2021年11月3日 岐阜県の峠へ紅葉ドライブ前編

10月は月初めに十津川村方面へドライブ、さすがに紅葉には早すぎ。
長野県でも行きたいと思うタイミングでワクチン接種などあっていつしか10月も終わる。




今年は紅葉ドライブに行けない?行く気は満々ですけど標高のあるところは11月になると紅葉どころか雪とかあります。
この年の紅葉ドライブは今年マイブーム?になってる岐阜県方面へ。時期的に峠あたりの標高が見頃...の、はず?





今回のドライブの新兵器、活躍してもらうような状況にはなりたくありませんがドライブレコーダーを新調。前のも使えてはいましたが、日本語になってない
日本語の説明書に苦労して、結局時計合わせすら出来ず使ってたという。今回のは無事に時計合わせも完了。サイズが少し小さくなったので
取り付け位置を移動。より自然に撮れるようななったはず。このドラレコ、
別にそういうの要らないけど...のスピード警告なんて搭載していて
初期設定で100キロ超えるとブザーがなる。ドラレコにGPSとか要るのかな?とか説明書見て思ったけどこれ?設定を120キロに変更したので
多分ブザーを聞くことはないと思う。ちなみにリアカメラも付属してたけどまだ付けてない。結構面倒なんだよな。




   

この日の天気予報は晴れではあるものの、黒丸PAでは雨に降られたりする。最悪引き返すことも考えるような空模様だけどここで情報収集。
右のヤフー天気の「日照」だけど、色がカラフルでしょう。これは雲が散ってる状態で、晴れと曇が点在してる状態。山間部だと山の雲が取れない
こともありうるけどこれは勝負してもいいと判断して移動。
左の写真は湖東三山PA、こういう雲は好きだけどこの日はこの雲が敵になるか味方に
なるかどっちだろう?この後は東に進み米原トンネルを出たところで正面に伊吹山がドーンと見えたら伊吹山から行こうと決めるも雲に覆われて
全く見えないので北陸道に進みます。木之本あたりで青空があればいいなと願いながら...






木之本あたりまで来ると青空になって来ましたので北陸道から一般道へ。この写真はインターから出る交差点です。ここを右折して国道303号へ
進もうかとしてるところ。あれ珍しく写真に何か書き込んでます。器用に矢印とか入れられないので直接書き込んでますが、この「ココ」には何があるかと言うと
国道の標識が3つ並んでるんですね。Google Mapにも「3連おにぎり」と表記されてます。この交差点を左に行けばセブンイレブンがあるのでそこで
買い物したついでに写真撮りに行ってもよかったけど右折していきなりここでは撮る余裕ないもんね。もちろんマニアなら意地でも撮りに行くかも知れない。
ボクは好きでも「あー、撮りたかったなー」と言いながらこんな記事にするところまで。ここは国道8号、303号、365号の重用区間です。




   

案内標識が大好きなボクとしてはこういうの嫌いだな。もう国道の数字が薄くなって見えにくくなってる、運転中に凝視したら危ないよね。
そこら中にこういう標識をバンバン立てればお金も掛かります、それは必要以上でもったいないと言われることもあるでしょう。
でも必要だと立てた
標識には意味があるわけでここまで薄くなってたらしっかり見やすくして頂きたい。
左の写真は山間部に入る前だけどなんか雲が多い、このドライブは
雲との勝負だからな。右の写真は少し進んだところ、すっきり青空になりました。しかし不穏な立て看板が登場。時間帯通行止めか、祝日は...
この時点で9時23分、17キロも進む前に行きたい峠があるんだけど..この通行止め気にしすぎても楽しめないな。時間帯通行止めならまあいいや。



   

木之本から揖斐川町方面への国道303号。日帰りドライブでは以前からお世話になる道です。酷道時代もギリギリ知ってるけど今や快走路。
11月初旬なんでこの国道303号が紅葉ドライブのルートにはなりませんが、もう少し時期を待てばこの道を走るだけでも紅葉ドライブになります。
左の写真はボクのツイッターのTLではよく登場する国道の旧道部分、岐阜側の八草峠へのルートを覗き込んですぐ戻る場面、現役の国道時代でも
泥だらけになったり、
上から蛇が下りてきたり(!)のすごい道だった記憶がある。この場所でこんな山の色づき具合なら(これ、わかりにくい写真だけど)
峠まで行けばいい感じだなと目論見通りか?右の写真は国道303号から鳥越林道に進んですぐの工事関係いろいろ。峠までは行けるようだ。





