2022年7月23日 四国南東部ドライブ前編

久しぶりに出撃だ。休日に「晴れ時々曇り」以上のいい予報ならいつでもドライブに行くつもりだったけど
結局はGW以来2ヶ月半ぶりですよ、毎年梅雨時はそういう意味でストレスたまりますね。


   

去年に続き7月の3連休は長野県(ビーナスライン)を候補にしてたけど雨予報。土日で長野はちょっと忙しいかな?
とりあえず一番天気良さそうなのは?南の方か、というわけで冬の徳島県海沿いドライブに続き似たような方角ですが四国東南部へ。





おはようございます。尼崎の空にちょっとだけ虹。7月後半だから5時半出発でももうこの明るさなんですよね。なんか出遅れてた感がこれだけ明るいと
あるんだけどだいたいの目的地はそんなに遠くもないので(普通の人とは違うだろうが)大丈夫。
忙しい金曜日の仕事の後で疲れを
引きずってのドライブは嫌なんでしっかり寝てからの出発。だいたい早く出かけたくて早起き出発すると高速道路乗って30分で眠くなるからね。

まずは阪神高速神戸線で西へ向かう。週間天気予報からいろいろこの一週間調べまくって四国の東南部、とりあえず室戸岬を目指そうというもの。
なんなら室戸岬とか日帰り圏内なんですよ。そんな忙しいことはしませんけど。土日でしっかりその地方のドライブを満喫する。






第二神明道路の垂水PAにピットイン。ここの「たるみ食堂」は7時から、惜しいなあ。ちょっと待つの長いな。ここの値段やメニューの種類はコロナ禍で
フードコート、レストランが弱ってる中で有り難いところなんすよ。とりあえずセブンイレブンがあるので「揚げ鷄」と「ジョージア香る微糖」とボクの定番。
ここでひとつ上の記事の
週間天気予報のことをもう少し。これ、この週のボクくらい見てた人はいないやろ?ってくらい見てたけど、日に何回も変わるんですよ。
白い雲マークが雨になるかも?の黒い雲マークになったりね。また各地を見比べると「東の方は天気の移り変わりが前倒し気味だな」とか。
大事なことは2日前に突然予想が大きく変わることがあること。
それなら1週間も前から見なくていいとか...言わないの。





神戸淡路鳴門自動車道の室津PAです。西の空はまだ雲多いけど、この時期のこの空はちゃんと青空になりますね。この日はここに寄ったのは理由があって、
淡路島は眠くなるから体動かしに。
この淡路島、四国にドライブ行く時ははっきり言って高速道路の橋脚と同じ扱い、道路の一部とします。
一般道で節約とかありません。
渓流を渡って対岸に行くときに石があればそれを利用してピョンピョンとジャンプしていくでしょ、あの石の扱いです。
淡路島はドライブするなら魅力ありますが、四国に行くときは見向きもしないのが基本なのでした。もちろん帰りも同じで一気に高速道路で神戸へ。
もしどこか寄るにしても淡路SAとか混んでるし広いし淡路島でパーキング利用なら室津PA一択です。コンビニがあって特に高速道路は揚げ物天国。





きれいな青空になってます。室津PAからは最初の目的地まで一気です。ここは徳島県の小松島市、冬に徳島県の海沿いドライブってのを
やったんですが、ここは頭にあったものの道中では忘れて先に行ってしまい、宿題として残ってしまったところなのですね。
だいたいいつどこのドライブでもやらかしてることなんですが、忘れるということはそのドライブも絶好調?だったわけですから。
こちらは小松島線の終点小松島駅跡。日本一営業キロが短い区間ということでした。それはつまり
元々は重要だからこそ整備されたわけです。
実際には仮乗降場がさらに港に近いところに作られていたんですけど(通称小松島港駅)、そこはこの小松島駅の一部として扱われて一応ここが終点と。





