところで突然思いついた
フェリーの利用で時刻表とかもスマホとかない時代、とりあえず港に行って1時間以上待ってワクワクしながら乗りました。
左の写真、今も国道57号はこの交差点からは島原まで海を行きます。右の写真は三角駅、終点駅と国道を挟んだところの港。
この組み合わせ好きですね。ちなみにこの三角島原国道フェリーは2006年8月に廃止、島原へは熊本港が便利だけど、「国道フェリー」ってのが良かったのよ。
左は三角駅構内、右は旧フェリーターミナルの建物の中、どちらもキレイで立派。ローカル線の終点駅にも見えないし、廃止された航路の旧ターミナルとは
思えないでしょう。道の駅みたいな雰囲気になってますがそうならずに1人昔を思いながら歩き回るに心地いい、昔ながらのものもいいけど、新しいのもいい。
これは上手に雰囲気良く作ってるからだね。今回は熊本県でも天草をメインにしますが、ここ三角は宇城市というところ、
ここ三角から架かる橋を渡るところからが天草になります。天気予報で「天草地方」と言われるところね、天草市、上天草市、苓北町の3つ。
天気予報で天草地方というと熊本県だけですが、天草諸島という言い方になると鹿児島県の長島も入ります。鹿児島県の天気予報では長島は薩摩地方の出水伊佐地方。
この2枚、次のドライブ記事を作成中に見つけたのであとから追加して貼り付けた写真。当時の三角から島原への国道フェリーに乗船した時のもの。
古い写真は結構恥ずかしいんだけど、貴重だったんでお蔵入りももったいない。使うならここしかない。(2003年だったと思う、カメラの日付がおかしい気がする)
いざ天草へ...と、その前にこの2本の橋を眺めたい、地図を見て見上げて眺められる場所を求めて進んでみたが、道の終点はカフェになってて
その駐車場に入れば...迷ったふりして入ってもいいけど、バックして見上げるポイントで撮影。手前が国道の橋で奥がバイパスの三角大矢野道路(無料)。
道路から有刺鉄線の隙間にレンズを入れるようにして撮ったものなんでこんな感じ。この私有地の中入りたかったぜー。国道沿いのこの2本の橋の
真ん中に天門橋展望所というのがあるんですが(少々寂れてます)、以前にもボクは言ってるけど橋は見下ろすか、見上げるのがいい。
目の高さに橋があるとつまんないんですよ。昔から橋を見上げて撮った写真はいっぱいある。特に橋マニアじゃないけど、橋をカッコいいものと思ってる。
天草入りしました、やっとかいな...ここは野釜島。大矢野島に入ったらそのまま国道を進まずに大矢野フラワーロードという広域農道を行きます。
島に入って最初の信号が分岐です。天草の道路事情を言うなら午前と午後で混む向きは変わるけどこの大矢野島から天草上島までの一本道に
なるのでここが混みます。上島の方に進むならどこかで混雑するところで合流することになるけどこの大矢野市までの東西の移動はこの広域農道で。
そして野釜島、小さな島で見えてるさらに小さい島が唐船島。潮が引くと歩いていける島。天草ドライブというのはこういう普通の観光ルートから
逸れたところに行くのもいいけど、キリがないのでそんなにあちこち島を周回しまくることはありません。そんな中でここはいいかな?と。
野釜島の海水浴場を過ぎるとまもなく行き止まりになるんですが、夏休み以外だとそんなに人もいないと思うのでそこらに駐車して海の方にも
気楽に入っていけちゃう。夏休みだと駐車も有料になるんかな?ボクがクルマで遠出するのは職場でも有名だけどよく連休明けに
「どこも混雑してるやろ?」とよく聞かれる。これは混んでる場面、渋滞とかね、そんなのばかりニュースになってるからでしょう。
ニュースはわざわざ混んでるところ行ってニュースを作ってるわけですよね。でね、混んでるところに行く人たちもそこに行きたいんだから
全然問題なし。ボクは混んでるところに行くのが好きな人たちがいることを知ってます。世の中に必要な人たちです。
道路の写真撮りましょう。雲仙と青い海、野釜大橋から下を行く海沿いの道を見下ろした写真。雲仙もよく見えてくれます。もっとクリアに見えた日も
知ってるけど自分なりに納得するくらいですねこれくらいなら。今回は天草、去年のGWは佐賀県、長崎県の展望台めぐりドライブで