いきなり秋に埋もれております。まだまだ標高も低いところなんですが人工物が写り込まないポイントは反応しちゃいますよね。この場所は朝早いと
日陰になっちゃうのでこの写真も手前がまだ山の影だったりします。
紅葉時期はドライブに出る回数も増えるし写真撮影も楽しいのだけど
太陽が出るの遅い、沈むの早い、そしてあまり高くに日も昇らない。さらに紅葉だと山間部が多いので山の影になるなど制約が多い。活動時間が短くなるので

時間が合わなかった場合は「あそこは午後だな」とかいろいろ覚えておいた方がいい場所があります。
逆に言えば時間帯を変えると
気が付かなかった鮮やかな紅葉が登場したりするのでやはり何度か出向かないといけない
のかな。何年もかかかりますよね。





標高を上げてきました、雲もそんな感じになって分かりますね。この鳥越林道の岐阜県側は明るい感じの道で暗い木々の中を行くイメージはあまりありません。
こういう山道で写真を撮るのはボクの場合であって他の人はどうなんだろ?
だいたい7:3くらいで上ってる時の方が多い感じ?下ってる時はパッと
見下ろす景色が広がらないとクルマから降りる回数も減ります。別に山道に限らないけどやはり道路は向きを変えれば景色も変わるので
日を改めてでいいけど両方向走りたいもんです。今回のこの鳥越林道は峠までしか行けないのでこの道の往復になりました。
やはり上ってる時の写真が多め。上りの方がテンションも上がっていくのは自然だよね。(止まってばかりで進みません...)





クルマ置きたかったけどコーナーなんで断念。見通しが良ければタイミング見計らってクルマを置いて撮影したいな、ってのもあるし過去にはやってみたことも
あるんですけど最近はエンジンの音しないクルマもあるし、もうこんなコーナーはNGになってます。逆に撮影してるクルマに遭遇したところで
「写真撮りたいよね」とめっちゃ優しいボクなのであった。この鳥越林道ですが岐阜側は国道303号から峠まで約10キロ、それでいて道幅は
林道としては上等とも言える幅がありましてストレスありません。10キロなんてこれくらい素敵な紅葉の道だったら短いと思うくらいです。
しっかり道路脇に寄せれば普通車ならどこでも離合出来るくらいの幅。全舗装で落石も少ないので走りやすかった。






ボクのメインカメラはオリンパスのE-M1MarkUですけど、これに限らずオリンパス機はVIVIDというピクチャーモードにしてる。これにしておくと少しばかり
彩度が上がるのかそういう補正を後ですることがなくなったり、極わずかで済むようになる。
この写真など「JPEG撮って出し」というやつ。
このオリンパス機、ピクチャーモードは他にもありますが補正前提なんですよね。だったらVIVIDで丁度いい。(以前変更したけど戻した)
もし彩度がキツいか?と思えば弱めればいいから。この写真説明用、写真の左の方は”いわゆるいい写真撮りたいなら”写さなくてもいい枯れ草じゃんこれ。
でもボクの写真はドライブ写真という自分で言ってるジャンル。ここの写真はリアルな自分目線なんで雑草類は普通に登場させる。






さらに標高を上げて来ました。雲の影が多めですが広角レンズで景色を集めるとこの日はこうなっちゃうかな。日差しが届くとチャンスだと思い、日が
陰ると「太陽カモーン!」のドライブでしたから。この撮影場所は道路が見えるのがいい。そしてここから見えてる道路からだと
撮影場所にあるガードレールが見える。こ
の今から行く道の標高を上げた先に見えるガードレールの嬉しさと言うか、気分の盛り上がり方は
山道を登る上で最高の楽しみでしょう。
峠が目的地であってもそこからの眺めが一番いいなんてことは案外なくて、少し下ったところだったりする。
この道もそうだった。岐阜側のこの向きは逆光にならないしもう少しだけ流行ってもいい紅葉ルートかもね。○吹山と違って無料。(言ってもた)




   