プラットホームも復元されて蒸気機関車C-12と客車が一両保存と言うか展示と言うか放置と言うか...小松島駅の看板は当時のものだと思う。
いや、そうであって欲しいと思っただけで古い写真探してもわからない。当時の小松島駅はわからないが、この線路の向きは不自然なんで
90℃向きを変えたと思う。この向きでさらに港に伸びてるとは思えん。ところでこのネコ、ボクに懐いてきて..と言うか「何かくれ」ってことだろうが、
ボクが写真を撮ろうとするか黙ってここに寝そべってくれた。
西日本はまだ暖かいからなのかドライブ中にこうやってネコが登場するんだよね。
ところでなんで小松島線などというのがあったかと言えばもちろんフェリー港があったからだけど昭和の話になります。




   

おーっ!南海フェリーの看板残ってたわ。昔、小松島は四国の東の玄関口で今でこそ淡路島経由で高速道路もあるが橋がなかった頃は大阪へは
小松島からフェリーがあった(小松島フェリー)。でも小松島線が廃止になったのはまだフェリーもあった頃だった。
看板が残ってた南海フェリーは和歌山行き、小松島港からだったが後に徳島港からになった。そう言えばボクがドライブに夢中になり走りまくるようになったのは
明石海峡大橋完成後だったけど、
徳島って大阪からはフェリーで行くところだったよな。明石海峡大橋の完成で大阪湾を行くフェリーは
減少、そして廃止になっていった。でも明石海峡大橋は四国と関西を近くしたもんね、近畿の天気予報で徳島やるようになったのは橋が出来たからだもんね。





小松島港にあるこの県道の案内標識。「県道17号小松島港線」の起点付近にあるもの。フェリーが廃止されて現状この標識を見て徳島や室戸に行く人も
あまりいないだろう、現実的ならもっと近所の小さな名前、例えば左方面なら「小松島市役所」の方が現実的かもしれないけど、きっとフェリーが
生きてた時代からこれと同じような標識があったんだろう、フェリーを降りて最初に見る標識、当時はナビなどなかった頃です。
この標識ね、きれいだしそれほど昔に作り変えたものでもないと思う。
それでも今はなきフェリーで来た人向け?にあるようで何か心打つな、このへんが
県道17号の存在意義になってるよな。
この標識に「室戸」の名前が出るだけで5行も書けちゃう。阿南だけなら写真も撮ってない。





さて宿題の小松島駅跡から小松島港を訪れた後は国道55号で素直に高知県に向かいますが、南阿波サンラインは行きましょう。
冬の徳島県海沿いドライブでも堪能した道だけど、寄り道にもならないし、季節を変えればもう違う道でしょ、
太平洋側なんで冬のドライブが多いこの地方だもんね。この写真はボクの理屈で「道路がちょっとでも写ってれば道路の写真」ってやつです。
ボクはよく同じ道路でも季節や天気、時間帯やら走る向きで同じ道でも違いがあるんだからと言うけどそれを実感してる、半年経たずの間隔で来るというのは
そういう季節の違いを特に感じる、例え雪もない常緑の木々がメインのここらであってもね。これ意識してないと気づかないけど気づくとドライブはもっと楽しい。





南阿波サンラインを気持ちよく走る。今回は駐車場は一箇所、そしてこの写真を撮るために駐車スペースに止めた2回だけ、冬のドライブではあちこち駐車したけど
今回は走るのに集中。同じ道でも季節や天気、時間帯...などと上の件で書いてるけど
もうひとつ超大事なことがあってそれはどのクルマで走ってるかだよね。
この道はレヴォーグ、その前のアウトバック(BR)、その前にアウトバック(BP)、その前のスカイライン(R34)と乗り換えるたびに来ている。
こうなると同じ道でも同じドライブではなくなる。
やはりSUVっぽいワゴンだったアウトバックよりもレヴォーグの方が圧倒的に気持ちいい。アウトバック(BR)には
S♯モードなんてのがあってアクセルの反応が正直過敏でこれはこれで楽しかったけどやはりこの道はレヴォーグ、スカイラインの方が楽しいと言うか、この道に「合ってる」。