長崎市の方や島原はまた別の機会に行くことにしてます。この後でここ大矢野島から上島の方に進みますが、一本道となり国道の混むところです。
この写真は11時44分撮影、昼くらいになったら交通量も減る?と期待して「道の駅上天草さんぱーる」のところで国道に合流します。
思ってたよりスムーズに合流、もっと混んでるかと思ったけどいい感じに上島の方に進みます。天草パールラインのハイライト連続する橋のところへ。
国道を歩いております。国道沿いの駐車場から景色を見ながらグレーチングの歩道?を、こんなところ歩いてる人まずいませんけど、クルマを走らせてると
景色とか見てられませんからここは歩いてみましょう。結局往復で1キロくらい歩いたのかな?このグレーチングの部分はいいけど
4号橋の歩道?部分は狭く大型トラックが来ると橋は揺れるし、サイドミラーが頭をかすめていくから怖いのなんの。
その揺れる4号橋からの眺めが次の写真。運転席から見えないところにこんな景色と青い海があるのね。
こんな感じ、池みたいに波もない、潮の流れとかなーんもないこのあたり。そうそう、干潟には大型の鳥とかもよく見かけました。
このあたりは潮の満ち引き次第でまるっきり景色雰囲気変わりそうやね。背後をひっきり無しにクルマが通るので落ち着かないし戻ろうか。
クルマに戻り前島に行く、何気なしに左折してみるとリゾラテラス天草という観光施設で大混雑、全然寄る気もない駐車場渋滞に
巻き込まれてしまう。そうなったら何があるかわからんけど寄ってみるか?とも思ったが「お前の来るところじゃない」という何かを感じで脱出、
上島に進みます。高舞登山(たかぶとやま)と千厳山、展望台のある山だけど、千厳山の方に行ってみましょうかね。どちらも標高は低め。
少しばかし歩きますが千巌山(せんがんざん)の山頂展望台から。午後になり雲が出てきたいい感じ、空を大きめに撮ってみました。
ひとつ恐れていたことが...やはり黒いソーラーパネルが目に入ってしまう、これが見えるとボクの展望台ランキングの順位が下がります。
駐車場から少し歩くのですが、山頂に辿り着く前から景色が広がっています。展望台などはそれこそ展望台に上る前まで景色がほぼ広がらなくて
その展望台に上って初めて景色が広がるパターンが好きなんですが、山の場合はそういうわけにもいかず景色が広がる中を歩くことになります。
実は何度も来てる天草で今回ここに初めて来たけど標高が低いからとスルーしてたの反省するくらいいい感じです。(ソーラーパネルの減点あってもね)
段々と空が白くなり...曇りそう、悪くなる予報はきっちり当たります。もしクリアな視界が望めるなら天草の最高峰である倉岳(682m)に行くつもりだった、
そのクリアな視界も部妙なところだけどこの日は夕方まで時間持て余すし遠くありません、登ってしまいましょう。山頂直下まで車道があります。
その道路の方は1,5車線、部分的にもうちょい狭くなる道路。棚底、栖本など3方向からアクセスできますが道に差はあまりないかな?
強いて言うなら棚底(南から)ルートが狭いかも知れない。左の写真はそのルートにあるちょっと景色が広がるところ。基本的に倉岳への道は
木々の中のルート、駐車場があって「赤い道」に変わりグイグイっと強引に登れば終点。この赤い道はテンション上がるぞー。
倉岳は後日また行きます。さてと、夕方にジョイフルにピットインするのが楽しみなんで基本的に昼は少食です。このあたりなら本渡(天草市)に
ジョイフルはあるでしょ?と検索すると便利なところにある。あ、でもここ右折で入退場は厳しい場所だね。天草瀬戸大橋で下島に渡ってすぐの場所。
ジョイフル(肉食いたかった)でスマホのゲームしたり翌日以降の緩い計画練ったりと1日24時間完全に自分の時間となる休日ドライブでもこういう時間は大事。
右はこのドライブで毎日利用してた栖本温泉かっぱロマン館の駐車場。うん、わかるよ、でもこういう表記は初めて見た。この栖本温泉は
19時半が最終受付、ボクは19時前に行くので特に空いてて毎日実に快適でした。洗い場を待つような混雑で落ち着けるはずがないよね。
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