峠に着きました、滋賀県側にも景色が広がるいい峠です。通行止め...である滋賀県側から自転車が来ました。クルマはダメでも完全に
崩落してるとかそういうのでは無さそうです。最近は「通行止めだけど行ける」的なこともSNSで広まることもあるので本当に通行止めで通り抜けられない
場合はそのことを書いてあったりします。どこか忘れたけど通れない場所の写真貼ってたところありましたね。
バリケード移動させて行けるところ
まで行っちゃう人もいるなら通れない場所まで行けるようにしたら...なんて思うこともあるけど、
逆にもっと早くバリケードしてくれと、行けると思うじゃないか、
なんて考えもあるのかな?(市境等の事情も)あ、石碑にレヴォーグ写ってるの気付いてください。狙ってものですから。(思ったよりつまらんかったけど)






では下ります。景色は上ってくる時に見ているのですが、こんな雲の出方ですから上ってくる時に日陰だったところも下る時は晴れていて見え方が
違ってることがあります。
この写真はボクの好きなガードレール越しの眺めを強調するとともに道路が写ってることで道路の写真でもあることに
しちゃうやつですね。
山全体が赤くなるような紅葉の景色ではないものの杉の緑がこれくらいだとアクセントになるくらいで良かった。
峠の標高は1040m、岐阜県以東になるとこの標高だと低く思えるけど、滋賀県となるとこの標高は立派でね。道路の先にある山は金糞岳(かなくそだけ)。
あれが1317mで滋賀県では伊吹山に続く標高の山。この方角だと遠くに見える(右端の方)大きくなだらかの山は白山かな?




   

国道303号で揖斐川方面に向かうといっぱい出てくる「全面通行止」の看板。現状で対向車がガンガン来るし、よく見ると時間帯通行止めなんで
最悪待てばいいし、1時間もあるなら夜叉ヶ池の駐車場がある方面への道で遊んでこようと思ってました。よくよくこの工事の看板を見てみると
2周間分の予定が貼ってあり、このうちの3日間が全面通行止め、この日は大丈夫。そして全面通行止になる日の時間帯の案内があって、全面通行止がある日も
朝から夕方までの間で全面通行止の合間には通行可能な時間帯が1時間なり、20分間で用意されている。
最初に「全面通行止」をドーンと見せつけるのは
作戦としては「まあそうだな」というもの。道路で一番インパクトあるのは「通行止め」だもんな。
右の写真、看板の裏で出番を待つ「全面通行止め」。





奥いび湖大橋を渡り国道417号へ。路肩にスペースがあったのでサッと寄って撮ったもの。やはり紅葉ならもっと標高を上げなければいけない。もし
ここらで紅葉がいい感じだと峠ではもう散って終わってる。ここでピークなら県道40号か揖斐川沿いの道で伊吹山の方に戻るようなドライブかな?
そう言えばその伊吹山は完全に雲の中で早朝にさっさとスルーしたけどその後晴れたのかな?伊吹山と先に行った鳥越峠なんて
それほど離れてないけど、鳥越峠から見た滋賀県側は雲が多かった。
今インターネットでは雨雲はすぐに確認出来るけど、雨を降らさない雲は
わからない。これが分かるようになるとすごいことだよ。先にヤフーの「日照」に触れてるが、これをもっともっと発展させて欲しいよね。






徳山ダムに来て堰の上の道を歩いております。国道417号もここまではクルマ多いんですよね。この先になると「本気やな..」って人のクルマになります。
この徳山ダム、展望台もあったり、デカさは十分分かりますけどちょっと飽きちゃったのでこの写真撮ってあっさり撤収。駐車場も満車になりつつ
ありましたので。でもこの写真は単に来ただけじゃなくて山を見てるんです。
雲の影になってるけど(中央右)、多分あれ能郷白山だよね。(ダムから10キロほど)
さらに...左の方、小さく尖った山頂部分見えません?あれ多分冠山でしょう。あの方角であそこまで特徴的な山、間違いない(ダムから15キロほど)。
そうか冠山の山頂まで行けばダムが見えるのね。
冠山は揖斐川の源流。そこから15キロでこのでっかいダムです、揖斐川すごいよ。



   

20年近く前の写真。左は徳山ダム工事中のもの。この時点では国道もこの先は狭く寂しい道でした。右の写真はダムに沈んでしまった道で
唯一撮ってた写真だと思う。もう詳しい場所は特定のしようがない。この時既にダムに沈んでしまう集落からは離村が完了していて独特の寂しさの中で
走り抜けている。
当時はまだ走り回るだけで撮影もほどほど、今の自分で訪れたい気持ちがある。もったいないことにこのあたりのことあまり覚えてないんです。
ダムに沈むという実感は正直なかったですよ、
スケールが大き過ぎてね。徳山ダムの徳山は藤橋村(合併で今の揖斐川町の一部)に吸収されてます。
塚林道という道が今も残ってますが、塚という集落がダムからすれば上流部の方にありました。(道路名で残ってるのはなんか嬉しい)