国道55号に復帰、高知県目指して...高知県入りしました。2月の徳島県海沿いドライブは高知県にもちょっとだけ入ってました。この交差点を左折して
甲浦港にも行ったし、東洋町の柑橘類の畑の中の道まで行って戻るドライブだった。それにしても車内から撮るでもなく。クルマを国道から外れたところに
止めてこの写真を撮りに歩いてきたのね、ボクは偉い?と言うか...
好きなんすよ、この歩道橋に標識付けちゃうこのパターン。じっくり撮りたかった。
さらに制限速度と追い越し禁止の標識の赤色も入れて彩りまで考えてるとか...そこまでやるなら普段食べてるものにも彩りとか
考えたらいいのに?とか言われそうなんで次に行きましょう。ここから今回のドライブ、気持ちの上で本番になります。(ここまでは前菜でございます)





国道55号で野根川を渡ったところ。国道493号との分岐がこの野根川沿いにありますが、国道55号でこのまま室戸岬目指します。国道493号の
四郎ヶ野峠というところは雨でも晴れでも同じくらい雰囲気のいいところ、ここに差し掛かって天気が悪かったらそっちに行ってたでしょうが、
快晴ですからね、そのまま国道55号。
この写真は国道493号ではなく、国道の対岸の道路から撮ったもの、夏の太陽が高い時間帯って
ここもこんな感じになるのね。冬なら多分撮ることもなかっただろうね。国道55号を走ってるとどうしても気持ちは海の方に向いちゃうけど
反対側にもなんてことないと言えばそうなんだけどカメラ持ち出す気になる景色あるよね。えっと時間は10時46分、昼前に室戸岬着くかな?





振り返って野根港の方を見てるところ。ボクはドライブに目覚めるきっかけはいくつもあり、どこで本気のスイッチが入ったかは正直わかんない。
初めてボクが室戸岬へ行き、そのまま基本海沿いの国道をずっと走ったドライブはクルマでシート倒して寝た
、つまり日帰りで収まらない
ドライブをしてしまったのがこの国道55号からの四国ドライブ、
結局時計回りに今治くらいまで行って仮眠して眠いまま
しまなみ海道経由で山陽道で帰った(四国一周とかじゃない、しまなみ海道もこの時初めて)。ガス欠になりかけてギリギリ早朝の尾道の給油所に入ったの覚えてる。
多分ボクのガス欠最大ピンチはこれ。エンジンかけたまま寝てしまい、思った以上に燃料減ってたの気づかなかったという...素人やなー。





室戸岬に向けて一番いいところを走ります。全国のかなりの部分の「海沿い」区間を走ってきたけど「豪快な海沿い」という言い方があれば
ここは最高ランクです。ただここで先に大事なことを言っておきます。室戸岬に向かうなら野根川を渡り海沿いに出たところから10キロ、
佐喜浜の集落に入るまでの部分が「最高や〜」になります。この先も室戸岬までずっと海が見えそうに地図を見ると思っちゃいますよね。
でも豪快な海沿いはこの10キロですからここは運転しながらですが全身で太平洋を感じてくださいませ。
ずっと海が見えると思ってると
あれれ?ってなって室戸岬になります。ここらが国道55号のハイライト、
大きな都市に関わらない区間なんで交通量が基本少ない。豪快でシンプルな海沿い最高。



   

「室戸岬に向かってラストスパートや」とか言いながらあちこち止まって撮影してます...左は佐喜浜の集落内の国道55号、高い波に対応した作りに
なってるのかな。右は復活を望むも見捨てられた鹿岡鼻にある「鹿岡の夫婦岩」、ここは海側での貴重なポイントだったけど
崩落した部分もそのままガードレールで塞がれてしまった。普通に入っていけるけどこの写真を撮るまで。以前は駐車場や
東屋もあったと覚えてるけど跡形もなくなってる。
繰り返すけど室戸岬にかけてのこの国道、海側にはクルマを止める場所がほぼないので
ここがまだ休憩ポイントして生きてた頃はスルーすることはない
お気に入りの場所でした。(現在も数台は道路脇に駐車出来る)



   

室戸岬に着きました。特に大きな観光センターやらそんなのありません、地味なんですよ。ボクなんか台風がこの室戸岬の南の海を行けば
大阪湾に来ないので風雨は紀伊半島が守ってくれる(大阪目線)、でも
この室戸岬より西で一度上陸して海沿いに進み淡路島に向かうと「ヤバいな...」となる。
そうなんです、この室戸岬は台風シーズン関西で特に注目されるのです。もちろん室戸台風の室戸はここ、子供の頃、場所の前に台風で覚える「室戸」ね
左は暑い中歩いて灯台を見上げてるところ、あの灯台のところまで最御崎寺(ほつみさきじ)の方から行けますが、景色の方は灯台がドーンとあり向こうに海が広がる。
でも道路好きなボクとしては国道55号が見えないのはせつないよね。今回は灯台は行ってません、暑くなきゃ行ってたけど。





ひとつ上の記事の右の写真、石がゴロゴロ、インパクトのある岩もいっぱいあるんですが、「室戸岬に何があるんですか?」みたいな
素人的な質問には決まり文句
「石があります」とだけ言ってます。一応ここに来たらこの石がゴロゴロのところを歩きますね。でも暑かったな、28℃って
スマホに室戸市の気温が出てたけどいくら日の当たるところとは言えもうちょいあったんじゃね?ボクは潮岬(串本町)は真夏でも海に囲まれて
結構涼しいと言ってて実際確かに大阪の暑さとの違いがわかる。
同じような理屈の室戸岬もそうで四国でも夏になると涼しい方なんです。
でも暑かったな、基本このあたりのドライブは雪がないことを理由に冬が多いから真夏は少ない。しうじゃ暑いけど「冷えたいろはす」を脇に挟んで展望台にも行きましょう。






これが展望台の眺め、ボクとしては国道55号を見下ろせるのでいいんだけどちょっと低いよね。やはり灯台の高さから見下ろせたら...
とは思う。
せっかくこんなにスパッときれいに尖った室戸岬なのにということね。全国には岬がいっぱいあるけどここまで尖っていて、そこに国道が
迫ってるとか地形と道路の組み合わせと言うか地図見てもスッキリしてるでしょう。
で、実際その先端はこんな感じです。室戸岬ドライブではここらはサラッと
済ませてしまってもいいですね、ここまでに太平洋は十分堪能してますから。南阿波サンラインから国道55号でね。
初めてここに来た時も実は盛り上げてきた割にはそのままこの写真のところとか通り過ぎて「あれ今の室戸岬?」ってな感じやった。





さて室戸岬ドライブとなるとこの県道203号ですね、室戸スカイラインと言われてる道です。「道路通」はまずこの交差点で見上げるところから、ボクもクルマから
降りて写真まで撮ったのは今回初めてですけど。山頂展望台、灯台などの案内がありますが、この道路のある部分こそが「室戸スカイライン」の
道路好き目線、絶景目線のハイライトがあります。来るたびに楽しみにしてるポイントだけどこの時間帯は初めてだな、太陽の位置は高すぎるけど
真夏ですからね海の色とかちょっと楽しみ。いやもうここで楽しみを前に自分で焦らしてやんの、すぐ上ればいいのに。
えっと、室戸スカイラインは元室戸岬有料道路、
習性で料金所跡地を探してしまう。この先に少し広いところあるけどもはやわからんですね。





ここだよねー、ここが室戸岬ドライブのハイライト。神姫観光バスバージョンの写真になってしまった。ポスターで使ってもらっていいですよ。
これは道路から身を乗り出すようにして撮ったもの、道路からになるのでここでゆっくり落ち着いて過ごしにくいけど、交通量はそんなにないので
こんな写真撮るのは難しくないです。
ボクは自分のクルマを入れない道路の写真でも納得して楽しめる人ですからここは最高ランク。
さらに国道55号も現道と旧道が並んでる場面を眺められるし。
この場所、前回の撮影では時間早すぎて手前の道路が影になってしまったんです。
ひとつ「一瞬ウソや!」と思い、セーフだったのが、この向きでは見えないところ道路工事してたこと。この写真ではそこは見えない、良かった。



   

室戸スカイラインという道は西側の豪快な部分が道路の魅力という意味でもうそこが全部と言ってもいい。残りの区間は走って楽しいと
言えばそういう道だけど、ボクからすればこのロケーションでもっと観光道路としてワクワク出来る道にならんかったか?という残念が上を行く。