あ、出た、手前に派手な色の花や草木を配して華やかな景色の写真にしてしまう技。ここは国道から徳山会館や六社神社跡宮展望台への道に入ってすぐの
場所からの写真、この標高で山全体が紅葉のピークなら展望台まで行ったけどこれは道路の写真が目当てで寄り道したもの。
橋の写真でもあるけど、その向こうにも国道は見えてますよね。
ボクの写真ってこれくらい、小さく道路が写ってることが大事なのでスマホじゃなくて
PCのモニターで見てもらいたいのでした。
徳山ダムの写真で小さく冠山が写ってるのもスマホだとなかなか見にくいでしょう。
この後はもちろん冠山峠目指しますが、雲が気になる。青空広がってるように見えて撮影時は青空部分狙って撮ってますからね、雲多いのです。





こちらに進みます。県道の標識ですが、意図せずに木々が割り込んできて賑やかな写真になっております。スッキリした県道の写真は反対向きで
撮れるんですが五平能舞橋も入れちゃいましょうと。ストリートビューを帰宅後にチェックしたけどここはスッキリしてましたから雑草が元気に
木になってるじゃんというところです。えっと、
今回紅葉ドライブになってますが、紅葉撮りの人なら普通は持っていく望遠レンズとか持ってないです。
紅葉の写真ではなく、「紅葉ドライブの写真ですから必要ないや」ということです。
デジタル一眼になり、一時期はレンズ5本くらい持ち歩いてたけどもう無理。
ちなみにレンズいっぱいのカメラバッグは助手席に置くと重くてシートが人と判断してシートベルトしろと警告音出します。カメラバッグがシートベルトしてました。






しっかり撮影した順に写真を並べるなら上の県道標識の写真よりこっちが先ですが、なんとなく似た構図の写真が並ぶのを嫌って入れ替えました。
えっと、これくらいの山の色だと強めに補正かけると「紅葉真っ盛り」の色になりますけど見慣れてる人はすぐに「やり過ぎ」としらけさせるので
ほどほどにね。
補正は否定しませんけどコテコテになってる人の投稿をSNSでも見ます。そういう表現方法だと言われたらそれまでなんで誰も言わないだけね。
そう言えばこの県道も部分的にダム湖に沈んでるはず。上手いことこの新しい道に切り替わってます。それは上の県道の標識のところ、
道路にフェンスのゲートがあるのでそこが接続した場所。
上手いなと当然の専門家、プロには失礼な言い方かも知れないけどそういうとこ見るの好きなもんで。






いろいろ言っておきながら、似たような写真が並んでおります。少しシャドウ部を強めに補正して見たこれ。ガードレールが見えてます。あれが県道270号の
ダムに沈んだ部分とされてるところ。このあたりが旧徳山村の中でも徳山と言われてたところで、県道標識にある地名も木で見にくいけど揖斐川町徳山となってる。
ところでさ、ガードレールって廃道化すればつまりはゴミです。でも不法投棄にはなりません。古いラジカセが山の中に捨ててあったら場合によっては「不法投棄」と
何か貼られたりします。別に撤去しろとは言いません、それどころか使われなくなった道のガードレールは道の歴史だし、チラッと見えるガードレールから
いろいろ想像するのワクワクします。
道路、ガードレールはそのままにしておいてもいい法的根拠か何かあるのかな?誰も言わないだけ?





県道270号線の馬坂トンネルに到着。この県道はかなり重要でこの地方でドライブする時はお世話になって来ました。並行する国道157号との連絡は
この県道を使うしかないでしょう。山間部で東西の移動が大変ですから。ですから交通量もボチボチあるんですよ。と、言いながら今回のボクは
このトンネルを抜けたところまで行き、戻って来るつもり。まあこのトンネルに挨拶に来たようなもんですね。えっとこの時で正午を少し
回ったところ。だいたい思った通りの時間配分でドライブ出来てます。でも余裕はないかな?この後は冠山峠、高倉峠と行くつもりですから。
で、ここで買い込んでおいたパン食べてました。なんでここまでいろいろ景色いいところ行っておいて日陰のトンネル脇なんだろ?




総集編 目次に戻る

TOPに戻る

次の記事へ(岐阜県の峠で紅葉後編)