この2枚の写真は展望台からの眺めですが、やはり物足らない。そりゃあ道路からの素晴らしい景色をここに来る前に見てるんだもん。
道路も展望台もそう、もしかして50年前の開業当時は今よりも景色が広がった魅力的な道だったのか知れませんよ。携帯電話で簡単に撮影できる
時代になる前は極端に出回る写真は減るからね、しかも道路の写真なんて普通に撮る人なんていたのかどうか。
昭和の道路マニアがいっぱい撮ってたら見たいもんだ。



   

室戸市の行当岬に来ました。「行当」は読み方が「Gyodo」とあるのでぎょうど?ぎょうどう?マクロンがないから「ぎょうど」でいいのかな?
ローマ字読みのマクロン(伸ばすところの文字の上の横棒)とか無くても読みは伸ばすとか普通だからわからんですね。
ここ、トイレがあるだけで実にそっけないところです。右は室戸岬の方を眺めてるもの、室戸岬まで直線で8キロです。
ところで昔から思ってることだけど国道の存在意義として道路網を構築し都市と都市を結ぶということからすると国道55号は
室戸岬回らずにショートカットの県道202号が国道になってもいいと言うか、なるんじゃ?と思ったことがあるんだけど...そんなこと気にせんでいいか。



   

古いマックスマップルであります。こういう地図を撮って貼るのはいろいろ引っ掛かるものがあるなら削除するとしてこれは地図はよく見ないと
いけませんよという話です。
県道368号は室戸半島を横断するつもり(と言っていいか?)の県道、ボクが初めてこの地方にドライブ行った時は
県道になってなかった道です。左が2007年、右が2016年のもの。「お、繋がったか!」と喜ぶもよく見ると...この写真は「拡大」してるけど
実際にマップル見たらわからんですよ、繋がってると思いますこれは、よく見ると「県」が邪魔してます。ちなみに今のこの県道は未通で繋げる気あるかな?という感じ。
さてボクはと言えば高知に向かってもなあ..と室戸半島の林道に行く。行ってみようと思って20年近く経ってる林道。



   

大平舟場林道行ってみよう、この地方に来て林道とかあまりないんですよね、海沿い走りに来ますから。室戸岬に一番近い林道で峠近くから
海も見えるというこの道、今回は最後だろうということでね。左は超広角レンズを持ちしゃがんで撮るとこんな感じになるんで何タイプか林道で撮るとなると
やってしまうパターンです。ひたすらこんな道かと言うと特に険しいこともなく普通に走れちゃうし、変化もあるしホイホイっと行けます。
お、カモシカじゃん、
こういう場面用に高倍率のコンデジを胸ポケットに以前は用意してたがもうやらなくなった。こういう時のためだったのになあ。
標準ズームで寄ってデジタルズーム...なんて言い方あるけど(もう死語か?)それトリミングや。道路の方は使用感あるし心配なく走破出来そうな感じ。





峠らしきところに着くと作業場が広がり道路の使用感の理由がわかった。そして峠より進むとすぐにこの場所。先程までの道路の使用感は無くなる。
今までに行ける?行けない?もう少し行ってみる?という判断をそれこそ数え切れないほどやってきた。路面の様子や自分のクルマなど
条件はいろいろ変わる。この場面は?..まだ進みましょう。ただし、
これと同じくらいの倒木の放置が次にあれば引き返そうかと。これ道の使用感も加味してのこと。
これは強気とか弱気とかじゃなく、経験が教えてくれたもの。
レヴォーグになってバックモニターが付いてUターンは楽になったけど(ギリギリの切り返し)
地上再低高はなんともならんね。この先、これ以上の倒木があり踏み越せないので撤収しました。無念...





林道で半島の東に抜けられなかったけどその後にどこに行こうとかなかったので国道55号に戻り今度は国道493号でも走りますかね。ここ北川奈半利道路と
いうのが出来ている。これ東洋町まで伸ばす気???とりあえずここまで作れば納得かな?そんな高規格道路を使わずに東へ。
この写真は「巻の渕展望所」からのもの。中岡慎太郎の生家のすぐ近くにあるここ。この時間日陰になってたけど思えば活動しっぱなし、
時間も中途半端なんで少し作戦タイム。このまま魚梁瀬(やなせ)の方まで行こうと思ったけど、どうしよう。山の方は雲が湧いてるしなあ..
でも明日になって魚梁瀬はキツイか?帰る時間と明日走りたい道を考えれば今日のうちに行こうかと。こういうのが「一人作戦タイム」ですな。



   

ぼちぼち魚梁瀬に向かいます。あらら曇ってきた(知ってるくせに)。なかなか古い橋があるのでいつの橋だ?と思って
見てみたけどもうわかんないじゃん。これ1958年製なんで64年モノか。多分明日もこの国道493号を走ると思うので写真も撮ってないや。
道路的には特別なことはないんですよ。魚梁瀬ダムほどデカいのがあると工事の際に大きな車両がガンガン走ってたわけですから、広くはないですけど。
そう言えば各工事現場も週休2日のところが増えてきてありがたいですね、土曜日のドライブで山間部に行くと2車線未満の道で
ダンプカーが来るとか多かったですけど、これが減ってきた。地味に嬉しいんですこれ。




   

魚梁瀬ダムの展望台から見下ろす。このあたりは直線距離なら実はそんなに遠くないけどずいぶん遠いところに来た感じがありますね。
このあたりは4回目で前回いい天気の時に訪れているので今回の曇り空オッケー、時間持て余して来たわけだしね。この先の魚梁瀬の集落の
さらに奥地にグングン進んで行ったことあるけどネタを回収出来ずに戻ったことがありますね。海陽町の方に抜けていく峠道があるけど
結局は走れずでしたね。アウトバック時代に通行止め喰らってるし...なんか懐かしさを感じに来た感じ。
この魚梁瀬のダム湖(奈半利川)と
ダムを作るにあたり移住してきた今の集落とかここらの作られた感が好きなんですよ。 
← Google Map 航空画像



   

「森の駅やなせ」は誰もいないね、なんかいい雰囲気なんでウロウロさせてもらおう。その後、缶コーヒーを買って作戦タイムと言うか疲れちゃって
もうこのままここで終了か?...と思ったらバチバチっと雨が叩きつけてきた。この時点での雨は別に構わないけどこの雨、
雨雲レーダーを見てみると西日本で降ってるのは魚梁瀬のわずかな範囲のみ、なんと貴重な雨を頂いちゃってるんでしょう。レーダーでは弱い雨に
なってたけどまあまあ強かったですよ。しっかり休憩を取ったところで再び国道55号に戻ることにする。この時期は日が長いから十分夕陽タイムに間に合う、
ここは雨だけど多分海の方は晴れてる。総集編ドライブになっていい夕陽見てない気もする。狙いに行きますか。






国道55号への復帰は県道12号で。ん?反応するのはここ犬吠橋(大正13年製)。森林鉄道遺産でもあるこれ。前回この県道を走ったのはBPアウトバック時代に
なるので当時ここがどうなってた記憶なし。これどうなってるんだろ?道路が剥がされた感じなんでこの赤い鉄骨の上に道路があったようだ。
これ谷の方から落橋しそうだからと支えてるわけか。この写真を撮ってるのは県道からだけどあきらかに急いで作った感じ。新しい橋を別で作ってるね。
鉄道遺産でもあるわけで、県道って元々線路跡だったわけ?鉄道跡はこの県道沿いに点在してるようだけど。森林鉄道は戦前に総延長250キロの
規模だったとかすごいな。昭和39年に終了、ちなみに魚梁瀬ダムは昭和45年完成。






国道55号に復帰してからは西の空を気にしてたんですけど思ったより雲出てました。ここは大山岬、国道55号で安芸に向かえばほぼ毎回寄るところ。
大山岬というところ、国道はトンネルで一気に通過、道の駅も国道から旧道へ。さらに海の方へ下ればこんな場所に出られます。
廃業した店の建物もそのままなんだけど、それがここのイメージ?にボクなんかなってます。この後は道の駅へ移動して
休ませてもらいます。「道の駅大山」は混雑しないので居心地よし。途中まで充電を忘れていた扇風機の充電は間に合いまして
朝方までしっかり作動してくれました(最強の風にしたら多分もたない)。明日の大雑把なルートは頭にあるので...ゲームしようっと。



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